JP3477615B2 - 組立て式容器ホルダー - Google Patents
組立て式容器ホルダーInfo
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- JP3477615B2 JP3477615B2 JP2000400718A JP2000400718A JP3477615B2 JP 3477615 B2 JP3477615 B2 JP 3477615B2 JP 2000400718 A JP2000400718 A JP 2000400718A JP 2000400718 A JP2000400718 A JP 2000400718A JP 3477615 B2 JP3477615 B2 JP 3477615B2
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- holding
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デザートなどの
食品を密封包装した、フランジを有するカップ型容器の
複数を、同時に保持することのできる組立て式容器ホル
ダーに関するものである。
食品を密封包装した、フランジを有するカップ型容器の
複数を、同時に保持することのできる組立て式容器ホル
ダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種のゼリーやプリン、ムース、ヨーグ
ルト、水羊羹など、さらにはヨーグルトとソースとで1
セットとしたようなデザートの多くは、販売に際して、
フランジを有するいわゆるカップ型容器に一旦密封包装
したのち、その複数を別途作製された包装用容器に収納
し、店頭に陳列されるので、前記のカップ型容器へのデ
ザインの他に、包装用容器にもデザインを施す必要性が
あるが、一般的に包装用容器自体がきわめて画一的なも
の多い。
ルト、水羊羹など、さらにはヨーグルトとソースとで1
セットとしたようなデザートの多くは、販売に際して、
フランジを有するいわゆるカップ型容器に一旦密封包装
したのち、その複数を別途作製された包装用容器に収納
し、店頭に陳列されるので、前記のカップ型容器へのデ
ザインの他に、包装用容器にもデザインを施す必要性が
あるが、一般的に包装用容器自体がきわめて画一的なも
の多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、かかる食品
を取り扱う業界においては、カップ型容器のデザインに
も種々の工夫を凝らすとともに、個々のカップ型容器を
包装するための簡易な紙製のカートンなども多く提案さ
れているが、必ずしも実用的ではなく、さらに簡便なも
のが求められているのが現状である。
を取り扱う業界においては、カップ型容器のデザインに
も種々の工夫を凝らすとともに、個々のカップ型容器を
包装するための簡易な紙製のカートンなども多く提案さ
れているが、必ずしも実用的ではなく、さらに簡便なも
のが求められているのが現状である。
【0004】この発明はかかる現状に鑑み、フランジを
有するカップ型容器に密封包装したデザートなどの食品
を販売のために展示し、あるいは持ち帰りのために別個
の包装用容器に収納するに際し、カップ型容器を立体的
に展示することができ、包装用容器に収納する場合にお
いても、カップ型容器をコンパクトに収納し、包装用容
器自体の幅方向におけるサイズを小さくでき、しかも、
組立てが容易で、カップ型容器の保持性能に優れるとと
もに、デザインの自由度が大きく、組立て前における保
管性にも優れた組立て式容器ホルダーを提供せんとする
ものである。
有するカップ型容器に密封包装したデザートなどの食品
を販売のために展示し、あるいは持ち帰りのために別個
の包装用容器に収納するに際し、カップ型容器を立体的
に展示することができ、包装用容器に収納する場合にお
いても、カップ型容器をコンパクトに収納し、包装用容
器自体の幅方向におけるサイズを小さくでき、しかも、
組立てが容易で、カップ型容器の保持性能に優れるとと
もに、デザインの自由度が大きく、組立て前における保
管性にも優れた組立て式容器ホルダーを提供せんとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明の組立て式容器ホルダーは、帯状のホルダ
ー主体に、所要の間隔を存して幅方向に設けた複数の折
り目線を介して所要数の側面板を形成し、いずれか一方
の端部に位置する側面板に、組立て時に筒状体を保持す
るための舌片を設けるとともに、各側面板の上下の縁部
に沿って、それぞれ保持片を一体的に形成するに際し、
隣接する保持片同士が、境界線となる折り目線を頂角と
して、保持片間に開口角が30度以内のV字状の切欠き
部を設け、前記側面板を折り目線で折り曲げて筒状体を
構成したのち、各保持片を前記筒状体内に折り込んだと
き、前記隣接する保持片同士が適度の係合状態を保つと
ともに、上下方向において相対する各保持片の上縁部間
に、所要の幅のギャップが形成されることを特徴とする
ものである。
め、この発明の組立て式容器ホルダーは、帯状のホルダ
ー主体に、所要の間隔を存して幅方向に設けた複数の折
り目線を介して所要数の側面板を形成し、いずれか一方
の端部に位置する側面板に、組立て時に筒状体を保持す
るための舌片を設けるとともに、各側面板の上下の縁部
に沿って、それぞれ保持片を一体的に形成するに際し、
隣接する保持片同士が、境界線となる折り目線を頂角と
して、保持片間に開口角が30度以内のV字状の切欠き
部を設け、前記側面板を折り目線で折り曲げて筒状体を
構成したのち、各保持片を前記筒状体内に折り込んだと
き、前記隣接する保持片同士が適度の係合状態を保つと
ともに、上下方向において相対する各保持片の上縁部間
に、所要の幅のギャップが形成されることを特徴とする
ものである。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、前記ホル
ダー主体が、適度の厚みと剛性を有し、かつ所要の長さ
を有する帯状のものであることを特徴とする請求項1に
記載の組立て式容器ホルダーである。
ダー主体が、適度の厚みと剛性を有し、かつ所要の長さ
を有する帯状のものであることを特徴とする請求項1に
記載の組立て式容器ホルダーである。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、前記ホル
ダー主体が、その表面にアルミ箔、又はプラスチックフ
ィルムを積層したことを特徴とする請求項1又は2に記
載の組立て式容器ホルダーである。
ダー主体が、その表面にアルミ箔、又はプラスチックフ
ィルムを積層したことを特徴とする請求項1又は2に記
載の組立て式容器ホルダーである。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、前記ホル
ダー主体によって形成される筒状体が、3面以上の側面
部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
に記載の組立て式容器ホルダーである。
ダー主体によって形成される筒状体が、3面以上の側面
部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
に記載の組立て式容器ホルダーである。
【0009】また、請求項5に記載の発明は、前記保持
片の幅が、前記ホルダー主体の幅の1/2よりも少し幅
狭であることを特徴とする請求項1に記載の組立て式容
器ホルダーである。
片の幅が、前記ホルダー主体の幅の1/2よりも少し幅
狭であることを特徴とする請求項1に記載の組立て式容
器ホルダーである。
【0010】さらに、請求項6に記載の発明は、前記筒
状体内で上下方向に相対する保持片の上縁間に形成され
るギャップの幅が、保持せんとする2つのカップ型容器
のフランジ厚とほぼ同じであることを特徴とする請求項
1に記載の組立て式容器ホルダーである。
状体内で上下方向に相対する保持片の上縁間に形成され
るギャップの幅が、保持せんとする2つのカップ型容器
のフランジ厚とほぼ同じであることを特徴とする請求項
1に記載の組立て式容器ホルダーである。
【0011】
【発明の実施の態様】以下、この発明の組立て式容器ホ
ルダーの好ましい実施の態様を、添付の図面に基づいて
詳細に説明する。
ルダーの好ましい実施の態様を、添付の図面に基づいて
詳細に説明する。
【0012】この発明の組立て式容器ホルダー10(以
下、単に「容器ホルダー10」という。)は、図3に示
すように、組立て前においては板状を呈し、組立てた状
態においては図2乃至4に示すように、筒状体を構成す
ることのできる帯状のホルダー主体1からなるものであ
る。
下、単に「容器ホルダー10」という。)は、図3に示
すように、組立て前においては板状を呈し、組立てた状
態においては図2乃至4に示すように、筒状体を構成す
ることのできる帯状のホルダー主体1からなるものであ
る。
【0013】このホルダー主体1は、適度の厚みと剛性
を有する材料、具体的には、板紙、あるいは表面にアル
ミ箔やポリエチレンのようなプラスチックフィルムを積
層したラミネート紙からなるもので、その表面に印刷等
によって任意の図形や文字、その他の装飾2を施すもの
であるが、これら装飾2は前記した積層用のプラスチッ
クフィルムに施しておいてもよく、紙以外の材料として
は可撓性を有するプラスチック材料を用いることも可能
であって、その材質については特段の制限はない。
を有する材料、具体的には、板紙、あるいは表面にアル
ミ箔やポリエチレンのようなプラスチックフィルムを積
層したラミネート紙からなるもので、その表面に印刷等
によって任意の図形や文字、その他の装飾2を施すもの
であるが、これら装飾2は前記した積層用のプラスチッ
クフィルムに施しておいてもよく、紙以外の材料として
は可撓性を有するプラスチック材料を用いることも可能
であって、その材質については特段の制限はない。
【0014】また、ホルダー主体1は、後述する保持せ
んとするカップ型容器の大きさによっても異なるが、所
要の厚み(約0.5〜1.2mm程度)と、幅(約25〜
35mm程度)及び長さ(約250〜300mm程度)を
有する帯状のもので、四角形状の角筒体とする場合に
は、所要の間隔(図1においては約70mm)を存して
幅方向に3つの折り目線3a,3b,3cを形成して、
4つの側面板4a,4b,4c,4dを構成するととも
に、各側面板4a,4b,4c,4dの上下の縁部(後
述の折り目線x)に沿って、それぞれ保持片5a,5
b,6a,6b,7a,7b,8a,8bを一体的に形
成し、かつ、いずれか一方の側面板4a又は4dの側縁
部に、角筒体を形成保持するための貼着部となる舌片9
を一体的に形成したものである。
んとするカップ型容器の大きさによっても異なるが、所
要の厚み(約0.5〜1.2mm程度)と、幅(約25〜
35mm程度)及び長さ(約250〜300mm程度)を
有する帯状のもので、四角形状の角筒体とする場合に
は、所要の間隔(図1においては約70mm)を存して
幅方向に3つの折り目線3a,3b,3cを形成して、
4つの側面板4a,4b,4c,4dを構成するととも
に、各側面板4a,4b,4c,4dの上下の縁部(後
述の折り目線x)に沿って、それぞれ保持片5a,5
b,6a,6b,7a,7b,8a,8bを一体的に形
成し、かつ、いずれか一方の側面板4a又は4dの側縁
部に、角筒体を形成保持するための貼着部となる舌片9
を一体的に形成したものである。
【0015】前記各保持片中、互いに隣接する保持片5
aと6a,6aと7a,7aと8a、同じく保持片5b
と6b,6bと7b,7bと8bとは、それぞれ折り目
線xを介して同一方向に折り込んだとき、折り込み作業
が容易で、しかも互いに干渉し合って、各保持片がその
弾性によって元に戻ることを阻止する程度に係合するよ
う、各折り目線3a,3b,3c上に位置する連接部位
を、その開口角度θが約30度以内となるようV字状に
カットするものである。
aと6a,6aと7a,7aと8a、同じく保持片5b
と6b,6bと7b,7bと8bとは、それぞれ折り目
線xを介して同一方向に折り込んだとき、折り込み作業
が容易で、しかも互いに干渉し合って、各保持片がその
弾性によって元に戻ることを阻止する程度に係合するよ
う、各折り目線3a,3b,3c上に位置する連接部位
を、その開口角度θが約30度以内となるようV字状に
カットするものである。
【0016】すなわち、前記各保持片の左右の縁部を、
折り目xから上縁部y方向に向け、その傾斜角度が約1
5度程度となるようにカットしたもので、組立てたと
き、隣接する保持片5aと6a、6aと7a、7aと8
a、8aと5a間に形成される切欠き部の開口角度θが
余り小さいと、互いの係合度合いが大きくなって折り込
み作業に手数を要するようになり、30度以上になると
各保持片同士の係合がなくなり、保持片がその弾性によ
って上方に開き、カップ型容器を確実に保持することが
難しくなるおそれがある。
折り目xから上縁部y方向に向け、その傾斜角度が約1
5度程度となるようにカットしたもので、組立てたと
き、隣接する保持片5aと6a、6aと7a、7aと8
a、8aと5a間に形成される切欠き部の開口角度θが
余り小さいと、互いの係合度合いが大きくなって折り込
み作業に手数を要するようになり、30度以上になると
各保持片同士の係合がなくなり、保持片がその弾性によ
って上方に開き、カップ型容器を確実に保持することが
難しくなるおそれがある。
【0017】図1に示したパターンのホルダー主体1
は、通常の折り畳み式のカートンを製作するための打ち
抜き機を使用して、型抜きと同時に折り目線を形成する
ことができるので、効率よく製造することができる。
は、通常の折り畳み式のカートンを製作するための打ち
抜き機を使用して、型抜きと同時に折り目線を形成する
ことができるので、効率よく製造することができる。
【0018】かくして得たホルダー主体1は、折り目線
3a,3b,3cを中心に裏側に折り曲げたのち、舌片
9の表面に接着剤を塗布し、当該接着部を側面板4aの
裏面側の側縁部に貼着し、図3に示すような平面四角形
の角筒体からなる容器ホルダー10として組立てるもの
である。
3a,3b,3cを中心に裏側に折り曲げたのち、舌片
9の表面に接着剤を塗布し、当該接着部を側面板4aの
裏面側の側縁部に貼着し、図3に示すような平面四角形
の角筒体からなる容器ホルダー10として組立てるもの
である。
【0019】しかしながら、容器ホルダー1として使用
しない時は、図2に示すように、全体を、例えば、折り
目線3bを中心に二つ折りして平板状に折り畳み、その
複数を積層して保管又搬送に供するものである。
しない時は、図2に示すように、全体を、例えば、折り
目線3bを中心に二つ折りして平板状に折り畳み、その
複数を積層して保管又搬送に供するものである。
【0020】ついで、容器ホルダー1として使用する場
合は、二つ折りして平板状に折り畳まれた容器ホルダー
1を、図3乃至図4に示すように、四角形状になるよう
に押し広げたのち、各側面板4a,4b,4c,4dの
上下の縁部に沿って一体的に形成された各保持片5a
(5b),6a(6b),7a(7b),8a(8b)
を、折り目線xを介して、それぞれ筒体内に折り込ん
で、方形の容器ホルダー10を組立てるものである。
合は、二つ折りして平板状に折り畳まれた容器ホルダー
1を、図3乃至図4に示すように、四角形状になるよう
に押し広げたのち、各側面板4a,4b,4c,4dの
上下の縁部に沿って一体的に形成された各保持片5a
(5b),6a(6b),7a(7b),8a(8b)
を、折り目線xを介して、それぞれ筒体内に折り込ん
で、方形の容器ホルダー10を組立てるものである。
【0021】筒状に組立てられた容器ホルダー10は、
図2及び図6で明らかなように各側面板の上下方向から
折り込まれた保持片5aと5b,6aと6b,7aと7
b,8aと8bの各上縁部y,y間に所要の幅のギャッ
プgが形成されるので、容器ホルダー10の上方からデ
ザート等を密封したカップ型容器11を、また下方から
カップ型容器12をそれぞれ差し込み、各カップ型容器
11,12に形成されたフランジ11a,12aを重ね
合わせた状態で前記ギャップg間に係合保持させるもの
である。
図2及び図6で明らかなように各側面板の上下方向から
折り込まれた保持片5aと5b,6aと6b,7aと7
b,8aと8bの各上縁部y,y間に所要の幅のギャッ
プgが形成されるので、容器ホルダー10の上方からデ
ザート等を密封したカップ型容器11を、また下方から
カップ型容器12をそれぞれ差し込み、各カップ型容器
11,12に形成されたフランジ11a,12aを重ね
合わせた状態で前記ギャップg間に係合保持させるもの
である。
【0022】すなわち、容器ホルダー10内に、フラン
ジ11a,12aを下にしてカップ型容器11,12を
それぞれ上又は下方向から挿入すると、前記フランジ1
1a,12aが重なった状態でギャップg間に入り込む
と同時に、各保持片5a,5b,6a,6b,7a,7
b,8a,8bが自己の持つ弾性によって外側に広がろ
うとするため、各保持片の上縁部yがフランジ11a,
12の底面部と係合し、各カップ型容器11,12を下
側から保持片の上縁部yが支えることとなるので、各カ
ップ型容器11,12は容器ホルダー10内に確実に保
持される。
ジ11a,12aを下にしてカップ型容器11,12を
それぞれ上又は下方向から挿入すると、前記フランジ1
1a,12aが重なった状態でギャップg間に入り込む
と同時に、各保持片5a,5b,6a,6b,7a,7
b,8a,8bが自己の持つ弾性によって外側に広がろ
うとするため、各保持片の上縁部yがフランジ11a,
12の底面部と係合し、各カップ型容器11,12を下
側から保持片の上縁部yが支えることとなるので、各カ
ップ型容器11,12は容器ホルダー10内に確実に保
持される。
【0023】なお、密封されたデザート等を食する際に
は、カップ型容器11(12)の下方側を手で持ってや
や強めに引き出せば、各保持片5a(5b),6a(6
b),7a(7b),8a(8b)が折り目線xを支点
として開口部側に持ち上げられるため、カップ型容器1
1(12)はきわめて簡単に容器ホルダー10から取り
外すことができる。
は、カップ型容器11(12)の下方側を手で持ってや
や強めに引き出せば、各保持片5a(5b),6a(6
b),7a(7b),8a(8b)が折り目線xを支点
として開口部側に持ち上げられるため、カップ型容器1
1(12)はきわめて簡単に容器ホルダー10から取り
外すことができる。
【0024】図6は、ホルダー主体に5つの折り目線を
所要の間隔に設けて6つの側面板21a〜21fを形成
し、組立てた際に平面が六角形になるよう構成した組立
て式容器ホルダー20であって、その組立て等は図1乃
至図5に示す組立て式容器ホルダー1と同様である。
所要の間隔に設けて6つの側面板21a〜21fを形成
し、組立てた際に平面が六角形になるよう構成した組立
て式容器ホルダー20であって、その組立て等は図1乃
至図5に示す組立て式容器ホルダー1と同様である。
【0025】前記の実施の形態においては、組立て式容
器ホルダーを平面が四角形のものとして説明したが、少
なくとも組立て時に平面が三角形以上であればよく、平
面六角形も好ましく使用でき、カップ型容器の横断面が
円以外に方形のものであってもよいこと、さらにはカッ
プ型容器に密封収納する商品は、食品以外であってもよ
いことは当然のことである。
器ホルダーを平面が四角形のものとして説明したが、少
なくとも組立て時に平面が三角形以上であればよく、平
面六角形も好ましく使用でき、カップ型容器の横断面が
円以外に方形のものであってもよいこと、さらにはカッ
プ型容器に密封収納する商品は、食品以外であってもよ
いことは当然のことである。
【0026】
【発明の効果】この発明の組立て式容器ホルダーは、使
用前においては平板状で保管もしくは輸送することがで
き、使用に際しては複数の側面板を有するホルダー主体
を、折り目線を利用して筒状体に組立て、各側面板の上
下の縁部に沿って形成した保持片を筒状体内に折り込
み、上下方向において相対する保持片の上縁部間に形成
されるギャップ内に2つのカップ型容器のフランジを重
ね合わせた状態で係合保持させることによって、2つの
カップ型容器を確実に保持することができる。
用前においては平板状で保管もしくは輸送することがで
き、使用に際しては複数の側面板を有するホルダー主体
を、折り目線を利用して筒状体に組立て、各側面板の上
下の縁部に沿って形成した保持片を筒状体内に折り込
み、上下方向において相対する保持片の上縁部間に形成
されるギャップ内に2つのカップ型容器のフランジを重
ね合わせた状態で係合保持させることによって、2つの
カップ型容器を確実に保持することができる。
【0027】特に、この発明の組立て式容器ホルダーに
おいては、その形状を六角形などの多面体とすることに
よって造形的な展示物とし、2つのカップ型容器を立体
的に展示することができるとともに、容器本体へのデザ
インとホルダー主体に描くデザインとを、例えば連続し
たものとするなど工夫することでデザインの自由度を大
幅に向上させることができる。
おいては、その形状を六角形などの多面体とすることに
よって造形的な展示物とし、2つのカップ型容器を立体
的に展示することができるとともに、容器本体へのデザ
インとホルダー主体に描くデザインとを、例えば連続し
たものとするなど工夫することでデザインの自由度を大
幅に向上させることができる。
【図1】この発明の組立て式容器ホルダーの展開図であ
る。
る。
【図2】前記組立て式容器ホルダーの組立て前の斜視図
である。
である。
【図3】前記組立て式容器ホルダーの組立て時の斜視図
である。
である。
【図4】前記組立て式容器ホルダーの組立て時の平面図
である。
である。
【図5】使用状態における縦断面図である。
【図6】この発明の組立て式容器ホルダーの他の例を示
す斜視図である。)
す斜視図である。)
1 組立て式容器ホルダー
2 装飾
3a〜3c 折り目線
4a〜4d 側面板
5a,5b 保持片
5a,5b 保持片
6a,6b 保持片
7a,7b 保持片
8a,8b 保持片
9 舌片
10 ホルダー主体
11,12 カップ型容器
11a,11b フランジ
x 折り目線
y 上縁部
g ギャップ
Claims (6)
- 【請求項1】帯状のホルダー主体に、所要の間隔を存し
て幅方向に設けた複数の折り目線を介して所要数の側面
板を形成し、 いずれか一方の端部に位置する側面板に、組立て時に筒
状体を保持するための舌片を設けるとともに、 各側面板の上下の縁部に沿って、それぞれ保持片を一体
的に形成するに際し、隣接する保持片同士が、境界線と
なる折り目線を頂角として、保持片間に開口角が30度
以内のV字状の切欠き部を設け、 前記側面板を折り目線で折り曲げて筒状体を構成したの
ち、各保持片を前記筒状体内に折り込んだとき、前記 隣接する保持片同士が適度の係合状態を保つととも
に、上下方向において相対する各保持片の上縁部間に、
所要の幅のギャップが形成されることを特徴とする組立
て式容器ホルダー。 - 【請求項2】前記ホルダー主体は、 適度の厚みと剛性を有し、かつ所要の長さを有する帯状
のものであることを特徴とする請求項1に記載の組立て
式容器ホルダー。 - 【請求項3】前記ホルダー主体は、 その表面にアルミ箔、又はプラスチックフィルムを積層
したことを特徴とする請求項1又は2に記載の組立て式
容器ホルダー。 - 【請求項4】前記ホルダー主体によって形成される筒状
体は、 3面以上の側面部を有することを特徴とする請求項1乃
至3のいずれかに記載の組立て式容器ホルダー。 - 【請求項5】前記保持片の幅は、 前記ホルダー主体の幅の1/2よりも少し幅狭であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の組立て式容器ホルダ
ー。 - 【請求項6】前記筒状体内で上下方向に相対する保持片
の上縁間に形成されるギャップは、 その幅が、保持せんとする2つのカップ型容器に形成さ
れたフランジ厚の合計とほぼ同じであることを特徴とす
る請求項1に記載の組立て式容器ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400718A JP3477615B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 組立て式容器ホルダー |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000400718A JP3477615B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 組立て式容器ホルダー |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002193320A JP2002193320A (ja) | 2002-07-10 |
JP3477615B2 true JP3477615B2 (ja) | 2003-12-10 |
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ID=18865252
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---|---|---|---|
JP2000400718A Expired - Fee Related JP3477615B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 組立て式容器ホルダー |
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---|---|
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---|---|---|---|---|
JP5188733B2 (ja) * | 2007-03-16 | 2013-04-24 | 大日本印刷株式会社 | ツインタイプの包装容器 |
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2000
- 2000-12-28 JP JP2000400718A patent/JP3477615B2/ja not_active Expired - Fee Related
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