JP3475664B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q3/00—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
- B60Q3/10—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors for dashboards
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- B60Q3/18—Circuits; Control arrangements for varying the light intensity
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60Q3/80—Circuits; Control arrangements
- B60Q3/85—Circuits; Control arrangements for manual control of the light, e.g. of colour, orientation or intensity
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- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G2320/00—Control of display operating conditions
- G09G2320/04—Maintaining the quality of display appearance
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- G09G2320/06—Adjustment of display parameters
- G09G2320/0626—Adjustment of display parameters for control of overall brightness
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、夜間用地図画面
と昼間用地図画面とを切換部により択一的に切り換える
機能を有する画像表示装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】画像表示装置である車載用のナビゲーシ
ョンシステムには、通常液晶ディスプレイ（以下ＬＣＤ
という）が使用されているが、特開平６−９５１０２号
公報や特開平６−１０２５０４号公報に記載されている
ように、ＬＣＤでは表示された画像の白黒が反転して写
真のネガのようになるいわゆる反転領域が存在し、この
反転領域は視野角によりコントラスト（白／黒比）が変
化するために生じ、またこのコントラストはＬＣＤの入
力信号電圧によって変化するとされており、例えば図４
に示すように、ＬＣＤ１に対して１２時に近い方向Ａ，
真上方向Ｂ，６時に近い方向ＣそれぞれからＬＣＤ１を
見た場合における入力信号電圧とコントラストとの関係
は、図５（ａ），（ｂ），（ｃ）それぞれに示すように
なり、図５（ａ）から明らかなように、所定の入力信号
電圧を超えるとコントラストが再び上昇しており、ＬＣ
Ｄ１の１２時方向に反転領域が生じていることが分か
る。 【０００３】ところで、近年ナビゲーションシステムに
おいて、昼間用地図画面と夜間用地図画面とを択一的に
切り換える機能を有するものが提案されており、一般に
昼間用地図画面におけるＬＣＤの画面は白っぽくなるの
に対し、夜間用地図画面におけるＬＣＤの画面はこれよ
りも黒っぽくなる傾向にあり、上記した反転が黒画面に
おいて生じ易いことから、このような昼夜切り換え機能
を有するシステムでは夜間用地図画面時に反転し易く、
逆に昼間用地図画面時には反転し難いことになる。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した昼
夜切り換え機能を有する従来システムでは、このような
反転現象を防止するための対策が特に施されておらず、
昼夜いずれの地図画面においても、画面の明るさを調節
するブライト電圧は常に一定であった。 【０００５】なお、反転現象を防止するための手法とし
て、システムに設けられている画面の明るさを調節する
ためのブライト調節スイッチ等を操作し、特に夜間用地
図画面時における画面の明るさがコントラストの反転を
生じないような明るさになるように調節することが考え
られる。しかしながら、夜間用地図画面時において画面
を反転の生じ難い程度に良好な白っぽい画面にすると、
昼間用地図画面に切り換えたときに画面が白くなりすぎ
て、表示された地図の地名等を読み取ることが困難にな
る。また、ＬＣＤのブライト電圧が昼間用地図画面で適
度に良好な明るさを得られるよう調整されているときに
は、夜間用地図画面に切り換えたときに反転し易くな
る。 【０００６】そこで、この発明は、上記のような問題点
を解消するためになされたもので、夜間用地図画面及び
昼間用地図画面のいずれにおいても良好な明るさの画面
が得られるようにすることを目的とする。 【０００７】 【課題を解決するための手段】この発明は、夜間用地図
画面と昼間用地図画面とを切換部により択一的に切り換
える機能を有する画像表示装置において、画面の明るさ
を調整するブライト電圧の設定操作用のブライト調整手
段と、夜間用地図画面における反転現象の発生を抑制す
るように工場出荷時に設定された夜間用ブライト電圧の
初期値または前記ブライト調整手段の操作により新たに
設定された夜間用地図画面の夜間用ブライト電圧及び昼
間用地図画面における所定の昼間用ブライト電圧のそれ
ぞれを記憶する記憶部と、前記切換部による夜間用地図
画面への切換時に前記記憶部から前記夜間用ブライト電
圧を読出し昼間用地図画面への切換時に前記記憶部から
昼間用ブライト電圧を読出す読出部と、前記液晶ディス
プレイのブライト電圧を、前記読出部により読出された
前記夜間用ブライト電圧及び前記昼間用ブライト電圧に
切り換えて、当該液晶ディスプレイのブライト制御を行
う制御部とを備えたことを特徴としている。 【０００８】この発明においては、ブライト調整手段の
操作により夜間用ブライト電圧及び昼間用ブライト電圧
それぞれが設定されると、これらが記憶部に記憶され、
夜間用地図画面への切換時には読出部により記憶部から
夜間用ブライト電圧が読出され、制御部により、液晶デ
ィスプレイの明るさが読出された夜間用ブライト電圧に
基づく明るさに制御され、一方昼間用地図画面への切換
時には同様にして昼間用ブライト電圧が読出されて液晶
ディスプレイの明るさがその昼間用ブライト電圧に基づ
く明るさになり反転現象の発生を抑制するように制御さ
れる。 【０００９】 【発明の実施の形態】図１はこの発明の一実施形態のブ
ロック図、図２及び図３は動作説明用のフローチャート
である。 【００１０】まず、全体構成について説明すると、図１
に示すように、モニタ部６及びナビゲーション本体部７
を備えている。 【００１１】モニタ部６には、タッチスイッチ、リモー
トコントロール装置または可変抵抗つまみ等からなるブ
ライト調整手段２４の操作により設定された夜間用地図
画面における夜間用ブライト電圧及び昼間用地図画面に
おける昼間用ブライト電圧のそれぞれを記憶する記憶部
としてのＥＥＰＲＯＭ１６が設けられ、読出部及び制御
部として機能するＣＰＵ１８により夜間用ブライト電圧
及び昼間用ブライト電圧のＥＥＰＲＯＭ１６への書込み
及びＥＥＰＲＯＭ１６からの読出しが行われ、さらに読
出された夜間用ブライト電圧及び昼間用ブライト電圧は
Ｄ／Ａ変換部１９によりＤ／Ａ変換された後ＬＣＤ１０
に出力されるように構成されている。 【００１２】また、ナビゲーション本体部７からは、図
示しない内蔵メモリ等からなる記憶手段に予め格納した
地図データ等のナビゲーションデータに基づくＲ，Ｇ，
Ｂ信号と複合同期信号Ｃ−Ｓｙとが出力され、このＲ，
Ｇ，Ｂ信号及び複合同期信号Ｃ−ＳｙはＬＣＤ１０に入
力され、ＬＣＤ１０にはナビゲーションデータに基づく
道路地図からなるナビゲーション画面が表示されように
なっている。 【００１３】そして、昼間地図画面と夜間地図画面の切
換はナビゲーション本体部７に送信される昼夜切換信号
により行われる。この昼夜切換信号は、一般にヘッドラ
イトまたはテールランプのＯＮ／ＯＦＦ信号がそのまま
用いられる。この昼夜切換信号はＣＰＵ１８にも入力さ
れるようになっており、このＣＰＵ１８によって選択さ
れたモードが判断されてそのモードへの切換えを行い、
そのモードに従って夜間用ブライト電圧及び昼間用ブラ
イト電圧がＥＥＰＲＯＭ１６に書込まれる。 【００１４】なお、図１中の符号１４は、例えば工場出
荷時に設定された夜間用ブライト電圧の初期値が格納さ
れたＲＯＭ、符号１５はＣＰＵ１８の動作作業領域が確
保されるＲＡＭを示している。 【００１５】つぎに、ブライト制御の動作について図２
及び図３のフローチャートを参照して説明する。 【００１６】まず、図２に示すように、ＥＥＰＲＯＭ１
６の夜間用ブライト電圧の書込領域にすでに有効な電圧
値が書込まれているか否かの判定がなされ（ステップＳ
１）、この判定結果がＮＯであれば、例えば工場出荷時
に設定された夜間用ブライト電圧の初期値がＲＯＭ１４
から読出されてＥＥＰＲＯＭ１６に書込まれる（ステッ
プＳ２）。一方、ステップＳ１の判定結果がＹＥＳであ
れば、ステップＳ２の処理を経た後と同様にステップＳ
３に移行する。 【００１７】そして、ステップＳ３において、ＥＥＰＲ
ＯＭ１６の昼間用ブライト電圧の書込領域にすでに有効
な電圧値が書込まれているか否かの判定がなされ（ステ
ップＳ３）、この判定結果がＮＯであれば、例えば工場
出荷時に設定された昼間用ブライト電圧の初期値がＲＯ
Ｍ１４から読出されてＥＥＰＲＯＭ１６に書込まれる
（ステップＳ４）。一方、ステップＳ３の判定結果がＹ
ＥＳであれば、ステップＳ４の処理を経た後と同様にス
テップＳ５に移行し、昼夜切換信号により夜間用地図画
面への切換設定が行われると（ステップＳ５）、ＥＥＰ
ＲＯＭ１６から夜間用ブライト電圧が読み出され（ステ
ップＳ６）、この読み出された夜間用ブライト電圧がＤ
／Ａ変換部１９によりＤ／Ａ変換された後（ステップＳ
７）、ＬＣＤ１０に夜間用ブライト電圧のデジタル値が
出力される（ステップＳ８）。 【００１８】さらに、昼間用地図画面に切換わったか否
かの判定がなされ（ステップＳ９）、この判定結果がＮ
Ｏであれば夜間用地図画面におけるブライト制御が行わ
れたか否かの判定がなされ（ステップＳ１０）、この判
定結果がＮＯであればステップＳ９に戻る。一方、ステ
ップＳ１０の判定結果がＹＥＳであれば、このときのブ
ライト調整手段２４により設定された夜間用ブライト電
圧が新たにＥＥＰＲＯＭ１６に書込まれ（ステップＳ１
１）、その後ステップＳ８に戻る。 【００１９】ところで、上記したステップＳ９の判定結
果がＹＥＳであれば、図３に示すように、昼夜切換信号
に基づき昼間用地図画面への切換設定が行われ（ステッ
プＳ１５）、ＥＥＰＲＯＭ１６から昼間用ブライト電圧
が読み出され（ステップＳ１６）、この読み出された昼
間用ブライト電圧がＤ／Ａ変換部１９によりＤ／Ａ変換
された後（ステップＳ１７）、ＬＣＤ１０に昼間用ブラ
イト電圧のデジタル値が出力される（ステップＳ１
８）。 【００２０】さらに、夜間用地図画面に切換わったか否
かの判定がなされ（ステップＳ１９）、この判定結果が
ＮＯであればナビゲーションブモードにおけるブライト
制御が行われたか否かの判定がなされ（ステップＳ２
０）、この判定結果がＮＯであればステップＳ１９に戻
り、一方ステップＳ２０の判定結果がＹＥＳであれば、
このときにブライト調整手段２４により設定された昼間
用ブライト電圧が新たにＥＥＰＲＯＭ１６に書込まれ
（ステップＳ２１）、その後ステップＳ１８に戻り、ま
た上記したステップＳ１９の判定結果がＹＥＳであれば
ステップＳ５に戻る。 【００２１】このように、ブライト調整手段２４の操作
により、夜間用地図画面において夜間用ブライト電圧が
設定され、昼間用地図画面において昼間用ブライト電圧
が設定されると、これらがＥＥＰＲＯＭ１６に書込ま
れ、夜間用地図画面への切換時にはＣＰＵ１８によりＥ
ＥＰＲＯＭ１６から夜間用ブライト電圧が読出され、Ｃ
ＰＵ１８により、ＬＣＤ１０の明るさが読出された夜間
用ブライト電圧に基づく明るさに制御され、一方昼間用
地図画面への切換時には同様にして昼間用ブライト電圧
が読出されてＬＣＤ１０の明るさがその昼間用ブライト
電圧に基づく明るさに制御される。 【００２２】従って、夜間用地図画面及び昼間用地図画
面それぞれにおいてブライト制御が行われるため、従来
のように昼間用地図画面では良好な明るさの画面が得ら
れても、夜間用地図画面に切換えた場合に画面が暗くな
りすぎて反転領域が発生したり、逆に夜間用地図画面で
は良好な明るさの画面が得られても、昼間用地図画面に
切換えた場合に画面が明るくなりすぎて地図上の地名の
読取りが困難になるといった不都合が生じることを防止
でき、夜間用地図画面及び昼間用地図画面のいずれにお
いても常に良好な明るさの画面を得ることができる。特
に夜間用地図画面における反転現象の発生を従来に比べ
て抑制することが可能になり、視認性に優れた画像表示
装置を提供することができ、車載用のナビゲーションシ
ステムに好適である。 【００２３】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、夜間
用地図画面における反転現象の発生を抑制するように工
場出荷時に設定された夜間用ブライト電圧の初期値また
はブライト調整手段の操作により新たに設定された夜間
用ブライト電圧及び昼間用ブライト電圧を記憶部に記憶
し、夜間用地図画面への切換時に記憶部から夜間用ブラ
イト電圧を読出し昼間用地図画面への切換時に記憶部か
ら昼間用ブライト電圧をそれぞれ読出し、液晶ディスプ
レイの明るさがこれら読出したブライト電圧に基づく明
るさになるようにブライト制御を行うため、夜間用地図
画面及び昼間用地図画面のいずれにおいても常に良好な
明るさの画面を得ることができ、特に夜間用地図画面に
おける反転現象の発生を従来に比べて抑制することが可
能になり、視認性に優れた画像表示装置を提供すること
ができ、車載用のナビゲーションシステムに好適であ
る。
と昼間用地図画面とを切換部により択一的に切り換える
機能を有する画像表示装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】画像表示装置である車載用のナビゲーシ
ョンシステムには、通常液晶ディスプレイ（以下ＬＣＤ
という）が使用されているが、特開平６−９５１０２号
公報や特開平６−１０２５０４号公報に記載されている
ように、ＬＣＤでは表示された画像の白黒が反転して写
真のネガのようになるいわゆる反転領域が存在し、この
反転領域は視野角によりコントラスト（白／黒比）が変
化するために生じ、またこのコントラストはＬＣＤの入
力信号電圧によって変化するとされており、例えば図４
に示すように、ＬＣＤ１に対して１２時に近い方向Ａ，
真上方向Ｂ，６時に近い方向ＣそれぞれからＬＣＤ１を
見た場合における入力信号電圧とコントラストとの関係
は、図５（ａ），（ｂ），（ｃ）それぞれに示すように
なり、図５（ａ）から明らかなように、所定の入力信号
電圧を超えるとコントラストが再び上昇しており、ＬＣ
Ｄ１の１２時方向に反転領域が生じていることが分か
る。 【０００３】ところで、近年ナビゲーションシステムに
おいて、昼間用地図画面と夜間用地図画面とを択一的に
切り換える機能を有するものが提案されており、一般に
昼間用地図画面におけるＬＣＤの画面は白っぽくなるの
に対し、夜間用地図画面におけるＬＣＤの画面はこれよ
りも黒っぽくなる傾向にあり、上記した反転が黒画面に
おいて生じ易いことから、このような昼夜切り換え機能
を有するシステムでは夜間用地図画面時に反転し易く、
逆に昼間用地図画面時には反転し難いことになる。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した昼
夜切り換え機能を有する従来システムでは、このような
反転現象を防止するための対策が特に施されておらず、
昼夜いずれの地図画面においても、画面の明るさを調節
するブライト電圧は常に一定であった。 【０００５】なお、反転現象を防止するための手法とし
て、システムに設けられている画面の明るさを調節する
ためのブライト調節スイッチ等を操作し、特に夜間用地
図画面時における画面の明るさがコントラストの反転を
生じないような明るさになるように調節することが考え
られる。しかしながら、夜間用地図画面時において画面
を反転の生じ難い程度に良好な白っぽい画面にすると、
昼間用地図画面に切り換えたときに画面が白くなりすぎ
て、表示された地図の地名等を読み取ることが困難にな
る。また、ＬＣＤのブライト電圧が昼間用地図画面で適
度に良好な明るさを得られるよう調整されているときに
は、夜間用地図画面に切り換えたときに反転し易くな
る。 【０００６】そこで、この発明は、上記のような問題点
を解消するためになされたもので、夜間用地図画面及び
昼間用地図画面のいずれにおいても良好な明るさの画面
が得られるようにすることを目的とする。 【０００７】 【課題を解決するための手段】この発明は、夜間用地図
画面と昼間用地図画面とを切換部により択一的に切り換
える機能を有する画像表示装置において、画面の明るさ
を調整するブライト電圧の設定操作用のブライト調整手
段と、夜間用地図画面における反転現象の発生を抑制す
るように工場出荷時に設定された夜間用ブライト電圧の
初期値または前記ブライト調整手段の操作により新たに
設定された夜間用地図画面の夜間用ブライト電圧及び昼
間用地図画面における所定の昼間用ブライト電圧のそれ
ぞれを記憶する記憶部と、前記切換部による夜間用地図
画面への切換時に前記記憶部から前記夜間用ブライト電
圧を読出し昼間用地図画面への切換時に前記記憶部から
昼間用ブライト電圧を読出す読出部と、前記液晶ディス
プレイのブライト電圧を、前記読出部により読出された
前記夜間用ブライト電圧及び前記昼間用ブライト電圧に
切り換えて、当該液晶ディスプレイのブライト制御を行
う制御部とを備えたことを特徴としている。 【０００８】この発明においては、ブライト調整手段の
操作により夜間用ブライト電圧及び昼間用ブライト電圧
それぞれが設定されると、これらが記憶部に記憶され、
夜間用地図画面への切換時には読出部により記憶部から
夜間用ブライト電圧が読出され、制御部により、液晶デ
ィスプレイの明るさが読出された夜間用ブライト電圧に
基づく明るさに制御され、一方昼間用地図画面への切換
時には同様にして昼間用ブライト電圧が読出されて液晶
ディスプレイの明るさがその昼間用ブライト電圧に基づ
く明るさになり反転現象の発生を抑制するように制御さ
れる。 【０００９】 【発明の実施の形態】図１はこの発明の一実施形態のブ
ロック図、図２及び図３は動作説明用のフローチャート
である。 【００１０】まず、全体構成について説明すると、図１
に示すように、モニタ部６及びナビゲーション本体部７
を備えている。 【００１１】モニタ部６には、タッチスイッチ、リモー
トコントロール装置または可変抵抗つまみ等からなるブ
ライト調整手段２４の操作により設定された夜間用地図
画面における夜間用ブライト電圧及び昼間用地図画面に
おける昼間用ブライト電圧のそれぞれを記憶する記憶部
としてのＥＥＰＲＯＭ１６が設けられ、読出部及び制御
部として機能するＣＰＵ１８により夜間用ブライト電圧
及び昼間用ブライト電圧のＥＥＰＲＯＭ１６への書込み
及びＥＥＰＲＯＭ１６からの読出しが行われ、さらに読
出された夜間用ブライト電圧及び昼間用ブライト電圧は
Ｄ／Ａ変換部１９によりＤ／Ａ変換された後ＬＣＤ１０
に出力されるように構成されている。 【００１２】また、ナビゲーション本体部７からは、図
示しない内蔵メモリ等からなる記憶手段に予め格納した
地図データ等のナビゲーションデータに基づくＲ，Ｇ，
Ｂ信号と複合同期信号Ｃ−Ｓｙとが出力され、このＲ，
Ｇ，Ｂ信号及び複合同期信号Ｃ−ＳｙはＬＣＤ１０に入
力され、ＬＣＤ１０にはナビゲーションデータに基づく
道路地図からなるナビゲーション画面が表示されように
なっている。 【００１３】そして、昼間地図画面と夜間地図画面の切
換はナビゲーション本体部７に送信される昼夜切換信号
により行われる。この昼夜切換信号は、一般にヘッドラ
イトまたはテールランプのＯＮ／ＯＦＦ信号がそのまま
用いられる。この昼夜切換信号はＣＰＵ１８にも入力さ
れるようになっており、このＣＰＵ１８によって選択さ
れたモードが判断されてそのモードへの切換えを行い、
そのモードに従って夜間用ブライト電圧及び昼間用ブラ
イト電圧がＥＥＰＲＯＭ１６に書込まれる。 【００１４】なお、図１中の符号１４は、例えば工場出
荷時に設定された夜間用ブライト電圧の初期値が格納さ
れたＲＯＭ、符号１５はＣＰＵ１８の動作作業領域が確
保されるＲＡＭを示している。 【００１５】つぎに、ブライト制御の動作について図２
及び図３のフローチャートを参照して説明する。 【００１６】まず、図２に示すように、ＥＥＰＲＯＭ１
６の夜間用ブライト電圧の書込領域にすでに有効な電圧
値が書込まれているか否かの判定がなされ（ステップＳ
１）、この判定結果がＮＯであれば、例えば工場出荷時
に設定された夜間用ブライト電圧の初期値がＲＯＭ１４
から読出されてＥＥＰＲＯＭ１６に書込まれる（ステッ
プＳ２）。一方、ステップＳ１の判定結果がＹＥＳであ
れば、ステップＳ２の処理を経た後と同様にステップＳ
３に移行する。 【００１７】そして、ステップＳ３において、ＥＥＰＲ
ＯＭ１６の昼間用ブライト電圧の書込領域にすでに有効
な電圧値が書込まれているか否かの判定がなされ（ステ
ップＳ３）、この判定結果がＮＯであれば、例えば工場
出荷時に設定された昼間用ブライト電圧の初期値がＲＯ
Ｍ１４から読出されてＥＥＰＲＯＭ１６に書込まれる
（ステップＳ４）。一方、ステップＳ３の判定結果がＹ
ＥＳであれば、ステップＳ４の処理を経た後と同様にス
テップＳ５に移行し、昼夜切換信号により夜間用地図画
面への切換設定が行われると（ステップＳ５）、ＥＥＰ
ＲＯＭ１６から夜間用ブライト電圧が読み出され（ステ
ップＳ６）、この読み出された夜間用ブライト電圧がＤ
／Ａ変換部１９によりＤ／Ａ変換された後（ステップＳ
７）、ＬＣＤ１０に夜間用ブライト電圧のデジタル値が
出力される（ステップＳ８）。 【００１８】さらに、昼間用地図画面に切換わったか否
かの判定がなされ（ステップＳ９）、この判定結果がＮ
Ｏであれば夜間用地図画面におけるブライト制御が行わ
れたか否かの判定がなされ（ステップＳ１０）、この判
定結果がＮＯであればステップＳ９に戻る。一方、ステ
ップＳ１０の判定結果がＹＥＳであれば、このときのブ
ライト調整手段２４により設定された夜間用ブライト電
圧が新たにＥＥＰＲＯＭ１６に書込まれ（ステップＳ１
１）、その後ステップＳ８に戻る。 【００１９】ところで、上記したステップＳ９の判定結
果がＹＥＳであれば、図３に示すように、昼夜切換信号
に基づき昼間用地図画面への切換設定が行われ（ステッ
プＳ１５）、ＥＥＰＲＯＭ１６から昼間用ブライト電圧
が読み出され（ステップＳ１６）、この読み出された昼
間用ブライト電圧がＤ／Ａ変換部１９によりＤ／Ａ変換
された後（ステップＳ１７）、ＬＣＤ１０に昼間用ブラ
イト電圧のデジタル値が出力される（ステップＳ１
８）。 【００２０】さらに、夜間用地図画面に切換わったか否
かの判定がなされ（ステップＳ１９）、この判定結果が
ＮＯであればナビゲーションブモードにおけるブライト
制御が行われたか否かの判定がなされ（ステップＳ２
０）、この判定結果がＮＯであればステップＳ１９に戻
り、一方ステップＳ２０の判定結果がＹＥＳであれば、
このときにブライト調整手段２４により設定された昼間
用ブライト電圧が新たにＥＥＰＲＯＭ１６に書込まれ
（ステップＳ２１）、その後ステップＳ１８に戻り、ま
た上記したステップＳ１９の判定結果がＹＥＳであれば
ステップＳ５に戻る。 【００２１】このように、ブライト調整手段２４の操作
により、夜間用地図画面において夜間用ブライト電圧が
設定され、昼間用地図画面において昼間用ブライト電圧
が設定されると、これらがＥＥＰＲＯＭ１６に書込ま
れ、夜間用地図画面への切換時にはＣＰＵ１８によりＥ
ＥＰＲＯＭ１６から夜間用ブライト電圧が読出され、Ｃ
ＰＵ１８により、ＬＣＤ１０の明るさが読出された夜間
用ブライト電圧に基づく明るさに制御され、一方昼間用
地図画面への切換時には同様にして昼間用ブライト電圧
が読出されてＬＣＤ１０の明るさがその昼間用ブライト
電圧に基づく明るさに制御される。 【００２２】従って、夜間用地図画面及び昼間用地図画
面それぞれにおいてブライト制御が行われるため、従来
のように昼間用地図画面では良好な明るさの画面が得ら
れても、夜間用地図画面に切換えた場合に画面が暗くな
りすぎて反転領域が発生したり、逆に夜間用地図画面で
は良好な明るさの画面が得られても、昼間用地図画面に
切換えた場合に画面が明るくなりすぎて地図上の地名の
読取りが困難になるといった不都合が生じることを防止
でき、夜間用地図画面及び昼間用地図画面のいずれにお
いても常に良好な明るさの画面を得ることができる。特
に夜間用地図画面における反転現象の発生を従来に比べ
て抑制することが可能になり、視認性に優れた画像表示
装置を提供することができ、車載用のナビゲーションシ
ステムに好適である。 【００２３】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、夜間
用地図画面における反転現象の発生を抑制するように工
場出荷時に設定された夜間用ブライト電圧の初期値また
はブライト調整手段の操作により新たに設定された夜間
用ブライト電圧及び昼間用ブライト電圧を記憶部に記憶
し、夜間用地図画面への切換時に記憶部から夜間用ブラ
イト電圧を読出し昼間用地図画面への切換時に記憶部か
ら昼間用ブライト電圧をそれぞれ読出し、液晶ディスプ
レイの明るさがこれら読出したブライト電圧に基づく明
るさになるようにブライト制御を行うため、夜間用地図
画面及び昼間用地図画面のいずれにおいても常に良好な
明るさの画面を得ることができ、特に夜間用地図画面に
おける反転現象の発生を従来に比べて抑制することが可
能になり、視認性に優れた画像表示装置を提供すること
ができ、車載用のナビゲーションシステムに好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施形態のブロック図である。
【図２】一実施形態の動作説明用フローチャートであ
る。 【図３】一実施形態の動作説明用フローチャートであ
る。 【図４】従来例の動作説明図である。 【図５】従来例の動作説明図である。 【符号の説明】 ６ モニタ部 ７ ナビゲーション本体部 １０ ＬＣＤ（液晶ディスプレイ） １４ ＲＯＭ １６ ＥＥＰＲＯＭ（記憶部） １８ ＣＰＵ（読出部，制御部） １９ Ｄ／Ａ変換部 ２４ ブライト調整手段
る。 【図３】一実施形態の動作説明用フローチャートであ
る。 【図４】従来例の動作説明図である。 【図５】従来例の動作説明図である。 【符号の説明】 ６ モニタ部 ７ ナビゲーション本体部 １０ ＬＣＤ（液晶ディスプレイ） １４ ＲＯＭ １６ ＥＥＰＲＯＭ（記憶部） １８ ＣＰＵ（読出部，制御部） １９ Ｄ／Ａ変換部 ２４ ブライト調整手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平２−55381（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−289780（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−104714（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−281629（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−7097（ＪＰ，Ａ)
特開 平６−318050（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−16126（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G09B 29/00
G01C 21/00
G08G 1/0969
G09G 3/18
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 夜間用地図画面と昼間用地図画面とを切
換部により択一的に切り換える機能を有する画像表示装
置において、 画面の明るさを調整するブライト電圧の設定操作用のブ
ライト調整手段と、夜間用地図画面における反転現象の発生を抑制するよう
に工場出荷時に設定された夜間用ブライト電圧の初期値
または前記ブライト調整手段の操作により新たに設定さ
れた夜間用地図画面の 夜間用ブライト電圧及び昼間用地
図画面における所定の昼間用ブライト電圧のそれぞれを
記憶する記憶部と、 前記切換部による夜間用地図画面への切換時に前記記憶
部から前記夜間用ブライト電圧を読出し昼間用地図画面
への切換時に前記記憶部から昼間用ブライト電圧を読出
す読出部と、 前記液晶ディスプレイのブライト電圧を、前記読出部に
より読出された前記夜間用ブライト電圧及び前記昼間用
ブライト電圧に切り換えて、当該液晶ディスプレイのブ
ライト制御を行う制御部とを備えたことを特徴とする画
像表示装置。
Priority Applications (5)
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|---|---|---|---|
| JP20828996A JP3475664B2 (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 画像表示装置 |
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| DE69732455T DE69732455T2 (de) | 1996-08-07 | 1997-08-07 | Bildanzeigevorrichtung mit Tag- und Nachtinformationsbildanzeigen und Helligkeitssteuerungsverfahren für dieselbe |
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| JP20828996A JP3475664B2 (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 画像表示装置 |
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| JP (1) | JP3475664B2 (ja) |
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| JP2820036B2 (ja) * | 1994-06-24 | 1998-11-05 | 株式会社富士通ゼネラル | ディスプレイ装置の階調補正回路 |
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1996
- 1996-08-07 JP JP20828996A patent/JP3475664B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-08-05 KR KR1019970037323A patent/KR19980018374A/ko active Search and Examination
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