JP3482976B2 - レティクルパターンをターゲット基板上でつなぎ合わせる方法及び装置 - Google Patents

レティクルパターンをターゲット基板上でつなぎ合わせる方法及び装置

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JP3482976B2 JP04434195A JP4434195A JP3482976B2 JP 3482976 B2 JP3482976 B2 JP 3482976B2 JP 04434195 A JP04434195 A JP 04434195A JP 4434195 A JP4434195 A JP 4434195A JP 3482976 B2 JP3482976 B2 JP 3482976B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホトリソグラフプロセ
スに関し、より詳細には、多数のレティクルパターンを
基板上で一緒に重ね合わせし、該基板上に大きな単一の
像を形成する改善された方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フラットパネル型の液晶ディスプレイ
(LCD)のアレー(列)は、ホトリソグラフ法を用い
て形成することができ、そのようなホトリソグラフ法に
おいては、反復的なレティクル像を用いて、アレー全体
の大きな部分をパターニングする。レティクルは、投影
露光装置のステップアンドリピート型の精密なステージ
の上に設け、これにより、意図された全体のアレー領域
が露光されるまで、基板上のホトレジスト層の部分を段
階的に、レティクルパターンで露光することができる。
このようにすると、単一のレティクルを用いて、レティ
クルの反復するパターンを有する非常に大きなパターン
を形成することができる。
【0003】基板上の既に露光されたレティクルパター
ンの縁部を、その前に露光されたレティクルパターンに
隣接する前進したレティクルの像の縁部と厳密につなぎ
合わせるのは困難であることが分かっている。フラット
パネル型のトランジスタが、隣接するレティクルパター
ンの間の境界部に形成されない場合には、レティクルパ
ターンの正確な整合は重要な問題ではない。
【0004】しかしながら、隣接するパターンの正確な
整合、及び、ある程度の重なり合いは、隣接するレティ
クルパターンの境界部に沿ってトランジスタを適正に形
成するためには必要とされる。その結果、そのようなタ
イプのフラットパネル型のアレーに関しては、隣接する
レティクルパターンの間には、その結果生ずるフラット
パネル型のディスプレイを厳密に検査した時に視覚的に
認識することのできる、何等かの不完全な重なり合いが
生ずる。そのような不完全に重なり合うパターンは、最
終的なディスプレイにおいて認識され、その理由は、そ
のような不完全な重なり合いは、その結果生じたトラン
ジスタのパターンを歪め、アレーを形成する時に、基板
上のホトレジスト層の露光時間を増大させる。マスクさ
れた放射線に対するホトレジスト層の露光時間は、ホト
レジストに形成される特徴部のライン幅に影響を与え
る。そのようなライン幅が減少するかあるいは増大する
かは、ホトレジストが、ポジ形のホトレジスト(ポジレ
ジスト)であるか、あるいは、ネガ形のホトレジスト
(ネガレジスト)であるかに依存し、また、アレーを製
造するために使用される特定の処理に依存する。高品質
薄膜トランジスタ(TFT)LCDアレーにおいては、
その製造者は一般に、レティクルパターンが重なり合う
アレーの部分における0.1−0.2ミクロンよりも大
きなの特徴部の変化を望まない。その理由は、特徴部の
サイズの大きな変化は、アレーのその部分に位置するピ
クセルの明るさすなわち輝度(すなわち、トランジスタ
の利得)に大きく影響を与えるからである。TFT L
CDアレーの代表的なプロセスにおいては、隣接するレ
ティクルパターンの間の重なり合いは、約1mmであ
る。各々のピクセルは、0.2mmであり、従って、そ
の重なり合いは、5つのピクセルに影響を与える。従っ
て、その重なり合った部分が、正確な重なり合いでない
場合、あるいは、隣接するレティクルの像の二重露光に
より過度に露光される場合には、各々のレティクルパタ
ーンの周囲の5つの隣接するピクセルの急激に増大する
輝度が、ユーザに認識される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、基板
のホトレジスト層に形成される反復的なレティクルパタ
ーンを互いにつなぎ合わせ、これにより、反復されるレ
ティクルパターンのボーダーを正確に重ね合わせするた
めの、改善された方法及び装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】基板のホトレジスト層に
形成されるレティクルパターンを互いにつなぎ合わせる
ための改善された方法が提供される。基板は、フラット
パネル型のディスプレイを形成するために使用されるタ
イプのものとすることができる。好ましい実施例におい
ては、レティクルに関して走査される紫外線(UV)の
放射源を有する、走査型露光装置が使用される。この好
ましい実施例においては、UV放射源は、長方形の放射
線フィールドを出し、該フィールドは、その長方形の両
端部に、三角形の部分を有している。従って、そのよう
な形状に比例して、そのような三角形の端部から出る放
射線の強度は、フィールドの直線部分に沿って出される
放射線よりも小さい。
【0007】そのレティクルパターンが基板上で互いに
つなぎ合わされる1又はそれ以上のレティクルが、X−
Y方向に運動可能なステージの上に設けられる。各々の
レティクルは、少なくとも1つの他のレティクルのボー
ダーパターンと同一のボーダーパターンを有しており、
従って、そのようなレティクルのボーダーパターンの像
が、基板上で重なり合うと、そのような重なり合ったボ
ーダーパターンは、基板上に単一の像を効果的に形成す
る。
【0008】本プロセスの一実施例の第1の工程におい
ては、第1のレティクルが、基板の第1の領域の上に整
合され、放射源が、レティクルに関して、左側から右側
へ走査する。レティクルの上方及び下方のボーダーパタ
ーンは、長円形の放射線フィールドの三角形の端部によ
って走査され、そのようなボーダーパターンによって、
ホトレジスト層の勾配型の露光が得られる。
【0009】レティクルの左側及び右側のボーダーパタ
ーンは、勾配型のフィルタ又は運動可能なブラインドに
よって、部分的に遮光され、そのようなボーダーパター
ンによって、ホトレジスト層の勾配型の露光が得られ
る。第2の工程においては、同じレティクル又は別のレ
ティクルが、基板に形成された第1のレティクルパター
ンに関して整合され、これにより、走査方向に対して直
交するその第2のレティクルの左側のボーダーパターン
が、その前の走査工程において第1のレティクルによっ
て形成された基板上の右側のボーダーパターンに重な
る、ボーダーパターンの像を形成する。従って、放射源
が、第2のレティクルの上で左側から右側へ走査する際
に、重なり合ったボーダーパターンは、ホトレジスト層
を効果的に二重露光する。この二重露光が、ホトレジス
トを過剰に露光するのを防止するために、また、重なり
合ったパターンの間の不整合が、重なり合った部分を横
断するピクセルの強度の知覚可能な変化を生ずるのを防
止するために、フィルタ又は運動可能なブラインドを再
度用いて、UV放射源がボーダーパターンを走査する際
に、重なり合ったボーダーパターンを部分的に遮光す
る。重なり合う左側及び右側のボーダーパターンによる
ホトレジストの勾配型の露光が組合わされ、基板上の重
なり合ったボーダーパターンを完全に露光する。勾配型
の露光はまた、重なり合ったパターンの不整合を生じさ
せて、重なり合った部分を横断するピクセル強度を徐々
に変化させ、これにより、そのような段階的な変化は、
ユーザに知覚されない。この手順を継続し、走査方向に
おいて互いに重ね合わせされた反復するレティクルパタ
ーンをもたらす。
【0010】走査方向に対して平行に配列されたレティ
クルの上方又は下方のボーダーパターンを、基板に既に
形成されている同じボーダーパターンと重ね合わせする
ために、放射線フィールドの三角形の端部が、重なり合
うボーダーパターンに沿って、勾配型の強度プロフィー
ルをもたらし、これにより、そのような上方及び下方の
ボーダーパターンに対するホトレジストの二重露光は、
ホトレジストを過剰に露光させず、また、重なり合うパ
ターンの間の不整合は、重なり合った部分を横断して単
に徐々に変化するピクセルの輝度を生ずる。
【0011】上述の方法を用いて、走査方向に平行な方
向及び走査方向に直交する方向において、レティクルの
像の縁部を重ね合わせする間に、単一のレティクルパタ
ーンを基板表面の全体にわたって繰り返すことができ
る。また、この本発明は、同じ概念を用いて、複数のレ
ティクルのパターンを重ね合わせし、例えば、フラット
パネル型のアレー用の中央の大きなパターン、及び、そ
のようなアレー用の縁部パターンを形成することができ
る。
【0012】
【実施例】本明細書に記載する概念は、単一のレティク
ル又は複数のレティクルを用いて、単一のレティクルか
らの像よりもかなり大きな面積とすることのできる大き
な面積のホトレジストのパターンを基板上に描くことを
可能とする。基板上にイメージ化されたレティクルパタ
ーンのエッジが、基板上のX方向及びY方向において、
互いに重ね合わせすなわち調和される。
【0013】図1乃至図10は、複数のレティクルを使
用することを示している。図1は、X−Y方向に運動可
能なステージ10の上に配列された4つの別個のレティ
クルA、B、C及びDの単純化された平面図である。適
宜なX−Yステージが周知であり、高精度X−Yステー
ジの構造は、ここでは説明しない。ステージ10は、レ
ティクルA−Dを0.2ミクロンのアライメント公差
(整合公差)内で位置決めすることができなければなら
ない。そのような位置決めは、干渉計を用いて、すなわ
ち、レティクル上のターゲットを基板上に形成されたタ
ーゲットに整合させることにより、行うことができる。
レティクルA−Dをステージ10に関して予め整合さ
せ、従って、ステージを正確に位置決めすると、各々の
レティクルA−Dが、基板に関して適正な位置に着くよ
うにするのが好ましい。この構成は、露光時に各々のレ
ティクルA−Dを再整合させる必要を無くするので、時
間を節約する。
【0014】ステージ10は、米国特許第5,194,
893号、第4、924、257号、又は、第3,81
9,265号に記載されている如き、周知のタイプの走
査型露光装置の中に組み込まれており、本明細書におい
ては、上記各米国特許の明細書を参照する。走査型露光
装置においては、ステップアンドリピート型の露光装置
とは異なり、紫外線(UV)の放射源によって生ずる視
野すなわちフィールドは細長く、走査すべきレティクル
の長さと少なくとも同じ長さを有している。一般に、放
射源は静止した状態に保持され、一方、レティクルは、
上記放射源に対して相対的に動かされ、上記放射源と基
板との間に介挿される。基板は、レティクルと共に、走
査型露光装置に使用される特定の光学系に依存する方向
及び速度で、移動される。後に詳細に説明する図15及
び図16は、走査型露光装置を示しており、この走査型
露光装置においては、走査されたレティクル像が、光学
系を用いて、基板上に焦点合わせされる。
【0015】図1は、六角形の走査フィールド12で代
表される特定の走査フィールドを有する放射源を示して
いる。走査フィールド12においては、第1のレベルの
光線強度が、走査フィールド12の矩形部分14の全体
に沿って出力され、また、勾配を有する光線強度が、走
査フィールド12の三角形の端部16、18から出力さ
れる。そのような六角形の走査フィールド12は、紫外
線の光源とレティクルとの間に介挿された同様な形状の
テンプレートによって、発生させることができる。同様
なタイプの六角形の走査フィールドが、米国特許第4,
924,257号に記載されている。
【0016】レティクルA、B、C及びDのボーダーパ
ターン20−27は、勾配を有する放射線強度を選択的
にマスクするためのものである。向かい合うボーダーパ
ターンは、互いに同一である。例えば、ボーダーパター
ン20は、ボーダーパターン21と同じであり、また、
ボーダーパターン22は、ボーダーパターン24と同じ
である。
【0017】図示の実施例の第1の工程においては、ス
テージ10が、図1に示すように位置決めされており、
従って、走査フィールド12は、矢印28で示すよう
に、レティクルAを左側から右側へ走査する。その上に
ホトレジスト層を有する通常の基板(シリコン、ガラ
ス、あるいは、他の周知の基板)が、該基板と放射線フ
ィールド12との間にステージ10が介挿されるよう
に、位置決めされている。次に、フィールド12は、レ
ティクルA及び基板に関して走査し、上記ホトレジスト
層をレティクルAのパターンに対応するパターンで露光
する。好ましい実施例においては、ステージ10及び基
板は、フィールド12が静止している間に、移動する。
静止した光学要素が、レティクルパターンを基板上に焦
点合わせする。
【0018】その結果ホトレジスト層に生じた露光パタ
ーン29が、図2に示されている。その後、ホトレジス
ト層が現像されると、ホトレジストがポジ形ホトレジス
ト(ポジレジスト)である場合には、レティクルAのパ
ターンに対応するホトレジストの露光された部分が溶解
することになる。ホトレジストが、ネガ形ホトレジスト
(ネガレジスト)である場合には、現像プロセスにおい
て、ホトレジストの露光された部分が硬化し、ホトレジ
ストの露光されていない部分が、溶解してなくなる。
【0019】図2に示す露光されたホトレジスト層の底
部のボーダー部分30(ボーダーパターン22に対応す
る)は、部分的に露光されているだけであって、この部
分的な露光は、図1のフィールド12の三角形の端部1
8の寸法に比例する。図2に示す右側のボーダー部分3
1(ボーダーパターン20に対応する)も部分的に露光
されており、この部分的な露光は、図13乃至図18に
関して後に説明するように、フィルタ又は運動可能なブ
ラインドを用いて、ボーダー部分30を露光した強度勾
配と同じ強度勾配で行われるのが好ましい。
【0020】複数のレティクルを用いる好ましいプロセ
スの次の工程においては、ステージ10が、図3に示す
ように移動し、これにより、レティクルBが、フィール
ド12で走査される位置にある。この時点において、基
板上のレティクルBの像は、レティクルBのボーダーパ
ターン21が、ホトレジスト層に形成されたボーダー部
分31に整合して重なるように、ホトレジスト層に既に
形成されたレティクルAのパターン29(図2)に整合
されなければならない。
【0021】次に、放射線フィールド12が、矢印32
の方向に、レティクルB及び基板を走査し、これによ
り、図4に示すようなホトレジストのパターンを描く
が、この時点においては、ホトレジスト層のボーダー部
分31、33は重なり合っている。ボーダー部分33
は、図1のボーダーパターン21に相当する。ボーダー
パターン20、21が走査される(後に説明する手段に
よって)際の光線強度の勾配は、ボーダーパターン2
0、21が重なり合うホトレジストの複合された露光
が、レティクルA及びBから生ずる露光パターン29の
中央部分の中のホトレジストの露光に等くなるような勾
配である。
【0022】この段階において、図4のホトレジスト層
の底部のボーダー部分30、34(ボーダーパターン2
2、23に相当する)は、走査フィールド12の三角形
の端部18の三角形の形状に比例する勾配型の強度プロ
フィールによって、等しく露光される。
【0023】図5は、レティクルA及びBのボーダーパ
ターン20、21が走査される際の、ホトレジスト層の
露光を示している。重なり合うボーダー部分31、33
の複合された露光が、レティクルA及びBによって形成
されるパターンの中央部分における露光に対して、どの
ようにして正確に等しくなるかに注意する必要がある。
【0024】走査方向に対して直交するボーダー(縁
部)に沿ってレティクルパターンを重ね合わせする上記
プロセスを繰り返し使用して、どのような長さの組合わ
されたパターンでも基板に形成することができる。別の
実施例においては、レティクルA及びBは、2つの側部
だけにではなく、4つの総ての側部に、重ね合わせすべ
きボーダーパターンを有することができる。4つのボー
ダーパターンを有するそのようなレティクルの1つが、
後に詳細に説明する図11に示されている。
【0025】図6乃至図11は、フィールド12の走査
方向に対して平行な方向における、ボーダーパターンの
重ね合わせを示している。図6に示す次の工程において
は、ステージ10及び基板は、今度はレティクルCの像
がホトレジスト層に形成されたレティクルAのパターン
(図4)に対して整合されるように、位置決めされてお
り、これにより、レティクルCの頂部のボーダーパター
ン24が、ホトレジストに形成された底部のボーダー部
分30(図4)に正確に重なる。次に、フィールド12
は、矢印34で示す方向に走査し、ホトレジストを露光
する。フィールド12の三角形の端部16は、レティク
ルCのボーダーパターン24に対して、勾配を有する光
線強度を与え、これにより、図7に示すように、重なり
合ったボーダーパターン22、24に対するホトレジス
ト層の複合された露光は、レティクルA及びCによって
形成されるパターンの中央部分におけるホトレジスト層
の露光に等しい。図7のボーダー部分35は、レティク
ルCのボーダーパターン24に相当する。
【0026】その結果生ずるホトレジスト層の露光パタ
ーンが、図8に示されている。ホトレジスト層のボーダ
ー部分37は、ボーダーパターン26に相当する。図9
においては、ステージ10及び基板は、今度はレティク
ルDの像が、ホトレジストに形成されたレティクルのパ
ターンB及びCに整合するように、再び位置決めされ、
これにより、レティクルDのボーダーパターン25、2
7は、ホトレジスト層に既に形成されているボーダー部
分34、37にそれぞれ重なる。次に、フィールド12
は、矢印38の方向に走査し、これにより、ホトレジス
ト層をレティクルパターンに露光する。三角形の端部1
6によって与えられる勾配を有する光線強度が、ボーダ
ーパターン23、25によって複合されたホトレジスト
の露光を、レティクルB及びDによって形成されたパタ
ーンの中央部分におけるホトレジストの露光に等しくす
る。ボーダーパターン26、27を重ね合わせするため
の方法は、ボーダーパターン20、21を重ね合わせす
るために用いられた方法と同じであり、後に説明するよ
うに、フィルタ又は運動可能なブラインドを用いて実行
される。その結果ホトレジストに生ずる露光パターン
が、図10に示されている。ボーダー部分39、40
は、レティクルDのボーダーパターン25、27にそれ
ぞれ相当する。
【0027】図11は、ホトレジスト層の大きな領域の
上に反復することを意図された、単一のレティクルEを
示している。レティクルEは、このレティクルEの像を
用いてホトレジスト層を基板上に繰り返し露光する際
に、レティクルEの向かい合う縁部に重なるボーダー4
1、42、43、44を有している。フラットパネル型
のアレーに関しては、レティクルEを用いて、そのアレ
ーの中央部分のパターンを描くことができ、一方、図1
0のレティクルA、B、C及びDを用いて、そのアレー
の縁部(例えば、I/O回路すなわち入出力回路)のパ
ターンを描くことができる。レティクルEを単独で、運
動可能なステージ10の上に置くことができ、あるい
は、レティクルEをレティクルA−Dと共にステージ1
0の上に置くことができる。次に、図1乃至図10に関
して説明した位置決め及び走査のプロセスを、レティク
ルEの走査と共に実行し、これにより、図12に示す如
き、より大きなパターンを形成することができ、このパ
ターンにおいては、レティクルEのパターンが、ホトレ
ジスト層に形成された完全なパターンの中央部分を形成
し、また、レティクルA−Dのパターンが、上記完全な
パターンの縁部を形成する。
【0028】また、露光プロセスの間に、本明細書で説
明する種々のフィルタ又はブラインドをレティクルの4
つの総てのボーダーパターンに採用することにより、ス
テップアンドリピート型の露光装置に、単一のレティク
ルEを用い、これにより、ボーダー41−44を横断す
る方向に勾配を有する露光をもたらすことができる。
【0029】次に、最終的なパターンが描かれたホトレ
ジスト層が、通常の技術を用いて、現像処理される。次
に、現像されたホトレジストを、その下にある総ての層
のためのマスクとして用い、種々のトランジスタ、並び
に、通常のフラットパネル型のアレーを形成するために
必要な相互接続部を形成することができる。露光された
ホトレジスト層のそのような処理、並びに、フラットパ
ネル型のアレーを形成するためのその後の工程は、通常
のものであり、本明細書では詳細に説明しない。上記プ
ロセスは、半導体基板上に任意のサイズを有する集積回
路を形成するために使用することもできる。
【0030】放射線が、フィールド12の走査方向に対
して直交する方向に、ボーダーパターン上を走査する際
に、その放射線の強度に勾配を付ける方法を、図13乃
至図18に関して説明する。図13は、レティクルAと
組み合わせて中性フィルタ46を用いる方法を示してお
り、上記中性フィルタの濾波特性が、図2の右側のボー
ダー部分に沿う、図5に示す露光勾配を達成する。フィ
ルタ46は、フィルタ46によってもたらされる、レテ
ィクルAの右側のボーダーパターン20に当たる放射線
の効果的なシェーディングを表すために、中間調を用い
て示されている。その結果生じ、フィルタ46をその幅
に沿って通過する光束(fL)が、図13にグラフで示
されている。フィルタ46は、走査型露光装置、又は、
通常のステップアンドリピート型の露光装置で使用する
ことができる。フィルタ46と同一のフィルタを用い
て、走査方向に対して直交して設けられ、図1及び図1
1に示す、各々のボーダーパターン20、21、26、
27、41、43を通る放射線を部分的にブロックする
ことができる。頂部及び底部のボーダーパターン(例え
ば、図1のボーダーパターン22、24)に沿うフィル
タは全く必要なく、その理由は、勾配を有する光線強度
が、フィールド12の三角形の端部16、18によって
もたらされるからである。
【0031】ステップアンドリピート型の露光装置にお
いて、レティクルAが二次元的に傾斜している場合、あ
るいは、走査フィールド12が、三角形の端部16、1
8を備えない場合には、図14に示すフィルタ46、4
8をレティクルAの残りのボーダー上に置くことができ
る。フィルタ46、48の重なりにより、レティクルA
のコーナー部に、二次元フィルタが形成される。フィル
タ46、48は、不透明なクロムのドット(小点)から
成るランダム又は準ランダムなアレー(列)をレティク
ル自体に形成することにより、形成することができる。
(規則的なドットのアレー(列)は、望ましくない回折
及びモアレ効果を生ずることになる。)。ランダムなド
ットの分布は、図13及び図14に示す中間調の密度に
対応している。上記クロムのドットは各々、ホトレジス
トを露光するために使用される光線の特定の波長におい
て、解像されないように十分に小さくなければならな
い。また、フィルタ46、48によってもたらされる濾
波作用は、基板、又は、レティクル上のボーダーパター
ンを部分的に遮光するように放射線の光路に位置決めさ
れた、別個のフィルタマスクによってもたらすこともで
きる。そのようなフィルタは、基板の表面上に焦点合わ
せされないように、設けられるのが好ましい。任意の勾
配の光線強度を得るための可変密度フィルタの形成は、
当業界において周知であり、更に説明する必要はない。
【0032】図15は、好ましい構造を示しており、こ
の構造においては、中性フィルタを用いる代わりに、運
動可能なブラインドを用いて、レティクルのボーダーパ
ターンを部分的に遮光している。図15は、図11のレ
ティクルEを示しており、このレティクルは、放射源5
2によって現在走査されている、左側のボーダーパター
ン43を有している。レティクルEは、矢印50で示す
方向に動いている。ボーダーパターン43に当たる放射
線の強度を部分的に遮光するために、運動可能な左側の
ブラインド56を、放射源52とボーダーパターン43
との間の光路の中に最初に挿入する。メインの固定スリ
ットブラインド58、60が、適所に固定され、図1の
フィールド12と同様なフィールドへの放射線場を制限
している。照射強度レベル62で示すように、フラット
パネル型のアレーの基板66の上のホトレジスト層64
が、運動可能な左側のブラインド56が存在するため
に、ボーダーパターン43の像によって部分的に露光さ
れる。
【0033】レティクルEは、左側へ走査され、表面6
6も、運動可能な左側のブラインド56と共に、左側へ
走査される。ブラインド56は、レティクルEの速度及
びボーダーパターン43の幅(すなわち、レティクルパ
ターン同士の重なり合う範囲)に依存する速度で、左側
へ移動する。ブラインド56は、ボーダーパターン43
の右側の縁部が、固定ブラインド60の下で動くに連
れ、光路から完全に取り除かれ、これにより、ボーダー
パターン43の右側のものが、ホトレジスト層64上に
完全に露光されるようになっている必要がある。レティ
クルEのパターンをホトレジスト層64上に焦点合わせ
するために用いられる光学系は、ブロック68によって
象徴的に示されている。
【0034】図16に示すように、運動可能な右側のブ
ラインド70が、レティクルEの右側のボーダーパター
ン41に当たる照射強度72を制御するために、設けら
れている。図15及び図16に示すように、運動可能な
左側のブラインド56は、走査の開始後に、光路の外方
へ移動し、また、運動可能な右側のブラインド70は、
走査の終わりに光路の中へ入り、それぞれの強度勾配6
2、72を確立する。
【0035】勿論、図15及び図16は、単純化した実
施例であって、光学系、及び、ブラインド56、70を
動かすための機構の詳細は省いてある。そのような光学
系、及び、必要とされる機構は、本明細書の開示を検討
した後に、当業者によって理解されるであろうし、ま
た、そのような光学系及び機構を実施することは、当業
者の技量の範囲であろう。図17は、図15及び図16
に関して説明した装置と共に使用することのできる、あ
る光学系を示している。種々のブラインド56、58、
60、70が、レンズ74、75及びミラー76と共に
示されている。
【0036】図18は、所望の光線強度の勾配プロフィ
ールを得るために、例えば、図13に示すフィルタの如
き運動可能なフィルタを用いた構造の一実施例を示して
いる。フィルタ46は、レティクルEのボーダー部分4
1、43が走査されている時に、適所に固定され、レテ
ィクルEの中央部分が走査されている間には、完全に取
り除かれる。
【0037】固定型のフィルタ、運動可能なフィルタ、
及び、運動可能なブラインドを用いる概念は、光線強度
の勾配付けが、本明細書で説明したフィルタ及びブライ
ンドを用いることにより、基板の表面上でX方向及びY
方向において実行される、ステップアンドリピート型の
露光装置にも応用することができる。図17及び図18
を用いて、そのようなステップアンドリピート型の装置
を説明することができ、この装置においては、フィルタ
及びブラインドが、X方向において勾配を有する光線強
度を提供する。2組のフィルタ又はブラインドを設け
て、Y方向において勾配を有する光線強度を提供するこ
とができる。
【0038】上述の特徴を任意に組み合わせて、1又は
それ以上のレティクルのボーダーパターンを基板上で重
ね合わせするに必要な、所望の光線強度プロフィールを
得ることができる。勾配を有する光線強度のプロフィー
ルは、重なり合った部分の過剰露光を防止すると共に、
重なり合ったパターンの不整合すなわちミスアライメン
トから生ずる不利益な効果を減少させる。
【0039】本発明の特定の実施例を図示し且つ説明し
たが、本発明の広範な特徴から逸脱することなく、変形
及び変更を行うことができることは、当業者には明らか
であり、従って、請求の範囲は、本発明の真の精神及び
範囲に入るそのような総ての変形及び変更を含むもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】走査型露光装置のX−Y方向に運動可能なステ
ージの上に配列された4つのレティクルの単純化した平
面図である。
【図2】図1の形態を用いた第1の走査工程の後の、ホ
トレジスト層の露光パターンの平面図である。
【図3】第2の走査工程が実行される前の、図1の形態
を示している。
【図4】第2の走査工程の後の、露光されたホトレジス
トパターンの平面図である。
【図5】本明細書で説明する方法を用いた、重なり合う
レティクルパターンの段階的な露光を示している。
【図6】第3の走査工程を実行する前の、図1の形態を
示している。
【図7】本明細書で説明する方法を用いた、重なり合う
レティクルパターンの段階的な露光を示している。
【図8】第3の走査工程の後の、露光されたホトレジス
トパターンの平面図である。
【図9】第4の走査工程の前の、図1の形態を示してい
る。
【図10】第4の走査工程の後の、完成されたホトレジ
スト露光パターンの平面図である。
【図11】X−Yステージ上の単一のレティクルを走査
型露光装置と共に用いて、基板上のホトレジスト層の大
きな領域を露光する、本発明の別の実施例を示してい
る。
【図12】図11のレティクルを図1のレティクルと共
に使用する、ホトレジスト露光パターンの平面図であ
る。
【図13】レティクルの中の1又はそれ以上のボーダー
パターンによって、ホトレジスト層に段階的な露光レベ
ルをもたらすためのフィルタを示している。
【図14】レティクルの中の1又はそれ以上のボーダー
パターンによって、ホトレジスト層に段階的な露光レベ
ルをもたらすためのフィルタを示している。
【図15】レティクルのボーダーパターンによるホトレ
ジスト層における段階的な露光レベルが、運動可能なブ
ラインドを用いることによって得られる、単純化された
走査型露光機構を示している。
【図16】レティクルのボーダーパターンによるホトレ
ジスト層における段階的な露光レベルが、運動可能なブ
ラインドを用いることによって得られる、単純化された
走査型露光機構を示している。
【図17】運動可能なブラインドを、光学系に対してど
のように配列することができるかを示す、露光装置の単
純化した図である。
【図18】フィルタを、光学系に対してどのように配列
することができるかを示す、露光装置の単純化した図で
ある。
【符号の説明】
10 ステージ 12 放射線走査フィールド 14 矩形部 16、18 三角形の端部 20、21、22、23、24、25、26、27 ボ
ーダーパターン 30、31、33、34、35、37、39 ボーダー
部分 40、41、42、43、44 ボーダー部分 46、48 フィルタ 56、58、60、70 ブラインド 64 ホトレジスト層 66 基板 74、75 レンズ 76 ミラー A、B、C、D、E レティクル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−196513(JP,A) 特開 平2−229423(JP,A) 特開 昭62−183518(JP,A) 特開 昭61−247025(JP,A) 特開 平4−311025(JP,A) 特開 平4−9846(JP,A) 特開 昭63−73520(JP,A) 特開 平7−57986(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 9/00

Claims (33)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レティクルパターンをターゲット基板上
    で互いにつなぎ合わせるための方法において、 走査型の投影露光装置のX−Y方向に運動可能なステー
    ジの上に第1のレティクルを準備する工程であって、前
    記第1のレティクルは、該レティクルに形成された第1
    のパターンを有しており、該第1のパターンは、4つの
    側部を有しており、これら4つの側部は、第2の側部に
    隣接する第1の側部と、前記第2の側部に隣接すると共
    に前記第1の側部と向かい合う第3の側部と、該第3の
    側部に隣接すると共に前記第2の側部と向かい合う第4
    の側部とを含む、第1のレティクルを準備する工程と、 前記第1の側部は、第1のボーダーパターンを有するボ
    ーダー部分を含み、前記第2の側部は、第2のボーダー
    パターンを有するボーダー部分を含み、前記第3の側部
    は、第3のボーダーパターンを有するボーダー部分を含
    み、前記第4の側部は、第4のボーダーパターンを有す
    るボーダー部分を含んでおり、 また、前記第1のパターンが、ターゲット基板の第1の
    表面領域の上に露光されるように、前記X−Y方向に運
    動可能なステージを位置決めする工程と、 前記第2の側部に対して実質的に平行な走査方向におい
    て、前記第1のレティクルを横断するように、放射源を
    走査させ、これにより、前記基板の前記第1の表面領域
    に第1の露光パターンを形成する工程とを備え、 前記第1の露光パターンは、前記第1のボーダーパター
    ンに相当する第1の露光されたボーダーパターンと、前
    記第2のボーダーパターンに相当する第2の露光された
    ボーダーパターンと、前記第3のボーダーパターンに相
    当する第3の露光されたボーダーパターンと、前記第4
    のボーダーパターンに相当する第4の露光されたボーダ
    ーパターンとを有しており、 更に、前記放射源が前記第1のボーダーパターン上を走
    査する際に、前記基板に当たる前記放射線を部分的に阻
    止する工程であって、前記放射源が前記第1のボーダー
    パターン上を走査する際に前記基板に当たる前記放射線
    の強度が、勾配型の強度プロフィールを有して、放射線
    を部分的に阻止する工程と、 前記第1のレティクルの前記第1のパターンが、前記基
    板の第2の表面領域に露光されるように、また、前記第
    3のボーダーパターンに相当する像が、前記基板の前記
    第1の表面領域上の前記第1の露光されたボーダーパタ
    ーンに重なるように、前記X−Y方向に運動可能なステ
    ージを位置決めする工程と、 前記第1の露光パターンが、前記基板の前記第2の表面
    領域に形成されるように、また、前記第2の表面領域に
    形成された前記第1の露光パターンが、前記第1の表面
    領域に以前に形成された前記第1の露光されたボーダー
    パターンに重なる第3の露光されたボーダーパターンを
    有するように、前記第2の側部に対して実質的に平行な
    走査方向において、前記第1のレティクルを横断するよ
    うに、前記放射源を走査させる工程と、 前記放射源が、前記第3のボーダーパターン上を走査す
    る際に、前記基板に当たる前記放射線を部分的に阻止す
    る工程とを備え、前記放射源が前記第3のボーダーパタ
    ーン上を走査する際に前記基板に当たる前記放射線の強
    度が、勾配型の強度プロフィールを有しており、これに
    より、前記第1の表面領域の前記第1の露光されたボー
    ダーパターン、及び、前記第2の表面領域の前記第3の
    露光されたボーダーパターンの重なり合う露光が、前記
    第1の表面領域の前記第1の露光パターン、及び、前記
    第2の表面領域の前記第1の露光パターンの中央部分の
    露光に概ね等しいことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法において、前記第1のパ
    ターンが、前記基板の第3の表面領域に露光されるよう
    に、また、前記第2のボーダーパターンに相当する像
    が、前記基板の前記第1の表面領域の前記第4の露光さ
    れたボーダーパターンに重なるように、前記X−Y方向
    に運動可能なステージを位置決めする工程と、 前記第1の露光パターンが、前記基板の前記第3の表面
    領域に形成され、また、前記第3の表面領域の前記第2
    の露光されたボーダーパターンが、前記第1の表面領域
    の前記第4の露光されたボーダーパターンに重なるよう
    に、前記第2の側部に対して実質的に平行に、前記第1
    のレティクルを横断して、前記放射源を走査させる工程
    と、 前記放射源が、前記第4のボーダーパターン及び前記第
    2のボーダーパターン上を走査する際に、前記基板に当
    たる前記放射線の強度を制御する工程とを更に備え、こ
    れにより、前記第1の表面領域の前記第4の露光された
    ボーダーパターン、及び、前記第3の表面領域の前記第
    2の露光されたボーダーパターンの重なり合った露光
    が、前記第1の表面領域の前記第1の露光パターン、及
    び、前記第3の表面領域の前記第1の露光パターンの露
    光に概ね等しいことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の方法において、前記第1のレ
    ティクル上を走査する前記放射源が、前記第1のレティ
    クルの前記第1の側部に対して実質的に平行な長さを有
    する長方形の放射線フィールドを出し、該長方形のフィ
    ールドが、第1の三角形の端部、及び、第2の三角形の
    端部を有しており、前記第1の三角形の端部が、前記第
    2のボーダーパターン上を走査して、前記放射源が前記
    第2のボーダーパターン上を走査する時に、勾配型の強
    度を有する放射線を発生することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項3の方法において、前記第2の三
    角形の端部が、前記第4のボーダーパターン上を走査
    し、前記放射源が前記第4のボーダーパターン上を走査
    する時に、勾配型の強度を有する放射線を発生すること
    を特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1の方法において、前記放射源
    が、前記第1のボーダーパターン上を走査する際に、前
    記放射源が前記第1のボーダーパターン上を走査する時
    にだけ、放射線通路の中に位置する運動可能なブライン
    ドを用いて、前記放射線が部分的に阻止されることを特
    徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項5の方法において、前記放射源
    が、前記第3のボーダーパターン上を走査する際に、前
    記放射源が前記第3のボーダーパターン上を走査する時
    にだけ、放射線通路の中に位置する運動可能なブライン
    ドを用いて、前記放射線が部分的に阻止されることを特
    徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1の方法において、前記放射源
    が、前記第1のボーダーパターン上を走査する際に、前
    記放射源が前記第1のボーダーパターン上を走査する時
    にだけ、放射線通路の中に位置するフィルタを用いて、
    前記放射線が部分的に阻止されることを特徴とする方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7の方法において、前記放射源
    が、前記第3のボーダーパターン上を走査する際に、前
    記放射源が前記第3のボーダーパターン上を走査する時
    にだけ、放射線通路の中に位置するフィルタを用いて、
    前記放射線が部分的に阻止されることを特徴とする方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項7の方法において、前記フィルタ
    が、前記第1のボーダーパターン上の前記第1のレティ
    クルに形成されていることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項7の方法において、前記フィル
    タが、前記第1のレティクルから分離されて形成されて
    いることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項1の方法において、 前記X−Y方向に運動可能なステージの上に第2のレテ
    ィクルを準備する工程であって、前記第2のレティクル
    は、これに形成された第2のパターンを有し、該第2の
    パターンは、4つの側部を有し、これら4つの側部は、
    第5の側部を含んでおり、該第5の側部は、第5のボー
    ダーパターンを有するボーダー部分を含んでおり、前記
    第5のボーダーパターンは、前記第1のボーダーパター
    ンに実質的に同一である、第2のレティクルを準備する
    工程と、 前記第2のパターンが、前記基板の第3の表面領域に露
    光されるように、また、前記第5のボーダーパターンに
    相当する像が、前記基板の前記第2の表面領域に以前に
    形成された前記第1の露光されたボーダーパターンに重
    なるように、前記X−Y方向に運動可能なステージを位
    置決めする工程と、 前記基板の前記第3の表面領域が、前記第2のパターン
    に露光され、これにより、前記第3の表面領域に第2の
    露光パターンが形成されると共に、前記第5のボーダー
    パターンに相当する第5の露光されたボーダーパターン
    が形成されるように、前記第5の側部に対して実質的に
    直交する方向において、前記第2のレティクルを横断し
    て、前記放射源を走査させる工程と、 前記放射源が、前記第5のボーダーパターン上を走査す
    る際に、前記基板に当たる前記放射線を部分的に阻止す
    る工程とを備え、前記放射源が前記第5のボーダーパタ
    ーン上を走査する際に前記基板に当たる前記放射線の強
    度が、勾配型の強度プロフィールを有しており、これに
    より、前記第2の表面領域の前記第1の露光されたボー
    ダーパターン、及び、前記第3の表面領域の前記第5の
    露光されたボーダーパターンの重なり合う露光が、前記
    第2の表面領域の前記第1の露光パターンの中央部分、
    及び、前記第3の表面領域の前記第2の露光パターンの
    中央部分の露光に概ね等しいことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 レティクルパターンをターゲット基板
    上で互いにつなぎ合わせるための方法において、 走査型の投影露光装置のX−Y方向に運動可能なステー
    ジの上に第1のレティクル及び第2のレティクルを準備
    する工程であって、前記第1のレティクルは、該レティ
    クルに形成された第1のパターンを有しており、該第1
    のパターンは、4つの側部を有しており、これら4つの
    側部は、第2の側部に隣接する第1の側部と、前記第2
    の側部に隣接すると共に前記第1の側部と向かい合う第
    3の側部と、該第3の側部に隣接すると共に前記第2の
    側部と向かい合う第4の側部とを含んでいる、第1のレ
    ティクル及び第2のレティクルを準備する工程と、 前記第1の側部は、第1のボーダーパターンを有するボ
    ーダー部分を含み、前記第2の側部は、第2のボーダー
    パターンを有するボーダー部分を含み、前記第3の側部
    は、第3のボーダーパターンを有するボーダー部分を含
    み、前記第4の側部は、第4のボーダーパターンを有す
    るボーダー部分を含んでおり、 前記第2のレティクルは、そこに形成された第2のパタ
    ーンを有しており、該第2のパターンは、4つの側部を
    有しており、これら4つの側部は、第5の側部を含み、
    該第5の側部は、第5のボーダーパターンを有するボー
    ダー部分を含み、前記第5のボーダーパターンは、前記
    第1のボーダーパターンと実質的に同じであり、 また、前記第1のパターンが、ターゲット基板の第1の
    表面領域の上に露光されるように、前記X−Y方向に運
    動可能なステージを位置決めする工程と、 前記第2の側部に対して実質的に平行な走査方向におい
    て、前記第1のレティクルを横断するように、放射源を
    走査させ、これにより、前記基板の前記第1の表面領域
    に第1の露光パターンを形成する工程とを備え、 前記第1の露光パターンは、前記第1のボーダーパター
    ンに相当する第1の露光されたボーダーパターンと、前
    記第2のボーダーパターンに相当する第2の露光された
    ボーダーパターンと、前記第3のボーダーパターンに相
    当する第3の露光されたボーダーパターンと、前記第4
    のボーダーパターンに相当する第4の露光されたボーダ
    ーパターンとを有しており、 更に、前記放射源が前記第1のボーダーパターン上を走
    査する際に、前記基板に当たる前記放射線を部分的に阻
    止する工程であって、前記放射源が前記第1のボーダー
    パターン上を走査する際に前記基板に当たる前記放射線
    の強度が、勾配型の強度プロフィールを有している、放
    射線を部分的に阻止する工程と、 前記第2のレティクルの前記第2のパターンが、前記基
    板の第2の表面領域に露光されるように、また、前記第
    5のボーダーパターンに相当する像が、前記基板の前記
    第1の表面領域上の前記第1の露光されたボーダーパタ
    ーンに重なるように、前記X−Y方向に運動可能なステ
    ージを位置決めする工程と、 前記第2の露光パターンが、前記基板の前記第2の表面
    領域に形成されるように、また、前記第2の表面領域に
    形成され、第5の露光されたボーダーパターンを有する
    前記第2の露光パターンが、前記第1の表面領域に以前
    に形成された前記第1の露光されたボーダーパターンに
    重なるように、前記第5の側部に対して実質的に直交す
    る走査方向において、前記第2のレティクルを横断する
    ように、前記放射源を走査させる工程と、 前記放射源が、前記第5のボーダーパターン上を走査す
    る際に、前記基板に当たる前記放射線を部分的に阻止す
    る工程とを備え、前記放射源が前記第5のボーダーパタ
    ーン上を走査する際に前記基板に当たる前記放射線の強
    度が、勾配型の強度プロフィールを有しており、これに
    より、前記第1の表面領域の前記第1の露光されたボー
    ダーパターン、及び、前記第2の表面領域の前記第5の
    露光されたボーダーパターンの重なり合う露光が、前記
    第1の表面領域の前記第1の露光パターンの中央部分、
    及び、前記第2の表面領域の前記第2の露光パターンの
    中央部分の露光に概ね等しいことを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項12の方法において、前記第1
    のレティクル上を走査する前記放射源が、前記第1のレ
    ティクルの前記第1の側部に対して実質的に平行な長さ
    を有する長方形の放射線フィールドを出し、該長方形の
    フィールドが、第1の三角形の端部、及び、第2の三角
    形の端部を有しており、前記第1の三角形の端部が、前
    記第2のボーダーパターン上を走査して、前記放射源が
    前記第2のボーダーパターン上を走査する時に、勾配型
    の強度を有する放射線を発生することを特徴とする方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項13の方法において、前記第2
    の三角形の端部が、前記第4のボーダーパターン上を走
    査し、前記放射源が前記第4のボーダーパターン上を走
    査する時に、勾配型の強度を有する放射線を発生するこ
    とを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項12の方法において、前記放射
    源が、前記第1のボーダーパターン上を走査する際に、
    前記放射源が前記第1のボーダーパターン上を走査する
    時にだけ、放射線通路の中に位置する運動可能なブライ
    ンドを用いて、前記放射線が部分的に阻止されることを
    特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項12の方法において、前記放射
    源が、前記第1のボーダーパターン上を走査する際に、
    前記放射源が前記第1のボーダーパターン上を走査する
    時にだけ、放射線通路の中に位置するフィルタを用い
    て、前記放射線が部分的に阻止されることを特徴とする
    方法。
  17. 【請求項17】 請求項16の方法において、前記フィ
    ルタが、前記第1のボーダーパターン上の前記第1のレ
    ティクルに形成されていることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項16の方法において、前記フィ
    ルタが、前記第1のレティクルとは別個に形成されてい
    ることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 レティクルパターンをターゲット基板
    の上で互いにつなぎ合わせるための装置において、 走査型の投影露光装置のX−Y方向に運動可能なステー
    ジに設けられる第1のレティクルであって、該レティク
    ルに形成された第1のパターンを有し、該第1のパター
    ンは、4つの側部を有し、これら4つの側部は、当該第
    1のレティクル上の放射源の走査方向に対して直交する
    第1の側部を含んでいる、第1のレティクルを備え、 前記第1の側部は、第1のボーダーパターンを有するボ
    ーダー部分を含んでおり、 また、前記放射源が、前記第1のボーダーパターン上を
    走査する際に、基板に当たる放射線を部分的に阻止する
    手段を備え、前記放射源が、前記第1のボーダーパター
    ン上を走査する際に、前記基板に当たる前記放射線の強
    度が、勾配型の強度プロフィールを有していることを特
    徴とする、レティクルパターンをターゲット基板上で互
    いにつなぎ合わせる装置。
  20. 【請求項20】 請求項19の装置において、前記放射
    源が前記第1のボーダーパターン上を走査する際に、前
    記放射線を部分的に阻止する前記手段が、前記放射源が
    前記第1のボーダーパターン上を走査する時に、放射線
    通路の中に位置する運動可能なブラインドを具備するこ
    とを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 請求項19の装置において、前記放射
    源が前記第1のボーダーパターン上を走査する際に、前
    記放射線を部分的に阻止する前記手段が、前記放射源が
    前記第1のボーダーパターン上を走査する時に、放射線
    通路の中に位置するフィルタとを具備することを特徴と
    する装置。
  22. 【請求項22】 請求項21の装置において、前記フィ
    ルタが、前記第1のボーダーパターン上の前記第1のレ
    ティクルに形成されることを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】 請求項21の装置において、前記フィ
    ルタが、前記第1のレティクルとは別個に形成されるこ
    とを特徴とする装置。
  24. 【請求項24】 放射源に対してレティクルとターゲッ
    ト基板とを走査方向に移動させて前記レティクルのレテ
    ィクルパターンを前記ターゲット基板の上で互いにつな
    ぎ合わせるための装置において、 4つの側部を有すると共に該4つの側部のうち前記走査
    方向に対して平行する第1の側部に第1のボーダーパタ
    ーンを含む第1のパターンを備えた第1のレティクル
    と、 前記第1のボーダーパターン上を走査する前記放射源か
    らの放射線の強度が、勾配型の強度プロフィールとなる
    ように前記放射線を部分的に阻止する手段とを具備する
    ことを特徴とする装置。
  25. 【請求項25】 請求項24の装置において、前記放射
    線を部分的に阻止する手段は、放射線通路の中に位置す
    る運動可能なブラインドを具備することを特徴とする装
    置。
  26. 【請求項26】 請求項24の装置において、前記放射
    線を部分的に阻止する前記手段は、放射線通路の中に位
    置するフィルタとを具備することを特徴とする装置。
  27. 【請求項27】 請求項26の装置において、前記フィ
    ルタが、前記第1のボーダーパターン上の前記第1のレ
    クティルに形成されることを特徴とする装置。
  28. 【請求項28】 請求項26の装置において、前記フィ
    ルタが、前記第1のレティクルとは別個に形成されるこ
    とを特徴とする装置。
  29. 【請求項29】 請求項24から28の少なくとも一項
    の装置において、前記第1のパターンは、前記第1の側
    面とは対向する位置に第2のボーダーパターンを備える
    ことを特徴とする装置。
  30. 【請求項30】 請求項24から28の少なくとも一項
    の装置において、前記第1のレティクルは、前記第1の
    パターンとは異なるとともに、前記走査方向に対して平
    行する側部に第2のボーダーパターンを含む第2のパタ
    ーンを備えることを特徴とする装置。
  31. 【請求項31】 放射源に対してレティクルとターゲッ
    ト基板とを走査方向に移動させて前記レティクルのパタ
    ーンを前記ターゲット基板上で互いにつなぎ合わせるた
    めの方法において、 4つの側部を有すると共に該4つの側部のうち前記走査
    方向に対して平行する第1の側部に第1のボーダーパタ
    ーンを含む第1のパターンと、前記走査方向に対して平
    行するとともに前記第1のパターンとは対照的な位置に
    第2のボーダーパターンを含む第2のパターンを備えた
    レティクルを準備する工程と、 前記第1のパターンが前記ターゲット基板の第1の表面
    領域の上に露光されるように、前記レティクルを載置す
    るとともにX−Y方向に運動可能なステージを位置決め
    する工程と、 前記第1のボーダーパターン上を走査する前記放射源か
    らの放射線の強度が、勾配型の強度プロフィールとなる
    ように前記放射線を部分的に阻止する工程と、 前記第1のパターンを前記ターゲット基板上に露光する
    工程と、 前記第2のパターンが前記ターゲット基板の前記第1の
    表面領域に隣接した第2の表面領域の上に位置するとと
    もに前記第1のボーダーパターンと前記第2のボーダー
    パターンとを重ね合わせて露光されるように、前記レテ
    ィクルを載置するとともにX−Y方向に運動可能なステ
    ージを位置決めする工程と、 前記第2のボーダーパターン上を走査する前記放射源か
    らの放射線の強度が、勾配型の強度プロフィールとなる
    ように前記放射線を部分的に阻止する工程と、 前記第2のパターンを前記ターゲット基板上に露光する
    工程とを含むことを特徴とする方法。
  32. 【請求項32】 請求項31の方法において、前記第1
    のパターンと前記第2のパターンとは、異なるレティク
    ル上に設けられ、前記X−Y方向に運動可能なステージ
    の移動により位置決めされることを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 請求項31の方法において、前記第1
    のパターンと前記第2のパターンとは、同じレティクル
    上に設けられ、前記X−Y方向に運動可能なステージの
    移動により位置決めされることを特徴とする方法。
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