JP3472092B2 - 回折光学素子及びそれを用いた光学系 - Google Patents
回折光学素子及びそれを用いた光学系Info
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Description
特に複数の波長、あるいは所定の帯域の光が特定次数
(設計次数)に集中するような格子構造を有した回折光
学素子及びそれを用いた光学系に関するものである。
法の1つとして、分数の異なる2つの材質の硝材(レン
ズ)を組み合わせる方法がある。
る方法に対して、レンズ面やあるいは光学系の1部に回
折作用を有する回折光学素子を用いて、色収差を減じる
方法がSPIE Vol.1354 International Lens Design
Conference(1990)等の文献や特開平4−2134
21号公報、特開平6−324262号公報、USP第
5044706号等により開示されている。
は、ある基準波長の光線に対する色収差の出方が逆方向
になるという物理現象を利用したものである。
回折格子の周期的構造の周期を変化させることで非球面
レンズ的な効果をも持たせることができ収差の低減に大
きな効果がある。
と、レンズ面では、1本の光線は屈折後も1本の光線で
あるのに対し、回折格子では1本の光線が回折される
と、各次数に光が分かれてしまう。
いる場合には、使用波長領域の光束が特定次数(以後設
計次数とも言う)に集中するように格子構造を決定する
必要がある。特定の次数に光が集中している場合では、
それ以外の回折光の光線の強度は低いものとなり、強度
が0の場合にはその回折光は存在しないものとなる。
次数の光線の回折効率が十分高いことが必要になる。ま
た、設計次数以外の回折次数をもった光線が存在する場
合は、設計次数の光線とは別な所に結像するため、フレ
ア光となる。
いては、設計次数での回折効率の分光分布及び設計次数
以外の光線の振る舞いについても十分考慮する事が重要
である。
成る回折格子3を設けた回折光学素子1を光学系中のあ
る面に形成した場合の特定の回折次数に対する回折効率
の特性を図12に示す。この図12で、横軸は波長をあ
らわし、縦軸は回折効率を表している。この回折光学素
子は、1次の回折次数(図中実線)において、使用波長
領域でもっとも回折効率が高くなるように設計されてい
る。
次数近傍の回折次数(1次±1次の0次光と2次光)の
回折効率も併せ並記しておく。
折効率はある波長(540nm)で最も高くなり(以下
「設計波長」と言う。)それ以外の波長では序々に低く
なる。この設計次数での回折効率の低下分は、他の次数
の回折光となり、フレアとなる。また、回折光学格子を
複数枚使用した場合には特に、設計波長以外の波長での
回折効率の低下は透過率の低下にもつながる。
開平9−127321号公報、特開平9−127322
号公報等に提示されている。特開平9−127321号
公報に提示された構成は図13に示したように2つの層
4,17を重ね合わされた断面形状をもつ。
された構成は図14に示したように3つの層4,17,
6を3層に重ね合わされた格子構造をもち、2つの境界
に設けられた回折格子面7,8で挟まれた層17の厚さ
が異なる構成である。この回折光学素子は各材料の境界
面に回折格子面7,8を形成し、境界の前後の層の材質
の屈折率差と格子溝の深さを最適化することにより、高
い回折効率を実現している。
層した格子構造をもつ回折光学素子では、回折格子面の
前後の材質の層の屈折率差の波長特性を所望の値にする
必要がある。例えば、特開平9−127321号公報の
例だと、回折格子面7の前後の層の材質は高屈折率低分
散材と低屈折率高分散材の組み合わせに限定されてい
る。
いても材質は3種類に増え、且つ2つの回折格子面7,
8の格子溝の深さを変えることにより、選択できる材料
の種類は大幅に増えているが、各層での材質の屈折率差
の波長特性を利用する限り、各材料はおのずと制約を受
けてしまう。
の層の材質は互いの密着性の良い材質、熱膨張率の近い
材質など、使用できる材料は限定される。また、各材質
ともに回折格子を形成するため加工性に優れていること
も必要となる。
料が決定される上に、製造上の観点からさらに制限され
る。そのため、すべての条件を満足する光学材料を探す
のは、かなり容易なことではない。
層を積層した回折光学素子の各層を適切に構成すること
により高い回折効率を有するとともに、容易に材料の選
択ができ、且つ容易に製造でき、しかも高い回折効率が
維持でき、フレア等を有効に抑制できる回折光学素子及
びそれを用いた光学系の提供を目的とする。
は、 (1−1)少なくとも2種類の分散の異なる材質からな
る層を複数基盤上に積層し、使用波長領域全域で特定次
数の回折効率を高くするようにした回折光学素子に於い
て、該複数の層を基盤側から順番に第i層とし、第1層
と第2層の境界を第1の回折格子面、第2層と第3層の
境界を第2の回折格子面、第L層と第L+1層の境界を
第Lの回折格子面としたとき、偶数層は全域で均等な厚
みを有する均等厚層より成ると共に、それを挟む奇数層
の中間の熱膨張特性を有し、該均等厚層を介して各回折
格子が接合されていることを特徴としている。
の格子溝の深さより厚いこと。
する均等厚より成っていること。
プラスチック光学材料または、紫外線硬化樹脂であるこ
と。
ること。
あること。等を特徴としている。
とを特徴としている。
いていることを特徴としている。
施形態1の正面図である。同図において回折光学素子1
は基盤2の表面に複数の層より成る多層部3が作成され
た構成となっている。図2は図1の回折光学素子1を図
中A−A’断面で切断した断面形状の一部である。図2
は格子面(回折格子面)7,8の深さ方向にかなりデフ
ォルメされた図となっている。
状は、基盤2上に設けられた第1層4、第2層5、第3
層6の3つの層からなり、第1層4と第2層5の境界部
に第1の回折格子面7、第2層5と第3層6の境界部に
第2の回折格子面8を有し、前記2つの回折格子面7,
8に接する第2層5は、回折光学素子1全域において光
の進行方向の厚みが均等な均等厚層となっている。
7と、第2の回折格子面8が形成されているので、第1
の回折格子面7と第2の回折格子面8の格子形状は全く
同じ形状を有している。そして全層を通して一つの回折
光学素子1として作用することを特徴としている。
厚さが周期的に変わる層(4,6)を回折格子と言う。
なくとも2種類の分散の異なる材質からなる複数の層が
基盤上に重ね合わされた格子構造をもち、基盤2側から
順番に第1層と第2層の境界を第1の回折格子面、第2
層と第3層の境界を第2の回折格子面、第L層と第L+
1層の境界を第Lの回折格子面としたとき、各回折格子
は偶数層が全域で均等な厚みを有する均等厚層を介して
接合されることを特徴としている。
した構成が、特開平9−127321号公報に開示され
ている。しかし同公報の回折光学素子の目的は回折格子
を複数用いることにより、個々の回折パワーを分担する
ことである。そのため個々の回折格子が独立で回折特性
を有することが前提となり、本発明のように2つの回折
格子4,6が一体となり、一つの回折格子の作用をする
ものとは、回折格子のサイズ、層の材質が全く異なる構
成になっている。
めの構成が本発明と同じ回折格子の向きでは実現するこ
とはできず、実際には図14に示す形状と回折格子の向
きを異ならせる必要がある。この点からも本発明と同公
報の回折光学素子とは構成が全く異なっている。
いて説明する。
常の1層の透過型の回折格子3で、設計波長λ0で回折
効率が最大となる条件は、光束が回折格子に対して垂直
入射した場合は、回折格子面7の山と谷の光学光路長差
d0が波長の整数倍になればよく、 d0=(n0−1)d=mλ0 ‥‥‥(1) となる。ここでn0は波長λ0での回折格子3の材質の
屈折率、dは格子厚、mは回折次数である。
からなる回折光学素子でも、基本的な考え方は同様で、
全層を通して一つの回折格子として作用させるために
は、各層の境界に形成された回折格子面の山と谷の光学
光路長差を求め、それを全層にわたって加えあわせたも
のが波長の整数倍になるように決定する。
式は (n01−n02)d−(n03−n02)d=mλ0 ‥‥‥(2) となる。
での屈折率、n02は第2層5の材質の波長λ0での屈
折率、n03は第3層6の材質の波長λ0での屈折率で
ある。(2)式で各回折格子4,6の格子厚が異なる場
合が、特開平9−127322号公報に開示された式で
ある。
等しくなるように形成したことを特徴としている。この
ように構成すれば、(2)式は、 (n01−n03)d=mλ0 ‥‥‥(3) となり、このときの回折効率をη、位相誤差をφ0と
し、φ0=(n01−n03)d−mλ0とおいたとき η=sinc2 〔(n01−n03)d/ mλ0−1 〕 =sinc2 (φ0 /mλ0) ‥‥‥(4) ここでsinc(x)=sin(πx)/ πx なる関数で表され
る。
れれば、回折効率は(4)式において位相誤差φ0が0
となり、η=sinc2
大となる。
屈折率は含まれていない。これは、第2層5の材質は回
折効率に影響を与えないことを意味し、屈折率、分散と
もに任意の値を持つ材料を使用できることになる。
と、第3層6の材質は、光学特性を満足するような材質
を選択し、第2層5の材質としては、第1層の材質と、
第3層の材質を接合する上での不備を補うような材料を
選択している。
る。
について説明する。この場合、回折効率を満足するガラ
スの組み合わせは、特開平9−127321号公報に示
された、2層の回折光学素子の材質の組み合わせと同等
の組み合わせが使用できる。
方式が考えられる。まず図3(A)のように第1層4め
のガラス表面に回折格子面7を成形等で形成し、回折格
子4を作成する。この例では基盤2と第1層4を同じ材
質とし成形している。
も回折格子を形成する(図3(B))。
せる(図3(C))ことにより最終形状(図3(D))
を得ている。従来ガラス同士を接合する場合は、図15
に示したように第1層4めの回折格子4を型による成形
などで成形した後(図15(A))第2層めのガラス材
料17を、第1の回折格子4に流し込み、冷却すること
で2層の回折光学素子を製造していた(図15
(B))。
ラス、第2層17めには低融点ガラスを用いる必要があ
った。このため光学特性の点で回折効率を高く維持でき
る光学ガラスの組み合わせが存在しても、製造上の問題
から使用できないなどの問題があった。
層の材料として、紫外線により硬化する樹脂を用いた
り、ガラスとの融点の差が大きい材質を用いることで2
つのガラス材料を貼り合わせることができる。この手段
は、特開平9−127322号公報にも示されている。
で、回折効率を満足するための光学材料の探索を第1、
第3層で、製造上必要な特性を有する材料の探索を第2
層で独立に行え、これによって、従来、ガラス同士の接
合が難しく製造が容易ではなかった、2 種類の光学ガラ
スの組み合わせで高い回折効率を有する回折光学素子も
容易に製造できることを特徴としている。
ク材を使用した場合について説明する。この場合には、
第2層の材質として、ガラスとプラスチック材の熱膨張
特性の中間の特性を持つような材質を介して接合すれば
よい。このような材質を用いれば、従来のガラスとプラ
スチックを直接接合していた場合に、熱による材質の膨
張、収縮でガラスとプラスチックの境界面が剥離した
り、微細なひび割れが発生する問題は解決することがで
きる。
と第2の回折格子6の格子面形状が全く凸凹が逆になっ
た形状をしているので、一つの型をもとに、スタンプ複
製することで、容易に凸凹の型を得ることができる。ま
た、上記製法で作成した場合、第1層側の回折格子4の
格子形状と、第2の回折格子6の格子面形状は、製造の
誤差が生じた場合にも、凸凹の逆になった同じ形状にな
る。
上での特長を特開平9−127322号公報の第2層が
異なる厚みをもつ構成と比較して説明する。
ばらついた場合を考える。本発明の構成では、第1層を
株式会社OHARA社製の光学ガラスBSM81(nd=
1.6400 、νd=60.1)、第2層を株式会社大日本インキ
社製の紫外線硬化樹脂C001(nd=1.5250 、νd=50.
8)、第3層をプラスチック材PC(nd=1.5831 、νd=3
0.2)なる材質を使用した。
子厚は10.3μmである。この場合、格子厚の製造ばらつ
きとして3%の誤差が生じたとする。図4に両方の回折
効率を示す。図中に設計値の回折効率を、に格子厚
が3%薄く製造された場合,具体的には格子厚10μmの
回折効率を示す。
折格子4、第2の回折格子6ともに格子厚は10μmに薄
くなる。従って本発明の特徴である均等厚層の均等厚で
ある状態は維持される。図4からわかるように上記製法
で製造した回折光学素子は3%程度の精度誤差が生じて
も回折効率の変化はわずか2%程度であり、形状の製造
上かなり容易に作成できる。
ラスチック材PMMA(nd=1.4917、νd=57.4)、第2
層をプラスチック材PC(nd=1. 5831、νd=30.2)、第
3層を空気とし、第1の回折格子4の、格子厚を15.16
μm、第2の回折格子6の格子厚を3.34μmなる構成を
用いる。この場合も格子厚に3%の製造誤差が生じた場
合を考える。
曲線に設計値の回折効率を、曲線に第1の回折格子
4の格子厚が3%薄く製造された場合、曲線に第2の
回折格子6の格子厚が3%薄く製造された場合を示す。
低下している。曲線においては格子厚自体が薄いので
実際はわずか0.1 μmの誤差であるにもかかわらず、回
折効率は大きく変動しており、製造上はかなり精度が必
要な構成であることがわかる。
することは、異なる格子厚に回折格子を構成した回折光
学素子に比べて製造が容易になるという特長がある。
示した方式も考えられる。図6(A)のように第1層4
のガラス材より成る回折格子を型による成形等で形成
し、その上に、第1層4の成形に使用した型9を使い
(図6(B))、第2層5めの均等厚層を成形する(図
6(C))。
(図6(D))ことにより最終形状(図6(E))を得
ることができる。このようにすれば、回折格子面7,8
は同じ型により成形されるのでさらに好ましい。
は回折効率に寄与しないため、特に光学特性に限定はし
ていないが、使用波長域で透過性の高い材料を使用すれ
ば、さらに回折効率は高められる。
に寄与しないので、任意に設定できる。ただし、あまり
厚いと積層された複数の回折格子を1つの回折光学素子
と見做せなくなるので、複数の層の合成格子厚が薄型の
回折格子の条件を満たすようにするのが望ましい。
に限定して説明を行った。しかし、回折格子の回折効率
については、回折格子のピッチは基本的には影響しない
ことが、公知である。
回折格子の他に、図7に示すような回折光学レンズなど
あらゆる格子ピッチ形状を有する回折光学素子に応用す
ることができる。
の回折格子を設けた回折光学素子について説明したが、
回折格子をレンズ曲面表面に設けても同様の効果が得ら
れる。
場合を示したが、1次光に限定するものではなく、2次
光などの異なった回折次数光であっても、合成光学光路
長差を所望の回折次数で所望の設計波長となるように設
定すれば同様の効果が得られる。
ついて説明する。前述の実施形態において第2層の材料
の厚みは特に規定されていなかった。均等厚層がない場
合、境界面での材質の屈折率差が大きいと、光束の一部
が反射し、境界面が反射型の回折格子のように作用し、
不要な次数光が発生しフレアとなってくる。
の厚みを境界での反射を防止する厚みに設定して、さら
に不要回折次数の発生のない設計次数で高い回折効率が
得られる回折光学素子を達成している。
をn02、厚さをd2としたとき n02×d2=m×(λ0/4) (mは整数) となるようにしている。
厚層を介して形成したが、2つの回折格子に限定するも
のではなく、3つ以上の回折格子部を有する場合にも本
発明の均等厚層による構成を適用できる。
す。ここで、基盤に近いほうから第1層、第2層と順に
第5層まで積層し、各境界に基盤に近いほうから第1の
回折格子面から第5の回折格子面までを形成する。この
場合、回折格子を第1,第3,第5層に形成し、本発明
の特長である均等厚層は第2層と第4層に設けるように
する。このようにすれば第1層と第2層、第2層と第3
層間の回折格子面は同じ形状になる。
素子では、第2h層を均等厚層とし、第2h−1番めの
回折格子面と第2h番めの回折格子面を同形状とすれば
よい。ここで2h≦L、hは正数である。このような構
成にすれば多層構造の回折光学素子の場合でも本発明の
特長を得ることができる。
系の実施形態4の概略図であり、カメラ等の撮影光学系
の断面を示している。同図中、10は撮影レンズで、内
部に絞り11と回折光学素子1を持っている。12は結
像面であるフィルムまたはCCDである。
回折効率の波長依存性は大幅に改善されているので、フ
レアが少なく低周波数での解像力も高い高性能な撮影レ
ンズを達成している。又、本発明の回折光学素子は、簡
単な製法で作成することができるので、撮影レンズとし
ては量産性に優れた安価なレンズを提供することができ
る。
折光学素子1を設けたが、これに限定するものではな
く、レンズ曲面表面に回折光学素子を設けても良いし、
撮影レンズ内に複数、回折光学素子を使用しても良い。
ズの場合を示したが、これに限定するものではなく、ビ
デオカメラの撮影レンズ、事務機のイメージスキャナー
や、デジタル複写機のリーダーレンズなどに使用しても
同様の効果が得られる。
学系の実施形態5の概略図であり、双眼鏡等観察光学系
の断面を示したものである。同図中、13は対物レン
ズ、14は像を成立させるための像反転プリズム、15
は接眼レンズ、16は評価面(瞳面)である。
子1は対物レンズ13の結像面12での色収差等を補正
する目的で形成されている。
回折効率の波長依存性は大幅に改善されているので、フ
レアが少なく低周波数での解像力も高い高性能な対物レ
ンズを達成している。又、本発明の回折光学素子は、簡
単な製法で作成できるので、観察光学系としては量産性
に優れた安価な光学系を提供できる。
光学素子1を形成した場合を示したが、これに限定する
ものではなく、プリズム表面や接眼レンズ15内の位置
であっても同様の効果が得られる。結像面12より物体
側に設けると対物レンズ13のみでの色収差低減効果が
あるため、肉眼の観察系の場合、少なくとも対物レンズ
13側に設けることが望ましい。
たが、これに限定するものではなく地上望遠鏡や天体観
測用望遠鏡などであってもよく、またレンズシャッター
カメラやビデオカメラなどの光学式のファインダーであ
っても同様の効果が得られる。
2層又はそれ以上の多層を積層した回折光学素子の各層
を適切に構成することにより高い回折効率を有するとと
もに、容易に材料の選択ができ、且つ容易に製造でき、
しかも高い回折効率が維持でき、フレア等を有効に抑制
できる回折光学素子及びそれを用いた光学系を達成する
ことができる。
等厚層を介して接合することで、回折効率に寄与する光
学特性は隣接する一方の光学材料に、製造の容易さに寄
与する特性はもう一方の均等厚層に分担することで、材
料の選択のはばが広がり、且つ容易に製造でき、しかも
高い回折効率が維持でき、フレア等を有効に抑制できる
回折光学素子を提供することができる。
使用すれば、安価で高精度な撮影レンズを提供すること
ができる。
使用すれば、安価で高精度な観察光学系を提供すること
ができる。
図
図
の説明図
の説明図
の説明図
の説明図
図
態4の概略図
形態5の概略図
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも2種類の分散の異なる材質か
らなる層を複数基盤上に積層し、使用波長領域全域で特
定次数の回折効率を高くするようにした回折光学素子に
於いて、該複数の層を基盤側から順番に第i層とし、第
1層と第2層の境界を第1の回折格子面、第2層と第3
層の境界を第2の回折格子面、第L層と第L+1層の境
界を第Lの回折格子面としたとき、偶数層は全域で均等
な厚みを有する均等厚層より成ると共に、それを挟む奇
数層の中間の熱膨張特性を有し、該均等厚層を介して各
回折格子が接合されていることを特徴とする回折光学素
子。 - 【請求項2】 前記均等厚層の厚みは、それと接する回
折格子の格子溝の深さより厚いことを特徴とする請求項
1の回折光学素子。 - 【請求項3】 前記均等厚層は反射防止特性を有する均
等厚より成っていることを特徴とする請求項1の回折光
学素子。 - 【請求項4】 前記均等厚層を構成する材料は、プラス
チック光学材料または、紫外線硬化樹脂であることを特
徴とする請求項1の回折光学素子。 - 【請求項5】 前記使用波長域が、可視光域であること
を特徴とする請求項1の回折光学素子。 - 【請求項6】 前記第1層と前記基盤が同材質であるこ
とを特徴とする請求項1の回折光学素子。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項記載の回折
光学素子を用いたことを特徴とする光学系。 - 【請求項8】 前記光学系は、結像光学系であることを
特徴とする請求項7の光学系。 - 【請求項9】 前記光学系は、観察光学系であることを
特徴とする請求項7の光学系。
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