JP3471567B2 - 浄水器 - Google Patents
浄水器Info
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/152—Water filtration
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Joints With Pressure Members (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Description
リッジの寿命を検出する機能を有する浄水器に関するも
のである。
道水には、各種細菌類やカルキ臭等の異臭が含まれてお
り、この水道水をより安全で美味しい水にするために広
く浄水器が用いられている。この種の浄水器は、その設
置する形態により据置型、蛇口直結型、アンダーシンク
型等に分けられているが、その多くが、蛇口から流出す
る原水を浄水器に設けられた濾材により濾過した後、浄
水として吐出する構造を有している。
吸着剤により水のカルキ臭、カビ臭、トリハロメタン等
を除去して、多孔質中空糸膜により細菌類、濁度成分等
を除去する機能を有するものが知られているが、これら
は長期に亘る使用で寿命が尽きたときに交換可能なよう
に、濾過カートリッジとして浄水器本体に着脱自在に取
り付けられている。
膜は、水道水中の不純物をその微細構造の中に取り込む
ことで水道水を浄化している。そのため、濾過カートリ
ッジは、ある一定量の不純物を取り込むことにより、そ
れ以上の量の不純物を取り込むことができなくなり寿命
に達する。
ら寿命に達するまでの期間は、個々の浄水器の構造や使
用環境によって異なるので、新しい濾過カートリッジへ
の交換時期を前もって予想することは難しい。そこで、
従来より浄水器に濾過した水の積算流量を検出する検出
手段を設け、その検出量が所定の量に到達した場合に
は、浄水器が浄水器使用者に濾過カートリッジの交換時
期到来を知らせるという方法が広く用いられている。
たような従来の浄水器には、以下のような問題が存在す
る。前記検出手段は、予め設定された一種類の濾過カー
トリッジにしか対応していないため、家の増改築等によ
り水道水の使用量が変化した場合には、その使用量に応
じた濾過カートリッジに交換したとしても既存の浄水器
では新たな濾過カートリッジに対応できず、この濾過カ
ートリッジの寿命を事前に知るには該濾過カートリッジ
の寿命を検出可能な浄水器を新たに購入する必要があっ
た。
れたもので、異種の濾過カートリッジに交換した際に
も、新たな浄水器を購入することなく、該濾過カートリ
ッジの交換時期を検出できる浄水器を提供することを目
的とする。
めに本発明は、以下の構成を採用している。請求項1記
載の浄水器は、浄水器本体に着脱自在に取り付けられ、
内部に導入された原水を濾過する濾過カートリッジと、
該濾過カートリッジの使用開始以後に該濾過カートリッ
ジ内を流れた水の積算流量を算出する積算流量算出手段
と、該積算流量算出手段により算出された積算流量と該
濾過カートリッジの基準寿命到達積算流量とを比較する
比較手段とを備えた浄水器において、該濾過カートリッ
ジは、該濾過カートリッジの寿命到達積算流量を識別可
能とする寿命到達積算流量識別部を備えてなり、該濾過
カートリッジが該浄水器本体に取り付けられたときに、
該寿命到達積算流量識別部から該濾過カートリッジの寿
命到達積算流量を識別して、そのデータを該基準寿命到
達積算流量として該比較手段に供給する寿命到達積算流
量設定部を備えてなることを特徴とする。
ートリッジを交換した際に、寿命到達積算流量設定部が
該濾過カートリッジの寿命到達積算流量識別部を識別し
て該濾過カートリッジの寿命到達積算流量を設定すると
共に、そのデータを基準寿命到達積算流量として比較手
段に供給することができる。そして、比較手段が寿命到
達積算流量設定部から供給された基準寿命到達積算流量
と、積算流量算出手段により算出された積算流量とを比
較することができる。
浄水器において、前記比較手段による比較結果を報知す
る報知手段を備えてなることを特徴とする。
段により、寿命到達積算流量設定部により設定された濾
過カートリッジの基準寿命到達積算流量と、積算流量算
出手段により算出された積算流量とを比較手段が比較し
た結果を報知することができる。
態を、図1ないし図4を参照して説明する。ここでは、
例えば、蛇口直結型浄水器の例を用いて説明する。図2
および図3において、符号1は、浄水器である。浄水器
1は、蛇口2に固定される浄水器本体3と、該浄水器本
体3に着脱自在に取り付けられる濾過カートリッジ4と
を備えた構成とされるものである。
する流路5と、該流入した原水を濾過カートリッジ4へ
導く浄水部流入路6と、前記流入した原水を直射して吐
出する吐出口7へ導く第一の原水流入路8と、原水をシ
ャワー状に吐出する吐出口9へ導く第二の原水流入路
(図示せず)が形成されており、これら浄水部流入路
6、第一の原水流入路8、第二の原水流入路への分岐部
には、回動することにより流入した原水をこれら各流入
路へ切り換えて流入させる切換弁10が設けられてお
り、切換弁10には、該切換弁10を回動するための切
換レバー19が設けられている。
13と、該カートリッジ本体13に間隙14を隔てて設
けられた濾過体15とを備えた構成とされている。濾過
体15は、原水導入口16から流入し、間隙14を経て
濾過導入口17に到った原水を濾過するものであって、
内部に活性炭11と中空糸膜12とを収納している。活
性炭11は、原水のカルキ臭、カビ臭、トリハロメタン
等を除去するものであり、中空糸膜12は原水中の細菌
類、濁度成分等を除去するものである。
濾過された浄水が集水される集水部18が形成され、集
水部18には一端が集水部18に開口して、他端が外部
に開口する吐出口20とされる吐出路21が形成されて
いる。
には、水抜部22が設けられている。水抜部22は、濾
過後、濾過カートリッジ4内の水を抜く機能を有するも
のであって、外部に開口する空気導入口23と、該空気
導入口23の中間部に配設されたゴム弁24とを備えた
構成とされている。
体3との接合面に、該浄水器本体3に対向して磁性体2
5(寿命到達積算流量識別部)が設けられており、浄水
器本体3には浄水部流入路6の途中に、かつ磁性体25
の近傍に濾材寿命計測器26が設けられている。磁性体
25は、該磁性体25が設けられた濾過カートリッジ4
の寿命到達積算流量を識別可能とする識別手段として設
けられたものである。
は、寿命検知回路28と識別回路29(寿命到達積算流
量設定部)と表示回路30(報知手段)とこれら回路に
電力を供給する電源回路31とを備えた構成とされてい
る。識別回路29は、磁性体25を識別して濾過カート
リッジ4の寿命到達積算流量を設定するものであって、
識別用演算回路32と濾材寿命設定回路33とから構成
されるものである。
4が浄水器本体3に取り付けられたときに磁性体25か
らの信号を処理するものであって、電源回路31との間
に定電流回路34を介して配置され、磁性体25の情報
を磁気抵抗として読み取る磁気抵抗素子35と、該磁気
抵抗素子35からの出力を増幅する増幅回路36と、該
増幅回路36で増幅された出力を基準電圧と比較する濾
材比較回路37とを備えた構成とされている。濾材寿命
設定回路33は、識別用演算回路32が処理した結果に
基づいて濾過カートリッジ4が、小容量か大容量を識別
すると共に、そのときの濾過カートリッジ4の寿命到達
積算流量を基準寿命到達積算流量として設定するもので
ある。
8(積算流量算出手段)と寿命比較回路39(比較手
段)とを備えた構成とされるものである。積算流量算出
回路38は、濾過カートリッジ4が浄水器本体3に取り
付けられた後に濾過カートリッジ4内を流れた水の積算
流量を算出するものであって、流量計測手段27と計測
用演算回路40と積算流量記憶回路41とから構成され
るものである。
て濾過カートリッジ4へ向かう原水の流量を計測するも
のであり、計測した信号は計測用演算回路40へ送られ
る。計測用演算回路40は、流量計測手段27から送ら
れた信号を演算処理して浄水部流入路6を経た原水の流
量を算出するものであり、算出された流量値は積算流量
記憶回路41へ送られる。
40で算出された流量値を積算して積算流量値として記
憶するものである。また、この積算流量記憶回路41
は、濾過カートリッジ4が交換されて濾材寿命設定回路
33に該濾過カートリッジ4の寿命到達積算流量が設定
されたときに初期化されるものである。
8で算出された積算流量と、濾材寿命設定回路33で設
定され、該濾材寿命設定回路33から供給された濾過カ
ートリッジ4の基準寿命到達積算流量とを比較するもの
であり、比較した結果、積算流量が基準寿命到達積算流
量に達していたときには、その信号を表示回路30へ送
るものである。表示回路30は、寿命比較回路39から
の信号に基づいて、積算流量が基準寿命到達積算流量に
達していたときに、使用者に対してLED等により表示
するものである。
る。まず、浄水器本体3に小容量の濾過カートリッジ4
を取付ける。これにより、識別回路29が作動して、磁
気抵抗素子35が濾過カートリッジ4に設けられた磁性
体25の磁気抵抗を読み取り、定電流回路34を介して
増幅回路36へ出力する。そして、増幅回路36で増幅
された出力信号は、濾材比較回路37へ送られ、ここで
基準電圧と比較された後、比較結果として濾材寿命設定
回路33へ送られる。
7から送られた比較結果により、濾過カートリッジ4を
小容量のものと識別し、あらかじめ記憶している小容量
用の寿命到達積算流量を取付けられた濾過カートリッジ
4の基準寿命到達積算流量として設定すると共に、寿命
検知回路28の積算流量記憶回路41に記憶されている
積算流量値を初期化する。
ー19を操作して蛇口2からの原水が浄水部流入路6へ
流入する位置へ切換弁10を回動させる。そして、蛇口
2を開くと、蛇口2から流路5を通って流入した原水
は、切換弁10により浄水部流入路6を経て原水導入口
16から濾過カートリッジ4内の間隙14へ流入する。
水は、そこから濾過体15内へ導入され、内部の活性炭
11および中空糸膜12により濾過されて浄水となる。
この後、浄水は、集水部18から吐出路21を通って吐
出口20から浄水として吐出される。
隙14から空気導入口23へ侵入した原水の水圧によ
り、空気導入口23の外部側(図4左側)に押圧されて
空気導入口23を閉塞して、原水が外部へ漏れることを
防止する。また、使用者が浄水使用を中断したときに
は、間隙14への原水供給が停止されるため、ゴム弁2
4の押圧が解除される。これにより、空気導入口23か
ら空気が導入されるため、濾過体15内に残留していた
原水および浄水が吐出口20から外部へ排出され、濾過
体15内が衛生さを保つことができる。
るときには、寿命検知回路28が作動する。即ち、流量
計測手段27が浄水部流入路6を経て濾過カートリッジ
4へ向かう原水の流量を計測して、計測した信号を計測
用演算回路40へ送る。計測用演算回路40は、この信
号を演算処理して浄水部流入路6を経た原水の流量を算
出して、算出した流量値を積算流量記憶回路41へ送
る。
る積算流量値と、計測用演算回路40から送られた流量
値とを積算した結果を新たに積算流量値として記憶す
る。そして、寿命比較回路39がこの積算流量記憶回路
41に記憶されている積算流量値と、濾材寿命設定回路
33に設定されている基準寿命到達積算流量とを比較し
て、積算流量値が基準寿命到達積算流量に達していたと
きには、信号を表示回路30へ送る。表示回路30は、
寿命比較回路39からの信号に基づいて、使用者に対し
てLED表示により濾過カートリッジ4の交換時期が到
来した旨の表示をする。
きには、切換レバー19を操作して切換弁10を回動す
ることにより、蛇口2から流路5を通って流入した原水
は、第一の原水流入路8または第二の原水流入路へ導か
れ、それぞれ吐出口7または吐出口9から原水のまま吐
出される。このとき、浄水部流入路6には、原水が供給
されないため、積算流量算出回路38は作動せず、従っ
て、積算流量記憶回路41が以前の積算流量値を保持し
続ける。
過カートリッジ4に交換しても識別回路29により自動
的にその寿命到達積算流量を設定できる。また、表示回
路30により、濾過カートリッジ4の交換時期の到来を
知ることができる。
限られることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計の変更があっても本発明に含まれるものである。例え
ば、上記の実施の形態においては、切換弁と原水導入孔
とを直接接続する構成としたが、切換弁からホース等に
より原水を取り出して別の場所に配置した濾過カートリ
ッジに接続してもよい。
を磁気抵抗素子を用いて識別しているが、ホール効果を
利用したホール素子やホールICに類する検出素子を用
いて濾過カートリッジの種類をより細かく識別できるよ
うにしてもよい。濾過カートリッジにおいても、その寿
命到達流水量を磁性体ではなく、例えば、濾過カートリ
ッジに寿命到達流水量に応じた突部を設け、識別用演算
回路において該突部が示す情報を読み取るような構成で
あってもよい。
路6内に流量を一定にする定量弁を設け、原水がその定
量弁を通過している時間を積算して積算流量値とするよ
うな構成であってもよい。また、濾過カートリッジが寿
命に達したことをLED表示する構成としたが、例え
ば、LEDに代えて、ブザー、液晶ディスプレイ等によ
り使用者に報知する構成であってもよい。
水器によれば、濾過カートリッジの寿命到達積算流量を
識別可能とする寿命到達積算流量識別部と、寿命到達積
算流量識別部を識別して濾過カートリッジの基準寿命到
達積算流量を設定する寿命到達積算流量設定部を備える
構成となっている。これにより、水の使用量の増減に際
しても、浄水器を新たに購入することなく、濾過カート
リッジに応じて寿命到達積算流量識別部を変更したとき
に、寿命到達積算流量設定部が変更に対応して寿命到達
積算流量を設定することができるという優れた効果を奏
するものである。
トリッジの寿命到達積算流量と積算流量とを比較した結
果を報知する報知手段を備える構成となっている。これ
により、濾過カートリッジの交換時期の到来を容易に知
ることができるという優れた効果を奏する。
すブロック図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 浄水器本体に着脱自在に取り付けられ、
内部に導入された原水を濾過する濾過カートリッジと、 該濾過カートリッジの使用開始以後に該濾過カートリッ
ジ内を流れた水の積算流量を算出する積算流量算出手段
と、 該積算流量算出手段により算出された積算流量と該濾過
カートリッジの基準寿命到達積算流量とを比較する比較
手段とを備えた浄水器において、該濾過カートリッジは、該濾過カートリッジの寿命到達
積算流量を識別可能とする寿命到達積算流量識別部を備
えてなり、 該濾過カートリッジが該浄水器本体に取り付けられたと
きに、該 寿命到達積算流量識別部から該濾過カートリッ
ジの寿命到達積算流量を識別して、そのデータを該基準
寿命到達積算流量として該比較手段に供給する寿命到達
積算流量設定部を備えてなることを特徴とする浄水器。 - 【請求項2】 請求項1記載の浄水器において、 前記比較手段による比較結果を報知する報知手段を備え
てなることを特徴とする浄水器。
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JP2003130074A Division JP3471794B2 (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | 浄水器 |
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JPH11656A JPH11656A (ja) | 1999-01-06 |
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JP15557697A Expired - Lifetime JP3471567B2 (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 浄水器 |
Country Status (1)
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-
1997
- 1997-06-12 JP JP15557697A patent/JP3471567B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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