JPH1140242A - ブロックコネクタ - Google Patents

ブロックコネクタ

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JPH1140242A
JPH1140242A JP9188648A JP18864897A JPH1140242A JP H1140242 A JPH1140242 A JP H1140242A JP 9188648 A JP9188648 A JP 9188648A JP 18864897 A JP18864897 A JP 18864897A JP H1140242 A JPH1140242 A JP H1140242A
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雅彦 青山
Hitoshi Okumura
均 奥村
Mitsugi Furuya
貢 古谷
Yuuji Hatagishi
祐至 畑岸
Kimihiro Abe
公弘 阿部
Koichi Shiromizu
浩一 白水
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Toyota Motor Corp
Yazaki Corp
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Toyota Motor Corp
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロック部の変形等の防止とコネクタのコンパ
クト化を図るとともに、ハウジング同士の縦横両方向の
ずれを防止する。 【解決手段】 下側ハウジング2の上面の前端側には、
幅方向の両端にあり溝状の横溝20が、中央部にあり溝
状の縦溝21がそれぞれ形成される。上側ハウジング1
の下面の前端側には、幅方向の両端にあり状の横リブ2
2が、中央部にあり状の縦リブ23がそれぞれ形成され
る。横リブ22の方が縦リブ23よりも突出高さが大き
くなっている。リブ22,23を対応する溝20,21
内に圧入することで両ハウジング1,2間がロックさ
れ、一方、両ハウジング1,2間を広げるように所定以
上の外力を加えることで、リブ22,23が溝20,2
1から抜け出つつ両ハウジング1,2が分解される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のハウジング
を重ね合わせることで構成されるブロックコネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のブロックコネクタの一例として、
図8に示すものが知られている。このものはコネクタハ
ウジングaを3段に重ね合わせて構成されるようになっ
ており、各ハウジングaの上面の後半分は図示しない端
子金具を組み込んだ状態で電線の圧接作業を行えるよう
に開口している。そして、互いに重ね合わされるハウジ
ングaの内の上側のハウジングaには、それぞれ左右両
側面における前後両端部に係止片bが下方に向けて突設
されている一方、下側に来るハウジングaには係止突部
cが対応して形成されており、各ハウジングaを重ね合
わせると、係止片bがその下側に位置するハウジングa
の係止突部cに弾性的に係止されることで、各ハウジン
グaが相互に結合状態となり、一体化されたブロックコ
ネクタが組み立てられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のブロッ
クコネクタでは、重なり合うハウジングa同士を結合状
態に保持するロック部分が、ハウジングaの外面に露出
した状態で設けられているため、例えばブロックコネク
タを他の部材にぶつけたような場合に、係止片bが変形
したり損傷を受けるおそれがあり、またコネクタの側面
に出っ張りができて、それだけコネクタが幅広になると
いう問題があった。本発明は、上記のような課題を解決
すべくロック手段を備えたブロックコネクタを提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、複数のハウジング
を重ね合わせることで構成されるブロックコネクタにお
いて、互いに重ねられるハウジングの整合面には、解離
可能に係合するリブと溝とが、ハウジングの幅方向に沿
った横向きと、奥行き方向に沿った縦向きの両方に設け
られている構成としたところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記リブと溝とはあり嵌合構造となっているところ
に特徴を有する。請求項3の発明は、請求項1または請
求項2の発明において、前記横向きのリブと溝とがハウ
ジングの幅方向の両端に、前記縦向きのリブと溝とがハ
ウジングの幅方向の中央部にそれぞれ設けられていると
ころに特徴を有する。請求項4の発明は、請求項3の発
明において、前記両端の横向きのリブが、前記中央部の
縦向きのリブよりも大きい突出高さで形成されていると
ころに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>リブと溝からなるロック手段がハウ
ジングの整合面に設定されていて、外部に露出しない構
造であるので、不用意に変形や損傷を受けることが防止
される。また、ロック手段がハウジングの外面から出っ
張らないのでそれだけ全体をコンパクトにまとめること
ができる。しかも、リブと溝とは縦横両方向に設けられ
ているので、ハウジング同士を縦横両方向にずれ止めす
ることができる。
【0007】<請求項2の発明>リブを溝内に圧入する
ことで両ハウジング間がロックされ、一方、両ハウジン
グ間を広げるように所定以上の外力を加えることで、リ
ブが溝から抜け出つつ両ハウジングが分解される。 <請求項3の発明>ハウジングの幅方向における両端と
中央部でロックされるので、ハウジング同士を全幅にわ
たって浮き上がりが生ずることなく結合することができ
る。 <請求項4の発明>まず両端のリブが対応する溝に嵌合
されたのち、中央部のリブが対応する溝に嵌合される。
両端のリブが先に嵌合することで、中央部のリブを嵌合
する場合の位置決めの機能を果たす。また別々に嵌合さ
れることで、一緒に嵌合される場合に比べて小さな嵌合
力で組み付けを行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>まず、図1ないし図5によって本発明
の第1実施形態を説明する。本実施形態のブロックコネ
クタは雌側のコネクタであって、図1,2に示すよう
に、上側ハウジング1と下側ハウジング2とを積み重
ね、さらに下側ハウジング2の下面にカバー3を装着し
て構成される。両ハウジング1,2は、雌側端子金具4
をキャビティ5内へ組み付けた状態で電線W(図5参
照)の圧接作業を行うことができるようになっている。
【0009】各ハウジング1,2に組み付けられる雌側
端子金具4について簡単に説明する。雌側端子金具4は
導電性を有する金属薄板を折曲げて形成され、前側(図
1の手前側)に相手側の雄側端子金具のタブが挿入され
る接続部8が形成され、その後方に、電線Wの芯線を圧
接するための圧接部9と、電線Wの被覆をかしめるため
のバレル10が順次に形成されている。
【0010】上側ハウジング1は合成樹脂材によって成
形され、その内部には複数のキャビティ5が横一列に並
んで形成され、そこに上記した雌側端子金具4が後側
(図1の奥側)から挿入されて組み付けられるようにな
っている。図3に示すように、上側ハウジング1の下面
の後端側は開口しており、この開口6を介して図示しな
い圧接治具が各キャビティ5内へ挿入され、もってキャ
ビティ5内に雌側端子金具4を組み付けた状態で電線W
の圧接作業が行えるようになっている。
【0011】上側ハウジング1の上面にはロックアーム
12が片持ち状に形成されており、このロックアームに
12は、相手側のコネクタハウジングに係合可能なロッ
ク突部13と、撓ませることにより相手側とのロックを
解除する解除操作部14とが形成されている。また、上
面の左右両縁部には、ロックアーム12の下側への異物
の侵入を阻止するための保護壁15が形成されていると
ともに、各保護壁15の後端部に、ロックアーム12の
撓み方向とは反対方向への反り返り変形を阻止するため
の反り返り規制部16が形成されている。
【0012】下側ハウジング2も同様に合成樹脂材によ
って形成され、その内部には上側ハウジング1と同様に
複数のキャビティ5が横一列に並設されている。各キャ
ビティ5内には、雌側端子金具4が後側から挿入されて
組み付けられる。この下側ハウジング2も、上側ハウジ
ング1と同様に下面の後端側が開口しており、この開口
を介して圧接治具が各キャビティ5内へ挿入することが
でき、もってキャビティ5内に雌側端子金具4を組み付
けた状態で電線Wの圧接作業が行えるようになってい
る。また下側ハウジング2の上面には、前後方向を向い
た複数の押圧リブ18が並設されており、上側ハウジン
グ1の下面に重ね合わせることにより、各押圧リブ18
が上側ハウジング1に組み込まれた雌側端子金具4に圧
接された電線Wを押圧保持するようになっている。
【0013】カバー3は、同じく合成樹脂材によって下
側ハウジング2の開口を塞ぐ大きさに形成されており、
その上面には複数の縦向きの押圧リブ18が並設されて
いる。そして、カバー3を下側ハウジング2の開口を塞
ぐ位置に装着すると、各押圧リブ18は下側ハウジング
2内に組み付けられた各雌側端子金具4に圧接された電
線Wを押圧するようになっている。
【0014】続いて、上側ハウジング1と下側ハウジン
グ2の間のロック機構について説明する。この実施形態
では、前側と後側の両方にロック機構を備えている。ま
ず前側のロック機構について説明する。下側ハウジング
2の上面には、前面から少し奥方に入った位置の幅方向
の両端部に、横溝20が所定寸法切り込み形成されてい
る。この横溝20は、図4に示すようにあり溝状に形成
されている。。また、同じく下側ハウジング2の上面の
前縁には、幅方向の中央部分において、2本の縦溝21
が間隔を開けて所定寸法切り込み形成されている。この
縦溝21も、図2に示すように、あり溝状に形成されて
いる。
【0015】一方、上側ハウジング1の下面には、図3
にも示すように、幅方向の両端部における横溝20と対
応する位置に、それぞれ横リブ22が形成されている。
この横リブ22は、図4に示すように、上記の横溝20
に緊密に嵌合可能なあり状に形成されている。また、上
側ハウジング1の下面の前縁には、上記の縦溝21と対
応する位置において、2本の縦リブ23が形成されてい
る。この縦リブ23も図2に示すように、縦溝21に緊
密に嵌合可能なあり状に形成されている。上記した横リ
ブ22と縦リブ23のうち、横リブ22の方が縦リブ2
3よりも突出高さが大きく設定されている。それに伴
い、横溝20の方が縦溝21よりも深さが深くなってい
る。
【0016】横リブ22は対応する横溝20内に圧入さ
れることで、また縦リブ23は対応する縦溝21内に圧
入されることで、それぞれ抜けが規制された状態で嵌合
する。また上下のハウジング1,2を引き離すような外
力を作用させると、横リブ22は、傾斜面20A,22
Aで案内されて、横溝20の開口縁を弾性的に広げつつ
横溝20から抜くことができ、また縦リブ23は、傾斜
面21A,23Aで案内されて、縦溝21の開口縁を弾
性的に広げつつ縦溝21から抜くことが可能となってい
る。
【0017】続いて、後側のロック部の構造を説明す
る。下側ハウジング2の上面の後端部における左右両縁
には、上側ハウジング1の左右両側壁の後端部を収容す
る収容部28が形成されており、その収容部28の外側
の壁28Aに方形状の係止孔29が形成されている。一
方、上側ハウジング1の左右両側面における後端部に
は、上記の係止孔29に嵌合可能な係止突部30が形成
されている。この係止突部30には、図2に示すよう
に、上側ハウジング1の側面からほぼ垂直に突出した係
止面31と、下方に向けて傾斜した案内面32とが設け
られている。したがって、下側ハウジング2の上に上側
ハウジング1を積み重ねると、収容部28の外側の壁2
8Aが案内面32に沿って撓み変形しつつ押し込まれ、
所定位置まで押し込まれると、壁28Aが復元変形しつ
つ係止孔29内に係止突部30が嵌まって係止面31に
より係止されるようになっている。
【0018】なお、カバー3の後端部における左右両端
には、下側ハウジング2の左右両側壁の後端部を収容す
る収容部28が形成されている。この収容部28の外側
の壁28Aには係止孔29が形成され、カバー3を下側
ハウジング2の開口を塞ぐ位置に装着すると、下側ハウ
ジング2の左右両側面に形成された係止突部30が嵌り
込むようになっている。
【0019】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。ブロックコネクタを組み立
てるには、雌側端子金具4を各ハウジング1,2におけ
るキャビティ5内へ組み付け、その後圧接治具を用いて
各雌側端子金具4に電線Wを圧接する。雌側端子金具4
に圧接された電線Wは各ハウジング1,2の後面から引
き出される。
【0020】そして、下側ハウジング2の上面に上側ハ
ウジング1を積み重ねると、前側においては、まず上側
ハウジング1の背の高い横リブ22が、下側ハウジング
2の横溝20内に開口縁を広げつつ圧入され、引き続い
て縦リブ23が縦溝21内に開口縁を広げつつ圧入され
てそれぞれ嵌り込む。一方、後側では、上側ハウジング
1の係止突部30が案内面32で案内されて係止孔29
へ嵌り込み、係止面31が係止孔29の上縁に係止され
る。これにより図5に示すように、両ハウジング1,2
が整合面を重ね合わせて積まれた状態に結合される。そ
して、下側ハウジング2の下面にカバー3を装着するこ
とで、ブロックコネクタの組立作業が完了する。なお、
組み立てられた状態では、リブ22,23と溝20,2
1とが縦横両方向に設けられていることで、上下のハウ
ジング1,2が幅方向と奥行き方向の両方向においてず
れることが防止される。
【0021】上記のようにして組み立てられたブロック
コネクタをリペアの必要性等から分解する場合は、以下
のようにする。まず、図示しない分解治具を用いて、後
側のロック部を構成する収容部28の壁28Aを開いて
係止突部30を係止孔29から外し、それとともに上下
のハウジング1,2を互いに引き離すような力を作用さ
せる。そうすると、まず背の低い縦リブ23が傾斜面2
1A,23Aで案内されて開口縁を広げつつ縦溝21か
ら抜け出し、続いて横リブ22が傾斜面20A,22A
で案内されて開口縁を広げつつ横溝20から抜け出し、
前側のロックも解除され、上下のハウジング1,2が分
解される。
【0022】以上説明したように本実施形態によれば、
以下のような数々の利点を得ることができる。前側のロ
ック部分において、ロック手段(横リブ22と横溝20
及び縦リブ23と縦溝21)が上下のハウジング1,2
の整合面に設定されていて、外部に露出しない構造であ
るので、不用意に変形や損傷を受けることが防止され
る。またロック手段がハウジング1,2の側面から出っ
張らないので、それだけ幅方向をコンパクトにまとめる
ことができる。
【0023】しかも、リブ22,23と溝20,21と
が縦横両方向に設けられていることで、上下のハウジン
グ1,2が幅方向と奥行き方向の両方向においてずれる
ことが防止される。また、横リブ22と横溝20はハウ
ジング1,2の幅方向の両端部に、縦リブ23と縦溝2
1はハウジング1,2の幅方向の中央部にそれぞれ設け
られているので、全幅にわたって両ハウジング1,2の
浮き上がりを防止することができる。
【0024】さらに、幅方向の両端の横リブ22の方が
中央部の縦リブ23よりも背が高く形成されているの
で、横リブ22が横溝20に先に嵌合され、縦リブ23
が縦溝21に嵌合される場合の位置決めの機能を果た
す。また横リブ22と縦リブ23とがピークがずれた状
態で嵌合されるので、揃って嵌合される場合に比べて小
さな嵌合力で組み付けを行うことができる。
【0025】<第2実施形態>続いて、図6及び図7に
よって本発明の第2実施形態を説明する。この第2実施
形態では、前記の第1実施形態と比べて、前側のロック
機構のうちの縦溝41と縦リブ43の形成位置に変更が
加えられている。改めて説明すると、下側ハウジング2
Aの上面には、前面から少し奥方に入った位置の幅方向
の両端部に、両側面を傾斜面40Aとしたあり溝状の横
溝40が切り込み形成されている。これに対して、上側
ハウジング1Aの下面には、幅方向の両端部における横
溝40と対応する位置に、両側面を傾斜面42Aとした
あり状をなす横リブ42が形成されている。
【0026】一方、下側ハウジング2Aの上面における
幅方向の中央部分で、かつ前縁から所定寸法奥方に入っ
た位置には、両側面を傾斜面43Aとしたあり状をなす
2本の縦リブ43が間隔を開けて並んで形成されてい
る。これに対して、上側ハウジング1Aの下面における
上記の縦リブ43と対応する位置には、図7に示すよう
に、両側面を傾斜面41Aとしたあり溝状の2本の縦溝
41が、貫通状にかつ開口6に一端を連通して形成され
ている。上記した横リブ42と縦リブ43のうち、横リ
ブ42の方が縦リブ43よりも突出高さが大きく設定さ
れている。それに伴い、横溝40の方が縦溝41よりも
深さが深くなっている。その他の構造については上記第
1実施形態と同じあって、同一部位については同一符号
を付すことで重複した説明は省略する。
【0027】この第2実施形態の作用は以下のようであ
る。下側ハウジング2Aの上面に上側ハウジング1Aを
積み重ねると、前側においては、まず背の高い横リブ4
2が、横溝40内に開口縁を広げつつ圧入され、引き続
いて縦リブ43が縦溝41内に開口縁を広げつつ圧入さ
れてそれぞれ嵌り込む。後側では、第1実施形態と同様
に、係止突部30が係止孔29へ嵌り込んで係止され、
両ハウジング1A,2Aが整合面を重ね合わせて積まれ
た状態に結合される。
【0028】ブロックコネクタを分解する場合は、結合
された状態から分解治具を用いて後側のロック部を外す
とともに、両ハウジング1A,2Aの前側を互いに引き
離すように外力を加えると、横リブ42が傾斜面40
A,42Aで案内されて開口縁を広げつつ横溝40から
抜け出すとともに、縦リブ43が傾斜面41A,43A
で案内されて開口縁を広げつつ縦溝41から抜け出し、
前側のロックも解除され、上下のハウジング1A,2A
が分解される。
【0029】この第2実施形態においても、前記した第
1実施形態と同様の利点を得ることができる。それに加
え、縦リブ43と縦溝41とが、ハウジング1A,2A
の幅方向の中央部で、なおかつ前縁から奥方に所定寸法
入った位置に設けられているから、両ハウジング1A,
2Aの浮き上がりを全面にわたってより確実に防止する
ことができる。
【0030】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)リブと溝とは、上記実施形態とは逆のハウジング
側に設けるようにしてもよい。 (2)本発明は、雄側のブロックコネクタにも同様に適
用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るブロックコネクタ
の組立前の斜視図である。
【図2】その正面図である。
【図3】上側ハウジングの上下反転した状態の斜視図で
ある。
【図4】横溝と横リブとが離間している状態の部分側面
図である。
【図5】組立状態のブロックコネクタの斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るブロックコネクタ
の組立前の斜視図である。
【図7】その上側ハウジングの上下反転した状態の斜視
図である。
【図8】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1…上側ハウジング 2…下側ハウジング 20…横溝 21…縦溝 22…横リブ 23…縦リブ 1A…上側ハウジング 2A…下側ハウジング 40…横溝 41…縦溝 42…横リブ 43…縦リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 均 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 古谷 貢 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 (72)発明者 畑岸 祐至 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 阿部 公弘 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 白水 浩一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のハウジングを重ね合わせることで
    構成されるブロックコネクタにおいて、 互いに重ねられるハウジングの整合面には、解離可能に
    係合するリブと溝とが、ハウジングの幅方向に沿った横
    向きと、奥行き方向に沿った縦向きの両方に設けられて
    いることを特徴とするブロックコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記リブと溝とはあり嵌合構造となって
    いることを特徴とする請求項1記載のブロックコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記横向きのリブと溝とがハウジングの
    幅方向の両端に、前記縦向きのリブと溝とがハウジング
    の幅方向の中央部にそれぞれ設けられていることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のブロックコネク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記両端の横向きのリブが、前記中央部
    の縦向きのリブよりも大きい突出高さで形成されている
    ことを特徴とする請求項3記載のブロックコネクタ。
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Cited By (4)

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