JP3371336B2 - 蛇口直結型浄水器 - Google Patents

蛇口直結型浄水器

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JP3371336B2
JP3371336B2 JP2001012845A JP2001012845A JP3371336B2 JP 3371336 B2 JP3371336 B2 JP 3371336B2 JP 2001012845 A JP2001012845 A JP 2001012845A JP 2001012845 A JP2001012845 A JP 2001012845A JP 3371336 B2 JP3371336 B2 JP 3371336B2
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battery
faucet
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卓 磯部
純二 板倉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積算流量表示、カ
ートリッジ種類表示などのための制御機能を有する電子
回路と、その電子回路を駆動するための電池を備えた電
源部とを有する蛇口直結型浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、積算流量表示やカートリッジ種類
表示などのために電子回路や電池を設けた蛇口直結型浄
水器が提案されており、たとえば実開平7−24492
号公報に記載された浄水器のように、電子回路や電池を
水が飛散しにくい場所に設けるために、これをろ過カ−
トリッジの内部に配設して密閉したものがある。
【0003】しかしながら、このような構成のろ過カー
トリッジでは、ろ過材料が使用寿命に達したために取り
外して廃棄する度に、未だ使用可能な電池や電子回路ま
でをも廃棄することになり、極めて不経済である。
【0004】一方、この問題点を解決するために、ろ過
カートリッジではなく浄水器本体に電子回路や電池を設
けることも可能であるが、単純に電子回路や電池を浄水
器本体のケーシング内に収納するだけでは、実際に蛇口
に取り付けて使用する際には複雑な構成部材の隙間から
水が浸入して電子回路、電池に到達し、誤作動を引き起
こしかねないといった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な問題点に鑑み、複雑な構成部材の隙間から浄水器本体
のケーシング内に水が浸入しても誤作動を引き起こさな
い、しかも経済的な浄水器を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明は、次を特徴とするものである。
【0007】
【0008】(内部に切換弁を内蔵した本体部とろ
過カートリッジとを有し、蛇口に支持固定される蛇口直
結型浄水器であって、蛇口に接続されて原水を受け入れ
る原水流入口と、浄水の流出口と、制御機能を有する電
子回路とを有し、前記本体部は、結線部材により電子回
路と結線されている陰極および陽極を備えた電池ホルダ
と、電池を水密に固定する脱着自在な電池カバーとから
なるケーシングを有し、前記結線部材は、防水部材によ
って前記電池ホルダに水密に固定されていることを特徴
とする蛇口直結型浄水器。
【0009】()蛇口に接続されて原水を受け入れる
原水流入口と、原水を浄化するろ過カートリッジと、浄
水の流出口とを備え、蛇口に支持固定される蛇口直結型
浄水器であって、制御機能を有する回路が設けられた回
路基板と、液晶表示器と、回路を駆動するための電池を
設ける電源部とを有し、前記液晶表示器は前記回路基板
に固定されるとともに一端に開口部を有する基板ホルダ
に収納され、その開口部が樹脂によって封止され、か
つ、前記回路基板の周縁部において、その回路基板と前
記基板ホルダとの間にパッキンが設けられていることを
特徴とする蛇口直結型浄水器。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態を、図を参照しながら説明する。
【0015】本発明の浄水器は、図1〜図6に示すよう
に、その内部に切換弁を内蔵した本体部2と、濾材を収
納したろ過カ−トリッジ3などから構成されている。本
体部2にはレバ−5が設けられ、レバ−5を操作するこ
とにより、蛇口4から原水流入口を通って流入した原水
をそのままシャワ−水として吐出するか(原水シャワ
−)、そのままストレ−ト水として吐出するか(原水ス
トレ−ト)、ろ過カ−トリッジ3に供給するか、を選択
して切り換える。ろ過カ−トリッジ3に供給された原水
は、活性炭などの吸着剤や中空糸膜等によってろ過さ
れ、浄水流出口から浄水として吐出される。
【0016】まず、本体部2について説明する。
【0017】本体部2は、図4、図5に示すように、切
換弁を構成する3個のボ−ル11a、11b、11cと
弁軸12とを備えた切換弁本体13、原水シャワ−口1
4と、原水ストレ−ト口15と、浄水流出口19とを備
えた下部ボディ16、切換弁本体13が上面に突出する
開口部を備えた上部ボディ17、切換操作を行う弁操作
部18、ろ過カ−トリッジ3を固定するカ−トリッジキ
ャップ91、流量を積算して、その結果を表示する電装
部などから構成されている。
【0018】切換弁本体13には、リング状のパッキン
36が装着され、蛇口4のおねじ部にねじ込んだアダプ
タ37を介して、取付ナット38を切換弁本体13に螺
合させ、本体部2を蛇口4に取り付けるようになってい
る。
【0019】切換弁本体13の内部は、3個の通水路2
1a、21b、21cを開設した区画板22によって、
上部室23と下部室24とに区画されている。
【0020】上部室23には、3個のボ−ル11a、1
1b、11cが、3個の通水路21a、21b、21c
に対応するように配置されている。ボ−ル11aが通水
路21aにはまり通水路21aが閉じた状態で、ボ−ル
11aの下部が下部室24に突出するようになってい
る。ボ−ル11b、11cについても同様である。
【0021】円筒状の下部室24には、弁軸12が回動
可能に挿着され、かつ、弁軸12の所定位置に配設した
Oリング25a、25b、25cが、下部室24の内壁
面と水密的に係合している。これによって下部室24は
3つに区画され、通水路21aからろ過カ−トリッジ3
に原水を供給する原水供給口26(図6参照)へ通じる
流路31aと、通水路21bから原水ストレ−ト口15
へ通じる流路31bと、通水路21cから原水シャワ−
口14へ通じる流路31cとを形成している。
【0022】また、図4に示したように、弁軸12に
は、通水路21a、21b、21cに対向する位置に、
カム部27a、27b、27cが設けられている。これ
らカム部27a、27b、27cは、弁軸12の周方向
に例えば60゜ずつずらして設けられており、弁軸12
を60゜ずつ回動することにより選択的に上方を向き、
下部室24に突出したボ−ルの下部を押し上げて通水路
を開くことができるようになっている。すなわち、後述
の弁操作部18により弁軸12を所定角度回動すること
で、通水路21a、21b、21cのいずれかを開放
し、蛇口4から流入した原水をそのままシャワ−水とし
て吐出するか、そのままストレ−ト水として吐出する
か、ろ過カ−トリッジ3に供給するか、を選択できる。
【0023】ボ−ル11a、11b、11cには、芯体
としての金属球にゴムを覆ったものを用いているが、弁
体の形状は球体に限らず円錐形でも円筒形でもよく、傘
形でもよい。そして、通水路を閉塞したときのシ−ル性
を向上させるためは、上部室23に設けたボ−ル11
a、11b、11cをバネ等で上方から通水路方向に付
勢してもよい。
【0024】図6、図10に示すように、切換弁本体1
3の側部後方には、ろ過カ−トリッジ3に原水を供給す
る原水供給口26と、ろ過カ−トリッジ3から浄水を受
け入れる浄水受入口29とが設けられている。原水供給
口26は流路31aに連通しており、浄水受入口29は
浄水送水路30を介して浄水流出口19と連通してい
る。浄水送水路30には、後述する流量検出部102の
水車122と水車支持部材123が設けられ、浄水の通
水により水車122が回転するようになっている。
【0025】次に、ろ過カ−トリッジ3について簡単に
説明する。
【0026】ろ過カ−トリッジ3は、図7の横断面図に
示すように、容器61の底部に、原水供給口26から原
水を受け入れる原水受入口62と、浄水受入口29に浄
水を供給する浄水供給口63が設けられている。原水受
入口62と浄水供給口63には、それぞれOリング7
3、74が設けられ、原水供給口26と浄水受入口29
に接続した際に外部に水が漏れるのを防止している。
【0027】容器61の内部底面には円筒状突起61a
が形成されており、円筒状突起61aに、中空糸膜モジ
ュールの円筒体64の下端がOリング65を介して嵌入
立設されている。そして、この円筒体64の外周上下部
には、円筒体64外周面と容器61の内壁面との間を通
過する原水の処理を行う吸着剤層70を保持するため
に、リング状のフィルタ66、67が固定されている。
【0028】円筒体64の内部には、複数本の中空糸膜
を束ねて逆U字状に折り曲げた中空糸膜束68が収納さ
れている。中空糸膜の両端部は、円筒体64の下部にて
各中空糸間および中空糸と円筒体64との間に充填され
た硬化性樹脂69(封止剤)により封止固定(ポッティ
ング)されている。各中空糸膜は、容器61へ嵌入する
前にポッティング部が一部切断除去されているので、末
端が浄水供給口63に向かって開口している。
【0029】そして、円筒体64の外周面と容器61の
内壁面との間には、活性炭、ゼオライト、イオン交換樹
脂、キレ−ト樹脂などからなる吸着剤層70が配備され
ている。
【0030】容器61の上部は、中空糸膜束68と吸着
剤を容易に充填できるよう開口されており、内部の汚れ
を確認できるように透明キャップ71が嵌入され、超音
波溶着されている。
【0031】上記のように構成されたろ過カートリッジ
3は、図6に示したように、本体部2内に装填され、カ
−トリッジキャップ91が、ろ過カ−トリッジ3に覆い
被さる位置で下部ボディ16と上部ボディ17とにネジ
締付固定され、ろ過カ−トリッジ3を所定位置に固定す
る役目を果たしている。カ−トリッジキャップ91に
は、開閉キャップ92が開閉可能に設けられており、開
閉キャップ92を開くと、カ−トリッジキャップの開口
部93およびろ過部の透明キャップ71を通じて、中空
糸膜の汚れ具合を確認できるようになっている。
【0032】続いて、図3、図6を用いて、弁軸12を
回動操作する弁操作部18について説明する。
【0033】弁操作部18は、図6に示すように、レバ
−5と、切換弁本体13に回動可能に支持され、レバ−
5と同じ軸回りに回動する駆動軸41と、一端が下部ボ
ディ16に固定され他端がレバ−5に固定されたねじり
コイルバネ44などから構成されている。レバー5は、
図3に示すように矢印A方向に押し下げると、操作スト
ッパ−43に当接するまで反時計方向に(図6を右側面
から見た場合)回動し、レバ−5が操作ストッパ−43
に当接した状態で操作をやめて指を離すと、ねじりコイ
ルばね44により時計方向に回動し、初期位置に戻るよ
うになっている。
【0034】図8は、図5におけるC−C矢視概略断面
図であって、レバ−5と駆動軸41の接続部を示してい
る。図8に示すように、駆動軸41の一端に嵌入された
ラチェット爪部材47は、レバ−5のラチェット歯48
と噛み合ってラチェット機構を構成している。レバ−5
を初期位置から反時計方向(図6を右側面から見た場
合)に回動させるときには、駆動軸41はレバ−5と一
体となって反時計方向に40°回動し、レバ−5が時計
方向に回動して初期位置に戻るときには、駆動軸41は
回動しないようになっている。
【0035】図6と、図6におけるD−D矢視概略断面
図である図9に示すように、駆動軸41には平歯車45
が設けられ、弁軸12に設けられた平歯車46と噛み合
っている。平歯車45と46のギヤ比は3:2であるの
で、平歯車45が40°回動すると平歯車46は60°
回動する。すなわち、レバ−5を1回操作すると、駆動
軸41は40°回動し、弁軸12は60°回動する。こ
こで、平歯車をはすば歯車ややまば歯車などにしても何
ら問題はない。また、ギヤ比を3:2としたが、これに
限らず2:1でも3:1でもよい。平歯車45の歯数を
平歯車46の歯数より大きくすると、駆動軸41の回動
角度に対し弁軸12の回動角度は大きくなる。すなわち
レバ−5の操作角度を小さくしても、弁軸12の回動角
度を十分に大きくすることができる。以上のように、歯
車を用いるとギヤ比を選択することで容易にレバ−操作
角度を設定でき、しかも確実かつ正確に流路切換ができ
る。
【0036】そして、駆動軸41には、図5に示すよう
に、切換状態を示す「浄水」「ストレ−ト」「シャワ
−」の文字が40°毎に各3ヶ所印刷された表示リング
51が固定されている。表示リング51に印刷された
「浄水」「ストレ−ト」「シャワ−」いずれかの文字
が、上部ボディ17の開口部81から見えるようになっ
ていて、切換状態が容易に確認できる。なお、切換状態
を示す表示は、文字、イラスト単独でも、また、それら
の組合せでもよい。そして、開口部81に透明部材82
を取り付けることで、食器洗いのときなどに水が本体部
2の内部に入るのを防いだり、表示リング51が汚れる
のを防いだりしている。
【0037】次に、たとえば流量を積算してその結果を
表示するために、制御機能を備えた電子回路および電池
を備えた電源部とを有する電装部について説明する。
【0038】図6、図10に示したように、本浄水器に
は電装部が設けられており、電装部は、電源部101
と、流量検出部102と、ろ過カ−トリッジ識別部10
3と、制御部104と、液晶表示器105などから構成
されている。
【0039】電源部101は、図11の分解斜視図に示
すように、主に、本体部2に設けた電池ホルダ(ケーシ
ング)115と、コイン形二酸化マンガンリチウム電池
111(以下、電池111)と、陽極金具113および
陰極金具114と、電池を水密に固定する脱着自在な電
池カバ−(ケーシング)112などから構成される。
【0040】電池カバ−112は、筒状の電池装着部1
16を有するとともにその外周にOリング(防水部材)
117を有し、電池カバ−112がバヨネット機構によ
り電池ホルダ115に装着したときに電池装着部116
に水が浸入するのを防ぐようになっている。筒状の電池
装着部116には切り欠き118が設けられているの
で、指を引っかけて容易に電池を取り外すことができ
る。また、電池カバ−112の表面には、硬貨を挿入し
て回すための凹部119が設けられ、その周囲に、電池
の規格と開閉のための回転方向を示す文字やイラストが
刻印されている。したがって、使用者は、電池の規格と
電池カバ−112の回転方向を確認した上で、コインを
使って電池カバ−112を電池ホルダ115から取り外
し、電池を交換することができる。
【0041】電池ホルダ115内に設けられた陽極金具
113および陰極金具114は、それぞれリ−ド線(結
線部材)で図6に示す制御部104に結線されており、
電池111による電力が制御部104に供給される。リ
−ド線は、陽極金具113、陰極金具114との結線部
において、ゴムキャップ(防水部材)120により電池
ホルダ115に水密に固定されており、これにより、水
がリ−ド線をつたって陽極金具113、陰極金具114
さらには電池装着部116内に浸入し、電池111が濡
れて放電したり腐食するのを防いでいる。
【0042】電池は、一次電池でも二次電池であっても
よく、比較的高い電圧で、長期間安定して電力を供給で
きる二酸化マンガンリチウム電池などのリチウム電池の
ほか、アルカリ乾電池、マンガン乾電池、酸化銀電池、
空気亜鉛電池などでもよい。また、形状は、軽量で大き
な設置スペ−スを必要としないボタン形、コイン形など
の小形電池が好ましい。小形電池の場合、本体部が著し
く大型化したり著しく重量増加することはなく、また、
大幅なコストアップにもならない。
【0043】流量検出部102は、図10および図12
〜図14に示すように、主に、磁石121を埋設した水
車122と、水車122を回転可能に支持する水車支持
部材123と、磁石の回転に応じて開閉する磁気スイッ
チ124と、磁気スイッチ124を支持固定する磁気ス
イッチホルダ125とから構成されている。
【0044】水車122は、円柱形の軸部131に2枚
の羽根132、133が形成されてなり、軸部131の
一端には水車支持部材123の軸126が挿入される回
転軸穴134が設けられ、他端には磁石121が埋設さ
れる磁石取付穴135が設けられている。
【0045】磁石121は、そのN極・S極を結ぶ直線
と水車122の回転軸とが垂直になるように磁石取付穴
135に挿入し、脱落を防止するとともに接水による発
錆を防止するために、磁石取付穴135の開口部に栓部
材を被せ接着したり溶着する。磁石121の脱落および
発錆を防止するためには、磁石121を磁石取付穴13
5に挿入した後、磁石取付穴135の開口部を硬化性樹
脂136(封止材)で封止することも好ましい。硬化性
樹脂としては、より安全性の高いポリウレタン樹脂が好
ましいが、エポキシ樹脂や、その他の封止材、接着剤を
用いてもよい。磁石121の錆を防止するためには、磁
石そのものをコ−ティングすることも好ましい。また、
磁石121には、磁力が強い希土類磁石のほか、フェラ
イト磁石などを使用してもよい。
【0046】水車122は、図10に示すように、浄水
送水路30内で回転可能なように、水車支持部材123
によって下流側から軸支されている。水車122は、そ
の回転軸が浄水の送水方向に平行な軸流型であっても直
交するものであってもよい。また、水車の羽根は2枚と
しているが、1枚でもよく、3枚以上でもよい。さら
に、水車を、ろ過カ−トリッジ3の下流側の浄水送水路
30に設けたが、上流側に設けてもよい。この場合は、
水車122にゴミ等が引っかからないよう、さらに上流
側にプレフィルタを設けることが好ましい。
【0047】磁気スイッチ124は、図14に示すよう
に、磁気スイッチホルダ125に挿入し、硬化性樹脂1
37(封止材)により封止固定して水の浸入を防止して
いる。磁気スイッチ124の2つの端子はリ−ド線によ
り図10に示す制御部104と結線されており、磁気ス
イッチ124の開閉によるパルス信号が制御部104に
伝達される。磁気スイッチ124を収容した磁気スイッ
チホルダ125は、図6に示すように、浄水送水路30
の外周に接し、かつ、水車122の近傍に固定されてい
る。
【0048】このように構成された流量検出部102
は、浄水が流れることにより水車122が回転し、水車
122に埋設された磁石121が回転し、それに応じて
磁界が変化する。磁石121が1回転することにより磁
気スイッチ124は2回開閉して、その結果、2周期分
のパルス信号が発信され、制御部104に伝達される。
【0049】次に、制御部104と液晶表示器105に
ついて、図6、図16を用いて説明する。
【0050】制御部104は、主に、CPUが設けられ
た回路基板(電子回路)151と、回路基板151を収
納する、開口部を有する透明の基板ホルダ(ケ−シン
グ)152と、回路基板151の基板ホルダ152内で
の位置規制をする基板枠153とから構成されている。
CPUは、電源部101から電力供給を受け、流量検出
部102からのパルス信号と、ろ過カ−トリッジ識別部
103からの信号に基づいて演算を行い、液晶表示器1
05に出力信号を送るようになっている。回路基板15
1には、リセットボタン154が設けられ、外部からの
操作でリセットボタン154を押して積算流量のデ−タ
等をリセットできるようになっている。そして、リセッ
トボタン154の上方にはスイッチゴム156を配置
し、リセットボタンを簡単に操作できるようにするとと
もに、基板ホルダ152とスイッチゴム156よって回
路基板151への水の浸入を防いでいる。
【0051】液晶表示器105は、回路基板151に隣
接するように支持固定して一体化されているので、本体
部2の前方上部に位置し、使用者が使用中に見やすいよ
うになっている。この液晶表示器105は、回路基板か
ら離れた位置に配置しリ−ド線等で結線することも可能
だが、回路基板151に直接、支持固定して一体化した
ほうが信号を確実に伝達できる。また、外部から水が浸
入して回路基板151が誤作動するのを防止するため、
基板ホルダ152に回路基板151とともに液晶表示器
105を挿入し基板枠153で位置決めした後、基板ホ
ルダ152の開口部を硬化性樹脂(防水部材)155で
封止して防水加工を施す。このような防水加工により、
各部品に対して個別に防水加工を施す必要がなく、製造
工程の簡略化、製造コストの低減が可能になる。硬化前
に流動性を有する硬化性樹脂155を用いているので、
制御部104と電源部101等を結線しているリ−ド線
の外周などをも隙間なく埋めることができ、リ−ド線を
つたって回路基板151に水が浸入することを容易かつ
確実に防止できる。硬化性樹脂155としては、耐水性
に優れた2液混合型のポリウレタン樹脂が好ましい。ま
た、回路基板151の周縁部において、回路基板151
と基板ホルダ152との間にパッキン157を設けるこ
とで、防水加工を施す際に流動性を有する硬化性樹脂1
55が液晶表示器105側に流れ込み、液晶表示器10
5が見えにくくなることを防止する。
【0052】液晶表示器105には、図17に示すよう
に、枠167とその中に設けられた3個のブロックA、
B、Cからなるろ過カ−トリッジ交換表示素子161
と、電池交換表示素子162と、カ−トリッジ種類表示
素子163とが設けられており、それらが点灯、消灯、
点滅することで、カートリッジの寿命、電池の寿命、カ
ートリッジの種類を表示する。
【0053】次に、図10中のろ過カ−トリッジ識別部
103について、図15の概略縦断面図を用いて説明す
る。
【0054】ろ過カ−トリッジ識別部103は、主に、
導電部材142を密着させたゴムスイッチ143と、導
電部材142との2つの接点を有する識別基板141
と、それらを収納する識別部ハウジング144とから構
成されている。
【0055】識別基板141の2つの接点は、リ−ド線
により回路基板151と結線されており、2つの接点の
開閉が回路基板151に伝達されるようになっている。
【0056】ゴムスイッチ143は、識別基板141と
重ねるようにして識別部ハウジング144に収納されて
いる。ろ過カ−トリッジ3の底部に設けた突起72によ
り、スイッチ操作穴145を通してゴムスイッチ143
を押すと、導電部材142が識別基板141の2つの接
点に接触し、回路が閉じ電流が流れるようになってい
る。ろ過カ−トリッジを取り外したことにより突起72
が離れると、弾性によりゴムスイッチ143が初期状態
に戻り、接点が開く。ろ過カ−トリッジの底部に突起が
設けられていない場合は、接点が開いたままである。す
なわち、この接点の開閉信号により、底部に突起を設け
たろ過カ−トリッジと、突起を設けていないカ−トリッ
ジとを識別することができる。ゴムスイッチ143は、
スイッチ操作穴145から識別基板141側に水が浸入
するのを防ぐ役目も果たしている。
【0057】なお、突起の替わりに底部に凹みを設けた
カ−トリッジと、凹みを設けないカ−トリッジを識別す
る機構を採用してもよい。また、スイッチ操作穴、ゴム
スイッチおよび識別基板を複数個設け、3種類以上のカ
−トリッジの識別を可能にしてもよい。さらに、突起と
ゴムスイッチの替わりに、バ−コ−ドとバ−コ−ドリ−
ダの組み合わせや、磁石と磁気スイッチの組み合わせを
用いてもよい。
【0058】続いて、以上のように構成された浄水器1
の作用について説明する。
【0059】図4は、原水が原水シャワ−口14から吐
出される状態を示している。蛇口を開くと、原水は、原
水流入口28から流入し、水流緩和部材39でその勢い
が緩和された後、カム部27cがボ−ル11cを押し上
げて開放している通水路21cを通過して、原水シャワ
−口14から吐出される。このとき、開口部81からは
表示リング51に記された「シャワー」の文字が見え
る。
【0060】ここで、図1に示すレバ−5を操作して、
操作ストッパ−43に当たるまで回動させると、図8に
示すラチェット機構を介してレバ−5に接続されている
駆動軸41が40゜回動する。同時に平歯車45から4
6へ回動が伝達され、弁軸12が正確に60゜回動す
る。すると、弁軸12のカム27cに替わりカム27b
が上方を向き、通水路21cが閉じて通水路21bが開
く。その結果、原水は通水路21cを通過して原水スト
レ−ト口15から吐出される。このとき、開口部81か
らは表示リング51に記された「ストレ−ト」の文字が
見える。
【0061】次に、レバ−5から指を離すと、ねじりコ
イルばね44によりレバ−5は逆方向に回動し、初期位
置に戻って停止する。このとき、ラチェット機構を介し
て接続された駆動軸41は回動せず、弁軸12も表示リ
ング51も回動しない。
【0062】レバ−5をもう一度押し下げると、同様に
弁軸12が正確に60゜回動し、通水路21bが閉じて
通水路21aが開く。この結果、原水は通水路21aを
通過して原水供給口26に流れる。そして、図7に示す
原水受入口62からろ過カ−トリッジ3に流入し、活性
炭などの吸着剤と中空糸膜によってろ過される。ろ過さ
れた水は、浄水供給口63から浄水受入口29に流れ、
浄水送水路30を通過して浄水流出口19から吐出され
る(図10参照)。このとき、開口部81からは表示リ
ング51に記された「浄水」の文字が見え、また、浄水
送水路30に流れる浄水により水車122が回転し、流
量検出部102によって回路基板151にパルス信号が
送られ、そのパルス信号の周期が浄水の流量として積算
される。
【0063】そして、この浄水の積算流量に応じて、ろ
過カートリッジの残存寿命が液晶表示器105のろ過カ
−トリッジ交換表示素子161に表示される。すなわ
ち、ろ過カ−トリッジ交換表示素子161は、図17に
示すように、ろ過カ−トリッジ使用開始時に枠167と
ブロックA、B、Cの全てが点灯しているが、浄水の積
算流量に対応するパルスの積算カウント数が予め設定し
た第1の設定値に達したら、ブロックA164が消灯
し、さらに第2の設定値に達したら、ブロックB165
が消灯する。さらに、ろ過カ−トリッジを交換しなけれ
ばならない積算流量に近づいたら(第3の設定値)、ブ
ロックC166が消灯するとともに枠167が点滅し、
ろ過カ−トリッジの交換を使用者に促す。使用者が、新
しいろ過カ−トリッジに交換してリセットボタン154
を押せば、積算カウント数がゼロに戻り、ろ過カ−トリ
ッジ交換表示素子161も初期表示に戻る。
【0064】また、液晶表示器105は、電池の電圧が
予め設定した値以下に低下した時点で電池交換表示素子
162を点滅し、使用者に電池の交換を促すようになっ
ている。したがって、使用者は電池の使用開始時期と説
明書等に記載されている電池寿命をわざわざ記憶してお
く必要がない。そのため、電池寿命を忘れたために電池
の交換ができずろ過カ−トリッジ使用中に積算流量のデ
−タが消滅してしまうこともなく、適切な時期に電池交
換が行える。使用者が新しい電池に交換すれば電池交換
表示素子162は自動的に消灯するようになっている。
なお、消費電力が使用状況に関わらずほぼ一定である場
合は、浄水の積算流量や、浄水の通水時間の積算値や、
浄水を通水していない時間の積算値などから、消灯から
点灯に変わるタイミングを決めても差し支えない。な
お、電池交換表示素子162は、電池使用開始時には消
灯し、電池の寿命に近づいたときに点滅するというよう
に構成しているが、前述のろ過カ−トリッジ交換表示と
同様に段階的に表示してもよい。
【0065】さらに、液晶表示器105は、カ−トリッ
ジ種類表示素子163が前述したろ過カ−トリッジ識別
部103からの信号に基づいて点灯、消灯することによ
り、装着しているカートリッジの種類を表示する。たと
えば、底部に突起を設けた有機物の除去率が高いカ−ト
リッジ(以下、高除去カ−トリッジ)を装着した場合に
は点灯し、底部に突起が無い標準カ−トリッジを装着し
た場合には消灯する。ここで、カ−トリッジの寿命も異
なる場合には、前述したろ過カ−トリッジ交換表示に関
する第1〜3の設定値を、予め高除去カ−トリッジ用と
標準カ−トリッジ用に対応させて設定する。これによ
り、ろ過カートリッジを交換する度に、ろ過カ−トリッ
ジ識別部103からの信号に基づいて上記第1〜3の設
定値が自動的に選択され、カ−トリッジの種類に合わせ
たカートリッジ残存寿命の表示が可能になり、使用者が
適切な時期にろ過カ−トリッジの交換を行えるようにな
る。
【0066】そして、この液晶表示器105は、ろ過カ
ートリッジ3を使用しない場合には消灯する。すなわ
ち、回路基板151のCPUが、浄水の通水が停止して
流量検出部102からのパルス信号が停止した(磁気ス
イッチ124が開または閉の状態が一定時間以上続い
た)ことを検知してスリ−プモ−ドに切り替わり、液晶
表示器105を消灯する。この切り替えによって電池の
電力消費が大幅に抑えられ、電池を長期間使用できる。
なお、電池交換直後とリセットボタン操作直後には一定
時間だけスリ−プモ−ドを解除し、液晶表示器105を
点灯させる。これは、使用者が、正しく電池を装着でき
たことや、正しくデ−タをリセットできたことを確認す
るためである。
【0067】本発明は以下のように変形実施することが
できる。
【0068】(1)前述の実施態様において、ろ過カ−
トリッジ交換表示素子161はブロックを段階的に消灯
させる方式としたが、段階的に点灯させる方式でもよ
い。また、積算流量を数値で表示する方式でも、さらに
は減算式、加算式いずれでもよい。
【0069】(2)前述の実施態様では表示部に液晶表
示器105を用いたが、ブザ−やスピ−カ−を設けて発
信音や音声を同時に発すれば、使用者はさらにわかりや
すくなる。
【0070】(3)前述の実施態様では、制御部104
にリセットボタン154を設けて手動でリセットするよ
うに構成したが、ろ過カ−トリッジ識別部103と同
様、ろ過カ−トリッジ3の装着部近傍にリセットボタン
を設け、ろ過カ−トリッジ3の脱着を検知してリセット
を行う方式でもよい。
【0071】(4)前述の実施態様では、ろ過カ−トリ
ッジ識別部103によりろ過カ−トリッジの種類を識別
したが、ろ過カ−トリッジの種類を手動で入力する入力
ボタンを設けてもよい。また、リセットボタンを一定時
間以上押し続けることでカ−トリッジの種類を入力する
もの、すなわち入力ボタンとリセットボタンを兼用した
ものにすれば製造コストが抑えられる。
【0072】(5)前述の実施態様では、電池カバ−1
12を電池ホルダ115にバヨネット機構により装着す
る構成としたが、ネジ締結機構でも、スライド機構でも
よい。
【0073】(6)前述の実施態様では磁気スイッチ1
24を用いて流量を検出したが、減速歯車機構と電気的
接点を用いる方法や、ダイヤフラムなど通水によって変
形する部材と電気的接点を用いる方法などを採用しても
よい。
【0074】(7)前述の実施形態ではラチェット機構
を用い、レバ−5の上下動で切換操作を行ったが、レバ
−の停止位置に応じて切換状態が換わる方式でもよい。
【0075】(8)前述の実施形態では弁体にボ−ルを
用いた切換弁としたが、ゴムパッキンやOリングを装着
した回動軸で流路の開閉を行う切換弁でもよい。
【0076】
【発明の効果】本発明の浄水器は、蛇口に接続されて原
水を受け入れる原水流入口と、原水を浄化するろ過カ−
トリッジと、浄水の流出口とを備え、蛇口に支持固定さ
れる蛇口直結型浄水器であって、制御機能を有する電子
回路と、その電子回路を駆動するための電池を備えた電
源部と、電子回路および/または電池への水の浸入を防
ぐための防水部材とを備えているので、蛇口に取り付け
て使用している際に、水がかかって構成部材の隙間から
内部に水が浸入しても、電子回路や電池に水が到達し誤
作動を起こすことはない。
【0077】そして、電池を、結線部材により電子回路
と結線されている陰極および陽極を備えたケーシングに
収納し、かつ、結線部材を、防水部材によってケーシン
グに水密に固定する場合には、水がリ−ド線をつたって
陽極、陰極、さらには電池に到達するのをより確実に防
ぐことができる。また、電子回路を一端に開口部を有す
るケ−シングに収納するとともに、その開口部を樹脂に
よって封止する場合には、合わせてそのケーシング内に
収納する液晶表示器なども同時に防水加工を施すことが
できる。したがって、各部品に対し防水加工を個別に施
す必要がなく、製造工程の簡略化、製造コストの低減が
可能になる。そして、作業時に流動性を有する硬化性樹
脂を用いて防水することで、制御部と電源部等を結線し
ているリ−ド線の外周などをも隙間なく埋めることがで
き、電子回路への水の浸入を容易かつ確実に防止でき
る。特に、ポリウレタン樹脂は耐水性という観点からも
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示す浄水器の正面図であ
る。
【図2】図1に示す浄水器の上面図である。
【図3】図1に示す浄水器の右側面図である。
【図4】図2に示す浄水器のA−A縦断面図である。
【図5】図2に示す浄水器のB−B縦断面図である。
【図6】図1に示す浄水器の横断面図である。
【図7】ろ過カ−トリッジの横断面図である。
【図8】図5に示す浄水器におけるレバ−と駆動軸との
接続部のC−C矢視断面図である。
【図9】図6に示す浄水器のD−D矢視断面図である。
【図10】図4に示す浄水器のE−E矢視断面図であ
る。
【図11】電源部の分解斜視図である。
【図12】流量計測部の分解斜視図である。
【図13】図12における水車と水車支持部材の断面図
である。
【図14】図12における磁気スイッチと磁気スイッチ
ホルダの断面図である。
【図15】ろ過カ−トリッジ識別部の縦断面図である。
【図16】図6に示す浄水器における制御部のF−F矢
視断面図である。
【図17】液晶表示器の概略図である。
【符号の説明】
1 : 浄水器 2 : 本体部 3 : ろ過カ−トリッジ 4 : 蛇口 5 : レバ− 11a: ボール 11b: ボール 11c: ボール 12 : 弁軸 13 : 切換弁本
体 14 : 原水シャワー口 15 : 原水スト
レート口 16 : 下部ボディ 17 : 上部ボデ
ィ 18 : 弁操作部 19 : 浄水流出
口 21a: 通水路 21b: 通水路 21c: 通水路 22 : 区画板 23 : 上部室 24 : 下部室 25a: oリング 25b: oリング 25c: oリング 26 : 原水供給
口 27a: カム部 27b: カム部 27c: カム部 28 : 原水流入
口 29 : 浄水受入口 30 : 浄水送水
路 31a: 流路 31b: 流路 31c: 流路 36 : パッキン 37 : アダプタ 38 : 取付ナッ
ト 39 : 水流緩和部材 41 : 駆動軸 43 : 操作ストッパー 44 : ねじりコ
イルばね 45 : 平歯車 46 : 平歯車 47 : ラチェット爪部材 48 : ラチェッ
ト歯 51 : 表示リング 61 : 容器 61a: 円筒状突起 62 : 原水受入
口 63 : 浄水供給口 64 : 円筒体 65 : oリング 66 : フィルタ 67 : フィルタ 68 : 中空糸膜
束 69 : 硬化性樹脂 70 : 吸着剤層 71 : 透明キャップ 72 : 突起 73 : oリング 74 : oリング 81 : 開口部 82 : 透明部材 91 : カ−トリッジキャップ 92 : 開閉キャ
ップ 93 : 開口部 101: 電源部 102: 流量検出部 103: ろ過カ−
トリッジ識別部 104: 制御部 105: 液晶表示
器 111: 電池 112: 電池カバ
− 113: 陽極金具 114: 陰極金具 115: 電池ホルダ(ケーシンク゛) 116: 電池装着
部 117: oリング(防水部材) 118: 切り欠き 119: 凹部 120: ゴムキャ
ップ(防水部材) 121: 磁石 122: 水車 123: 水車支持部材 124: 磁気スイ
ッチ 125: 磁気スイッチホルダ 126: 軸 131: 軸部 132: 羽根 133: 羽根 134: 回転軸穴 135: 磁石取付穴 136: 硬化性樹
脂 137: 硬化性樹脂 141: 識別基板 142: 導電部材 143: ゴムスイ
ッチ 144: 識別部ハウジング 145: スイッチ
操作穴 151: 回路基板 152: 基板ホル
ダ(ケ−シング) 153: 基板枠 154: リセット
ボタン 155: 硬化性樹脂(防水部材) 156: スイッチゴム 157: パッキン 161: ろ過カ−トリッジ交換表示素子 162: 電池交換表示素子 163: カ−リッ
ジ種類表示素子 164: ブロックA 165: ブロック
B 166: ブロックC 167: 枠
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/28 C02F 1/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に切換弁を内蔵した本体部とろ過カー
    トリッジとを有し、蛇口に支持固定される蛇口直結型浄
    水器であって、蛇口に接続されて原水を受け入れる原水
    流入口と、浄水の流出口と、制御機能を有する電子回路
    とを有し、前記本体部は、結線部材により電子回路と結
    線されている陰極および陽極を備えた電池ホルダと、電
    池を水密に固定する脱着自在な電池カバーとからなる
    ーシングを有し、前記結線部材は、防水部材によって
    記電池ホルダに水密に固定されていることを特徴とする
    蛇口直結型浄水器。
  2. 【請求項2】蛇口に接続されて原水を受け入れる原水流
    入口と、原水を浄化するろ過カートリッジと、浄水の流
    出口とを備え、蛇口に支持固定される蛇口直結型浄水器
    であって、制御機能を有する回路が設けられた回路基板
    と、液晶表示器と、回路を駆動するための電池を設ける
    電源部とを有し、前記液晶表示器は前記回路基板に固定
    されるとともに一端に開口部を有する基板ホルダに収納
    れ、その開口部が樹脂によって封止され、かつ、前記
    回路基板の周縁部において、その回路基板と前記基板ホ
    ルダとの間にパッキンが設けられていることを特徴とす
    る蛇口直結型浄水器。
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