JP3853857B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば自動車等の電気配線に使用され、ハウジングに収容した接続端子を係止するためのリアホルダを備えたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のコネクタでは、ハウジングの後部にリアホルダが前後動自在に係合され、リアホルダは中間まで挿入された仮係合位置と、十分に押し込まれた本係合位置とでハウジングに係合するようにする場合がある。これはハウジングに接続端子を収容した後にリアホルダを取り付けるのでは、接続端子に接続した電線を個々にリアホルダを挿通しなければならないために、リアホルダの仮係合状態で接続端子と電線とをリアホルダを通過させるためである。
【0003】
また、ハウジングに収容された接続端子を係止する係止ランスをハウジングに設けずに、リアホルダに一体に設けることもある。この場合には、係止ランスの成形が容易となり、比較的耐久性を有し高価な材質を要する係止ランスを、樹脂が小容量で済むリアホルダに設けるため全体として安価となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来のコネクタにおいては、係止ランスが接続端子の後方への移動を規制する形状に形成されているため、運搬中などにおいてリアホルダの仮係合中に接続端子を前方へ押した場合には、係止ランスと接続端子の係止状態が容易に崩れてしまうという問題点がある。
【0005】
本発明の目的は、このような問題点を解消し、係止ランスと接続端子との安定した係止状態を常時確保できるコネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係るコネクタは、相手側接続端子の接続端と接続する端子接続部及びその後方両側に立ち上げた係止片を有する接続端子を収容するために、それぞれ左右の仕切板によって画成した複数個の端子収容室を有するハウジングと、該ハウジングの後部に仮係合位置及び本係合位置で前記接続端子に係合して前記接続端子を係止する係止ランスを備えたリアホルダとから成るコネクタにおいて、前記係止ランスはその左右の側面が前記端子収容室を画成する前記左右の仕切板と接触するような幅を有し、前記係止ランスの先端には、前記仮係合位置及び本係合位置において前記端子接続部の後 部と係止して前記接続端子の後方への移動を規制する端子後方規制部と、前記係止ランスの両側部に上部を切欠した形状を有し深さが前記係止片の厚さにほぼ等しい溝部を形成し、これらの溝部の前側面に前記係止片の前縁を当接することにより前記接続端子の前方への移動を規制する端子前方規制部とを設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
上述の構成を有するコネクタでは、係止ランスは接続端子の端子接続部の後部を係止して接続端子の後方への移動を規制すると共に、係止ランスの両側部に設けた溝部により接続端子に設けた係止片を係止して接続端子の前方への移動を規制する。
【0008】
【実施例】
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例の断面図であり、後部に電線11を接続した接続端子12をハウジング13に収容し、ハウジング13の後部に係合したリアホルダ14により接続端子12を係止した状態を示している。
【0009】
接続端子12は導電金属板により形成され、図示しない相手側端子と接続する角筒状の端子接続部21と、接続端子12の姿勢を安定させるための左右に対向する2枚のスタビライザ片22、23(23は図示せず)と、電線11の芯線を固定する芯線固定部24と、電線11の被覆を固定する被覆固定部25とが前方から順次に設けられている。
【0010】
ハウジング13とリアホルダ14は電気絶縁性を有する合成樹脂材により形成されており、図2の斜視図に示すようにハウジング13には、上壁13a、上下隔壁13b、下壁13cと左右の仕切板31により仕切られた複数の端子収容室32が2段複列に設けられている。ハウジング13の後部には、リアホルダ14の上壁、上下隔壁、下壁がそれぞれ嵌入するスリット33、34、35が設けられ、リアホルダ14の側壁がそれぞれ嵌入する隙間32a、32bが最外側の仕切板31と側壁13d、13eの間に形成されている。
【0011】
また、端子収容室32の前端部には、接続端子12の前方への移動を規制する前方規制部36が形成されている。端子収容室32の前部には、接続端子12の端子接続部21を支持する端子支持台37aが設けられ、この端子支持台37aの後端には後述する係止ランスを支持するランス支持台37bが設けられている。そして、ハウジング13の側壁13d、13eには後方に開口する案内窓38、39が形成され、案内窓38、39の前方の側壁13d、13eの内面には、片側2個ずつの図示しない錠止溝がそれぞれ形成されている。
【0012】
一方、リアホルダ14にはハウジング13の後部に前後動自在に嵌合されるホルダ本体部51が設けられ、このホルダ本体部51はハウジング13のスリット33、34、35にそれぞれ嵌入する上壁51a、上下隔壁51b、下壁51cと、ハウジングの左右の隙間32a、32bにそれぞれ嵌入する側壁51d、51eとを有している。上下隔壁51bと下壁51cの上面には、ハウジング13の仕切板31の底部を案内する案内溝52がそれぞれ形成され、側壁51d、51eにはハウジング13の案内窓38、39に案内される案内突起53、54と、ハウジング13の錠止溝に錠止される片側2個ずつの錠止突起55、56(56は図示せず)とがそれぞれ設けられている。
【0013】
また、ホルダ本体部51の上壁51aと上下隔壁51bの下面には、接続端子12の被覆固定部25を係止する係止突起57がそれぞれ設けられている。更に、ホルダ本体部51の前端部には、接続端子12の端子接続部21とスタビライザ片22、23を係止する係止ランス58が、上下隔壁51bと下壁51cからそれぞれ前方の斜め上方に向けて突設されている。
【0014】
図3の部分拡大斜視図に示すように、係止ランス58はハウジングの仕切板31に接触する幅つまり端子収容室32とほぼ同じ幅とされ、そこには端子接続部21の下面とランス支持台37bの間に圧入される端子押圧部61と、端子接続部21の後端部を係止する端子係止部62とが設けられると共に、スタビライザ片22、23を係止するスタビライザ案内溝63、64が、係止ランス58の両側面の上部の一部を切欠してそれぞれ形成されている。
【0015】
これらのスタビライザ案内溝63、64の深さは、スタビライザ片22、23の厚さとほぼ同等とされ、スタビライザ片22、23がスタビライザ案内溝63、64に嵌入した状態で、係止ランス58の両側面が端子収容室32の両仕切板31に接触するようになっている。また、端子係止部62が端子接続部21の後部を係止した際に、スタビライザ案内溝63、64の前壁がスタビライザ片22、23の前縁を係止するようになっている。
【0016】
このように形成されたハウジング13とリアホルダ14とは、図4の斜視図に示すように、リアホルダ14がハウジング13の後部に中間まで挿入された仮係合位置と、図5の斜視図に示すようにリアホルダ14がハウジング13に対して十分に押し込まれた本係合位置とで係合される。
【0017】
即ち、リアホルダ14の仮係合位置では、リアホルダ14の上壁51a、上下隔壁51b、下壁51cと側壁51d、51eがハウジング13のスリット33、34、35と隙間32a、32bにそれぞれ嵌入し、ハウジング13の仕切板31の下部がリアホルダ14の案内溝52に嵌入し、リアホルダ14の案内突起53、54がハウジング13の案内窓38、39にそれぞれ嵌入している。そして、リアホルダ14の本係合位置では、錠止突起55、56がハウジング13の錠止溝にそれぞれ嵌合するようになっている。
【0018】
電線11付きの接続端子12はリアホルダ14がこの仮係合位置にあるときに端子収容室32内に挿入される。このとき、図6の上段に示すように接続端子12の端子接続部21が係止ランス58の端子係止部62の上面を押圧し、スタビライザ片22、23が係止ランス58のスタビライザ案内溝63、64の上部に嵌入する。また、外方に撓んだ係止ランス58の端子押圧部61がランス支持台37bの後面に当接し、リアホルダ14の前進が規制される。
【0019】
接続端子12を更に押し込むと、端子接続部21が係止ランス58の端子係止部62を越えたときに係止ランス58が復元し、図6の下段に示すように端子係止部62が端子接続部21の後端部を係止すると共に、スタビライザ片22、23が案内溝63、64に完全に嵌入して、スタビライザ片22、23の前縁が案内溝63、64の前壁つまり端子係止部62の後部に当接する。同時に、係止ランス58の端子押圧部61がランス支持台37bの上面に進入し得る位置に移動し、接続端子12の被覆固定部25の後部がリアホルダ14の係止突起57の前方に位置する。
【0020】
このような状態からリアホルダ14をハウジング13に向けて押し込むと本係合状態となり、係止ランス58の端子係止部62ホルダ本体部51の係止突起57が端子接続部21と被覆固定部25をそれぞれ押圧し、係止ランス58の端子押圧部61が端子接続部21の下面とランス支持台37bの間に進入し、端子押圧部61が端子接続部21を押圧する。そして、接続端子12の端子接続部21が前方規制部36に当接することにより接続端子12の前進が停止する。このとき、リアホルダ14の案内突起53、54がハウジングの案内窓38、39の前壁に当接すると共に、錠止突起55、56がハウジング13の錠止溝にそれぞれ嵌合し、リアホルダ14は本係合位置に係合する。
【0021】
このように実施例では、リアホルダ14の仮係合位置と本係合位置の双方において、係止ランス58の側面がスタビライザ片22、23を介して仕切板31に接触するため、仕切板31により係止ランス58の左右動を規制することができる。また、係止ランス58の端子係止部62が端子接続部21の後端部を係止すると共に、スタビライザ片22、23の前縁が案内溝63、64の前壁を係止するため、接続端子12の前後動をリアホルダ14の本係合位置においては勿論のこと、仮係合位置においても規制することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るコネクタは、係止ランスにより接続端子の端子接続部の後部を係止して接続端子の後方への移動を規制することができると共に、端子接続部の後方に設けた係止片を係止して接続端子の前方への移動を規制することができ、係止ランスと接続端子の安定した係止状態を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の断面図である。
【図2】 ハウジングとリアホルダの分解斜視図である。
【図3】 係止ランスの部分拡大斜視図である。
【図4】 ハウジングとリアホルダの仮係合位置の斜視図である。
【図5】 ハウジングとリアホルダの本係合位置の斜視図である。
【図6】 作用説明図である。
【符号の説明】
12 接続端子
13 ハウジング
14 リアホルダ
21 端子接続部
22、23 スタビライザ片
25 被覆固定部
31 仕切板
32 端子収容室
57 係止突起
58 係止ランス
62 端子係止部
63 スタビライザ案内溝

Claims (1)

  1. 相手側接続端子の接続端と接続する端子接続部及びその後方両側に立ち上げた係止片を有する接続端子を収容するために、それぞれ左右の仕切板によって画成した複数個の端子収容室を有するハウジングと、該ハウジングの後部に仮係合位置及び本係合位置で前記接続端子に係合して前記接続端子を係止する係止ランスを備えたリアホルダとから成るコネクタにおいて、前記係止ランスはその左右の側面が前記端子収容室を画成する前記左右の仕切板と接触するような幅を有し、前記係止ランスの先端には、前記仮係合位置及び本係合位置において前記端子接続部の後部と係止して前記接続端子の後方への移動を規制する端子後方規制部と、前記係止ランスの両側部に上部を切欠した形状を有し深さが前記係止片の厚さにほぼ等しい溝部を形成し、これらの溝部の前側面に前記係止片の前縁を当接することにより前記接続端子の前方への移動を規制する端子前方規制部とを設けたことを特徴とするコネクタ。
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