JP2514233Y2 - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JP2514233Y2
JP2514233Y2 JP4193390U JP4193390U JP2514233Y2 JP 2514233 Y2 JP2514233 Y2 JP 2514233Y2 JP 4193390 U JP4193390 U JP 4193390U JP 4193390 U JP4193390 U JP 4193390U JP 2514233 Y2 JP2514233 Y2 JP 2514233Y2
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water
cartridge
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water purification
battery
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和彦 井上
清高 今村
晃一 久保
栄二 坂田
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は浄水器に係り、詳しくは、浄水手段の浄水能
力を計測する計測部と、電源電池の接続構造に関する。
(従来の技術) 家庭やオフィス等で水道水などの原水を浄化するため
に設置される浄水器は、活性炭や中空糸膜などの浄水手
段が内蔵されており、原水中に含まれるカルキ等の不純
物を浄水手段により吸着除去したうえで、浄化された清
澄水を排出するようになっている。
上記浄水手段は、不純物が付着するにしたがい、浄化
能力は次第に低下することから、時折、その交換を行わ
ねばならない。このため、実公平1−27910号公報に示
されるように、浄水手段の浄水能力の計測部を設け、こ
の浄水能力が低下したときには、使用者に浄水手段の交
換時期が到来したことを報知することが提案されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記のような計測部には、これを駆動するための電源
電池が必要であり、この電源電池の容量切れによる計測
部の無作動を回避するために、電源電池の交換も適宜行
わねばならない。
そこで本考案は、浄水手段や電源電池の交換に有利な
浄水器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、水栓4に連結される本体部2と、
この本体部2に着脱自在に装着されるカートリッヂ3
と、このカートリッヂ3に設けられた浄水手段21の浄水
能力を計測する計測部30とを備え、 上記計測部30を上記カートリッヂ3に着脱自在に装着
するとともに、上記計測部30の電源電池40を上記カート
リッヂ3側に設け、計測部30をカートリッヂ3に装着す
ると、計測部30が電源電池40に接続されるようにしたも
のである。
(作用) 上記構成において、浄水手段21の浄水能力が低下した
ならば、カートリッヂ3を本体部2から取りはずし、浄
水手段21を交換する。この場合、計測部30もカートリッ
ヂ3から取りはずし、電源電池40の交換も浄水手段21の
交換と併せて行う。また浄水手段21を交換したならば、
計測部30をカートリッヂ3に装着し、またカートリッヂ
3を本体部2に装着する。すると計測部30は電源電池40
に接続され、駆動を開始する。
(実施例) 次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説明す
る。
第1図は浄水器の断面図であって、この浄水器1は、
本体部2と、この本体部2に着脱自在に装着されるカー
トリッヂ3から成っている。5は止めリングである。こ
の本体部2は、接続具6を介して、水栓4に連結されて
いる。7は本体部2の内部に設けられらたスプールシャ
フトであり、その先端部にはスプール8が設けられてい
る。本体部2の端部に設けられたダイヤル15を回転操作
すると、スプール8は横方に摺動し、水路を切り換え
る。すなわち、図示するように、スプール8が右方に摺
動した状態では、このスプール8は上記カートリッヂ3
へ通じる通水路9を閉鎖し、水栓4から流れてきた原水
は、下方の原水排出部10からそのまま排出される。また
スプール8が左方に摺動すると、この通水路9は開通
し、原水はカートリッヂ3へ供給される。11はスプール
スリーブ、12はスプール8に装着されたOリング、14は
原水導入孔である。
カートリッヂ3の内部には、浄水手段としての中空糸
膜のようなフィルター21と活性炭22が収納されている。
水栓4から供給された原水は、通水路9からカートリッ
ヂ3の下部に入り、活性炭22を下から上へ透水して、メ
ッシュ23を通過し、更に通水部24を通ってフィルター21
内へ流入し、このフィルター21により不純物が吸着除去
された清澄水は、カートリッヂ3の下部に設けられた排
水部25から排出される。
30は計測部であって、カートリッヂ3の上部に着脱自
在に装着されたキャップケース31を主体とし(第2図も
参照)、その内部には配線基板32が装着されている。配
線基板32には、スイッチ部33を構成する端子33a,33b
(第3図も参照)、駆動表示手段としてのLED34、報知
手段としてのブザー35、電気素子36等が設けられてい
る。37は、キャップケース31に設けられた覗き窓、38は
接続端子である。
40はカートリッヂ3の上面に設けられた電源電池、41
は電池カバー、42,43は接続端子、44,45は止水用のパッ
キンとOリング、46は電源電池40の交換時に、電池カバ
ー41を取りはずすための工具を係合させるための係合部
である。計測部30をカートリッヂ3に装着すると、接続
端子42,43は計測部30側の端子38に接触し、電池40から
給電されて計測部30は駆動する。また計測部30をカート
リッヂ3から取りはずすと、端子38は端子42,43から分
離し、計測部30は駆動を停止する。
第3図において、47はカートリッヂ3の上面に設けら
れた水の検知手段48の配設部である。この検知手段48は
浄水手段21に流れる水を検知するものであって、シリコ
ンゴムシートのような圧力隔膜48a上に、昇降子48bを配
設して構成されている。昇降子48bは上記配線基板32を
貫通している。上記通水部24からフィルター21へ原水が
流れると、その水圧により昇降子48bは押し上げられ、
スイッチ部33は閉成して、浄水手段21に水が流れている
ことを検知し、カウンタ52(後述)は駆動を開始する。
第4図は上記配線基板32に配線された電気回路を示す
ものであって、33,34,35,47は、上記スイッチ部、LED,
ブザーである。51は発振器であって、原水が浄化手段21
に流れ、スイッチ部33が閉成すると、パルスを発振す
る。52は発振器51に接続されたカウンタであって、2つ
の出力端子Q1,Q2と、リセット端子Q3を有している。53,
54,55はNAND回路であって、NAND回路53の入力部a,bは、
上記スイッチ部33と、上記出力端子Q1側に接続されてい
る。またNAND回路54の一方の入力部aは、インバータ58
を介して上記出力端子Q1に接続されており、他方の入力
部bは出力端子Q2に接続されている。またNAND回路55の
入力部a,bは、上記スイッチ部33側と、NAND回路54の出
力側に接続されている。NAND回路53の出力部は、トラン
ジスタから成る切換スイッチ手段56を介して、上記ブザ
ー35に接続されている。またNAND回路55の出力部は、ト
ランジスタ57を介して上記LEDに接続されている。
第5図(a)〜(f)は、上記電気回路の各部A〜F
の波形を示すものであり、次にこの図を参照しながら、
動作の説明を行う。
通水部24に水が流れていない状態では、スイッチ部33
はOFFであって、発振器51は発振せず、LED34は消灯して
いる。さて、通水部24に水が流れ、スイッチ部33が閉成
すると、Aの電位はHとなり、発振器51は発振し、パル
スがカウンタ52に入力される(第5図(a),(b)参
照)。発振器51の周波数は10Hz程度であり、LED34の点
滅を視認しにくいことから、出力端子Q2から2Hz程度に
分周されたパルスが出力される(第5図(d))。
スイッチ部33がONの状態では、NAND回路54のインバー
タ58側の入力部aは常時Hであるのに対し、出力端子Q2
側の入力部bは、HとLを繰り返すことから、NAND回路
54の出力部に接続されたNAND回路55の入力部bはHとL
を繰り返す。またNAND回路55の他方の入力部aは常時H
であるので、トランジスタ57のベース電位はHとLを繰
り返し(第5図(f)参照)、LED34は点滅して、浄水
が行われていることを表示する。このとき、切換スイッ
チ手段56のベース側の電位はHであり(第5図(e)参
照)、ブザー35は駆動しない。
カウンタ52は、発振器51から出力されたパルスをカウ
ントすることにより、スイッチ部33が閉成している時間
すなわち浄水手段21に水が流れている時間を積算してお
り、この積算時間が設定時間(1000分)に達すると、出
力端子Q1の出力はLからHに切り換わる(第5図
(c))。するとNAND回路53の入力部a,bは共にHとな
って切換スイッチ手段56は導通し、ブザー35は駆動発音
して、浄水手段21の浄水能力が低下し、その交換時期が
到来したことを使用者に報知する。
この場合、浄水手段21を流れる単位時間当りの水量は
ほぼ一定と考えてよいので、上記積算時間から浄水手段
21の交換時期が判明する。例えば上記水量が毎分3l、設
定水量すなわち浄化手段21が浄化可能な水の総量が3000
lとすると、上記積算時間が1000分に達すると、浄水手
段21を流れた水の総量は、設定水量である3000lとなる
ことから、設定時間を1000分にしておけば、その時点で
報知手段35を駆動して、浄水手段21の交換時期が到来し
たことを適切に報知できる。
浄水手段21を交換するにあたっては、止めリング5を
取りはずして、カートリッヂ3を本体部2から分離し、
また計測部30をカートリッヂ3から取りはずし、次いで
この計測部30を新しいカートリッヂ3に装着し、カート
リッヂ3を本体部2に装着する。カートリッヂ3の交換
時には、電池残容量も少くなっているので、浄化手段2
1,22と同時期に交換することが好ましい。而してこのも
のは、カートリッヂ3には浄化手段21,22および電池40
が一体的に組み込まれているので、新しいカートリッヂ
3に交換すれば、電池40も一緒に新しいものと交換され
ることになり、交換のわずらわしさを無くすとともに、
電池40の容量切れによる計測部30の無作動を防止し、交
換時期の検出失敗を招くようなことは防止できる。この
ためには、電池サイズは浄化手段21,22の交換時期との
見合いにおいて選択すれば良く、小容量のもので充分と
なる。
また電池カバー41を係合部46により開閉自在に取り付
けたのは、使用後の電池回収のためであるが、回収の必
要が無いときは、カートリッヂ3に電池カバー41を装
着、溶着等の手段で固着させてしまうこともできる。
なお電池カバー41を透視可能な材料、例えば透明プラ
スチックスで形成すれば、使用者は計測部30の電源電池
がカートリッヂ3側に配設されていることを理解でき、
電源電池を使用者が直接交換する必要の無いことを理解
できる。殊に本実施例のように、計測部30が累積メモリ
形の場合、計測部30をカートリッヂ3から分離すれば、
累積メモリの内容は自動的にリセットされ、また計測部
30をカートリッヂ3に装着すると、自動的にセットされ
るので、セット作業を省略でき、またセット忘れによる
計測部30の無作動を防止できる。本考案は上記実施例に
限定されないのであって、例えば計測部としては、電気
抵抗値の検出素子により、浄水手段を流れる水の抵抗値
を検出したり、また原水側と排水側の圧力や流速差によ
るフィルターの目づまり状況検出等により浄水能力の低
下を計測するものでもよい。勿論計測部はマイコンを用
いることもできる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、水栓4に連結される本
体部2と、この本体部2に着脱自在に装着されるカート
リッヂ3と、このカートリッヂ3に設けられた浄水手段
21の浄水能力を計測する計測部30とを備え、 上記計測部30を上記カートリッヂ3に着脱自在に装着
するとともに、上記計測部30の電源電池40を上記カート
リッヂ3側に設け、計測部30をカートリッヂ3に装着す
ると、計測部30が電源電池40に接続されるようにしてい
るので、浄水手段21の交換と電源電池40の交換を手軽に
行って、電池切れにより計測部30の無作動を防止するこ
とができる。殊に計測部30が累積メモリ形の場合には、
セットやリセットを自動的に行えるので、セットリセッ
ト作業を省略でき、またセット忘れによる計測部30の無
作動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図は浄水
器の断面図、第2図は部分分解図、第3図は部分断面
図、第4図は電気回路図、第5図は波形図である。 1……浄水器 2……本体部 3……カートリッヂ 4……水栓 21……浄水手段 30……計測部 40……電源電池

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水栓4に連結される本体部2と、この本体
    部2に着脱自在に装着されるカートリッヂ3と、このカ
    ートリッヂ3に設けられた浄水手段21の浄水能力を計測
    する計測部30とを備え、 上記計測部30を上記カートリッヂ3に着脱自在に装着す
    るとともに、上記計測部30の電源電池40を上記カートリ
    ッヂ3側に設け、計測部30をカートリッヂ3に装着する
    と、計測部30が電源電池40に接続されるようにしたこと
    を特徴とする浄水器。
JP4193390U 1990-04-19 1990-04-19 浄水器 Expired - Lifetime JP2514233Y2 (ja)

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CN102292294B (zh) * 2009-01-13 2015-03-04 三菱丽阳可菱水有限公司 净水器

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