JP6970969B2 - 食品容器及び食品入り食品容器 - Google Patents

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本発明は、食品容器に関する。
近年、店舗では様々な弁当が販売されている。一般的な弁当用の容器では、白米などの主食と副菜とを別々の領域に収容している。これに対し、特許文献1には、どんぶり用の食品容器が記載されている。この食品容器において、ライスや麺類は容器本体に収容されており、具材は袋に収容されている。具材を収容した袋は、ライスや麺類の上方に配置されている。そしてこの袋を容器本体の中から引っ張り出す際に、具材は袋から押し出され、ライスや麺類に載る。
特開2009−202917号公報
しかし、上記した公報に記載の食品容器では、袋から具材が押し出すことが難しく、その結果、ライスや麺類の上に具材が乗らない可能性があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ライスや麺類などの第1食品の上に、具材などの第2食品を高い確率で載せることができる食品容器を提供することにある。
本発明によれば、第1食品が収容される収容部を有する容器本体と、
前記収容部を覆う仕切り部材と、
前記容器本体に取り付けられ、前記仕切り部材のうち少なくとも前記凹部と重なる領域を覆う蓋部材と、
を備え、
前記仕切り部材の上に第2の食品が載置され、
前記仕切り部材は、当該仕切り部材を複数に分割するための分割線を有している食品容器が提供される。
本発明によれば、第1食品の上に第2食品を高い確率で載せることができる。
実施形態に係る食品容器の分解斜視図である。 仕切り部材の平面図である。 食品容器の中に食品を収容する手順を説明するための断面図である。 第1食品及び第2食品を食するときの手順を説明するための図である。 変形例に係る仕切り部材の平面図である。 図5のA−A断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る食品容器10の分解斜視図である。食品容器10は、容器本体100、仕切り部材200、及び蓋部材300を備えている。容器本体100は収容部120を有している。収容部120には、第1食品、例えばご飯や麺類などの主食が収容される。仕切り部材200は、容器本体100の収容部120を覆う。仕切り部材200の上には、第2食品、例えば具材が配置される。蓋部材300は容器本体100に取り付けられる。この際、蓋部材300は、仕切り部材200のうち少なくとも収容部120と重なる領域を覆う。そして、仕切り部材200は、分割線220を有している。分割線220は、仕切り部材200を複数に分割するために設けられている。以下、食品容器10について詳細に説明する。
容器本体100及び蓋部材300は、樹脂を用いて形成されている。ここで用いられる樹脂は、例えばポリプロピレン、ポリスチレン、及びPET等があるが、他の樹脂であってもよい。容器本体100及び蓋部材300の成形方法は、例えば真空成形である。この場合、容器本体100の厚さ及び蓋部材300の厚さは、いずれも1.5mm以下であるが、0.8mm以下であってもよいし、さらには0.5mm以下であってもよい。ただし、容器本体100の厚さ及び蓋部材300の厚さは、強度を維持する観点から、好ましくは0.15mm以上である。また、第1食品及び第2食品の状態を食品容器10の外部から視認できるようにするために、容器本体100及び蓋部材300は透光性を有しているのが好ましい。
容器本体100は、上記したように収容部120を有している。上記したように、収容部120には、第1食品、例えばご飯や麺類などの主食が収容される。収容部120の大きさ及び収容部120の上端(開口)の形状は、例えば円形であるが、四角形などの多角形であってもよい。また、収容部120の側面及び底面には、強度を持たせるための凹凸が形成されているのが好ましい。
蓋部材300は、容器本体100の収容部120を覆う。詳細には、蓋部材300の縁310は、容器本体100の縁110に嵌る形状を有している。本図に示す例において、蓋部材300の縁310は、容器本体100の縁110よりもわずかに大きい。このため、蓋部材300が容器本体100に取り付けられた状態において、縁310の内面は縁110の外面に接する。ただし、蓋部材300の縁310は、容器本体100の縁110よりもわずかに小さくてもよい。この場合蓋部材300が容器本体100に取り付けられた状態において、縁310の外面は縁110の内面に接する。
蓋部材300の少なくとも一部は上に向かって凸になっている。このため、高さ方向において、蓋部材300の内面の大部分は、容器本体100の縁110よりも上方に位置する。これにより、仕切り部材200と蓋部材300の内面の間に、第2食品が位置するための空間が形成される。
仕切り部材200は、可撓性を有する樹脂を用いて形成されており、上記したように容器本体100の収容部120を覆う。なお、仕切り部材200の厚さは、例えば容器本体100及び蓋部材300よりも薄い。具体的には、仕切り部材200の厚さは例えば0.3mm以下である。また、仕切り部材200の厚さは、強度を持たせる場合は例えば0.15mm以上であるが、0.1mm以上であってもよい。一方、仕切り部材200に強度が求められない場合、仕切り部材200の厚さは0.1mm以下であってもよい。また、仕切り部材200の平面形状は、例えば容器本体100の縁110に沿った形状であるが、これに限定されない。
仕切り部材200の上には第2食品が配置される。第2食品は、例えば丼や麺類の具材又はソースである。第2食品の水気は、第1食品の水気と比較して多い。このため、第2食品は食事の直前に第1食品の上に載せられるのが好ましい。
図2は、仕切り部材200の平面図である。本図及び図1に示すように、仕切り部材200は分割線220を有している。分割線220は、例えば薄肉部又はミシン目であり、仕切り部材200を複数(例えば2つ)の小片に分割するために設けられている。具体的には、仕切り部材200に力を加えた場合、仕切り部材200は分割線220に沿って切断される。
なお、仕切り部材200の縁の一部232は容器本体100の外側に位置しているのが好ましい。このようにすると、蓋部材300を容器本体100に取り付けた状態で、一部232から仕切り部材200に力を加えることにより、仕切り部材200を分割線220に沿って分割することができる。ここで、分割線220の一部は容器本体100の外に位置しているのが好ましい。言い換えると、分割線220は、仕切り部材200の縁のうち、容器本体100の外側に位置する部分から延在しているのが好ましい。このようにすると、容易に仕切り部材200を分割線220に沿って分割させることができる。
また、仕切り部材200は、平面視において、縁210に凹部230及び凹部234を有している。そして分割線220は凹部230,234に交わっている。より詳細には、平面視において、凹部230,234は略V字型又はU字型であるのが好ましい。そして、凹部230の底部に、分割線220の一方の端部が位置しており、凹部234の底部に、分割線220の逆側の端部が位置している。このようにすると、凹部230の両脇に、凹部230を引き裂く方向に力を加えることにより、容易に仕切り部材200を分割線220に沿って分割することができる。
なお、仕切り部材200は容器本体100に固定されていない。その代わり、仕切り部材200は容器本体100の縁110と蓋部材300の縁310の間に挟まれている。言い換えると、仕切り部材200は可動な状態になっている。このようにすると、仕切り部材200一部232から加えられた力を効率よく分割線220に伝達することができるため、容易に仕切り部材200を分割線220に沿って分割することができる。
分割線220が延在する方向や本数は特に限定されない。図1及び図2に示す例において、分割線220は、仕切り部材200を2等分するように直線状に延在している。分割線220は、例えばミシン目であるが、仕切り部材200の他の部分より薄くなっている部分(薄肉部)であってもよい。なお、分割線220がミシン目の場合、ミシン目の切れ目の大きさは、第2食材に含まれる水分が落下しない程度であるのが好ましい。
図3の各図は、食品容器10の中に食品を収容する手順を説明するための断面図である。まず、図3(A)に示すように、容器本体100の収容部120に、第1食品400を収容する。この際、第1食品400の上端を、容器本体100の縁110よりも低くする。次いで、図3(B)に示すように、容器本体100の上に仕切り部材200を載置する。この際、仕切り部材200の縁210の一部を弱粘着性のシールを用いて容器本体100の縁110に固定してもよい。次いで、図3(C)に示すように、仕切り部材200の上に第2食品420を配置する。この際、第2食品420の重みによって、仕切り部材200は撓む。ここで、仕切り部材200の縁210は、一部232を除いて容器本体100の内側に入り込む場合もある。その後、図3(D)に示すように、容器本体100に蓋部材300を取り付ける。この際、仕切り部材200の少なくとも一部232は、容器本体100と蓋部材300の間に挟まれる。
図4は、食品容器10の中の第1食品400及び第2食品420を食するときの手順を説明するための図である。第1食品400及び第2食品420を食べようとする人は、蓋部材300を容器本体100に取り付けた状態で、仕切り部材200の一部232に力を加える。これにより、仕切り部材200は分割線220に沿って分割され、仕切り部材200の上にある第2食品420は第1食品400の上に落下する。その後、蓋部材300を容器本体100から取り外す。
以上、本実施形態によれば、第1食品400と第2食品420は仕切り部材200によって分離されている。仕切り部材200には分割線220が設けられているため、仕切り部材200を分割線220に沿って分割することにより、容易に第2食品420を第1食品400の上に位置させることができる。このため、第1食品400及び第2食品420を食べようとする人は、食べる直前に、容易かつ高い確率で、第2食品420を第1食品400の上に載せることができる。また、この際に第2食品420が食品容器10の外にこぼれることを抑制できる。
また、第2食品420を袋の中に詰める必要はなく、仕切り部材200の上に第2食品420を載置すればよいため、食品容器10の中に第2食品420を位置させる工程が簡略化される。
(変形例)
変形例に係る食品容器10は、仕切り部材200の構成を除いて実施形態に係る食品容器10と同様の構成である。
図5は、本変形例に係る仕切り部材200の平面図であり、図6は図5のA−A断面図である。本変形例に係る仕切り部材200は、以下の点を除いて実施形態に係る仕切り部材200と同様の構成である。
まず、仕切り部材200は、自重であまり変形しない程度の強度を有している。例えば仕切り部材200の厚さは、0.5mm以上1.5mm以下である。
また、仕切り部材200は凸部240を有している。凸部240は、仕切り部材200の縁に沿って延在している。ただし、仕切り部材200は、平面視において凹部230と重なる領域や、分割線220またはその延長線と重なる部分には形成されていない。また、凸部240は、仕切り部材200の上面側すなわち第2食品420が載置される面側に突出している。
本実施形態によれば、実施形態と同様の効果が得られる。また、仕切り部材200は自重であまり変形しない程度の強度を有している。このため、食品容器10に第2食品420を収容する際の仕切り部材200の取り扱いは容易になる。また、仕切り部材200はさらに凸部240を有している。このため、仕切り部材200は持ちやすくなり、その結果、食品容器10に第2食品420を収容する際の仕切り部材200の取り扱いは、さらに容易になる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 食品容器
100 容器本体
110 縁
120 収容部
200 仕切り部材
210 縁
220 分割線
230 凹部
232 一部
300 蓋部材
310 縁
400 第1食品
420 第2食品

Claims (5)

  1. 上端側に開口が形成され、第1食品収容する容器本体と、
    前記容器本体に取り付けられて前記開口を覆う蓋部材と、
    シート状で前記容器本体と前記蓋部材とに前記開口の周縁で挟まれて配置され前記容器本体と前記蓋部材とで形成される空間を仕切る仕切り部材であって、前記開口の内側の第1部分、前記開口の周縁で前記容器本体と前記蓋部材とに挟まれる第2部分、及び、前記第2部分に繋がって前記開口の外側に突出する一対の第3部分を有し、前記第1部分の上に第2食品が載置される仕切り部材と、
    を備え、
    前記第1部分には、それ自身を分割するための分割線が形成されており、
    前記一対の第3部分のそれぞれは、前記分割線の両端のいずれか一端側に近くかつ他端側から遠い範囲で互いに前記分割線を挟んで反対側に設けられている、
    食品容器。
  2. 前記分割線は、薄肉部又はミシン目である、
    請求項1に記載の食品容器。
  3. 面視において、前記仕切り部材の縁には、2つの凹部が形成されており
    前記分割線の両端、それぞれ、前記2つの凹部のいずれかと交わっている
    請求項1又は2に記載の食品容器。
  4. 前記一対の第3部分のそれぞれは、前記分割線の両端のうちの前記一端に形成されている前記2つの凹部の一方の凹部に隣接している、
    請求項3に記載の食品容器。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の食品容器と、
    前記容器本体に収容されている第1食品と、
    前記第2部分の上に載置されている第2食品と、
    を備える、食品入り食品容器。
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