JPH11169844A - 浄水器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジの交換時期が明確に表示され、
かつ、飲用に不適な浄水器中の残留水の使用を警告する
ことのできる浄水器を提供する。 【解決手段】 カートリッジ３、４の交換時期の年度、
月度をそれぞれ設定し表示する数字車１３を２連で設
け、外ケース２のダイアル窓から視認できるので交換時
期が明確である。カートリッジ３、４間を連通する水路
９と１０との間には上下方向の水路８ａが、内部にマグ
ネット８を嵌挿させて設けられ、通水によってマグネッ
ト８が変位して管外側のマグネットスイッチ１１をオン
オフさせてタイマー回路を制御、一定時間使用しなかっ
た場合の浄水器内の残留水の吐出終了までは橙色のＬＥ
Ｄを点灯、その後は緑色のＬＥＤを点灯させることによ
って使用の可否を告知するので、長時間経過した残留水
の使用を避けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は水道水等を浄化し、
より飲用に適したものとする装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】水道水を浄化し、より飲用に適したもの
とする装置は浄水器として従来から種々製品化され実用
に供されている。浄化手段としては活性炭層のフィルタ
ーを通過させることによりカルキ臭や残留塩素を取り除
くもの、また中空糸膜フィルターを通過させることによ
って雑菌やサビ、ニゴリなどを除去するもの、あるいは
その双方を備えたもの等があり、いずれもフィルターは
適正な時期に交換が必要であるので、交換容易なカート
リッジ型としてあるのが普通である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】カートリッジの交換時
期を使用者の記憶に頼るのでは無理があるので、一定期
間経過後のカートリッジの交換時期を告知する手段を設
ける必要がある。この手段として、簡単なものとしては
ラベルやシールのようなものに交換時期を記入しておく
ものがあり、一方コストをかけたものとしては浄水器に
送り込まれた原水量、浄水器経由の浄水量を計測し積算
し所定量に達した時点でカートリッジ交換を指示するＬ
ＥＤを点灯させ表示するものがある。しかしながら、こ
れらの手段は前者ではあまりにも単純で使用者の管理レ
ベルに依存する部分が多く、一方、後者のものではコス
トがかかりすぎ、装置全体の価格を押し上げる不都合が
あった。

【０００４】また、このような浄水器を使用し水栓を開
いて浄化された水を必要量採取し水栓を閉じた場合、カ
ートリッジを含む浄水器中に水が残る。この水を、その
後時間が大きく経過しないうちに再び水栓を開いて使用
すれば問題はないが、この水はフィルターを経て塩素等
が取り除かれた水であるため雑菌が繁殖しやすく長時間
の保存はできない性質の水であり、長時間経過後にこれ
を使用することには問題がある。そこで従来は一定時間
経過後にこれを使用する場合には、所定時間浄水を流出
させてから使用するようにしている。この時間は取扱説
明書等に目安とする時間値が記載されてはいるが、実際
には守られにくいものであった。

【０００５】本発明は、これらの不具合を解消し、カー
トリッジの交換時期を低コストでしかも明確に告知し、
また、浄水器中の残留水の使用可否を判りやすく表示す
ることのできる浄水器を提供することを課題とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、濾材を内蔵するカートリッジと、前記カートリッ
ジを覆い、浄水器の外筐となる外ケースと、年度を順次
表記したものと、月度の数字、文字を順次表記したもの
とを並べた二つの数字車とを備え、前記カートリッジの
交換予定年月を、前記二つの数字車を回転させて選択
し、選択された数字、文字を前記外ケースに設けた窓か
ら視認可能に表示することにより解決される。

【０００７】また、上記の課題は本発明によれば、前項
において、前記数字車に表記する数字のうち、年度につ
いての表記は西暦４桁または同下２桁を表記するもので
あるとすることで解決される。

【０００８】また、上記の課題は本発明によれば、濾材
を内蔵するカートリッジの通水を検知する手段と、浄水
器が吐出する水の使用可否を表示する表示器と、前記検
知手段の検出結果を用いて前記表示器の表示を制御する
手段と、を備えた浄水器において、前記通水検知手段
は、水圧の変化により通水時に変位し、非通水時に復帰
するマグネットを水路中に設け、前記マグネットの変
位、復帰によりオンオフするマグネットスイッチを該水
路の管に沿った外側に配置したものであることによって
解決することができる。

【０００９】また、上記の課題は本発明によれば、前項
において、前記表示器を制御する前記制御手段は、残留
水吐出完了までの時間を所定時間として設定し、前記通
水検知手段の検出結果により通水時間を計測積算し、所
定時間に達するまで警告表示を行うように表示器を制御
する残留水吐出時間タイマーと、飲用に支障がない残留
水滞留時間を所定時間として設定し、前記通水検知手段
の検出結果により非通水時間を計測し、所定時間に達す
るまでは使用可の表示を行うよう表示器を制御する残留
水滞留時間タイマーとからなることとすることで解決さ
れる。

【００１０】

【発明の実施の形態】本発明は、カートリッジの交換時
期を明確にするために、年度、月度をそれぞれ表示する
ダイアル状の数字車を２連で設け、新しいカートリッジ
装填時に交換予定年月を数字車を回して表示しておく。
この交換時期の表示は外ケースの見やすい位置に設けた
数字車窓から視認できるようにする。従って交換年月は
明確に表示され、表示の手間も簡単、コストも安価であ
る。

【００１１】また、残留水の使用可否を明確にするため
に、外ケースの見やすい位置に例えば橙色のＬＥＤと、
例えば緑色のＬＥＤを表示器として設ける。橙色のＬＥ
Ｄは、吐出されている浄水が飲用に適さない警告であ
り、緑色のＬＥＤは飲用可の告知である。

【００１２】これらの表示器は表示制御手段によって制
御される。表示制御手段としては、残留水を吐出し終わ
るまでの時間を計測する残留水吐出時間タイマーと、残
留水が浄水器内に滞留している時間を計測する残留水滞
留時間タイマーとを用いる。

【００１３】残留水吐出時間タイマーと残留水滞留時間
タイマーとは、カートリッジへの通水を検知する手段が
出力する結果によって作動するようになっている。カー
トリッジへの通水を検知する手段は、水路内に配置した
マグネットが通水による水圧変化によって変位し、この
変位により、管の外壁に接して設けたマグネットスイッ
チがオンオフすることによって行われる。

【００１４】残留水吐出時間タイマーは、器内に滞留し
た飲用に不適な残留水を吐出し終わるまでの時間を所定
時間として設定しておき、水栓が開かれ、浄水の吐出が
あった場合、吐出時間が所定時間に達するまで橙色のＬ
ＥＤを点灯させるように制御する。一方、残留水滞留時
間タイマーは器内に滞留する残留水が飲用に不適とされ
る時間になるまで、水栓が開かれない時間を計測し、設
定された所定時間内に水栓が開かれたときは緑色のＬＥ
Ｄを点灯させるように制御する。

【００１５】残留水吐出時間タイマーは、所定時間に達
しないうちに水栓が閉じられたときは、次回の吐出時間
も積算するようにし、積算値が所定時間に達したときに
緑色のＬＥＤを点灯させるように制御する。このように
することにより、確実に残留水を排除するまでの使用を
警告することができる。

【００１６】残留水滞留時間タイマーの計測値が所定時
間に達したときは残留水吐出時間タイマーをリセット
し、また、残留水滞留時間タイマーは水栓が閉じられる
都度、リセットされるようにする。

【００１７】

【実施例】図はいずれも本発明の実施例説明のためのも
のであって、図１に要部側面断面図、図２に正面断面
図、図３に底面図、図４に部分断面図、図５、図６に部
品図、図７に全体外観図、そして図８に回路のブロック
図を示す。図１において、１は基台となるベース、２は
外筐となる外ケースであってベース１の上部に取り付け
られ、図示説明を省略する手段によって相互に着脱可能
となっている。

【００１８】図２において３、４はともにカートリッジ
であって、カートリッジ３は内部に活性炭、花崗岩等の
濾材が積層されており、またカートリッジ４は内部に中
空糸膜フィルターが組付けられていて両者は管により直
列に接続される。５は原水供給口であって、ここから水
道水等の原水が供給され、前記カートリッジ３と４とを
経て水が浄化される。６は浄水吐出口であり、浄化され
た水がここから吐出される。カートリッジ３、４はとも
に交換可能な構造であって、交換は外ケース２を取り外
して行われる。

【００１９】図３において、７はカートリッジ３とカー
トリッジ４とを結ぶ水路であって、８は該部分の中間の
上下方向の水路８ａの内径内にスライド可に嵌合させた
円柱状のマグネットである。詳細を図４の部分断面図に
示す。水路９と水路１０とは図４の状態では、自重によ
り下方にあるマグネット８により流通を阻止されている
が、マグネット８は前記のように水路内８ａ内を上下に
スライド可能な構造であり、水路９に水圧が加わると押
し上げられて矢印Ａ方向へ変位し、水路９と水路１０と
は流通するようになっている。

【００２０】図１において、１１はマグネットスイッチ
であり、前記マグネット８が矢印Ａ方向へ移動した位置
の前方、水路の管の外面に沿って配置されて、マグネッ
ト８が該位置にある場合に磁気的に作動し、マグネット
８とで通水検出手段を形成する。１２はマグネットスイ
ッチ１１を含む制御回路を搭載した回路基板であり、回
路の動作は後述する。１３は二つの数字車であって、ド
ラム状の外周面にカートリッジの交換時期が数字で表記
されており、図５、図６の部品図で示すように左側の数
字車１３ａには年、右側の数字車１３ｂには月が記載さ
れていて、年月が外ケース２の前面に設けた数字車窓２
ａから表示されるようになっている。数字車１３ａ，１
３ｂは軸１３ｃによって軸支されて回動可であり、手動
で回動させて必要な数字を表示させることができる。１
４は乾電池であり、前記した回路を駆動し、併せてこれ
も後述の表示用ＬＥＤを駆動点灯するためのものであ
る。なお、以上のマグネットスイッチ１１、回路基板１
２、数字車１３、及び乾電池１４は一つのブロック組立
品としてユニット化されている。

【００２１】図５に前記した数字車１３の外観図を示
す。左側の数字車１３ａの外周面には西暦の下２桁が順
次表記され、右側の数字車１３ｂの外周面には月が順次
表記されている。なお、西暦の表記は下２桁とせず、４
桁すべてを表記してもよい。

【００２２】図６には前記の年月を表示する数字車の別
の実施例であって、ドラム状の数字車の向きを９０度回
転させ、円板面に年月を表記するようにしたものであ
り、数字車２３ａには西暦を２桁あるいは４桁で、数字
車２３ｂには月を順次表記し、両者を並列に並べる。

【００２３】図７は本実施例の浄水器の全体の外観図で
ある。前記したように外ケース２の前面には数字車窓２
ａが開口あるいは透明窓として設けてあり、ここから数
字車１３ａと１３ｂとが表示するカートリッジの交換時
期を視認することができる。１５は切替えコックであ
る。該切替えコック１５の上部には水道等の水栓の蛇口
を結合する蛇口取付部１５ａがあり、ここに図示しない
蛇口を所定の部品を用いて取り付ける。また、切替えコ
ック１５の下部には浄水あるいは原水を出力する吐出口
があるが図示を省略する。１５ｂはレバーであって蛇口
取付部１５ａから供給される原水をそのまま吐出する
か、あるいは浄水器のカートリッジ３、４を経由させて
浄水として吐出するかを切り替えることができる。な
お、本実施例では切替えレバー１５ｂは浄水側へ切替え
られているものとして説明する。

【００２４】１６は切替えコック１５と浄水器本体とを
連結して、切替えコック１５ｂが浄水側へ切替えられて
いるとき、蛇口取付部１５ａから供給される原水を浄水
器本体へ送り込むホース、また、１７は浄水器本体と切
替えコック１５とを連結して浄化された水を吐出口へ供
給するホースである。

【００２５】図７において、１８は外ケース前面に設け
た二つの飲用可否を表示する表示手段としての表示灯で
ある。一方の表示灯１８ａは橙色のＬＥＤ、他方の表示
灯１８ｂは緑のＬＥＤで、浄化された水の使用可否を告
知するものであり、前記した通水検知手段と併せてその
動作を説明する。図８は前記回路基板に搭載された回路
のブロック図であり、同図において、１１は前記のマグ
ネットスイッチで、通水検知手段として機能するもので
ある。８１は発振回路で、本実施例では１００Ｈｚの周
波数の発振器となっている。８２は２時間タイマー、８
３は１５秒タイマーであって、ともに発振回路８１の出
力する信号によってカウント動作を行うタイマーであ
る。２時間タイマー８２は、浄水器中の水の滞留時間を
計測し、１５秒タイマーは浄水器中の残留水を吐出終了
するまでの時間を計測する。８４はＬＥＤ点灯回路で、
橙色のＬＥＤ−１８ａおよび緑色のＬＥＤ−１８ｂをそ
れぞれ駆動して点灯させる。

【００２６】浄水器が使用されていないときは水路９と
同１０には圧力差がないのでマグネット８は変位せず下
方にあり、従ってマグネットスイッチ１１はオフのまま
で回路には暗電流が流れるだけで、二つのＬＥＤはとも
に消灯したままである。

【００２７】 いま水栓が開かれて水路９に水圧がか
かるとマグネット８は押し上げられ水路９と同１０は連
通し通水される。同時にマグネット８によってマグネッ
トスイッチ１１がオンとなり、１５秒タイマー回路８３
が作動し、ＬＥＤ点灯回路８４は１５秒間橙色のＬＥＤ
−１８ａを点灯させる。この状態は残留水が吐出されて
いるので使用は不適であることを示している。なお、１
５秒経過しないうちに水栓が閉じられ、マグネットスイ
ッチ１１がオフとなった場合は次回の通水によって再度
カウントを始め、時間の累積が１５秒となるまで１５秒
タイマー回路８３はカウントを継続し、橙色のＬＥＤ−
１８ａを点灯させ、引き続き使用は不適であることを示
す。

【００２８】 １５秒タイマー回路８３のカウントが
１５秒に達するとカウントは停止され、ＬＥＤ点灯回路
８４は緑色ＬＥＤ−１８ｂを点灯させ、使用に適した状
態の水が吐出されていることを示す。

【００２９】 水栓が閉じられて通水が絶たれると水
路９と同１０には圧力差がなくなるのでマグネット８は
下方に変位し、従ってマグネットスイッチ１１はオフと
なり、二つのＬＥＤはともに消灯するとともに、２時間
タイマー８２が作動開始しカウントを開始する。２時間
が経過すると２時間タイマー８２はリセット信号を１５
秒タイマー８３に送って同タイマーをリセットする。

【００３０】 １５秒タイマー回路８３は、１５秒の
カウント完了後はリセットされるまでカウントは行わ
ず、その間、橙色のＬＥＤ−１８ａは点灯しない。従っ
て、使用を終了してから２時間以内の再利用であれば、
緑色のＬＥＤ−１８ｂが点灯して使用可の状態であるこ
とが表示される。これは、残留水であっても２時間以内
の利用であれば飲用に支障はないとするためである。

【００３１】 ２時間タイマー８２はマグネットスイ
ッチ１１がオフとなる都度リセットされ、ゼロからカウ
ントを始める。従って連続２時間、マグネットスイッチ
１１がオフとなった場合に１５秒タイマー８３をリセッ
トする。つまり、使用を終了してから２時間以上経過し
てからの再利用のときは、１５秒間、橙色のＬＥＤ−１
８ａが点灯して残留水流出完了まで使用不可の状態であ
ることが表示される。これは、残留水が２時間以上経過
すると、雑菌が繁殖して飲用に不向きであるとされるた
めである。

【００３２】このように橙色のＬＥＤ−１８ａおよび緑
色のＬＥＤ−１８ｂの点灯状態により、水の使用可否を
明確に判断することができる。

【００３３】以上の実施例では、浄水器中の残留水吐出
終了までの時間を１５秒、また、残留水が飲用に適さな
い状態となるまでの時間を２時間として設定したが、こ
れらは事情により設定値を変更すればよい。

【００３４】また、本発明は、ケース等の形状、数字車
の表示手段、ＬＥＤの表示状態、カートリッジの大きさ
や種類、数なども、前記の実施例に限定されるものでは
ない。例えば、月度を示す数字車の数字表記は、ＪＡ
Ｎ．ＦＥＢ．等の文字でも行うことができるし、カート
リッジは１個であっても差し支えない。

【００３５】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、ダイアル
状の数字車によって交換時期の年度、月度をそれぞれ表
示するものを２連で設け、外ケースの窓から視認できる
ようにしたので、交換時期が明確であり、また、カート
リッジを交換した場合の再設定も容易に行うことができ
る。

【００３６】また、水路中に配置して通水によって変位
するマグネットと、その外部に配置したマグネットスイ
ッチとによって通水検知手段を形成、これと残留水滞留
時間タイマー、残留水吐出時間タイマーの両タイマーと
の組み合わせで、浄水器が吐出する水が飲用に適したも
のか否かを表示する表示器を制御するようにしたので、
２色のＬＥＤ表示器によって、飲用可否が明確に表示さ
れる。

【００３７】このように本発明の浄水器によれば、カー
トリッジの交換期間が経過しても気がつかずに使用され
て不潔な水を飲用するようなことがなく、さらに、雑菌
が繁殖した残留水を飲用に使用するようなこともなくな
り、安全な水が供給されるものとなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の側面断面図である。

【図２】本発明の一実施例の正面断面図である。

【図３】本発明の一実施例の底面図である。

【図４】本発明の一実施例の要部の部分断面図である。

【図５】本発明の一実施例の数字車の外観図である。

【図６】本発明の数字車の別の実施例の外観図である。

【図７】本発明の一実施例の全体の外観図である。

【図８】本発明の一実施例の回路のブロック面である。

【符号の説明】

１ ベース ２ 外ケース ２ａ 数字車窓 ３ カートリッジ ４ カートリッジ ５ 原水供給口 ６ 吐出口 ８ マグネット ７、９、１０ 水路 １１ マグネットスイッチ １３ａ，１３ｂ、２３ａ，２３ｂ 数字車 １８ａ，１８ｂ ＬＥＤ ８２ ２時間タイマー回路（残留水滞留時間タ
イマー） ８３ １５秒タイマー回路（残留水吐出時間タ
イマー）

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 濾材を内蔵するカートリッジと、 前記カートリッジを覆い、浄水器の外筐となる外ケース
   と、 年度を順次表記したものと、月度の数字、文字を順次表
   記したものとを並べた二つの数字車と、を備え、 前記カートリッジの交換予定年月を、前記二つの数字車
   を回転させて選択し、選択された数字、文字を前記外ケ
   ースに設けた窓から視認可能に表示することを特徴とす
   る浄水器。
2. 【請求項２】 前記数字車に表記する数字のうち、年度
   についての表記は西暦４桁または同下２桁を表記するも
   のであることを特徴とする請求項１に記載の浄水器。
3. 【請求項３】 濾材を内蔵するカートリッジの通水を検
   知する手段と、 浄水器が吐出する水の使用可否を表示する表示器と、 前記検知手段の検出結果を用いて前記表示器の表示を制
   御する手段と、を備えた浄水器において、 前記通水検知手段は、水圧の変化により通水時に変位
   し、非通水時に復帰するマグネットを水路中に設け、前
   記マグネットの変位、復帰によりオンオフするマグネッ
   トスイッチを該水路の管に沿った外側に配置したもので
   あることを特徴とする浄水器。
4. 【請求項４】 前記表示器を制御する前記制御手段は、 残留水吐出完了までの時間を所定時間として設定し、前
   記通水検知手段の検出結果により通水時間を計測積算
   し、所定時間に達するまで警告表示を行うように表示器
   を制御する残留水吐出時間タイマーと、 飲用に支障がない残留水滞留時間を所定時間として設定
   し、前記通水検知手段の検出結果により非通水時間を計
   測し、所定時間に達するまでは使用可の表示を行うよう
   表示器を制御する残留水滞留時間タイマーと、からなる
   ことを特徴とする請求項３に記載の浄水器。