JP3562392B2 - コネクタ装置及び多極コネクタ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車、産業機器等の電気配線に用いられるワイヤーハーネスにおける電線同士や、電線と各種機器との相互の接続に利用されるコネクタ装置及び多極コネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコネクタ装置として、例えば、図8に示されるようなワイヤーハーネス用のコネクタ装置があり、このコネクタ装置は互いに嵌合接続される合成樹脂製の雄側コネクタ部1と雌側コネクタ部2とを備えた構成とされている。
【0003】
前記雄側コネクタ部1のハウジング部1aには、各電線3の端部にそれぞれ取付けられた雌接続端子4を収容配置するための収容孔1bがそれぞれ形成されている。そして、ハウジング部1aの各収容孔1bにそれぞれ前記雌接続端子4が収容配置されると共に、その収容状態で、ハウジング部1aに弾性変形自在に備えられた各ランス部1cが各雌接続端子4にそれぞれ形成された係止部(図示省略)に弾発状に抜止係止されている。これにより、各雌接続端子4がハウジング部1aの各収容孔1bの所定位置でそれぞれ緊密に固定保持される。
【0004】
前記雌側コネクタ部2のハウジング部2aには、各電線5の一端部にそれぞれ接続された雄接続端子6を収容配置するための収容孔2bがそれぞれ形成されている。そして、ハウジング部2aの各収容孔2bにそれぞれ前記雄接続端子6が嵌合されると共に、その嵌合状態で、ハウジング部2aに弾性変形自在に備えられた各ランス部2cが各雄端子6にそれぞれ形成された係止部(図示省略)に弾発状に抜止係止されている。これにより、各雄接続端子6がハウジング部2aの各収容孔2bの所定位置でそれぞれ緊密に固定保持される。
【0005】
また、雌側コネクタ部2のハウジング部2aには、雄側コネクタ部1のハウジング部1aが嵌合される嵌合凹部2dが備えられ、嵌合凹部2dに対する雄側コネクタ部1の嵌合状態で、弾性変形を利用して互いに係合し、相互の離脱を有効に防止する係合手段としての係合孔部1eと係合突部2eとが各ハウジング部1a、2aにそれぞれ備えられている。
【0006】
そして、雌側コネクタ部2の嵌合凹部2d内に雄側コネクタ部1のハウジング部1aを嵌合させることにより、各雌接続端子4の角筒状の接続部に各雄接続端子6の平板状の接続部が嵌合されて、相互の接続部の弾接状態により電気的接続を得る構造とされていた。
【0007】
この種のコネクタ装置として例えば、特開平8−190957号公報に示される如くである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年のエレクトロニクスの進歩は著しく、例えば、カーエレクトロニクスにあっては、自動車に搭載される電子機器やCPUの数が飛躍的に増大し、コネクタ装置の多極化・小型化も著しく進んでいる。
【0009】
特に、各端子4、6が小型化すると、雄接続端子6・雌接続端子4相互の接点の接触圧力が低下傾向にある。一方、各端子4、6はハウジング部1a、2aに緊密に固定保持されているため、各コネクタ部1、2の嵌合接続による各端子4、6の接点位置は各コネクタ部1、2の嵌合位置によって決定されていた。
【0010】
この場合、各コネクタ部1、2に対する周囲からの機械振動や、温度変化による熱膨張・熱収縮により、各端子4、6の接点位置が移動しやすくなり、その結果、微摺動摩耗による接点劣化が生じ、接点部分に摩耗粉(主として接点表面金属の酸化物微粉末)が発生し、振動により移動した接点部分が堆積した摩耗粉に乗り上げ、一時的に接触抵抗が上昇するという障害が生じ、電子機器の使用における制御信号やデータ転送の不良を招くおそれがあった。
【0011】
加えて、上記コネクタ装置では、電線3、5に加わった機械振動等がそのまま各端子4、5に伝わる構成となっているため、これによっても上述のような接点劣化が生じ、ひいては、電子機器の使用における制御信号やデータ転送の不良を招くおそれがあった。
【0012】
そこで、本発明の課題は、接続端子相互間の接点移動を有効に防止して微摺動摩耗による接点劣化の軽減を図ったコネクタ装置及び多極コネクタ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明の請求項1記載のコネクタ装置は、電線の端部に取付けられた接続端子が第1のコネクタハウジング部に保持されてなる第1のコネクタ部と、電線の端部に取付けられた被接続端子が第2のコネクタハウジング部に保持されてなる第2のコネクタ部との嵌合接続により、前記接続端子と前記被接続端子とが相互に接続されるコネクタ装置であって、前記第1のコネクタハウジング部に、前記接続端子を収容保持すると共に、前記第1のコネクタ部と前記第2のコネクタ部との嵌合接続により前記被接続端子が進入されてそれら接続端子と被接続端子とが相互に接続された状態で収容保持する端子固定保持部が備えられ、前記第2のコネクタハウジング部に、前記端子固定保持部に外嵌めされる嵌合凹部を有する外嵌ハウジング部が備えられると共に、その外嵌ハウジング内に前記被接続端子が前記接続端子と接続可能な姿勢で収容配置され、前記第2のコネクタハウジング部に電線抑え部が揺動自在に設けられ、その一方側の揺動端部が前記端子固定保持部の前記嵌合凹部内への内嵌めにより前記端子固定保持部の先端部に押されてその端子固定保持部の進入路から退避移動可能な当接部に形成されると共に、他方側の揺動端部が前記当接部の退避移動に伴って前記接続端子近傍の電線に圧接する電線固定部に形成されたものである。
【0014】
また、請求項2記載のコネクタ装置は、電線の端部に取付けられた接続端子が第1のコネクタハウジング部に保持されてなる第1のコネクタ部と、電線の端部に取付けられた被接続端子が第2のコネクタハウジング部に保持されてなる第2のコネクタ部との嵌合接続により、前記接続端子と前記被接続端子とが相互に接続されるコネクタ装置であって、前記第1のコネクタハウジング部に、前記接続端子を収容保持すると共に、前記第1のコネクタ部と前記第2のコネクタ部との嵌合接続により前記被接続端子が進入されてそれら接続端子と被接続端子とが相互に接続された状態で収容保持する端子固定保持部が備えられ、前記第2のコネクタハウジング部に、前記端子固定保持部に外嵌めされる嵌合凹部を有する外嵌ハウジング部が備えられると共に、その外嵌ハウジング内に前記被接続端子が前記接続端子と接続可能な姿勢で収容配置され、前記第1のコネクタハウジング部に電線抑え部が揺動自在に設けられ、その一方側の揺動端部が前記外嵌ハウジング部の前記端子固定保持部への外嵌めにより前記外嵌ハウジング部の先端部に押されてその外嵌ハウジング部の進入路から退避移動可能な当接部に形成されると共に、他方側の揺動端部が前記当接部の退避移動に伴って前記被接続端子近傍の電線に圧接する電線固定部に形成されたものである。
【0015】
なお、請求項3記載のように、前記被接続端子に、前記被接続端子が前記端子固定保持部に進入して前記接続端子と接続された際に、前記端子固定保持部に形成された係止部に抜止め係止される弾性変形自在な抜止係止片が備えられていてもよい。
【0016】
さらに、この発明の請求項4記載の多極コネクタ装置は、電線の端部に取付けられた接続端子が第1のコネクタハウジング部に保持されてなる第1のコネクタ部を複数並設した第1の多極コネクタ部と、電線の端部に取付けられた被接続端子が第2のコネクタハウジング部に保持されてなる第2のコネクタ部を複数並設した第2の多極コネクタ部との嵌合接続により、前記各接続端子と前記各被接続端子とが相互に接続される多極コネクタ装置であって、前記各第1のコネクタハウジング部に、前記接続端子を収容保持すると共に、前記第1の多極コネクタ部と前記第2の多極コネクタ部との嵌合接続により前記被接続端子が進入されてそれら接続端子と被接続端子とが相互に接続された状態で収容保持する端子固定保持部がそれぞれ備えられ、前記各第2のコネクタハウジング部に、それに対応する前記各第1のコネクタハウジング部の前記端子固定保持部に外嵌めされる嵌合凹部を有する外嵌ハウジング部がそれぞれ備えられると共に、その各外嵌ハウジング内に前記被接続端子が前記接続端子と接続可能な姿勢でそれぞれ収容配置され、前記各第2のコネクタハウジング部の並設連結体に電線抑え部が揺動自在に取付けられ、その一方側の揺動端部が前記各端子固定保持部の前記各嵌合凹部内への内嵌めにより前記各端子固定保持部のうちのいずれかの端子固定保持部の先端部に押されてその固定保持部の進入路から退避移動可能な当接部に形成されると共に、前記各第2のコネクタハウジング部に対応して設けられた他方側の複数の揺動端部が前記当接部の退避移動に伴って前記各接続端子近傍の電線に圧接する電線固定部にそれぞれ形成されたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかる第1実施形態のコネクタ装置について説明する。
【0018】
このコネクタ装置は、図1〜図4に示すように、第1の多極コネクタ部10と、第2の多極コネクタ部30とを備えた多極コネクタ装置であり、第1の多極コネクタ部10と第2の多極コネクタ部30との相互接続により、第1の多極コネクタ部10側の複数の雄接続端子25と第2の多極コネクタ部30側の雌接続端子45とが相互に接続されるようになっている。
【0019】
第1の多極コネクタ部10は、図1及び図2に示すように、複数の第1のコネクタ部11がその幅方向(図1の紙面垂直方向)に沿って複数並設されてなる。
【0020】
それぞれの第1のコネクタ部11は、樹脂製の第1のコネクタハウジング部12内に雄接続端子25が収容配置されてなる。
【0021】
各第1のコネクタハウジング部12は、基体部13の一側面側に突出状に一体形成された端子固定保持部14を備える。基体部13は、各種電子機器や電子部品の樹脂ケースの一部であり、つまり、本実施形態では、第1の多極コネクタ部10が電子機器等のケースに一体に備えられた場合を想定している。
【0022】
端子固定保持部14は、雄接続端子25を収容保持可能な略角筒状に形成され、その上面にはその長手方向に離隔して一対の係止孔12a、12bが形成される。
【0023】
一方、電線26の端部に取付けられた雄接続端子25には、前記係止孔12aに抜止係止可能な抜止係止片25aが形成される。
【0024】
そして、雄接続端子25が端子固定保持部14内にその基端側より挿入されると、その内部の所定位置で前記抜止係止片25aが係止孔12a内に弾性復帰により突出して抜止め係止され、これにより雄接続端子25が端子固定保持部14内に抜止め状態で収容保持されるように構成される。
【0025】
また、第2の多極コネクタ部30は、図1〜図4に示すように、扁平な略角筒状の連結ハウジング部31がその内部で仕切壁により複数に仕切られたもので、複数の第2のコネクタ部35がその幅方向(図1の紙面垂直方向)に沿って並設されてなる。
【0026】
それぞれの第2のコネクタ部35は、樹脂製の第2のハウジング部36内に雌接続端子45が収容配置されてなる。
【0027】
第2のハウジング部36は、略角筒状に形成され、その先端部が前記端子固定保持部14に外嵌め可能な嵌合凹部37aを有する外嵌ハウジング部37に形成される。
【0028】
また、第2のハウジング部36の後端部の両側壁部36aの内面に、雌接続端子45の抜止係止用の係止突条部36bが上下方向に沿って突設される。
【0029】
そして、電線46の端部に取付けられた雌接続端子45が第2のハウジング部36内に収容された状態で、雌接続端子45の電線側端部が前記係止突条部36bに当接するようになっており、これにより当該雌接続端子45が後端側への抜止めを図られた状態で第2のハウジング部36内に収容保持されるように構成されている。また、この状態で、雌接続端子45は若干の姿勢変更が可能となっており、嵌合凹部37a内に端子固定保持部14を内嵌めすると、その雌接続端子45が端子固定保持部14内に案内挿入される構成となっている。
【0030】
また、この雌接続端子45には、前記係止孔12bに抜止係止可能な抜止係止片45aが形成されており、雌接続端子45が端子固定保持部14内にその先端側から挿入されると、その内部の所定位置(雄接続端子25と接続される位置)で前記抜止係止片45aが係止孔12b内に弾性復帰により突出して抜止め係止され、これにより雌接続端子45が端子固定保持部14内に抜止め状態で収容保持されるように構成されている。
【0031】
なお、コネクタの接続解除作業を考慮して、外嵌ハウジング部37に、その外部から抜止係止片45aを内側に押圧して、当該抜止係止片45aと係止孔12bとの係止を解除するための係止解除片を設けておくとよい。
【0032】
また、第2のハウジング部36の後端部の上面及び下面にその長手方向所定位置を残してその前後に略U字状のスリットを設けることにより、それらスリット間の領域部分を揺動軸40aとして上下に揺動する電線抑え部40が形成される。
【0033】
この電線抑え部40の一端側の揺動端部41は、他端側に向けて徐々に第2のハウジング部36内に向けて突出するように傾斜する当接面41aを有する当接部41に形成されている。そして、外嵌ハウジング部37内にその先端側から端子固定保持部14が挿入されると、端子固定保持部14の先端部が前記当接面41aに摺接して、当接部41が端子固定保持部14の進入路から外側に押出されるようにして退避移動するように構成されている。
【0034】
また、電線抑え部40の他端側の揺動端部42は、外嵌ハウジング部37の内側に若干突出する電線固定部42に形成される。そして、前記当接部41の退避移動により電線抑え部40が揺動軸40aを中心に揺動すると、相対的に電線固定部42が外嵌ハウジング部37の内側に向けて移動し雌接続端子45の後端側に延びる電線46に圧接可能になるように構成されている。
【0035】
このように構成された多極コネクタにおいて、第1の多極コネクタ部10と第2の多極コネクタ部30とを接続するにあたっては、まず、第1の多極コネクタ部10側の各端子固定保持部14を第2の多極コネクタ部30側の各外嵌ハウジング部37の嵌合凹部37a内にそれぞれ挿入するようにする。すると、各雌接続端子45が各端子固定保持部14内に案内されると共に各抜止係止片45aが各係止孔12bに抜止係止され、各雄接続端子25と各雌接続端子45とが各端子固定保持部14内でそれぞれ緊密状態に接続されるようになる。
【0036】
また、これと同時に、各嵌合凹部37a内への各端子固定保持部14の挿入により、その各端子固定保持部14の先端部が上下の電線抑え部40の一端側に位置する各当接部41の当接面41aにそれぞれ摺接して各当接部41が外側に押されるようにして退避移動し、これに伴い、他端側に位置する電線固定部42が第2のハウジング部36内に向けて移動して雌接続端子45の後端側に延びる電線46に圧接し、電線46を上下両側から挟込むようにして圧接保持するようになる。
【0037】
以上のように構成されたコネクタ装置によると、各第2のコネクタハウジング部36に電線抑え部40を揺動自在に設け、その一端側の揺動端部41を、端子固定保持部14の嵌合凹部37a内への内嵌めにより端子固定保持部14の先端部に押されてその固定保持部14の進入路から退避移動可能な当接部41に形成すると共に、他端側の揺動端部42を当接部41の退避移動に伴って接続端子45の後端側の電線46に圧接する電線固定部42に形成しているため、第1のコネクタ部11と第2のコネクタ部35とが接続された状態において、電線46が上下の電線固定部42間に挟込まれて固定されることになる。
【0038】
従って、電線46に振動が加わった場合に、その振動が電線固定部42による電線46の抑え付け部分で一旦抑制されるため、電線46の振動が直接雌接続端子45に伝わらなくなり、各端子25、45相互間の接点移動が有効に防止され、微摺動摩耗等による接点劣化の影響を有効に軽減できる。
【0039】
また、第1のコネクタ部11と第2のコネクタ部35との接続作業により、雌接続端子45の後端側に延びる電線46が上下の電線固定部42により挟込まれて固定される構成となっているため、その電線46の固定動作が前記接続動作の傷害になることもなく、その接続作業性に優れる。
【0040】
さらに、雄接続端子25と雌接続端子45とが電気的に接続された状態で、それら雄接続端子25と雌接続端子45とが共に端子固定保持部14内において接続状態で緊密に固定保持されているため、第1の多極コネクタ部10及び第2の多極コネクタ部30にそれぞれ個別の機械振動等が生じた場合であっても、各端子25、45は端子固定保持部14内において一体的に振動するので、各端子25、45相互間の接点移動が有効に防止され、この点においても、微摺動摩耗等による接点劣化の影響を有効に軽減できる。
【0041】
図5は、第2実施形態のコネクタ装置を示す断面図である。なお、上記第1実施形態のものと同一構成要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
【0042】
このコネクタ装置では、第1の多極コネクタ部10Bが、各種電子機器や電子部品のケースから独立してワイヤーハーネス等の電線の端部に取付けられた場合を想定しており、その第1の多極コネクタ部10Bの各第1のコネクタ部11側にも電線抑え部20Bが備えられた構成となっている。
【0043】
即ち、第1の多極コネクタ部10Bは、第1のコネクタ部11Bがその幅方向(図5の紙面垂直方向)に沿って並設されてなる。
【0044】
それぞれの第1のコネクタ部11Bは、樹脂製の第1のコネクタハウジング部12Bとその内部に収容配置された雄接続端子25とを備え、各第1のコネクタハウジング部12Bの端子固定保持部14の上側及び下側に電線抑え部20Bが一体形成される。
【0045】
各電線抑え部20Bは、端子固定保持部14の長手方向に沿った揺動片21Bがその長手方向中間部で支持部21Baにより支持された側面視略T字状の部材であり、前記支持部21Baにより支持された部分を揺動軸として上下に揺動自在とされている。
【0046】
また、揺動片21Bの一端側の揺動端部22Bが、その他端側に向けて徐々に内側に突出するように傾斜する当接面22Baを有する当接部22Bに形成されている。そして、外嵌ハウジング部37が端子固定保持部14に外嵌めされると、外嵌ハウジング部37の先端部が当接面22Baに摺接して、当接部22Bが外嵌ハウジング部37の進入路から外側に向け押出されるようにして退避移動するように構成されている。
【0047】
また、揺動片21Bの一端側の揺動端部23Bがその内側に向けて突出する電線固定部23Bに形成される。そして、前記当接部22Bの退避移動により揺動片21Bが揺動すると、相対的に電線固定部23Bが内側に向けて移動し、これにより電線固定部23Bが雄接続端子25の後端側に延びる電線26に圧接可能に構成されている。
【0048】
以上のように構成された第2実施形態のコネクタ装置によると、上記第1実施形態の場合と同様の効果に加えて次の効果を得ることができる。
【0049】
即ち、各第1のコネクタハウジング部12Bに揺動自在に電線抑え部20Bを設け、その一端側の揺動端部22Bを外嵌ハウジング部37の端子固定保持部14への外嵌めにより外嵌ハウジング部37の先端部に押されてその外嵌ハウジング部37の進入路から外側に退避移動可能に形成すると共に、他方側の揺動端部23Bを当接部22Bの退避移動に伴って接続端子25の後端側の電線26に圧接する電線固定部23Bに形成しているため、第1のコネクタ部11Bと第2のコネクタ部35とが接続された状態において、電線26が上下の電線固定部23B間に挟込まれて固定されることになる。
【0050】
従って、電線26に振動が加わった場合に、その振動が電線固定部23Bによる電線26の抑え付け部分で一旦抑制され、電線26の振動が直接雌接続端子45に伝わらなくなり、各端子25、45相互間の接点移動が有効に防止され、微摺動摩耗等による接点劣化の影響を有効に軽減できる。
【0051】
また、第1のコネクタ部11Bと第2のコネクタ部35との接続作業により、上下の電線固定部23Bによる電線26の固定動作が行われる構成となっているため、その電線の固定動作が前記接続作業の妨げとなることもなく、その節俗作業性に優れる。
【0052】
図6は、第3実施形態のコネクタ装置を示す断面図である。なお、上記第1実施形態のものと同一構成要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
【0053】
このコネクタ装置は、第2のコネクタ部35Cを上下2段に亘って設けた第2の多極コネクタ部30Cを備えた構成のものである。
【0054】
この第2の多極コネクタ部30Cにおいては、上段側の第2のコネクタ部35Cの上面にのみ上記電線抑え部40と同様構成の電線抑え部40Cを設け、下段側の第2のコネクタ部35Cの下面にのみ電線抑え部40と同様構成の電線抑え部40Cが設けられている。
【0055】
なお、第1の多極コネクタ部10側については、上記各第2のコネクタ部35Cに対応して第1のコネクタ部11を上下2段に設ける構成としておく。
【0056】
この第2の多極コネクタ部30Cにおいても、上記第1実施形態の場合と同様に、その各外嵌ハウジング部37内に各端子固定保持部14が内嵌めされると、その端子固定保持部14の先端部に押されて電線抑え部40Cの当接部41Cが外側に向けて退避移動し、これに伴って電線抑え部40Cの電線固定部42Cが内側に向けて移動して雌接続端子45の後端側に延びる電線46に圧接される。これにより電線46が第2の多極コネクタ部30Bの上下の仕切壁部30Caと電線固定部42C間に挟込まれて固定されるようになり、上記第1実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0057】
図7(a)は第4実施形態の多極コネクタ装置を示す平面図であり、図7(b)は図7(a)のb−b線断面図であり、図7(c)は図7(a)のc−c線断面図である。
【0058】
この多極コネクタ装置は、第1の実施形態のように複数の第2のハウジング部36のそれぞれに電線抑え部40を設ける代わりに、複数の第2のハウジング部36Dの連接体にそれとは別体の一の電線抑え部40Dを取付けた構成のものである。
【0059】
なお、第1の多極コネクタ部10については、上記第1実施形態のものを同一構成のものを用いることができる。
【0060】
即ち、第2の多極コネクタ部30Dは、扁平な略角筒状の連結ハウジング部31Dがその内部で仕切壁部により複数に仕切られたもので、複数の第2のコネクタ部35Dがその幅方向に沿って並設されてなる。
【0061】
それぞれの第2のコネクタ部35Dは、第2のハウジング部36D内に雌接続端子45が収容配置されてなる。
【0062】
第2のハウジング部36Dは、略角筒状に形成され、その先端部が端子固定保持部14(図1参照)に外嵌め可能な嵌合凹部37Daを有する外嵌ハウジング部37Dに形成される。
【0063】
また、第2のハウジング部36Dの後端部の両側壁部36Daの内面に、雌接続端子45の抜止係止用の係止突条部36Dbが上下方向に沿って突設される。そして、電線46の端部に取付けられた雌接続端子45が第2のハウジング部36D内に収容された状態で、雌接続端子45の電線46側の端部が前記係止突条部36Dbに当接し、これにより当該雌接続端子45がその後端側への抜止めを図られた状態で収容保持されるように構成されている。
【0064】
また、各第2のハウジング部36Dの後端部の上面に後述する電線固定部42Dが挿通可能な電線固定用挿通部36Dcが形成されると共に、各第2のハウジング部36Dのうちの中央よりの2つの第2のハウジング部36の長手方向略中間部の上面に後述する当接部41Dが挿通可能な当接部用挿通孔36Ddが形成される。
【0065】
この第2の多極コネクタ部30Dの連結ハウジング部31Dに揺動自在に電線抑え部40Dが設けられる。
【0066】
電線抑え部40Dは、連結ハウジング部31Dの後端部の上面側に配設された抑え本体部40Daと、その抑え本体部40Daの両側部から下方に向けて垂設され連結ハウジング部31Dの両側部に沿って延びる一対の揺動支持部40Dbとを備える。そして、連結ハウジング部31Dの両側外側に突出して形成された揺動軸部31Dbが揺動支持部40Dbの内面に形成された受凹部内に嵌め込まれ、この嵌め込んだ部分を揺動軸として、電線抑え部40Dが上下に揺動するように構成されている。
【0067】
前記抑え本体部40Daの一方側端部には、前記各当接部用挿通孔36Ddに対応して2つの当接部41Dが形成される。
【0068】
各当接部41Dの下端部は、各第2のハウジング部36D内に突出するように配設され、その下面が第2のハウジング部36Dの後端側に向うに従って徐々にその内部に突出するように傾斜する当接面41Daに仕上げられている。そして、第1の多極コネクタ部10側の各端子固定保持部14を各外嵌ハウジング部37Da内に内嵌めすると、そのうちの中央よりの2つの端子固定保持部14の先端部が当接面41Daに当接して当接部41Dがその端子固定保持部14の進入路から外方に向けて押出されるようにして退避移動する。これにより、電線抑え部40Dが前記揺動軸周りに揺動するように構成される。
【0069】
また、前記抑え本体部40Daの他方側端部には、前記各電線固定用挿通部36Dcに対応する各位置に電線固定部42Dが垂設される。そして、前記当接部41Dの退避移動により電線抑え部40Dが前記揺動軸周りに揺動すると、相対的に電線固定部42Dが外嵌ハウジング部37Dの内側に向けて移動し各雌接続端子45の後端部に延びる各電線46に圧接するように構成される。これにより当該電線46が第2のハウジング部36Dの下部と電線固定部42D間に挟込まれて所定位置に固定されるようになる。
【0070】
このように構成されたコネクタ装置によると、上記第1実施形態の場合と同様の効果に加えて、各端子固定保持部14のうちの所定の端子固定保持部14と当接部41Dとの当接により電線抑え部40Dが揺動して全ての電線固定部42Dが電線46を抑えつけて固定する構成となっているため、全ての端子固定保持部14に対応する当接部41Dを設ける必要が無くなり、その構成の簡易化を図ることができる。
【0071】
また、各第2のハウジング部36Dが並設された連結ハウジング部31Dと電線抑え部40Dとを別体としているので、それぞれの形状が凹凸の少ないより簡易な形状となり、その成形が容易となる。
【0072】
なお、第1の多極コネクタ部10側についても、図7と同様な構成を採用してもよく、第1のコネクタハウジング部の並設連結体に電線抑え部が揺動自在に取付けられ、その一方側の揺動端部が各外嵌ハウジング部の各端子固定保持部への外嵌めにより各外嵌ハウジング部のうちのいずれかの外嵌ハウジング部の先端部に押されてその外嵌ハウジング部の進入路から退避移動可能な当接部に形成されると共に、各第1のコネクタハウジング部に対応して設けられた他方側の複数の揺動端部が当接部の退避移動に伴って各被接続端子近傍の電線に圧接する電線固定部にそれぞれ形成された構成としてもよい。
【0073】
【発明の効果】
以上のように、この発明の請求項1記載のコネクタ装置によると、第2のコネクタ部の第2のコネクタハウジング部に電線抑え部が揺動自在に設けられ、その一方側の揺動端部が、第1のコネクタ部側の端子固定保持部の嵌合凹部内への内嵌めにより端子固定保持部の先端部に押されてその固定保持部の進入路から退避移動可能な当接部に形成されると共に、他方側の揺動端部が前記当接部の退避移動に伴って接続端子近傍の電線に圧接する電線固定部に形成されているため、第1のコネクタ部と第2のコネクタ部とが接続された状態において、電線が電線固定部により抑えつけられて固定されることになる。
【0074】
従って、電線に振動が加わった場合に、その振動が電線固定部による電線の抑え付け部分で一旦抑制され、電線の振動が直接被接続端子に伝わらなくなり、各端子相互間の接点移動が有効に防止され、微摺動摩耗等による接点劣化の影響を有効に軽減できる。
【0075】
また、この発明の請求項2記載のコネクタ装置によると、第1のコネクタ部の第1のコネクタハウジング部に電線抑え部が揺動自在に設けられ、その一方側の揺動端部が、第2の多極コネクタ部側の端子固定保持部の嵌合凹部内への内嵌めにより外嵌ハウジング部の先端部に押されてその外嵌ハウジング部の進入路から退避移動可能な当接部に形成されると共に、他方側の揺動端部が当接部の退避移動に伴って被接続端子近傍の電線に圧接する電線固定部に形成されているため、第1のコネクタ部と第2のコネクタ部とが接続された状態において、電線が電線固定部により抑えつけられて固定されることになる。
【0076】
従って、電線に振動が加わった場合に、その振動が電線固定部による電線の抑え付け部分で一旦抑制され、電線の振動が直接被接続端子に伝わらなくなり、各端子相互間の接点移動が有効に防止され、微摺動摩耗等による接点劣化の影響を有効に軽減できる。
【0077】
これらの場合、請求項3記載のように、被接続端子に、被接続端子が端子固定保持部に進入して接続端子と接続された際に、端子固定保持部に形成された係止部に抜止め係止される弾性変形自在な抜止係止片が備えられた構成とすると、その被接続端子がより強固に端子固定保持部内に収容保持され、接続端子と被接続端子との接続の確実性が図られる。
【0078】
また、請求項4記載のコネクタ装置によると、各第2のコネクタハウジング部の並設連結体に電線抑え部が揺動自在に取付けられ、その一方側の揺動端部が前記各端子固定保持部の前記各嵌合凹部内への内嵌めにより前記各端子固定保持部のうちのいずれかの端子固定保持部の先端部に押されてその固定保持部の進入路から退避移動可能な当接部に形成されると共に、前記各第2のコネクタハウジング部に対応して設けられた他方側の複数の揺動端部が前記当接部の退避移動に伴って前記各接続端子近傍の電線に圧接する電線固定部にそれぞれ形成されているため、第1のコネクタ部と第2のコネクタ部とが接続された状態において、各電線が各電線固定部により抑えつけられて固定されることになる。
【0079】
従って、電線に振動が加わった場合に、その振動が電線固定部による電線の抑え付け部分で一旦抑制され、電線の振動が直接被接続端子に伝わらなくなり、各端子相互間の接点移動が有効に防止され、微摺動摩耗等による接点劣化の影響を有効に軽減できる。
【0080】
また、各端子固定保持部のうちのいずれかの端子固定保持部と当接部との当接により電線抑え部が揺動して全ての電線固定部が電線を抑えつけて固定する構成となっているため、全ての第2の多極コネクタ部に対応して当接部を設ける必要が無くなり、その構成の簡易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる第1実施形態のコネクタ装置の組付前の断面図である。
【図2】同上のコネクタ装置の組付状態の断面図である。
【図3】同上のコネクタ装置の第2の多極コネクタ部の平面図である。
【図4】同上のコネクタ装置の第2の多極コネクタ部の背面図である。
【図5】この発明にかかる第2実施形態のコネクタ装置の組付状態の断面図である。
【図6】この発明にかかる第3実施形態のコネクタ装置の第2の多極コネクタ部の断面図である。
【図7】図7(a)はこの発明にかかる第4実施形態のコネクタ装置の第2の多極コネクタ部の平面図であり、図7(b)は図7(a)のb−b線断面図であり、図7(c)は図7(a)のc−c線断面図である。
【図8】従来のコネクタ装置を示す断面図である。
【符号の説明】
11 第1のコネクタ部
12 第1のコネクタハウジング部
14 端子固定保持部
25 雄接続端子
26 電線
35 第2のコネクタ部
36 第2のコネクタハウジング部
37 外嵌ハウジング部
37a 嵌合凹部
40 電線抑え部
41 当接部
41a 当接面
42 電線固定部
45 雌接続端子
46 電線

Claims (4)

  1. 電線の端部に取付けられた接続端子が第1のコネクタハウジング部に保持されてなる第1のコネクタ部と、電線の端部に取付けられた被接続端子が第2のコネクタハウジング部に保持されてなる第2のコネクタ部との嵌合接続により、前記接続端子と前記被接続端子とが相互に接続されるコネクタ装置であって、
    前記第1のコネクタハウジング部に、前記接続端子を収容保持すると共に、前記第1のコネクタ部と前記第2のコネクタ部との嵌合接続により前記被接続端子が進入されてそれら接続端子と被接続端子とが相互に接続された状態で収容保持する端子固定保持部が備えられ、
    前記第2のコネクタハウジング部に、前記端子固定保持部に外嵌めされる嵌合凹部を有する外嵌ハウジング部が備えられると共に、その外嵌ハウジング内に前記被接続端子が前記接続端子と接続可能な姿勢で収容配置され、
    前記第2のコネクタハウジング部に電線抑え部が揺動自在に設けられ、その一方側の揺動端部が前記端子固定保持部の前記嵌合凹部内への内嵌めにより前記端子固定保持部の先端部に押されてその端子固定保持部の進入路から退避移動可能な当接部に形成されると共に、他方側の揺動端部が前記当接部の退避移動に伴って前記接続端子近傍の電線に圧接する電線固定部に形成されたコネクタ装置。
  2. 電線の端部に取付けられた接続端子が第1のコネクタハウジング部に保持されてなる第1のコネクタ部と、電線の端部に取付けられた被接続端子が第2のコネクタハウジング部に保持されてなる第2のコネクタ部との嵌合接続により、前記接続端子と前記被接続端子とが相互に接続されるコネクタ装置であって、
    前記第1のコネクタハウジング部に、前記接続端子を収容保持すると共に、前記第1のコネクタ部と前記第2のコネクタ部との嵌合接続により前記被接続端子が進入されてそれら接続端子と被接続端子とが相互に接続された状態で収容保持する端子固定保持部が備えられ、
    前記第2のコネクタハウジング部に、前記端子固定保持部に外嵌めされる嵌合凹部を有する外嵌ハウジング部が備えられると共に、その外嵌ハウジング内に前記被接続端子が前記接続端子と接続可能な姿勢で収容配置され、
    前記第1のコネクタハウジング部に電線抑え部が揺動自在に設けられ、その一方側の揺動端部が前記外嵌ハウジング部の前記端子固定保持部への外嵌めにより前記外嵌ハウジング部の先端部に押されてその外嵌ハウジング部の進入路から退避移動可能な当接部に形成されると共に、他方側の揺動端部が前記当接部の退避移動に伴って前記被接続端子近傍の電線に圧接する電線固定部に形成されたコネクタ装置。
  3. 前記被接続端子に、前記被接続端子が前記端子固定保持部に進入して前記接続端子と接続された際に、前記端子固定保持部に形成された係止部に抜止め係止される弾性変形自在な抜止係止片が備えられた請求項1又は2記載のコネクタ装置。
  4. 電線の端部に取付けられた接続端子が第1のコネクタハウジング部に保持されてなる第1のコネクタ部を複数並設した第1の多極コネクタ部と、電線の端部に取付けられた被接続端子が第2のコネクタハウジング部に保持されてなる第2のコネクタ部を複数並設した第2の多極コネクタ部との嵌合接続により、前記各接続端子と前記各被接続端子とが相互に接続される多極コネクタ装置であって、
    前記各第1のコネクタハウジング部に、前記接続端子を収容保持すると共に、前記第1の多極コネクタ部と前記第2の多極コネクタ部との嵌合接続により前記被接続端子が進入されてそれら接続端子と被接続端子とが相互に接続された状態で収容保持する端子固定保持部がそれぞれ備えられ、
    前記各第2のコネクタハウジング部に、それに対応する前記各第1のコネクタハウジング部の前記端子固定保持部に外嵌めされる嵌合凹部を有する外嵌ハウジング部がそれぞれ備えられると共に、その各外嵌ハウジング内に前記被接続端子が前記接続端子と接続可能な姿勢でそれぞれ収容配置され、
    前記各第2のコネクタハウジング部の並設連結体に電線抑え部が揺動自在に取付けられ、その一方側の揺動端部が前記各端子固定保持部の前記各嵌合凹部内への内嵌めにより前記各端子固定保持部のうちのいずれかの端子固定保持部の先端部に押されてその固定保持部の進入路から退避移動可能な当接部に形成されると共に、前記各第2のコネクタハウジング部に対応して設けられた他方側の複数の揺動端部が前記当接部の退避移動に伴って前記各接続端子近傍の電線に圧接する電線固定部にそれぞれ形成された多極コネクタ装置。
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