JP3479707B2 - ウエザーストリップ浮き防止構造 - Google Patents
ウエザーストリップ浮き防止構造Info
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- JP3479707B2 JP3479707B2 JP04500094A JP4500094A JP3479707B2 JP 3479707 B2 JP3479707 B2 JP 3479707B2 JP 04500094 A JP04500094 A JP 04500094A JP 4500094 A JP4500094 A JP 4500094A JP 3479707 B2 JP3479707 B2 JP 3479707B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアパネルに
取付けられるウエザーストリップの端末部がドアパネル
からはがれて浮き上がるのを防止する浮き防止構造に関
する。 【0002】 【従来の技術】自動車のドアパネルには、自動車室内に
雨やほこりが進入しないようにウエザーストリップが取
付けられているが、図7に示すようにウエザーストリッ
プ1の端末部1aは、従来、両面粘着テープ2によって
自動車のドアパネルAに固定されていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに従来では、両面粘着テープ2で固定されただけであ
るため、経時変化によって図8に示すように両面粘着テ
ープ2の端部がドアパネルAからはがれてウエザースト
リップ1の端末部1aがドアパネルAからめくれて、浮
き上がってくるという問題があった。本発明はこのよう
な問題を解決したウエザーストリップ浮き防止構造を提
供することを目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のウエザーストリップ浮き防止構造は、両面
貼着テープ(30)によって自動車のドアパネル(A)
に取付けられたウエザーストリップ(1)の端末部(1
a)の浮きを防止するウエザーストリップ浮き防止構造
であって、 前記ウエザーストリップ(1)の端末部(1
a)の裏面側で且つ前記両面貼着テープ(30)の端部
より外側において自動車のドアパネル(A)にスタッド
(10)の平板部(11)の裏面を接着し、該平板部
(11)の表面から突設された柱部(12)を前記ウエ
ザーストリップ(1)の端末部(1a)に設けた穴(1
b)に挿通し、前記ウエザーストリップ(1)の端末部
(1a)の前記穴(1a)の表面側からキャップ(2
0)のフランジ部(21)を被せて、該フランジ部(2
1)の裏面に突設された係止部(22a)、(22b)
を、前記穴(1b)内に挿入して前記スタッド(10)
の柱部(12)に係止することによって前記ウエザース
トリップ(1)の端末部(1a)に沿った複数箇所にお
いて前記ウエザーストリップ(1)の端末部(1a)を
前記スタッド(10)の平板部(11)と前記キャップ
(20)のフランジ部(21)とで挟持してドアパネル
(A)からのウエザーストリップ(1)の端末部(1
a)の浮きを防ぐようにしたことを特徴としている。 【0005】 【作用】このようにしたため、自動車のドアパネルにス
タッドの平板部を固定し、ウエザーストリップに設けた
穴にスタッドの柱部を挿通して、その上からキャップを
係止すれば、ウエザーストリップはスタッドとキャップ
との間に挟持されて、ドアパネルからの浮き上がりが未
然に防止される。 【0006】 【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明のウエザーストリップ浮き防止構造
で用いられるスタッド、図2はキャップを示している。
スタッド10は合成樹脂から成り、平板部11と、該平
板部11から突設された円筒状の柱部12とから成る。 【0007】スタッド10は、自動車のドアパネルAに
図3に示すようにその平板部11を接着剤13によって
接着固定される。あるいは図4に示すように両面粘着テ
ープ14によって固定する。 【0008】キャップ20は合成樹脂から成り、フラン
ジ部21と、該フランジ部21から突設され、前記スタ
ッド10の柱部12の軸穴12a内に押し込むことによ
って弾性変形して嵌入係止される一対の係止突起22
a、22bとから成る。従って、図6に示すように両面
粘着テープ30によって自動車のドアパネルAに固定し
たウエザーストリップ1の端末部1aにおいて、例えば
接着剤13によってスタッド10の平板部11をドアパ
ネルAに固定し、その上からウエザーストリップ1の端
末部1aを被せて、スタッド10の柱部12をウエザー
ストリップ1の端末部1aに設けた穴1b内に挿通す
る。そして、その上からキャップ20を被せて、柱部1
2の軸穴12a内にキャップ20の一対の係止突起22
a、22bを弾性変形させつつ押し込んで係止させる。 【0009】このように、ウエザーストリップ1の端末
部1aに沿った複数箇所においてスタッド10とキャッ
プ20でウエザーストリップ1の端末部1aを固定す
る。このため、ウエザーストリップ1の端末部1aはス
タッド10とキャップ20とによって固定されているた
め、めくれ上がって浮き上がることがなくなる。 【0010】なお、図6に示すようにスタッド10の柱
部12の先端外周に係止段部12bを設け、キャップ2
0に下面周縁から内方へ突出した環状突起23を設け
て、キャップ20を柱部12に押し付けることによっ
て、キャップ20の環状突起23と柱部12の係止段部
12bとが係止されるようにすることもできる。 【0011】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウエザーストリップをスタッドとキャップによって自動
車のドアパネルに固定できるので、ウエザーストリップ
の端末部の自動車のドアパネルからの浮きを防止するこ
とができる。
取付けられるウエザーストリップの端末部がドアパネル
からはがれて浮き上がるのを防止する浮き防止構造に関
する。 【0002】 【従来の技術】自動車のドアパネルには、自動車室内に
雨やほこりが進入しないようにウエザーストリップが取
付けられているが、図7に示すようにウエザーストリッ
プ1の端末部1aは、従来、両面粘着テープ2によって
自動車のドアパネルAに固定されていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに従来では、両面粘着テープ2で固定されただけであ
るため、経時変化によって図8に示すように両面粘着テ
ープ2の端部がドアパネルAからはがれてウエザースト
リップ1の端末部1aがドアパネルAからめくれて、浮
き上がってくるという問題があった。本発明はこのよう
な問題を解決したウエザーストリップ浮き防止構造を提
供することを目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のウエザーストリップ浮き防止構造は、両面
貼着テープ(30)によって自動車のドアパネル(A)
に取付けられたウエザーストリップ(1)の端末部(1
a)の浮きを防止するウエザーストリップ浮き防止構造
であって、 前記ウエザーストリップ(1)の端末部(1
a)の裏面側で且つ前記両面貼着テープ(30)の端部
より外側において自動車のドアパネル(A)にスタッド
(10)の平板部(11)の裏面を接着し、該平板部
(11)の表面から突設された柱部(12)を前記ウエ
ザーストリップ(1)の端末部(1a)に設けた穴(1
b)に挿通し、前記ウエザーストリップ(1)の端末部
(1a)の前記穴(1a)の表面側からキャップ(2
0)のフランジ部(21)を被せて、該フランジ部(2
1)の裏面に突設された係止部(22a)、(22b)
を、前記穴(1b)内に挿入して前記スタッド(10)
の柱部(12)に係止することによって前記ウエザース
トリップ(1)の端末部(1a)に沿った複数箇所にお
いて前記ウエザーストリップ(1)の端末部(1a)を
前記スタッド(10)の平板部(11)と前記キャップ
(20)のフランジ部(21)とで挟持してドアパネル
(A)からのウエザーストリップ(1)の端末部(1
a)の浮きを防ぐようにしたことを特徴としている。 【0005】 【作用】このようにしたため、自動車のドアパネルにス
タッドの平板部を固定し、ウエザーストリップに設けた
穴にスタッドの柱部を挿通して、その上からキャップを
係止すれば、ウエザーストリップはスタッドとキャップ
との間に挟持されて、ドアパネルからの浮き上がりが未
然に防止される。 【0006】 【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明のウエザーストリップ浮き防止構造
で用いられるスタッド、図2はキャップを示している。
スタッド10は合成樹脂から成り、平板部11と、該平
板部11から突設された円筒状の柱部12とから成る。 【0007】スタッド10は、自動車のドアパネルAに
図3に示すようにその平板部11を接着剤13によって
接着固定される。あるいは図4に示すように両面粘着テ
ープ14によって固定する。 【0008】キャップ20は合成樹脂から成り、フラン
ジ部21と、該フランジ部21から突設され、前記スタ
ッド10の柱部12の軸穴12a内に押し込むことによ
って弾性変形して嵌入係止される一対の係止突起22
a、22bとから成る。従って、図6に示すように両面
粘着テープ30によって自動車のドアパネルAに固定し
たウエザーストリップ1の端末部1aにおいて、例えば
接着剤13によってスタッド10の平板部11をドアパ
ネルAに固定し、その上からウエザーストリップ1の端
末部1aを被せて、スタッド10の柱部12をウエザー
ストリップ1の端末部1aに設けた穴1b内に挿通す
る。そして、その上からキャップ20を被せて、柱部1
2の軸穴12a内にキャップ20の一対の係止突起22
a、22bを弾性変形させつつ押し込んで係止させる。 【0009】このように、ウエザーストリップ1の端末
部1aに沿った複数箇所においてスタッド10とキャッ
プ20でウエザーストリップ1の端末部1aを固定す
る。このため、ウエザーストリップ1の端末部1aはス
タッド10とキャップ20とによって固定されているた
め、めくれ上がって浮き上がることがなくなる。 【0010】なお、図6に示すようにスタッド10の柱
部12の先端外周に係止段部12bを設け、キャップ2
0に下面周縁から内方へ突出した環状突起23を設け
て、キャップ20を柱部12に押し付けることによっ
て、キャップ20の環状突起23と柱部12の係止段部
12bとが係止されるようにすることもできる。 【0011】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ウエザーストリップをスタッドとキャップによって自動
車のドアパネルに固定できるので、ウエザーストリップ
の端末部の自動車のドアパネルからの浮きを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエザーストリップ浮き防止構造を構
成するスタッドの一実施例を示す斜視図 【図2】本発明のウエザーストリップ浮き防止構造を構
成するキャップを示す斜視図 【図3】図1のスタッドの固定方法の一例を示す断面図 【図4】図1のスタッドの固定方法の一例を示す断面図 【図5】本発明の一実施例の使用状態を示す断面図 【図6】本発明の他の実施例を示す断面図 【図7】従来のウエザーストリップの固定状態を示す概
略断面図 【図8】図7の状態からのウエザーストリップの端末部
の浮きを示す概略断面図 【符号の説明】 10 スタッド 11 平面部 12 柱部 20 キャップ 21 フランジ部 22 係止突起
成するスタッドの一実施例を示す斜視図 【図2】本発明のウエザーストリップ浮き防止構造を構
成するキャップを示す斜視図 【図3】図1のスタッドの固定方法の一例を示す断面図 【図4】図1のスタッドの固定方法の一例を示す断面図 【図5】本発明の一実施例の使用状態を示す断面図 【図6】本発明の他の実施例を示す断面図 【図7】従来のウエザーストリップの固定状態を示す概
略断面図 【図8】図7の状態からのウエザーストリップの端末部
の浮きを示す概略断面図 【符号の説明】 10 スタッド 11 平面部 12 柱部 20 キャップ 21 フランジ部 22 係止突起
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】両面貼着テープ(30)によって自動車のドアパネル
(A)に取付けられたウエザーストリップ(1)の端末
部(1a)の浮きを防止するウエザーストリップ浮き防
止構造であって、 前記ウエザーストリップ(1)の端末部(1a)の裏面
側で且つ前記両面貼着テープ(30)の端部より外側に
おいて自動車のドアパネル(A)にスタッド(10)の
平板部(11)の裏面を接着し、該平板部(11)の表
面から突設された柱部(12)を前記ウエザーストリッ
プ(1)の端末部(1a)に設けた穴(1b)に挿通
し、前記ウエザーストリップ(1)の端末部(1a)の
前記穴(1a)の表面側からキャップ(20)のフラン
ジ部(21)を被せて、該フランジ部(21)の裏面に
突設された係止部(22a)、(22b)を、前記穴
(1b)内に挿入して前記スタッド(10)の柱部(1
2)に係止することによって前記ウエザーストリップ
(1)の端末部(1a)に沿った複数箇所において前記
ウエザーストリップ(1)の端末部(1a)を前記スタ
ッド(10)の平板部(11)と前記キャップ(20)
のフランジ部(21)とで挟持してドアパネル(A)か
らのウエザーストリップ(1)の端末部(1a)の浮き
を防ぐようにしたことを特徴とする ウエザーストリップ
浮き防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04500094A JP3479707B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | ウエザーストリップ浮き防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04500094A JP3479707B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | ウエザーストリップ浮き防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07228146A JPH07228146A (ja) | 1995-08-29 |
JP3479707B2 true JP3479707B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=12707154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04500094A Expired - Fee Related JP3479707B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | ウエザーストリップ浮き防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3479707B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3845493B2 (ja) * | 1997-05-14 | 2006-11-15 | 西川ゴム工業株式会社 | ドアウェザーストリップの取付構造及び取付方法 |
JP2017196933A (ja) * | 2016-04-25 | 2017-11-02 | アイシン精機株式会社 | ルーフ装置 |
-
1994
- 1994-02-17 JP JP04500094A patent/JP3479707B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07228146A (ja) | 1995-08-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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