JP3476471B2 - 手摺り用の欄干柱ガイド - Google Patents
手摺り用の欄干柱ガイドInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B23/00—Component parts of escalators or moving walkways
- B66B23/22—Balustrades
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
装置の欄干柱ガイドに関する。
は、順次連結された連続ループの踏み板と、これらの踏
み板の側面に沿って延びる一対の手摺りおよび一対の欄
干と、駆動装置とを備えている。踏み板は、階段(エス
カレータ)でも平らなパレット(動く歩道)でもよい。
駆動装置は、踏み板に連結された一対の階段またはパレ
ットのチェーンと係合するドライブスプロケットを有す
る。また、駆動装置は、手摺りが欄干の回りで回転する
ように動力を供給する。
形部と、乗客運搬装置の端部を越えて延びる一対の欄干
柱とを有する。欄干柱は、乗客が乗客運搬装置に出入り
する領域まで手摺りを延ばして乗客運搬装置の安全に寄
与する手段を提供する。典型的な欄干柱は、手摺りが乗
客運搬装置の反対側の端部に戻るために方向を逆にする
ことができるように湾曲している。
ている。手摺りは、手摺りガイドと滑り接触により係合
する。欄干柱は、その回りで手摺りを支持し且つ案内す
る欄干柱ガイドを備えている。伸張した手摺りは、方向
を反転させるために欄干柱に最大の接触力を加える。伸
張した手摺りの方向の反転に関連する力に適応させるた
めに、欄干柱ガイドは手摺りの転がり接触面を画定する
複数のローラを備えている。
ガイドは、薄板から形成され、ローラを支持する溝と、
欄干と係合する第二の溝と、複数のプラスチックのデフ
レクタとを備えている。これらの溝をスポット溶接によ
って互いに接合し、次いで欄干柱の形状に接近するよう
に変形させる。次に、典型的にガラスパネルからなる欄
干柱に第二の溝を固定するために第二の溝に穴をあけ
る。最後に、プラスチックのデフレクタをねじによって
溝に固定し、欄干柱に接合する。欄干柱の縁部は湾曲し
ているので、欄干柱に欄干柱ガイドを組立てるために
は、複数の片を適当に嵌合させるために広範囲の再加工
を必要とする。
導の下で、科学者および技術者は、頑丈で安価に製造お
よび組立てられる欄干を開発するために研究している。
干柱に取り付ける手段と偏向面と複数のローラを支持す
る手段とを組み入れた一体の本体部を含む。
の数を減らし、欄干柱ガイドを欄干柱上で組立てるため
に必要な再加工の量も最小にする。一つの部品だけは、
欄干柱の湾曲に適するように形成しなければならない。
また、一体の本体部としたことにより、製造コストを最
小限に抑える押出し法によって欄干柱ガイドを形成でき
る。
は、欄干柱ガイドを欄干柱に押しつけると締りばめにな
るように欄干柱上に嵌合する大きさの溝穴である。この
締りばめは欄干柱を把持する。欄干柱の把持力を増大す
るために溝穴と欄干柱の間にガスケットを使用してもよ
い。
安価な欄干柱ガイドになる。組立方法は、欄干柱を補う
湾曲形状に欄干柱ガイドに曲げる工程と、欄干柱ガイド
を欄干柱に圧入する工程を含む。一片にすることにより
欄干ガイドを欄干に嵌合するのに必要な再加工の量を最
小にし、締まりばめにより欄干ガイドを取付けるのに必
要な穴あけを省略する。
の間に遷移片を配置する。遷移片は、欄干柱ガイドと係
合する第一の端部と、手摺りガイドと係合する第二の端
部を有する。この遷移片の利点は、急激な不連続性がな
く手摺りガイドから欄干柱ガイドまで滑らかに通過させ
ることである。さらに、この遷移片により異物が侵入す
る開口または空洞が避けられる。
は、添付図面に示すような典型的な実施例の以下の詳細
な説明によってさらに明確になるであろう。
干柱の側面図である。
続ループの階段または踏み板14と、階段14の側面に沿っ
て延びる一対の手摺り16および一対の欄干18と、駆動装
置22を備えている。駆動装置22は、階段14および手摺り
16に動力を供給する。手摺り16は、各々の欄干18の外縁
部に配置された手摺りガイド24(図2を参照)と摺動可
能に係合する。
る。丸形の欄干柱26は、階段14の露出部分を越えて延び
て、戻り用に手摺り16の移動を逆にする復帰部を提供す
る。
は、欄干柱26の丸形縁部に取付けられた一体のワンピー
スの欄干柱ガイド28と、欄干柱ガイドに取付けられた複
数のローラ32を有する。図3に示すように、欄干柱ガイ
ド28は、取付部36とデフレクタ部38とローラ取付部42を
有する一体の本体部34を有する。
を画定し、欄干柱26の丸形縁部上に嵌合する大きさの溝
穴44と、この溝穴44内に向いた対向する一対のリップ46
を有する。溝穴44およびリップ46は、留め具または接着
を必要としないで欄干柱26を把持する取付部36となる締
りばめにより欄干柱26と係合する。従来のように、欄干
柱ガイド28と欄干柱26の間に圧縮性ガスケットを配置し
て係合面の間の摩擦を増大させてもよい。
16の内側縁部48に重なっている。デフレクタ部38は、取
付け部36から手摺り16付近まで延びるデフレクタ面52を
有する。デフレクタ面52は、欄干柱ガイド28と手摺り16
の間に異物が入るのを防止する。
支持体54を有する。各々の支持体54は、複数のローラ32
のローラピン58を保持する複数の開口部56を有する。ロ
ーラ取付部42は、ローラ32を回転させる複数のピン58を
支持する手段を画定している。
り接触により移動する。これらのローラ32は、手摺り16
が張力下にあるので、手摺り16が欄干柱26の回りを移動
するときに摩擦損失を減らすために使用される。
の端部を欄干柱ガイド28の始点まで広げている。手摺り
ガイド24と欄干柱ガイド28の輪郭が異なるので、遷移片
62(図6を参照)の一方の端部64は手摺りガイド24の輪
郭に適合する輪郭を有し、他方の端部66(図5を参照)
はデフレクタ部68を含む欄干柱ガイド28の輪郭に適合す
る輪郭を有する。遷移片62は、異なる輪郭の端部64、66
の間で円滑且つ徐々にテーパ形状になっている。このテ
ーパ形状により、手摺りガイド24と欄干柱ガイド28の間
の急激な不連続性を除去し、欄干柱ガイド28と手摺り16
の間の異物の侵入をさらに抑制する。
およびローラ32上を摺動する。乗客運搬装置12に乗って
いる乗客は、しがみついて体を支えるために手摺り16を
使用する場合がある。手摺り16の回りに延びる乗客の指
は、遷移片62から欄干柱ガイド28の本体部の回りに延び
るデフレクタ部38によって手摺り16の両端部から離され
る。また、デフレクタ部38は、手摺り入口箱72(図2を
参照)に直接隣接する領域において、欄干柱ガイド28や
手摺り16に衝撃を与える異物によって生ずる損傷の可能
性を最小限に抑える。この領域では、乗客運搬装置12に
出入りする乗客によって落とされる異物が、欄干柱26か
ら外側に延びる手摺り16の部分で衝撃を与える場合があ
る。この衝撃により、手摺り16および欄干柱ガイド28が
傷つけられ、あるいは手摺り16が欄干柱ガイド28から外
れる可能性があった。デフレクタ部38は、このような衝
撃から手摺り16の端部を保護するとともに異物をデフレ
クタ部38の表面に接触させて欄干柱26および手摺り16か
らそらせることによって、損傷の可能性を少なくしてい
る。
支持手段42を組み入れた一片の一体の本体部34によって
簡単に製造される。一体の本体部34は、一様な横断面を
有するので必要な長さに押し出し易い。欄干柱ガイド28
を形成するこのような押出し法は製造コストをより安く
することができる。
し出された本体部34を適用する欄干柱26の特定の形状に
曲げる。一片の欄干柱ガイド28を使用する利点は、別個
の片を形成して互いに嵌め込む必要がないことである。
後の工程では、別個の片の間の型ずれによる誤差を生ず
る。次に、ガスケットを使用し又はガスケットを使用し
ないで、形成された欄干柱ガイド28を欄干柱26の丸形縁
部上に圧入する。最後に、ローラ32とピン58を欄干柱ガ
イド28上に取り付ける。手摺りガイド24に隣接する欄干
柱ガイド28の端部に遷移片62を配置して欄干柱26上に圧
入する。その後、従来の方法により手摺り16を欄干18に
取付けることができる。
当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく種々の変
更、省略および追加が可能であることを理解すべきであ
る。
Claims (10)
- 【請求項1】乗客運搬装置の長手方向に延びるとともに
欄干柱と、手摺りと、手摺りガイドとを備えた乗客運搬
装置の欄干用の欄干柱ガイドにおいて、 手摺りの係合面を画定するとともに各々がピンを有する
複数のローラと、 欄干柱ガイドを欄干柱に取り付ける手段と、偏向面と、
前記複数のローラを回転させるための前記複数のピンを
支持する手段とを有する一体の本体部と、 前記一体の本体部と前記手摺りガイドの間に前記欄干に
取付可能であるとともに、前記欄干柱ガイドと係合する
第一の端部と前記手摺りガイドと係合する第二の端部と
を有する遷移片と、 を含むことを特徴とする、乗客運搬装置の欄干用の欄干
柱ガイド。 - 【請求項2】前記一体の本体部は、押出し法によって形
成されるワンピースの構造であることを特徴とする、請
求項1記載の欄干柱ガイド。 - 【請求項3】前記取付手段は、前記欄干柱ガイドを前記
欄干柱に保持するために前記取付手段と前記欄干柱の間
に締まりばめを生ずるように、前記欄干柱上に嵌合する
大きさの溝穴と、この溝穴によって形成される空洞内に
延びるリップとを含むことを特徴とする、請求項1記載
の欄干柱ガイド。 - 【請求項4】乗客運搬装置の長手方向に延びるととも
に、欄干柱ガイドを含む欄干柱と、手摺りと、一体の本
体部と、遷移片とを備えた乗客運搬装置の欄干の組立方
法において、 前記手摺りが前記欄干を取り囲むとともに前記欄干の回
りを回転し且つ前記欄干に取付けられた手摺りガイドに
摺動可能に係合し、前記欄干柱ガイドが前記手摺りの係
合面を画定する複数のローラを含み、前記一体の本体部
が前記欄干柱上に嵌合する大きさの溝穴と、この溝穴に
よって形成される空洞内に延びるリップとを含み、前記
遷移片が前記欄干柱ガイドと係合する第一の端部と前記
手摺りガイドと係合する第二の端部とを有し、 前記欄干柱ガイドを前記欄干柱を補う湾曲形状に曲げる
工程と、 前記欄干柱ガイドを前記欄干柱上に圧入する工程と、 前記第一の端部が前記欄干柱ガイドに隣接するとともに
前記第二の端部が前記手摺りガイドに隣接するように、
前記遷移片を前記欄干柱ガイドと前記手摺りガイドの間
に配置する工程とからなることを特徴とする、乗客運搬
装置の欄干の組立方法。 - 【請求項5】乗客運搬装置の長手方向に延びるとともに
手摺りと、手摺りガイドと、欄干柱ガイドを含む欄干柱
とを備えた乗客運搬装置用の欄干において、 前記欄干柱ガイドが、手摺りの係合面を画定するととも
に各々がピンを有する複数のローラと、 欄干柱ガイドを欄干柱に取り付ける手段と、偏向面と、
前記複数のローラを回転させるための前記複数のピンを
支持する手段とを有する一体の本体部と、 前記一体の本体部と前記手摺りガイドの間に前記欄干に
取付可能であるとともに、前記欄干柱ガイドと係合する
第一の端部と前記手摺りガイドと係合する第二の端部と
を有する遷移片と、 を含むことを特徴とする、乗客運搬装置用の欄干。 - 【請求項6】前記一体の本体部は、押出し法によって形
成されるワンピースの構造であることを特徴とする、請
求項5記載の欄干。 - 【請求項7】前記取付手段は、前記欄干柱ガイドを前記
欄干柱に保持するために前記取付手段と前記欄干柱の間
に締まりばめを生ずるように、前記欄干柱上に嵌合する
大きさの溝穴と、この溝穴によって形成される空洞内に
延びるリップとを含むことを特徴とする、請求項5記載
の欄干。 - 【請求項8】乗客運搬装置の長手方向に延びるとともに
手摺りと、手摺りガイドと、欄干柱ガイドを含む欄干柱
とを備えた欄干を有する乗客運搬装置において、 前記欄干柱ガイドが、手摺りの係合面を画定するととも
に各々がピンを有する複数のローラと、 欄干柱ガイドを欄干柱に取り付ける手段と、偏向面と、
前記複数のローラを回転させるための前記複数のピンを
支持する手段とを有する一体の本体部と、 前記一体の本体部と前記手摺りガイドの間に前記欄干に
取付可能であるとともに、前記欄干柱ガイドと係合する
第一の端部と前記手摺りガイドと係合する第二の端部と
を有する遷移片と、 を含むことを特徴とする、乗客運搬装置。 - 【請求項9】前記一体の本体部は、押出し法によって形
成されるワンピースの構造であることを特徴とする、請
求項8記載の乗客運搬装置。 - 【請求項10】前記取付手段は、前記欄干柱ガイドを前
記欄干柱に保持するために前記取付手段と前記欄干柱の
間に締まりばめを生ずるように、前記欄干柱上に嵌合す
る大きさの溝穴と、この溝穴によって形成される空洞内
に延びるリップとを含むことを特徴とする、請求項8記
載の乗客運搬装置。
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