JP2003211156A - 浄水器 - Google Patents
浄水器Info
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- JP2003211156A JP2003211156A JP2002018341A JP2002018341A JP2003211156A JP 2003211156 A JP2003211156 A JP 2003211156A JP 2002018341 A JP2002018341 A JP 2002018341A JP 2002018341 A JP2002018341 A JP 2002018341A JP 2003211156 A JP2003211156 A JP 2003211156A
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- Filtration Of Liquid (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】蛇口から受け入れた原水を浄化カートリッジで
浄化する際に、使用者が表示を見ながら蛇口の開度を調
節でき、十分に浄化した浄水を得ることのできる浄水器
を提供する。 【解決手段】原水を浄化すると同時に、浄水の瞬時通水
流量を表示する表示部を備えている浄水器とする。
浄化する際に、使用者が表示を見ながら蛇口の開度を調
節でき、十分に浄化した浄水を得ることのできる浄水器
を提供する。 【解決手段】原水を浄化すると同時に、浄水の瞬時通水
流量を表示する表示部を備えている浄水器とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浄化カートリッジ
の瞬時通水流量を表示する表示部を備えた浄水器に関す
る。
の瞬時通水流量を表示する表示部を備えた浄水器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】蛇口に接続されて、受け入れた原水を浄
化する浄水器としては、たとえば、特開平11−477
33号公報に記載されているような、活性炭と中空糸膜
を収納した浄化カートリッジに通水して浄水を得るもの
がある。水道水に含まれる残留塩素は活性炭に吸着さ
れ、鉄サビなどの異物は中空糸膜に捕捉されるようにな
っている。ここで、活性炭の残留塩素除去率は、瞬時通
水流量(単位時間あたりの通水量)によって影響を受
け、瞬時通水流量が大き過ぎると残留塩素除去率が低下
し、十分に塩素を除去できない可能性がある。
化する浄水器としては、たとえば、特開平11−477
33号公報に記載されているような、活性炭と中空糸膜
を収納した浄化カートリッジに通水して浄水を得るもの
がある。水道水に含まれる残留塩素は活性炭に吸着さ
れ、鉄サビなどの異物は中空糸膜に捕捉されるようにな
っている。ここで、活性炭の残留塩素除去率は、瞬時通
水流量(単位時間あたりの通水量)によって影響を受
け、瞬時通水流量が大き過ぎると残留塩素除去率が低下
し、十分に塩素を除去できない可能性がある。
【0003】しかしながら、浄水器の使用者は、短時間
で多量の浄水を汲みたいと思いがちであり、蛇口を大き
く開いて、残留塩素が十分に除去できていない水を汲み
出してしまう可能性がある。特に水道水圧が高い地域に
おいては、この問題が顕著である。
で多量の浄水を汲みたいと思いがちであり、蛇口を大き
く開いて、残留塩素が十分に除去できていない水を汲み
出してしまう可能性がある。特に水道水圧が高い地域に
おいては、この問題が顕著である。
【0004】一方、残留塩素除去率を考慮して蛇口を絞
ろうとしても、どの程度絞ってよいかがわからない。通
水毎に流量を測定していたのでは無駄が多い。
ろうとしても、どの程度絞ってよいかがわからない。通
水毎に流量を測定していたのでは無駄が多い。
【0005】また、活性炭は、積算吸着量が増えるにし
たがって吸着能力が低下するため、場合によっては瞬時
通水流量を抑えなければ十分に吸着性能を発揮できな
い。しかしながら、積算吸着量に応じて瞬時通水流量を
調整しようと思っても、何も目安が無く、瞬時通水流量
の調整は現実にはむずかしいという問題があった。
たがって吸着能力が低下するため、場合によっては瞬時
通水流量を抑えなければ十分に吸着性能を発揮できな
い。しかしながら、積算吸着量に応じて瞬時通水流量を
調整しようと思っても、何も目安が無く、瞬時通水流量
の調整は現実にはむずかしいという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な問題点に鑑み、浄化カートリッジの性能を充分に発揮
できる浄水器を提供することを目的とするものである。
な問題点に鑑み、浄化カートリッジの性能を充分に発揮
できる浄水器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明は、蛇口に接続されて原水を受け入れる原水流
入口と、原水を浄化する浄化カートリッジと、浄水を吐
出する浄水流出口と、原水または浄水の瞬時通水流量を
表示する表示部とを備えている浄水器を特徴とするもの
である。ここで、表示部は、表示素子を段階的に点灯あ
るいは消灯することにより瞬時通水流量を表示するこ
と、さらに、浄化カートリッジの浄化能力に対する瞬時
通水流量の適否を表示することが好ましい。
の本発明は、蛇口に接続されて原水を受け入れる原水流
入口と、原水を浄化する浄化カートリッジと、浄水を吐
出する浄水流出口と、原水または浄水の瞬時通水流量を
表示する表示部とを備えている浄水器を特徴とするもの
である。ここで、表示部は、表示素子を段階的に点灯あ
るいは消灯することにより瞬時通水流量を表示するこ
と、さらに、浄化カートリッジの浄化能力に対する瞬時
通水流量の適否を表示することが好ましい。
【0008】また、本発明は、蛇口に接続されて原水を
受け入れる原水流入口と、原水を浄化する浄化カートリ
ッジと、浄水を吐出する浄水流出口と、浄化カートリッ
ジの浄化能力に対する原水または浄水の瞬時通水流量の
適否を表示する表示部とを備えている浄水器を特徴とす
るものである。
受け入れる原水流入口と、原水を浄化する浄化カートリ
ッジと、浄水を吐出する浄水流出口と、浄化カートリッ
ジの浄化能力に対する原水または浄水の瞬時通水流量の
適否を表示する表示部とを備えている浄水器を特徴とす
るものである。
【0009】そして、上記いずれかの浄水器において、
表示部は、浄化カートリッジの交換時期を表示するこ
と、また、瞬時通水流量を求める電子回路の電源の交換
時期を表示することが好ましい。さらに、表示部が液晶
表示器であることも好ましい。そして、蛇口に支持固定
される蛇口直結型であることも好ましい態様である。
表示部は、浄化カートリッジの交換時期を表示するこ
と、また、瞬時通水流量を求める電子回路の電源の交換
時期を表示することが好ましい。さらに、表示部が液晶
表示器であることも好ましい。そして、蛇口に支持固定
される蛇口直結型であることも好ましい態様である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態を、家庭のキッチンなどの蛇口に取り付けられる浄
水器を例にとり、図を参照しながら説明する。
形態を、家庭のキッチンなどの蛇口に取り付けられる浄
水器を例にとり、図を参照しながら説明する。
【0011】本発明の浄水器は、図1〜図6に示すよう
に、その内部に切換弁を内蔵した本体部2と、ろ材を収
納した浄化カートリッジ3などから構成されている。本
体部2にはレバ−5が設けられ、レバ−5を操作するこ
とにより、蛇口4から原水流入口を通って流入した原水
をそのままシャワ−水として吐出するか(原水シャワ
−)、そのままストレ−ト水として吐出するか(原水ス
トレ−ト)、浄化カートリッジ3に供給するか、を選択
して切り換える。浄化カートリッジ3に供給された原水
は、活性炭などの吸着剤や中空糸膜等によってろ過さ
れ、浄水流出口から浄水として吐出される。
に、その内部に切換弁を内蔵した本体部2と、ろ材を収
納した浄化カートリッジ3などから構成されている。本
体部2にはレバ−5が設けられ、レバ−5を操作するこ
とにより、蛇口4から原水流入口を通って流入した原水
をそのままシャワ−水として吐出するか(原水シャワ
−)、そのままストレ−ト水として吐出するか(原水ス
トレ−ト)、浄化カートリッジ3に供給するか、を選択
して切り換える。浄化カートリッジ3に供給された原水
は、活性炭などの吸着剤や中空糸膜等によってろ過さ
れ、浄水流出口から浄水として吐出される。
【0012】まず、本体部2について説明する。
【0013】本体部2は、図4、図5に示すように、切
換弁を構成する3個のボ−ル11a、11b、11cと
弁軸12とを備えた切換弁本体13、原水シャワ−口1
4と、原水ストレ−ト口15と、浄水流出口19とを備
えた下部ボディ16、切換弁本体13が上面に突出する
開口部を備えた上部ボディ17、切換操作を行う弁操作
部18、浄化カートリッジ3を固定するカ−トリッジキ
ャップ91、流量を積算して、その結果を表示する電装
部などから構成されている。
換弁を構成する3個のボ−ル11a、11b、11cと
弁軸12とを備えた切換弁本体13、原水シャワ−口1
4と、原水ストレ−ト口15と、浄水流出口19とを備
えた下部ボディ16、切換弁本体13が上面に突出する
開口部を備えた上部ボディ17、切換操作を行う弁操作
部18、浄化カートリッジ3を固定するカ−トリッジキ
ャップ91、流量を積算して、その結果を表示する電装
部などから構成されている。
【0014】切換弁本体13には、リング状のパッキン
36が装着され、蛇口4のおねじ部にねじ込んだアダプ
タ37を介して、取付ナット38を切換弁本体13に螺
合させ、本体部2を蛇口4に取り付けるようになってい
る。
36が装着され、蛇口4のおねじ部にねじ込んだアダプ
タ37を介して、取付ナット38を切換弁本体13に螺
合させ、本体部2を蛇口4に取り付けるようになってい
る。
【0015】切換弁本体13の内部は、3個の通水路2
1a、21b、21cを開設した区画板22によって、
上部室23と下部室24とに区画されている。
1a、21b、21cを開設した区画板22によって、
上部室23と下部室24とに区画されている。
【0016】上部室23には、3個のボ−ル11a、1
1b、11cが、3個の通水路21a、21b、21c
に対応するように配置されている。ボ−ル11aが通水
路21aにはまり通水路21aが閉じた状態で、ボ−ル
11aの下部が下部室24に突出するようになってい
る。ボ−ル11b、11cについても同様である。
1b、11cが、3個の通水路21a、21b、21c
に対応するように配置されている。ボ−ル11aが通水
路21aにはまり通水路21aが閉じた状態で、ボ−ル
11aの下部が下部室24に突出するようになってい
る。ボ−ル11b、11cについても同様である。
【0017】円筒状の下部室24には、弁軸12が回動
可能に挿着され、かつ、弁軸12の所定位置に配設した
Oリング25a、25b、25cが、下部室24の内壁
面と水密的に係合している。これによって下部室24は
3つに区画され、通水路21aから浄化カートリッジ3
に原水を供給する原水供給口26(図6参照)へ通じる
流路31aと、通水路21bから原水ストレ−ト口15
へ通じる流路31bと、通水路21cから原水シャワ−
口14へ通じる流路31cとを形成している。
可能に挿着され、かつ、弁軸12の所定位置に配設した
Oリング25a、25b、25cが、下部室24の内壁
面と水密的に係合している。これによって下部室24は
3つに区画され、通水路21aから浄化カートリッジ3
に原水を供給する原水供給口26(図6参照)へ通じる
流路31aと、通水路21bから原水ストレ−ト口15
へ通じる流路31bと、通水路21cから原水シャワ−
口14へ通じる流路31cとを形成している。
【0018】また、図4に示したように、弁軸12に
は、通水路21a、21b、21cに対向する位置に、
カム部27a、27b、27cが設けられている。これ
らカム部27a、27b、27cは、弁軸12の周方向
に例えば60゜ずつずらして設けられており、弁軸12
を60゜ずつ回動することにより選択的に上方を向き、
下部室24に突出したボ−ルの下部を押し上げて通水路
を開くことができるようになっている。すなわち、後述
の弁操作部18により弁軸12を所定角度回動すること
で、通水路21a、21b、21cのいずれかを開放
し、蛇口4から流入した原水をそのままシャワ−水とし
て吐出するか、そのままストレ−ト水として吐出する
か、浄化カートリッジ3に供給するか、を選択できる。
は、通水路21a、21b、21cに対向する位置に、
カム部27a、27b、27cが設けられている。これ
らカム部27a、27b、27cは、弁軸12の周方向
に例えば60゜ずつずらして設けられており、弁軸12
を60゜ずつ回動することにより選択的に上方を向き、
下部室24に突出したボ−ルの下部を押し上げて通水路
を開くことができるようになっている。すなわち、後述
の弁操作部18により弁軸12を所定角度回動すること
で、通水路21a、21b、21cのいずれかを開放
し、蛇口4から流入した原水をそのままシャワ−水とし
て吐出するか、そのままストレ−ト水として吐出する
か、浄化カートリッジ3に供給するか、を選択できる。
【0019】ボ−ル11a、11b、11cには、芯体
としての金属球にゴムを覆ったものを用いているが、弁
体の形状は球体に限らず円錐形でも円筒形でもよく、傘
形でもよい。そして、通水路を閉塞したときのシ−ル性
を向上させるためは、上部室23に設けたボ−ル11
a、11b、11cをバネ等で上方から通水路方向に付
勢してもよい。
としての金属球にゴムを覆ったものを用いているが、弁
体の形状は球体に限らず円錐形でも円筒形でもよく、傘
形でもよい。そして、通水路を閉塞したときのシ−ル性
を向上させるためは、上部室23に設けたボ−ル11
a、11b、11cをバネ等で上方から通水路方向に付
勢してもよい。
【0020】図6、図10に示すように、切換弁本体1
3の側部後方には、浄化カートリッジ3に原水を供給す
る原水供給口26と、浄化カートリッジ3から浄水を受
け入れる浄水受入口29とが設けられている。原水供給
口26は流路31aに連通しており、浄水受入口29は
浄水送水路30を介して浄水流出口19と連通してい
る。浄水送水路30には、後述する流量検出部102の
水車122と水車支持部材123が設けられ、浄水の通
水により水車122が回転するようになっている。
3の側部後方には、浄化カートリッジ3に原水を供給す
る原水供給口26と、浄化カートリッジ3から浄水を受
け入れる浄水受入口29とが設けられている。原水供給
口26は流路31aに連通しており、浄水受入口29は
浄水送水路30を介して浄水流出口19と連通してい
る。浄水送水路30には、後述する流量検出部102の
水車122と水車支持部材123が設けられ、浄水の通
水により水車122が回転するようになっている。
【0021】次に、浄化カートリッジ3について簡単に
説明する。
説明する。
【0022】浄化カートリッジ3は、図7の横断面図に
示すように、容器61の底部に、原水供給口26から原
水を受け入れる原水受入口62と、浄水受入口29に浄
水を供給する浄水供給口63が設けられている。原水受
入口62と浄水供給口63には、それぞれOリング7
3、74が設けられ、原水供給口26と浄水受入口29
に接続した際に外部に水が漏れるのを防止している。
示すように、容器61の底部に、原水供給口26から原
水を受け入れる原水受入口62と、浄水受入口29に浄
水を供給する浄水供給口63が設けられている。原水受
入口62と浄水供給口63には、それぞれOリング7
3、74が設けられ、原水供給口26と浄水受入口29
に接続した際に外部に水が漏れるのを防止している。
【0023】容器61の内部底面には円筒状突起61a
が形成されており、円筒状突起61aに、中空糸膜モジ
ュールの円筒体64の下端がOリング65を介して嵌入
立設されている。そして、この円筒体64の外周上下部
には、円筒体64外周面と容器61の内壁面との間を通
過する原水の処理を行う吸着剤層70を保持するため
に、リング状のフィルタ66、67が固定されている。
が形成されており、円筒状突起61aに、中空糸膜モジ
ュールの円筒体64の下端がOリング65を介して嵌入
立設されている。そして、この円筒体64の外周上下部
には、円筒体64外周面と容器61の内壁面との間を通
過する原水の処理を行う吸着剤層70を保持するため
に、リング状のフィルタ66、67が固定されている。
【0024】円筒体64の内部には、複数本の中空糸膜
を束ねて逆U字状に折り曲げた中空糸膜束68が収納さ
れている。中空糸膜の両端部は、円筒体64の下部にて
各中空糸間および中空糸と円筒体64との間に充填され
た硬化性樹脂69(封止剤)により封止固定(ポッティ
ング)されている。各中空糸膜は、容器61へ嵌入する
前にポッティング部が一部切断除去されているので、末
端が浄水供給口63に向かって開口している。
を束ねて逆U字状に折り曲げた中空糸膜束68が収納さ
れている。中空糸膜の両端部は、円筒体64の下部にて
各中空糸間および中空糸と円筒体64との間に充填され
た硬化性樹脂69(封止剤)により封止固定(ポッティ
ング)されている。各中空糸膜は、容器61へ嵌入する
前にポッティング部が一部切断除去されているので、末
端が浄水供給口63に向かって開口している。
【0025】そして、円筒体64の外周面と容器61の
内壁面との間には、活性炭、無機イオン交換体、セラミ
ック、ゼオライト、イオン交換樹脂、キレ−ト樹脂、ヒ
ドロキシアパタイトなどからなる吸着剤層70が配備さ
れている。
内壁面との間には、活性炭、無機イオン交換体、セラミ
ック、ゼオライト、イオン交換樹脂、キレ−ト樹脂、ヒ
ドロキシアパタイトなどからなる吸着剤層70が配備さ
れている。
【0026】容器61の上部は、中空糸膜束68と吸着
剤を容易に充填できるよう開口されており、内部の汚れ
を確認できるように透明キャップ71が嵌入され、超音
波溶着されている。
剤を容易に充填できるよう開口されており、内部の汚れ
を確認できるように透明キャップ71が嵌入され、超音
波溶着されている。
【0027】上記のように構成された浄化カートリッジ
3は、図6に示したように、本体部2内に装填され、カ
−トリッジキャップ91が、浄化カートリッジ3に覆い
被さる位置で下部ボディ16と上部ボディ17とにネジ
締付固定され、浄化カートリッジ3を所定位置に固定す
る役目を果たしている。カ−トリッジキャップ91に
は、開閉キャップ92が設けられており、開閉キャップ
92を開くと、カ−トリッジキャップの開口部93およ
び浄化カートリッジ3の透明キャップ71を通じて、中
空糸膜の汚れ具合を確認できるようになっている。
3は、図6に示したように、本体部2内に装填され、カ
−トリッジキャップ91が、浄化カートリッジ3に覆い
被さる位置で下部ボディ16と上部ボディ17とにネジ
締付固定され、浄化カートリッジ3を所定位置に固定す
る役目を果たしている。カ−トリッジキャップ91に
は、開閉キャップ92が設けられており、開閉キャップ
92を開くと、カ−トリッジキャップの開口部93およ
び浄化カートリッジ3の透明キャップ71を通じて、中
空糸膜の汚れ具合を確認できるようになっている。
【0028】続いて、図3、図6を用いて、弁軸12を
回動操作する弁操作部18について説明する。
回動操作する弁操作部18について説明する。
【0029】弁操作部18は、図6に示すように、レバ
−5と、切換弁本体13に回動可能に支持され、レバ−
5と同じ軸回りに回動する駆動軸41と、一端が下部ボ
ディ16に固定され他端がレバ−5に固定されたねじり
コイルバネ44などから構成されている。レバー5は、
図3に示すように矢印A方向に押し下げると、操作スト
ッパ−43に当接するまで反時計方向に(図6を右側面
から見た場合)回動し、レバ−5が操作ストッパ−43
に当接した状態で操作をやめて指を離すと、ねじりコイ
ルばね44により時計方向に回動し、初期位置に戻るよ
うになっている。
−5と、切換弁本体13に回動可能に支持され、レバ−
5と同じ軸回りに回動する駆動軸41と、一端が下部ボ
ディ16に固定され他端がレバ−5に固定されたねじり
コイルバネ44などから構成されている。レバー5は、
図3に示すように矢印A方向に押し下げると、操作スト
ッパ−43に当接するまで反時計方向に(図6を右側面
から見た場合)回動し、レバ−5が操作ストッパ−43
に当接した状態で操作をやめて指を離すと、ねじりコイ
ルばね44により時計方向に回動し、初期位置に戻るよ
うになっている。
【0030】図8は、図5におけるC−C矢視概略断面
図であって、レバ−5と駆動軸41の接続部を示してい
る。図8に示すように、駆動軸41の一端に嵌入された
ラチェット爪部材47は、レバ−5のラチェット歯48
と噛み合ってラチェット機構を構成している。レバ−5
を初期位置から反時計方向(図6を右側面から見た場
合)に回動させるときには、駆動軸41はレバ−5と一
体となって反時計方向に40°回動し、レバ−5が時計
方向に回動して初期位置に戻るときには、駆動軸41は
回動しないようになっている。
図であって、レバ−5と駆動軸41の接続部を示してい
る。図8に示すように、駆動軸41の一端に嵌入された
ラチェット爪部材47は、レバ−5のラチェット歯48
と噛み合ってラチェット機構を構成している。レバ−5
を初期位置から反時計方向(図6を右側面から見た場
合)に回動させるときには、駆動軸41はレバ−5と一
体となって反時計方向に40°回動し、レバ−5が時計
方向に回動して初期位置に戻るときには、駆動軸41は
回動しないようになっている。
【0031】図6と、図6におけるD−D矢視概略断面
図である図9に示すように、駆動軸41には平歯車45
が設けられ、弁軸12に設けられた平歯車46と噛み合
っている。平歯車45と46のギヤ比は3:2であるの
で、平歯車45が40°回動すると平歯車46は60°
回動する。すなわち、レバ−5を1回操作すると、駆動
軸41は40°回動し、弁軸12は60°回動する。こ
こで、平歯車をはすば歯車ややまば歯車などにしても何
ら問題はない。また、ギヤ比を3:2としたが、これに
限らず2:1でも3:1でもよい。平歯車45の歯数を
平歯車46の歯数より大きくすると、駆動軸41の回動
角度に対し弁軸12の回動角度は大きくなる。すなわち
レバ−5の操作角度を小さくしても、弁軸12の回動角
度を十分に大きくすることができる。以上のように、歯
車を用いるとギヤ比を選択することで容易にレバ−操作
角度を設定でき、しかも確実かつ正確に流路切換ができ
る。
図である図9に示すように、駆動軸41には平歯車45
が設けられ、弁軸12に設けられた平歯車46と噛み合
っている。平歯車45と46のギヤ比は3:2であるの
で、平歯車45が40°回動すると平歯車46は60°
回動する。すなわち、レバ−5を1回操作すると、駆動
軸41は40°回動し、弁軸12は60°回動する。こ
こで、平歯車をはすば歯車ややまば歯車などにしても何
ら問題はない。また、ギヤ比を3:2としたが、これに
限らず2:1でも3:1でもよい。平歯車45の歯数を
平歯車46の歯数より大きくすると、駆動軸41の回動
角度に対し弁軸12の回動角度は大きくなる。すなわち
レバ−5の操作角度を小さくしても、弁軸12の回動角
度を十分に大きくすることができる。以上のように、歯
車を用いるとギヤ比を選択することで容易にレバ−操作
角度を設定でき、しかも確実かつ正確に流路切換ができ
る。
【0032】そして、駆動軸41には、図5に示すよう
に、切換状態を示す「浄水」「ストレ−ト」「シャワ
−」の文字が40°毎に各3ヶ所印刷された表示リング
51が固定されている。表示リング51に印刷された
「浄水」「ストレ−ト」「シャワ−」いずれかの文字
が、上部ボディ17の開口部81から見えるようになっ
ていて、切換状態が容易に確認できる。なお、切換状態
を示す表示は、文字、イラスト単独でも、また、それら
の組合せでもよい。そして、開口部81に透明部材82
を取り付けることで、食器洗いのときなどに水が本体部
2の内部に入るのを防いだり、表示リング51が汚れる
のを防いだりしている。
に、切換状態を示す「浄水」「ストレ−ト」「シャワ
−」の文字が40°毎に各3ヶ所印刷された表示リング
51が固定されている。表示リング51に印刷された
「浄水」「ストレ−ト」「シャワ−」いずれかの文字
が、上部ボディ17の開口部81から見えるようになっ
ていて、切換状態が容易に確認できる。なお、切換状態
を示す表示は、文字、イラスト単独でも、また、それら
の組合せでもよい。そして、開口部81に透明部材82
を取り付けることで、食器洗いのときなどに水が本体部
2の内部に入るのを防いだり、表示リング51が汚れる
のを防いだりしている。
【0033】次に、流量を測定して、その結果を演算し
て表示する電装部(電子回路)について説明する。
て表示する電装部(電子回路)について説明する。
【0034】図6、図10に示したように、電装部は、
電源部101と、流量検出部102と、浄化カートリッ
ジ識別部103と、制御部104と、液晶表示器105
などから構成されている。
電源部101と、流量検出部102と、浄化カートリッ
ジ識別部103と、制御部104と、液晶表示器105
などから構成されている。
【0035】電源部101は、図11の分解斜視図に示
すように、主に、本体部2に設けた電池ホルダ115
と、コイン形二酸化マンガンリチウム電池111(以
下、電池111)と、陽極金具113および陰極金具1
14と、電池を水密に固定する脱着自在な電池カバ−1
12などから構成される。
すように、主に、本体部2に設けた電池ホルダ115
と、コイン形二酸化マンガンリチウム電池111(以
下、電池111)と、陽極金具113および陰極金具1
14と、電池を水密に固定する脱着自在な電池カバ−1
12などから構成される。
【0036】電池カバ−112は、筒状の電池装着部1
16を有するとともにその外周にOリング117を有
し、電池カバ−112がバヨネット機構により電池ホル
ダ115に装着したときに電池装着部116に水が浸入
するのを防ぐようになっている。筒状の電池装着部11
6には切り欠き118が設けられているので、指を引っ
かけて容易に電池を取り外すことができる。また、電池
カバ−112の表面には、硬貨を挿入して回すための凹
部119が設けられ、その周囲に、電池の規格と開閉の
ための回転方向を示す文字やイラストが刻印されてい
る。したがって、使用者は、電池の規格と電池カバ−1
12の回転方向を確認した上で、コインを使って電池カ
バ−112を電池ホルダ115から取り外し、電池を交
換することができる。
16を有するとともにその外周にOリング117を有
し、電池カバ−112がバヨネット機構により電池ホル
ダ115に装着したときに電池装着部116に水が浸入
するのを防ぐようになっている。筒状の電池装着部11
6には切り欠き118が設けられているので、指を引っ
かけて容易に電池を取り外すことができる。また、電池
カバ−112の表面には、硬貨を挿入して回すための凹
部119が設けられ、その周囲に、電池の規格と開閉の
ための回転方向を示す文字やイラストが刻印されてい
る。したがって、使用者は、電池の規格と電池カバ−1
12の回転方向を確認した上で、コインを使って電池カ
バ−112を電池ホルダ115から取り外し、電池を交
換することができる。
【0037】電池ホルダ115内に設けられた陽極金具
113および陰極金具114は、それぞれリ−ド線で図
6に示す制御部104に結線されており、電池111に
よる電力が制御部104に供給される。リ−ド線は、ゴ
ムキャップ120を介して電池ホルダ115に固定され
ており、このゴムキャップ120が、水がリ−ド線をつ
たって陽極金具113、陰極金具114さらには電池装
着部116内に浸入するのを防止している。
113および陰極金具114は、それぞれリ−ド線で図
6に示す制御部104に結線されており、電池111に
よる電力が制御部104に供給される。リ−ド線は、ゴ
ムキャップ120を介して電池ホルダ115に固定され
ており、このゴムキャップ120が、水がリ−ド線をつ
たって陽極金具113、陰極金具114さらには電池装
着部116内に浸入するのを防止している。
【0038】電池は、一次電池でも二次電池であっても
よく、比較的高い電圧で、長期間安定して電力を供給で
きる二酸化マンガンリチウム電池などのリチウム電池の
ほか、アルカリ乾電池、マンガン乾電池、酸化銀電池、
空気亜鉛電池などでもよい。また、形状は、軽量で大き
な設置スペ−スを必要としないボタン形、コイン形など
の小形電池が好ましい。小形電池の場合、本体部が著し
く大型化したり著しく重量増加することはなく、また、
大幅なコストアップにもならない。
よく、比較的高い電圧で、長期間安定して電力を供給で
きる二酸化マンガンリチウム電池などのリチウム電池の
ほか、アルカリ乾電池、マンガン乾電池、酸化銀電池、
空気亜鉛電池などでもよい。また、形状は、軽量で大き
な設置スペ−スを必要としないボタン形、コイン形など
の小形電池が好ましい。小形電池の場合、本体部が著し
く大型化したり著しく重量増加することはなく、また、
大幅なコストアップにもならない。
【0039】流量検出部102は、図10および図12
〜図14に示すように、主に、磁石121を埋設した水
車122と、水車122を回転可能に支持する水車支持
部材123と、磁石の回転に応じて開閉する磁気スイッ
チ124と、磁気スイッチ124を支持固定する磁気ス
イッチホルダ125とから構成されている。
〜図14に示すように、主に、磁石121を埋設した水
車122と、水車122を回転可能に支持する水車支持
部材123と、磁石の回転に応じて開閉する磁気スイッ
チ124と、磁気スイッチ124を支持固定する磁気ス
イッチホルダ125とから構成されている。
【0040】水車122は、円柱形の軸部131に2枚
の羽根132、133が形成されてなり、軸部131の
一端には水車支持部材123の軸126が挿入される回
転軸穴134が設けられ、他端には磁石121が埋設さ
れる磁石取付穴135が設けられている。
の羽根132、133が形成されてなり、軸部131の
一端には水車支持部材123の軸126が挿入される回
転軸穴134が設けられ、他端には磁石121が埋設さ
れる磁石取付穴135が設けられている。
【0041】磁石121は、そのN極・S極を結ぶ直線
と水車122の回転軸とが垂直になるように磁石取付穴
135に挿入し、脱落を防止するとともに接水による発
錆を防止するために、磁石取付穴135の開口部に栓部
材を被せ接着したり溶着する。磁石121の脱落および
発錆を防止するためには、磁石121を磁石取付穴13
5に挿入した後、磁石取付穴135の開口部を硬化性樹
脂136(封止材)で封止することも好ましい。硬化性
樹脂としては、より安全性の高いポリウレタン樹脂が好
ましいが、エポキシ樹脂や、その他の封止材、接着剤を
用いてもよい。磁石121の錆を防止するためには、磁
石そのものをコ−ティングすることも好ましい。また、
磁石121には、磁力が強い希土類磁石のほか、フェラ
イト磁石などを使用してもよい。
と水車122の回転軸とが垂直になるように磁石取付穴
135に挿入し、脱落を防止するとともに接水による発
錆を防止するために、磁石取付穴135の開口部に栓部
材を被せ接着したり溶着する。磁石121の脱落および
発錆を防止するためには、磁石121を磁石取付穴13
5に挿入した後、磁石取付穴135の開口部を硬化性樹
脂136(封止材)で封止することも好ましい。硬化性
樹脂としては、より安全性の高いポリウレタン樹脂が好
ましいが、エポキシ樹脂や、その他の封止材、接着剤を
用いてもよい。磁石121の錆を防止するためには、磁
石そのものをコ−ティングすることも好ましい。また、
磁石121には、磁力が強い希土類磁石のほか、フェラ
イト磁石などを使用してもよい。
【0042】水車122は、図10に示すように、浄水
送水路30内で回転可能なように、水車支持部材123
によって下流側から軸支されている。水車122は、そ
の回転軸が浄水の送水方向に平行な軸流型であっても直
交するものであってもよい。また、水車の羽根は2枚と
しているが、1枚でもよく、3枚以上でもよい。さら
に、水車を、浄化カートリッジ3の下流側の浄水送水路
30に設けたが、上流側に設けてもよい。この場合は、
水車122にゴミ等が引っかからないよう、さらに上流
側にプレフィルタを設けることが好ましい。
送水路30内で回転可能なように、水車支持部材123
によって下流側から軸支されている。水車122は、そ
の回転軸が浄水の送水方向に平行な軸流型であっても直
交するものであってもよい。また、水車の羽根は2枚と
しているが、1枚でもよく、3枚以上でもよい。さら
に、水車を、浄化カートリッジ3の下流側の浄水送水路
30に設けたが、上流側に設けてもよい。この場合は、
水車122にゴミ等が引っかからないよう、さらに上流
側にプレフィルタを設けることが好ましい。
【0043】磁気スイッチ124は、図14に示すよう
に、磁気スイッチホルダ125に挿入され、硬化性樹脂
137(封止材)により封止固定されている。磁気スイ
ッチ124の2つの端子はリ−ド線により図10に示す
制御部104と結線されており、磁気スイッチ124の
開閉によるパルス信号が制御部104に伝達される。磁
気スイッチ124を収容した磁気スイッチホルダ125
は、図6に示すように、浄水送水路30の外周に接し、
かつ、水車122の近傍に固定されている。
に、磁気スイッチホルダ125に挿入され、硬化性樹脂
137(封止材)により封止固定されている。磁気スイ
ッチ124の2つの端子はリ−ド線により図10に示す
制御部104と結線されており、磁気スイッチ124の
開閉によるパルス信号が制御部104に伝達される。磁
気スイッチ124を収容した磁気スイッチホルダ125
は、図6に示すように、浄水送水路30の外周に接し、
かつ、水車122の近傍に固定されている。
【0044】このように構成された流量検出部102
は、浄水が流れることにより水車122が回転し、水車
122に埋設された磁石121が回転し、それに応じて
磁界が変化する。磁石121が1回転することにより磁
気スイッチ124は2回開閉して、その結果、2周期分
のパルス信号が発信され、制御部104に伝達される。
は、浄水が流れることにより水車122が回転し、水車
122に埋設された磁石121が回転し、それに応じて
磁界が変化する。磁石121が1回転することにより磁
気スイッチ124は2回開閉して、その結果、2周期分
のパルス信号が発信され、制御部104に伝達される。
【0045】次に、制御部104と液晶表示器105に
ついて、図6、図16を用いて説明する。
ついて、図6、図16を用いて説明する。
【0046】制御部104は、主に、CPUが設けられ
た回路基板151と、回路基板151を収納する透明の
基板ホルダ152と、回路基板151を基板ホルダ15
2に支持固定する基板枠153とから構成されている。
CPUは、電源部101から電力供給を受け、流量検出
部102からのパルス信号と、浄化カートリッジ識別部
103からの信号に基づいて演算を行い、液晶表示器1
05に出力信号を送るようになっている。回路基板15
1には、リセットボタン154が設けられ、外部からの
操作でリセットボタン154を押して積算通水量のデ−
タ等をリセットできるようになっている。そして、リセ
ットボタン154の上方に回路基板151への水の浸入
を防ぐスイッチゴム156を配置し、そのスイッチゴム
156によって、リセットボタンを間接的に操作するこ
とが好ましい。
た回路基板151と、回路基板151を収納する透明の
基板ホルダ152と、回路基板151を基板ホルダ15
2に支持固定する基板枠153とから構成されている。
CPUは、電源部101から電力供給を受け、流量検出
部102からのパルス信号と、浄化カートリッジ識別部
103からの信号に基づいて演算を行い、液晶表示器1
05に出力信号を送るようになっている。回路基板15
1には、リセットボタン154が設けられ、外部からの
操作でリセットボタン154を押して積算通水量のデ−
タ等をリセットできるようになっている。そして、リセ
ットボタン154の上方に回路基板151への水の浸入
を防ぐスイッチゴム156を配置し、そのスイッチゴム
156によって、リセットボタンを間接的に操作するこ
とが好ましい。
【0047】液晶表示器105は、回路基板151に直
接、支持固定された状態で、本体部2の前方上部に位置
し、使用者が使用中に見やすいようになっている。この
液晶表示器105は、回路基板から離れた位置に配置し
リ−ド線等で結線することも可能だが、回路基板151
に直接、支持固定したほうが信号を確実に伝達できる。
また、外部から水が浸入して回路基板151が誤作動す
るのを防止するため、基板ホルダ152に、その開口部
から回路基板151と液晶表示器105とを挿入し基板
枠153で固定した状態で、開口部を硬化性樹脂155
(封止材)で封止して防水加工をすることが好ましい。
このように防水加工を施すことにより、各部品に対して
個別に防水加工を施す必要がなく、製造工程の簡略化、
製造コストの低減が可能になる。硬化性樹脂155とし
ては、2液混合型のポリウレタン樹脂やエポキシ樹脂な
どを用いればよい。
接、支持固定された状態で、本体部2の前方上部に位置
し、使用者が使用中に見やすいようになっている。この
液晶表示器105は、回路基板から離れた位置に配置し
リ−ド線等で結線することも可能だが、回路基板151
に直接、支持固定したほうが信号を確実に伝達できる。
また、外部から水が浸入して回路基板151が誤作動す
るのを防止するため、基板ホルダ152に、その開口部
から回路基板151と液晶表示器105とを挿入し基板
枠153で固定した状態で、開口部を硬化性樹脂155
(封止材)で封止して防水加工をすることが好ましい。
このように防水加工を施すことにより、各部品に対して
個別に防水加工を施す必要がなく、製造工程の簡略化、
製造コストの低減が可能になる。硬化性樹脂155とし
ては、2液混合型のポリウレタン樹脂やエポキシ樹脂な
どを用いればよい。
【0048】液晶表示器105には、図17に示すよう
に、枠167とその中に設けられた3個のブロックA、
B、C(164,165,166)からなる浄化カート
リッジ交換表示素子161と、10個のブロックa〜j
(172〜181)とイラストk(182)とからなる
瞬時通水流量表示素子171と、電池交換表示素子16
2と、カ−トリッジ種類表示素子163とが設けられて
おり、それらが点灯、消灯、点滅することで、カートリ
ッジの寿命、浄水の瞬時通水流量、瞬時通水流量の適
否、電池の寿命、カートリッジの種類を表示する。これ
ら浄化カートリッジ交換表示素子161、瞬時通水流量
表示素子171、電池交換表示素子162、カートリッ
ジ種類表示素子163は、個々に独立して設けてもよい
が、本実施態様のように1つの液晶表示器にまとめて設
けることにより、省スペース化を図ることができ、ま
た、使用者が一目で多数の情報を読み取ることができる
ので好ましい。
に、枠167とその中に設けられた3個のブロックA、
B、C(164,165,166)からなる浄化カート
リッジ交換表示素子161と、10個のブロックa〜j
(172〜181)とイラストk(182)とからなる
瞬時通水流量表示素子171と、電池交換表示素子16
2と、カ−トリッジ種類表示素子163とが設けられて
おり、それらが点灯、消灯、点滅することで、カートリ
ッジの寿命、浄水の瞬時通水流量、瞬時通水流量の適
否、電池の寿命、カートリッジの種類を表示する。これ
ら浄化カートリッジ交換表示素子161、瞬時通水流量
表示素子171、電池交換表示素子162、カートリッ
ジ種類表示素子163は、個々に独立して設けてもよい
が、本実施態様のように1つの液晶表示器にまとめて設
けることにより、省スペース化を図ることができ、ま
た、使用者が一目で多数の情報を読み取ることができる
ので好ましい。
【0049】次に、図10中の浄化カートリッジ識別部
103について、図15の概略縦断面図を用いて説明す
る。
103について、図15の概略縦断面図を用いて説明す
る。
【0050】浄化カートリッジ識別部103は、主に、
導電部材142を密着させたゴムスイッチ143と、導
電部材142との2つの接点を有する識別基板141
と、それらを収納する識別部ハウジング144とから構
成されている。
導電部材142を密着させたゴムスイッチ143と、導
電部材142との2つの接点を有する識別基板141
と、それらを収納する識別部ハウジング144とから構
成されている。
【0051】識別基板141の2つの接点は、リ−ド線
により制御部104と結線されており、2つの接点の開
閉が制御部104に伝達されるようになっている。
により制御部104と結線されており、2つの接点の開
閉が制御部104に伝達されるようになっている。
【0052】ゴムスイッチ143は、識別基板141と
重ねるようにして識別部ハウジング144に収納されて
いる。浄化カートリッジ3の底部に設けた突起72によ
り、スイッチ操作穴145を通してゴムスイッチ143
を押すと、導電部材142が識別基板141の2つの接
点に接触し、回路が閉じ電流が流れるようになってい
る。浄化カートリッジを取り外したことにより突起72
が離れると、弾性によりゴムスイッチ143が初期状態
に戻り、接点が開く。浄化カートリッジの底部に突起が
設けられていない場合は、接点が開いたままである。す
なわち、この接点の開閉信号により、底部に突起を設け
た浄化カートリッジと、突起を設けていないカ−トリッ
ジとを識別することができる。ゴムスイッチ143は、
スイッチ操作穴145から識別基板141側に水が浸入
するのを防ぐ役目も果たしている。
重ねるようにして識別部ハウジング144に収納されて
いる。浄化カートリッジ3の底部に設けた突起72によ
り、スイッチ操作穴145を通してゴムスイッチ143
を押すと、導電部材142が識別基板141の2つの接
点に接触し、回路が閉じ電流が流れるようになってい
る。浄化カートリッジを取り外したことにより突起72
が離れると、弾性によりゴムスイッチ143が初期状態
に戻り、接点が開く。浄化カートリッジの底部に突起が
設けられていない場合は、接点が開いたままである。す
なわち、この接点の開閉信号により、底部に突起を設け
た浄化カートリッジと、突起を設けていないカ−トリッ
ジとを識別することができる。ゴムスイッチ143は、
スイッチ操作穴145から識別基板141側に水が浸入
するのを防ぐ役目も果たしている。
【0053】なお、突起の替わりに底部に凹みを設けた
カ−トリッジと、凹みを設けないカ−トリッジを識別す
る機構を採用してもよい。また、スイッチ操作穴、ゴム
スイッチおよび識別基板を複数個設け、3種類以上のカ
−トリッジの識別を可能にしてもよい。さらに、突起と
ゴムスイッチの替わりに、バ−コ−ドとバ−コ−ドリ−
ダの組み合わせや、磁石と磁気スイッチの組み合わせを
用いてもよい。
カ−トリッジと、凹みを設けないカ−トリッジを識別す
る機構を採用してもよい。また、スイッチ操作穴、ゴム
スイッチおよび識別基板を複数個設け、3種類以上のカ
−トリッジの識別を可能にしてもよい。さらに、突起と
ゴムスイッチの替わりに、バ−コ−ドとバ−コ−ドリ−
ダの組み合わせや、磁石と磁気スイッチの組み合わせを
用いてもよい。
【0054】続いて、以上のように構成された浄水器1
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0055】図4は、原水が原水シャワ−口14から吐
出される状態を示している。蛇口を開くと、原水は、原
水流入口28から流入し、水流緩和部材39でその勢い
が緩和された後、カム部27cがボ−ル11cを押し上
げて開放している通水路21cを通過して、原水シャワ
−口14から吐出される。このとき、開口部81からは
表示リング51に記された「シャワー」の文字が見え
る。
出される状態を示している。蛇口を開くと、原水は、原
水流入口28から流入し、水流緩和部材39でその勢い
が緩和された後、カム部27cがボ−ル11cを押し上
げて開放している通水路21cを通過して、原水シャワ
−口14から吐出される。このとき、開口部81からは
表示リング51に記された「シャワー」の文字が見え
る。
【0056】ここで、図1に示すレバ−5を操作して、
操作ストッパ−43に当たるまで回動させると、図8に
示すラチェット機構を介してレバ−5に接続されている
駆動軸41が40゜回動する。同時に平歯車45から4
6へ回動が伝達され、弁軸12が正確に60゜回動す
る。すると、弁軸12のカム27cに替わりカム27b
が上方を向き、通水路21cが閉じて通水路21bが開
く。その結果、原水は通水路21cを通過して原水スト
レ−ト口15から吐出される。このとき、開口部81か
らは表示リング51に記された「ストレ−ト」の文字が
見える。
操作ストッパ−43に当たるまで回動させると、図8に
示すラチェット機構を介してレバ−5に接続されている
駆動軸41が40゜回動する。同時に平歯車45から4
6へ回動が伝達され、弁軸12が正確に60゜回動す
る。すると、弁軸12のカム27cに替わりカム27b
が上方を向き、通水路21cが閉じて通水路21bが開
く。その結果、原水は通水路21cを通過して原水スト
レ−ト口15から吐出される。このとき、開口部81か
らは表示リング51に記された「ストレ−ト」の文字が
見える。
【0057】次に、レバ−5から指を離すと、ねじりコ
イルばね44によりレバ−5は逆方向に回動し、初期位
置に戻って停止する。このとき、ラチェット機構を介し
て接続された駆動軸41は回動せず、弁軸12も表示リ
ング51も回動しない。
イルばね44によりレバ−5は逆方向に回動し、初期位
置に戻って停止する。このとき、ラチェット機構を介し
て接続された駆動軸41は回動せず、弁軸12も表示リ
ング51も回動しない。
【0058】レバ−5をもう一度押し下げると、同様に
弁軸12が正確に60゜回動し、通水路21bが閉じて
通水路21aが開く。この結果、原水は通水路21aを
通過して原水供給口26に流れる。そして、図7に示す
原水受入口62から浄化カートリッジ3に流入し、活性
炭などの吸着剤と中空糸膜によってろ過される。ろ過さ
れた水は、浄水供給口63から浄水受入口29に流れ、
浄水送水路30を通過して浄水流出口19から吐出され
る(図10参照)。このとき、開口部81からは表示リ
ング51に記された「浄水」の文字が見え、また、浄水
送水路30に流れる浄水により水車122が回転し、流
量検出部102によって制御部104にパルス信号が送
られる。
弁軸12が正確に60゜回動し、通水路21bが閉じて
通水路21aが開く。この結果、原水は通水路21aを
通過して原水供給口26に流れる。そして、図7に示す
原水受入口62から浄化カートリッジ3に流入し、活性
炭などの吸着剤と中空糸膜によってろ過される。ろ過さ
れた水は、浄水供給口63から浄水受入口29に流れ、
浄水送水路30を通過して浄水流出口19から吐出され
る(図10参照)。このとき、開口部81からは表示リ
ング51に記された「浄水」の文字が見え、また、浄水
送水路30に流れる浄水により水車122が回転し、流
量検出部102によって制御部104にパルス信号が送
られる。
【0059】パルス信号の周期あるいは周波数は、浄水
の瞬時通水流量に対応されており、また、パルスの積算
カウント数が積算通水量に対応されている。すなわち、
パルス信号の周期が予め設定した第1の周期設定値に達
したら、ブロックa172が点灯し、さらに第2の周期
設定値に達したら、ブロックa172に加えてブロック
b173も点灯する。このように、パルス信号の周期が
第1〜10の周期設定値に達したら、その度毎に対応す
るブロックa〜j(172〜181)も段階的に点灯す
るように構成されている。なお、パルス信号の周期に代
わり周波数を瞬時通水流量に対応させる場合も、同様
に、パルス信号の周波数が第1〜10の周波数設定値に
達したら、その度毎に対応するブロックa〜j(172
〜181)も段階的に点灯するように構成すればよい。
の瞬時通水流量に対応されており、また、パルスの積算
カウント数が積算通水量に対応されている。すなわち、
パルス信号の周期が予め設定した第1の周期設定値に達
したら、ブロックa172が点灯し、さらに第2の周期
設定値に達したら、ブロックa172に加えてブロック
b173も点灯する。このように、パルス信号の周期が
第1〜10の周期設定値に達したら、その度毎に対応す
るブロックa〜j(172〜181)も段階的に点灯す
るように構成されている。なお、パルス信号の周期に代
わり周波数を瞬時通水流量に対応させる場合も、同様
に、パルス信号の周波数が第1〜10の周波数設定値に
達したら、その度毎に対応するブロックa〜j(172
〜181)も段階的に点灯するように構成すればよい。
【0060】また、瞬時通水流量の最適範囲が予め設定
されており、浄水通水時に、その瞬時通水流量が最適範
囲内であるか否かを表示する。後述の標準カ−トリッジ
については、瞬時通水流量の最適範囲は毎分2リットル
以下であるが、毎分2リットルは第6の周期設定値に対
応している。標準カ−トリッジ装着時にパルス信号の周
期が第6の周期設定値をオ−バ−していないときは、イ
ラストk182が点灯するようになっている。後述の高
除去カ−トリッジは、瞬時通水流量の最適範囲は毎分
1.75リットル以下であるが、毎分1.75リットル
は第5の周期設定値に対応している。高除去カ−トリッ
ジ装着時にパルス信号の周期が第5の周期設定値をオ−
バ−していないときは、イラストk182が点灯するよ
うになっている。
されており、浄水通水時に、その瞬時通水流量が最適範
囲内であるか否かを表示する。後述の標準カ−トリッジ
については、瞬時通水流量の最適範囲は毎分2リットル
以下であるが、毎分2リットルは第6の周期設定値に対
応している。標準カ−トリッジ装着時にパルス信号の周
期が第6の周期設定値をオ−バ−していないときは、イ
ラストk182が点灯するようになっている。後述の高
除去カ−トリッジは、瞬時通水流量の最適範囲は毎分
1.75リットル以下であるが、毎分1.75リットル
は第5の周期設定値に対応している。高除去カ−トリッ
ジ装着時にパルス信号の周期が第5の周期設定値をオ−
バ−していないときは、イラストk182が点灯するよ
うになっている。
【0061】イラストk182の点灯により原水を十分
に浄化できていることが確認でき、使用者は安心して浄
水を飲用できる。イラストk182が消灯しているとき
には、蛇口を絞って瞬時通水流量を抑え、イラストk1
82が点灯するようになってから浄水を汲めばよい。装
着したカ−トリッジの瞬時通水流量・最適範囲を覚えて
いれば、ブロックa〜j(172〜181)およびイラ
ストk182を見ながら最適範囲内での最大流量になる
よう蛇口の開度を調節でき、十分に浄化した浄水を最短
時間で汲み出すことができる。
に浄化できていることが確認でき、使用者は安心して浄
水を飲用できる。イラストk182が消灯しているとき
には、蛇口を絞って瞬時通水流量を抑え、イラストk1
82が点灯するようになってから浄水を汲めばよい。装
着したカ−トリッジの瞬時通水流量・最適範囲を覚えて
いれば、ブロックa〜j(172〜181)およびイラ
ストk182を見ながら最適範囲内での最大流量になる
よう蛇口の開度を調節でき、十分に浄化した浄水を最短
時間で汲み出すことができる。
【0062】また、本浄水器では、浄水の積算通水量に
応じて浄化カートリッジの残存寿命が液晶表示器105
の浄化カートリッジ交換表示素子161に表示される。
すなわち、浄化カートリッジ交換表示素子161は、図
17に示すように、浄化カートリッジ使用開始時に枠1
67とブロックA、B、C(164〜166)の全てが
点灯しているが、浄水の積算通水量に対応するパルスの
積算カウント数が予め設定した第1の設定値に達した
ら、ブロックA164が消灯し、さらに第2の設定値に
達したら、ブロックB165が消灯する。さらに、浄化
カートリッジを交換しなければならない積算通水量に近
づいたら(第3の設定値)、ブロックC166が消灯す
るとともに枠167が点滅し、浄化カートリッジの交換
を使用者に促す。使用者が、新しい浄化カートリッジに
交換してリセットボタン154を押せば、積算カウント
数がゼロに戻り、浄化カートリッジ交換表示素子161
も初期表示に戻る。
応じて浄化カートリッジの残存寿命が液晶表示器105
の浄化カートリッジ交換表示素子161に表示される。
すなわち、浄化カートリッジ交換表示素子161は、図
17に示すように、浄化カートリッジ使用開始時に枠1
67とブロックA、B、C(164〜166)の全てが
点灯しているが、浄水の積算通水量に対応するパルスの
積算カウント数が予め設定した第1の設定値に達した
ら、ブロックA164が消灯し、さらに第2の設定値に
達したら、ブロックB165が消灯する。さらに、浄化
カートリッジを交換しなければならない積算通水量に近
づいたら(第3の設定値)、ブロックC166が消灯す
るとともに枠167が点滅し、浄化カートリッジの交換
を使用者に促す。使用者が、新しい浄化カートリッジに
交換してリセットボタン154を押せば、積算カウント
数がゼロに戻り、浄化カートリッジ交換表示素子161
も初期表示に戻る。
【0063】また、液晶表示器105は、電池の電圧が
予め設定した値以下に低下した時点で電池交換表示素子
162を点滅し、使用者に電池の交換を促すようになっ
ている。したがって、使用者は電池の使用開始時期と説
明書等に記載されている電池寿命をわざわざ記憶してお
く必要がない。そのため、電池寿命を忘れたために電池
の交換ができず浄化カートリッジ使用中に積算通水量の
デ−タが消滅してしまうこともなく、適切な時期に電池
交換が行える。使用者が新しい電池に交換すれば電池交
換表示素子162は自動的に消灯するようになってい
る。なお、消費電力が使用状況に関わらずほぼ一定であ
る場合は、浄水の積算通水量や、浄水の通水時間の積算
値や、浄水を通水していない時間の積算値などから、消
灯から点灯に変わるタイミングを決めても差し支えな
い。なお、電池交換表示素子162は、電池使用開始時
には消灯し、電池の寿命に近づいたときに点滅するとい
うように構成しているが、前述の浄化カートリッジ交換
表示と同様に段階的に表示すれば、寿命に近づくことが
よりわかりやすくなる。
予め設定した値以下に低下した時点で電池交換表示素子
162を点滅し、使用者に電池の交換を促すようになっ
ている。したがって、使用者は電池の使用開始時期と説
明書等に記載されている電池寿命をわざわざ記憶してお
く必要がない。そのため、電池寿命を忘れたために電池
の交換ができず浄化カートリッジ使用中に積算通水量の
デ−タが消滅してしまうこともなく、適切な時期に電池
交換が行える。使用者が新しい電池に交換すれば電池交
換表示素子162は自動的に消灯するようになってい
る。なお、消費電力が使用状況に関わらずほぼ一定であ
る場合は、浄水の積算通水量や、浄水の通水時間の積算
値や、浄水を通水していない時間の積算値などから、消
灯から点灯に変わるタイミングを決めても差し支えな
い。なお、電池交換表示素子162は、電池使用開始時
には消灯し、電池の寿命に近づいたときに点滅するとい
うように構成しているが、前述の浄化カートリッジ交換
表示と同様に段階的に表示すれば、寿命に近づくことが
よりわかりやすくなる。
【0064】さらに、液晶表示器105は、カ−トリッ
ジ種類表示素子163が前述した浄化カートリッジ識別
部103からの信号に基づいて点灯、消灯することによ
り、装着しているカートリッジの種類を表示する。たと
えば、底部に突起を設けた有機物の除去率が高いカ−ト
リッジ(以下、高除去カ−トリッジ)を装着した場合に
は点灯し、底部に突起が無い標準カ−トリッジを装着し
た場合には消灯する。ここで、カ−トリッジの寿命も異
なる場合に、前述した浄化カートリッジ交換表示に関す
る第1〜3の設定値は、高除去カ−トリッジ用と標準カ
−トリッジ用にそれぞれ記憶されていて、浄化カートリ
ッジ識別部103からの信号に基づいて自動的に選択さ
れる。これにより、カートリッジの種類に合わせたカー
トリッジ残存寿命が表示されるので、使用者は、使用し
ているカートリッジの種類とろ過能力、使用開始時期を
わざわざ記憶しておかなくでも適切な時期に浄化カート
リッジを交換できる。
ジ種類表示素子163が前述した浄化カートリッジ識別
部103からの信号に基づいて点灯、消灯することによ
り、装着しているカートリッジの種類を表示する。たと
えば、底部に突起を設けた有機物の除去率が高いカ−ト
リッジ(以下、高除去カ−トリッジ)を装着した場合に
は点灯し、底部に突起が無い標準カ−トリッジを装着し
た場合には消灯する。ここで、カ−トリッジの寿命も異
なる場合に、前述した浄化カートリッジ交換表示に関す
る第1〜3の設定値は、高除去カ−トリッジ用と標準カ
−トリッジ用にそれぞれ記憶されていて、浄化カートリ
ッジ識別部103からの信号に基づいて自動的に選択さ
れる。これにより、カートリッジの種類に合わせたカー
トリッジ残存寿命が表示されるので、使用者は、使用し
ているカートリッジの種類とろ過能力、使用開始時期を
わざわざ記憶しておかなくでも適切な時期に浄化カート
リッジを交換できる。
【0065】そして、この液晶表示器105は、浄化カ
ートリッジ3を使用しない場合には消灯する。すなわ
ち、回路基板151のCPUが、浄水の通水が停止して
流量検出部102からのパルス信号が停止した(磁気ス
イッチ124が開または閉の状態が一定時間以上続い
た)ことを検知してスリ−プモ−ドに切り替わり、液晶
表示器105を消灯する。この切り替えによって電池の
電力消費が大幅に抑えられ、電池を長期間使用できる。
なお、電池交換直後とリセットボタン操作直後には一定
時間だけスリ−プモ−ドを解除し、液晶表示器105を
点灯させる。これは、使用者が、正しく電池を装着でき
たことや、正しくデ−タをリセットできたことを確認す
るためである。
ートリッジ3を使用しない場合には消灯する。すなわ
ち、回路基板151のCPUが、浄水の通水が停止して
流量検出部102からのパルス信号が停止した(磁気ス
イッチ124が開または閉の状態が一定時間以上続い
た)ことを検知してスリ−プモ−ドに切り替わり、液晶
表示器105を消灯する。この切り替えによって電池の
電力消費が大幅に抑えられ、電池を長期間使用できる。
なお、電池交換直後とリセットボタン操作直後には一定
時間だけスリ−プモ−ドを解除し、液晶表示器105を
点灯させる。これは、使用者が、正しく電池を装着でき
たことや、正しくデ−タをリセットできたことを確認す
るためである。
【0066】本発明は以下のように変形実施することが
できる。 (1)前述の実施態様では、瞬時通水流量表示につい
て、毎分2リットルは第6の周期設定値に、毎分1.7
5リットルは第5の周期設定値に対応させたが、標準カ
−トリッジ装着時には毎分2リットルを第6の周期設定
値に、高除去カ−トリッジ装着時には毎分1.75リッ
トルを第6の周期設定値に対応させてもよい。この場
合、いずれのカ−トリッジを装着した場合も、パルス信
号の周期が第6の周期設定値をオ−バ−していなければ
瞬時通水流量は最適範囲内である。すなわち、カ−トリ
ッジの種類が変わっても瞬時通水流量の最適範囲が変わ
らない。このとき図17中のイラストkを点灯するさせ
れば一層、最適範囲内であることがわかりやすい。 (2)前述の実施態様では、瞬時通水流量表示につい
て、図17中のブロックa〜jは点灯/消灯のみとした
が、複数の色を使用し、例えば標準カ−トリッジ装着時
に、ブロックa〜fを緑色に、ブロックg〜jを黄色に
してもよい。この場合、瞬時通水流量の最適範囲内/外
が色の違いで見てとれるため、使用者はわかりやすい。 (3)前述の実施態様では、瞬時通水流量表示につい
て、浄化カートリッジ積算通水量に関わらず、瞬時通水
流量の最適範囲を一定としたが、積算通水量に対応して
最適範囲が変化するように演算式を予め設定してもよ
い。活性炭は積算吸着量が増えるにしたがって吸着能力
が低下する。積算吸着量に関係する積算通水量に対応し
た最適範囲表示を行うことにより、使用者はその表示を
見ながら蛇口を絞って瞬時通水流量を抑えることがで
き、十分に吸着ろ過された浄水を汲み出すことができ
る。 (4)前述の実施態様では、瞬時通水流量表示につい
て、標準カ−トリッジ装着時にはパルス信号の周期が第
6の周期設定値をオ−バ−していないときに、高除去カ
−トリッジ装着時にはパルス信号の周期が第5の周期設
定値をオ−バ−していないときにイラストkを点灯した
が、図18に示すように、ブロックa〜j(172〜1
81)に隣接して最適範囲を表示するブロックm183
を設け、これにより、使用者が瞬時通水流量の適否を判
断するように構成してもよい。(5)前述の実施形態で
は、瞬時通水流量表示について、瞬時通水流量が最適範
囲内であるか否かをイラストkの点灯/消灯で表した
が、点灯/点滅で表しても、点灯/点滅/消灯と段階的
に表してもよい。 (6)前述の実施形態では、瞬時通水流量表示につい
て、瞬時通水流量が最適範囲内であるか否かを表示した
が、具体的に瞬時通水流量を数字をもって表すように構
成してもよい。この場合、瞬時通水流量の最適範囲の上
限値を併せて表示するなどして、浄化カートリッジの浄
化能力に対する瞬時通水流量値の適否を使用者が判断で
きるように、さらには、浄水器で、浄化カートリッジの
浄化能力に対する瞬時通水流量値の適否を判断、表示す
るように構成することが好ましい。 (7)前述の実施態様では磁気スイッチ124を用いて
流量を検出したが、減速歯車機構と電気的接点を用いる
方法や、ダイヤフラムなど通水によって変形する部材と
電気的接点を用いる方法などを採用してもよい。 (8)前述の実施態様では得られた浄水の送水路に流量
検出部を設け、得られた浄水の瞬時通水流量の適否を表
示するように構成したが、原水を浄化カートリッジへ送
水する流路に流量検出部を設け、その流路を通過する原
水の瞬時通水流量、もしくは、その流路を通過する原水
瞬時通水流量の、浄化カートリッジの浄化能力に対する
適否を表示するように構成してもよい。 (9)前述の実施形態は蛇口に支持固定する浄水器だ
が、浄化カートリッジをシンク付近に置く据置型浄水器
や、シンクの下に浄化カートリッジを置くアンダ−シン
ク型浄水器や、蛇口に接続せずに使用するピッチャ−型
浄水器として実施することもできる。また、アルカリイ
オン整水器やミネラル生成器として実施することもでき
る。
できる。 (1)前述の実施態様では、瞬時通水流量表示につい
て、毎分2リットルは第6の周期設定値に、毎分1.7
5リットルは第5の周期設定値に対応させたが、標準カ
−トリッジ装着時には毎分2リットルを第6の周期設定
値に、高除去カ−トリッジ装着時には毎分1.75リッ
トルを第6の周期設定値に対応させてもよい。この場
合、いずれのカ−トリッジを装着した場合も、パルス信
号の周期が第6の周期設定値をオ−バ−していなければ
瞬時通水流量は最適範囲内である。すなわち、カ−トリ
ッジの種類が変わっても瞬時通水流量の最適範囲が変わ
らない。このとき図17中のイラストkを点灯するさせ
れば一層、最適範囲内であることがわかりやすい。 (2)前述の実施態様では、瞬時通水流量表示につい
て、図17中のブロックa〜jは点灯/消灯のみとした
が、複数の色を使用し、例えば標準カ−トリッジ装着時
に、ブロックa〜fを緑色に、ブロックg〜jを黄色に
してもよい。この場合、瞬時通水流量の最適範囲内/外
が色の違いで見てとれるため、使用者はわかりやすい。 (3)前述の実施態様では、瞬時通水流量表示につい
て、浄化カートリッジ積算通水量に関わらず、瞬時通水
流量の最適範囲を一定としたが、積算通水量に対応して
最適範囲が変化するように演算式を予め設定してもよ
い。活性炭は積算吸着量が増えるにしたがって吸着能力
が低下する。積算吸着量に関係する積算通水量に対応し
た最適範囲表示を行うことにより、使用者はその表示を
見ながら蛇口を絞って瞬時通水流量を抑えることがで
き、十分に吸着ろ過された浄水を汲み出すことができ
る。 (4)前述の実施態様では、瞬時通水流量表示につい
て、標準カ−トリッジ装着時にはパルス信号の周期が第
6の周期設定値をオ−バ−していないときに、高除去カ
−トリッジ装着時にはパルス信号の周期が第5の周期設
定値をオ−バ−していないときにイラストkを点灯した
が、図18に示すように、ブロックa〜j(172〜1
81)に隣接して最適範囲を表示するブロックm183
を設け、これにより、使用者が瞬時通水流量の適否を判
断するように構成してもよい。(5)前述の実施形態で
は、瞬時通水流量表示について、瞬時通水流量が最適範
囲内であるか否かをイラストkの点灯/消灯で表した
が、点灯/点滅で表しても、点灯/点滅/消灯と段階的
に表してもよい。 (6)前述の実施形態では、瞬時通水流量表示につい
て、瞬時通水流量が最適範囲内であるか否かを表示した
が、具体的に瞬時通水流量を数字をもって表すように構
成してもよい。この場合、瞬時通水流量の最適範囲の上
限値を併せて表示するなどして、浄化カートリッジの浄
化能力に対する瞬時通水流量値の適否を使用者が判断で
きるように、さらには、浄水器で、浄化カートリッジの
浄化能力に対する瞬時通水流量値の適否を判断、表示す
るように構成することが好ましい。 (7)前述の実施態様では磁気スイッチ124を用いて
流量を検出したが、減速歯車機構と電気的接点を用いる
方法や、ダイヤフラムなど通水によって変形する部材と
電気的接点を用いる方法などを採用してもよい。 (8)前述の実施態様では得られた浄水の送水路に流量
検出部を設け、得られた浄水の瞬時通水流量の適否を表
示するように構成したが、原水を浄化カートリッジへ送
水する流路に流量検出部を設け、その流路を通過する原
水の瞬時通水流量、もしくは、その流路を通過する原水
瞬時通水流量の、浄化カートリッジの浄化能力に対する
適否を表示するように構成してもよい。 (9)前述の実施形態は蛇口に支持固定する浄水器だ
が、浄化カートリッジをシンク付近に置く据置型浄水器
や、シンクの下に浄化カートリッジを置くアンダ−シン
ク型浄水器や、蛇口に接続せずに使用するピッチャ−型
浄水器として実施することもできる。また、アルカリイ
オン整水器やミネラル生成器として実施することもでき
る。
【0067】
【発明の効果】本発明の浄水器は、蛇口に接続されて原
水を受け入れる原水流入口と、原水を浄化する浄化カー
トリッジと、浄水を吐出する浄水流出口と、原水または
浄水の瞬時通水流量を表示する表示部とを備えているの
で、使用者は表示部を見ながら蛇口を絞って流量を最適
範囲に調整でき、残留塩素を十分に除去した浄水を汲み
出すことができる。
水を受け入れる原水流入口と、原水を浄化する浄化カー
トリッジと、浄水を吐出する浄水流出口と、原水または
浄水の瞬時通水流量を表示する表示部とを備えているの
で、使用者は表示部を見ながら蛇口を絞って流量を最適
範囲に調整でき、残留塩素を十分に除去した浄水を汲み
出すことができる。
【0068】また、本発明の浄水器は、蛇口に接続され
て原水を受け入れる原水流入口と、原水を浄化する浄化
カートリッジと、浄水を吐出する浄水流出口と、浄化カ
ートリッジの浄化能力に対する原水または浄水の瞬時通
水流量の適否を表示する表示部とを備えているので、使
用者は表示部を見ながら蛇口を絞って流量を最適範囲に
調整でき、残留塩素を十分に除去した浄水を汲み出すこ
とができる。
て原水を受け入れる原水流入口と、原水を浄化する浄化
カートリッジと、浄水を吐出する浄水流出口と、浄化カ
ートリッジの浄化能力に対する原水または浄水の瞬時通
水流量の適否を表示する表示部とを備えているので、使
用者は表示部を見ながら蛇口を絞って流量を最適範囲に
調整でき、残留塩素を十分に除去した浄水を汲み出すこ
とができる。
【0069】そして、浄水、原水の瞬時通水流量値もし
くは浄化カートリッジの浄化能力に対する原水、浄水の
瞬時通水流量の適否を、段階的に表示素子を点灯あるい
は消灯することで表示する場合には、流量を最適範囲に
調整するのが容易になる。
くは浄化カートリッジの浄化能力に対する原水、浄水の
瞬時通水流量の適否を、段階的に表示素子を点灯あるい
は消灯することで表示する場合には、流量を最適範囲に
調整するのが容易になる。
【0070】また、表示部に、さらに、浄化カートリッ
ジの交換時期を表示する場合には、使用者は浄化カート
リッジが寿命に達して交換が必要であることを知ること
ができる。さらに、瞬時通水流量を求める電子回路の電
源の交換時期を表示することで、電池交換が必要である
ことも知ることができる。したがって、電池寿命を忘れ
たために電池の交換ができず浄化カートリッジ使用中に
積算通水量のデ−タが消滅してしまうこともなく、浄化
カートリッジも電池も適切な時期に電池交換が行える。
ジの交換時期を表示する場合には、使用者は浄化カート
リッジが寿命に達して交換が必要であることを知ること
ができる。さらに、瞬時通水流量を求める電子回路の電
源の交換時期を表示することで、電池交換が必要である
ことも知ることができる。したがって、電池寿命を忘れ
たために電池の交換ができず浄化カートリッジ使用中に
積算通水量のデ−タが消滅してしまうこともなく、浄化
カートリッジも電池も適切な時期に電池交換が行える。
【0071】そして、表示部を液晶表示器とする場合、
多様な情報を文字やイラストで視覚的に表すことができ
るので、使用者にとって大変わかりやすいものとするこ
とができる。また、LEDのように情報の数に比例して
表示素子を増設する必要もなく、増設に伴うコストアッ
プも無い。
多様な情報を文字やイラストで視覚的に表すことができ
るので、使用者にとって大変わかりやすいものとするこ
とができる。また、LEDのように情報の数に比例して
表示素子を増設する必要もなく、増設に伴うコストアッ
プも無い。
【0072】また、水道水が蛇口から直接流入可能なよ
うに蛇口直結型浄水器とすると、シンク近傍に浄化カー
トリッジを設置する据え置き型に比べ小型で邪魔になら
ない。しかも、蛇口に直結した浄水器に表示部が設けら
れているので、使用者は容易に表示を見ることができ、
表示に促されて浄水の瞬時通水流量を調整したり、浄化
カートリッジや電源を適切な時期に交換することが可能
になる。
うに蛇口直結型浄水器とすると、シンク近傍に浄化カー
トリッジを設置する据え置き型に比べ小型で邪魔になら
ない。しかも、蛇口に直結した浄水器に表示部が設けら
れているので、使用者は容易に表示を見ることができ、
表示に促されて浄水の瞬時通水流量を調整したり、浄化
カートリッジや電源を適切な時期に交換することが可能
になる。
【図1】本発明の一実施態様を示す浄水器の正面図であ
る。
る。
【図2】図1に示す浄水器の上面図である。
【図3】図1に示す浄水器の右側面図である。
【図4】図2に示す浄水器のA−A縦断面図である。
【図5】図2に示す浄水器のB−B縦断面図である。
【図6】図1に示す浄水器の横断面図である。
【図7】浄化カートリッジの横断面図である。
【図8】図5に示す浄水器におけるレバ−と駆動軸との
接続部のC−C矢視断面図である。
接続部のC−C矢視断面図である。
【図9】図6に示す浄水器のD−D矢視断面図である。
【図10】図4に示す浄水器のE−E矢視断面図であ
る。
る。
【図11】電源部の分解斜視図である。
【図12】流量計測部の分解斜視図である。
【図13】図12における水車と水車支持部材の断面図
である。
である。
【図14】図12における磁気スイッチと磁気スイッチ
ホルダの断面図である。
ホルダの断面図である。
【図15】浄化カートリッジ識別部の縦断面図である。
【図16】図6に示す浄水器における制御部のF−F矢
視断面図である。
視断面図である。
【図17】液晶表示器の概略図である。
【図18】本発明の他の実施態様に係る液晶表示器の概
略図である。
略図である。
1 : 浄水器 2 : 本体部
3 : 浄化カートリッジ 4 : 蛇口
5 : レバ− 11a: ボール
11b: ボール 11c: ボール
12 : 弁軸 13 : 切換弁本
体 14 : 原水シャワー口 15 : 原水スト
レート口 16 : 下部ボディ 17 : 上部ボデ
ィ 18 : 弁操作部 19 : 浄水流出
口 21a: 通水路 21b: 通水路 21c: 通水路 22 : 区画板 23 : 上部室 24 : 下部室 25a: oリング 25b: oリング 25c: oリング 26 : 原水供給
口 27a: カム部 27b: カム部 27c: カム部 28 : 原水流入
口 29 : 浄水受入口 30 : 浄水送水
路 31a: 流路 31b: 流路 31c: 流路 36 : パッキン 37 : アダプタ 38 : 取付ナッ
ト 39 : 水流緩和部材 41 : 駆動軸 43 : 操作ストッパー 44 : ねじりコ
イルばね 45 : 平歯車 46 : 平歯車 47 : ラチェット爪部材 48 : ラチェッ
ト歯 51 : 表示リング 61 : 容器 61a: 円筒状突起 62 : 原水受入
口 63 : 浄水供給口 64 : 円筒体 65 : oリング 66 : フィルタ 67 : フィルタ 68 : 中空糸膜
束 69 : 硬化性樹脂 70 : 吸着剤層 71 : 透明キャップ 72 : 突起 73 : oリング 74 : oリング 81 : 開口部 82 : 透明部材 91 : カ−トリッジキャップ 92 : 開閉キャ
ップ 93 : 開口部 101: 電源部 102: 流量検出部 103: 浄化カー
トリッジ識別部 104: 制御部 105: 液晶表示
器 111: 電池 112: 電池カバ
− 113: 陽極金具 114: 陰極金具 115: 電池ホルダ 116: 電池装着
部 117: oリング 118: 切り欠き 119: 凹部 120: ゴムキャ
ップ 121: 磁石 122: 水車 123: 水車支持部材 124: 磁気スイ
ッチ 125: 磁気スイッチホルダ 126: 軸 131: 軸部 132: 羽根 133: 羽根 134: 回転軸穴 135: 磁石取付穴 136: 硬化性樹
脂 137: 硬化性樹脂 141: 識別基板 142: 導電部材 143: ゴムス
イッチ 144: 識別部ハウジング 145: スイッチ
操作穴 151: 回路基板 152: 基板ホル
ダ 153: 基板枠 154: リセット
ボタン 155: 硬化性樹脂 156: スイッチ
ゴム 161: 浄化カートリッジ交換表示素子 162: 電池交換表示素子 163: カ−リッ
ジ種類表示素子 164: ブロックA 165: ブロック
B 166: ブロックC 167: 枠 171: 瞬時通水流量表示素子 172: ブロックa 173: ブロック
b 174: ブロックc 175: ブロック
d 176: ブロックe 177: ブロック
f 178: ブロックg 179: ブロック
h 180: ブロックi 181: ブロック
j 182: イラストk 183: ブロック
m
体 14 : 原水シャワー口 15 : 原水スト
レート口 16 : 下部ボディ 17 : 上部ボデ
ィ 18 : 弁操作部 19 : 浄水流出
口 21a: 通水路 21b: 通水路 21c: 通水路 22 : 区画板 23 : 上部室 24 : 下部室 25a: oリング 25b: oリング 25c: oリング 26 : 原水供給
口 27a: カム部 27b: カム部 27c: カム部 28 : 原水流入
口 29 : 浄水受入口 30 : 浄水送水
路 31a: 流路 31b: 流路 31c: 流路 36 : パッキン 37 : アダプタ 38 : 取付ナッ
ト 39 : 水流緩和部材 41 : 駆動軸 43 : 操作ストッパー 44 : ねじりコ
イルばね 45 : 平歯車 46 : 平歯車 47 : ラチェット爪部材 48 : ラチェッ
ト歯 51 : 表示リング 61 : 容器 61a: 円筒状突起 62 : 原水受入
口 63 : 浄水供給口 64 : 円筒体 65 : oリング 66 : フィルタ 67 : フィルタ 68 : 中空糸膜
束 69 : 硬化性樹脂 70 : 吸着剤層 71 : 透明キャップ 72 : 突起 73 : oリング 74 : oリング 81 : 開口部 82 : 透明部材 91 : カ−トリッジキャップ 92 : 開閉キャ
ップ 93 : 開口部 101: 電源部 102: 流量検出部 103: 浄化カー
トリッジ識別部 104: 制御部 105: 液晶表示
器 111: 電池 112: 電池カバ
− 113: 陽極金具 114: 陰極金具 115: 電池ホルダ 116: 電池装着
部 117: oリング 118: 切り欠き 119: 凹部 120: ゴムキャ
ップ 121: 磁石 122: 水車 123: 水車支持部材 124: 磁気スイ
ッチ 125: 磁気スイッチホルダ 126: 軸 131: 軸部 132: 羽根 133: 羽根 134: 回転軸穴 135: 磁石取付穴 136: 硬化性樹
脂 137: 硬化性樹脂 141: 識別基板 142: 導電部材 143: ゴムス
イッチ 144: 識別部ハウジング 145: スイッチ
操作穴 151: 回路基板 152: 基板ホル
ダ 153: 基板枠 154: リセット
ボタン 155: 硬化性樹脂 156: スイッチ
ゴム 161: 浄化カートリッジ交換表示素子 162: 電池交換表示素子 163: カ−リッ
ジ種類表示素子 164: ブロックA 165: ブロック
B 166: ブロックC 167: 枠 171: 瞬時通水流量表示素子 172: ブロックa 173: ブロック
b 174: ブロックc 175: ブロック
d 176: ブロックe 177: ブロック
f 178: ブロックg 179: ブロック
h 180: ブロックi 181: ブロック
j 182: イラストk 183: ブロック
m
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フロントページの続き
Fターム(参考) 4D006 GA02 HA03 HA91 KA01 KB12
KE02P KE03P MA01 PC51
4D024 AA02 AB11 BA02 BA05 BA07
BA11 BA17 BA18 BB01 CA04
CA13 DA04 DA05 DB05
4D064 AA17 BJ01 BJ04 BJ08 BJ13
CC06
Claims (8)
- 【請求項1】蛇口に接続されて原水を受け入れる原水流
入口と、原水を浄化する浄化カートリッジと、浄水を吐
出する浄水流出口と、原水または浄水の瞬時通水流量を
表示する表示部とを備えていることを特徴とする浄水器 - 【請求項2】表示部は、表示素子を段階的に点灯あるい
は消灯することにより瞬時通水流量を表示する、請求項
1に記載の浄水器。 - 【請求項3】表示部は、浄化カートリッジの浄化能力に
対する瞬時通水流量の適否を表示する、請求項1または
2に記載の浄水器。 - 【請求項4】蛇口に接続されて原水を受け入れる原水流
入口と、原水を浄化する浄化カートリッジと、浄水を吐
出する浄水流出口と、浄化カートリッジの浄化能力に対
する原水または浄水の瞬時通水流量の適否を表示する表
示部とを備えていることを特徴とする浄水器。 - 【請求項5】表示部は、浄化カートリッジの交換時期を
表示する、請求項1〜4のいずれかに記載の浄水器。 - 【請求項6】表示部は、瞬時通水流量を求める電子回路
の電源の交換時期を表示する、請求項1〜5のいずれか
に記載の浄水器。 - 【請求項7】表示部が液晶表示器である、請求項1〜6
のいずれかに記載の浄水器。 - 【請求項8】蛇口に支持固定される蛇口直結型である、
請求項1〜7のいずれかに記載の浄水器。
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002018341A JP2003211156A (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 浄水器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004247645A Division JP2004344888A (ja) | 2004-08-27 | 2004-08-27 | 浄水器 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=27653733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002018341A Pending JP2003211156A (ja) | 2002-01-28 | 2002-01-28 | 浄水器 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003211156A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007113927A1 (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-11 | Mrc Home Products Co., Ltd. | 浄水器 |
WO2010082469A1 (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-22 | 三菱レイヨン・クリンスイ株式会社 | 浄水器 |
CN114509546A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-05-17 | 南京希玛格节能科技有限公司 | 一种过滤型供水数据检测系统 |
-
2002
- 2002-01-28 JP JP2002018341A patent/JP2003211156A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007113927A1 (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-11 | Mrc Home Products Co., Ltd. | 浄水器 |
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WO2010082469A1 (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-22 | 三菱レイヨン・クリンスイ株式会社 | 浄水器 |
JP2014012278A (ja) * | 2009-01-13 | 2014-01-23 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 浄水器 |
JP5417566B2 (ja) * | 2009-01-13 | 2014-02-19 | 三菱レイヨン株式会社 | 浄水器 |
CN114509546A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-05-17 | 南京希玛格节能科技有限公司 | 一种过滤型供水数据检测系统 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040621 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040629 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040827 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050301 |