JPH09232047A - 電気コネクタ保持機構 - Google Patents

電気コネクタ保持機構

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JPH09232047A
JPH09232047A JP5819896A JP5819896A JPH09232047A JP H09232047 A JPH09232047 A JP H09232047A JP 5819896 A JP5819896 A JP 5819896A JP 5819896 A JP5819896 A JP 5819896A JP H09232047 A JPH09232047 A JP H09232047A
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JP
Japan
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connector
holder
flange
holding mechanism
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP5819896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukifumi Machida
幸文 町田
Hideo Kon
英雄 近
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保持された本コネクタの姿勢を相手側コネク
タに追従させる。 【構成】 ホルダ本体41に内向きの前方フランジ43
と後方フランジ44を設け、これらのフランジ43、4
4同士の前後方向の間隔は、第2のコネクタ15のフラ
ンジ32を前後動させる大きさとする。第2のコネクタ
15のフランジ32の外周面と、第2のホルダ16のホ
ルダ本体41の内周面の間には隙間Bを設け、第2のコ
ネクタ15は第2のホルダ16に対して上下及び左右方
向に隙間Bの分だけ移動可能とする。フランジ43、4
4には、ワイヤハーネスW付の接続端子を収容した第2
のコネクタ15を弾性を有して中立位置に保持する保持
片45、46を、例えば上下及び左右の4個所に設け
る。第1のコネクタ11を第2のコネクタ15に挿入す
ると、第2のコネクタ15の姿勢は第1のコネクタ11
に追従して変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相手側コネクタに
追従して本コネクタを自在な位置に保持する電気コネク
タ保持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、相手側の第1のコネクタを例えば
モジュールタイプの電気機器に固定し、この電気機器を
収納するラックに第2のコネクタを固定し、電気機器を
ラックに収納するだけでハウジング同士を結合する場合
がある。
【0003】例えば図6に示すように、複数の電気機器
1、2を収納するラック3には、多数の収納室4、5が
例えば複段複列に設けられており、各収納室4、5は電
気機器1、2を揺動させることなく収納する大きさとさ
れている。収納室4、5の奥壁には、電気機器1、2に
取り付けられた第1のコネクタ1a、2a、2bと結合
する第2のコネクタ6、7、8が取り付けられており、
これらの第2のコネクタ6、7、8はワイヤハーネス9
に接続されて給電や信号伝送がなされている。そして、
第1のコネクタ1a、2a、2bと第2のコネクタ6、
7、8は、電気機器1、2を収納室4、5に押し込んだ
際に自動的に結合し、内装した接続端子同士が接続でき
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例では、第1のコネクタ1a、2a、2bや第2の
コネクタ6、7、8が、取付誤差を有して電気機器1、
2やラック3に取り付けられていることが多く、これら
のコネクタ同志の軸線方向がずれており、電気機器1、
2を収納室4、5に単に押し込んだだけでは、第1のコ
ネクタ1a、2a、2bと第2のコネクタ6、7、8と
が容易に結合せず、特に複数の第1のコネクタ2a、2
bと第2のコネクタ7、8とを同時に結合することは容
易ではない場合が多い。
【0005】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、相手側コネクタの挿入方向に追従して本コネクタの
姿勢を変化させ、これらのコネクタ同士を容易に結合し
得る電気コネクタ保持機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る電気コネクタ保持機構は、固定体に固定
し相手側コネクタと結合する本コネクタを保持する保持
機構において、前記相手側コネクタの挿入方向に追従し
て前記本コネクタの姿勢を変化させることを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図5に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は実施例の斜視図、
図2は断面図であり、第1のコネクタ11は第1のホル
ダ12に保持され、この第1のホルダ12は例えば自動
車のインストルメントパネル、電気機器等の一方の固定
体13に固定部材14により固定されている。また、第
2のコネクタ15は第2のホルダ16に保持され、この
第2のホルダ16は例えば自動車のダッシュパネル、ラ
ック等の他方の固定体17に固定部材18により固定さ
れている。
【0008】第1のコネクタ11のコネクタ本体21の
後方外面には、前向きの係止片22が外向きの連結片2
3を介して例えば上下及び左右の4個所に設けられ、係
止片22の前方部には、係止突起22aが外向きに形成
されている。また、コネクタ本体21の前方内部には、
第2のコネクタ15の端子保持部を嵌合する嵌合孔24
が設けられている。
【0009】第1のホルダ12の筒状のホルダ本体25
の前端部には、内向きのフランジ26が設けられてい
る。このフランジ26には、第1のコネクタ11の係止
片22を挿通する係止孔27が設けられ、この係止孔2
7の周壁に係止突起22aが係止するようになってい
る。そして、ホルダ本体25の後部には、固定部材14
の挿通孔を有する適宣数の取付部28が設けられてい
る。この第1のコネクタ11には電源を接続した図示し
ない接続端子が装着されている。
【0010】一方、第2のコネクタ15のコネクタ本体
31は、ワイヤハーネスWに接続した図示しない接続端
子を収容し、第1のコネクタ11のコネクタ本体21を
嵌合する形状とされている。コネクタ本体31の前後の
略中間にはフランジ32が設けられており、コネクタ本
体31の後部には、係止突起33が例えば上下及び左右
の4個所に設けられている。コネクタ本体31の前方内
部には、第1のコネクタ11のコネクタ本体21を間隔
Aを有して挿通させる本体挿通孔34と、第1のコネク
タ11のコネクタ本体21を案内するテーパ孔35と、
第1のコネクタ11のコネクタ本体21を結合する本体
嵌合孔36とが順次に設けられている。そして、本体嵌
合孔36の内方には、ワイヤハーネス付の接続端子を保
持し、第1のコネクタ11の嵌合孔24に結合する端子
保持部37が設けられている。
【0011】第2のホルダ16のホルダ本体41は例え
ば角筒状とされ、このホルダ本体41の後部には、固定
部材18の挿通孔を有する適宣数の取付部42が設けら
れている。ホルダ本体41の前方には、内向きの前方フ
ランジ43と後方フランジ44が設けられ、これらの前
方フランジ43と後方フランジ44の前後方向の間隔
は、第2のコネクタ15のフランジ32を前後動させる
大きさとされている。また、第2のコネクタ15のフラ
ンジ32の外周面と、第2のホルダ16のホルダ本体4
1の内周面の間には隙間Bが設けられ、第2のコネクタ
15は第2のホルダ16に対して上下及び左右方向に隙
間Bの分だけ移動可能とされている。
【0012】ここで、前方フランジ43には、第2のコ
ネクタ15のコネクタ本体31の前方部を弾性を有して
中立位置に保持する前方保持片45が、例えば上下及び
左右の4個所に前向きに設けられている。また、後方フ
ランジ44には、第2のコネクタ15のコネクタ本体3
1の後方部を弾性を有して中立位置に保持する後方保持
片46が、例えば前方保持片45に対応する位置に後向
きに設けられている。これらの保持片45、46は、ワ
イヤハーネスWによる重力が第2のコネクタ15の後部
に加わっても、第2のコネクタ15を中立位置に保持す
るようになっている。そして、ホルダ本体41の後部の
上下には、ワイヤハーネスWを挿通するための挿通孔4
7が設けられている。
【0013】このような構成により、一方の固定体13
を他方の固定体17に組み付ける前には、第2のコネク
タ15は前方保持片45と後方保持片46により中立位
置に保持されているため、第1のコネクタ11が第2の
コネクタ15に例えば下方に間隔Aよりも若干ずれた位
置から接近すると、図3に示すように第1のコネクタ1
1のコネクタ本体21の先端が、第2のコネクタ15の
本体挿通孔34を通過してテーパ孔35の周壁に当接
し、第2のコネクタ15の前方部を下方に傾斜させる。
【0014】一方の固定体13を他方の固定体17に矢
印方向に更に接近させると、図4に示すように第2のコ
ネクタ15のフランジ32の下部が後方フランジ44に
当接し、第1のコネクタ11のコネクタ本体21が第2
のコネクタ15の本体嵌合孔36に嵌合する。同時に、
第2のコネクタ15の後部が下方に移動することによ
り、下側の前方保持片45と後方保持片46が撓む。こ
の状態から、一方の固定体13を他方の固定体17に矢
印方向に更に一層接近させると、図5に示すように第1
のコネクタ11の嵌合孔24に第2のコネクタ15の端
子保持部37が結合し、第1のコネクタ11と第2のコ
ネクタ15が完全に結合する。
【0015】このように上述した実施例では、第2のホ
ルダ16は第2のコネクタ15を中立位置に移動自在に
保持するので、一方の固定体13を他方の固定体17に
組み付ける際に、第1のコネクタ11を第2のコネクタ
15に容易に嵌合させることができる。なお、第2のコ
ネクタ15を保持する部材として、上述の実施例では保
持片を説明したが、同様の機能を有する部材、例えばス
プリング、ゴム、板ばね等を使用することもできる。
【0016】また、第2のホルダ16は第1のコネクタ
11の挿入方向に追従して第2のコネクタ15の姿勢を
変化させるので、一方の固定体13を他方の固定体17
に組み付ける際に、第1のコネクタ11と第2のコネク
タ15を容易に結合することができる。
【0017】なお、第1のコネクタ11を一方の固定体
13に第1のホルダ12を介さずに直接取り付けた場合
でも、また第1のコネクタを手で持って第2のコネクタ
15に結合する場合でも、同様に第2のコネクタ15は
機能する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電気コ
ネクタ保持機構は、相手側のコネクタの挿入方向に追従
して本コネクタの姿勢を変化させるので、挿入方向がず
れているコネクタ同士でも容易に結合させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】断面図である。
【図3】コネクタ同士を結合し始めたときの作用説明図
である。
【図4】コネクタ同士を更に結合したときの作用説明図
である。
【図5】コネクタ同士を完全に結合したときの作用説明
図である。
【図6】従来例の部分断面図である。
【符号の説明】
11 第1のコネクタ 15 第2のコネクタ 16 第2のホルダ 17 固定体 31 コネクタ本体 32 フランジ 41 ホルダ本体 43 前方フランジ 44 後方フランジ 45 前方保持片 46 後方保持片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定体に固定し相手側コネクタと結合す
    る本コネクタを保持する保持機構において、前記相手側
    コネクタの挿入方向に追従して前記本コネクタの姿勢を
    変化させることを特徴とする電気コネクタ保持機構。
  2. 【請求項2】 前記本コネクタを弾性体により保持する
    請求項1に記載の電気コネクタ保持機構。
  3. 【請求項3】 前記本コネクタを外力が加わらないとき
    に中立位置に保持する請求項1に記載の電気コネクタ保
    持機構。
JP5819896A 1996-02-22 1996-02-22 電気コネクタ保持機構 Pending JPH09232047A (ja)

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JP5819896A JPH09232047A (ja) 1996-02-22 1996-02-22 電気コネクタ保持機構

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JP5819896A JPH09232047A (ja) 1996-02-22 1996-02-22 電気コネクタ保持機構

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JPH09232047A true JPH09232047A (ja) 1997-09-05

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JP5819896A Pending JPH09232047A (ja) 1996-02-22 1996-02-22 電気コネクタ保持機構

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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