JP3430742B2 - 空気調和機の制御装置と制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御装置と制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、空気調和機の
室外機9の内部には、ファンモーター1が設けられてお
り、このファンモーター1は駆動回路2により駆動され
ている。ファンモーター1及び駆動回路2に異常が発生
した場合には異常検出回路3が、また、ファンモーター
1に対する逆風が発生した場合には逆風検出回路4が室
外機9の室外制御回路5に異常信号を送信する。異常信
号を受信した室外制御回路5は、室外通信回路6と室内
通信回路7を介して室内制御回路8に異常信号を送信し
ていた。
【0003】さらに、室内制御回路8が、室外制御回路
5から異常信号を一定時間内に一定回数以上受信した場
合、室外機9のファンモーター1の故障と判断してい
た。またこの時、室内制御回路8は、室外機制御回路5
への異常表示信号、並びに、異常停止信号の送信を行っ
ていた。
【0004】また、室外制御回路5にて異常検出回路3
から送信される異常回数をカウントし、この異常回数
が、設定時間内に設定回数以上に達した場合のみ、室内
制御回路8に異常信号を送信するという制御もあった。
【0005】そして、上記と同様に室制御回路8が、
室外制御回路5から異常信号を一定時間内に一定回数以
上受信した場合、室外機9のファンモーター1の故障と
判断していた。またこの時、室内制御回路8は、室外機
制御回路5への異常表示信号、並びに、異常停止信号の
送信を行っていた。
【0006】ただし、室外制御回路5で異常回数をカウ
ントする際、ファンモーター1及び駆動回路2の異常検
出によるファンモーター異常停止中に、逆風検出回路4
が逆風を検出した場合、室外制御回路5でカウントした
異常回数はクリアされていた。このとき逆風検出は、フ
ァンモーター異常停止時間中は全て有効としていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うなファンモーター1停止時点からの逆風検出を有効と
する構成では、逆風検出回路4が逆風検出を逆風発生時
に発生する電圧を見て判断しているために、ファンモー
ター1停止直後のファンモーター1自身の電圧も下がり
きっていない状態では、逆風検出回路4が、このファン
モーター1駆動による電圧と、逆風発生時に起こる電圧
とを誤検出する場合があった。
【0008】つまり、逆風発生時以外も、ファンモータ
ー1の電圧により逆風検出と誤判断され、誤って異常回
数をクリアしてしまうという課題があった。
【0009】本発明は上記従来例の課題を解決するもの
で、ファンモーターの電圧と、逆風発生時の電圧による
逆風検出の誤判定を防止し、製品の品質向上を目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、逆風検出禁止時間カウンタを設け、ファン
モーター及び駆動回路の異常検出によりファンモーター
が異常停止した時、逆風検出を禁止する構成としたもの
である。
【0011】また、本発明は、逆風検出禁止時間カウン
タを用い、ファンモーター及び駆動手段の異常検出によ
りファンモーターが異常停止した時、逆風検出を禁止す
る制御方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、逆風検出禁止時間カウ
ンタを用いて、ファンモーター異常停止後に逆風検出を
行う範囲をファンモーター停止後一定時間経過以降に制
限することにより、逆風検出を禁止した一定時間の間
に、ファンモーターの電圧を、逆風検出回路が逆風発生
時の電圧と誤判断しない値まで十分に下げることができ
る。
【0013】また、本発明は、ファンモーター異常停止
後に逆風検出を行う範囲をファンモーター停止後一定時
間経過以降に制限することにより、逆風検出を禁止した
一定時間の間に、ファンモーターの電圧を、逆風検出手
段が逆風発生時の電圧と誤判断することがない。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例における空気調和機の
制御装置、及び制御方法について図面とともに説明す
る。従来の技術と同じ構成については、同一の符号を設
け、説明を省略する。
【0015】本発明の空気調和機の制御装置の構成図を
図1に示す。ファンモーター1と、ファンモーター駆動
回路2と、脱調及び過電流を検出する異常検出回路3
と、ファンモーターに対する逆風を検出する逆風検出回
路4、室外制御回路5と、室外通信回路6が全て室外機
9に設けられている。
【0016】また、室内通信回路7と、室内制御回路8
が室内機10に設けられている。室外機9の室外制御回
路5と、室内機10の室内制御回路は、室外通信回路6
と室内制御回路7を介して通信を行っている。
【0017】さらに、室外制御回路5の内部には、ファ
ンモーター1が異常停止した時点からの時間をカウント
する逆風検出禁止時間カウンタ11として60sカウン
タが設けられている。
【0018】図2のフローチャート12から18が示す
ように、現在ファンモーター1が駆動中で、ファンモー
ター1、もしくは、駆動回路2において異常が発生した
場合、異常信号が室外制御回路5に送信される。そし
て、室外制御回路5において、異常回数を1回と記憶す
る。この時、ファンモーター1は異常停止する。
【0019】その際、12から15が示すように、ファ
ンモーター1異常停止後、60sカウンタがカウントを
スタートし、60秒以内に逆風が発生した場合は、室外
制御回路5でカウントした異常回数はクリアされず、室
外制御回路5は異常回数1回というデータを保持する。
【0020】さらに、12から18が示すように、ファ
ンモーター1再起動後、再度ファンモーター1、もしく
は、駆動回路2において異常が発生した場合、異常信号
が、室外制御回路5に送信される。そして、室外制御回
路5において、異常回数を2回と記憶する。この時、フ
ァンモーター1は停止する。
【0021】その際、12から15が示すように、ファ
ンモーター1異常停止後、60sカウンタがカウントを
スタートし、60秒経過以降に逆風が発生した場合は、
逆風検出回路4が逆風を検出し、逆風検出信号を室外制
御回路5に送信する。逆風検出回路4より、逆風検出信
号を受信した室外制御回路5は、それまで記憶していた
異常回数2回というデータをクリアする。
【0022】本発明のタイミングチャートの一例を図3
に示す。ファンモーター1駆動時にファンロック異常が
発生、異常検出回路3が室外制御回路5に異常信号を送
信する。この時、室外制御回路5は、異常回数をカウン
トアップし、異常回数1回と記憶する。
【0023】また、ファンモーター1の異常停止と同時
に、室外制御回路5内に設けられた60sカウンタがカ
ウントを開始する。そして、60sカウンタによるカウ
ントが60秒未満の間に、逆風が発生した場合は、室
外制御回路5でカウントした異常回数はクリアされず、
室外制御回路5は異常回数1回というデータを保持す
る。
【0024】さらに、ファンモーター1再起動後、再び
ファンロック異常が発生し、異常検出回路3が室外制御
回路5に異常信号を送信する。この時、室外制御回路5
は、異常回数をカウントアップし、異常回数2回と記憶
する。
【0025】また、上記と同様にして、ファンモーター
1の異常停止と同時に、室外制御回路5内に設けられた
60sカウンタがカウントを開始する。そして、60s
カウンタによるカウントが60秒経過以降に、逆風が
発生した場合、室外制御回路5でカウントした異常回数
はクリアされ、室外制御回路5はそれまで記憶していた
異常回数2回というデータをクリアし、異常回数を0回
に戻すとともに、再度カウントを行い直す。
【0026】上記のように構成された空気調和機の制御
装置、及び制御方法においては、逆風発生時以外に異常
回数が誤ってクリアされるのを防止するという効果が得
られる。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記説明から明らかなように、
ファンモーター異常停止後に逆風検出を行う制御におい
て、ファンモーター停止直後から、一定時間逆風の検出
を禁止する逆風検出禁止時間カウンタを設けて、逆風検
出禁止時間を設定することにより、逆風検出禁止時間内
に、ファンモーターの電圧が、逆風時に発生する電圧と
十分に区別できる値にまで下がるため、逆風検出回路が
逆風時の電圧とファンモーターの電圧とを誤検出する事
を防止することができる。
【0028】また、本発明は、ファンモーター異常停止
後に逆風検出を行う制御において、ファンモーター停止
直後から、一定時間逆風の検出を禁止する逆風検出禁止
時間カウンタを用いて、逆風検出禁止時間を設定するこ
とにより、逆風検出禁止時間内に、ファンモーターの電
圧が、逆風時に発生する電圧と十分に区別できる値にま
で下がるため、逆風検出手段が逆風時の電圧とファンモ
ーターの電圧とを誤検出する事がない。
【0029】従って、ファンモーター異常停止時に逆風
検出した場合に異常回数をクリアする制御において、逆
風発生時以外の誤った異常回数クリアを予防し、製品の
品質向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における空気調和機の制御装置
の構成図
【図2】本発明の実施例における空気調和機の制御装置
のフローチャート
【図3】本発明の実施例における空気調和機の制御装置
のタイミングチャート
【図4】従来技術の空気調和機の制御装置の構成図
【図5】従来技術の空気調和機の制御装置のフローチャ
ート
【図6】従来技術の空気調和機のタイミングチャート
【符号の説明】
1 ファンモーター 2 ファンモーター駆動回路 3 異常検出回路 4 逆風検出回路 5 室外制御回路 6 室外通信回路 7 室内通信回路 8 室内制御回路 9 室外機 10 室内機 11 逆風検出禁止時間カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 俊成 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−60329(JP,A) 特開 平9−113009(JP,A) 特開 平1−308195(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外機にファンモーターと、前記ファンモ
    ーターを駆動する駆動回路と、前記駆動回路を制御する
    室外制御回路と、前記ファンモーターの少なくとも脱調
    または過電流のいずれかを検出する異常検出回路と、前
    記ファンモーターに対する逆風を検出する逆風検出回路
    とを具備し、前記異常検出回路が異常を検出するととも
    に異常信号を前記室外制御回路に送信し、前記室外制御
    回路が一定時間内に一定回数以上の前記異常信号を検出
    した場合、室内機に備えられている室内制御回路に前記
    異常信号を送信する構成で、前記ファンモーター異常停
    止中に、前記ファンモーターに対する逆風の検出を禁止
    する逆風検出禁止時間を逆風検出禁止時間カウンタに設
    定し、この設定逆風検出禁止時間以降に前記逆風検出回
    路が逆風を検出した場合のみ、前記室外機の室外制御回
    路でカウントした前記異常検出回数をクリアすることを
    特徴とした空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】室外機にファンモーターと、前記ファンモ
    ーターを駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する
    室外制御手段と、前記ファンモーターの少なくとも脱調
    または過電流のいずれかを検出する異常検出手段と、前
    記ファンモーターに対する逆風を検出する逆風検出手段
    とを具備し、前記異常検出手段が異常を検出するととも
    に異常信号を前記室外制御手段に送信し、前記室外制御
    手段が一定時間内に一定回数以上の前記異常信号を検出
    した場合、室内機に備えられている室内制御手段に前記
    異常信号を送信する制御で、前記ファンモーター異常停
    止中に、前記ファンモーターに対する逆風の検出を禁止
    する逆風検出禁止時間を逆風検出禁止時間カウンタに設
    定し、この設定逆風検出禁止時間以降に前記逆風検出手
    段が逆風を検出した場合のみ、前記室外機の室外制御手
    段でカウントした前記異常検出回数をクリアする空気調
    和機の制御方法。
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CN113847701B (zh) * 2021-09-18 2022-08-02 珠海格力电器股份有限公司 空调的控制方法、控制装置和空调系统

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