JP3908769B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車等の電気配線に使用され、接続端子を収納するコネクタに関するものである。
従来から、一般的にコネクタ内には接続端子を係止するための可撓性を有する係止ランスが使用されているが、この係止ランスは金型が複雑となる上に、必ずしも強度的に十分ではなかった。そこで、本出願人は既に特許文献1において、図7〜図9に示すような係止ランスを使用しないコネクタを出願している。
このコネクタはハウジング1に対して、リアホルダ2を中間まで挿入した第1の係止位置と、十分に押し込んだ第2の係止位置で係合される。ハウジング1の端子収容室3の後方上壁3aは後方へ向けて高くされ、後部に電線4を固定した接続端子5が端子収容室3に容易に挿入されるようになっている。そして、リアホルダ2の端子保持板6には、接続端子5の端子接続部5aの前端部を係止する前方係止部7と、接続端子5aの後端部を係止する後方係止部8とが形成されている。
リアホルダ2が図7に示す第1の係止位置にあるときに、接続端子5はハウジング1に傾斜状態で挿入され、更に図8に示すようにハウジング1内で水平状態にされる。これにより、端子接続部5aの下部がリアホルダ2の前方係止部7と後方係止部8の間に位置し、接続端子5の前後動が防止される。そして、リアホルダ2をハウジング1に対して十分に押し込むとリアホルダ2は図9に示すように第2の係止位置になり、端子接続部5aの前方部が端子収容室3の前方上壁3bと端子保持板6の間に圧入され、接続端子5の上下動が防止される。
特開平8−33987号公報
しかしながら上述した従来例では、端子収容室3の後方上壁3aの高さが後方へ向かって高くなっているため、多数の接続端子5が図8に示すような水平状態に揃っているときに、1本の電線4が上方へ押圧された場合には、その接続端子5の後部が上方へ移動し、端子接続部5aの後端部と後方係止部8の係止状態が外れ、その接続端子5がハウジング1から抜け出し易いという問題点がある。
本発明の目的は、上述した問題点を解消し、リアホルダの第1の係止位置において水平状態にした接続端子が抜け出ないようにしたコネクタを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るコネクタは、接続端子を係止するためのリアホルダをハウジングの後部に嵌合し、前記リアホルダと前記ハウジングとは前記リアホルダを中間まで挿入した第1の係止位置と、前記リアホルダを十分に押し込んだ第2の係止位置とでそれぞれ係合するコネクタにおいて、前記リアホルダとハウジングは前記リアホルダの前記第1の係止位置において前記接続端子を傾斜状態で受け入れ、前記第2の係止位置において水平状態に移動し得るようにし、前記リアホルダには前記接続端子が水平状態にあるときに後方への抜け出しを防止する突起状の後方係止部を設け、前記後方係止部の両側に、前記接続端子の左右に対向する2枚のスタビライザ片を案内する案内溝を形成し、これらの案内溝の前壁は前記スタビライザ片の前縁を係止する前方係止部としたことを特徴とする。
本発明に係るコネクタによれば、従来の係止ランスを使用せずに接続端子を確実に係止し得ると共に、接続端子が水平状態にあるときに後方への抜け出しを防止できる。
図1及び図2は本発明と関連する参考例の一部を切欠した斜視図であり、図1は合成樹脂製のハウジング11の後部に合成樹脂製のリアホルダ12が嵌合され、電線13付きの接続端子14がハウジング11の最終的な位置に収容された状態を示している。
また、図2はリアホルダ12がハウジング11の中間部まで挿入された状態を示している。ハウジング11内には多数の接続端子14が2段複列に収納するようにされ、接続端子14は上下段で上下対称形に挿入されている。接続端子14は導電金属板により形成され、図示しない相手側端子を接続する角筒状の端子接続部21と、電線13の芯線を圧着する芯線圧着部22と、電線13の被覆を圧着する被覆圧着部23とが前方から順次に設けられている。
図3は同様にハウジング11とリアホルダ12の参考例の分解斜視図であり、ハウジング11の上壁には相手側のコネクタハウジングに対するロック用機構31が設けられており、ハウジング11は左右対称形とされ、ロック用機構31を除いて上下が対称形に形成されている。ハウジング11の内部は隔壁32により上下が仕切られ、仕切片33により左右が仕切られて複数の端子収容室34が形成されている。隣接する仕切片33同士の間隔は、接続端子14の端子接続部21の左右動を防止する大きさとされ、端子収容室34の隔壁32とこの隔壁32に対向する前方対向壁34aとの間隔は、端子接続部21の上下動を防止する大きさとされている。
隔壁32に対する中間対向壁34bと後方対向壁34cの間隔は、接続端子14を端子収容室34に容易に挿入できるように後方に向けて大きくされている。中間対向壁34bでは、接続端子14を挿入する際にその傾斜した端子接続部21が接触するように傾斜され、後方対向壁34cは被覆圧着部23が接触するように水平にされるか又は若干傾斜されている。ハウジング11の前端部には、リアホルダ12と接続端子14の前進を規制する前方規制部34dが形成されている。そして、ハウジング11の後部の側壁と最外側の仕切片33aとの間には、隔壁32の側縁の外側を通る隙間35が設けられると共に、側壁には案内窓36が形成されている。
一方、リアホルダ12にはハウジング11の隙間35に嵌入する両側の側板41と、これらの側板41を連結する連結板42とが設けられており、連結板42にはハウジング11の隔壁32が嵌合する後方スリット43が穿設されている。リアホルダ12の側板41には、ハウジング11の側壁の内側に進入してハウジング11の側壁内側に設けられた錠止溝に嵌合する錠止突起44と、案内窓36に進入する案内突起45とがそれぞれ外方へ向けて設けられている。
また連結板42には、接続端子の被覆圧着部23を仕切る圧着部仕切片46が、ハウジング11の仕切片33に対応するように設けられると共に、被覆圧着部23の突端部23aを収容する圧着部収容孔47が形成されている。更に連結板42の前端部には、ハウジング11の仕切片33に接触するように端子収容室34に進入する端子保持板48が一体に設けられ、上下の端子保持板48の間に形成された前方スリット49は、ハウジング11の隔壁32が進入して後方スリット43に嵌合するものとされている。
図4は実施例の断面図であり、合成樹脂製のハウジング61には合成樹脂製のリアホルダ62が係合され、接続端子64がハウジング61内の中間部に挿入した状態を示している。電線63を接続した接続端子64には端子接続部21、芯線圧着部22、被覆圧着部23に加えて、孔24aを有して対向する2枚のスタビライザ片24が端子接続部21の後方に設けられている。また、ハウジング61の隔壁32の前方部には、前方対向壁34aとの間に端子接続部21の上下動を防止するように支持する端子支持台65が設けられている。
一方、リアホルダ62の端子保持板71には、図5の部分拡大斜視図に示すように、上面に傾斜面72aを有して端子接続部21の後端部を係止する突起状の後方係止部72が設けられ、後方係止部72の両側面にはスタビライザ片24を案内する案内溝73が形成されている。案内溝73の前壁は、接続端子64が水平状態になり後方係止部72が端子接続部21を係止した際にスタビライザ片24の前縁を係止する前方係止部74が設けられ、案内溝73の底壁にはスタビライザ片24の突端を収容する溝75が形成されている。
リアホルダ62が第1の係止位置にあるときに接続端子64を挿入すると、図4の上段に示すように端子接続部21の背面が端子収容室34の中間対向壁34bに接触しながら傾斜状態で前進する。このとき、スタビライザ片24は案内溝73に嵌入しながら前進すると共に、スタビライザ片24の前端縁が前方係止部74に当接して前進が停止する。この状態から電線63を隔壁32側へ押圧して、図4の下段に示すように接続端子64を水平状態にすると、被覆圧着部23の先端部23aが圧着部収容孔47に嵌入し、スタビライザ片24の突端が溝75に嵌入する。
同時に、端子接続部21の後端部が後方係止部72の前方に位置し、被覆圧着部23が圧着部係止突起52を乗り越える。そして、このような状態からリアホルダ62を押し込むと、リアホルダ62が第2の係止位置に移動し、端子接続部21の前端部が端子規制部34dに当接すると共に、端子接続部21の前方部が前方対向壁34aと端子支持台65の間に嵌合する。
この実施例では、リアホルダ62の第1の係止位置において、水平状態にある接続端子64の前後動が前方係止部74と後方係止部72により防止される。
また図6に示すように、端子保持板71の案内溝73の側壁に、傾斜面77aを有してスタビライザ片24の孔24aに嵌合する突起77を設ければ、この突起77により接続端子64が傾斜状態に戻ることを防止できる。
一部を切欠した参考例の斜視図である。 リアホルダをハウジングの中間部まで挿入した状態の一部を切欠した参考例の斜視図である。 ハウジングとリアホルダの参考例の分解斜視図である。 実施例の断面図である。 部分拡大斜視図である。 変形例の部分拡大斜視図である。 従来例の断面図である。 従来例の断面図である。 従来例の断面図である。
符号の説明
21 端子接続部
23 被覆圧着部
24 スタビライザ片
34 端子収容室
47 圧着部収容孔
61 ハウジング
62 リアホルダ
64 接続端子
71 端子保持板
72 後方係止部
73 案内溝
74 前方係止部
77 突起

Claims (2)

  1. 接続端子を係止するためのリアホルダをハウジングの後部に嵌合し、前記リアホルダと前記ハウジングとは前記リアホルダを中間まで挿入した第1の係止位置と、前記リアホルダを十分に押し込んだ第2の係止位置とでそれぞれ係合するコネクタにおいて、前記リアホルダとハウジングは前記リアホルダの前記第1の係止位置において前記接続端子を傾斜状態で受け入れ、前記第2の係止位置において水平状態に移動し得るようにし、前記リアホルダには前記接続端子が水平状態にあるときに後方への抜け出しを防止する突起状の後方係止部を設け、前記後方係止部の両側に、前記接続端子の左右に対向する2枚のスタビライザ片を案内する案内溝を形成し、これらの案内溝の前壁は前記スタビライザ片の前縁を係止する前方係止部としたことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記案内溝の側壁には、前記スタビライザ片が前記前方係止部に当接し、前記接続端子が水平状態にあるときに前記スタビライザ片に形成した孔に係合する突起を設けた請求項1に記載のコネクタ。
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