JP3472672B2 - 端子のハウジングへの固定構造 - Google Patents

端子のハウジングへの固定構造

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/428Securing in a demountable manner by resilient locking means on the contact members; by locking means on resilient contact members

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングに設け
た端子収容室内に、端子を固定する端子のハウジングへ
の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は特開平2−299176号公報に
記載の端子1を示し、図8(a)、(b)、(c)は端
子1が収容される端子収容室8が形成されたハウジング
2を示す。図7に示すように、端子1は、一枚の板材を
展開状態で打ち抜いた後に折曲形成され、一側に相手端
子との接触部3が設けられ、他側に電線の端末部分が接
続される電線接続部4が設けられている。接触部3に
は、対向する一対の弾性片5、5が形成されており、こ
れらの弾性片5、5内に相手端子が挿入されることで端
子と相手端子とが電気的に接続される。また、電線接続
部4には、両側壁から屈曲形成された圧接刃6、6が形
成されている。これらの圧接刃6、6内に電線端末部分
を圧入することにより、電線端末部分と端子1とが電気
的に接続される。さらに、接触部3と電線接続部4との
間には、係合片7が切り起こされている。この係合片7
は、ハウジング2内に収容された状態で、端子収容室8
の内壁に設けた係合孔(後述する端子解除孔)に係合し
て端子収容室8内からの端子1の抜けを阻止する。
【0003】一方、上記端子1が収容されるハウジング
2は、図8(a)、(b)、(c)に示すように、内部
に端子収容室8が形成されている。この端子収容室8の
一側に相手端子が挿入される開口部9が設けられ、他側
に上記端子1が挿入される開口部10が形成されてい
る。また、ハウジング2の上壁に、端子収容室8と外部
とを連通して上記端子解除孔11が形成されている。こ
の端子解除孔11の端子収容室8内側の開口縁部に上記
端子1の係合片7が係合する。
【0004】そして、図8(a)に示すように、開口部
10側から端子1を端子収容室8内に挿入し、一対の弾
性片5、5の先端部が開口部9側に位置するまで挿入す
ると、係合片7が端子解除孔11に係合する。これによ
り、端子1が端子収容室8内に完全に収容され、係合片
7が端子解除孔11に係合することにより、端子収容室
8内からの端子1の抜けが阻止される。
【0005】また、端子1を端子収容室8内から抜き出
す際には、端子解除孔11内に、端子抜き用の治具を挿
入して、係合片7を押圧し、端子解除孔11への係合片
7の係合を解除し、端子1を端子収容室8内から引き抜
く。
【0006】この場合、端子解除孔11を開口部9が設
けられた面(嵌合面)に設けると、誤って開口部9から
端子抜き治具を端子収容室8内に挿入し端子1の接触部
3を破損してしまうおそれがあるが、端子収容室8の開
口部9に対して直交する方向、すなわちハウジング2の
上面側に設けることにより、端子1の破損を防止するこ
とができるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、端子解除孔
11をハウジング2の上面側に設ける構造とすると、端
子解除孔11は、ハウジング2を成形するための金型の
抜き方向(図8の矢印a方向)に対してアンダーカット
の部分となる。このため、ハウジング2を成形する金型
の抜き方向に対して直交する方向に移動するスライド型
が必要となる。この結果、ハウジング2を成形する金型
の構造が複雑になり、スライド機構を構成するための部
品点数も増えて部品費用がかかり、ハウジング2を成形
するための製造コストが高くなっていた。
【0008】さらに、上述したように端子解除孔11の
開口縁部に係合する係合片7は弾性を持たせる必要から
切り起こされて形成されているため、必要以上の過度な
引き抜き力により変形するおそれがある。また、端子解
除孔11への係合片7の係合状態を治具により解除する
場合、必要以上の過度の力で係合片7を押圧すると、塑
性変形するおそれもある。従って、従来の端子1におい
ては、端子収容室8内からの抜けを阻止するための係合
片7の構造が、必要以上の過度の力に対して変形しやす
い構造であった。
【0009】そこで、本発明は、ハウジングを成形する
際に、簡単な構造の金型とすることが出来て、部品費用
を低減することができると共に、端子が必要以上の過度
の力に対して変形しにくい構造とすることができる端子
のハウジングへの固定構造の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、一側に相手端子との接触部が設
けられ他側に電線端末との電線接続部が設けられた端子
を、ハウジングに設けられて両側が開口された端子収容
室内に固定する端子のハウジングへの固定構造であっ
て、前記端子にスタビライザーを突設し、このスタビラ
イザーに打出部を設け、前記ハウジングの前記端子収容
室の内壁に前記スタビライザーが挿入されるスタビライ
ザー挿入溝部をハウジングを成形するときの金型の抜け
方向に沿って設け、このスタビライザー挿入溝部に前記
打出部が係合する打出係合部を設けるとともに、スタビ
ライザーが端子の接触部と電線接続部との間に設けられ
た板状の突起からなり、打出部が板状の突起に設けた断
面弧状の凸部からなり、スタビライザー挿入溝部が、端
子収容室内への端子の挿入方向に沿って形成され、打出
係合部がスタビライザー挿入溝部の一方の内壁に設けた
弧状断面の凹所からなることを特徴としている。
【0011】この端子のハウジングへの固定構造では、
端子収容室の一方の開口から端子を挿入し、端子のスタ
ビライザーをハウジングのスタビライザー挿入溝部に挿
入する。そして、スタビライザーの打出部を、スタビラ
イザー挿入溝部の打出係合部に係合させる。これによ
り、端子収容室内に端子が抜け止めされた状態で収容さ
れる。
【0012】この固定構造において、スタビライザー挿
入溝部をハウジングを成形する金型の抜け方向に沿って
設けることにより、ハウジングを成形する金型の抜け方
向を一方向とすることができる。この結果、スライド型
を用いる必要がない。
【0013】また、この構造における端子のスタビライ
ザーは、スタビライザー挿入溝部内に挿入されているだ
けなので、端子の抜け方向に必要以上の過度の力が加わ
ったとしても、スタビライザーは変形しにくい。
【0014】また、スタビライザーに打出部を設けたこ
とにより、スタビライザーの強度が向上する上に、打出
部が打出係合部に係合することにより、従来の端子の抜
け強度を維持することができる。
【0015】
【0016】この端子のハウジングへの固定構造では、
端子を端子収容室内に挿入すると、スタビライザーがス
タビライザー挿入溝部内に挿入され、断面弧状の打出部
が断面弧状の打出係合部に係合する。そして、打出部が
打出係合部に係合することにより、端子収容室内からの
端子の抜けが阻止される。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の端
子のハウジングへの固定構造であって、前記スタビライ
ザー挿入溝部が前記端子収容室内への前記端子の挿入側
に開口し、この開口縁部に、前記スタビライザーをスタ
ビライザー挿入溝部内に案内するスタビライザー拾い斜
面が設けられていることを特徴としている。
【0018】この端子のハウジングへの固定構造では、
端子を端子収容室内に挿入すると、スタビライザーがス
タビライザー拾い斜面に摺動してスタビライザー挿入溝
部内に案内される。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の端子のハウジングへの固定構造であって、
前記スタビライザーが前記端子の片側に形成され、前記
スタビライザー挿入溝部が前記端子収容室の幅方向の片
側に形成されていることを特徴としている。
【0020】この端子のハウジングへの固定構造では、
スタビライザー挿入溝部が端子収容室の幅方向の片側に
設けられていることにより、このスタビライザー挿入溝
部内にスタビライザーが挿入されると、端子が端子収容
室内の片側の内壁に押圧された状態で収容される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る端子のハウジ
ングへの固定構造の実施形態について説明する。図1は
発明が適用された端子12と、この端子12が内部に収
容されるハウジング13との関係を示し一部を破断した
斜視図である。また、図2は端子を示す正面図及び側面
図、図3は端子12を折曲形成する前の展開状態を示す
展開図である。さらに、図4及び図5はハウジング13
を示す平面図及び背面図である。
【0022】図1及び図2(a)、(b)に示すよう
に、端子12は、一側に相手端子との接触部14が設け
られ、他側に電線端末との電線接続部15が設けられて
いる。これらの接触部14と電線接続部15との間に、
スタビライザー16が突設されている。
【0023】接触部14は、図2に示すように底板17
と、この底板17の両側から同方向に折り曲げた一対の
側板18a、18bと、一方の側板18に延設されて底
板17に対向するように折り曲げられる上板19とで断
面矩形状に形成されている。また、側板18aから上記
スタビライザー16が延設されている。
【0024】このスタビライザー16は、側板18aに
対して折り曲げられることはなく、一対の側板18a、
18a、底板17、上板19とで接触部14が矩形断面
状に折曲形成された状態では、図2(a)に示すよう
に、接触部14の一方の側板18aから上方に向けて突
設された板状の突起となっている。また、このスタビラ
イザー16には、中間部に打出部20が形成されてい
る。この打出部20は、図2(b)に示すように、接触
部14側に向けて突設されており、端子12の上下方向
に沿って長く形成されている。このスタビライザー16
を間に挟んで接触部14の反対側に電線接続部21が形
成されている。
【0025】電線接続部21はスタビライザー16側に
電線端末が収容される電線収容部22が設けられ、電線
収容部22の後端側に一対の圧着片23、23が形成さ
れている。この圧着片23は、先端部が鋭角状に形成さ
れており、加締めることで底板17上の電線の絶縁被覆
材を突き破ることにより端子12と電線とが電気的に接
続されるようになっている。
【0026】一方、上記端子12が収容されるハウジン
グ13は、図1及び図4に示すように、本体24の内部
に並列に複数個の端子収容室25が形成されている。こ
の端子収容室25の一側には、ハウジング13と嵌合し
たコネクタの相手端子が挿入される開口部26が設けら
れている。また端子収容室25の他側は、上部及び後端
部が開口された開口部27が形成されている。そして、
図4に示すように、開口部27側から端子12が挿入さ
れ、端子12の接触部14の端面が開口部26の内側周
縁に当接する位置で端子12が端子収容室25内に収容
されるようになっている。
【0027】さらに、ハウジング13には、端子収容室
25の内壁の上部側に、スタビライザー挿入溝部28が
設けられている。このスタビライザー挿入溝部28は、
端子12の端子収容室25への挿入方向に沿って長く形
成され、開口部27側に開口している。また、スタビラ
イザー挿入溝部28の一方の内壁には、断面弧状の打出
係合部(以下「凹所」という)29が形成されている。
このスタビライザー挿入溝部28の幅寸法は、端子12
に設けたスタビライザー16板厚より若干長い寸法に設
定されている。また、凹所29の深さは、スタビライザ
ー16の打出部20の突出高さと略等しく設定されてい
る。さらに、スタビライザー挿入溝部28の開口部27
側の間口には、スタビライザー拾い斜面30が形成され
て間口が外側に向けて広くなっている。
【0028】このため、端子12を端子収容室25内に
挿入すると、スタビライザー16が開口部27側からス
タビライザー挿入溝部28内に挿入され、打出部20が
凹所29の手前側の壁部31に当接し、さらにスタビラ
イザー16をスタビライザー挿入溝部28内に挿入する
と、打出部20が壁部31を乗り越えて凹所29内に挿
入、係合する。この結果、端子12は、端子収容室25
からの抜けが阻止された状態で収容される。従って、壁
部31の凹所29側の面が打出係合部を構成している。
【0029】このようなスタビライザー挿入溝部28が
本体24に形成されたハウジング13を成形する場合、
端子12の端子収容室25への挿入方向に沿う方向(図
示矢印b方向)、すなわちハウジング13の前後方向
(図示矢印b方向)を金型の抜き方向とすることにより
成形する。また、ハウジング13の前後方向を金型の抜
き方向とした場合、スタビライザー挿入溝部28の凹所
29を形成する開口部27側の壁部31はアンダーカッ
ト部分となる。ここで凹所29は弧状断面に形成するこ
とにより、成形直後に凹所29を形成する金型を抜くこ
とにより成形することができる。この結果、ハウジング
13を成形する場合、前後方向の金型の型抜きのみで成
形することができる。
【0030】次に端子12をハウジング13の端子収容
室25内に収容する手順について説明する。端子12を
開口部26側から端子収容室25内に挿入し、接触部1
4の先端面が開口部26の内側周縁に当接するまで押し
込む。このとき、端子12のスタビライザー16は、ス
タビライザー挿入溝部28内に自動的に挿入される。端
子12を端子収容室25内に押し込む際に、スタビライ
ザー16の打出部20がスタビライザー挿入溝部28の
開口部27側の壁部31に当接するが、端子12を押し
込むことにより、打出部20が壁部31を乗り越えて凹
所29内に挿入、係合する。この場合、壁部31は若干
変形するが、打出部20が乗り越えた後は、略元の形状
に戻る。そして、打出部20が凹所29内に挿入、係合
することにより、端子12の端子収容室25内からの抜
けが阻止される。
【0031】本形態の端子のハウジングへの固定構造に
よれば、スタビライザー挿入溝部28をハウジング13
を成形する金型の抜け方向に沿って設けることにより、
ハウジング13を成形する金型の抜け方向を一方向とす
ることができる。この結果、スライド型を用いる必要が
ないので、簡単な構造の金型を用いることで部品費用を
低減することができ、ハウジング13の製造コストを低
減することができる。
【0032】また、この構造における端子12のスタビ
ライザー16は、スタビライザー挿入溝部28内に挿入
されているだけなので、端子の抜け方向に必要以上の過
度の力が加わったとしても、スタビライザー16は変形
しにくい。
【0033】さらに、スタビライザー16に打出部20
を設けたことにより、スタビライザー16の強度が向上
する上に、打出部20が打出係合部に係合することによ
り、従来の端子の抜け強度を維持することができる。
【0034】また、スタビライザー16の厚み寸法より
若干長い幅寸法にスタビライザー挿入溝部28を形成し
たことで、端子12、端子収容室25の一側に押さえつ
けることができて、端子収容室25内での端子12のが
たつきを防止することができる。
【0035】さらに、スタビライザー挿入溝部28の開
口縁部にスタビライザー拾い斜面30が設けられている
ので、多少の寸法誤差が生じていたとしても吸収するこ
とができる。この結果、端子にスタビライザーを形成す
る際に高い寸法精度が不要となり製造コストを低減する
ことができる。
【0036】また、本形態において、端子収容室25内
から端子12を抜き出す場合には、端子12を後端部側
に向けて強く引っ張ることで打出部20が壁部31を乗
り越えさせて抜き出す。このとき、端子抜き用の治具を
用いる必要がないので、端子抜き治具で端子12の接触
部14を破損することがない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、スタビライザー挿入溝部をハウジングを成形する
金型の抜け方向に沿って設けることにより、ハウジング
を成形する金型の抜け方向により成形することができ
る。この結果、スライド型を用いる必要がないので、簡
単な金型の構造とすることができて部品費用が低減し、
ハウジングの製造コストが低減する。
【0038】また、この構造における端子のスタビライ
ザーは、スタビライザー挿入溝部内に挿入されているだ
けなので、端子の抜け方向に必要以上の過度の力が加わ
ったとしても、スタビライザーは変形しにくい。この結
果、端子を端子収容室内から引き抜く際に端子を引き抜
き方向に強く引いても変形することがない。
【0039】さらに、スタビライザーに打出部を設けた
ことにより、スタビライザーの強度が向上する上に、打
出部が打出係合部に係合することにより、従来の端子の
抜け強度を維持することができる。
【0040】また、端子を端子収容室内に挿入すると、
スタビライザーがスタビライザー挿入溝部内に挿入さ
れ、断面弧状の打出部が断面弧状の打出係合部に係合す
る。そして、打出部が打出係合部に係合することによ
り、端子収容室内からの端子の抜けが阻止される。
【0041】請求項2の発明によれば、端子を端子収容
室内に挿入すると、スタビライザーがスタビライザー拾
い斜面に摺動してスタビライザー挿入溝部内に案内され
るので、スタビライザーをスタビライザー挿入溝部内に
容易に挿入することができ、多少の寸法誤差でも吸収す
ることができる。
【0042】請求項3の発明によれば、スタビライザー
挿入溝部が端子収容室の幅方向の片側に設けられている
ことにより、このスタビライザー挿入溝部内にスタビラ
イザーが挿入されると、端子が端子収容室内の片側の内
壁に押圧された状態で収容されるので、端子収容室内の
端子のがたつきを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子のハウジングへの固定構造が
適用された端子と、この端子が内部に収容されるハウジ
ングを示す斜視図である。
【図2】本発明が適用された端子を示し(a)は側面
図、(b)は平面図である。
【図3】本発明が適用された端子を示す展開図である。
【図4】本発明が適用されたハウジングを示し図5のI
V−IV線に沿って切断した断面図である。
【図5】本発明が適用されたハウジングを示す背面図で
ある。
【図6】本発明が適用されたハウジングの内部を図4の
VI−VI線に沿って切断して示し、(a)はハウジン
グのみ示す断面図、(b)は端子収容室内に端子を収容
した状態を示す断面図である。
【図7】従来の端子を示す斜視図である。
【図8】図7に示す従来の端子が収容されるハウジング
を示し、(a)はハウジング内に端子を挿入する前の状
態を示す断面図、(b)はハウジングの端子収容室内に
端子を途中まで挿入した状態を示す断面図、(c)はハ
ウジングの端子収容室内に端子を完全に挿入した状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
12 端子 13 ハウジング 14 接触部 15 電線接続部 16 スタビライザー 20 打出部 25 端子収容室 28 スタビライザー挿入溝部 29 凹所 31 壁部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側に相手端子との接触部が設けられ他
    側に電線端末との電線接続部が設けられた端子を、ハウ
    ジングに設けられて両側が開口された端子収容室内に固
    定する端子のハウジングへの固定構造であって、 前記端子にスタビライザーを突設し、このスタビライザ
    ーに打出部を設け、 前記ハウジングの前記端子収容室の内壁に前記スタビラ
    イザーが挿入されるスタビライザー挿入溝部を前記ハウ
    ジングを成形するときの金型の抜け方向に沿って設け、
    このスタビライザー挿入溝部に前記打出部が係合する打
    出係合部を設けるとともに、 前記スタビライザーが前記端子の前記接触部と前記電線
    接続部との間に設けられた板状の突起からなり、前記打
    出部が前記板状の突起に設けた断面弧状の凸部からな
    り、前記スタビライザー挿入溝部が、前記端子収容室内
    への前記端子の挿入方向に沿って形成され、前記打出係
    合部が前記スタビライザー挿入溝部の一方の内壁に設け
    た弧状断面の凹所からなる ことを特徴とする端子のハウ
    ジングへの固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の端子のハウジングへの固
    定構造であって、前記スタビライザー挿入溝部が前記端
    子収容室内への前記端子の挿入側に開口し、この開口縁
    部に、前記スタビライザーをスタビライザー挿入溝部内
    に案内するスタビライザー拾い斜面が設けられている
    とを特徴とする端子のハウジングへの固定構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の端子のハウ
    ジングへの固定構造であって、前記スタビライザーが前
    記端子の片側に形成され、前記スタビライザー挿入溝部
    が前記端子収容室の幅方向の片側に形成されていること
    を特徴とする端子のハウジングへの固定構造。
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