JP6909558B2 - 食品用包装容器 - Google Patents

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Description

本発明は、サンドウィッチなどの食品が収容される合成樹脂製の食品用包装容器に関する。
店舗販売されるサンドウィッチは、合成樹脂フィルムで全体を包むようにして包装されることが多いが、特許文献1のように、合成樹脂製の包装容器にサンドウィッチを収容するようにして包装するものもある。この包装容器は、上方に開口を有する矩形箱型であり、包装容器の内側底部に吸水シートを敷設し、その上にサンドウィッチを収容し、窒素ガスを注入して脱気処理を施した後に、開口の周囲のフランジにトップシールフィルムを貼着して封止するようにして使用されている。
実用新案登録第3094216号公報
ところで、特許文献1の包装容器は、側壁を開口に向かってテーパ状に形成してサンドウィッチと側壁との間に空間を設け、サンドウィッチを取り出す際に、側壁にパンが湿気でへばり付いて取り出しにくくなることを防止している。しかしながら、このようにサンドウィッチの大きさと形状に対応せず、サンドウィッチと包装容器との間に大きな空間が形成される包装容器とすると、不要な空間ができて見栄えが悪くなり、サンドウィッチのボリューム感が失われる。そのため、側壁にパンが湿気でへばり付くことを防止できると共に、サンドウィッチのボリューム感を生じさせ、綺麗な見栄えが得られる包装容器が望まれている。
本発明は上記課題に鑑み提案するものであり、容器側壁にパンなどの食品が湿気でへばり付くことを防止できると共に、サンドウィッチなどの食品にボリューム感を生じさせ、綺麗な見栄えを得ることができる食品用包装容器を提供することを目的とする。
本発明の食品用包装容器は、底板、後壁、両側壁からなる側面視三角形の形状のサンドウィッチの収容空間が区画して形成され、側面視略三角形の形状を有し、前面側に閉塞可能な取出用の開口を備える合成樹脂製の食品用包装容器であって、両側の側壁の内面に、サンドウィッチに接触可能でサンドウィッチを保持する内側突部が内側に突出して配列して設けられていることを特徴とする。この食品用包装容器においては、前記側壁のそれぞれが内方へ凸で弧状に傾斜して形成され、前記弧状に傾斜した両側の前記側壁の内面に前記内側突部が設けられる構成とすると好適である。
これによれば、内側突部をサンドウィッチに接触させることで、側壁とサンドウィッチの接触面積が内側突部の先端近傍の局所的な領域となり、側壁とサンドウィッチの接触面積を大幅に削減することができ、容器側壁にパンが湿気でへばり付くことを防止することができる。従って、サンドウィッチを取り出す際には、サンドウィッチをスムーズ且つ綺麗に取り出すことができる。また、内側突部をサンドウィッチに接触可能に設け、サンドウィッチの大きさと形状に対応し、サンドウィッチと両側の側壁との間に余分な空間が生じないことから、収容されるサンドウィッチのボリューム感を生じさせ、綺麗な見栄えを得ることができる。また、合成樹脂を引き延ばして側壁を形成する際に、側壁の肉厚が薄くなりがちであるが、側壁に内側突部を配列して設けることにより、面一の側壁に比して側壁の強度を高めることができる。
本発明の食品用包装容器は、両側の側壁の内面の前記内側突部が、前記収容空間内でサンドウィッチを保持する突条であり、前記突条が、前記開口の開口面に対して略直角に延設されていると共に、相互に離間して設けられていることを特徴とする。
これによれば、離間配置される突条により、側壁とサンドウィッチ接触面積を大幅に削減しつつ、サンドウィッチを安定して保持することができる。また、開口面に対して略直角に延設された突条により、利用者がサンドウィッチを取り出し易くなると共に、包装容器を積み重ねた状態から取り外す際に包装容器相互が引っかかることなく、スムーズに取り外すことができる。また、開口面に対して略直角に延設された突条を側壁に離間配置することにより、側壁の強度を大幅に高めることができる。
本発明の食品用包装容器は、両側の側壁の内面の前記内側突部が、前記収容空間内でサンドウィッチを保持する点状突起であることを特徴とする。
これによれば、点状突起により、側壁とサンドウィッチの接触面積を大幅に削減しつつ、サンドウィッチを安定して保持することができる。
本発明の食品用包装容器は、前記側壁のそれぞれが内方へ凸で弧状に傾斜して形成され、前記弧状に傾斜した両側の前記側壁の内面に前記内側突部が設けられていることを特徴とする。
これによれば、両側の側壁が略ラッパ形状になるから、包装容器の形状が手で掴む際に非常に持ちやすい形状となる。また、サンドウィッチ大きさと形状に一層対応した形状となり、不要なスペースが出来ずに見栄えが一層良くなると共に、ボリューム感も増大する。
本発明の食品用包装容器は、底板の前記開口寄りの位置に外側突出部が設けられ、前記開口の逆側に位置する角部と前記外側突出部とで支持されることを特徴とする。
これによれば、開口寄りの外側突出部で支持することにより、商品陳列時にサンドウィッチなどの食品の重心を後方に傾けることができ、透光性のトップシールフィルムや透光性の蓋部等の閉塞部に具材の油分等の食材が触れることを防ぎ、食品の視認性や美観の低下を防止することができる。また、包装容器の開口周囲のフランジを包装容器の支持部分としないことが可能となり、フランジに負荷される荷重でフランジが破損することを防止できる。
本発明の食品用包装容器は、底板の前記開口寄りの位置に外側突出部が設けられ、前記外側突出部が、前後方向に延在して形成されていると共に、幅方向に離間して複数形成されていることを特徴とする。
これによれば、底板の幅方向に細長の外側突出部が離間して並べることで、底板の強度を高めることができる。
本発明の食品用包装容器は、前記開口の周囲にトップシールフィルム貼着用のフランジが設けられ、前記フランジの外端部が前記開口の開放側と逆側に折り曲げて形成されていることを特徴とする。
これによれば、フランジの外端部の折曲部によってトップシールフィルムの縁に貼着されないごく僅かな領域を形成することができ、トップシールフィルムを剥がしてサンドウィッチなどの食品を取り出す際に、トップシールフィルムを非常に剥がしやすくすることができる。また、フランジの折曲部によりフランジの剛性、強度を高めることができる。
本発明の食品用包装容器は、前記開口の一辺の外側にヒンジ部が設けられ、前記開口に嵌合可能な蓋部が前記ヒンジ部を介して連設されていることを特徴とする。
これによれば、包装容器の閉塞に別部材の蓋等を用いる必要をなくすことができ、食品の収容作業の効率化を図ることができる。
また、本発明の食品用包装容器は、側面視略三角形の形状を有し、前面側に閉塞可能な取出用の開口を備える合成樹脂製の食品用包装容器であって、両側の側壁のそれぞれが内方へ凸で弧状に傾斜して形成されていることを特徴とする。
これによれば、両側の側壁が略ラッパ形状になるから、包装容器の形状が手で掴む際に非常に持ちやすい形状となる。また、サンドウィッチなどの食品の大きさと形状にかなり対応した形状となり、不要なスペースが出来ずに見栄えが非常に良くなると共に、ボリューム感も増大する。
また、本発明の食品用包装容器は、側面視略三角形の形状を有し、前面側に閉塞可能な取出用の開口を備える合成樹脂製の食品用包装容器であって、底板の前記開口寄りの位置に外側突出部が設けられ、前記開口の逆側に位置する角部と前記外側突出部とで支持されることを特徴とする。
これによれば、開口寄りの外側突出部で支持することにより、商品陳列時にサンドウィッチなどの食品の重心を後方に傾けることができ、透光性のトップシールフィルムや透光性の蓋部等の閉塞部に具材の油分等の食材が触れることを防ぎ、食品の視認性や美観の低下を防止することができる。
また、本発明の食品用包装容器は、側面視略三角形の形状を有し、前面側に閉塞可能な取出用の開口を備える合成樹脂製の食品用包装容器であって、前記開口の周囲にトップシールフィルム貼着用のフランジが設けられ、前記フランジの外端部が前記開口の開放側と逆側に折り曲げて形成されていることを特徴とする。
これによれば、フランジの外端部の折曲部によってトップシールフィルムの縁に貼着されないごく僅かな領域を形成することができ、トップシールフィルムを剥がしてサンドウィッチなどの食品を取り出す際に、トップシールフィルムを非常に剥がしやすくすることができる。また、フランジの折曲部によりフランジの剛性、強度を高めることができる。
本発明の食品用包装容器によれば、容器側壁にパンなどの食品が湿気でへばり付くことを防止することができると共に、収容されるサンドウィッチなどの食品にボリューム感を生じさせ、綺麗な見栄えを得ることができる
(a)は本発明による第1実施形態の食品用包装容器の開口側を下に向けた状態の平面図、(b)はその状態の底面図。 (a)は第1実施形態の食品用包装容器の開口側を下に向けた状態の右側面図、(b)はその状態の左側面図。 (a)は第1実施形態の食品用包装容器の開口側を下に向けた状態の正面図、(b)はその状態の背面図。 (a)は図1のA−A端面図、(b)は図2のB−B拡大端面図。 (a)は第1実施形態の食品用包装容器にサンドウィッチを収容してトップシールを施し、棚に載置した状態の側面図、(b)はC部拡大図。 (a)は本発明による第2実施形態の食品用包装容器にサンドウィッチを収容してトップシールを施し、棚に載置した状態の側面図、(b)は第2実施形態の食品用包装容器の開口側を下に向けた状態の平面図。 本発明による第3実施形態の食品用包装容器の開口側を下に向けた状態の平面図。 第3実施形態の食品用包装容器の開口側を下に向けた状態の底面図。 第3実施形態の食品用包装容器の開口側を下に向けた状態の右側面図。 第3実施形態の食品用包装容器の開口側を下に向けた状態の左側面図。 (a)は第3実施形態の食品用包装容器の開口側を下に向けた状態の正面図、(b)はその状態の背面図。 図7のD−D端面図。 (a)は図9のE−E拡大端面図、(b)は第3実施形態の食品用包装容器の蓋をほぼ閉じた状態の端面図。 (a)は第1変形例の食品用包装容器にサンドウィッチを収容してトップシールを施し、棚に載置した状態の側面図、(b)は第2変形例の食品用包装容器の開口側を下に向けた状態の平面図。 第3変形例の食品用包装容器の正面図。
〔第1実施形態の食品用包装容器〕
本発明による第1実施形態の食品用包装容器1は、図1〜図5に示すように、側面視略三角形の形状を有し、底板2と、底板2の後端に位置する略アール形状に屈曲する角部3で略直角に折り曲げられて起立する後壁4と、底板2と後壁4とで形成される略L字形状において内側の空間の両側に設けられる側壁5・5を備える。包装容器1は、熱成形により合成樹脂で連続して一体的に形成され、略同一の肉厚の薄肉の合成樹脂板で全体が形成されており、底板2、角部3、後壁4、側壁5・5は連続して一体的に形成されている。
底板2の先端側には外側に膨出して略L字形に下方に屈曲する第1段差部21が設けられていると共に、後壁4の先端側には外側に膨出して略L字形に下方に屈曲する第2段差部41が設けられている。更に、第1段差部21の下端、両側の側壁5・5の下端、第2段差部の下端から外側に膨出して略L字形に下方に屈曲する第3段差部6が設けられ、第3段差部6は第1段差部21、両側の側壁5・5、第2段差部のそれぞれの下端を囲むように全周に亘って形成されている。
第3段差部6の下端から外側に突出するようにしてフランジ7が設けられ、フランジ7は包装容器1の閉塞可能な取出用の開口8の周囲に全周に亘って設けられている。第1実施形態のフランジ7は、トップシールフィルム貼着用として良好に機能するように設けられており、フランジ7の外端部は折曲部71で開口8の開放側と逆側に折り曲げて形成され、更に開口8の開放側と逆側に延在した先端で外側に屈曲して外方に延在して形成されている。開口8は、底板2を下側にし且つ角部3を後側にして商品陳列棚等の載置面に載置した際に、前面側に配置されるようになっている。
両側の側壁5・5は、それぞれ内方へ凸で弧状に傾斜して形成されており、図3に示すように、側壁5・5は略ラッパ形状で形成されている。この両側の側壁5・5の内面には、内側に突出するサンドウィッチSWに接触可能な内側突部が配列して設けられており、第1実施形態の内側突部は突条51になっている。突条51は、開口8の開口面に対して略直角に延設されていると共に、相互に離間して設けられている。突条51は、角部3に近い位置で延びる突条51ほど長く延びて形成され、底板2の先端や後壁4の先端に近い突条51ほど短い長さで形成されており、又、延設されている方向の突出高さは略同一でサンドウィッチSWの接触可能になっており、突条51はサンドウィッチSWの形状と大きさに対応して形成されている。また、突条51は側壁51の弧状傾斜に倣って弧状に傾斜して形成されている。
また、底板2の開口8寄りの位置には側面視で裾野の広い略山形の外側突出部22が設けられている。外側突出部22は、前後方向に延在し、底板2の長さ方向に沿って形成されていると共に、幅方向に離間して複数形成されている。第1実施形態では、中央に長さが長い外側突出部22が形成され、その両側に離間して長さが短い外側突出部22が形成されている。
食品用包装容器1にサンドウィッチSWを収容した場合、図4(b)に示すように、内側突部の先端近傍の局所的な領域、第1実施形態では突条51の先端近傍の局所的な領域がサンドウィッチSWに接触し、この接触により食品用包装容器1内でサンドウィッチSWが保持される。そして、サンドウィッチSWを収容した食品用包装容器1には、図5に示すように、トップシールフィルム200がフランジ7に熱溶着で貼着され、取出用の開口8が閉塞される。尚、サンドウィッチSWを収容した食品用包装容器1の内部に、脱気処理を施して窒素などの不活性ガスを注入し、この状態でトップシールフィルム200をフランジ7に貼着して開口8を閉塞、封止するようにしてもよい。
サンドウィッチSWが収容され、トップシールフィルム200を貼着された食品用包装容器1は、底板2を下側にして食品陳列棚等の載置面210に載置される。第1実施形態の食品用包装容器1は、開口8の逆側に位置する角部3の底板2側の部分と、底板2の先端側で外方に突出するフランジ7の外縁によって載置面210上で支持される。
第1実施形態の食品用包装容器1によれば、内側突部である突条51をサンドウィッチSWに接触させることで、側壁5とサンドウィッチSWの接触面積が内側突部である突条51の先端近傍の局所的な領域となり、側壁5とサンドウィッチSWの接触面積を大幅に削減することができ、容器側壁にパンが湿気でへばり付くことを防止することができる。従って、サンドウィッチSWを取り出す際には、サンドウィッチSWをスムーズ且つ綺麗に取り出すことができる。付言すると、内側に突出する突条51を形成する構成に代え、外側に突出するようにへこむ凹溝を形成し、凹溝相互間の側壁面をサンドウィッチSWに接触させて保持する場合には両側の側壁とサンドウィッチSWの接触面積の削減が不十分となり、容器側壁へのパンの湿気によるへばり付きが生じてしまう。
また、内側突部である突条51をサンドウィッチSWに接触可能に設け、サンドウィッチSWの形状と大きさに対応させることで、サンドウィッチSWと両側の側壁5・5との間に余分な空間が生じないことから、収容されるサンドウィッチSWのボリューム感を生じさせ、綺麗な見栄えを得ることができる。また、合成樹脂を引き延ばして側壁5を形成する際に、側壁5の肉厚が薄くなりがちであるが、側壁5に内側突部である突条51を配列して設けることにより、面一の側壁に比して側壁5の強度を高めることができる。
特に第1実施形態では、内側突部を突条51とし、この突条51を開口8の開口面に対して略直角に延設すると共に、相互に離間して設けることで、側壁5とサンドウィッチSWの接触面積を大幅に削減しつつ、サンドウィッチSWを安定して保持することができる。また、開口面に対して略直角に延設された突条51により、利用者がサンドウィッチSWを取り出し易くなると共に、包装容器1を積み重ねた状態から取り外す際に包装容器1・1相互が引っかかることなく、スムーズに取り外すことができる。また、開口面に対して略直角に延設された突条51を側壁5に間隔を開けて並べて離間配置することにより、側壁5の強度を大幅に高めることができる。
また、側壁5のそれぞれを内方へ凸で弧状に傾斜して形成し、両側の側壁5・5を略ラッパ形状とすることにより、包装容器1の形状が手で掴む際に非常に持ちやすい形状となる。また、サンドウィッチSWの大きさと形状に一層対応した形状となり、不要なスペースが出来ずに見栄えが一層良くなると共に、ボリューム感も増大する。また、底板2の幅方向に細長の外側突出部22を離間して並べることで、底板2の強度を高めることができる。
また、フランジ7の外端部の折曲部71によってトップシールフィルム200の縁に貼着されないごく僅かな領域を形成することができ、トップシールフィルム200を剥がしてサンドウィッチSWを取り出す際に、トップシールフィルム200を非常に剥がしやすくすることができる。また、フランジ7の折曲部71によりフランジ7の剛性、強度を高めることができる。
〔第2実施形態の食品用包装容器〕
本発明による第2実施形態の食品用包装容器1aは、図6に示すように、底板2の開口8寄りの位置に側面視で裾野の広い略山形の外側突出部22aが設けられている。外側突出部22aは、前後方向に延在し、底板2の長さ方向に沿って形成されていると共に、幅方向に離間して複数形成されており、第1実施形態と同様、中央に長さが長い外側突出部22aが形成され、その両側に離間して長さが短い外側突出部22aが形成されている。そして、外側突出部22aは、第1実施形態の外側突出部22よりも高さが高く形成されており、その頂部221aが外側突出部22のそれよりも高い位置に位置するようになっている。
第2実施形態の食品用包装容器1aには、第1実施形態と同様に、サンドウィッチSWを収容した状態でトップシールフィルム200がフランジ7に貼着されて取出用の開口8が閉塞され、この状態で底板2を下側にして食品陳列棚等の載置面210に載置される。この際、包装容器1aは、開口8の逆側に位置する角部3の底板2側の部分と、外側突出部22a、より詳細には外側突出部22aの頂部221aとで載置面210上で支持される。底板2の先端側で外方に突出するフランジ7の外縁は載置面210から僅かに浮いた状態となっている。その他の構成は第1実施形態と同様である。
第2実施形態の食品用包装容器1aによれば、商品陳列時にサンドウィッチSWの重心を後方に傾けることができ、透光性のトップシールフィルム200等の閉塞部に具材の油分等の食材が触れることを防ぎ、サンドウィッチSWの視認性や美観が低下することを防止できる。また、包装容器1aの開口周囲のフランジ7を包装容器1aの支持部分としないことが可能となり、フランジ7に負荷される荷重でフランジ7が破損することを防止できる。その他、第1実施形態と対応する構成から対応する効果が得られる。
〔第3実施形態の食品用包装容器〕
本発明による第3実施形態の食品用包装容器1bは、図7〜図13に示すように、後述する蓋部10bを閉めた状態で側面視略三角形の形状を有し、容器本体11bは、底板2と、底板2の後端に位置する略アール形状に屈曲する角部3で略直角に折り曲げられて起立する後壁4と、底板2と後壁4とで形成される略L字形状において内側の空間の両側に設けられる側壁5・5を備える。包装容器1bも、熱成形により合成樹脂で連続して一体的に形成され、略同一の肉厚の薄肉の合成樹脂板で全体が形成されている。
包装容器1bには、第1実施形態と同様に、底板2の先端側には外側に膨出して略L字形に下方に屈曲する第1段差部21が設けられ、後壁4の先端側には外側に膨出して略L字形に下方に屈曲する第2段差部41が設けられている。更に、第1段差部21の下端、両側の側壁5・5の下端、第2段差部の下端から外側に膨出して略L字形に下方に屈曲する第3段差部6が設けられ、第3段差部6は第1段差部21、両側の側壁5・5、第2段差部のそれぞれの下端を囲むように全周に亘って形成されている。
そして、第3段差部6の下端から外側に突出するようにしてフランジ7bが設けられており、フランジ7bは包装容器1bの閉塞可能な取出用の開口8の周囲において、後述するヒンジ部9bが設けられる短辺側以外の三方に設けられている。第3実施形態のフランジ7bは、第1実施形態のフランジ7と異なり、その先端に向かって平らに延びて形成され、フランジ7bの外縁近傍には帯状にシボ面72bが形成されている。また、第3実施形態における開口8も、底板2を下側にし且つ角部3を後側にして商品陳列棚等の載置面に載置した際に、前面側に配置されるようになっている。
両側の側壁5・5は、第1実施形態と同様に、それぞれ内方へ凸で弧状に傾斜して形成され、図11に示すように、側壁5・5は略ラッパ形状で形成されている。両側の側壁5・5の内面には、内側に突出するサンドウィッチSWに接触可能な内側突部が配列して設けられ、内側突部は第1実施形態と同様に突条51になっている。突条51の構成は、第1実施形態と同様であり、突条51は、開口8の開口面に対して略直角に延設されていると共に、相互に離間して設けられ、延設されている方向の突出高さは略同一でサンドウィッチSWの接触可能になっている。また、底板2の開口8寄りの位置には、側面視で底板2の先端に向かって漸次高さが高くなる外側突出部22bが設けられている。外側突出部22bは、前後方向に延在し、底板2の長さ方向に沿って形成されていると共に、幅広帯状で単数形成されている。
包装容器1bの容器本体11bの開口8の短辺外側には、湾曲形状のヒンジ部9bが設けられており、ヒンジ部9bを介して開口8に嵌合可能な蓋部10bが連設されている。蓋部10bは、基板101bの周囲に閉塞状態で開口8側に突出するように端面視略コ字形の内嵌合突部102bが周状に設けられており、ヒンジ部9bで屈曲して蓋部10bで開口8を閉じた状態において、内嵌合突部102bが第3段差部6に内嵌合されるようになっている。
蓋部10bの内嵌合突部102bの周囲には、ヒンジ部9bが設けられている短辺側以外の三方に、外側に向かって平らに延びるフランジ103bが形成され、フランジ103bの外縁近傍には帯状にシボ面104bが形成されている。蓋部10bで開口8を閉じた状態では、蓋部10bのフランジ103b、シボ面104bは、容器本体11bのフランジ7b、シボ面72bに当接或いは近接するようになっている。
第3実施形態の食品用包装容器1bにサンドウィッチSWを収容した場合にも、内側突部である突条51の先端近傍の局所的な領域がサンドウィッチSWに接触し、この接触によりサンドウィッチ用包装容器1b内でサンドウィッチSWが保持される。そして、サンドウィッチSWが収容され、蓋部10bが閉じられた状態の食品用包装容器1bは、底板2を下側にして食品陳列棚等の載置面210に載置される。第3実施形態の食品用包装容器1bは、開口8の逆側に位置する角部3の底板2側の部分と、ヒンジ部9bによって載置面210上で支持される。
第3実施形態の食品用包装容器1bによれば、一体的に設けられる蓋部10bにより、包装容器の閉塞に別部材の蓋等を用いる必要をなくすことができ、サンドウィッチSWの収容作業の効率化を図ることができる。その他、第1実施形態と対応する構成から対応する効果が得られる。
〔実施形態の変形例等〕
本明細書開示の発明は、各発明、各実施形態の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものを含むものであり、下記変形例も包含する。
例えば第2実施形態の変形例として、両側の側壁5・5に突条51を形成する構成に代え、内側突部として内側に突出する点状突起52cを設け、この点状突起52cを一定の配列で離間させて平面状に配設する構成としてもよい(図14(a)参照)。内側突部を点状突起52cに変更した食品用包装容器1cでも、側壁5とサンドウィッチSWの接触面積を大幅に削減しつつ、サンドウィッチSWを安定して保持することが可能である。
また、第2実施形態の別の変形例として、底板2の開口8寄りの位置に設ける側面視で裾野の広い略山形の外側突出部22dを、前後方向に延在し、底板2の長さ方向に沿って形成すると共に、幅広帯状で単数形成する食品用包装容器1dとすることも可能である(図14(b)参照)。
また、上記実施形態におけるフランジ7、7bの厚みは、0.2mm以上0.5mm未満の範囲とすると好ましく、0.25mm以上0.45mm未満とするとより好ましい。0.2mm未満の場合には、フランジ強度が弱くなり、負荷が掛かった場合に座屈や破損の恐れが生じ、0.5mm以上の場合には、材厚アップによるコストアップにつながる。また、フランジ7、7bの幅は2mm以上12mm未満の範囲とすると好ましく、4mm以上10mm未満とするとより好ましい。2mm未満の場合には、トップシールフィルム200と接着させる場合の幅が狭くなり、トップシール時にズレが発生した際にシール不良となる恐れが生じ、12mm以上の場合には、フランジ強度が弱くなり、負荷が掛かった場合に座屈や破損の恐れが生ずる。
また、本発明の食品用包装容器は、熱可塑性樹脂製で形成することが好ましく、成形の際には、熱可塑性樹脂製シートを加熱して軟化する工程と、成型用金型を熱可塑性樹脂製シートに密着させて成型する工程を用いて成形することが好ましい。熱可塑性樹脂製シートには、例えばポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂並びに2種類以上の樹脂のブレンドを用い、必要に応じて添加剤をブレンドしてもよい。さらに熱可塑性樹脂シートは透明でも良く、顔料やベタ印刷フィルムの積層により着色されていてもよい。また、熱可塑性樹脂製シートにラミネート用フィルムを積層してもよい。ラミネート用フィルムはガスバリア性フィルムでもよく、意匠性を付与するために印刷が施された印刷フィルムでもよく、トップシールフィルムと接着させるためのシーラントフィルムでもよく、また2種類以上の複合フィルムでもよい。また、熱可塑性樹脂製シートをラミネートする方法として、サーマルラミネート、ドライラミネート、押出ラミネートなどを用いることができる。
また、本発明の食品用包装容器に収容される食品は、サンドウィッチに限定されず、適用可能な範囲で適宜であり、例えばカット野菜、おにぎらず等の食品を収容することが可能である。
また、本発明の食品用包装容器の形状は上記実施形態やその変形例の形状に限定されず、例えば図15に示す全体として四面体形の食品用包装容器1eとしてもよい。合成樹脂製の食品用包装容器1eは、側面視略三角形の形状を有し、略三角形の底板2eと側壁5e・5eを備え、底板2eと側壁5e・5eの前面側の端縁から外方に突出するようにフランジ7eが周設されている。前面側にはフランジ7eで囲まれるようにして閉塞可能な取出用の開口8eが設けられ、両側の側壁5e・5eの内面に、内側に突出する食品に接触可能な内側突部として点状突起52eが配列して設けられている構成である。
本発明は、サンドウィッチ等の食品を収容する包装容器として利用することができる。
1、1a、1b、1c、1d、1e…食品用包装容器 2、2e…底板 21…第1段差部 22、22a、22b、22d…外側突出部 221a…頂部 3…角部 4…後壁 41…第2段差部 5、5e…側壁 51…突条 52c、52e…点状突起 6…第3段差部 7、7b、7e…フランジ 71…折曲部 72b…シボ面 8、8e…開口 9b…ヒンジ部 10b…蓋部 101b…基板 102b…内嵌合突部 103b…フランジ 104b…シボ面 11b…容器本体 200…トップシールフィルム 210…載置面 SW…サンドウィッチ

Claims (7)

  1. 底板、後壁、両側壁からなる側面視三角形の形状のサンドウィッチの収容空間が区画して形成され、
    側面視略三角形の形状を有し、前面側に閉塞可能な取出用の開口を備える合成樹脂製の食品用包装容器であって、
    両側の側壁の内面に、サンドウィッチに接触可能でサンドウィッチを保持する内側突部が内側に突出して配列して設けられ
    前記側壁のそれぞれが内方へ凸で弧状に傾斜して形成され、
    前記弧状に傾斜した両側の前記側壁の内面に前記内側突部が設けられていることを特徴とする食品用包装容器。
  2. 両側の側壁の内面の前記内側突部が、前記収容空間内でサンドウィッチを保持する突条であり、
    前記突条が、前記開口の開口面に対して略直角に延設されていると共に、相互に離間して設けられていることを特徴とする請求項1記載の食品用包装容器。
  3. 両側の側壁の内面の前記内側突部が、前記収容空間内でサンドウィッチを保持する点状突起であることを特徴とする請求項1記載の食品用包装容器。
  4. 底板の前記開口寄りの位置に外側突出部が設けられ、
    前記開口の逆側に位置する角部と前記外側突出部とで支持されることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の食品用包装容器。
  5. 底板の前記開口寄りの位置に外側突出部が設けられ、
    前記外側突出部が、前後方向に延在して形成されていると共に、幅方向に離間して複数形成されていることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の食品用包装容器。
  6. 前記開口の周囲にトップシールフィルム貼着用のフランジが設けられ、
    前記フランジの外端部が前記開口の開放側と逆側に折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の食品用包装容器。
  7. 前記開口の一辺の外側にヒンジ部が設けられ、
    前記開口に嵌合可能な蓋部が前記ヒンジ部を介して連設されていることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の食品用包装容器。
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