JP3482752B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の制御
装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、室外機のファンモーターの異常検
出は、図6のフローチャートに示すとおり、(a)でフ
ァンモーター及び駆動回路の異常を検出した場合は、即
時に(b)で室内機に異常信号を送っていた。 【0003】また、従来は、室外機用のファンモーター
には、モーター内部のロータ位置検出用センサを用いて
モーター駆動を行っていたので、モーターへの逆風に対
する配慮があまり必要なかった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今回、
室外機にロータ位置検出用センサを用いないモーターを
用いるため、ロータの位置を直接検出する手段がなく、
逆風の影響を受けやすいため、従来の制御のままでは、
逆風の影響によりファンモーターが停止したにもかかわ
らず、ファンモーター及びファンモーター駆動回路の故
障と判断してしまうといった、誤判定の恐れがあった。 【0005】本発明は室外機ファンモーター及びファン
モーター駆動回路の故障検知の誤判定の防止を目的とす
る。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、室外機で一定回数以上の異常を検知した場
合のみ室内機へ異常信号を送り、更に、室内機で複数回
数の異常信号を検知した場合にのみ、ファンモーター及
びファンモーター駆動回路の故障と判定するとともに、
更にファンモーター駆動後、異常検出回路が異常を検出
した場合、ファンモーターを一定時間異常停止を行い、
この異常停止時間中に逆風検知回路が逆風を検知した場
合は、室外機でカウントした異常検知回数をクリアする
ものである。 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】 【発明の実施の形態】上記手段による作用は、以下のと
おりである。 【0011】本発明は、室外機で一定回数以上の異常を
検知した場合のみ室内機へ異常信号を送り、更に、室内
機で複数回数の異常信号を検知した場合にのみ、ファン
モーター及びファンモーター駆動回路の故障と判定する
ことにより、ファンモーター及び駆動回路の故障に対す
る誤判定を防止することができる。そして、ファンモー
ターが異常停止時間中に逆風検知回路が逆風を検知した
場合は、室外機でカウントした異常検知回数をクリアす
ることにより、強い逆風が生じた場合に、確実に誤判定
を防ぐことができる。 【0012】 【0013】 【0014】 【実施例】以下、本発明の一実施例について添付図面に
基づいて説明する。 【0015】本発明の空気調和機の制御装置の構成図を
図1に示す。1はファンモーター、2はファンモーター
駆動回路、3は脱調及び過電流を検出する異常検出回
路、4はファンモーターに対する逆風を検知する逆風検
知回路、5は室外制御回路、6は室外通信回路であり、
これらは全て室外機にて構成されており、また、7は室
内通信回路、8は室内制御回路であり、これらは全て室
内機に構成されている。 【0016】第1実施例を図1、図2において説明す
る。室外ファンモーター1はファンモーター駆動回路2
により駆動されるが、ファンモーター1または駆動回路
2が故障した場合、ファンモーターが脱調したり、ファ
ンモーター及び駆動回路に流れる電流が大きくなるので
これらを異常検出回路3で検出し、それぞれの検知回数
を室外制御回路5でカウントする。そして、(a)脱調
をA回検知した場合、または、(b)過電流をB回検知
した場合に、(c)室外異常検知回数をカウントアップ
を行う。但し、台風時などの強い逆風時などにファンモ
ーターを駆動させた場合にも、脱調及び過電流を検出す
る可能性があるため、ファンモーター及び駆動回路の故
障を誤判定しないように、ファンモーター及び駆動回路
が故障した場合には脱調や過電流の検知が頻繁に起こる
ことを利用して、(d)で室外異常検出回数がC回以上
か判断し、室外異常検知回数がC回以上になることによ
り、(e)のように始めて異常信号を室内制御回路8へ
室外通信回路6及び室内通信回路7を通じて送信する。
そして、(f)で、室内制御回路8で異常信号が一定時
間内にD回以上送信されたかを判断し、(g)のよう
に、室内制御回路8では異常信号が一定時間内にD回以
上室内制御回路8へ送信されて始めて、室外ファンモー
ター及び駆動回路の故障と判断する。このように、二
重、三重の保護を行い、ファンモーター及び駆動回路故
障の誤判定防止を行う。 【0017】次に第2の実施例について、図1、図3に
おいて、説明を行う。室外ファンモーター1はファンモ
ーター駆動回路2により駆動されるが、ファンモーター
1または駆動回路2が故障した場合、ファンモーターが
脱調したり、ファンモーター及び駆動回路に流れる電流
が大きくなるのでこれらを異常検出回路3で検出し、そ
れぞれの検知回数を室外制御回路5でカウントする。そ
して、(c)脱調をA回検知した場合、または、(d)
過電流をB回検知した場合に、(e)室外異常検知回数
をカウントアップを行う。但し、台風時などの強い逆風
時などにファンモーターを駆動させた場合にも、脱調及
び過電流を検出する可能性があるため、ファンモーター
及び駆動回路の故障を誤判定しないように、ファンモー
ター及び駆動回路が故障した場合には脱調や過電流の検
知が頻繁に起こることを利用して、(f)で室外異常検
出回数がC回以上か判断し、室外異常検知回数がC回以
上になることにより、(g)のように始めて異常信号を
室内制御回路8へ室外通信回路6及び室内通信回路7を
通じて送信する。そして、さらに、(a)で室外ファン
モーター駆動後、一定時間連続してファンモーターが正
常運転したかどうかを判断し、室外ファンモーター駆動
後、一定時間連続してファンモーターが正常運転した場
合にのみ、(b)で異常検知回数をクリアすることによ
り、更に、ファンモーター及び駆動回路故障の誤判定防
止の精度アップをはかる。 【0018】次に第3の実施例について図1、図4にお
いて説明を行う。室外ファンモーター1はファンモータ
ー駆動回路2により駆動されるが、ファンモーター1ま
たは駆動回路2が故障した場合、ファンモーターが脱調
したり、ファンモーター及び駆動回路に流れる電流が大
きくなるのでこれらを異常検出回路5でカウントする。
そして、(d)脱調をA回検知した場合、または、
(e)過電流をB回検知した場合に、(f)室外異常検
知回数をカウントアップを行う。但し、台風時などの強
い逆風時などにファンモーターを駆動させた場合にも、
脱調及び過電流を検出する可能性があるため、ファンモ
ーター及び駆動回路の故障を誤判定しないように、ファ
ンモーター及び駆動回路が故障した場合には脱調や過電
流の検知が頻繁に起こることを利用して、(g)で室外
異常検出回数がC回以上か判断し、室外異常検知回数が
C回以上になることにより、(h)のように始めて異常
信号を室内制御回路8へ室外通信回路6及び室内通信回
路7を通じて送信する。そして、さらに、(f)で異常
検出回数をカウントアップする時に、ファンモーターを
一定時間異常停止させ、(a)、(b)で異常停止時間
中に逆風検知回路5が逆風を検知した場合は、今までの
異常検出の逆風によるものであると考えて、(c)で異
常検知回数をクリアすることにより、更に、ファンモー
ター及び駆動回路故障の誤判定防止の精度アップを行
う。 【0019】次に第4の実施例について図1、図5にお
いて説明を行う。室外ファンモーター1はファンモータ
ー駆動回路2により駆動されるが、ファンモーター1ま
たは駆動回路2が故障した場合、ファンモーターが脱調
したり、ファンモーター及び駆動回路に流れる電流が大
きくなるのでこれらを異常検出回路3で検出し、それぞ
れの検知回数を室外制御回路5でカウントする。そし
て、(c)脱調をA回検知した場合、または、(d)過
電流をB回検知した場合に、(e)室外異常検知回数を
カウントアップを行う。但し、台風時などの強い逆風時
などにファンモーターを駆動させた場合にも、脱調及び
過電流を検出する可能性があるため、ファンモーター及
び駆動回路の故障を誤判定しないように、ファンモータ
ー及び駆動回路が故障した場合には脱調や過電流の検知
が頻繁に起こることを利用して、(f)で室外異常検出
回数がC回以上か判断し、室外異常検知回数がC回以上
になることにより、(g)のように始めて異常信号を室
内制御回路8へ室外通信回路6及び室内通信回路7を通
じて送信する。そして、さらに、(a)で前回の異常検
知回数カウントアップ時より、一定時間連続してファン
モーターが正常運転したかを判断し、前回の異常検知回
数カウントアップ時より、一定時間連続してファンモー
ターが正常運転した場合にのみ、(b)で異常検知回数
をクリアすることにより、更に、ファンモーター及び駆
動回路故障の誤判定の防止を行う。 【0020】 【発明の効果】上記実施例より明らかなように、本発明
を用いれば、室外機で一定回数以上の異常を検知した場
合のみ室内機へ異常信号を送り、更に、室内機で複数回
数の異常信号を検知した場合にのみ、ファンモーター及
びファンモーター駆動回路の故障と判定することによ
り、ファンモーター及び駆動回路の故障に対する誤判定
を防止することができる。 【0021】 【0022】そして、ファンモーターが異常停止時間中
に逆風検知回路が逆風を検知した場合は、室外機でカウ
ントした異常検知回数をクリアすることにより、強い逆
風が生じた場合に、確実に誤判定を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施例における空気調和機の制
御装置の構成図 【図2】本発明の第1の実施例における空気調和機の制
御装置のフローチャート 【図3】本発明の第2の実施例における空気調和機の制
御装置のフローチャート 【図4】本発明の第3の実施例における空気調和機の制
御装置のフローチャート 【図5】本発明の第4の実施例における空気調和機の制
御装置のフローチャート 【図6】本発明の従来例におけるフローチャート 【符号の説明】 1 ファンモーター 2 ファンモーター駆動回路 3 異常検出回路 4 逆風検知回路 5 室外制御回路 6 室外通信回路 7 室内通信回路 8 室内制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 祐二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−60329(JP,A) 特開 平5−296529(JP,A) 特開 平6−22586(JP,A) 特開 昭63−87198(JP,A) 特開 昭60−30967(JP,A) 特開 平5−71785(JP,A) 特開 平1−308195(JP,A) 特開 平4−39558(JP,A) 特開 昭56−18088(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ファンモーターと、前記ファンモーターを
    駆動する駆動回路と、前記駆動回路を制御する制御回路
    と、前記ファンモーターの脱調及び過電流を検知する異
    常検出回路と、前記ファンモーターに対する逆風を検知
    する逆風検知回路を具備した空気調和機の制御装置であ
    って、室外機で一定回数以上の異常を検知した場合のみ
    室内機へ異常信号を送り、更に、前記室内機で複数回数
    の異常信号を検知した場合にのみ、前記ファンモーター
    及び駆動回路の故障判定を行うよう制御を行うととも
    に、ファンモーター駆動後に異常検出回路が異常を検出
    した場合には前記ファンモーターを一定時間異常停止
    し、この異常停止時間中に前記逆風検知回路により逆風
    に基づく異常であったことを検知した場合は、室外機で
    カウントした異常検知回数をクリアすることを特徴とし
    空気調和機の制御装置。
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