JP2002210459A - 蛇口直結型浄水器 - Google Patents
蛇口直結型浄水器Info
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Abstract
動を起こさず、しかも経済的な蛇口直結型浄水器を提供
する。 【解決手段】蛇口に接続されて原水を受け入れる原水流
入口と、原水を浄化するろ過カ−トリッジと、浄水の流
出口とを備え、蛇口に支持固定される蛇口直結型浄水器
であって、制御機能を有する電子回路と、その電子回路
を駆動するための電池を備えた電源部と、電子回路およ
び/または電池への水の浸入を防ぐための防水部材とを
備えている蛇口直結型浄水器とする。
Description
ートリッジ種類表示などのための制御機能を有する電子
回路と、その電子回路を駆動するための電池を備えた電
源部とを有する蛇口直結型浄水器に関する。
表示などのために電子回路や電池を設けた蛇口直結型浄
水器が提案されており、たとえば実開平7−24492
号公報に記載された浄水器のように、電子回路や電池を
水が飛散しにくい場所に設けるために、これをろ過カ−
トリッジの内部に配設して密閉したものがある。
トリッジでは、ろ過材料が使用寿命に達したために取り
外して廃棄する度に、未だ使用可能な電池や電子回路ま
でをも廃棄することになり、極めて不経済である。
カートリッジではなく浄水器本体に電子回路や電池を設
けることも可能であるが、単純に電子回路や電池を浄水
器本体のケーシング内に収納するだけでは、実際に蛇口
に取り付けて使用する際には複雑な構成部材の隙間から
水が浸入して電子回路、電池に到達し、誤作動を引き起
こしかねないといった問題がある。
な問題点に鑑み、複雑な構成部材の隙間から浄水器本体
のケーシング内に水が浸入しても誤作動を引き起こさな
い、しかも経済的な浄水器を提供することを目的とする
ものである。
に本発明は、次を特徴とするものである。
原水流入口と、原水を浄化するろ過カ−トリッジと、浄
水の流出口とを備え、蛇口に支持固定される蛇口直結型
浄水器であって、制御機能を有する電子回路と、その電
子回路を駆動するための電池を備えた電源部と、電子回
路および/または電池への水の浸入を防ぐための防水部
材とを備えていることを特徴とする蛇口直結型浄水器。
原水流入口と、原水を浄化するろ過カ−トリッジと、浄
水の流出口とを備え、蛇口に支持固定される蛇口直結型
浄水器であって、制御機能を有する電子回路と、その電
子回路を駆動するための電池を備えた電源部とを有し、
電池は、結線部材により電子回路と結線されている陰極
および陽極を備えたケーシングに収納され、かつ、結線
部材は、防水部材によってケーシングに水密に固定され
ていることを特徴とする蛇口直結型浄水器。
原水流入口と、原水を浄化するろ過カ−トリッジと、浄
水の流出口とを備え、蛇口に支持固定される蛇口直結型
浄水器であって、制御機能を有する電子回路と、その電
子回路を駆動するための電池を備えた電源部とを有し、
電子回路は一端に開口部を有するケ−シングに収納さ
れ、その開口部が樹脂によって封止され、電池は、結線
部材により電子回路と結線されている陰極および陽極を
備えたケーシングに収納され、かつ、結線部材は、防水
部材によってケーシングに水密に固定されている蛇口直
結型浄水器。
浄水器においては、防水部材が樹脂であることが好まし
い。
と、原水を浄化するろ過カ−トリッジと、浄水の流出口
とを備え、蛇口に支持固定される蛇口直結型浄水器であ
って、制御機能を有する電子回路と、その電子回路を駆
動するための電池を備えた電源部とを有し、電子回路は
一端に開口部を有するケ−シングに収納されるととも
に、その開口部が樹脂によって封止されていることを特
徴とする蛇口直結型浄水器。
おいて、樹脂はポリウレタン樹脂であることが好まし
い。
子回路の出力に基づく表示を行う表示部を設けること
や、その表示部を液晶表示器で構成すること、さらに
は、表示部を電子回路と一体化させることがことが好ま
しい。
形態を、図を参照しながら説明する。
に、その内部に切換弁を内蔵した本体部2と、濾材を収
納したろ過カ−トリッジ3などから構成されている。本
体部2にはレバ−5が設けられ、レバ−5を操作するこ
とにより、蛇口4から原水流入口を通って流入した原水
をそのままシャワ−水として吐出するか(原水シャワ
−)、そのままストレ−ト水として吐出するか(原水ス
トレ−ト)、ろ過カ−トリッジ3に供給するか、を選択
して切り換える。ろ過カ−トリッジ3に供給された原水
は、活性炭などの吸着剤や中空糸膜等によってろ過さ
れ、浄水流出口から浄水として吐出される。
換弁を構成する3個のボ−ル11a、11b、11cと
弁軸12とを備えた切換弁本体13、原水シャワ−口1
4と、原水ストレ−ト口15と、浄水流出口19とを備
えた下部ボディ16、切換弁本体13が上面に突出する
開口部を備えた上部ボディ17、切換操作を行う弁操作
部18、ろ過カ−トリッジ3を固定するカ−トリッジキ
ャップ91、流量を積算して、その結果を表示する電装
部などから構成されている。
36が装着され、蛇口4のおねじ部にねじ込んだアダプ
タ37を介して、取付ナット38を切換弁本体13に螺
合させ、本体部2を蛇口4に取り付けるようになってい
る。
1a、21b、21cを開設した区画板22によって、
上部室23と下部室24とに区画されている。
1b、11cが、3個の通水路21a、21b、21c
に対応するように配置されている。ボ−ル11aが通水
路21aにはまり通水路21aが閉じた状態で、ボ−ル
11aの下部が下部室24に突出するようになってい
る。ボ−ル11b、11cについても同様である。
可能に挿着され、かつ、弁軸12の所定位置に配設した
Oリング25a、25b、25cが、下部室24の内壁
面と水密的に係合している。これによって下部室24は
3つに区画され、通水路21aからろ過カ−トリッジ3
に原水を供給する原水供給口26(図6参照)へ通じる
流路31aと、通水路21bから原水ストレ−ト口15
へ通じる流路31bと、通水路21cから原水シャワ−
口14へ通じる流路31cとを形成している。
は、通水路21a、21b、21cに対向する位置に、
カム部27a、27b、27cが設けられている。これ
らカム部27a、27b、27cは、弁軸12の周方向
に例えば60゜ずつずらして設けられており、弁軸12
を60゜ずつ回動することにより選択的に上方を向き、
下部室24に突出したボ−ルの下部を押し上げて通水路
を開くことができるようになっている。すなわち、後述
の弁操作部18により弁軸12を所定角度回動すること
で、通水路21a、21b、21cのいずれかを開放
し、蛇口4から流入した原水をそのままシャワ−水とし
て吐出するか、そのままストレ−ト水として吐出する
か、ろ過カ−トリッジ3に供給するか、を選択できる。
としての金属球にゴムを覆ったものを用いているが、弁
体の形状は球体に限らず円錐形でも円筒形でもよく、傘
形でもよい。そして、通水路を閉塞したときのシ−ル性
を向上させるためは、上部室23に設けたボ−ル11
a、11b、11cをバネ等で上方から通水路方向に付
勢してもよい。
3の側部後方には、ろ過カ−トリッジ3に原水を供給す
る原水供給口26と、ろ過カ−トリッジ3から浄水を受
け入れる浄水受入口29とが設けられている。原水供給
口26は流路31aに連通しており、浄水受入口29は
浄水送水路30を介して浄水流出口19と連通してい
る。浄水送水路30には、後述する流量検出部102の
水車122と水車支持部材123が設けられ、浄水の通
水により水車122が回転するようになっている。
説明する。
示すように、容器61の底部に、原水供給口26から原
水を受け入れる原水受入口62と、浄水受入口29に浄
水を供給する浄水供給口63が設けられている。原水受
入口62と浄水供給口63には、それぞれOリング7
3、74が設けられ、原水供給口26と浄水受入口29
に接続した際に外部に水が漏れるのを防止している。
が形成されており、円筒状突起61aに、中空糸膜モジ
ュールの円筒体64の下端がOリング65を介して嵌入
立設されている。そして、この円筒体64の外周上下部
には、円筒体64外周面と容器61の内壁面との間を通
過する原水の処理を行う吸着剤層70を保持するため
に、リング状のフィルタ66、67が固定されている。
を束ねて逆U字状に折り曲げた中空糸膜束68が収納さ
れている。中空糸膜の両端部は、円筒体64の下部にて
各中空糸間および中空糸と円筒体64との間に充填され
た硬化性樹脂69(封止剤)により封止固定(ポッティ
ング)されている。各中空糸膜は、容器61へ嵌入する
前にポッティング部が一部切断除去されているので、末
端が浄水供給口63に向かって開口している。
内壁面との間には、活性炭、ゼオライト、イオン交換樹
脂、キレ−ト樹脂などからなる吸着剤層70が配備され
ている。
剤を容易に充填できるよう開口されており、内部の汚れ
を確認できるように透明キャップ71が嵌入され、超音
波溶着されている。
3は、図6に示したように、本体部2内に装填され、カ
−トリッジキャップ91が、ろ過カ−トリッジ3に覆い
被さる位置で下部ボディ16と上部ボディ17とにネジ
締付固定され、ろ過カ−トリッジ3を所定位置に固定す
る役目を果たしている。カ−トリッジキャップ91に
は、開閉キャップ92が開閉可能に設けられており、開
閉キャップ92を開くと、カ−トリッジキャップの開口
部93およびろ過部の透明キャップ71を通じて、中空
糸膜の汚れ具合を確認できるようになっている。
回動操作する弁操作部18について説明する。
−5と、切換弁本体13に回動可能に支持され、レバ−
5と同じ軸回りに回動する駆動軸41と、一端が下部ボ
ディ16に固定され他端がレバ−5に固定されたねじり
コイルバネ44などから構成されている。レバー5は、
図3に示すように矢印A方向に押し下げると、操作スト
ッパ−43に当接するまで反時計方向に(図6を右側面
から見た場合)回動し、レバ−5が操作ストッパ−43
に当接した状態で操作をやめて指を離すと、ねじりコイ
ルばね44により時計方向に回動し、初期位置に戻るよ
うになっている。
図であって、レバ−5と駆動軸41の接続部を示してい
る。図8に示すように、駆動軸41の一端に嵌入された
ラチェット爪部材47は、レバ−5のラチェット歯48
と噛み合ってラチェット機構を構成している。レバ−5
を初期位置から反時計方向(図6を右側面から見た場
合)に回動させるときには、駆動軸41はレバ−5と一
体となって反時計方向に40°回動し、レバ−5が時計
方向に回動して初期位置に戻るときには、駆動軸41は
回動しないようになっている。
図である図9に示すように、駆動軸41には平歯車45
が設けられ、弁軸12に設けられた平歯車46と噛み合
っている。平歯車45と46のギヤ比は3:2であるの
で、平歯車45が40°回動すると平歯車46は60°
回動する。すなわち、レバ−5を1回操作すると、駆動
軸41は40°回動し、弁軸12は60°回動する。こ
こで、平歯車をはすば歯車ややまば歯車などにしても何
ら問題はない。また、ギヤ比を3:2としたが、これに
限らず2:1でも3:1でもよい。平歯車45の歯数を
平歯車46の歯数より大きくすると、駆動軸41の回動
角度に対し弁軸12の回動角度は大きくなる。すなわち
レバ−5の操作角度を小さくしても、弁軸12の回動角
度を十分に大きくすることができる。以上のように、歯
車を用いるとギヤ比を選択することで容易にレバ−操作
角度を設定でき、しかも確実かつ正確に流路切換ができ
る。
に、切換状態を示す「浄水」「ストレ−ト」「シャワ
−」の文字が40°毎に各3ヶ所印刷された表示リング
51が固定されている。表示リング51に印刷された
「浄水」「ストレ−ト」「シャワ−」いずれかの文字
が、上部ボディ17の開口部81から見えるようになっ
ていて、切換状態が容易に確認できる。なお、切換状態
を示す表示は、文字、イラスト単独でも、また、それら
の組合せでもよい。そして、開口部81に透明部材82
を取り付けることで、食器洗いのときなどに水が本体部
2の内部に入るのを防いだり、表示リング51が汚れる
のを防いだりしている。
表示するために、制御機能を備えた電子回路および電池
を備えた電源部とを有する電装部について説明する。
は電装部が設けられており、電装部は、電源部101
と、流量検出部102と、ろ過カ−トリッジ識別部10
3と、制御部104と、液晶表示器105などから構成
されている。
すように、主に、本体部2に設けた電池ホルダ(ケーシ
ング)115と、コイン形二酸化マンガンリチウム電池
111(以下、電池111)と、陽極金具113および
陰極金具114と、電池を水密に固定する脱着自在な電
池カバ−(ケーシング)112などから構成される。
16を有するとともにその外周にOリング(防水部材)
117を有し、電池カバ−112がバヨネット機構によ
り電池ホルダ115に装着したときに電池装着部116
に水が浸入するのを防ぐようになっている。筒状の電池
装着部116には切り欠き118が設けられているの
で、指を引っかけて容易に電池を取り外すことができ
る。また、電池カバ−112の表面には、硬貨を挿入し
て回すための凹部119が設けられ、その周囲に、電池
の規格と開閉のための回転方向を示す文字やイラストが
刻印されている。したがって、使用者は、電池の規格と
電池カバ−112の回転方向を確認した上で、コインを
使って電池カバ−112を電池ホルダ115から取り外
し、電池を交換することができる。
113および陰極金具114は、それぞれリ−ド線(結
線部材)で図6に示す制御部104に結線されており、
電池111による電力が制御部104に供給される。リ
−ド線は、陽極金具113、陰極金具114との結線部
において、ゴムキャップ(防水部材)120により電池
ホルダ115に水密に固定されており、これにより、水
がリ−ド線をつたって陽極金具113、陰極金具114
さらには電池装着部116内に浸入し、電池111が濡
れて放電したり腐食するのを防いでいる。
よく、比較的高い電圧で、長期間安定して電力を供給で
きる二酸化マンガンリチウム電池などのリチウム電池の
ほか、アルカリ乾電池、マンガン乾電池、酸化銀電池、
空気亜鉛電池などでもよい。また、形状は、軽量で大き
な設置スペ−スを必要としないボタン形、コイン形など
の小形電池が好ましい。小形電池の場合、本体部が著し
く大型化したり著しく重量増加することはなく、また、
大幅なコストアップにもならない。
〜図14に示すように、主に、磁石121を埋設した水
車122と、水車122を回転可能に支持する水車支持
部材123と、磁石の回転に応じて開閉する磁気スイッ
チ124と、磁気スイッチ124を支持固定する磁気ス
イッチホルダ125とから構成されている。
の羽根132、133が形成されてなり、軸部131の
一端には水車支持部材123の軸126が挿入される回
転軸穴134が設けられ、他端には磁石121が埋設さ
れる磁石取付穴135が設けられている。
と水車122の回転軸とが垂直になるように磁石取付穴
135に挿入し、脱落を防止するとともに接水による発
錆を防止するために、磁石取付穴135の開口部に栓部
材を被せ接着したり溶着する。磁石121の脱落および
発錆を防止するためには、磁石121を磁石取付穴13
5に挿入した後、磁石取付穴135の開口部を硬化性樹
脂136(封止材)で封止することも好ましい。硬化性
樹脂としては、より安全性の高いポリウレタン樹脂が好
ましいが、エポキシ樹脂や、その他の封止材、接着剤を
用いてもよい。磁石121の錆を防止するためには、磁
石そのものをコ−ティングすることも好ましい。また、
磁石121には、磁力が強い希土類磁石のほか、フェラ
イト磁石などを使用してもよい。
送水路30内で回転可能なように、水車支持部材123
によって下流側から軸支されている。水車122は、そ
の回転軸が浄水の送水方向に平行な軸流型であっても直
交するものであってもよい。また、水車の羽根は2枚と
しているが、1枚でもよく、3枚以上でもよい。さら
に、水車を、ろ過カ−トリッジ3の下流側の浄水送水路
30に設けたが、上流側に設けてもよい。この場合は、
水車122にゴミ等が引っかからないよう、さらに上流
側にプレフィルタを設けることが好ましい。
に、磁気スイッチホルダ125に挿入し、硬化性樹脂1
37(封止材)により封止固定して水の浸入を防止して
いる。磁気スイッチ124の2つの端子はリ−ド線によ
り図10に示す制御部104と結線されており、磁気ス
イッチ124の開閉によるパルス信号が制御部104に
伝達される。磁気スイッチ124を収容した磁気スイッ
チホルダ125は、図6に示すように、浄水送水路30
の外周に接し、かつ、水車122の近傍に固定されてい
る。
は、浄水が流れることにより水車122が回転し、水車
122に埋設された磁石121が回転し、それに応じて
磁界が変化する。磁石121が1回転することにより磁
気スイッチ124は2回開閉して、その結果、2周期分
のパルス信号が発信され、制御部104に伝達される。
ついて、図6、図16を用いて説明する。
た回路基板(電子回路)151と、回路基板151を収
納する、開口部を有する透明の基板ホルダ(ケ−シン
グ)152と、回路基板151の基板ホルダ152内で
の位置規制をする基板枠153とから構成されている。
CPUは、電源部101から電力供給を受け、流量検出
部102からのパルス信号と、ろ過カ−トリッジ識別部
103からの信号に基づいて演算を行い、液晶表示器1
05に出力信号を送るようになっている。回路基板15
1には、リセットボタン154が設けられ、外部からの
操作でリセットボタン154を押して積算流量のデ−タ
等をリセットできるようになっている。そして、リセッ
トボタン154の上方にはスイッチゴム156を配置
し、リセットボタンを簡単に操作できるようにするとと
もに、基板ホルダ152とスイッチゴム156よって回
路基板151への水の浸入を防いでいる。
接するように支持固定して一体化されているので、本体
部2の前方上部に位置し、使用者が使用中に見やすいよ
うになっている。この液晶表示器105は、回路基板か
ら離れた位置に配置しリ−ド線等で結線することも可能
だが、回路基板151に直接、支持固定して一体化した
ほうが信号を確実に伝達できる。また、外部から水が浸
入して回路基板151が誤作動するのを防止するため、
基板ホルダ152に回路基板151とともに液晶表示器
105を挿入し基板枠153で位置決めした後、基板ホ
ルダ152の開口部を硬化性樹脂(防水部材)155で
封止して防水加工を施す。このような防水加工により、
各部品に対して個別に防水加工を施す必要がなく、製造
工程の簡略化、製造コストの低減が可能になる。硬化前
に流動性を有する硬化性樹脂155を用いているので、
制御部104と電源部101等を結線しているリ−ド線
の外周などをも隙間なく埋めることができ、リ−ド線を
つたって回路基板151に水が浸入することを容易かつ
確実に防止できる。硬化性樹脂155としては、耐水性
に優れた2液混合型のポリウレタン樹脂が好ましい。ま
た、回路基板151の周縁部において、回路基板151
と基板ホルダ152との間にパッキン157を設けるこ
とで、防水加工を施す際に流動性を有する硬化性樹脂1
55が液晶表示器105側に流れ込み、液晶表示器10
5が見えにくくなることを防止することも好ましい。
に、枠167とその中に設けられた3個のブロックA、
B、Cからなるろ過カ−トリッジ交換表示素子161
と、電池交換表示素子162と、カ−トリッジ種類表示
素子163とが設けられており、それらが点灯、消灯、
点滅することで、カートリッジの寿命、電池の寿命、カ
ートリッジの種類を表示する。
103について、図15の概略縦断面図を用いて説明す
る。
導電部材142を密着させたゴムスイッチ143と、導
電部材142との2つの接点を有する識別基板141
と、それらを収納する識別部ハウジング144とから構
成されている。
により回路基板151と結線されており、2つの接点の
開閉が回路基板151に伝達されるようになっている。
重ねるようにして識別部ハウジング144に収納されて
いる。ろ過カ−トリッジ3の底部に設けた突起72によ
り、スイッチ操作穴145を通してゴムスイッチ143
を押すと、導電部材142が識別基板141の2つの接
点に接触し、回路が閉じ電流が流れるようになってい
る。ろ過カ−トリッジを取り外したことにより突起72
が離れると、弾性によりゴムスイッチ143が初期状態
に戻り、接点が開く。ろ過カ−トリッジの底部に突起が
設けられていない場合は、接点が開いたままである。す
なわち、この接点の開閉信号により、底部に突起を設け
たろ過カ−トリッジと、突起を設けていないカ−トリッ
ジとを識別することができる。ゴムスイッチ143は、
スイッチ操作穴145から識別基板141側に水が浸入
するのを防ぐ役目も果たしている。
カ−トリッジと、凹みを設けないカ−トリッジを識別す
る機構を採用してもよい。また、スイッチ操作穴、ゴム
スイッチおよび識別基板を複数個設け、3種類以上のカ
−トリッジの識別を可能にしてもよい。さらに、突起と
ゴムスイッチの替わりに、バ−コ−ドとバ−コ−ドリ−
ダの組み合わせや、磁石と磁気スイッチの組み合わせを
用いてもよい。
の作用について説明する。
出される状態を示している。蛇口を開くと、原水は、原
水流入口28から流入し、水流緩和部材39でその勢い
が緩和された後、カム部27cがボ−ル11cを押し上
げて開放している通水路21cを通過して、原水シャワ
−口14から吐出される。このとき、開口部81からは
表示リング51に記された「シャワー」の文字が見え
る。
操作ストッパ−43に当たるまで回動させると、図8に
示すラチェット機構を介してレバ−5に接続されている
駆動軸41が40゜回動する。同時に平歯車45から4
6へ回動が伝達され、弁軸12が正確に60゜回動す
る。すると、弁軸12のカム27cに替わりカム27b
が上方を向き、通水路21cが閉じて通水路21bが開
く。その結果、原水は通水路21cを通過して原水スト
レ−ト口15から吐出される。このとき、開口部81か
らは表示リング51に記された「ストレ−ト」の文字が
見える。
イルばね44によりレバ−5は逆方向に回動し、初期位
置に戻って停止する。このとき、ラチェット機構を介し
て接続された駆動軸41は回動せず、弁軸12も表示リ
ング51も回動しない。
弁軸12が正確に60゜回動し、通水路21bが閉じて
通水路21aが開く。この結果、原水は通水路21aを
通過して原水供給口26に流れる。そして、図7に示す
原水受入口62からろ過カ−トリッジ3に流入し、活性
炭などの吸着剤と中空糸膜によってろ過される。ろ過さ
れた水は、浄水供給口63から浄水受入口29に流れ、
浄水送水路30を通過して浄水流出口19から吐出され
る(図10参照)。このとき、開口部81からは表示リ
ング51に記された「浄水」の文字が見え、また、浄水
送水路30に流れる浄水により水車122が回転し、流
量検出部102によって回路基板151にパルス信号が
送られ、そのパルス信号の周期が浄水の流量として積算
される。
過カートリッジの残存寿命が液晶表示器105のろ過カ
−トリッジ交換表示素子161に表示される。すなわ
ち、ろ過カ−トリッジ交換表示素子161は、図17に
示すように、ろ過カ−トリッジ使用開始時に枠167と
ブロックA、B、Cの全てが点灯しているが、浄水の積
算流量に対応するパルスの積算カウント数が予め設定し
た第1の設定値に達したら、ブロックA164が消灯
し、さらに第2の設定値に達したら、ブロックB165
が消灯する。さらに、ろ過カ−トリッジを交換しなけれ
ばならない積算流量に近づいたら(第3の設定値)、ブ
ロックC166が消灯するとともに枠167が点滅し、
ろ過カ−トリッジの交換を使用者に促す。使用者が、新
しいろ過カ−トリッジに交換してリセットボタン154
を押せば、積算カウント数がゼロに戻り、ろ過カ−トリ
ッジ交換表示素子161も初期表示に戻る。
予め設定した値以下に低下した時点で電池交換表示素子
162を点滅し、使用者に電池の交換を促すようになっ
ている。したがって、使用者は電池の使用開始時期と説
明書等に記載されている電池寿命をわざわざ記憶してお
く必要がない。そのため、電池寿命を忘れたために電池
の交換ができずろ過カ−トリッジ使用中に積算流量のデ
−タが消滅してしまうこともなく、適切な時期に電池交
換が行える。使用者が新しい電池に交換すれば電池交換
表示素子162は自動的に消灯するようになっている。
なお、消費電力が使用状況に関わらずほぼ一定である場
合は、浄水の積算流量や、浄水の通水時間の積算値や、
浄水を通水していない時間の積算値などから、消灯から
点灯に変わるタイミングを決めても差し支えない。な
お、電池交換表示素子162は、電池使用開始時には消
灯し、電池の寿命に近づいたときに点滅するというよう
に構成しているが、前述のろ過カ−トリッジ交換表示と
同様に段階的に表示してもよい。
ジ種類表示素子163が前述したろ過カ−トリッジ識別
部103からの信号に基づいて点灯、消灯することによ
り、装着しているカートリッジの種類を表示する。たと
えば、底部に突起を設けた有機物の除去率が高いカ−ト
リッジ(以下、高除去カ−トリッジ)を装着した場合に
は点灯し、底部に突起が無い標準カ−トリッジを装着し
た場合には消灯する。ここで、カ−トリッジの寿命も異
なる場合には、前述したろ過カ−トリッジ交換表示に関
する第1〜3の設定値を、予め高除去カ−トリッジ用と
標準カ−トリッジ用に対応させて設定する。これによ
り、ろ過カートリッジを交換する度に、ろ過カ−トリッ
ジ識別部103からの信号に基づいて上記第1〜3の設
定値が自動的に選択され、カ−トリッジの種類に合わせ
たカートリッジ残存寿命の表示が可能になり、使用者が
適切な時期にろ過カ−トリッジの交換を行えるようにな
る。
ートリッジ3を使用しない場合には消灯する。すなわ
ち、回路基板151のCPUが、浄水の通水が停止して
流量検出部102からのパルス信号が停止した(磁気ス
イッチ124が開または閉の状態が一定時間以上続い
た)ことを検知してスリ−プモ−ドに切り替わり、液晶
表示器105を消灯する。この切り替えによって電池の
電力消費が大幅に抑えられ、電池を長期間使用できる。
なお、電池交換直後とリセットボタン操作直後には一定
時間だけスリ−プモ−ドを解除し、液晶表示器105を
点灯させる。これは、使用者が、正しく電池を装着でき
たことや、正しくデ−タをリセットできたことを確認す
るためである。
できる。
トリッジ交換表示素子161はブロックを段階的に消灯
させる方式としたが、段階的に点灯させる方式でもよ
い。また、積算流量を数値で表示する方式でも、さらに
は減算式、加算式いずれでもよい。
示器105を用いたが、ブザ−やスピ−カ−を設けて発
信音や音声を同時に発すれば、使用者はさらにわかりや
すくなる。
にリセットボタン154を設けて手動でリセットするよ
うに構成したが、ろ過カ−トリッジ識別部103と同
様、ろ過カ−トリッジ3の装着部近傍にリセットボタン
を設け、ろ過カ−トリッジ3の脱着を検知してリセット
を行う方式でもよい。
ッジ識別部103によりろ過カ−トリッジの種類を識別
したが、ろ過カ−トリッジの種類を手動で入力する入力
ボタンを設けてもよい。また、リセットボタンを一定時
間以上押し続けることでカ−トリッジの種類を入力する
もの、すなわち入力ボタンとリセットボタンを兼用した
ものにすれば製造コストが抑えられる。
12を電池ホルダ115にバヨネット機構により装着す
る構成としたが、ネジ締結機構でも、スライド機構でも
よい。
24を用いて流量を検出したが、減速歯車機構と電気的
接点を用いる方法や、ダイヤフラムなど通水によって変
形する部材と電気的接点を用いる方法などを採用しても
よい。
を用い、レバ−5の上下動で切換操作を行ったが、レバ
−の停止位置に応じて切換状態が換わる方式でもよい。
用いた切換弁としたが、ゴムパッキンやOリングを装着
した回動軸で流路の開閉を行う切換弁でもよい。
水を受け入れる原水流入口と、原水を浄化するろ過カ−
トリッジと、浄水の流出口とを備え、蛇口に支持固定さ
れる蛇口直結型浄水器であって、制御機能を有する電子
回路と、その電子回路を駆動するための電池を備えた電
源部と、電子回路および/または電池への水の浸入を防
ぐための防水部材とを備えているので、蛇口に取り付け
て使用している際に、水がかかって構成部材の隙間から
内部に水が浸入しても、電子回路や電池に水が到達し誤
作動を起こすことはない。
と結線されている陰極および陽極を備えたケーシングに
収納し、かつ、結線部材を、防水部材によってケーシン
グに水密に固定する場合には、水がリ−ド線をつたって
陽極、陰極、さらには電池に到達するのをより確実に防
ぐことができる。また、電子回路を一端に開口部を有す
るケ−シングに収納するとともに、その開口部を樹脂に
よって封止する場合には、合わせてそのケーシング内に
収納する液晶表示器なども同時に防水加工を施すことが
できる。したがって、各部品に対し防水加工を個別に施
す必要がなく、製造工程の簡略化、製造コストの低減が
可能になる。そして、作業時に流動性を有する硬化性樹
脂を用いて防水することで、制御部と電源部等を結線し
ているリ−ド線の外周などをも隙間なく埋めることがで
き、電子回路への水の浸入を容易かつ確実に防止でき
る。特に、ポリウレタン樹脂は耐水性という観点からも
好適である。
る。
接続部のC−C矢視断面図である。
る。
である。
ホルダの断面図である。
視断面図である。
体 14 : 原水シャワー口 15 : 原水スト
レート口 16 : 下部ボディ 17 : 上部ボデ
ィ 18 : 弁操作部 19 : 浄水流出
口 21a: 通水路 21b: 通水路 21c: 通水路 22 : 区画板 23 : 上部室 24 : 下部室 25a: oリング 25b: oリング 25c: oリング 26 : 原水供給
口 27a: カム部 27b: カム部 27c: カム部 28 : 原水流入
口 29 : 浄水受入口 30 : 浄水送水
路 31a: 流路 31b: 流路 31c: 流路 36 : パッキン 37 : アダプタ 38 : 取付ナッ
ト 39 : 水流緩和部材 41 : 駆動軸 43 : 操作ストッパー 44 : ねじりコ
イルばね 45 : 平歯車 46 : 平歯車 47 : ラチェット爪部材 48 : ラチェッ
ト歯 51 : 表示リング 61 : 容器 61a: 円筒状突起 62 : 原水受入
口 63 : 浄水供給口 64 : 円筒体 65 : oリング 66 : フィルタ 67 : フィルタ 68 : 中空糸膜
束 69 : 硬化性樹脂 70 : 吸着剤層 71 : 透明キャップ 72 : 突起 73 : oリング 74 : oリング 81 : 開口部 82 : 透明部材 91 : カ−トリッジキャップ 92 : 開閉キャ
ップ 93 : 開口部 101: 電源部 102: 流量検出部 103: ろ過カ−
トリッジ識別部 104: 制御部 105: 液晶表示
器 111: 電池 112: 電池カバ
− 113: 陽極金具 114: 陰極金具 115: 電池ホルダ(ケーシンク゛) 116: 電池装着
部 117: oリング(防水部材) 118: 切り欠き 119: 凹部 120: ゴムキャ
ップ(防水部材) 121: 磁石 122: 水車 123: 水車支持部材 124: 磁気スイ
ッチ 125: 磁気スイッチホルダ 126: 軸 131: 軸部 132: 羽根 133: 羽根 134: 回転軸穴 135: 磁石取付穴 136: 硬化性樹
脂 137: 硬化性樹脂 141: 識別基板 142: 導電部材 143: ゴムスイ
ッチ 144: 識別部ハウジング 145: スイッチ
操作穴 151: 回路基板 152: 基板ホル
ダ(ケ−シング) 153: 基板枠 154: リセット
ボタン 155: 硬化性樹脂(防水部材) 156: スイッチゴム 157: パッキン 161: ろ過カ−トリッジ交換表示素子 162: 電池交換表示素子 163: カ−リッ
ジ種類表示素子 164: ブロックA 165: ブロック
B 166: ブロックC 167: 枠
Claims (9)
- 【請求項1】蛇口に接続されて原水を受け入れる原水流
入口と、原水を浄化するろ過カ−トリッジと、浄水の流
出口とを備え、蛇口に支持固定される蛇口直結型浄水器
であって、制御機能を有する電子回路と、その電子回路
を駆動するための電池を備えた電源部と、電子回路およ
び/または電池への水の浸入を防ぐための防水部材とを
備えていることを特徴とする蛇口直結型浄水器。 - 【請求項2】蛇口に接続されて原水を受け入れる原水流
入口と、原水を浄化するろ過カ−トリッジと、浄水の流
出口とを備え、蛇口に支持固定される蛇口直結型浄水器
であって、制御機能を有する電子回路と、その電子回路
を駆動するための電池を備えた電源部とを有し、電池
は、結線部材により電子回路と結線されている陰極およ
び陽極を備えたケーシングに収納され、かつ、結線部材
は、防水部材によってケーシングに水密に固定されてい
ることを特徴とする蛇口直結型浄水器。 - 【請求項3】蛇口に接続されて原水を受け入れる原水流
入口と、原水を浄化するろ過カ−トリッジと、浄水の流
出口とを備え、蛇口に支持固定される蛇口直結型浄水器
であって、制御機能を有する電子回路と、その電子回路
を駆動するための電池を備えた電源部とを有し、電子回
路は一端に開口部を有するケ−シングに収納され、その
開口部が樹脂によって封止され、電池は、結線部材によ
り電子回路と結線されている陰極および陽極を備えたケ
ーシングに収納され、かつ、結線部材は、防水部材によ
ってケーシングに水密に固定されている蛇口直結型浄水
器。 - 【請求項4】防水部材が樹脂である、請求項1〜3のい
ずれかに記載の蛇口直結型浄水器。 - 【請求項5】蛇口に接続されて原水を受け入れる原水流
入口と、原水を浄化するろ過カ−トリッジと、浄水の流
出口とを備え、蛇口に支持固定される蛇口直結型浄水器
であって、制御機能を有する電子回路と、その電子回路
を駆動するための電池を備えた電源部とを有し、電子回
路は一端に開口部を有するケ−シングに収納されるとと
もに、その開口部が樹脂によって封止されていることを
特徴とする蛇口直結型浄水器。 - 【請求項6】樹脂がポリウレタン樹脂である、請求項4
または5に記載の蛇口直結型浄水器。 - 【請求項7】電子回路の出力に基づく表示を行う表示部
を備えている、請求項1〜6のいずれかに記載の蛇口直
結型浄水器。 - 【請求項8】表示部が液晶表示器である、請求項7に記
載の蛇口直結型浄水器。 - 【請求項9】表示部が電子回路と一体化している、請求
項7または8に記載の蛇口直結型浄水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001012845A JP3371336B2 (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 蛇口直結型浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001012845A JP3371336B2 (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 蛇口直結型浄水器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002210459A true JP2002210459A (ja) | 2002-07-30 |
JP3371336B2 JP3371336B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=18879788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001012845A Expired - Lifetime JP3371336B2 (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 蛇口直結型浄水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3371336B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013173143A (ja) * | 2013-05-28 | 2013-09-05 | Mitsubishi Rayon Cleansui Co Ltd | 浄水器 |
JP5794144B2 (ja) * | 2010-02-08 | 2015-10-14 | 三菱レイヨン株式会社 | 浄水器及び浄水器の表示ユニット |
-
2001
- 2001-01-22 JP JP2001012845A patent/JP3371336B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5794144B2 (ja) * | 2010-02-08 | 2015-10-14 | 三菱レイヨン株式会社 | 浄水器及び浄水器の表示ユニット |
JP2013173143A (ja) * | 2013-05-28 | 2013-09-05 | Mitsubishi Rayon Cleansui Co Ltd | 浄水器 |
Also Published As
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---|---|
JP3371336B2 (ja) | 2003-01-27 |
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