JP2006221078A - フォトマスク、マスクパターンの生成方法、および、半導体装置のパターンの形成方法 - Google Patents

フォトマスク、マスクパターンの生成方法、および、半導体装置のパターンの形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 フォトマスクを利用して微細暗線像を作り出す露光において、1枚のマスクで露光を済ませられるようにする。
【解決手段】 フォトマスクは、線状に延在する中央遮光線部5を挟んで実質的に同一線幅で並走する一対の光透過用開口パターン4と、この一対の光透過用開口パターン4を幅方向の両側から挟むように配置される半透過領域とを有する。この半透過領域は、透過した光が、光透過用開口パターン4を透過した光と同位相となる性質を有する同相半透過部2となっている。また、半透過領域は、光の照射によって解像されない程度に微細なピッチで配置されたパターンで構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、フォトマスク、マスクパターンの生成方法、および、半導体装置のパターンの形成方法に関するものである。
フォトマスク上の遮光膜またはハーフトーン膜に、他のパターンから孤立した互いに平行な2本組の線状開口部が形成されている場合、この2本組の線状開口部の幅および間隔を適当に選ぶと、投影露光時に2本の線状開口部が作る2本の明線像の間にきわめて細い暗線像(以下「微細暗線像」という。)が現れるという現象がある。この現象を利用することによって、KrFエキシマレーザ(波長248nm)を光源として約40nm幅のレジストパターンを形成できることが確認されている。
孤立した平行な2本組の線状開口部によって微細暗線像を作り出す技術については、特開2002−75823号公報(特許文献1)に開示されている。また、関連する技術として特開平11−15130号公報(特許文献2)、特許第3161411号公報(特許文献3)に開示されたものがある。
特開2002−75823号公報 特開平11−15130号公報 特許第3161411号公報
従来の技術においては、マスク上で孤立した2本組の線状開口部の外側の領域は遮光膜またはハーフトーン位相シフト膜となるので、外側の領域は、2本の明線の間に生じる微細暗線像と同じ程度の暗さの暗部領域となり、1回の露光のみではこの領域に不要なレジストパターンが残る。従来の技術においては、この不要なレジストパターンを残らないようにするためには、別のマスクを用意して2重露光を行ない、外側の領域を明部とすることが必要であった。この2重露光工程は単位時間当たりの処理量が少なく、しかもマスクが2枚必要となるので、コストの面で問題であった。
そこで、本発明は、1枚のマスクによる1回の露光で所望のパターンを形成することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づくフォトマスクは、線状に延在する中央遮光線部を挟んで実質的に同一線幅で並走する一対の光透過用開口パターンと、上記一対の光透過用開口パターンを幅方向の両側から挟むように配置される半透過領域とを有する。上記半透過領域は、上記半透過領域を透過した光が、上記光透過用開口パターンを透過した光と同位相となる性質を有する。上記半透過領域は、投影露光によって解像されない程度に微細なピッチで配置されたパターンで構成されていることで、透過光を減衰させ半透過とするとともに透過光の位相が上記光透過用開口パターンを透過する光の位相と同じになるようにする。
本発明に基づくフォトマスクによれば、投影露光したときに2本組の光透過用開口パターンの中央遮光線部に対応する位置に鋭い暗線像を生じさせるとともに、光透過用開口パターンに対応する位置の光強度が上記鋭い暗線像での光強度に比べて十分大きくなるので、この1枚のマスクによる1回の露光だけで所望のパターンを形成できるようになる。
(実施の形態1)
(構成)
図1〜図3を参照して、本発明に基づく実施の形態1におけるフォトマスクについて説明する。このフォトマスクは、石英基板と、その主表面を覆うように形成されたのちにパターニングされたCr膜とを含んでいる。このフォトマスクは、図1に示すようにレジスト膜上に孤立した微細線のパターンを形成するための微細暗線像形成部10を含む。このフォトマスクは遮光部1と同相半透過部2と透過部3とを有する。遮光部1はCr膜によって形成されており、中央遮光線部5を含む。図1の微細暗線像形成部10を拡大したところを図2に示す。このフォトマスクは、線状に延在する中央遮光線部5を挟んで実質的に左右同一線幅で並走する一対の光透過用開口パターン4と、この一対の光透過用開口パターン4を幅方向の両側から挟むように配置される半透過領域である同相半透過部2とを有する。
半透過領域としての同相半透過部2は、具体的には図2に示すように投影露光によって解像されない程度に微細なピッチで配置された微細パターンの集合で構成されている。微細パターンは投影露光によって解像されない程度に微細なピッチで配置されたものであれば特に限定はしないが、投射する光の波長をλ、半透過領域の開口率をNAとしたときに、半透過領域は、p<0.5×λ/NAという関係を満たすようなピッチpで基本パターンが繰り返すことによって構成されていることが好ましい。図2はそのような条件を満たす基本パターンが正方形の遮光部である例を示している。この例では正方形の遮光部は、中央遮光線部5と同じく石英基板上に形成されたCr膜をパターニングすることによって形成されている。すなわち、半透過領域は小さいピッチpの遮光パッドパターンのアレイで形成されている。このピッチpは十分に小さくゼロ次以外の回折光が投影光学系を透過できないので、単に光を減衰する作用を及ぼす。このため、この半透過領域を透過した光は減衰されなおかつ光透過用開口パターン4を透過した光と同位相となる。半透過領域としての同相半透過部2は、光の透過率が10%以上50%以下となるように調整されていることが好ましい。
図2では半透過領域の基本パターンが正方形である例を示したが、基本パターンは正方形に限らず略矩形であってもよい。あるいは、線状であってもよい。基本パターンが線状である例を図3に示す。基本パターンが正方形である場合、半透過領域は、透過部の中に微小な正方形の遮光部を配列する形式に限らず、遮光部の中に微小な正方形の開口部を配列する形式であってもよい。
再び図2を参照して説明を続ける。微細線のパターンを形成する部分は、中央遮光線部5であり、その線幅はW2となっている。W2の値は、形成しようとするレジストパターンの寸法、露光量により異なるが、露光波長をλ、投影露光光学系の開口数をNAとして、W2>0.25×λ/NAの関係を満たすようにすることが好ましい。この中央遮光線部5の両側に配置される光透過用開口パターン4(「明線部」ともいう。)の線幅はW1である。この線幅W1は、0.25×λ/NA<W1<0.75×λ/NAを満たすことが好ましい。
さらに、光透過用開口パターン4の両脇には、上述したような性質を有する半透過領域としての同相半透過部2が配置されるが、同相半透過部2の幅はW4となっている。この線幅W4は、W4>0.75×λ/NAを満たすことが好ましい。
(計算実験結果)
上述の条件を満たすパターン配置すなわちW1=170nm、W2=85nm、W4=400nmのフォトマスクをσout/in=0.80/0.60の4重極照明により照明し、波長248nm、開口数NA=0.85の投影露光系により結像したときの光学像の強度分布を計算によって求めた。図4は、この光学像を、相対光強度を縦軸にとり、パターンの中心から左右への距離を横軸にとって示すグラフである。フォーカスを変化させて、それぞれの場合について相対光強度の分布を示している。「フォーカス」とは、結像面に垂直な方向に関する焦点からの空間的な距離を意味する。
(作用・効果)
図4のグラフからは、このフォトマスクによって中央遮光線部5に対応する位置に鋭い暗線像が形成され、かつ、この暗線像の最暗部81における光強度は、フォーカスの変化に対してほとんど変化しないことがわかる。また、フォトマスクの半透過領域である同相半透過部2に対応する領域内では極小部82において光強度が最小となるが、極小部82での光強度は上記暗線像の最暗部81での光強度の4倍以上となっている。したがって、最暗部81での光強度と、極小部82での光強度との差を考慮して露光量を適当に選べば、1本のレジストパターンが最暗部81周りに形成されつつ、それ以外の領域ではレジストが残らないようにすることが可能である。
また、レジストパターンの解像に必要な像質条件は、パターンエッジでの露光エネルギーが最暗点での露光エネルギーの2倍程度以上となっていることである。この例では図4に示されるように、最暗部81での相対光強度は約0.05であるので、相対光強度0.1がパターンエッジとして解像のために必要な最小相対光強度となる。ここで相対光強度とは、波長に比べて十分に大きい開口パターンの中央に入射される光の強度を1として規格化した光強度である。また、レジストパターンエッジでの露光エネルギー(下記の露光量とレジストパターンエッジでの相対光強度との積)は、レジストの種類および厚みが決まればパターンによらずほぼ一定である。以上から、相対光強度がIsとなる等高線でレジストパターンエッジが形成されるとき、波長に比べて十分大きい開口での露光エネルギーはレジストエッジでの露光エネルギーの1/Is倍となる。逆に、相対光強度Isの等高線にほぼ一致するようにレジストパターンを形成しようとするときには、波長に比べて大きい開口の中央の露光エネルギーをレジストエッジでの露光エネルギーの1/Is倍とすればよい。通常、露光機での露光時のレジストへの入射エネルギー量の大きさは、波長に比べて十分に大きな開口パターンにおける、単位面積当りの入射エネルギーで定義され、「露光量」と呼ばれる。すなわち、露光量を、レジストパターンエッジでの露光エネルギーを相対光強度Isで除したものとすることで、光学像強度分布における相対強度がIsの等高線にほぼ一致するレジストパターンが得られる。
たとえば、パターンエッジでの相対光強度が0.1ということは、微細暗線像形成部10の外側の広い開口部に供給された露光エネルギーは、パターンエッジでの露光エネルギーに比べて1/0.1=10倍となる。逆に、最小解像パターンを形成すべく、相対光強度が0.1の位置をパターンエッジとするためには、露光量をパターンエッジでの露光エネルギーの10倍とすればよい。このときのパターン寸法CDは、図4における区間83の幅、すなわち100nmより小さな値となることがわかる。
図5には、パターンエッジ光強度Isを変化させて、すなわち露光量を変化させて、それぞれの場合におけるパターン寸法CDの変化を示す。図5では、フォーカスを横軸にとり、パターン寸法CDを縦軸にとっている。たとえば、Isが0.130の場合、約90nm幅の線パターンが焦点深度0.4μm以上で形成されることが分かる。この性能は2重露光でパターンを形成する従来法に匹敵するものである。
上述したように、本発明によれば、従来は2重露光を要した微細線パターン形成が、1回の露光で可能となり、製造コストの大幅な低減が達成される。また、プロセス設計上も2重露光による被りに起因するパターン寸法の変動を考慮する必要がなくなり、いわゆる光近接効果補正(optical proximity correction:OPC)が格段に簡便化される。
本実施の形態では、0.25×λ/NA<W1<0.75×λ/NAを満たすことで優れたフォーカス特性が得られる。本実施の形態では、W2>0.25×λ/NAの関係を満たすことで、像が明るくなりすぎることを防止でき、1回の露光で微細線パターンを形成することができる。本実施の形態では、W4>0.75×λ/NAを満たすことで一対の明線部が他の明線部から影響を受けずに一対の明線部の間に優れた特性の暗線像を作ることができる。
光透過用開口パターン4と隣接する他の対の光透過用開口パターンとの間の間隔をW3とすると、W3>0.75/(λ/NA)の関係が満たされることが好ましい。この関係が満たされていなければ、他の対の光透過用開口パターンと接近しすぎていることになり、明線部同士の間に優れた暗線像を作ることができなくなるからである。
光透過用開口パターンの長さLは、L>1.3/(λ/NA)の関係を満たすことが好ましい。一対の明線部の間に優れた暗線像を生じさせるためには少なくともこの程度の長さが必要だからである。
(実施の形態2)
(構成)
図6を参照して、本発明に基づく実施の形態2におけるフォトマスクについて説明する。このフォトマスクは、石英基板と、その主表面を覆うように形成されたのちにパターニングされたMoSi酸窒化膜とを含んでいる。このフォトマスクは、孤立した微細線のレジストパターンを形成するための微細暗線像形成部を含む。これらの位置関係は、図1に示したものと同様である。図6は、このフォトマスクの微細暗線像形成部を拡大表示したものである。図6におけるW1,W2,W4の好ましい条件は、実施の形態1で説明したものと同じである。半透過領域の透過率は10%以上50%以下の範囲内である。
このフォトマスクにおいて石英基板の主表面上に形成されたMoSi酸窒化膜は、光の透過率が6%であり、かつMoSi酸窒化膜が存在しない部分の透過光に比べてMoSi酸窒化膜を透過した光は位相が180°ずれるように設定されている。この設定は、MoSi酸窒化膜の厚みを適宜調整することによって行なわれる。図6に示したパターンはいずれもこのMoSi酸窒化膜をパターニングすることによって形成されたものである。このフォトマスクは、線状に延在する中央遮光線部5hを挟んで実質的に左右同一線幅で並走する一対の光透過用開口パターン4hと、この一対の光透過用開口パターン4hを幅方向の両側から挟むように配置される半透過領域である同相半透過部2hとを有する。半透過領域である同相半透過部2hはピッチpのパッドパターンのアレイで形成されている。このピッチpは十分に小さくゼロ次以外の回折光が投影光学系を透過できないので、光を減衰する作用をする。また、パッドのサイズの調整により、透過光の位相が変化しないようできるので、そのようにしている。本実施の形態におけるパッドのピッチpは100nm、パッドの形状は正方形で、サイズは70nm×70nmである。
(計算実験結果)
上述の条件を満たすパターン配置すなわちW1=170nm、W2=100nm、W4=300nmのフォトマスクをσout/in=0.80/0.60の4重極照明により照明し、波長248nm、開口数NA=0.85の投影露光系により結像したときの光学像の強度分布を計算によって求めた。図7は、図4と同様にこの光学像の相対光強度を縦軸にとり、パターンの中心から左右への距離を横軸にとって示すグラフである。フォーカスを変化させて、それぞれの場合について相対光強度の分布を示している。
(作用・効果)
図7のグラフからは、このフォトマスクによって中央遮光線部5hに対応する位置に鋭い暗線像が形成され、かつ、この暗線像の最暗部81hにおける光強度は、フォーカスの変化に対してほとんど変化しないことがわかる。また、フォトマスクの半透過領域としての同相半透過部2hに対応する領域内では極小部82hにおいて光強度が最小となっているが、極小部82hでの光強度は上記暗線像の最暗部81hでの光強度の8倍以上となっている。したがって、最暗部81hでの光強度と、極小部82hでの光強度との差を考慮して露光量を適当に選べば、1本のレジストパターンが最暗部81h周りに形成され、それ以外の領域ではレジストが残らないようにすることが可能である。よって、この1枚のマスクだけで露光を済ませることができるようになる。
また、パターン解像に必要な像質条件は、パターンエッジでの露光エネルギーが最暗点での露光エネルギーの2倍程度以上であることなので、図7から相対光強度0.05が解像最小パターンエッジ光強度となる。パターンエッジでの露光エネルギーは、レジストの種類および厚みが決まればパターンによらずほぼ一定である。パターンエッジ光強度が0.05ということは、微細暗線像形成部の外側の広い開口部に供給される露光エネルギーすなわち露光量は、パターンエッジでの露光エネルギーに比べて1/0.05=20倍であるので、パターンエッジ光強度がレジストの解像に必要な程度の大きさになるためには、パターンエッジでの露光エネルギーの20倍もしくはそれ以下の露光量とすればよい。露光量がパターンエッジでの露光エネルギーの20倍であるときに、最小解像パターンが得られる。このときのパターン寸法CDは、図7における最暗部81hの相対光強度を2倍した相対光強度で得られる区間83hの幅、すなわち60nm程度のものとなる。
図8には、パターンエッジ光強度Is、すなわち露光量を何通りか想定して、それぞれの場合におけるパターン寸法CDの変化を示す。図8からは、たとえばIsが0.050の場合、約60nm幅の線パターンが焦点深度0.4μm以上で形成されることが分かる。この性能は2重露光で形成する従来法と同等以上のものである。
(実施の形態3)
(構成)
図9を参照して、本発明に基づく実施の形態3におけるフォトマスクについて説明する。このフォトマスクは、線状に延在する遮光部である中央遮光線部5iを挟んで実質的に左右同一線幅で並走する一対の光透過用開口パターン4iと、この一対の光透過用開口パターン4iを幅方向の両側から挟むように配置される半透過領域である同相半透過部2iとを有する。光透過用開口パターン4iと半透過領域とは透明基板13上に設けられている。光透過用開口パターン4iは透明基板13の表面が掘られた凹部14となっている。半透過領域は透明基板13の表面をMoSi酸窒化膜で形成されたハーフトーン位相シフト膜11で覆った構造となっている。ハーフトーン位相シフト膜11の厚みおよび材質は、この膜を透過した露光光の位相が、膜が存在しない開口透過部を透過した露光光の位相に対して反位相となるように決められている。凹部14の深さは、半透過領域を透過した光が光透過用開口パターン4iを透過した光と同位相となるような関係を満たしている。
中央遮光線部5iは線幅W2となっている。中央遮光線部5iは下から順に、MoSi酸窒化膜で形成されたハーフトーン位相シフト膜11、Crで形成された完全遮光膜12が積層されたものとなっている。線幅の値W2は形成するレジストパターンの寸法、露光量により異なるが、露光波長をλ、投影露光光学系の開口数をNAとして、W2>0.25×λ/NAとすることが望ましい。
光透過用開口パターン4iの線幅W1は0.25×λ/NA<W1<0.75×λ/NAを満たす線幅である。半透過領域としての同相半透過部2iは線幅W4で配置されている。同相半透過部2iは透明基板13上にハーフトーン位相シフト膜11が形成された構造となっている。また、ハーフトーン位相シフト膜11の透過率は10〜50%の範囲にあることが望ましく、この例では透過率は20%である。さらに、この線幅の値W4は、W4>0.75×λ/NAを満たす線幅であることが好ましい。
(作用・効果)
本実施の形態におけるフォトマスクは、実施の形態1におけるフォトマスクと全く同一の光学的構成になるので、光学像の強度分布は図4に示したものと同様になり、パターン寸法CDのフォーカスによる変化特性は図5に示したものと同様になる。本実施の形態においても実施の形態1,2で述べたと同様の効果を得ることができる。
本実施の形態では、同相半透過部2iとして透明基板13上にハーフトーン位相シフト膜11を重ねた構造を採用しているので、投影露光によって解像されない程度の微細なパターンを必要とする実施の形態1,2に比べて、同等の性能を発揮するものを大きな寸法のパターンのみで構成することができる。また、同相半透過部2iに微細なピッチでの基本パターンの繰返しを使うわけではないので、同相半透過部2iの平面形状が単純な矩形で表現できない複雑な形状である場合でも、同相半透過部2iを基本パターンの繰返しに無理に分解することなく自由に配置することができる。
なお、W1,W2,W3,W4の好ましい条件がもたらす効果については、実施の形態2,3においても実施の形態1で説明したと同様のことがいえる。
(実施の形態4)
(半導体装置のパターンの形成方法)
図10〜図12を参照して、本発明に基づく実施の形態4における半導体装置のパターンの形成方法について説明する。図10に示すように、対象物110の表面に予めフォトレジスト層111を形成しておく。対象物110は、説明の便宜上まとめて1つの層であるかのように表示しているが通常は最上面にパターニングすべき層を有する何らかの基板である。パターニングすべき層はたとえば導電層であってよいが、図10では詳しくは図示していない。
本実施の形態における「半導体装置のパターンの形成方法」は、図11に示すように、対象物110の表面に予め形成されたフォトレジスト層111に対して、上記実施の形態1〜3のいずれかで述べたフォトマスクを介して光を照射し、所望のパターンを投影させることによって、フォトレジスト層111を部分的に露光させる工程を含む。図11では、一例として実施の形態1で説明したフォトマスクを介して光を照射している。したがってこのフォトマスクは石英基板113の表面にCr膜114によって形成されたものである。
このように露光させる工程を行なうことにより、一対の光透過用開口パターン4の間の中央遮光線部5に対応する領域に微細な暗線像を良好に生じさせ、なおかつ他の領域はフォトレジスト層を十分に露光させることができる。その結果、フォトレジスト層111は図11に示すように中央遮光線部5に対応する領域に未露光部111aを残し、他の領域は既露光部111bとなる。こうして、現像することにより、図12に示すようにフォトレジストからなる線状パターン112を微細な幅で線状に残すことができる。すなわち、2枚のマスクを使用しなくてもこの1枚のマスクによる露光だけで済ませることができる。このようにして得られる微細な線状パターン112を利用してエッチングなどを行なえば導電層などの微細なパターンを形成することができる。
図11に示す露光させる工程において、フォトマスクの主な開口部、すなわち波長に比べて十分大きな開口部に照射される光のエネルギは、フォトレジスト層111が現像液に対して溶解性から不溶解性になる露光エネルギまたは現像液に対して不溶解性から溶解性になる露光エネルギの3倍以上20倍以下であることが好ましい。なお、上記開口部の開口幅は、露光波長の10倍以上のものである。この程度のエネルギで光を照射していれば、中央の線状領域以外を正しく露光することができる。
図11に示す露光させる工程において、フォトマスクへの照明光の入射角をθ、投影光学系の開口数をNA0、縮小投影倍率を1/R(ただしR>1)としたときに、0.5<(sinθ)/(NA0・R)<0.9の関係が満たされる斜入射照明を用いることが好ましい。こうすることによって、フォーカス特性が向上し、より微細なパターンを形成することができるようになる。ここでいう斜入射照明は、図13に示すようにフォトマスクのX,Y座標軸に平行な方向から入射するクロスポール照明であることが好ましい。図13のハッチングを付した領域が照明の存在範囲を示す。このような照明を用いれば、X軸,Y軸と45°をなす斜め方向に線状パターンが延びることが多いような半導体装置のパターンの形成に有利となる。
あるいは、斜入射照明は、図14に示すようにフォトマスクのX,Y座標軸に45°をなす方向から入射する四重極照明であることが好ましい。このような照明を用いれば、X軸,Y軸に平行に線状パターンが延びることが多いような半導体装置のパターンの形成に有利となる。
あるいは、斜入射照明は、図15に示すようにフォトマスクの平面に対して360°等方に入射する輪帯照明であることが好ましい。このような照明を用いれば、光の入射が等方的となり各種パターンに汎用的に使用することができる。
(実施の形態5)
(マスクパターンの生成方法)
図1、図2、図12、および、図16〜図19を参照して、本発明に基づく実施の形態5におけるマスクパターンの生成方法について説明する。図16は、デバイス設計上から要求される設計パターンレイアウトを表している。図16に示したように、この例における設計パターンレイアウトは、実施の形態1〜3に示した技術を適用して形成することが必要な微細孤立線部115と、寸法が大きく実施の形態1〜3に示した技術の適用が必ずしも必要ではない、微細孤立線部115以外の部分とで、構成されている。微細孤立線部115は、図12に示した線状パターン112に対応する。
本実施の形態におけるマスクパターンの生成方法として、実施の形態1の技術を適用するときのマスクパターンの生成方法を説明する。設計パターンレイアウトより、微細線図形部分のみを抽出する。抽出した部分について、線幅を大きくすることで、線幅W2とし、微細線パターンの形成に必要な中央遮光線部5の図形を発生させる。設計パターンレイアウトのうち微細線図形部分以外の部分に対しても、必要なリサイズ(寸法変更)を行なう。以上の図形処理により、図17に示すようにマスクにおける遮光部1が生成される。遮光部1および中央遮光線部5は、実施の形態1の技術において図1に示したものにそれぞれ対応する。
次に、実施の形態1における同相半透過部2(図2参照)に対応するマスクパターンとして、長さが中央遮光線部5にほぼ等しく、幅が実施の形態1でのW4とした矩形領域116を作成する。次に、この矩形領域116を、中央遮光線部5のエッジから、実施の形態1における一対の光透過用開口パターン4の幅であるW1の間隔をあけて、中央遮光線部5と平行に、中央遮光線部5の幅方向の両側に、配置する。こうして図18に示すマスクパターンが得られる。
次に、図18における矩形領域116の内部のマスクパターンについて説明する。図19は、矩形領域116の内部のパターンを拡大して示すものである。矩形領域116は、実施の形態1に記載したように、適用する投影露光系では解像できない微細なピッチで、矩形の遮光部が正方格子状に配置されたものである。
これらのマスクを構成するパターンを上述した手順で生成配置することで、実施の形態1の技術を適用するための、マスクパターン(図18参照)が生成される。なお、記載したマスクを構成するパターン以外の部分は遮光膜が除去された、光透過部とされる。
なお、上述のようにマスクパターンを生成したのち、この技術分野においては一般的な手法であるが、さらに、近接効果補正(OPC)ソフトウェアを使用して、マスクパターンエッジ位置の微小な調整が行われる。
(作用・効果)
本実施の形態における、マスクパターンの生成方法は以上のように実施されるので、デバイスの設計パターンレイアウトから、標準的なレイアウト設計用のCADソフトウエアを使用することで、自動的に発生させることが可能である。このため、人手を介してマスクパターンを生成する必要がなく、マスクパターン生成に必要なコストの大幅な低減が可能となる。
(実施の形態6)
(マスクパターンの生成方法)
図1、図6、図12、図16、および、図20〜図22を参照して、本発明に基づく実施の形態6におけるマスクパターンの生成方法について説明する。図16は、デバイス設計上から要求される設計パターンレイアウトを表している。図16に示したように、この例における設計パターンレイアウトは、実施の形態1〜3に示した技術を適用して形成することが必要な微細孤立線部115と、寸法が大きく実施の形態1〜3に示した技術の適用が必ずしも必要ではない、微細孤立線部115以外の部分とで、構成されている。微細孤立線部115は、図12に示した線状パターン112に対応する。
本実施の形態におけるマスクパターンの生成方法として、実施の形態2の技術を適用するときのマスクパターンの生成方法を説明する。設計パターンレイアウトより、微細線図形部分のみを抽出する。抽出した部分について、線幅を大きくすることで、線幅W2とし、微細線パターンの形成に必要な中央遮光線部5hの図形を発生させる。設計パターンレイアウトのうち微細線図形部分以外の部分に対しても、必要なリサイズ(寸法変更)を行なう。以上の図形処理により、図20に示すようにマスクにおける遮光パターンが生成される。中央遮光線部5hは、実施の形態2の技術において図6に示したものに対応する。
次に、実施の形態2における同相半透過部2h(図6参照)に対応するマスクパターンとして、長さが中央遮光線部5hにほぼ等しく、幅が実施の形態2でのW4とした矩形領域116hを作成する。次に、この矩形領域116hを、中央遮光線部5hのエッジから、実施の形態2における一対の光透過用開口パターン4hの幅であるW1の間隔をあけて、中央遮光線部5hと平行に、中央遮光線部5hの幅方向の両側に、配置する。こうして図21に示すマスクパターンが得られる。
次に、図21における矩形領域116hの内部のマスクパターンについて説明する。図22は、矩形領域116hの内部のパターンを拡大して示すものである。矩形領域116hは、実施の形態2に記載したように、適用する投影露光系では解像できない微細なピッチで、矩形のハーフトーン位相シフトパターンが正方格子状に配置されたものである。
これらのマスクを構成するパターンを上述した手順で生成配置することで、実施の形態2の技術を適用するための、マスクパターン(図21参照)が生成される。なお、記載したマスクを構成するパターン以外の部分はハーフトーン位相シフト膜が除去された、光透過部とされる。
なお、上述のようにマスクパターンを生成したのち、この技術分野においては一般的な手法であるが、さらに、近接効果補正(OPC)ソフトウエアを使用して、マスクパターンエッジ位置の微小な調整が行われる。
(作用・効果)
本実施の形態における、マスクパターンの生成方法は以上のように実施されるので、デバイスの設計パターンレイアウトから、標準的なレイアウト設計用のCADソフトウエアを使用することで、自動的に発生させることが可能である。このため、人手を介してマスクパターンを生成する必要がなく、マスクパターン生成に必要なコストの大幅な低減が可能となる。
(実施の形態7)
(マスクパターンの生成方法)
図1、図2、図12、図16、および、図23〜図25を参照して、本発明に基づく実施の形態7におけるマスクパターンの生成方法について説明する。図16は、デバイス設計上から要求される設計パターンレイアウトを表している。図16に示したように、この例における設計パターンレイアウトは、実施の形態1〜3に示した技術を適用して形成することが必要な微細孤立線部115と、寸法が大きく実施の形態1〜3に示した技術の適用が必ずしも必要ではない、微細孤立線部115以外の部分とで、構成されている。微細孤立線部115は、図12に示した線状パターン112に対応する。
本実施の形態におけるマスクパターンの生成方法として、実施の形態1の技術を適用するときの、実施の形態5とは異なるマスクパターンの生成方法を説明する。設計パターンレイアウトより、微細線図形部分のみを抽出する。抽出した部分について、線幅を大きくすることで、線幅W2とし、微細線パターンの形成に必要な中央遮光線部5の図形を発生させる。設計パターンレイアウトのうち微細線図形部分以外の部分に対しても、必要なリサイズ(寸法変更)を行なう。以上の図形処理により、図23に示すようにマスクにおける遮光部1が生成される。遮光部1および中央遮光線部5は、実施の形態1の技術において図1に示したものにそれぞれ対応する。
次に、実施の形態1の技術における一対の光透過用開口パターン4(図2参照)に対応するマスクパターンとして、長さが中央遮光線部5にほぼ等しく、幅を実施の形態1でのW1とした線状パターン117を作成する。次に、微細線図形部分以外の遮光図形の外周にW1に近い幅のパターン118を配置する。こうして図24に示すマスクパターンが得られる。
次に、上述の遮光部1、線状パターン117およびパターン118を囲む全ての領域を、実施の形態1の技術における同相半透過部2(図2参照)とする。すなわち、遮光部1、線状パターン117およびパターン118を囲む全ての領域に、実施の形態1に記載したように、適用する投影露光系では解像できない微細なピッチで、微細な遮光パターンを配置する。このとき、配置される微細な遮光パターンの形状は、占有面積率がほぼ一定値であるならば、正方形である必要はなく、長方形もしくは任意の形状であってもよい。また、配置ピッチは投影露光系では解像できないほどに微細であるという条件を満たしていれば、領域内の部位によって同一でなくてもよい。こうして図25に示すマスクパターンが得られる。このように、パターンを配置することで、遮光部1、線状パターン117およびパターン118を囲む全ての領域を、実施の形態1の技術における同相半透過部2(図2参照)とすることができる。
これらのマスクを構成するパターンを上述した手順で生成配置することで、実施の形態1の技術を適用するための、マスクパターン(図25参照)が生成される。
なお、上述のようにマスクパターンを生成したのち、この技術分野においては一般的な手法であるが、さらに、近接効果補正(OPC)ソフトウェアを使用して、マスクパターンエッジ位置の微小な調整が行われる。
(作用・効果)
本実施の形態における、マスクパターンの生成方法は以上のように実施されるので、デバイスの設計パターンレイアウトから、標準的なレイアウト設計用のCADソフトウェアを使用することで、自動的に発生させることが可能である。このため、人手を介してマスクパターンを生成する必要がなく、マスクパターン生成に必要なコストの大幅な低減が可能となる。
(実施の形態8)
(マスクパターンの生成方法)
図1、図6、図12、図16、および、図26〜図28を参照して、本発明に基づく実施の形態8におけるマスクパターンの生成方法について説明する。図16は、デバイス設計上から要求される設計パターンレイアウトを表している。図16に示したように、この例における設計パターンレイアウトは、実施の形態1〜3に示した技術を適用して形成することが必要な微細孤立線部115と、寸法が大きく実施の形態1〜3に示した技術の適用が必ずしも必要ではない、微細孤立線部115以外の部分とで、構成されている。微細孤立線部115は、図12に示した線状パターン112に対応する。
本実施の形態におけるマスクパターンの生成方法として、実施の形態2の技術を適用するときの、実施の形態6とは異なるマスクパターンの生成方法を説明する。設計パターンレイアウトより、微細線図形部分のみを抽出する。抽出した部分について、線幅を大きくすることで、線幅W2とし、微細線パターンの形成に必要な中央遮光線部5hの図形を発生させる。設計パターンレイアウトのうち微細線図形部分以外の部分に対しても、必要なリサイズ(寸法変更)を行なう。以上の図形処理により、図26に示すようにマスクにおける遮光パターンが生成される。中央遮光線部5hは、実施の形態2の技術において図6に示したものに対応する。
次に、実施の形態2の技術における一対の光透過用開口パターン4h(図6参照)に対応するマスクパターンとして、長さが中央遮光線部5hにほぼ等しく、幅を実施の形態2でのW1とした線状パターン117hを作成する。次に、微細線図形部分以外の遮光図形の外周にW1に近い幅のパターン118hを配置する。こうして図27に示すマスクパターンが得られる。
次に、上述の遮光部1、線状パターン117hおよびパターン118hを囲む全ての領域を、実施の形態2の技術における同相半透過部2h(図6参照)とする。すなわち、遮光部1、線状パターン117hおよびパターン118hを囲む全ての領域に、実施の形態2に記載したように、適用する投影露光系では解像できない微細なピッチで、微細なハーフトーン位相シフトパターンを配置する。このとき、配置される微細なハーフトーン位相シフトパターンの形状は、占有面積率がほぼ一定値であるならば、正方形である必要はなく、長方形もしくは任意の形状であってもよい。また、配置ピッチは投影露光系では解像できないほどに微細であるという条件を満たしていれば、領域内の部位によって同一でなくてもよい。こうして図28に示すマスクパターンが得られる。このように、パターンを配置することで、遮光部1、線状パターン117hおよびパターン118hを囲む全ての領域を、実施の形態2の技術における同相半透過部2h(図6参照)とすることができる。
これらのマスクを構成するパターンを上述した手順で生成配置することで、実施の形態2の技術を適用するための、マスクパターン(図28参照)が生成される。
なお、上述のようにマスクパターンを生成したのち、この技術分野においては一般的な手法であるが、さらに、近接効果補正(OPC)ソフトウェアを使用して、マスクパターンエッジ位置の微小な調整が行われる。
(作用・効果)
本実施の形態における、マスクパターンの生成方法は以上のように実施されるので、デバイスの設計パターンレイアウトから、標準的なレイアウト設計用のCADソフトウェアを使用することで、自動的に発生させることが可能である。このため、人手を介してマスクパターンを生成する必要がなく、マスクパターン生成に必要なコストの大幅な低減が可能となる。
(実施の形態9)
(マスクパターンの生成方法)
図1、図9、図12、図16、および、図29〜図31を参照して、本発明に基づく実施の形態9におけるマスクパターンの生成方法について説明する。図16は、デバイス設計上から要求される設計パターンレイアウトを表している。図16に示したように、この例における設計パターンレイアウトは、実施の形態1〜3に示した技術を適用して形成することが必要な微細孤立線部115と、寸法が大きく実施の形態1〜3に示した技術の適用が必ずしも必要ではない、微細孤立線部115以外の部分とで、構成されている。微細孤立線部115は、図12に示した線状パターン112に対応する。
本実施の形態におけるマスクパターンの生成方法として、実施の形態3の技術を適用するときの、マスクパターンの生成方法の一つの例を説明する。設計パターンレイアウトより、微細線図形部分のみを抽出する。抽出した部分について、線幅を大きくすることで、線幅W2とし、微細線パターンの形成に必要な中央遮光線部5iの図形を発生させる。設計パターンレイアウトのうち微細線図形部分以外の部分に対しても、必要なリサイズ(寸法変更)を行なう。以上の図形処理により、図29に示すようにマスクにおける遮光パターンが生成される。中央遮光線部5iは、実施の形態3の技術において図9に示したものに対応する。
次に、実施の形態3の技術における一対の光透過用開口パターン4i(図9参照)に対応するマスクパターンとして、長さが中央遮光線部5iにほぼ等しく、幅を実施の形態3でのW1とした線状パターン117iを作成する。次に、微細線図形部分以外の遮光図形の外周にW1に近い幅のパターン118iを配置する。こうして図30に示すマスクパターンが得られる。これらの線状パターン117iとパターン118iとを合わせた領域は、マスク製作においては、図9に示したように、石英基板が必要な深さに掘り込まれた部分となる。
次に、上述の遮光部1、線状パターン117iおよびパターン118iを囲む全ての領域を、実施の形態3の技術における同相半透過部2i(図9参照)とする。すなわち、遮光部1、線状パターン117iおよびパターン118iを囲む全ての領域に、実施の形態3に記載したように、透過率が20%のハーフトーン位相シフト膜形成部119iを配置する。こうして図31に示すマスクパターンが得られる。
これらのマスクを構成するパターンを上述した手順で生成配置することで、実施の形態3の技術を適用するための、マスクパターン(図31参照)が生成される。
なお、上述のようにマスクパターンを生成したのち、この技術分野においては一般的な手法であるが、さらに、近接効果補正(OPC)ソフトウェアを使用して、マスクパターンエッジ位置の微小な調整が行われる。
(作用・効果)
本実施の形態における、マスクパターンの生成方法は以上のように実施されるので、デバイスの設計パターンレイアウトから、標準的なレイアウト設計用のCADソフトウエアを使用することで、自動的に発生させることが可能である。このため、人手を介してマスクパターンを生成する必要がなく、マスクパターン生成に必要なコストの大幅な低減が可能となる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明に基づく実施の形態1におけるフォトマスクの平面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるフォトマスクの微細暗線像形成部の部分拡大平面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるフォトマスクの変形例の部分拡大平面図である。 本発明に基づく実施の形態1におけるフォトマスクによって生じる光学像の相対強度の分布を示すグラフである。 本発明に基づく実施の形態1におけるフォトマスクによって得られる最小寸法CDの変化を示すグラフである。 本発明に基づく実施の形態2におけるフォトマスクの平面図である。 本発明に基づく実施の形態2におけるフォトマスクによって生じる光学像の相対強度の分布を示すグラフである。 本発明に基づく実施の形態2におけるフォトマスクによって得られる最小寸法CDの変化を示すグラフである。 本発明に基づく実施の形態3におけるフォトマスクの断面図である。 本発明に基づく実施の形態4における半導体装置のパターンの形成方法の第1の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態4における半導体装置のパターンの形成方法の第2の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態4における半導体装置のパターンの形成方法の第3の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態4における半導体装置のパターンの形成方法で用いることができる第1の斜入射変形照明の説明図である。 本発明に基づく実施の形態4における半導体装置のパターンの形成方法で用いることができる第2の斜入射変形照明の説明図である。 本発明に基づく実施の形態4における半導体装置のパターンの形成方法で用いることができる第3の斜入射変形照明の説明図である。 本発明に基づく実施の形態5〜9における、設計パターンレイアウトを示す図である。 本発明に基づく実施の形態5における、遮光部パターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態5における、マスクパターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態5における、同相半透過部内部のマスクパターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態6における、遮光部パターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態6における、マスクパターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態6における、同相半透過部内部のマスクパターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態7における、遮光部パターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態7における、光透過用開口パターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態7における、マスクパターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態8における、遮光部パターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態8における、光透過用開口パターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態8における、マスクパターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態9における、遮光部パターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態9における、光透過用開口パターンを示す図である。 本発明に基づく実施の形態9における、マスクパターンを示す図である。
符号の説明
1 遮光部、2,2h,2i 同相半透過部、3 透過部、4,4h,4i 光透過用開口パターン、5,5h,5i 中央遮光線部、10 微細暗線像形成部、11 ハーフトーン位相シフト膜、12 完全遮光膜、13 透明基板、14 凹部、81 最暗部、82 極小部、83 区間、110 対象物、111 フォトレジスト層、111a 未露光部、111b 既露光部、112 線状パターン、113 石英基板、114 Cr膜、115 微細孤立線部、116,116h 矩形領域、117,117h,117i 線状パターン、118,118h,118i パターン、119i ハーフトーン位相シフト膜形成部。

Claims (22)

  1. 線状に延在する中央遮光線部を挟んで実質的に同一線幅で並走する一対の光透過用開口パターンと、
    前記一対の光透過用開口パターンを幅方向の両側から挟むように配置される半透過領域とを有し、
    前記半透過領域は、前記半透過領域を透過した光が、前記光透過用開口パターンを透過した光と同位相となる性質を有し、
    前記半透過領域は、前記光の照射によって解像されない程度に微細なピッチで配置されたパターンで構成されている、フォトマスク。
  2. 投射する光の波長をλ、前記半透過領域の開口率をNAとしたときに、前記半透過領域は、p<0.5×λ/NAという関係を満たすようなピッチpで基本パターンが繰り返すことによって構成されている、請求項1に記載のフォトマスク。
  3. 前記基本パターンは略矩形または線状の遮光部または半透過部である、請求項2に記載のフォトマスク。
  4. 前記基本パターンは遮光部または半透過部に形成された略矩形の開口部である、請求項2に記載のフォトマスク。
  5. 前記光透過用開口パターンの幅W1は、0.25×λ/NA<W1<0.75×λ/NAの関係を満たす、請求項2から4のいずれかに記載のフォトマスク。
  6. 前記中央遮光線部の幅W2は、W2>0.25×λ/NAの関係を満たす、請求項2から5のいずれかに記載のフォトマスク。
  7. 前記光透過用開口パターンと隣接する他の対の光透過用開口パターンとの間の間隔W3は、W3>0.75/(λ/NA)の関係を満たす、請求項2から6のいずれかに記載のフォトマスク。
  8. 前記光透過用開口パターンの長さLは、L>1.3/(λ/NA)の関係を満たす、請求項2から7のいずれかに記載のフォトマスク。
  9. 前記半透過領域の幅W4は、W4>0.75/(λ/NA)の関係を満たす、請求項2から8のいずれかに記載のフォトマスク。
  10. 前記半透過領域は、光の透過率が10%以上50%以下となっている、請求項1から9のいずれかに記載のフォトマスク。
  11. 線状に延在する遮光部を挟んで実質的に同一線幅で並走する一対の光透過用開口パターンと、
    前記光透過用開口パターンを幅方向の両側から挟むように配置される半透過領域とを有し、
    前記光透過用開口パターンと前記半透過領域とは透明基板上に設けられており、前記光透過用開口パターンは前記透明基板の表面が掘られた凹部となっており、前記半透過領域は前記透明基板の表面を位相シフト膜で覆った構造となっており、
    前記凹部の深さと、前記位相シフト膜の厚みおよび材質とは、前記半透過領域を透過した光が前記光透過用開口パターンを透過した光と同位相となるような関係を満たしている、フォトマスク。
  12. 前記位相シフト膜は、光の透過率が10%以上50%以下となっている、請求項11に記載のフォトマスク。
  13. 対象物の表面に予め形成されたフォトレジスト層に対して、請求項1から12のいずれかに記載のフォトマスクを介して光を照射し、所望のパターンを投影させることによって、前記フォトレジスト層を部分的に露光させる工程を含む、半導体装置のパターンの形成方法。
  14. 前記露光させる工程において前記フォトマスクの主な開口部を通して照射される光のエネルギは、前記フォトレジスト層が現像液に対して溶解性から不溶解性になる露光エネルギまたは現像液に対して不溶解性から溶解性になる露光エネルギの3倍以上20倍以下である、請求項13に記載の半導体装置のパターンの形成方法。
  15. 前記露光させる工程において、前記フォトマスクへの照明光の入射角をθ、投影光学系の開口数をNA0、縮小投影倍率を1/Rとしたときに、0.5<(sinθ)/(NA0・R)<0.9の関係が満たされる斜入射照明を用いる、請求項13または14に記載の半導体装置のパターンの形成方法。
  16. 前記斜入射照明は、前記フォトマスクのX,Y座標軸に平行な方向から入射するクロスポール照明である、請求項13から15のいずれかに記載の半導体装置のパターンの形成方法。
  17. 前記斜入射照明は、前記フォトマスクのX,Y座標軸に45°をなす方向から入射する四重極照明である、請求項13から15のいずれかに記載の半導体装置のパターンの形成方法。
  18. 前記斜入射照明は、前記フォトマスクの平面に対して360°等方に入射する輪帯照明である、請求項13から15のいずれかに記載の半導体装置のパターンの形成方法。
  19. 設計パターンレイアウトから微細線パターン図形部分を抽出する工程と、
    露光光の波長をλとし、投影光学系の開口数をNAとしたとき、0.25<W2/(λ/NA)の関係を満たす線幅W2のマスク暗線になるように前記微細線パターン図形部分を調整してマスクでの遮光パターンの一部とする工程と、
    前記線幅W2のマスク暗線を挟むように、0.25<W1/(λ/NA)<0.75の関係を満たす線幅W1を有する2本組の光透過用開口パターンを配置する工程と、
    前記2本組の光透過用開口パターンの外側に、前記光透過用開口パターンを透過する光と同じ位相で10%以上50%以下の透過率で光が透過する半透過領域を、幅W4が0.50<W4/(λ/NA)となるように配置する工程とを含む、マスクパターンの生成方法。
  20. 前記半透過領域となるパターンとして、投影露光系においてゼロ次以外の回折光が透過できない、λ/(2・NA)よりも小さな空間周期のパターンを配置する、請求項19に記載のマスクパターンの生成方法。
  21. 設計パターンレイアウトから微細線パターン図形部分を抽出する工程と、
    露光光の波長をλとし、投影光学系の開口数をNAとしたとき、0.25<W2/(λ/NA)の関係を満たす線幅W2のマスク暗線となるように前記微細線パターン図形部分を調整してマスクでの第1の遮光パターンとする工程と、
    前記設計パターンレイアウトのうち前記微細線パターン図形部分以外のパターンをリサイズしてマスクでの第2の遮光パターンとする工程と、
    前記第1の遮光パターンを挟むように、0.25<W1/(λ/NA)<0.75の関係を満たす線幅W1を有する2本組の第1の光透過用開口パターンを配置する工程と、
    前記第2の遮光パターンの辺の外側にほぼ一定幅になるように第2の光透過用開口パターンを配置する工程と、
    全てのマスク領域から前記第1および第2の遮光パターンならびに前記第1および第2の光透過開口パターンを除いた領域に、前記光透過用開口パターンを透過する光と同じ位相で10%以上50%以下の透過率で光を透過する半透過領域となるパターンを配置する工程とを含む、マスクパターンの生成方法。
  22. 前記半透過領域となるパターンとして、投影露光系においてゼロ次以外の回折光が透過できない、λ/(2・NA)よりも小さな空間周期で要素パターンを配置する、請求項21に記載のマスクパターンの生成方法。
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