JP3480081B2 - 計 器 - Google Patents

計 器

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JP3480081B2
JP3480081B2 JP26052094A JP26052094A JP3480081B2 JP 3480081 B2 JP3480081 B2 JP 3480081B2 JP 26052094 A JP26052094 A JP 26052094A JP 26052094 A JP26052094 A JP 26052094A JP 3480081 B2 JP3480081 B2 JP 3480081B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計器、詳しくは、文字
板上を指針が移動し、指針がその軸部に入光れた光によ
って発光表示する車両用スピードメータ、燃料計等の計
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の計器として、特開平6−
82274号公報に開示されるものがある。この計器
は、図4(A) ,(B) に示すように、文字板1の下方に、
文字板1と略垂直な方向に光を発する発光素子7を指針
軸5の周囲に複数配設し、発光素子7が発した光を指針
3の軸部3aに入光させ、そして指針3の先端部3dに
向けるよう指針3の反射面3cで反射させる構造をして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の計
器には、指針軸5の周囲に配設された複数の発光素子7
が発した光を十分に指針3の反射面3cで受光可能とす
るためには、文字板1の開口部2を比較的大きく設定し
なければならい。そして、文字板1の開口部2を大きく
すると、開口部2からの漏光を遮光するために開口部2
を覆う遮光部10を大型にする必要が生じる。遮光部1
0の大型化は、指針3との美的バランスから見栄えを悪
くする。また、遮光部10の大型化に伴う重量化は、指
針3に対する駆動トルクが関与する指針3の指示特性の
低下につながる。
【0004】本発明は、上記の点にかんがみ、文字板の
開口部を縮小可能にすることにより、見栄え及び指針の
指示特性の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1では、文字板
と、該文字板上を移動し、軸部に入光された光によって
発光表示する指針と、指針軸とを備える計器において、
前記文字板の下方に、該文字板と略平行な方向に光を発
する複数の発光ダイオードを備え、該発光ダイオードと
前記指針軸との間に光透過性の反射部材を配設し、該反
射部材は、各発光ダイオードからの発光を前記指針軸の
軸方向指針側に向けて反射する反射面を備えることを特
徴とする計器を採用する。
【0006】また、請求項では、各発光ダイオード
は、前記指針軸に向かって光を発するよう該指針軸の周
囲に配置されていることを特徴とする計器を採用する。
【0007】さらに、請求項では、前記反射面は、複
数の発光ダイオードと同数からなり、各反射面が各発光
ダイオードと1対1に対応していることを特徴とする計
器を採用する。
【0008】 請求項では、前記指針の回転角に応じ
て所定の反射面で反射した光が前記指針の軸部に入光さ
れることを特徴とする請求項に記載の計器を採用す
る。
【0009】
【0010】
【発明の作用効果】請求項1に係る計器において、各発
ダイオードからの発光を指針軸の軸方向指針側に向け
て反射する反射面は、指針軸の周囲に接近して配するこ
とが可能である。従って、文字板の開口部が比較的小さ
くても、指針の軸部に光を入光させることが可能にな
り、指針軸部を小型化することができる。そして、指針
軸部の小型化により、見栄え及び指針の指示特性の向上
を図ることができる。さらに、発光ダイオードを横置き
することによって計器の厚みを減少させることができ、
これによっても計器の小型化を実現している。
【0011】 また、請求項に係る計器によると、各
発光ダイオードは、指針軸に向かって光を発するよう指
針軸の周囲に配置されており、また、反射面は、指針軸
と各発光ダイオードとの間に配置されているため、文字
板の開口部が比較的小さくても、指針の軸部に光を入光
させることが可能になり、指針軸部の小型化により、見
栄え及び指針の指示特性の向上を図ることができる。
【0012】 さらに、請求項に係る計器は、反射面
を、複数の発光ダイオードと同数で、各反射面を各発光
素子と1対1に対応させた計器である。
【0013】 請求項に係る計器は、指針の回転角に
応じて所定の反射面で反射した光を指針の軸部に入光す
るようにした計器である。
【0014】
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0016】図1は、本発明を車両用速度計に適用した
場合の当該速度計の正面図、図2は、その要部断面図、
図3は、指針を含む可動部の分解斜視図である。
【0017】図1〜図3において、文字板1の中央部に
は、比較的小さな開口部2が設けられている。開口部2
には、指針3の下端に固着され、計器内機の駆動軸4に
結合された指針軸5が挿通されている。
【0018】指針軸5は、図3に示すように、円筒状の
下部5aと略半円盤状の上部5bとからなり、指針キャ
ップ6のピン6aを指針3の軸部3aの孔3b及び指針
軸5の上部5bの孔5cに挿通して熱かしめすることに
より、指針3及び指針キャップ6と一体化されている。
指針軸5の下部5aには、計器内機の駆動軸4が圧入さ
れ、内機駆動軸4の駆動トルクが指針軸5に伝達可能と
されている。
【0019】指針3は、透明な樹脂材料からなり、その
軸部3aには、正面から見て略台形形状をした曲面から
なる受光面3cが形成されている。この受光面3cは、
下方からの光を受光可能とするために、指針軸5の略半
円盤状の上部5bの上方とならない位置に形成され、指
針3を発光表示させるために、受光した光を指針3の先
端部3dに向けて反射するものである。
【0020】文字板1の下方には、複数例えば6個の発
光素子としての発光ダイオード7が、各々、文字板1と
略平行に、かつ、指針軸5に向かって光を発するよう、
指針軸5の周囲に分散して配置されている。これらの発
光ダイオード7は、指針3の振れ角に応じて、その個数
及び位置が決められており、例えば、本実施例の速度計
のように指針3の振れ角が広角である場合には、比較的
多数の発光ダイオード7が用いられ、一方、燃料計や水
温計のように指針3の振れ角が狭角である場合には、比
較的少数の発光ダイオード7が用いられる。また、これ
らの発光ダイオード7の発光色は、同一でも異なるもの
であってもいずれでもよいが、例えば、赤色と緑色の発
光ダイオード7を用いる場合、0〜80km/hの範囲
では指針3を緑色で表示し、80〜99km/hの範囲
では指針3を橙色(赤色と緑色の混合色)で表示し、1
00km/h以上では指針3を赤色で表示するようにす
ることで、指針3の表示色から、車両の現在の速度がど
の速度範囲に属しているかを一目で判断できるようにな
る。
【0021】また、複数の発光ダイオード7と指針軸5
との間には、各々の発光ダイオード7と1対1に対応す
る反射面8が形成された透明な反射部材9が配設されて
いる。この反射部材9の各々の反射面8は、対応する発
光ダイオード7が発した略水平な光を上方へ略垂直に反
射し、指針3の軸部3a内に入光させるものである。各
々の反射面8は、図1に示すように、略台形形状の平面
で形成され、指針軸5の近傍に配されている。
【0022】上記のように構成された車両用速度計にお
いて、各々の発光ダイオード7が発した光は、反射部材
9の対応する反射面8で反射され、指針3の軸部3aに
向かう。この指針3の軸部3aに向かう光のうち、指針
軸5の半円盤状の上部5bに向かう光は、この半円盤状
の上部5bによって遮光されて指針3の軸部3aに入光
されない。一方、半円盤状の上部5bに向かわない残り
の光は、指針3の軸部3aに入光され、受光面3cで反
射されて指針3の先端部3dに向かう。そして、この光
によって指針3が発光表示される。ここで、複数の発光
ダイオード7が発した光のうち、いずれの発光ダイオー
ド7が発した光が指針3の軸部3aに入光されるかどう
かは、反射部材9の受光面3cの位置が指針3の回転角
によって変化することから、指針3の回転角に応じて決
定される。
【0023】以上説明したように、一実施例に係る車両
用速度計によると、各発光ダイオード7は、指針軸5に
向かって光を発するよう指針軸5の周囲に配置されてお
り、また、反射面8は、指針軸5と各発光ダイオード7
との間に配置されているため、文字板1の開口部2が比
較的小さくても、指針3の軸部3aに光を入光させるこ
とが可能になり、指針3の軸部3aの小型化により、見
栄え及び指針3の指示特性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る車両用速度計の正面図
【図2】その要部断面図
【図3】指針を含む可動部の分解斜視図
【図4】従来の計器の構成を示し、図4(A) は、その正
面図、図4(B) は、その断面図
【符号の説明】
1 文字板 3 指針 3a 指針の軸部 5 指針軸 6 発光ダイオード(発光素子) 8 反射面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−346331(JP,A) 実開 昭60−141511(JP,U) 実開 昭57−22091(JP,U) 実開 昭63−139520(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 11/28 G01D 13/28 G12B 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字板と、該文字板上を移動し、軸部に
    入光された光によって発光表示する指針と、指針軸とを
    備える計器において、前記文字板の下方に、該文字板と
    略平行な方向に光を発する複数の発光ダイオードを備
    え、該発光ダイオードと前記指針軸との間に光透過性の
    反射部材を配置し、該反射部材は、各発光ダイオードか
    らの発光を前記指針軸の軸方向指針側に向けて反射する
    反射面を備え、前記各発光ダイオードは、前記指針軸に
    向かって光を発するよう該指針軸の周囲に配置されてお
    り、また、前記反射面は、前記指針軸と各発光素子との
    間に配置されており、かつ、前記反射面は、複数の発光
    ダイオードと同数からなり、各反射面が各発光ダイオー
    ドと1対1に対応していることを特徴とする計器。
  2. 【請求項2】 前記指針の回転角に応じて所定の反射面
    で反射した光が前記指針の軸部に入光されることを特徴
    とする請求項に記載の計器。
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