JP3469221B2 - 車両洗浄装置および車両の洗浄方法 - Google Patents

車両洗浄装置および車両の洗浄方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両洗浄装置および
車両の洗浄方法に関する。さらに詳しくは、車両の外表
面に洗浄液を吹き付け、油脂分等を分解分離して水等に
よって洗い流す車両洗浄装置および車両の洗浄方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電車やディーゼル機関車等の軌道
車両の台車(乗客や貨物を収容する本体を搭載するため
の車輪を有するもの)は定期的に各種の探傷試験が行わ
れている。この探傷試験を行うには試験に先立って台車
の外表面を洗浄する必要がある。この洗浄としては圧縮
空気によって汚れを吹き飛ばす気吹き洗浄、温水や洗浄
液を噴射する湿式洗浄等が知られている。
【0003】湿式洗浄では予め温水によって台車の表面
の落ちやすい汚れを落とし、ついで洗浄液を台車の外表
面に吹きかけて油脂分等を分解分離する。そして温水を
吹き付けて分解分離した油脂分や汚れを洗浄液とともに
洗い流す。その後の所定時間は水を連続的に吹き付けて
仕上げ洗浄を行う。洗浄の作業中、吹き付けられた洗浄
液や水は落とされた汚れとともに連続的に清浄化処理さ
れつつ排水される。洗浄作業は一般に一回に1時間程度
を要するため、排水される水の量は大量となる。したが
って、水の消費量が膨大となり、また排水のための浄化
処理もフル稼働する必要があるため運転コストが高いも
のとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる課題を
解決するためになされたものであり、使用水量を大幅に
低減した車両洗浄装置および車両の洗浄方法を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車両洗浄装置
は、被洗浄車両に洗浄液と水とを選択的に噴射するため
の噴射装置が配設された洗車空間と、噴射された液体を
排水するための排水装置と、噴射された水を貯留する貯
留装置を有する、噴射装置にこの水を循環するための循
環装置と、洗車空間からの液体経路を排水装置および循
環装置の少なくともいずれか一方に切り替えるための第
一切り替え装置が配設された配管と、第一切り替え装置
の切り替え作動を制御するための制御装置とを備えてい
る。
【0006】かかる洗浄装置によれば、被洗浄車両に液
体(洗浄液および水)を選択的に噴射することができる
ため、洗浄液による洗浄の前に水のみによる前洗浄、洗
浄液のみによる油脂分の分離、水による油脂分や洗浄液
の洗い流し、水のみによる仕上げ洗浄という通常の洗浄
工程が可能となる。さらに、使用された液体を選択して
循環装置に送って循環し、これを再利用することにより
水を補給することなく連続して洗浄をすることができ
る。一方、第一切り替え装置によって液体経路を切り替
えることにより、汚れのひどい使用済み液体のみを排水
装置に送って排水することができる。すなわち、上記し
た前洗浄や仕上げ洗浄などにおいて、洗浄液や油脂分の
混入が少なく、汚れの少ない使用済み液体(水)は循環
して使用することができる。その結果、全体としての使
用水量を大幅に減少させることが可能となる。上記貯留
装置は、水のスムーズな循環のために循環経路に設けら
れた大容量部である。
【0007】そして、上記貯留装置が、貯留している水
を加熱するための加熱手段を有し、上記制御装置が加熱
手段の加熱作動を制御するように構成されてなる車両洗
浄装置にあっては、たとえば洗浄液を用いる工程に先立
って温水による前洗浄が可能となり、この前洗浄におい
て効果的に汚れが除去される。しかも、この前洗浄の直
後に洗浄液を使用する場合、既に被洗浄車両が昇温され
ていることになるため、洗浄液による油脂分の分解分離
が促進される。さらに、油脂分の分離後にこれを洗い流
す際にも温水によればその効果が大きくなる。
【0008】または、上記貯留装置が、貯留している水
から油脂分を除去するための油脂分除去手段を有してな
る車両洗浄装置にあっては、循環使用される洗浄水(積
極的には洗浄液を混入させていない洗浄用の水を言う)
の清浄度が向上するので好ましい。
【0009】さらに、上記噴射装置に洗浄液を供給する
ための洗浄液供給装置と、噴射装置に至る洗浄液供給装
置および循環装置からの液体経路を少なくともいずれか
一方に切り替えるための第二切り替え装置が配設された
配管とが配設されており、上記制御装置が、第二切り替
え装置の切り替え作動を制御するように構成されてなる
車両洗浄装置にあっては、たとえば、前述した水による
前洗浄および仕上げ洗浄と洗浄液による油脂分の分離と
の切り替えを自動的に行うことができるので好ましい。
【0010】この洗浄装置に加えて、上記貯留装置が貯
留している液体を加熱するための加熱手段を有してお
り、上記制御装置が、加熱手段によって加熱された貯留
装置内の水を噴射装置に送り、洗車空間において噴射さ
れた水を循環装置によって噴射装置に循環し、ついで洗
浄液供給装置から洗浄液を噴射装置に供給するように第
二切り替え装置を切り替え、ついで第二切り替え装置を
切り替えて循環装置から水を噴射装置に送るとともに第
一切り替え装置を切り替えて洗車空間の洗浄液および水
を排水装置に送り、ついで、水を循環装置によって噴射
装置に循環するとともに第一切り替え装置を切り替えて
洗車空間において噴射された水を循環装置に循環するよ
うに制御してなる車両洗浄装置が好ましい。
【0011】本発明の洗浄方法は、温水を循環しつつ被
洗浄車両に噴射する前洗浄工程と、ついで洗浄液を上記
被洗浄車両に噴射する洗浄工程と、ついで上記被洗浄車
両に温水を噴射して噴射後の温水を排水する洗浄液除去
工程と、ついで上記被洗浄車両に水を循環しつつ噴射す
る仕上げ洗浄工程とを含んでいる。
【0012】この洗浄方法によれば、洗浄後の水に油脂
分や洗浄液の混入量が比較的少ない前洗浄工程と仕上げ
洗浄工程における使用済み洗浄水を循環させて再利用す
るため、洗浄効果を低下することなく使用水量が効果的
に減少させられる。なお、上記洗浄工程は洗浄液を用い
るため、被洗浄車両表面の油脂分を分解分離する工程と
いえる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の車両洗浄装置および車両の洗浄方法の実施形態を説
明する。
【0014】図1は本発明の車両洗浄装置の一実施形態
を示すブロック図である。
【0015】図1に示す洗浄装置1では、台車Cに温水
や洗浄液を噴射するための洗車空間2が設けられてい
る。洗車空間2には台車Cを載置するためのターンテー
ブル3と、台車Cに水を噴射するための噴射ノズル4a
および洗浄液を噴射するための噴射ノズル4bとが備え
られている。これら噴射ノズル4a、4bは台車Cの上
面、側面および下面それぞれに対向するように複数個備
えられている。したがって、ターンテーブル3を回転さ
せながら全ての噴射ノズル4a、4bから液体(水や洗
浄液)を噴射することにより台車Cの表面の隅々まで洗
浄することが可能となる。ターンテーブル3はたとえば
数十秒で一回転する。また、洗車空間の底部には噴射さ
れた洗浄液や水を集めて排出するための排水口5が設け
られている。
【0016】この洗浄装置1には排水管6aに接続され
た排水タンク6、貯留装置としての第一貯留タンク7お
よび第二貯留タンク8、並びに、洗浄液供給装置9が配
設されている。上記排水口5から分岐して排水タンク6
と第一貯留タンク7とに接続された配管10が配設され
ている。この配管10における排水タンク6の入り口と
第一貯留タンク7の入り口とにそれぞれ第一切り替え装
置としての開閉弁11a、11bが配設されている。第
一貯留タンク7と第二貯留タンク8との間は配管12が
接続されており、この配管12には第一貯留タンク7か
ら第二貯留タンク8へ液体を圧送するためのポンプ13
が配設されている。
【0017】また、第二貯留タンク8からは分岐して各
噴射ノズル4aへ至る配管14が接続されている。この
配管14における第二貯留タンク8の出口には第二貯留
タンク8から各噴射ノズル4aへ液体を圧送するための
ポンプ15が配設されている。さらに、第二貯留タンク
8から各噴射ノズル4aに至る配管14にはそれぞれ開
閉弁16が配設されている。第二貯留タンク8には図示
しない洗浄水供給装置から水を供給するために給水管1
7が配設されている。上記各貯留タンク7、8、各配管
10、12、14、および、各ポンプ13、15が循環
装置として機能する。すなわち、噴射ノズル4aから台
車Cに向けて噴射された液体は必要時に排水口5から第
一貯留タンク7、第二貯留タンク8へと送られ、ここか
ら各噴射ノズル4aへ至って洗浄水として再利用され
る。
【0018】上記洗浄液供給装置9は洗浄液タンク9a
を有し、この洗浄液タンク9aから各噴射ノズル4bへ
配管18が接続されており、この配管18には洗浄液を
圧送するためのポンプ19および配管18を閉止、開放
するための開閉弁20が配設されている。洗浄液として
はたとえば、アルカリ脱脂洗浄剤等が使用される。上記
開閉弁20と、第二貯留タンク8から各噴射ノズル4a
へ至る配管14上の開閉弁16とが、第二切り替え装置
として機能する。すなわち、洗浄液を噴射するときは一
方の開閉弁20を開いて他方の開閉弁16を閉じるが、
水を噴射するときには一方の開閉弁20を閉じて他方の
開閉弁16を開くように切り替える。
【0019】本実施形態では図示のごとく貯留タンク8
からの水を噴射する噴射ノズルと洗浄液を噴射する噴射
ノズルとを別物とすることによって、水の経路と洗浄液
の経路とを別の独立経路とし、それぞれの開閉弁16、
20を第二切り替え装置としているが、本発明ではかか
る構成に限定されない。たとえば、同一の噴射ノズルを
用い、水の経路と洗浄液の経路とを合流させ、合流前の
各経路に配設した開閉弁16、20の開閉により時間を
違えて水の噴射と洗浄液の噴射とを行ってもよい。また
は、同一の噴射ノズルを用い、水の経路と洗浄液の経路
とを合流させ、この合流点に切替弁を設け、この切替弁
を第二切り替え装置としてもよい。しかし、メンテナン
スの容易性を考慮すれば図示のごとく異なる噴射ノズル
を用い、水の経路と洗浄液の経路とを独立の別経路とす
るのが好ましい。
【0020】第一貯留タンク7および第二貯留タンク8
にはそれぞれ内部の液体を加熱するためのジュール熱を
発生するヒータ21、および、液面に浮遊するおそれの
ある油脂分を除去するための油脂分除去装置22が配設
されている。もちろんヒータ21は温度設定が可能で、
後述する制御装置26によってタンク7、8内の液体を
任意の温度に維持することができる。油脂分除去装置
は、たとえば、液面にベルトを漬けてこれを引き上げ、
ベルト表面に付着した油脂分を掻き取るオイルスキマが
適用されうる。また、液面近傍の液体をタンクから吸い
取り油脂分と水分とを分離して水分のみをタンク内に戻
す浮上油回収装置等が適用されうる。各貯留タンク7、
8には内部の液体を必要に応じて循環させずに排水する
ために排水管23が配設されている。また、各貯留タン
ク7、8への循環用配管10、12の出口には濾過装置
としてのドラムスクリーン24とペーパーフィルタ25
が配設されている。
【0021】本洗浄装置1には制御装置26が配設され
ており、この制御装置26は、ターンテーブル3の回転
作動、前述した各切り替え装置の切り替え作動(各開閉
弁11a、11b、16、20の開閉作動)、各ポンプ
13、15、19の作動、設定温度に基づくヒータ21
のオンオフ、給水管からの洗浄水の供給動作などを制御
する。本洗浄装置1では、この制御装置26によって各
機器の作動が制御されることによって洗浄水の使用量が
大幅に低減される。
【0022】以下、この洗浄装置1の作動の一例を説明
する。
【0023】一般に台車Cの洗浄は、温水によって台車
の表面の落ちやすい汚れを落とし且つ台車を暖める前洗
浄工程、ついで洗浄液を台車の外表面に吹きかけて油脂
分等を分解分離する油脂分分離工程(洗浄工程)、そし
て温水を吹き付けて分解分離した油脂分や汚れを洗浄液
とともに洗い流す洗い流し工程(洗浄液除去工程)、最
後に台車Cに水を連続的に吹き付けて洗浄する仕上げ洗
浄工程からなる。
【0024】まず、被洗浄台車Cをターンテーブル3上
に引き入れる。そして前洗浄工程では、洗浄液供給装置
9の開閉弁20、排水タンク6の開閉弁11aを閉弁
し、洗浄水の循環経路の開閉弁11bを開弁する。両貯
留タンク7、8のヒータ21を作動させてタンク内の洗
浄水を加熱する。そして、ターンテーブル3を回転させ
つつ循環経路の各ポンプ13、15を作動させて噴射ノ
ズル4aから台車の全面に向けて温水を噴射する。この
とき、複数の水用ノズル4aを順次使用するために、複
数の開閉弁16は順次開閉を切り替えられる。水圧を調
節するためである。これらの機器の作動は制御装置26
によって制御される。そうすると、台車Cに向けて噴射
された温水は濾過装置24、25によって塵埃等が除去
されつつ貯留タンク7、8および噴射ノズル4aを循環
して連続使用される。必要に応じて給水管17から貯留
タンク8に洗浄水を補給する。前洗浄が終了すると上記
ポンプ13、15は停止させられる。本実施形態ではこ
の前洗浄工程は約15分間行う。前洗浄の終了時には台
車は適度な温度に昇温されている。
【0025】ついで、油脂分分離工程では、制御装置2
6が洗浄水の循環経路の開閉弁11bを閉弁し、洗浄液
供給装置9の開閉弁20、排水タンク6の開閉弁11a
を開弁する。そして、ターンテーブル3を回転させつつ
洗浄液供給装置9のポンプ19を作動させて噴射ノズル
4bから台車の全面に向けて洗浄液を噴射する。この噴
射は約3分間行われる。その後ポンプ19を停止させて
10分間程度保持する。この間に洗浄液が台車Cの外表
面の隅々に行きわたり、台車表面の油脂分と化学反応を
起こしたりしてこれを分解分離する。台車Cは前洗浄工
程において昇温されているため、洗浄液による油脂分の
分解分離が促進される。
【0026】ついで、洗い流し工程では制御装置26が
洗浄液供給装置9の開閉弁20を閉弁し、洗浄水の循環
経路の噴射ノズル4a手前の開閉弁16を開弁する。そ
して、ターンテーブル3を回転させつつ循環経路のポン
プ13、15を作動させて噴射ノズル4aから台車の全
面に向けて温水を噴射する。ことき、第二貯留タンク8
内に十分な量の温水があれば第一貯留タンク7出口のポ
ンプ13を作動させなくてもよい。この温水噴射によっ
て台車Cから分離された油脂分を含む汚れが洗浄液とと
もに温水によって洗い流される。この廃水は排水タンク
6に一次貯留されたあと排水されて清浄化処理される。
この工程は約5分間続けられる。
【0027】最後に、仕上げ洗浄工程では、制御装置2
6は排水タンク6の開閉弁11aを閉弁し、洗浄水の循
環経路の第一貯留タンク7の上流の開閉弁11bを開弁
する。そして、ターンテーブル3を回転させつつ循環経
路の各ポンプ13、15を作動させて噴射ノズル4aか
ら台車の全面に向けて水を噴射する。こうすることによ
り、台車Cに向けて噴射された水は濾過装置24、25
を通って貯留タンク7、8および噴射ノズル4aを循環
して連続使用される。必要に応じて給水管17から貯留
タンク7、8に洗浄水を補給する。仕上げ洗浄が終了す
ると上記ポンプ13、15は停止させられる。本実施形
態ではこの仕上げ洗浄工程は約20分間行う。最後に台
車の表面は自然乾燥または温風乾燥される。
【0028】以上の工程により台車Cの表面は清浄にな
り、探傷試験が可能となる。
【0029】以上の通り、前洗浄工程および仕上げ洗浄
工程において洗浄水を循環使用するので使用水量が大幅
に減少する。
【0030】上記実施形態では二つの貯留タンク7、8
を用いたが、本発明ではとくにこの構成に限定されな
い。貯留タンクは一つであってもよい。しかし、二つ用
いる方が、上記のとおり洗浄水をポンプ13とペーパー
フィルタ25によって連続して濾過することが可能とな
り、洗浄水の浄化度が一層向上するので好ましい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄効果を低下させる
ことなく使用水量を大幅に低減することができる。それ
に伴って廃水処理に費やされるコストも低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両洗浄装置の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1・・・・車両洗浄装置 2・・・・洗車空間 3・・・・ターンテーブル 4a・・・(水用)噴射ノズル 4b・・・(洗浄液用)噴射ノズル 5・・・・排水口 6・・・・排水タンク 6a、23・・・・排水管 7・・・・第一貯留タンク 8・・・・第二貯留タンク 9・・・・洗浄液供給装置 10、12、14、18・・・・配管 11a、11b、16、20・・・・開閉弁 13、15、19・・・・ポンプ 17・・・・給水管 21・・・・ヒータ 22・・・・油脂分除去装置 24・・・・ドラムスクリーン 25・・・・ペーパーフィルタ 26・・・・制御装置 C・・・・台車(被洗浄車両)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−258714(JP,A) 特開 平7−41970(JP,A) 特開2002−362333(JP,A) 特公 平6−78055(JP,B2) 実公 平6−21799(JP,Y2) 実用新案登録2513450(JP,Y2) 実用新案登録2553703(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 3/04 B08B 3/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被洗浄車両に洗浄液と水とを選択的に噴射
    するための噴射装置が配設された洗車空間と、 噴射された液体を排水するための排水装置と、 噴射された水を貯留する貯留装置を有する、噴射装置に
    該水を循環するための循環装置と、 洗車空間からの液体経路を排水装置および循環装置の少
    なくともいずれか一方に切り替えるための第一切り替え
    装置が配設された配管と、 第一切り替え装置の切り替え作動を制御するための制御
    装置とを備えてなる車両洗浄装置。
  2. 【請求項2】上記貯留装置が、貯留している水を加熱す
    るための加熱手段を有し、上記制御装置が加熱手段の加
    熱作動を制御するように構成されてなる請求項1記載の
    車両洗浄装置。
  3. 【請求項3】上記貯留装置が、貯留している水から油脂
    分を除去するための油脂分除去手段を有してなる請求項
    1記載の車両洗浄装置。
  4. 【請求項4】上記噴射装置に洗浄液を供給するための洗
    浄液供給装置と、噴射装置に至る洗浄液供給装置および
    循環装置からの液体経路を少なくともいずれか一方に切
    り替えるための第二切り替え装置が配設された配管とが
    配設されており、 上記制御装置が、第二切り替え装置の切り替え作動を制
    御するように構成されてなる請求項1記載の車両洗浄装
    置。
  5. 【請求項5】上記貯留装置が、貯留している水を加熱す
    るための加熱手段を有してなる請求項4記載の車両洗浄
    装置であって、 上記制御装置が、加熱手段によって加熱された貯留装置
    内の水を噴射装置に送り、洗車空間において噴射された
    水を循環装置によって噴射装置に循環し、ついで洗浄液
    供給装置から洗浄液を噴射装置に供給するように第二切
    り替え装置を切り替え、ついで第二切り替え装置を切り
    替えて循環装置から水を噴射装置に送るとともに第一切
    り替え装置を切り替えて洗車空間の洗浄液および水を排
    水装置に送り、ついで、水を循環装置によって噴射装置
    に循環するとともに第一切り替え装置を切り替えて洗車
    空間において噴射された水を循環装置に循環するように
    制御してなる車両洗浄装置。
  6. 【請求項6】温水を循環しつつ被洗浄車両に噴射する前
    洗浄工程と、 ついで洗浄液を上記被洗浄車両に噴射する洗浄工程と、 ついで上記被洗浄車両に温水を噴射して噴射後の温水を
    排水する洗浄液除去工程と、 ついで上記被洗浄車両に水を循環しつつ噴射する仕上げ
    洗浄工程とを含んでなる車両の洗浄方法。
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