JP5188733B2 - ツインタイプの包装容器 - Google Patents
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Description
すなわち、熱湯を用いて調理するインスタント食品の場合、調理時あるいは喫食時において、消費者が容器を手で持ったときでも、連結部材が介在することで、熱さをあまり感じないようにできる。
図1(a)、(b)に示した包装容器は、上方側に位置する第1容器100と、下方側に位置する第2容器200と、両者を連結する連結部材300と、で構成されている。
第1容器100は、開口周縁にカール状のフランジ部101を有する。同様に、第2容器200は、開口周縁にカール状のフランジ部201を有する。
第1容器100と第2容器200は、互いのフランジ部101、201を付き合わせた状態で重ねられ、連結部材300を用いて分離可能に連結されている。
するテーパ状の周壁301を備える。
連結部材300は、全体がテーパのついた帯状に構成されており、径の大きい側から突出する突出領域304を一体的に備えている。この突出領域304には、周方向に延在するスリット305が形成されていて、このスリット305の一側辺からは、テーパ状周壁301の小径部に向かって突片306(係合部)が突出している。
例えば、図1の包装容器を即席スパゲッティに適用する場合、次のような使用態様が考えられる。
第1容器100の周縁開口は、通常のカップ入り即席ラーメンに見られるような、シート状の蓋材(図示せず)で封止する。すなわち、第1容器100に乾燥麺を入れて、これに熱湯を注いで当該蓋材で封止する。所定時間経過後、蓋材を除去して、麺(パスタ)が出来上がる。
一方、第2容器200は、そのような蓋材を備えておらず、常時開口した状態にある。ソースを封入したレトルトパックを第2容器200に入れて熱湯を注ぐ。所定時間経過後、熱湯を捨てて、レトルトパックを開封して、ソースを第2容器200内に取り出す。
このようにして、麺(パスタ)とソースを別々に調理して喫食可能とした状態を図1(b)に概略的に示している。
乾燥麺や、ソースを封入したレトルトパック、その他の具材は、適宜個別に袋に入れる等して、第1容器100あるいは第2容器200内に収容する。そして、両容器100、200を連結部材300で連結した状態で、即席食品として販売する。このとき、必要であれば、図1に示したように、容器全体を透明フィルム130でシュリンクする。
連結部材310として、図2(a)、(b)に示したような、第1容器100を覆う箱状の枠体を使用している。この連結部材310は、底壁保持部311と、側壁部312a、312bと、連結係止部313a、313bと、を備える。
底壁保持部311は、第1容器100の底壁に沿って延在し、その両側から2つの側壁部312a、312bが対向して、第1容器100を挟み込むように延在している。連結係止部313a、313bは、それぞれ、2つの側壁部312a、312bにアーチを掛けるようにして、両者を連結している。
また、第1容器100と第2容器200を連結する場合には、開口315内に第2容器のフランジ部201が入り込み、連結係止部313a、313bがカール状のフランジ部201に下方側から係合する。
連結部材320として、図3(a)、(b)に示したような、帯状体を使用している。この帯状体(連結部材)320は、付き合わされた第1容器および第2容器のフランジ部101、201の外周に沿って延在する。
帯状体320には、周方向に延在するスリット325が形成されていて、このスリット325の上下の側辺からは、向かい合うように2つの突片326a、326bが突出している。
したがって、突片326a、326bは省略可能であり、また、いずれか一方だけ設けることも可能である。特に、フランジ部101、201の突出量が図示のものよりも大きい場合には、突片326a、326bは必要ない。
連結部材330として、図4(a)、(b)に示したような箱状体を使用している。この箱状体は、対向する第1および第2の保持板331、332を含む。第1保持板331は中央に開口331aを備え、同様に、第2保持板332は中央に開口332aを備える。両保持板331、332は、その周辺部において互いに連結されて、平行に位置している。
すなわち、テーパ状の容器100、200の下方側の小径部は、開口331a、332aを通過できるが、テーパ上方の大径分は、同開口を通過することはできない。これにより、図4(a)に示したように、第1容器100および第2容器200を付き合わせた状態で保持することができる。
第5実施形態では、第1容器100と第2容器200は、連結部150によって、相対的に回動可能に連結されている。第1容器100、連結部150、第2容器200は、型成形により一体的に構成されていて、連結部150は、第1容器のフランジ部101と第2容器のフランジ部201にアーチをかけるように両者を連結している(図5(b))。
連結部材340は、第1容器100の底壁に沿って延在する第1底壁保持部341と、第2容器200の底壁に沿って延在する第2底壁保持部342と、これら両保持部341、342の両側をそれぞれ連結する2つの側壁部343、344と、を備える。
≪第6実施形態(図6)≫
上記の第5実施形態では、第1容器100と第2容器200を連結部150にて連結し、凹部105と凸部205を利用して、両容器の位置決めを行っていた。
しかし、両容器の連結態様は、上記のものに限られず、位置決め手段についても、適宜他の構成を採用できる。第6実施形態は、これらについての変形例にあたる。
第2容器のフランジ部201はその一部が突出していて、この領域にスリット207を設けている。
101 フランジ部
102 テーパ状周壁
105 凹部
107 差込み突片
130 透明フィルム(シュリンクフィルム)
150 連結部
160 破断線
200 第2容器
201 フランジ部
202 テーパ状周壁
205 凸部
207 スリット
300 連結部材
301 テーパ状周壁
304 突出領域
305 スリット
306 突片
310 連結部材
311 底壁保持部
312a、b 側壁部
313a、b 連結係止部
315 開口
320 連結部材
325 スリット
326a、b 突片
330 連結部材
331 第1保持板
331a 開口
332 第2保持板
332a 開口
340 連結部材
341 第1底壁保持部
342 第2底壁保持部
343 側壁部
344 側壁部
Claims (9)
- それぞれが開口周縁にフランジ部(101、201)を備えた第1容器(100)および第2容器(200)を、互いのフランジ部(101、201)を付き合わせた状態で、連結部材(300、310、320、330、340)を用いて分離可能に連結して構成されるとともに、
上記連結部材(300、310、320、330、340)は、調理時または喫食時に第1容器(100)および第2容器(200)のいずれか一方の周囲に配置して使用する断熱材で構成されていることを特徴とする包装容器。
- 上記第1容器(100)がテーパ状周壁(102)を備え、
上記連結部材(300)は、上記テーパ状周壁に外嵌する周壁部(301)と、当該周壁部から延在するとともに第2容器のフランジ部(201)に係合する係合部(305、306)と、を備えることを特徴とする、請求項1記載の包装容器。 - 上記連結部材(310)は、第1容器の底壁に沿って延在する底壁保持部(311)と、底壁保持部の両側から延在する2つの側壁部(312a、312b)と、対向する当該2つの側壁部(312a、312b)を連結するとともに、第2容器のフランジ部(201)に係合する連結係止部(313a、313b)と、を備えることを特徴とする、請求項1記載の包装容器。
- 上記連結部材(320)は、付き合わされた第1および第2容器のフランジ部(101、201)の外周に沿って延在する帯体で構成されていて、
当該帯体に周方向に延在して形成されたスリット(325)が上記フランジ部(101、201)を挟持していることを特徴とする、請求項1記載の包装容器。 - 上記スリット(325)の両側辺の少なくとも一方には、内方に突出する突片(326a、326b)が設けられていることを特徴とする、請求項4記載の包装容器。
- 上記第1容器(100)および第2容器(200)がともにテーパ状周壁(102、202)を備え、
上記連結部材(330)は、互いに連結された第1および第2の保持板(331、332)を有していて、
第1保持板(331)は、テーパ状の第1容器(100)の最大径よりも小さく同第1容器が通過できない第1容器保持開口(331a)を備え、
第2保持板(332)は、テーパ状の第2容器(200)の最大径よりも小さく同第2容器が通過できない第2容器保持開口(332a)を備えたことを特徴とする、請求項1記載の包装容器。 - 上記第1容器(100)および第2容器(200)が相対的に回動可能にフランジ部(101、201)において連結されるとともに、
互いに係合して両フランジ部(101、201)を付き合わせ状態に位置決めする位置決め手段が両フランジ部(101、201)に形成されていて、
上記連結部材(340)は、第1容器(100)の底壁に沿って延在する第1底壁保持部(341)と、第2容器(200)の底壁に沿って延在する第2底壁保持部(342)と、両底壁保持部の両側をそれぞれ連結する2つの側壁部(343、344)と、を備えることを特徴とする、請求項1記載の包装容器。 - 上記位置決め手段は、第1容器および第2容器のフランジ部(101、201)に形成された凹部(105)および凸部(205)であることを特徴とする、請求項7記載の包装容器。
- 上記位置決め手段は、第1容器および第2容器のフランジ部(101、201)に形成された差込み突片(107)およびスリット(207)であることを特徴とする、請求項7記載の包装容器。
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