JP3117695U - 食品用包装容器及び食品用包装容器セット - Google Patents

食品用包装容器及び食品用包装容器セット Download PDF

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Abstract

【課題】強度を比較的大きくすることができ、複数の食品用包装容器を積み重ねたものに対して帯状体を巻き付けて束ねたときに、この食品用包装容器が帯状体から外れ難くすることができる食品用包装容器を提供すること。
【解決手段】容器本体7の開口部7aがトップシール8によって閉じられる食品用包装容器6において、開口部7aを形成する開口縁に形成された鍔状部9と、この鍔状部9の互いに対向する外縁に形成されたくびれ部12とを備え、くびれ部12は、開口部7aがトップシール8で閉じられて複数段に積み重ねられた食品用包装容器6に対して、帯状体を巻き付けて束ねたときに、この帯状体があてがわれるように構成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば佃煮(塩昆布等)等の食品を包装することができる食品用包装容器、及び食品用包装容器セットに関する。
従来の食品用包装容器の一例として図6に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。この食品用包装容器(以下、単に「包装容器」と言うこともある。)1は、同図に示すように、外形が略逆四角錐台形の容器本体2を有し、この容器本体2の開口部2aがトップシール(図示せず)によって閉じられるものである。このトップシールは、容器本体2の開口縁に形成された鍔状部3の上面に熱融着される。なお、矩形の枠状に形成された鍔状部3の外周縁には、容器本体2の下方に向かって突出する環状のリブ4が形成されており、このリブ4によって鍔状部3が補強されている。
この食品用包装容器1を使用して食品を包装するときは、容器本体2内に食品を詰めた後に、トップシールで蓋をする。次に、この包装容器1に詰められた食品を滅菌するために、食品が詰められたこの包装容器1を加熱する。このようにして食品を包装することができる。
ここで、包装容器1が滅菌加熱されるときに、矩形の枠状に形成された鍔状部3が熱によって変形しようとするが、リブ4は、鍔状部3が加熱によって変形することを防止することができる。このように、鍔状部3の熱による変形を防止できるので、トップシールが鍔状部3から剥がれることを防止でき、食品の衛生及び品質を保持することができる。
実用新案登録第3102713号公報
しかし、図6に示す従来の食品用包装容器1では、鍔状部3にリブ4が形成されているので、このリブ4によって鍔状部3を補強することができるが、このリブ4によって容器本体2の底部2bや側壁部2cを十分に補強することができない。
従って、例えば食品が詰められた図6に示す包装容器1を複数段に積み重ねて、この積み重ねた複数の包装容器1に対して帯状体(図示せず)を巻き付けて束ねた場合、この束ねられた包装容器1を手で持ったときに、包装容器1が変形して帯状体から外れることがある。
また、互いに対抗する位置に形成された鍔状部3の外縁は、互いに平行しているので、複数段に束ねられた包装容器1のうちのいずれかが、環状の帯状体から抜け出て外れることがあり、このようにいずれかの包装容器1が外れると、全ての包装容器1が帯状体から外れてしまう。
本考案は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、強度を比較的大きくすることができ、複数の食品用包装容器を積み重ねたものに対して帯状体を巻き付けて束ねたときに、この食品用包装容器が帯状体から外れ難くすることができる食品用包装容器を提供することを目的としている。
本考案に係る食品用包装容器は、容器本体の開口部がフィルムによって閉じられる食品用包装容器において、前記開口部を形成する開口縁に形成された鍔状部と、当該鍔状部の互いに対向する外縁に形成されたくびれ部とを備え、前記くびれ部は、前記開口部が前記フィルムで閉じられて複数段に積み重ねられた前記食品用包装容器に対して、帯状体を巻き付けて束ねたときに、前記帯状体があてがわれることを特徴とするものである。
この考案に係る食品用包装容器は、容器本体内に例えば佃煮等の食品を詰めた状態で、容器本体の開口部をフィルムで蓋をすることによって食品を包装することができる。また、例えば食品が詰められた食品用包装容器を複数段に積み重ねて、この複数段に積み重ねられた食品用包装容器に対して、帯状体を巻き付けて束ねたときに、この帯状体を鍔状部に形成されたくびれ部にあてがうことができる。このくびれ部は、食品用包装容器が帯状体から抜け出て外れることを防止することができる。
そして、この考案に係る食品用包装容器において、前記容器本体の底部の略中央から放射状方向に延びる第1リブが設けられ、前記第1リブを、前記底部から側壁部に亘って形成するとよい。このようにすると、例えばこの食品用包装容器の鍔状部に指をあてがって包装容器を持ち上げたときに、食品の重量によって包装容器が変形するが、包装容器の変形量を第1リブによって小さく抑えることができる。つまり、第1リブを底部の略中央から放射状方向に延びるように形成してあるので、鍔状部の周方向のいずれの部分に指をあてがってこの包装容器を持ち上げた場合でも、包装容器が変形によって折れ曲がろうとする部分に対して第1リブが常に交差することになるので、包装容器の変形をこの第1リブによって小さく抑えることができる。
また、この考案に係る食品用包装容器において、前記容器本体の外形が略逆四角錐台形であり、前記第1リブが前記容器本体の底部の対角線方向に延びるようにするとよい。このようにすると、例えば鍔状部の直線外縁(例えばくびれ部)に指をあてがって包装容器を持ち上げたときに、その指をあてがった鍔状部と略平行に折れ曲がり部分が容器本体に形成されようとするが、第1リブを対角線方向に形成してあるので、この第1リブが折れ曲がろうとする部分と交差することとなり、包装容器の変形をこの第1リブによって確実に抑えることができる。
更に、この考案に係る食品用包装容器において、前記容器本体の底部に第2リブが設けられ、前記第2リブを、前記底部の略中央を中心とする円の周方向に沿って形成するとよい。このようにすると、底部に折れ曲がり方向の力が掛かり、底部が折れ曲がろうとするときに、その折れ曲がろうとする部分がいずれの方向であっても、折れ曲がろうとする部分と円周方向の第2リブとが交差するので、この第2リブによって底部の変形を小さくすることができる。
そして、この考案に係る食品用包装容器において、前記容器本体の側壁部の縦断面形状を、内側に湾曲する略円弧状とするとよい。このようにすると、例えばこの食品用包装容器に圧縮荷重が掛かった場合、側壁部が円弧状に撓むこととなり、座屈することを防止できる。よって、この包装容器の破損を防止できる。しかも、側壁部を内側に湾曲させているので、容器本体の開口部の大きさを変更せずに、この包装容器の内容量を少なくすることができる。よって、包装容器の開口部が所定の大きさに定められていても、側壁部の曲率半径や傾斜角度を変更することによって、包装容器の内容量を所望の量に設定することができる。
また、本考案に係る食品用包装容器セットは、それぞれの前記食品用包装容器の前記開口部が前記フィルムで閉じられており、前記フィルムが施された前記食品用包装容器が複数段に積み重ねられ、これら複数段に積み重ねられた前記食品用包装容器に対して、帯状体を巻き付けて束ねてあり、前記帯状体が前記くびれ部にあてがわれていることを特徴とするものである。
この考案に係る食品用包装容器セットによると、例えばこのセットを構成するそれぞれの食品用包装容器に食品を一人前ずつ詰めて販売することができる。このセットを購入する消費者は、例えば家族の人数分に合わせって食品をセットで購入することができ、購入する個数の間違いを防止できる。
また、複数の食品用包装容器を積み重ねて束ねたものは、食品及び包装容器の重量によって全体の重量が大きくなり、この食品用包装容器セットを持ち上げたときに、各容器に比較的大きな力が掛かるが、容器本体に第1及び第2リブを設けることによって、各包装容器の変形を小さくすることができ、よって、この食品用包装容器セットを持ち運び易くすることができる。
この考案に係る食品用包装容器によると、開口部がフィルムで閉じられて複数段に積み重ねられた食品用包装容器に対して、帯状体を巻き付けて束ねたときに、帯状体を鍔状部のくびれ部にあてがうことができる構成としたので、束ねられた食品用包装容器が帯状体から外れ難くすることができる。従って、このように帯状体で束ねられた食品用包装容器を、きちんと積み重ねて束ねられた状態で搬送することができる。その結果、この束ねられた食品用包装容器をきちんと重ねた状態で陳列することができて便利である。
以下、本考案に係る食品用包装容器の一実施形態を図1〜図5を参照して説明する。この食品用包装容器6は、例えば佃煮(塩昆布等)等の食品を包装することができるものであり、容器本体7の開口部7aがフィルム(トップシール)8によって閉じられるものである。
容器本体7は、例えばPET、ポリプロピレン等のプラスチック製の厚みの薄い成型品である。そして、図1〜図3に示すように、平面形状が略正方形であって、全体の形状は略逆四角錐台形の底の浅い小鉢形状である。容器本体7の開口縁には、図1に示すように、全周に亘って鍔状部9が形成され、この鍔状部9の外周縁には、斜め下方に向かう傾斜縁10が形成されている。また、鍔状部9の4つの各角部には、略三角形状の摘み保持部11が形成されている。
これら4つの各摘み保持部11は、傾斜縁10の下端縁から水平方向外側に延びており、表面に多数の小突起11aが形成されている。この摘み保持部11は、鍔状部9の表面に例えば熱融着されたトップシール8を剥がすときに、トップシール8の摘み部8aを摘まみ易くするためのものであり、表面に形成されている多数の小突起11aによって、トップシール8の摘み部8aが摘み保持部11の表面に密着し難くしてある。そして、容器本体7の4つの各角部のそれぞれに対して摘み保持部11を設けてあるので、4つのいずれの角部からでもトップシール8を容器本体7から剥がすことができて便利である。
また、図1に示すように、容器本体7の摘み保持部11と摘み保持部11との間であって、鍔状部9の4つの各外縁にくびれ部12を4つ形成してある。この4つのくびれ部12は、図4及び図5に示すように、容器本体7の開口部7aがトップシール8で閉じられて複数段(例えば3段)に積み重ねられた食品用包装容器6に対して、帯状体13を巻き付けて束ねたときに、帯状体13があてがわれるものである。この実施形態では、くびれ部12の長さを、帯状体13の横幅よりも少し長い寸法に形成してある。
更に、図2等に示すように、容器本体7には、4つの側壁部14が形成されており、この側壁部14は、四角筒状の上部側壁15、中間側壁16、及び下部側壁17で構成されている。上部側壁15は、鍔状部9の内周縁と接続し、この上部側壁15の下端に中間側壁16が接続している。そして、中間側壁16の下端に下部側壁17が接続している。これら上部側壁15及び下部側壁17は、図3に示すように、容器本体7の開口部7aに向かうに従って少し外側に傾斜する形状であり、中間側壁16は、縦断面形状が内側に湾曲する円弧形状に形成されている。また、図1に示すように、四角筒状の中間側壁16及び下部側壁17のそれぞれの4つの各角部に面取り部18が形成されている。
容器本体7の底部19には、図3に示すように、中央部が内側(上方)に向かってドーム状(球体の一部が成す形状)に湾曲する湾曲部19aが形成されている。
また、図1〜図3に示すように、中間側壁16、下部側壁17、及び底部19に亘って第1リブ20が形成され、底部19に第2リブ21が形成されている。これら第1及び第2リブ20、21は、容器本体7を屈曲して、容器本体7の内側に、断面U字状に突出するように形成したものである。
第1リブ20は、図1に示すように、容器本体7の対角線方向(容器本体7の底部19の略中央から放射状方向)に沿って4つ設けられている。これら4つの第1リブ20は、同等の形状、大きさ及び方向に形成されているので、図1に示す左上に形成されているものを説明し、これ以外の3つの第1リブ20の説明を省略する。つまり、図1の左上に形成されている第1リブ20は、互いに隣り合う中間側壁16、16の接続部に形成されている面取り部18の中央から底部19の中心に向かって延びて形成され、底部19の中心の少し手前で終端している。
第2リブ21は、図1に示すように、容器本体7の湾曲部(底部19)19aに設けられ、底部19の略中央を中心とする所定半径の円の周方向に沿って形成されている。
また、図1及び図2に示すように、左側中間側壁16、右側中間側壁16、及び正面中間側壁16のそれぞれの鍔状部9側の上縁に沿う位置の内面には、例えば合計4つの第1〜第4凹部22〜2522、23、24、25が形成されている。これら各凹部22、・・・は、容器本体7を屈曲して形成しているので、各凹部22、・・・と対応する容器本体7の各外面位置には、対応する形状の凸部26、・・・が形成されている。
つまり、図1に示すように、第1凹部22は、左側中間側壁16aにおける背面中間側壁16dに近い位置に設けられている。第2凹部23は、第1凹部22と左右対称の位置に設けられ、右側中間側壁16bにおける背面中間側壁16dに近い位置に設けられている。第3及び第4凹部24、25は、いずれも正面中間側壁16cに設けられており、第3凹部24が左側中間側壁16aに近い位置に形成され、第4凹部25が右側中間側壁16bに近い位置に形成されている。
これら第1〜第4凹部22〜25は、容器本体7を積み重ねたときに、上下段の容器本体7、7どうしが互いに密着しないようにするためのものである。例えば下段の容器本体7を図1に示すように配置して、その上段の容器本体7を90°時計方向に回転させて積み重ねると、下段の容器本体7の第1〜第4凹部22〜25の位置と、上段の容器本体7の第1〜第4凹部22〜25の位置とが互いに完全に重なり合わないので、上段の容器本体7と下段の容器本体7との間に隙間が形成され、両者が密着しないように積み重ねることができる。これによって、容器本体7を例えば1つずつ取り出し易くすることができる。
なお、図1に示す容器本体7は、鍔状部9の外縁の縦及び横の各寸法が例えば約95mmであり、高さが例えば約20mmである。
上記のように構成された図1等に示す食品用包装容器6は、容器本体7内に例えば佃煮等の食品を詰めた状態で、容器本体7の開口部7aをトップシール8で蓋をすることによって食品を包装することができる。このトップシール8は、図1に示すように、平面形状が略正方形であり、容器本体7の鍔状部9及び摘み保持部11の輪郭形状よりも少し大きく形成されている。このトップシール8は、容器本体7の鍔状部9の上面に熱融着されるものであり、その材質は、例えば例えばPET、ポリプロピレン等のプラスチック製のフィルムである。
また、図4及び図5に示すように、例えば食品が詰められた食品用包装容器6を例えば3段に積み重ねて、この3段に積み重ねられた食品用包装容器6に対して、帯状体13を巻き付けて束ねたときに、この帯状体13を鍔状部9に形成されたくびれ部12にあてがうことができる。
このくびれ部12は、食品用包装容器6が帯状体13から抜け出て外れることを防止することができる。この帯状体13は、くびれ部12の横幅よりも少し狭い寸法の横幅に形成されており、プラスチック製のフィルムである。この帯状体13の両端部も例えば熱融着されている。
このくびれ部12によって、この束ねられた3つの食品用包装容器6を、環状の帯状体13から外れ難くすることができる。従って、このように帯状体13で束ねられた3つの食品用包装容器6を、きちんと積み重ねて束ねられた状態で搬送することができ、その結果、この束ねられた食品用包装容器6をきちんと積み重ねた状態で陳列することができて便利である。
また、図1に示すように、第1リブ20を、容器本体7の底部19の対角線方向に延びるように形成してある。このように構成したことによって、例えば鍔状部9の直線外縁(例えばくびれ部12)に指をあてがって包装容器6を持ち上げたときに、その指をあてがった鍔状部9と略平行に折れ曲がり部分が容器本体7に形成されようとするが、第1リブ20を対角線方向に形成してあるので、この第1リブ20が折れ曲がろうとする部分と交差することとなり、包装容器6の変形をこの第1リブ20によって確実に抑えることができる。
更に、図1に示すように、容器本体7の底部19に第2リブ21を設けてあり、この第2リブ21は、底部19の略中央を中心とする円の周方向に沿って形成されている。このように構成したことによって、底部19に折れ曲がり方向の力が掛かり、底部19が折れ曲がろうとするときに、その折れ曲がろうとする部分がいずれの方向であっても、折れ曲がろうとする部分と円周方向の第2リブ21とが交差するので、この第2リブ21によって底部19の変形を小さくすることができる。
そして、図3に示すように、容器本体7の中間側壁16の縦断面形状を、内側に湾曲する略円弧状に形成してある。このように形成したことによって、例えばこの食品用包装容器6に圧縮荷重が掛かった場合、中間側壁16が円弧状に撓むこととなり、座屈することを防止できる。よって、この包装容器6の破損を防止できる。しかも、中間側壁16を内側に湾曲させているので、容器本体7の開口部7aの大きさを変更せずに、この包装容器6の内容量を少なくすることができる。よって、包装容器6の開口部7aが所定の大きさに定められていても、中間側壁16の曲率半径や傾斜角度を変更することによって、包装容器6の内容量を所望の量に設定することができる。
また、図4に示すように、この食品用包装容器6によると、トップシール8が熱融着された食品用包装容器6を3段に積み重ね、これら3段に積み重ねた食品用包装容器6に対して、帯状体13を巻き付けて束ねることができ、そして、帯状体13をくびれ部12にあてがうことができる。このように構成した食品用包装容器セット27によると、例えばこのセット27を構成するそれぞれの食品用包装容器6に食品を一人前ずつ詰めて販売することができる。このセット27を購入する消費者は、例えば家族の人数分に合わせって食品をセットで購入することができ、購入する個数の間違いを防止できる。
また、図4に示すように、3つの食品用包装容器6を積み重ねて束ねたものは、食品及び包装容器6の重量によって全体の重量が大きくなり、この食品用包装容器セット27を持ち上げたときに、各容器6に比較的大きな力が掛かるが、容器本体7には、第1及び第2リブ20、21が設けられているので、各包装容器6の変形を小さく抑えることができる。よって、この食品用包装容器セット27を持ち運び易くすることができる。
ただし、上記実施形態では、図1等に示すように、この食品用包装容器6の形状を略四角錐台形状としたが、これ以外の、例えば多角錐台形状や円錐台形状としてもよい。この場合でも、鍔状部9は、外縁の互いに対向する位置にくびれ部12を形成できるように形成する。
また、この場合には、第1リブ20は、容器本体7の底部19の略中央から放射状方向に延びるように設け、底部19から側壁部14に亘って形成する。このように、第1リブ20を容器本体7の底部19の略中央から放射状方向に延びるように形成すると、鍔状部9の周方向のいずれの部分に指をあてがってこの包装容器6を持ち上げた場合でも、包装容器6の折れ曲がろうとする部分に対して第1リブ20が常に交差することになるので、包装容器6の変形をこの第1リブ20によって小さく抑えることができる。
更に、上記実施形態では、図1に示す鍔状部9の上下の外縁及び左右の外縁にそれぞれくびれ部12を設けたが、上下の外縁又は左右の外縁のいずれかにくびれ部12を設けてもよい。
そして、上記実施形態では、図4に示すように、食品用包装容器6を3段に積み重ねたものとしたが、3段以外の複数段として、この複数段に積み重ねた食品用包装容器6を帯状体13で束ねたものとしてもよい。
以上のように、本考案に係る食品用包装容器は、強度を比較的大きくすることができ、複数の食品用包装容器を積み重ねたものに対して帯状体を巻き付けて束ねたときに、この食品用包装容器が帯状体から外れ難くすることができる優れた効果を有し、このような食品用包装容器等に適用するのに適している。
この考案の一実施形態に係る食品用包装容器を示す平面図である。 同実施形態に係る食品用包装容器を示す正面図である。 同実施形態に係る食品用包装容器を示すA−A端面図である。 同実施形態の食品用包装容器を3段に積み重ねって包装した食品用包装容器セットを示す正面図である。 図5に示す食品用包装容器セットの平面図である。 従来の食品用包装容器を示す斜視図である。
符号の説明
6 食品用包装容器
7 容器本体
7a 開口部
8 トップシール
9 鍔状部
10 傾斜縁
11 摘み保持部
11a 小突起
12 くびれ部
13 帯状体
14 側壁部
15 上部側壁
16 中間側壁
16a 左側中間側壁
16b 右側中間側壁
16c 正面中間側壁
16d 背面中間側壁
17 下部側壁
18 面取り部
19 面取り部
19a 湾曲部
20 第1リブ
21 第2リブ
22 第1凹部
23 第2凹部
24 第3凹部
25 第4凹部
26 凸部
27 食品用包装容器

Claims (6)

  1. 容器本体の開口部がフィルムによって閉じられる食品用包装容器において、
    前記開口部を形成する開口縁に形成された鍔状部と、当該鍔状部の互いに対向する外縁に形成されたくびれ部とを備え、前記くびれ部は、前記開口部が前記フィルムで閉じられて複数段に積み重ねられた前記食品用包装容器に対して、帯状体を巻き付けて束ねたときに、前記帯状体があてがわれることを特徴とする食品用包装容器。
  2. 前記容器本体の底部の略中央から放射状方向に延びる第1リブが設けられ、前記第1リブが前記底部から側壁部に亘って形成されていることを特徴とする請求項1記載の食品用包装容器。
  3. 前記容器本体の外形が略逆四角錐台形であり、前記第1リブが前記容器本体の底部の対角線方向に延びることを特徴とする請求項2記載の食品用包装容器。
  4. 前記容器本体の底部に第2リブが設けられ、前記第2リブは、前記底部の略中央を中心とする円の周方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の食品用包装容器。
  5. 前記容器本体の側壁部の縦断面形状が内側に湾曲する略円弧状であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の食品用包装容器。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の食品用包装容器の前記開口部が前記フィルムで閉じられており、前記フィルムが施された前記食品用包装容器が複数段に積み重ねられ、これら複数段に積み重ねられた前記食品用包装容器に対して、帯状体を巻き付けて束ねてあり、前記帯状体が前記くびれ部にあてがわれていることを特徴とする食品用包装容器セット。
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JP2017047960A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 リスパック株式会社 食品包装用トレー

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