JP3371334B2 - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JP3371334B2
JP3371334B2 JP2001007476A JP2001007476A JP3371334B2 JP 3371334 B2 JP3371334 B2 JP 3371334B2 JP 2001007476 A JP2001007476 A JP 2001007476A JP 2001007476 A JP2001007476 A JP 2001007476A JP 3371334 B2 JP3371334 B2 JP 3371334B2
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water
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ろ過カ−トリッジ
を装着して水の浄化を行う浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ろ過カ−トリッジを装着して水の
浄化を行う浄水器としては、専用のろ過カ−トリッジが
ひとつ決められ、それを繰り返し交換して使用するもの
が多く知られている。これらの浄水器は、ホルダーや流
路切換弁などの本体部が専用のろ過カ−トリッジに合わ
せて設計されており、例えばカ−トリッジの交換時期を
表示するための制御プログラムも、ひとつのカ−トリッ
ジを前提に決められている。
【0003】近年、トリハロメタンなど特定物質の除去
率が高い浄水器が開発され市販されているが、これも特
定物質の除去率が高いカ−トリッジに合わせて本体部が
設計されている。
【0004】もちろん、外形寸法の同じカ−トリッジに
異なるろ過材料を装填し、除去対象物質の異なる同形状
のカ−トリッジを作ることは可能だが、カ−トリッジを
浄水器本体部の内部に装着する内蔵型で使用すると、カ
−トリッジが外部から見えないため、いずれのカ−トリ
ッジを装着したのか判らないという問題点がある。カ−
トリッジの外表面にカ−トリッジの種類が印刷されてい
たとしても、カ−トリッジの装着を見ていなかった使用
者は、わざわざ浄水器内部からカ−トリッジを取り出し
て種類を確認しなければならない。
【0005】また、外形寸法の同じカ−トリッジに異な
るろ過材料を装填し、除去対象物質の異なる同形状のカ
−トリッジを作れば、必然的にろ過能力は異なる。した
がって、ひとつの浄水器に複数の能力の異なるろ過カ−
トリッジが装着でき、かつ、カ−トリッジの交換時期を
表示するための制御プログラムを備えている浄水器であ
っも、交換時期の算出方法によっては適切にカートリッ
ジの交換時期が表示されないことになる。よって、どの
種類のカ−トリッジを装着したか、そのろ過能力はどの
程度かを記憶しておかなければならないが、長期間、カ
−トリッジの種類と能力と使用開始時期を記憶し続ける
のは難しく、まだろ過能力が残っているにもかかわらず
カ−トリッジを交換してしまったり、ろ過能力が残って
いないのに使用し続けるという不具合が生じやすい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上述
のような問題点に鑑み、使用中のカ−トリッジの種類を
容易に確認でき、カ−トリッジを適切な時期に交換でき
る浄水器を提供することである。
【0007】上記課題を達成するために本発明は、ろ材
を備えたろ過カートリッジと、そのろ過カートリッジが
装着される本体部とを有し、本体部は1つの装着部に対
して複数種のろ過カートリッジ装着可能で、かつ、
着したろ過カートリッジの種類を識別する識別部と、そ
の識別部の信号に基づいて装着したろ過カートリッジの
種類を表示する表示部を備えている浄水器を特徴とす
るものである。
【0008】ここで、本体部が、装着したろ過カートリ
ッジの種類を識別するろ過カートリッジ識別部と、その
ろ過カートリッジ識別部からの信号に基づいて演算を行
う回路とを備え、その回路が発する信号に基づいて、装
着したろ過カートリッジに合わせたカートリッジ寿命を
表示することや、ろ過カートリッジ種類表示素子と、ろ
過カートリッジの種類に合わせた交換時期を表示するた
めのろ過カートリッジ交換表示素子と、電源交換表示素
子とをまとめて設けた1つの液晶表示器を備えているこ
とが好ましい。また、ろ過カートリッジ交換表示素子は
複数個のブロックからなり、その複数個のブロックから
なるろ過カートリッジ交換表示素子を段階的に消灯ある
いは点灯させることでろ過カートリッジの交換時期を表
示することが好ましい。液晶表示器を、本体部の上部に
設けることも好ましい。
【0009】さらに、ろ過カートリッジは種類識別のた
めの印を備え、本体部に設けられた識別部がろ過カート
リッジに設けられた印を識別すること、そして、印は、
ろ過カートリッジの外壁に形成された突起および/また
は凹みであることが好ましい。また、ろ過カートリッジ
は種類識別のための磁石を備え、本体部は識別部として
磁気スイッチを備えていることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態を、家庭のキッチンなどの蛇口に取り付けられる浄
水器を例にとり、図を参照しながら説明する。
【0011】本発明の浄水器は、図1〜図6に示すよう
に、その内部に切換弁を内蔵した本体部2と、ろ材を収
納したろ過カ−トリッジ3などから構成されている。本
体部2にはレバ−5が設けられ、レバ−5を操作するこ
とにより、蛇口4から原水流入口を通って流入した原水
をそのままシャワ−水として吐出するか(原水シャワ
−)、そのままストレ−ト水として吐出するか(原水ス
トレ−ト)、ろ過カ−トリッジ3に供給するか、を選択
して切り換える。ろ過カ−トリッジ3に供給された原水
は、活性炭などの吸着剤や中空糸膜等によってろ過さ
れ、浄水流出口から浄水として吐出される。
【0012】まず、本体部2について説明する。
【0013】本体部2は、図4、図5に示すように、切
換弁を構成する3個のボ−ル11a、11b、11cと
弁軸12とを備えた切換弁本体13、原水シャワ−口1
4と、原水ストレ−ト口15と、浄水流出口19とを備
えた下部ボディ16、切換弁本体13が上面に突出する
開口部を備えた上部ボディ17、切換操作を行う弁操作
部18、ろ過カ−トリッジ3を固定するカ−トリッジキ
ャップ91、流量を積算して、その結果を表示する電装
部などから構成されている。
【0014】切換弁本体13には、リング状のパッキン
36が装着され、蛇口4のおねじ部にねじ込んだアダプ
タ37を介して、取付ナット38を切換弁本体13に螺
合させ、本体部2を蛇口4に取り付けるようになってい
る。
【0015】切換弁本体13の内部は、3個の通水路2
1a、21b、21cを開設した区画板22によって、
上部室23と下部室24とに区画されている。
【0016】上部室23には、3個のボ−ル11a、1
1b、11cが、3個の通水路21a、21b、21c
に対応するように配置されている。ボ−ル11aが通水
路21aにはまり通水路21aが閉じた状態で、ボ−ル
11aの下部が下部室24に突出するようになってい
る。ボ−ル11b、11cについても同様である。
【0017】円筒状の下部室24には、弁軸12が回動
可能に挿着され、かつ、弁軸12の所定位置に配設した
Oリング25a、25b、25cが、下部室24の内壁
面と水密的に係合している。これによって下部室24は
3つに区画され、通水路21aからろ過カ−トリッジ3
に原水を供給する原水供給口26(図6参照)へ通じる
流路31aと、通水路21bから原水ストレ−ト口15
へ通じる流路31bと、通水路21cから原水シャワ−
口14へ通じる流路31cとを形成している。
【0018】また、図4に示したように、弁軸12に
は、通水路21a、21b、21cに対向する位置に、
カム部27a、27b、27cが設けられている。これ
らカム部27a、27b、27cは、弁軸12の周方向
に例えば60゜ずつずらして設けられており、弁軸12
を60°ずつ回動することにより選択的に上方を向き、
下部室24に突出したボ−ルの下部を押し上げて通水路
を開くことができるようになっている。すなわち、後述
の弁操作部18により弁軸12を所定角度回動すること
で、通水路21a、21b、21cのいずれかを開放
し、水道蛇口6から流入した原水をそのままシャワ−水
として吐出するか、そのままストレ−ト水として吐出す
るか、ろ過カ−トリッジ3に供給するか、を選択でき
る。
【0019】ボ−ル11a、11b、11cには、芯体
としての金属球にゴムを覆ったものを用いているが、弁
体の形状は球体に限らず円錐形でも円筒形でもよく、傘
形でもよい。そして、通水路を閉塞したときのシ−ル性
を向上させるためは、上部室23に設けたボ−ル11
a、11b、11cをバネ等で上方から通水路方向に付
勢してもよい。
【0020】図6、図10に示すように、切換弁本体1
3の側部後方には、ろ過カ−トリッジ3に原水を供給す
る原水供給口26と、ろ過カ−トリッジ3から浄水を受
け入れる浄水受入口29とが設けられている。原水供給
口26は流路31aに連通しており、浄水受入口29は
浄水送水路30を介して浄水流出口19と連通してい
る。浄水送水路30には、後述する流量検出部102の
水車122と水車支持部材123が備えられ、浄水の通
水により水車122が回転するようになっている。
【0021】次に、ろ過カ−トリッジ3について簡単に
説明する。
【0022】ろ過カ−トリッジ3は、図7の横断面図に
示すように、容器61の底部に、原水供給口26から原
水を受け入れる原水受入口62と、浄水受入口29に浄
水を供給する浄水供給口63が設けられている。原水受
入口62と浄水供給口63には、それぞれOリング7
3、74が設けられ、原水供給口26と浄水受入口29
に接続した際に外部に水が漏れるのを防止している。
【0023】容器61の内部底面には円筒状突起61a
が形成されており、円筒状突起61aに、中空糸膜モジ
ュ−ルの円筒体64の下端がOリング65を介して嵌入
立設されている。そして、この円筒体64の外周上下部
には、円筒体64外周面と容器61の内壁面との間を通
過する原水の処理を行う吸着剤層70を保持するため
に、リング状のフィルタ66、67が固定されている。
【0024】円筒体64の内部には、複数本の中空糸膜
を束ねて逆U字状に折り曲げた中空糸膜束68が収納さ
れている。中空糸膜の両端部は、円筒体64の下部にて
各中空糸間および中空糸と円筒体64との間に充填され
る硬化性樹脂69(封止剤)により封止固定(ポッティ
ング)されている。各中空糸膜は、容器61へ嵌入する
前にポッティング部が一部切断除去されているので、末
端が浄水供給口63に向かって開口している。
【0025】そして、円筒体64の外周面と容器61の
内壁面との間には、活性炭、ゼオライト、イオン交換樹
脂、キレ−ト樹脂などからなる吸着剤層70が配備され
ている。
【0026】容器61の上部は、中空糸膜束68と吸着
剤が容易に充填できるよう開口されており、内部の汚れ
を確認できるように透明キャップ71が嵌入され、超音
波溶着されている。
【0027】上述のように構成されたろ過カ−トリッジ
3は、図6に示したように、本体部2内に装填され、カ
−トリッジキャップ91が、ろ過カ−トリッジ3に覆い
被さる位置で下部ボディ16と上部ボディ17とにネジ
締付固定され、ろ過カ−トリッジ3を所定位置に固定す
る役目を果たしている。カ−トリッジキャップ91に
は、開閉キャップ92が開閉可能に設けられており、開
閉キャップ92を開くと、カ−トリッジキャップの開口
部93およびろ過部の透明キャップ71を通じて、中空
糸膜の汚れ具合を確認できるようになっている。
【0028】続いて、図3、図6を用いて、弁軸12を
回動操作する弁操作部18について説明する。
【0029】弁操作部18は、図6に示すように、レバ
−5と、切換弁本体13に回動可能に支持され、レバ−
5と同じ軸回りに回動する駆動軸41と、一端が下部ボ
ディ16に固定され他端がレバ−5に固定されたねじり
コイルバネ44などから構成されている。レバー5は、
図3に示すように矢印A方向に押し下げると、操作スト
ッパ−43に当接するまで反時計方向に(図6を右側面
から見た場合)回動し、レバ−5が操作ストッパ−43
に当接した状態で操作をやめて指を離すと、ねじりコイ
ルばね44により時計方向に回動し、初期位置に戻るよ
うになっている。
【0030】図8は、図6におけるC−C矢視概略断面
図であって、レバ−5と駆動軸41の接続部を示してい
る。図7に示すように、駆動軸41の一端に嵌入された
ラチェット爪部材47は、レバ−5のラチェット歯48
と噛み合ってラチェット機構を構成している。レバ−5
を初期位置から反時計方向(図6を右側面から見た場
合)に回動させるときには、駆動軸41はレバ−5と一
体となって反時計方向に40°回動し、レバ−5が時計
方向に回動して初期位置に戻るときには、駆動軸41は
回動しないようになっている。
【0031】図6と、図6におけるD−D矢視概略断面
図である図9に示すように、駆動軸41には平歯車45
が設けられ、弁軸12に設けられた平歯車46と噛み合
っている。平歯車45と46のギヤ比は3:2であるの
で、平歯車45が40°回動すると平歯車46は60°
回動する。すなわち、レバ−5を1回操作すると、駆動
軸41は40°回動し、弁軸12は60°回動する。こ
こで、平歯車をはすば歯車ややまば歯車などにしても何
ら問題はない。また、ギヤ比は3:2としたが、これに
限らず2:1でも3:1でもよい。平歯車45の歯数を
平歯車46の歯数より大きくすると、駆動軸41の回動
角度に対し弁軸12の回動角度は大きくなる。すなわち
レバ−5の操作角度を小さくしても、弁軸12の回動角
度を十分に大きくすることができる。以上のように、歯
車を用いるとギヤ比を選択することで容易にレバ−操作
角度を設定でき、しかも確実かつ正確に流路切換ができ
る。
【0032】そして、駆動軸41には、図5に示すよう
に、切換状態を示す「浄水」「ストレ−ト」「シャワ
−」の文字が40°毎に各3ヶ所印刷された表示リング
51が固定されている。表示ロ−ル51に印刷された
「浄水」「ストレ−ト」「シャワ−」いずれかの文字
が、上部ボディ17の開口部81から見えるようになっ
ていて、切換状態が容易に確認できる。なお、切換状態
を示す表示は、文字、イラスト単独でも、また、それら
の組合せでもよい。そして、開口部81に透明部材82
を取り付けることで、食器洗いのときなどに水が本体部
2の内部に入るのを防いだり、表示リング51が汚れる
のを防いだりしている。
【0033】次に、流量を積算して、その結果を表示す
る電装部について説明する。
【0034】図6、図10に示したように、電装部は、
電源部101と、流量検出部102と、ろ過カ−トリッ
ジ識別部103と、制御部104と、液晶表示器105
などから構成されている。
【0035】電源部101は、図11の分解斜視図に示
すように、主に、本体部2に設けた電池ホルダ115
と、コイン形二酸化マンガンリチウム電池111(以
下、電池111)と、陽極金具113および陰極金具1
14と、電池を水密に固定する脱着自在な電池カバ−1
12などから構成される。
【0036】電池カバ−112は、筒状の電池装着部1
16を有するとともにその外周にOリング117を有
し、電池カバ−112がバヨネット機構により電池ホル
ダ115に装着したときに電池装着部116に水が浸入
するのを防ぐようになっている。筒状の電池装着部11
6には切り欠き118が設けられているので、指を引っ
かけて容易に電池を取り外すことができる。また、電池
カバ−112の表面には、硬貨を挿入して回すための凹
部119が設けられ、その周囲に、電池の規格と開閉の
ための回転方向を示す文字やイラストが刻印されてい
る。したがって、使用者は、電池の規格と電池カバ−1
12の回転方向を確認した上で、コインを使って電池カ
バ−112を電池ホルダ115から取り外し、電池を交
換することができる。
【0037】電池ホルダ115内に設けられた陽極金具
113および陰極金具114は、それぞれリ−ド線で図
6に示す制御部104に結線されており、電池111に
よる電力が制御部104に供給される。リ−ド線は、ゴ
ムキャップ120を介して電池ホルダ115に固定され
ていて、このゴムキャップ120が、水がリ−ド線をつ
たって陽極金具113、陰極金具114さらには電池装
着部116に水が浸入するのを防止している。
【0038】電池は、一次電池でも二次電池であっても
よく、比較的高い電圧で、長期間安定して電力を供給で
きる二酸化マンガンリチウム電池などのリチウム電池の
ほか、アルカリ乾電池、マンガン乾電池、酸化銀電池、
空気亜鉛電池などでもよい。また、形状は、軽量で大き
な設置スペ−スを必要としないボタン形、コイン形など
の小型電池が好ましい。小型電池の場合、本体部が著し
く大型化したり著しく重量増加することはなく、また、
大幅なコストアップにもならない。
【0039】流量検出部102は、図10および図12
〜図14に示すように、主に、磁石121を埋設した水
車122と、水車122を回転可能に支持する水車支持
部材123と、磁石の回転に応じて開閉する磁気スイッ
チ124と、磁気スイッチ124を支持固定する磁気ス
イッチホルダ125とから構成されている。
【0040】水車122は、円柱形の軸部131に2枚
の羽根132、133が形成されてなり、軸部131の
一端には水車支持部材123の軸126が挿入される回
転軸穴134が設けられ、他端には、磁石121が装着
される磁石取付穴135が設けられている。
【0041】磁石121は、そのN極・S極を結ぶ直線
と、水車122の回転軸が垂直になるように磁石取付穴
135に挿入し、脱落を防止するとともに接水による発
錆を防止するために、磁石取付穴135の開口部に栓部
材を被せ接着したり溶着する。磁石121の脱落および
発錆を防止するためには、磁石121を磁石取付穴13
5に挿入した後、磁石取付穴135の開口部を硬化性樹
脂136(封止材)で封止することも好ましい。硬化性
樹脂としては、より安全性の高いポリウレタン樹脂が好
ましいが、エポキシ樹脂や、その他の封止材や接着剤を
用いてもよい。磁石121の錆を防止するためには、磁
石そのものをコ−ティングすることも好ましい。また、
磁石121には、磁力が強い希土類磁石のほか、フェラ
イト磁石などを使用してもよい。
【0042】水車122は、図10に示すように、浄水
送水路30内で回転可能なように、水車支持部材123
によって下流側から軸支されている。水車122は、そ
の回転軸が浄水の送水方向に平行な軸流型であっても直
交するものであってもよい。また、水車の羽根は2枚と
しているが、1枚でもよく、3枚以上でもよい。さら
に、水車を、ろ過カ−トリッジ3の下流側の浄水送水路
30に設けたが、上流側に設けてもよい。この場合は、
水車122にゴミ等が引っかからないよう、さらに上流
側にプレフィルタを設けることが好ましい。
【0043】磁気スイッチ124は、図14に示すよう
に、磁気スイッチホルダ125に挿入され、硬化性樹脂
137(封止材)により封止固定されている。磁気スイ
ッチ124の2つの端子はリ−ド線により図10に示す
制御部104と結線されており、磁気スイッチ124の
開閉によるパルス信号が制御部104に伝達される。磁
気スイッチ124を収容した磁気スイッチホルダ125
は、図6に示すように、浄水送水路30の外周に接し、
かつ、水車122の近傍に固定されている。
【0044】このように構成された流量検出部102
は、浄水が流れることにより水車122が回転し、水車
122に埋設された磁石121が回転し、それに応じて
磁界が変化する。磁石121が1回転することにより磁
気スイッチ124は2回開閉して、その結果、2周期分
のパルス信号が発信され、制御部104に伝達される。
【0045】次に、制御部104と液晶表示器105に
ついて、図6、図16を用いて説明する。
【0046】制御部104は、主に、CPUが設けられ
た回路基板151と、回路基板151を収納する透明の
基板ホルダ152と、回路基板151を基板ホルダ15
2に支持固定する基板枠153とから構成されている。
CPUは、電源部101から電力供給を受け、流量検出
部102からのパルス信号と、ろ過カ−トリッジ識別部
103からの信号に基づいて演算を行い、液晶表示器1
05に出力信号を送るようになっている。回路基板15
1には、リセットボタン154が設けられ、外部からの
操作でリセットボタン154を押して積算流量のデ−タ
等をリセットできるようになっている。そして、リセッ
トボタン154の上方に回路基板151への水の浸入を
防ぐスイッチゴム156を配置し、そのスイッチゴム1
56によって、リセットボタンを間接的に操作すること
が好ましい。
【0047】液晶表示器105は、回路基板151に直
接、支持固定された状態で、本体部2の前面上方に位置
し、使用者が使用中に見やすいようになっている。この
液晶表示器105は、回路基板から離れた位置に配置し
リ−ド線等で結線することも可能だが、回路基板151
に直接、支持固定したほうが信号を確実に伝達できる。
また、外部から水が浸入して回路基板151が誤作動す
るのを防止するため、基板ホルダ152に、その開口部
から回路基板151と液晶表示器105とを挿入し基板
枠153で固定した状態で、開口部を硬化性樹脂155
(封止材)で封止して防水加工をすることが好ましい。
このように防水加工を施すことにより、各部品に対して
個別に防水加工を施す必要がなく、製造工程の簡略化、
製造コストの低減が可能になる。硬化性樹脂155とし
ては、2液混合型のポリウレタン樹脂やエポキシ樹脂な
どを用いればよい。
【0048】液晶表示器105には、図17に示すよう
に、枠167とその中に設けられた3個のブロックA、
B、Cからなるろ過カ−トリッジ交換表示素子161
と、電池交換表示素子162と、カ−トリッジ種類表示
素子163とが設けられており、それらが点灯、消灯、
点滅することで、カ−トリッジの寿命、電池の寿命、カ
−トリッジの種類を表示する。これらろ過カートリッジ
交換表示素子161、電池交換表示素子162、カート
リッジ種類表示素子163は、個々に独立して設けても
よいが、本実施態様のように1つの液晶表示器105に
まとめて設けることにより、省スペース化を図ることが
でき、また、使用者が一目で多数の情報を読み取ること
ができるので好ましい。
【0049】次に、図10中のろ過カ−トリッジ識別部
103について、図15の概略縦断面図を用いて説明す
る。
【0050】ろ過カ−トリッジ識別部103は、主に、
導電電材142を密着させたゴムスイッチ143と、導
電部材142との2つの接点を有する識別基板141
と、それらを収納する識別部ハウジング144とから構
成されている。
【0051】識別基板141の2つの接点は、リ−ド線
により制御部104と結線されており、2つの接点の開
閉が制御部104に伝達されるようになっている。
【0052】ゴムスイッチ143は、識別基板141と
重ねるようにして識別部ハウジング144に収納されて
いる。ろ過カ−トリッジ3の底部に設けた突起72
(印)により、スイッチ操作穴145を通してゴムスイ
ッチ143を押すと、導電部材142が識別基板141
の2つの接点に接触し、回路が閉じ電流が流れるように
なっている。ろ過カ−トリッジを取り外したことにより
突起72が離れると、弾性によりゴムスイッチ143が
初期状態に戻り、接点が開く。ろ過カ−トリッジの底部
に突起が設けられていない場合は、接点が開いたままで
ある。すなわち、この接点の開閉信号により、底部に突
起を設けたろ過カ−トリッジと、突起を設けていないカ
−トリッジとを識別することができる。ゴムスイッチ1
43は、スイッチ操作穴145から識別基板141側に
水が浸入するのを防ぐ役目も果たしている。
【0053】なお、印および識別部としては、突起の変
わりに底部に凹みを設けたカ−トリッジと凹みを設けな
いカ−トリッジとを識別する機構を採用してもよい。ま
た、スイッチ操作穴、ゴムスイッチおよび識別基板を複
数個設け、3種類以上のカ−トリッジの識別を可能にし
てもよい。さらに、突起とゴムスイッチの替わりに、バ
−コ−ドとバ−コ−ドリ−ダの組み合わせや、磁石と磁
気スイッチの組み合わせを用いてもよい。
【0054】続いて、以上のように構成された浄水器1
の作用について説明する。
【0055】図4は、原水が原水シャワ−口14から吐
出される状態を示している。蛇口を開くと、原水は、原
水流入口28から流入し、水流緩和部材39でその勢い
が緩和された後、カム部27cがボ−ル11cを押し上
げて開放している通水路21cを通過して、原水シャワ
−口14から吐出される。このとき、開口部81からは
表示リング51に記された「シャワー」の文字が見え
る。
【0056】ここで、図1に示すレバ−5を操作して、
操作ストッパ−43に当たるまで回動させると、図8に
示すラチェット機構を介してレバ−5に接続されている
駆動軸41が40゜回動する。同時に平歯車45から4
6へ回動が伝達され、弁軸12が正確に60゜回動す
る。すると、弁軸12のカム27cに替わりカム27b
が上方を向き、通水路21cが閉じて通水路21bが開
く。その結果、原水は通水路21cを通過して原水スト
レ−ト口15から吐出される。このとき、開口部81か
らは表示リング51に記された「ストレ−ト」の文字が
見える。
【0057】次に、レバ−5から指を離すと、ねじりコ
イルばね44によりレバ−5は逆方向に回動し、初期位
置に戻って停止する。このとき、ラチェット機構を介し
て接続された駆動軸41は回動せず、弁軸12も表示リ
ング51も回動しない。
【0058】レバ−5をもう一度押し下げると、同様に
弁軸12が正確に60゜回動し、通水路21bが閉じ
て、通水路21aが開く。この結果、原水は通水路21
aを通過して、原水供給口26に流れる。そして、図7
に示す原水受入口62からろ過カ−トリッジ3に流入
し、活性炭などの吸着剤と中空糸膜によってろ過され
る。ろ過された水は、浄水供給口63から浄水受入口2
9に流れ、浄水送水路30を通過して浄水流出口19か
ら吐出される。(図10参照)このとき、開口部81か
らは表示リング51に記された「浄水」の文字が見え、
また、浄水送水路30に流れる浄水により水車122が
回転し、流量検出部102によって制御部104にパル
ス信号が送られ、そのパルス信号の周期が浄水の流量と
して積算される。
【0059】そして、この浄水の積算流量に応じて、ろ
過カ−トリッジの残存寿命が液晶表示器105のろ過カ
−トリッジ交換表示素子161に表示される。すなわ
ち、ろ過カ−トリッジ交換表示素子161は、図17に
示すように、ろ過カ−トリッジ使用開始時に枠167と
ブロックA、B、Cの全てが点灯しているが、浄水の積
算流量に対応するパルスの積算カウント数が予め設定し
た第1の設定値に達したら、ブロックA164が消灯
し、さらに第2の設定値に達したら、ブロックB165
が消灯する。さらに、ろ過カ−トリッジを交換しなけれ
ばならない積算流量に近づいたら(第3の設定値)、ブ
ロックC166が消灯するとともに枠167が点滅し、
ろ過カ−トリッジの交換を使用者に促す。使用者が、新
しいろ過カ−トリッジに交換してリセットボタン154
を押せば、積算カウント数がゼロに戻り、ろ過カ−トリ
ッジ交換表示素子161も初期表示に戻る。
【0060】前述したろ過カ−トリッジ交換表示に関す
る第1〜3の設定値は、高除去カ−トリッジ用と標準カ
−トリッジ用にそれぞれ記憶されており、ろ過カ−トリ
ッジを交換する度に、ろ過カ−トリッジ識別部103か
らの信号に基づいて自動的に選択され、カ−トリッジの
種類に合わせたカ−トリッジ残存寿命表示がされるの
で、使用者は、使用しているカ−トリッジの種類とろ過
能力と使用開始時期をわざわざ記憶しておかなくても適
切な時期にろ過カ−トリッジの交換を行える。
【0061】また、液晶表示器105は、カ−トリッジ
種類表示素子163が、ろ過カ−トリッジ識別部103
からの信号に基づいて点灯、消灯することにより、装着
しているカ−トリッジの種類を表示する。たとえば、底
部に突起を設けた有機物の除去率が高いカ−トリッジ
(以下、高除去カ−トリッジ)を装着した場合には点灯
し、底部に突起が無い標準カ−トリッジを装着した場合
には消灯する。この表示により、使用者は、カ−トリッ
ジが外部から見えなくても、使用しているカ−トリッジ
の種類を容易に確認できる。
【0062】また、液晶表示器105は、電池の電圧が
予め設定した値以下に低下した時点で電池交換表示素子
162を点滅し、使用者に電池(電源)の交換を促すよ
うになっている。したがって、使用者は電池の使用開始
時期と説明書等に記載されている電池寿命をわざわざ記
憶しておく必要がない。そのため、電池寿命を忘れたた
めに電池の交換ができずろ過カ−トリッジ使用中に積算
流量のデ−タが消滅してしまうこともなく、適切な時期
に電池交換が行える。使用者が新しい電池に交換すれば
電池交換表示素子162は自動的に消灯するようになっ
ている。なお、消費電力が使用状況に関わらずほぼ一定
である場合ば、浄水の積算流量や、浄水の通水時間の積
算値や、浄水を通水していない時間の積算値などから、
消灯から点灯に変わるタイミングを決めても差し支えな
い。なお、電池交換表示素子162は、電池使用開始時
には消灯し、電池の寿命に近づいたときに点滅するとい
うように構成しているが、前述のろ過カ−トリッジ交換
表示と同様に段階的に表示してもよい。
【0063】さらに、この液晶表示器105は、ろ過カ
−トリッジ3を使用しない場合には消灯する。すなわ
ち、回路基板151のCPUが、浄水の通水が停止して
流量検出部102からのパルス信号が停止した(磁気ス
イッチ124が開または閉の状態が一定時間以上続い
た)ことを検知してスリ−プモ−ドに切り替わり、液晶
表示器105を消灯する。この切り替えによって電池の
電力消費が大幅に抑えられ、電池を長期間使用できる。
なお、電池交換直後とリセットボタン操作直後には一定
時間だけスリ−プモ−ドを解除し、液晶表示器105を
点灯させる。これは、使用者が、正しく電池を装着でき
たことや、正しくデ−タをリセットできたことを確認す
るためである。
【0064】本発明は以下のように変形実施することが
できる。 (1)前述の実施態様において、ろ過カ−トリッジ交換
表示素子161はブロックを段階的に消灯させる方式と
したが、段階的に点灯させる方式でもよい。また、積算
流量を数値で表示する方式でも、さらには減算式、加算
式いずれでもよい。 (2)前述の実施態様では表示部に液晶表示器105を
用いたが、ブザ−やスピ−カ−を設けて発信音や音声を
同時に発すれば、使用者はさらにわかりやすくなる。 (3)前述の実施態様では、制御部104にリセットボ
タン154を設けて手動でリセットするように構成した
が、ろ過カ−トリッジ識別部103と同様、ろ過カ−ト
リッジ3の装着部近傍にリセットボタンを設け、ろ過カ
−トリッジ3の脱着を検知してリセットを行う方式でも
よい。 (4)前述の実施態様では、ろ過カ−トリッジ識別部1
03によりろ過カ−トリッジの種類を識別したが、ろ過
カ−トリッジの種類を手動で入力する入力ボタンを設け
てもよい。また、リセットボタンを一定時間以上押し続
けることでカ−トリッジの種類を入力するもの、すなわ
ち入力ボタンとリセットボタンを兼用したものにすれば
製造コストが抑えられる。 (5)前述の実施態様では、電池カバ−112を電池ホ
ルダ115にバヨネット機構により装着するとしたが、
ネジ締結機構でも、スライド機構でもよい。 (6)前述の実施態様では磁気スイッチ124を用いて
流量を検出したが、減速歯車機構と電気的接点を用いる
方法や、ダイヤフラムなど通水によって変形する部材と
電気的接点を用いる方法などを採用してもよい。 (7)前述の実施形態ではラチェット機構を用い、レバ
−5の上下動で切換操作を行ったが、レバ−の停止位置
に応じて切換状態が換わる方式でもよい。 (8)前述の実施形態では弁体にボ−ルを用いた切換弁
としたが、ゴムパッキンやOリングを装着した回動軸で
流路の開閉を行う切換弁でもよい。 (9)前述の実施形態は蛇口に支持固定する浄水器だ
が、ろ過カ−トリッジをシンク付近に置く据置型浄水器
や、シンクの下にろ過カ−トリッジを置くアンダ−シン
ク型浄水器や、蛇口に接続せずに使用するピッチャ−型
浄水器として実施することもできる。また、アルカリイ
オン整水器やミネラル生成器として実施することもでき
る。さらに、蛇口直結型の場合、切換器などを備えた本
体部の内部にろ過カートリッジを収納する形式に構成し
たり、ろ過カートリッジを露出させるように装着する形
式に構成してもよい。
【0065】本発明の浄水器は、ろ材を備えたろ過カー
トリッジと、そのろ過カートリッジが装着される本体部
とを有し、本体部は1つの装着部に対して複数種のろ過
カートリッジ装着可能で、かつ、装着したろ過カート
リッジの種類を識別する識別部と、その識別部の信号に
基づいて装着したろ過カートリッジの種類を表示する表
示部を備えているので、使用者は、使用中の浄水カ−
トリッジの種類を容易に確認できる。ろ過カ−トリッジ
の交換時期を表示する場合には、ろ過カ−トリッジが寿
命に達して交換が必要であることを知ることができ、ろ
過カ−トリッジを適切な時期に交換できる。また、電源
の交換時期を表示する場合には、電源が寿命に達し積算
流量やカートリッジ種類のデータが消滅するのを未然に
防ぐことができる。さらに、表示部を液晶表示器とする
場合、多様な情報を文字やイラストで視覚的に表すこと
ができるので、使用者にとって大変わかりやすいものと
することができる。
【0066】そして、ろ過カ−トリッジに種類を表す印
を設け、本体部に印を識別する識別部を設ける場合、ろ
過カ−トリッジの種類を自動的に識別して表示部に表示
できるので、浄水カ−トリッジの外表面に印刷された種
類表示等を確認しなくてもカ−トリッジの種類がわか
る。ここで、印をろ過カ−トリッジの外壁と一体的に設
ければ、印を設けるためにろ過カ−トリッジの製造コス
トが大幅にアップすることはない。
【0067】また、水道水が蛇口から直接流入可能なよ
うに蛇口直結型浄水器とすると、シンク近傍にろ過カ−
トリッジを設置する据え置き型に比べ小型で邪魔になら
ない。しかも、蛇口に直結した浄水器に表示部が設けら
れているので、使用者は容易に表示を見ることができ、
表示に促されてろ過カ−トリッジや電源を適切な時期に
交換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示す浄水器の正面図であ
る。
【図2】図1に示す浄水器の上面図である。
【図3】図1に示す浄水器の右側面図である。
【図4】図2に示す浄水器のA−A縦断面図である。
【図5】図2に示す浄水器のB−B縦断面図である。
【図6】図1に示す浄水器の横断面図である。
【図7】ろ過カ−トリッジの横断面図である。
【図8】図5に示す浄水器におけるレバ−と駆動軸との
接続部のC−C矢視断面図である。
【図9】図6に示す浄水器のD−D矢視断面図である。
【図10】図4に示す浄水器のE−E矢視断面図であ
る。
【図11】電源部の分解斜視図である。
【図12】流量計測部の分解斜視図である。
【図13】図12における水車と水車支持部材の断面図
である。
【図14】図12における磁気スイッチと磁気スイッチ
ホルダの断面図である。
【図15】ろ過カ−トリッジ識別部の縦断面図である。
【図16】図6に示す浄水器における制御部のF−F矢
視断面図である。
【図17】液晶表示器の概略図である。
【符号の説明】
1 : 浄水器 2 : 本体部 3 : ろ過カ−トリッジ 4 : 蛇口 5 : レバ− 11a: ボール 11b: ボール 11c: ボール 12 : 弁軸 13 : 切換弁本
体 14 : 原水シャワー口 15 : 原水スト
レート口 16 : 下部ボディ 17 : 上部ボデ
ィ 18 : 弁操作部 19 : 浄水流出
口 21a: 通水路 21b: 通水路 21c: 通水路 22 : 区画板 23 : 上部室 24 : 下部室 25a: oリング 25b: oリング 25c: oリング 26 : 原水供給
口 27a: カム部 27b: カム部 27c: カム部 28 : 原水流入
口 29 : 浄水受入口 30 : 浄水送水
路 31a: 流路 31b: 流路 31c: 流路 36 : パッキン 37 : アダプタ 38 : 取付ナッ
ト 39 : 水流緩和部材 41 : 駆動軸 43 : 操作ストッパー 44 : ねじりコ
イルばね 45 : 平歯車 46 : 平歯車 47 : ラチェット爪部材 48 : ラチェッ
ト歯 51 : 表示リング 61 : 容器 61a: 円筒状突起 62 : 原水受入
口 63 : 浄水供給口 64 : 円筒体 65 : oリング 66 : フィルタ 67 : フィルタ 68 : 中空糸膜
束 69 : 硬化性樹脂 70 : 吸着剤層 71 : 透明キャップ 72 : 突起 73 : oリング 74 : oリング 81 : 開口部 82 : 透明部材 91 : カ−トリッジキャップ 92 : 開閉キャ
ップ 93 : 開口部 101: 電源部 102: 流量検出部 103: ろ過カ−
トリッジ識別部 104: 制御部 105: 液晶表示
器 111: 電池 112: 電池カバ
− 113: 陽極金具 114: 陰極金具 115: 電池ホルダ 116: 電池装着
部 117: oリング 118: 切り欠き 119: 凹部 120: ゴムキャ
ップ 121: 磁石 122: 水車 123: 水車支持部材 124: 磁気スイ
ッチ 125: 磁気スイッチホルダ 126: 軸 131: 軸部 132: 羽根 133: 羽根 134: 回転軸穴 135: 磁石取付穴 136: 硬化性樹
脂 137: 硬化性樹脂 141: 識別基板 142: 導電部材 143: ゴムスイ
ッチ 144: 識別部ハウジング 145: スイッチ
操作穴 151: 回路基板 152: 基板ホル
ダ 153: 基板枠 154: リセット
ボタン 155: 硬化性樹脂 156: スイッチ
ゴム 161: ろ過カ−トリッジ交換表示素子 162: 電池交換表示素子 163: カ−リッ
ジ種類表示素子 164: ブロックA 165: ブロック
B 166: ブロックC 167: 枠
フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−33367(JP,A) 特開 平7−323278(JP,A) 実開 平4−102696(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/28

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ろ材を備えたろ過カートリッジと、そのろ
    過カートリッジが装着される本体部とを有し、本体部は
    1つの装着部に対して複数種のろ過カートリッジ装着
    可能で、かつ、装着したろ過カートリッジの種類を識別
    する識別部と、その識別部の信号に基づいて装着したろ
    過カートリッジの種類を表示する表示部を備えている
    ことを特徴とする浄水器。
  2. 【請求項2】本体部が、装着したろ過カートリッジの種
    類を識別するろ過カートリッジ識別部と、そのろ過カー
    トリッジ識別部からの信号に基づいて演算を行う回路と
    を備え、その回路が発する信号に基づいて、装着したろ
    過カートリッジに合わせたカートリッジ寿命を表示す
    る、請求項1に記載の浄水器。
  3. 【請求項3】ろ過カートリッジ種類表示素子と、ろ過カ
    ートリッジの種類に合わせた交換時期を表示するための
    ろ過カートリッジ交換表示素子と、電源交換表示素子と
    をまとめて設けた1つの液晶表示器を備えている、請求
    項2に記載の浄水器。
  4. 【請求項4】ろ過カートリッジ交換表示素子は複数個の
    ブロックからなり、その複数個のブロックからなるろ過
    カートリッジ交換表示素子を段階的に消灯あるいは点灯
    させることでろ過カートリッジの交換時期を表示する、
    請求項3に記載の浄水器。
  5. 【請求項5】液晶表示器は、本体部の上部に設けられて
    いる、請求項1〜4のいずれかに記載の浄水器。
  6. 【請求項6】ろ過カートリッジは種類識別のための印を
    備え、本体部に設けられた識別部がろ過カートリッジに
    設けられた印を識別する、請求項1〜5のいずれかに記
    載の浄水器。
  7. 【請求項7】印は、ろ過カートリッジの外壁に形成され
    た突起および/または凹みである、請求項に記載の浄
    水器。
  8. 【請求項8】ろ過カートリッジは種類識別のための磁石
    を備え、本体部は識別部として磁気スイッチを備えてい
    る、請求項1〜5のいずれかに記載の浄水器。
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