JP4047496B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車のワイヤハーネスに使用され、多数の電線を電気的に接続する電気コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電気コネクタでは、電線を接続した複数の接続端子をハウジングに後部から収容し、ハウジングに形成した係止ランスにより接続端子を係止し、ハウジングの後部に錠止したリアホルダにより係止ランスの係止力を向上させる場合が多い。これに対し、係止ランスをハウジングではなくリアホルダに設け、このリアホルダをハウジングの後部に錠止することにより接続端子を係止ランスにより係止する場合もある。この場合には、ハウジングとリアホルダの一方に設けた錠止アームと他方に設けた錠止部とを係合することにより、ハウジングとリアホルダを錠止することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来では錠止アームをハウジング又はリアホルダに軸線方向に向けて設けているので、ハウジングやリアホルダには軸線方向に一定の間隔が必要となり、それらの小型化が困難であるという問題がある。また、錠止アームは一定の長さを有するため、錠止アームと錠止部との間に隙間が存在することがあり、ハウジングとリアホルダの間にがたつきが発生するという問題点がある。
【0004】
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、ハウジングとリアホルダを小型化し得ると共に、それらの間のがたつきを防止し得る電気コネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る電気コネクタは、電線を後部に接続した接続端子を後部から収容する合成樹脂製のハウジングと、該ハウジングの後部に係合して前記接続端子の前記ハウジングからの抜け出しを防止する合成樹脂製のリアホルダとから成る電気コネクタにおいて、前記ハウジングと前記リアホルダとは、前記リアホルダを前記ハウジングに対して後部から略中間まで挿入した仮係合位置と、十分に押し込んだ本係合位置とで係合可能とし、前記ハウジングの外壁に突起挿通孔を設け、前記リアホルダの前記ハウジングの内部に進入し得る本体部には、前記突起挿通孔に前記外壁の外側から挿通し得る第1の突起を可撓性のヒンジ部を介して一体に設け、前記第1の突起は前記本係合位置において前記突起挿通孔を介して前記リアホルダに設けた突起嵌合孔に嵌合可能としたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例の分解斜視図、図2は分解平面図、図3は図2のA−A線に沿った断面図であり、電気コネクタは電線を後部に接続した複数の接続端子を収容するハウジング1と、このハウジング1の後部に錠止してハウジング1に収容した接続端子を係止するリアホルダ2とから構成されている。これらのハウジング1とリアホルダ2は、合成樹脂材料からほぼ上下対称に成形されており、リアホルダ2をハウジング1に対して略中間まで挿入して接続端子の挿入を許容する仮係合位置と、十分に押し込んで接続端子を係止する本係合位置とで係合可能とされている。
【0007】
ハウジング1の前部は相手側コネクタハウジングを嵌合する嵌合部11とされ、ハウジング1の後部は接続端子を収容する端子収容部12とされている。図4のハウジング1の背面図にも示すように、端子収容部12は上下外壁12aと左右外壁12bとを有し、一方の外壁12aには盛上り部12cが形成されている。端子収容部12の上下方向は隔壁13により例えば2段に仕切られ、水平方向は複数の隔壁14により仕切られ、複数の端子収容室15が形成されている。
【0008】
端子収容部12の後部には、隙間状のホルダ収容室16が上下外壁12aと左右外壁12bの内面に沿うように形成されている。端子収容部12の上下外壁12aの前部には、外部と端子収容室15を連通して治具を挿通する治具挿通孔17が形成されている。端子収容部12の上下外壁12aの後部には、リアホルダ2の後述する仮係止突起と本係止突起をそれぞれ係合又は挿通する例えば2個ずつの突起係合孔18と突起挿通孔19が形成されている。これらの突起係合孔18と突起挿通孔19は治具挿通孔17の後部に延設され、突起係合孔18は突起挿通孔19の内側に設けられている。
【0009】
なお、ハウジング1の治具挿通孔17は、例えば接続端子とリアホルダ2の係止状態を解除するための治具や、接続端子に接続した電線の導通状態を検査するための検査具等を挿通するために利用可能とされている。
【0010】
そして、端子接続部12の内部には、リアホルダ2の後述の係止部を収容する係止部収容室20が設けられている。この係止部収容室20は2つの端子収容室15を合わせた幅とされ、係止部収容室20の両隔壁14には、仮係合位置と本係合位置において係止部と係合する係止突条14a、14bが形成されている。
【0011】
一方、リアホルダ2はハウジング1のホルダ収容室16に嵌合し得る角筒状のホルダ本体21を有しており、ホルダ本体21の上下壁21aの前縁には、ハウジング1の端子収容室15に進入して接続端子を個々に係止する可撓性を有する係止ランス22が、軸線方向に沿って突設されている。ホルダ本体21の上下壁21aの前部には、ハウジング1の突起係合孔18の最後部に仮係合位置において係合し、本係合位置において突起係合孔18内を前進する仮係止突起23が設けられている。
【0012】
図5のリアホルダ2の背面図にも示すように、ホルダ本体21の上下壁21aの後縁には、例えば3個所の可撓性のヒンジ部24a〜24cを介して支持板25が一体に設けられており、外力が加えられないときの支持板25は上下壁21aと略平行に支持されている。支持板25はハウジング1の盛上り部12cに係合し得る盛上り部25aを有し、支持板25の内面には、ハウジング1の外壁12aの外側から突起挿通孔18に密に挿通される本係止突起26が、前後のスリット25b、25cを介して設けられている。ホルダ本体21の上下壁21aには、本係止突起26が密に嵌合し得る突起嵌合孔27が形成されている。
ホルダ本体21の内部には、ハウジング1の係止部収容室20に進入し得る角筒状の係止部28が設けられており、この係止部28は仮係合位置においてハウジング1の係止突条14a、14bに係合可能とされている。そして、係止部28の両側面には、本係合位置においてハウジング1の係止突条14a、14bを係合する係合溝28a、28bが設けられている。
【0013】
電気コネクタを組み立てる際には、図6に示すようにリアホルダ2の係止ランス22をハウジング1の端子収容室15に挿入すると共に、リアホルダ2のホルダ本体21をハウジング1のホルダ収容室16に嵌合して、リアホルダ2をハウジング1に対して略中間まで挿入する。これにより、リアホルダ2の仮係止突起23がハウジング1の突起係合孔18の最後部に係合すると共に、図7の部分平面図に示すようにリアホルダ2の係止部28がハウジング1の係止突条14a、14bに当接し、リアホルダ2はハウジング1に対する仮係合位置に係合する。
【0014】
次に、全ての接続端子をハウジング1の端子収容孔15に挿入した後に、リアホルダ2をハウジング1に対して矢印方向に押し込むと、仮係止突起23が突起係合孔18内を前進すると共に、係止部28が係止突条14a、14bを乗り越えて前進し、図8に示すようにリアホルダ2がハウジング1に対する本係合位置に移動する。同時に、係止突条14a、14bが係合溝28a、28bに係合し、リアホルダ2はハウジング1に対して一次的に錠止する。この状態で、ヒンジ部24a〜24cを弯曲させて本係止突起26を突起挿通孔18を介して突起嵌合孔27に嵌合すると、リアホルダ2はハウジング1に対して二次的に錠止する。
【0015】
このように実施例では、リアホルダ2をハウジング1に対して本係合位置に錠止する際に、リアホルダ2の本係止突起26をハウジング1の突起挿通孔18を介してリアホルダ2の突起嵌合孔27に嵌合するので、従来のような軸線方向に延在する錠止アームを不要とし、ハウジング1とリアホルダ2の軸線方向の間隔を短縮でき、それらの小型化が可能となる。
【0016】
また、リアホルダ2の本係止突起26をハウジング1の突起挿通孔18とリアホルダ2の突起嵌合孔27に密に嵌合できるので、ハウジング1とリアホルダ2の間にがたつきを発生させることはない。
【0017】
更に、ハウジング1にリアホルダ2を組み付ける際に、リアホルダ2のホルダ本体21をハウジング1のホルダ収容室16に挿入するだけであるので、リアホルダ2のハウジング1に対する挿入性を向上できる。
【0018】
なお、上述のリアホルダ2に代えて、図9に示すような本係止突起26の先端部につば状の係止部26aを有するリアホルダ2’とすれば、本係止突起26と突起嵌合孔27の間の係止力を更に向上できる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る電気コネクタでは、リアホルダのハウジングの内部に進入し得る本体部に、ハウジングの外壁に設けた突起挿通孔に外壁の外部から挿通し得る第1の突起を可撓性ヒンジ部を介して一体に設けると共に、第1の突起を嵌合する突起嵌合孔を設けたので、従来のような軸線方向に延在する錠止アームを不要とし、ハウジングとリアホルダの軸線方向の長さを短縮でき、それらの小型化が可能となる。また、第1の突起を突起挿通孔と突起嵌合孔に密に嵌合できるので、ハウジングとリアホルダの間のがたつきを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の分解斜視図である。
【図2】分解平面図である。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図である。
【図4】ハウジングの背面図である。
【図5】リアホルダの背面図である。
【図6】作用説明図である。
【図7】作用説明図である。
【図8】作用説明図である。
【図9】リアホルダの変形例の断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
2、2’ リアホルダ
12 端子収容部
12a 上下外壁
12b 左右外壁
14 隔壁
14a、14b 係止突条
18 突起係合孔
19 突起挿通孔
21 ホルダ本体
22 係止ランス
23 仮係止突起
24a〜24c ヒンジ部
26 本係止突起
26a 係止突起
27 突起嵌合孔
28 係止部
28a、28b 係合溝

Claims (4)

  1. 電線を後部に接続した接続端子を後部から収容する合成樹脂製のハウジングと、該ハウジングの後部に係合して前記接続端子の前記ハウジングからの抜け出しを防止する合成樹脂製のリアホルダとから成る電気コネクタにおいて、前記ハウジングと前記リアホルダとは、前記リアホルダを前記ハウジングに対して後部から略中間まで挿入した仮係合位置と、十分に押し込んだ本係合位置とで係合可能とし、前記ハウジングの外壁に突起挿通孔を設け、前記リアホルダの前記ハウジングの内部に進入し得る本体部には、前記突起挿通孔に前記外壁の外側から挿通し得る第1の突起を可撓性のヒンジ部を介して一体に設け、前記第1の突起は前記本係合位置において前記突起挿通孔を介して前記リアホルダに設けた突起嵌合孔に嵌合可能としたことを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記ハウジングには軸線方向に延在する突起係合部と、相互に間隔をおいて対向する係止突起とを設け、前記リアホルダには前記仮係合位置において前記突起係合部の最後部に係合する第2の突起と、前記係止突起に係合する係止部とを設けた請求項に記載の電気コネクタ。
  3. 前記係止部には前記本係合位置において前記係止突起を係合する係合溝を設けた請求項に記載の電気コネクタ。
  4. 前記第1の突起の先端には前記突起嵌合孔に嵌合した後に前記本体部の内面に係止するつば状の係止部を設けた請求項に記載の電気コネクタ。
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