JPH06299381A - 部品等の洗浄装置 - Google Patents
部品等の洗浄装置Info
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- JPH06299381A JPH06299381A JP8366393A JP8366393A JPH06299381A JP H06299381 A JPH06299381 A JP H06299381A JP 8366393 A JP8366393 A JP 8366393A JP 8366393 A JP8366393 A JP 8366393A JP H06299381 A JPH06299381 A JP H06299381A
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- Japan
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- cleaning
- parts
- liquid
- container
- rinsing
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品等の洗浄装置において、異なる洗浄液と
すすぎ液により洗浄を行い、かつ洗浄に伴い発生する廃
棄物の量を減少させ、洗浄液とすすぎ液の使用効率を向
上させるとともに、洗浄した部品等の乾燥を、迅速かつ
均一に行う。 【構成】 洗浄室Wにはピニオン5により回転自在な容
器3が載置され、かつその上下には主洗浄シャワー8、
すすぎシャワー9および送気パイプ10が設けられる。
支持部1bの下部はタンク手段Tとされ、また、弁14
の下方には、洗浄液槽18と油水分離機21との間で洗
浄液を循環させる系と洗浄液槽18からタンク手段Tに
至る系とからなる洗浄液回収手段24が形成され、かつ
タンク手段Tから主洗浄シャワー8への送液には、主洗
浄ポンプが使用される。一方、弁15の下方には、廃水
槽30から油水分離機31、濾過器35およびブースタ
ー36を経てすすぎシャワー9へと至るすすぎ液回収手
段40が形成されている。
すすぎ液により洗浄を行い、かつ洗浄に伴い発生する廃
棄物の量を減少させ、洗浄液とすすぎ液の使用効率を向
上させるとともに、洗浄した部品等の乾燥を、迅速かつ
均一に行う。 【構成】 洗浄室Wにはピニオン5により回転自在な容
器3が載置され、かつその上下には主洗浄シャワー8、
すすぎシャワー9および送気パイプ10が設けられる。
支持部1bの下部はタンク手段Tとされ、また、弁14
の下方には、洗浄液槽18と油水分離機21との間で洗
浄液を循環させる系と洗浄液槽18からタンク手段Tに
至る系とからなる洗浄液回収手段24が形成され、かつ
タンク手段Tから主洗浄シャワー8への送液には、主洗
浄ポンプが使用される。一方、弁15の下方には、廃水
槽30から油水分離機31、濾過器35およびブースタ
ー36を経てすすぎシャワー9へと至るすすぎ液回収手
段40が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械部品や電気、電子
部品等の洗浄に使用される洗浄装置に関する。
部品等の洗浄に使用される洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種機械部品や、電気、電子部品等(以
下、総称して部品等という。)には、その製造中、油剤
等を主体とする汚れが付着する場合がある。従って、こ
れら部品等にメッキ等の加工を施す場合や、或は部品等
の使用に際しては、予め部品等を充分洗浄しておく必要
がある。そこで、これら部品等を洗浄するための洗浄装
置が、従来より各種使用されている。これらの洗浄装置
は、部品等を、例えば洗浄槽とすすぎ槽、もしくは粗す
すぎ槽と仕上げすすぎ槽のような複数の槽に順次浸漬す
ることにより部品等の洗浄を行うものである。
下、総称して部品等という。)には、その製造中、油剤
等を主体とする汚れが付着する場合がある。従って、こ
れら部品等にメッキ等の加工を施す場合や、或は部品等
の使用に際しては、予め部品等を充分洗浄しておく必要
がある。そこで、これら部品等を洗浄するための洗浄装
置が、従来より各種使用されている。これらの洗浄装置
は、部品等を、例えば洗浄槽とすすぎ槽、もしくは粗す
すぎ槽と仕上げすすぎ槽のような複数の槽に順次浸漬す
ることにより部品等の洗浄を行うものである。
【0003】ところが、上記洗浄装置の場合、複数の槽
を並列させる必要があるため装置が大型化し、しかも設
置場所を限定せざるを得なかった。また、槽間における
部品等の移動が煩雑かつ時間を要するという問題もあっ
た。そこで、洗浄装置の小型化と、洗浄作業の簡略化を
図る目的で、例えば特開昭55−132673号公報に
開示されたような洗浄装置が考案されている。
を並列させる必要があるため装置が大型化し、しかも設
置場所を限定せざるを得なかった。また、槽間における
部品等の移動が煩雑かつ時間を要するという問題もあっ
た。そこで、洗浄装置の小型化と、洗浄作業の簡略化を
図る目的で、例えば特開昭55−132673号公報に
開示されたような洗浄装置が考案されている。
【0004】この洗浄装置は、部品等が収容される洗浄
室と、洗浄液が貯留される洗浄槽および再生槽と、洗浄
液を部品等に向け噴射するノズルと、洗浄室の下部を加
温するヒーターと、洗浄室内の空気を一定方向に環流さ
せるファンとを備えたものである。この洗浄装置では、
洗浄槽に貯留された洗浄液を部品等が浸漬されるまで洗
浄室内に導入した後、この洗浄液を攪乱して主洗浄を行
い、洗浄液を前記洗浄槽に戻した後、更に再生槽に貯留
された洗浄液をノズルから噴射することによりすすぎを
行う。噴射後の洗浄液は洗浄槽に回収され、蒸留再生後
再生槽に回収される。
室と、洗浄液が貯留される洗浄槽および再生槽と、洗浄
液を部品等に向け噴射するノズルと、洗浄室の下部を加
温するヒーターと、洗浄室内の空気を一定方向に環流さ
せるファンとを備えたものである。この洗浄装置では、
洗浄槽に貯留された洗浄液を部品等が浸漬されるまで洗
浄室内に導入した後、この洗浄液を攪乱して主洗浄を行
い、洗浄液を前記洗浄槽に戻した後、更に再生槽に貯留
された洗浄液をノズルから噴射することによりすすぎを
行う。噴射後の洗浄液は洗浄槽に回収され、蒸留再生後
再生槽に回収される。
【0005】一方、洗浄が終了するとヒーターが作動し
て洗浄室内に残存した洗浄液を加温し、その結果蒸発し
た洗浄液は再生槽に回収される。更に、ヒーターの作動
に引続きファンが作動し、その結果洗浄室内に生じた一
定方向を向く気流に部品等を曝すことにより、部品等が
乾燥される。
て洗浄室内に残存した洗浄液を加温し、その結果蒸発し
た洗浄液は再生槽に回収される。更に、ヒーターの作動
に引続きファンが作動し、その結果洗浄室内に生じた一
定方向を向く気流に部品等を曝すことにより、部品等が
乾燥される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記洗浄装置の場合、
噴射後の洗浄液は洗浄槽に回収され、更に蒸留再生後再
生槽に回収される。一方、噴射後の洗浄液に混入した部
品等の汚れは回収されることなく洗浄槽内に蓄積される
ため、洗浄槽内の洗浄液における前記汚れの濃度は洗浄
液の再生に伴い上昇する。従って、上記洗浄装置におい
ては、洗浄槽内の洗浄液における前記汚れの濃度が許容
値以上となるとこの洗浄液を全て廃棄せざるを得ず、そ
の結果、多量の廃棄物が生じるという問題があった。
噴射後の洗浄液は洗浄槽に回収され、更に蒸留再生後再
生槽に回収される。一方、噴射後の洗浄液に混入した部
品等の汚れは回収されることなく洗浄槽内に蓄積される
ため、洗浄槽内の洗浄液における前記汚れの濃度は洗浄
液の再生に伴い上昇する。従って、上記洗浄装置におい
ては、洗浄槽内の洗浄液における前記汚れの濃度が許容
値以上となるとこの洗浄液を全て廃棄せざるを得ず、そ
の結果、多量の廃棄物が生じるという問題があった。
【0007】更に、洗浄槽と再生槽には同一の洗浄液が
貯留されているため、主洗浄とすすぎで異なる洗浄液を
使用することは不可能であり、かつ洗浄液がすすぎに使
用不能な程度まで汚れると、主洗浄にはまだ使用可能で
あるにもかかわらず洗浄液を全て廃棄せざるを得なかっ
た。その結果、廃棄物の量的増大とともに、洗浄液の使
用効率が低下するという問題もあった。
貯留されているため、主洗浄とすすぎで異なる洗浄液を
使用することは不可能であり、かつ洗浄液がすすぎに使
用不能な程度まで汚れると、主洗浄にはまだ使用可能で
あるにもかかわらず洗浄液を全て廃棄せざるを得なかっ
た。その結果、廃棄物の量的増大とともに、洗浄液の使
用効率が低下するという問題もあった。
【0008】一方、乾燥に際しても、部品等は洗浄室内
に生じた一定方向を向く気流により一方向から曝される
だけであるため、部品等の形状や向き、あるいは洗浄室
内における位置によって気流の当り方に差異が生じ、そ
の結果、部品等を均一に乾燥させることが困難となって
いた。従って、特に形状が複雑な部品等の場合、全ての
部品等を充分に乾燥させるためには、長時間乾燥を行う
必要があった。
に生じた一定方向を向く気流により一方向から曝される
だけであるため、部品等の形状や向き、あるいは洗浄室
内における位置によって気流の当り方に差異が生じ、そ
の結果、部品等を均一に乾燥させることが困難となって
いた。従って、特に形状が複雑な部品等の場合、全ての
部品等を充分に乾燥させるためには、長時間乾燥を行う
必要があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】一方、従来公知の食器洗
浄機においては、箱状をなす洗浄室内に主洗浄ノズルと
すすぎノズルとを有し、前記洗浄室内に収容された食器
に前記主洗浄ノズルから洗浄液を噴射する主洗浄と、す
すぎノズルからすすぎ液を噴射するすすぎとを順次行う
ことにより食器を洗浄するものが知られている。この食
器洗浄機の場合、洗浄液は前記洗浄室の下方に設けられ
た洗浄槽に貯留され、主洗浄中前記主洗浄ノズルと前記
洗浄槽との間で循環された後洗浄機外に排出される。ま
た、すすぎ液は洗浄機外から直接すすぎノズルに供給さ
れた後、貯留されることなく洗浄機外に排出される。
浄機においては、箱状をなす洗浄室内に主洗浄ノズルと
すすぎノズルとを有し、前記洗浄室内に収容された食器
に前記主洗浄ノズルから洗浄液を噴射する主洗浄と、す
すぎノズルからすすぎ液を噴射するすすぎとを順次行う
ことにより食器を洗浄するものが知られている。この食
器洗浄機の場合、洗浄液は前記洗浄室の下方に設けられ
た洗浄槽に貯留され、主洗浄中前記主洗浄ノズルと前記
洗浄槽との間で循環された後洗浄機外に排出される。ま
た、すすぎ液は洗浄機外から直接すすぎノズルに供給さ
れた後、貯留されることなく洗浄機外に排出される。
【0010】本発明者らは、前記食器洗浄機において、
洗浄液とすすぎ液とがそれぞれ異なる系を介して供給さ
れていることに着目し、本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明は、同一の洗浄室内に、この洗浄室に収
容された部品等に向け洗浄液を噴射して前記部品等の主
洗浄を行う主洗浄手段と、主洗浄後の前記部品等に向け
すすぎ液を噴射して前記部品等のすすぎを行うすすぎ手
段とを設けた部品等の洗浄装置(以下、洗浄装置と略称
する。)であって、前記主洗浄手段から噴射された洗浄
液を回収する洗浄液回収手段と、前記すすぎ手段から噴
射されたすすぎ液を回収するすすぎ液回収手段とを有
し、かつすすぎ後の前記部品等に送気を行い前記部品等
を乾燥させる送気手段とを設けたことを特徴とするもの
である。
洗浄液とすすぎ液とがそれぞれ異なる系を介して供給さ
れていることに着目し、本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明は、同一の洗浄室内に、この洗浄室に収
容された部品等に向け洗浄液を噴射して前記部品等の主
洗浄を行う主洗浄手段と、主洗浄後の前記部品等に向け
すすぎ液を噴射して前記部品等のすすぎを行うすすぎ手
段とを設けた部品等の洗浄装置(以下、洗浄装置と略称
する。)であって、前記主洗浄手段から噴射された洗浄
液を回収する洗浄液回収手段と、前記すすぎ手段から噴
射されたすすぎ液を回収するすすぎ液回収手段とを有
し、かつすすぎ後の前記部品等に送気を行い前記部品等
を乾燥させる送気手段とを設けたことを特徴とするもの
である。
【0011】
【作用】本発明の洗浄装置においては、主洗浄手段から
噴射された洗浄液と前記すすぎ手段から噴射されたすす
ぎ液とは、それぞれ洗浄液回収手段とすすぎ液回収手段
とに個別に回収されるため、洗浄液とすすぎ液とが混合
されることはない。また、回収後の洗浄液とすすぎ液と
を再度前記主洗浄手段と前記すすぎ手段とからそれぞれ
噴射することにより、洗浄液とすすぎ液とを繰り返し使
用することができる。更に、回収後の洗浄液とすすぎ液
をこれら回収手段にてそれぞれ再生すれば、洗浄に伴う
洗浄液とすすぎ液の汚れを防止することも可能である。
噴射された洗浄液と前記すすぎ手段から噴射されたすす
ぎ液とは、それぞれ洗浄液回収手段とすすぎ液回収手段
とに個別に回収されるため、洗浄液とすすぎ液とが混合
されることはない。また、回収後の洗浄液とすすぎ液と
を再度前記主洗浄手段と前記すすぎ手段とからそれぞれ
噴射することにより、洗浄液とすすぎ液とを繰り返し使
用することができる。更に、回収後の洗浄液とすすぎ液
をこれら回収手段にてそれぞれ再生すれば、洗浄に伴う
洗浄液とすすぎ液の汚れを防止することも可能である。
【0012】一方、洗浄後の部品等は送気手段により乾
燥されるため、前記部品等の洗浄と乾燥とを同一の洗浄
室内で一度に行うことができる。更に、前記部品等の乾
燥に際して前記部品等が収容された容器を回転させた場
合には、前記部品等に付着した液滴が回転に伴い発生す
る遠心力により飛散される。しかも、前記部品等が回転
するので、前記送気手段からの気流をさまざまな向きか
ら前記部品等に当てることができる。
燥されるため、前記部品等の洗浄と乾燥とを同一の洗浄
室内で一度に行うことができる。更に、前記部品等の乾
燥に際して前記部品等が収容された容器を回転させた場
合には、前記部品等に付着した液滴が回転に伴い発生す
る遠心力により飛散される。しかも、前記部品等が回転
するので、前記送気手段からの気流をさまざまな向きか
ら前記部品等に当てることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の実施例につい
て更に詳しく説明する。本発明に係る洗浄装置の構造の
例を図1および図2に示す。符号1は本体で、この本体
1は、例えば図1に示すような箱状をなし、上方に移動
自在な蓋部1aと、蓋部1aを支持する支持部1bとか
ら概略構成され、かつその内部は洗浄室Wとなってい
る。この洗浄室Wは、図1に示すアーム2を操作して蓋
部1aを上下に移動させることにより開閉自在とされ、
かつ支持部1bの上端には、洗浄すべき部品等を収容す
るための容器3が載置可能とされている。
て更に詳しく説明する。本発明に係る洗浄装置の構造の
例を図1および図2に示す。符号1は本体で、この本体
1は、例えば図1に示すような箱状をなし、上方に移動
自在な蓋部1aと、蓋部1aを支持する支持部1bとか
ら概略構成され、かつその内部は洗浄室Wとなってい
る。この洗浄室Wは、図1に示すアーム2を操作して蓋
部1aを上下に移動させることにより開閉自在とされ、
かつ支持部1bの上端には、洗浄すべき部品等を収容す
るための容器3が載置可能とされている。
【0014】この容器3は、例えば図3に示すような有
底円筒状をなす籠状のもので、その外周には、周方向に
沿ってラック4が形成されている。また、支持部1bに
は、容器3と平行な軸回りに回転し、かつ容器3を載置
した場合にラック4と係合するピニオン(回転伝達手
段)5が設けられており、ピニオン5は、更にギヤボッ
クス6を介して、支持部1bに取り付けられたモーター
7と連動可能とされている。
底円筒状をなす籠状のもので、その外周には、周方向に
沿ってラック4が形成されている。また、支持部1bに
は、容器3と平行な軸回りに回転し、かつ容器3を載置
した場合にラック4と係合するピニオン(回転伝達手
段)5が設けられており、ピニオン5は、更にギヤボッ
クス6を介して、支持部1bに取り付けられたモーター
7と連動可能とされている。
【0015】符号8,9はそれぞれ主洗浄シャワー(主
洗浄手段)およびすすぎシャワー(すすぎ手段)であ
る。これら主洗浄シャワー8およびすすぎシャワー9は
いずれも洗浄室Wの上部および下部にそれぞれ設置さ
れ、かつ主洗浄シャワー8は図1および図3に示す軸部
Aを中心に回転自在とされる一方、すすぎシャワー9は
図3に示すように洗浄室Wの後方から前方側に突出して
いる。また、軸部Aの軸線は、支持部1b上端の所定位
置に容器3を載置した場合における容器3の軸線上に位
置している。
洗浄手段)およびすすぎシャワー(すすぎ手段)であ
る。これら主洗浄シャワー8およびすすぎシャワー9は
いずれも洗浄室Wの上部および下部にそれぞれ設置さ
れ、かつ主洗浄シャワー8は図1および図3に示す軸部
Aを中心に回転自在とされる一方、すすぎシャワー9は
図3に示すように洗浄室Wの後方から前方側に突出して
いる。また、軸部Aの軸線は、支持部1b上端の所定位
置に容器3を載置した場合における容器3の軸線上に位
置している。
【0016】更に、本実施例の洗浄装置においては、洗
浄室W内の、支持部1b上端の所定位置に容器3を載置
した場合に容器3を上下から挟む位置に、それぞれ送気
パイプ(送気手段)10が設けられている。この送気パ
イプ10は図3に示すように洗浄室Wの後方から前方側
に突出し、かつその先端は、支持部1b上端の所定位置
に容器3を載置した場合における容器3の軸線上に位置
している。また、送気パイプ10の上面または下面に
は、図3に示すように、容器3に向けそれぞれ空気を噴
射する送気口11が複数設けられている。そして、これ
ら送気パイプ10の基端側は管路12を経てファン13
に連結されている。また、本実施例の場合、ファン13
にはヒーター(図示せず)が装備されている。
浄室W内の、支持部1b上端の所定位置に容器3を載置
した場合に容器3を上下から挟む位置に、それぞれ送気
パイプ(送気手段)10が設けられている。この送気パ
イプ10は図3に示すように洗浄室Wの後方から前方側
に突出し、かつその先端は、支持部1b上端の所定位置
に容器3を載置した場合における容器3の軸線上に位置
している。また、送気パイプ10の上面または下面に
は、図3に示すように、容器3に向けそれぞれ空気を噴
射する送気口11が複数設けられている。そして、これ
ら送気パイプ10の基端側は管路12を経てファン13
に連結されている。また、本実施例の場合、ファン13
にはヒーター(図示せず)が装備されている。
【0017】一方、洗浄室Wの下端部には2個の排出口
1c,1dが設けられ、これら排出口1c,1dはそれ
ぞれ弁14,15により開閉自在とされている。その結
果、洗浄室Wの下端部は、弁14,15をともに閉状態
とすることにより液体を貯留可能なタンク手段Tとなっ
ている。更に、図2に示すように、主洗浄シャワー8と
タンク手段Tとは管路16を介して連結され、かつ管路
16にはタンク手段Tに貯留された液体を主洗浄シャワ
ー8から噴射させる主洗浄ポンプ17が設置されてい
る。
1c,1dが設けられ、これら排出口1c,1dはそれ
ぞれ弁14,15により開閉自在とされている。その結
果、洗浄室Wの下端部は、弁14,15をともに閉状態
とすることにより液体を貯留可能なタンク手段Tとなっ
ている。更に、図2に示すように、主洗浄シャワー8と
タンク手段Tとは管路16を介して連結され、かつ管路
16にはタンク手段Tに貯留された液体を主洗浄シャワ
ー8から噴射させる主洗浄ポンプ17が設置されてい
る。
【0018】ここで、符号14で示す弁の下方には、洗
浄液槽(洗浄液貯留部)18が設置されている。洗浄液
槽18は、図2に示すようにフィルタ19およびポンプ
20を経て隣接する油水分離機21(洗浄液再生部)の
吸入口21aに連結され、かつ油水分離機21の排出口
21bは、洗浄液槽18の上方に開口している。更に、
本実施例の場合、洗浄液槽18には、図示しないヒータ
ーおよびオイルスキマーが設けられている。
浄液槽(洗浄液貯留部)18が設置されている。洗浄液
槽18は、図2に示すようにフィルタ19およびポンプ
20を経て隣接する油水分離機21(洗浄液再生部)の
吸入口21aに連結され、かつ油水分離機21の排出口
21bは、洗浄液槽18の上方に開口している。更に、
本実施例の場合、洗浄液槽18には、図示しないヒータ
ーおよびオイルスキマーが設けられている。
【0019】また、符号22は、洗浄液槽18に貯留さ
れた液体を管路23を介してタンク手段Tに還流させる
循環ポンプである。そして、洗浄液槽18から油水分離
機21を経て再度洗浄液槽18へと至る系および洗浄液
槽18から管路23を介してタンク手段Tに至る系とか
ら、洗浄液回収手段24が構成されている。
れた液体を管路23を介してタンク手段Tに還流させる
循環ポンプである。そして、洗浄液槽18から油水分離
機21を経て再度洗浄液槽18へと至る系および洗浄液
槽18から管路23を介してタンク手段Tに至る系とか
ら、洗浄液回収手段24が構成されている。
【0020】符号15で示す弁の下方には、廃水槽(す
すぎ液貯留部)30が設置されている。廃水槽30は、
図2に示すようにフィルタ32およびポンプ33を経て
隣接する油水分離機31(すすぎ液再生部)に連結さ
れ、かつ油水分離機31はポンプ34および濾過器35
を経てブースター36に連結されている。このブースタ
ー36は供給された液体を一定温度に保温しつつ貯留す
るもので、そのためのヒーター(図示せず)を備えてい
る。
すぎ液貯留部)30が設置されている。廃水槽30は、
図2に示すようにフィルタ32およびポンプ33を経て
隣接する油水分離機31(すすぎ液再生部)に連結さ
れ、かつ油水分離機31はポンプ34および濾過器35
を経てブースター36に連結されている。このブースタ
ー36は供給された液体を一定温度に保温しつつ貯留す
るもので、そのためのヒーター(図示せず)を備えてい
る。
【0021】また、図2中符号37は、図示しない給水
源からブースター36に原水を供給する給水管、符号3
8はブースター36に貯留されたすすぎ液を管路39を
介してすすぎシャワー9から噴射させるすすぎポンプで
ある。そして、廃水槽30から油水分離機31、濾過器
35およびブースター36を経てすすぎシャワー9へと
至る系から、すすぎ液回収手段40が構成されている。
源からブースター36に原水を供給する給水管、符号3
8はブースター36に貯留されたすすぎ液を管路39を
介してすすぎシャワー9から噴射させるすすぎポンプで
ある。そして、廃水槽30から油水分離機31、濾過器
35およびブースター36を経てすすぎシャワー9へと
至る系から、すすぎ液回収手段40が構成されている。
【0022】これらモーター7、主洗浄シャワー8、す
すぎシャワー9またはファン13の作動手順、あるいは
洗浄液回収手段24およびすすぎ液回収手段40の作動
手順は、いずれも図1に示す制御部41により自動的に
制御されている。更に、本実施例の場合、洗浄液回収手
段24とすすぎ液回収手段40とは、本体1の側面に左
右からそれぞれ着脱自在に取り付けられ、その結果、洗
浄液回収手段24とすすぎ液回収手段40とは、図1に
示すように、本体1を中央に挟んで左右に並列に配置さ
れている。しかも、洗浄液回収手段24およびすすぎ液
回収手段40の上方には天板42,43が着脱自在に取
り付けられ、かつこれら天板42,43の前後方向の幅
および上端面の高さはいずれも支持部1bの上端と同一
とされている。
すぎシャワー9またはファン13の作動手順、あるいは
洗浄液回収手段24およびすすぎ液回収手段40の作動
手順は、いずれも図1に示す制御部41により自動的に
制御されている。更に、本実施例の場合、洗浄液回収手
段24とすすぎ液回収手段40とは、本体1の側面に左
右からそれぞれ着脱自在に取り付けられ、その結果、洗
浄液回収手段24とすすぎ液回収手段40とは、図1に
示すように、本体1を中央に挟んで左右に並列に配置さ
れている。しかも、洗浄液回収手段24およびすすぎ液
回収手段40の上方には天板42,43が着脱自在に取
り付けられ、かつこれら天板42,43の前後方向の幅
および上端面の高さはいずれも支持部1bの上端と同一
とされている。
【0023】次に、上記構成を有する洗浄装置による部
品等の洗浄行程について以下に説明する。洗浄を行う場
合には、まず、洗浄液槽18およびブースター36にそ
れぞれ所定量の洗浄液およびすすぎ液(本実施例の場合
はいずれも水道水)を貯留させ、それぞれ前記ヒーター
を用いて所定温度(本実施例の場合にはいずれも約50
〜60℃)に加熱、保温しておく。
品等の洗浄行程について以下に説明する。洗浄を行う場
合には、まず、洗浄液槽18およびブースター36にそ
れぞれ所定量の洗浄液およびすすぎ液(本実施例の場合
はいずれも水道水)を貯留させ、それぞれ前記ヒーター
を用いて所定温度(本実施例の場合にはいずれも約50
〜60℃)に加熱、保温しておく。
【0024】次いで、洗浄すべき部品等が収容された容
器3を天板42上に載置し、アーム2の操作により蓋部
1aを上方に移動させて洗浄室Wを開けた後、容器3を
天板42上から横方向(図1中矢印X方向)にずらして
支持部1bの上端における所定位置に移し、容器3の位
置決めを行う。また、容器3を位置決めすると、容器3
に設けられたラック4と支持部1bに設けられたピニオ
ン5とが自動的に係合される。
器3を天板42上に載置し、アーム2の操作により蓋部
1aを上方に移動させて洗浄室Wを開けた後、容器3を
天板42上から横方向(図1中矢印X方向)にずらして
支持部1bの上端における所定位置に移し、容器3の位
置決めを行う。また、容器3を位置決めすると、容器3
に設けられたラック4と支持部1bに設けられたピニオ
ン5とが自動的に係合される。
【0025】容器3が位置決めされたら、アーム2の操
作により蓋部1aを下方に移動させて洗浄室Wを閉鎖
し、更に制御部41のスイッチをONとする。すると、
弁14,15がともに閉状態とされるとともに循環ポン
プ22が作動し、洗浄液槽18に貯留された洗浄液の一
部が管路23を経てタンク手段Tに流入される。
作により蓋部1aを下方に移動させて洗浄室Wを閉鎖
し、更に制御部41のスイッチをONとする。すると、
弁14,15がともに閉状態とされるとともに循環ポン
プ22が作動し、洗浄液槽18に貯留された洗浄液の一
部が管路23を経てタンク手段Tに流入される。
【0026】所定量の洗浄液が洗浄液槽18からタンク
手段Tに流入されると、循環ポンプ22が作動を停止す
る一方、主洗浄シャワー8が軸部Aを中心に回転すると
ともに主洗浄ポンプ17が作動し、タンク手段Tに貯留
された洗浄液が管路16を介して主洗浄シャワー8から
容器3内の部品等に向け噴射され、主洗浄が行われる。
主洗浄後の洗浄液はタンク手段Tに還流され、主洗浄ポ
ンプ17の作用により繰り返し主洗浄に使用される。
手段Tに流入されると、循環ポンプ22が作動を停止す
る一方、主洗浄シャワー8が軸部Aを中心に回転すると
ともに主洗浄ポンプ17が作動し、タンク手段Tに貯留
された洗浄液が管路16を介して主洗浄シャワー8から
容器3内の部品等に向け噴射され、主洗浄が行われる。
主洗浄後の洗浄液はタンク手段Tに還流され、主洗浄ポ
ンプ17の作用により繰り返し主洗浄に使用される。
【0027】一方、主洗浄の開始とともに、前記オイル
スキマーおよびポンプ20が作動を開始する。その結
果、洗浄液槽18中の洗浄液はポンプ20の作用により
フィルタ19を経て油水分離機21へと流入、再生され
る。具体的には、洗浄液に含まれる汚れのうち、洗浄液
槽18の液面に浮遊した油分をまず前記オイルスキマー
を用いて除去し、次いで、混入した異物をフィルタ19
を用いて除去し、更に、残留した油分を油水分離機21
を用いて除去することにより、洗浄液が再生される。
スキマーおよびポンプ20が作動を開始する。その結
果、洗浄液槽18中の洗浄液はポンプ20の作用により
フィルタ19を経て油水分離機21へと流入、再生され
る。具体的には、洗浄液に含まれる汚れのうち、洗浄液
槽18の液面に浮遊した油分をまず前記オイルスキマー
を用いて除去し、次いで、混入した異物をフィルタ19
を用いて除去し、更に、残留した油分を油水分離機21
を用いて除去することにより、洗浄液が再生される。
【0028】再生された洗浄液は洗浄液槽18に還流さ
れ、ポンプ20の作用により再度油水分離機21へと流
入される。すなわち、洗浄液槽18内の洗浄液は油水分
離機21との間で循環されることにより連続的に再生さ
れている。なお、上記操作は洗浄装置の稼働中常時行わ
れる。
れ、ポンプ20の作用により再度油水分離機21へと流
入される。すなわち、洗浄液槽18内の洗浄液は油水分
離機21との間で循環されることにより連続的に再生さ
れている。なお、上記操作は洗浄装置の稼働中常時行わ
れる。
【0029】主洗浄開始後一定時間が経過すると、主洗
浄ポンプ17の作動および主洗浄シャワー8の回転が停
止して主洗浄が終了し、それとともに弁14が開いて洗
浄液がタンク手段Tから排出口1cを経て洗浄液槽18
に流入する。ところが、上記の通り洗浄液槽18内の洗
浄液は油水分離機21により常時連続的に再生されてい
るため、タンク手段Tから洗浄液槽18に流入した洗浄
液は、洗浄液槽18と油水分離機21との間を循環しつ
つ、繰り返し再生される。また、洗浄液の再生に伴い油
水分離機21にて分離除去された油分は、油水分離機2
1内に蓄積された後、適宜廃棄される。
浄ポンプ17の作動および主洗浄シャワー8の回転が停
止して主洗浄が終了し、それとともに弁14が開いて洗
浄液がタンク手段Tから排出口1cを経て洗浄液槽18
に流入する。ところが、上記の通り洗浄液槽18内の洗
浄液は油水分離機21により常時連続的に再生されてい
るため、タンク手段Tから洗浄液槽18に流入した洗浄
液は、洗浄液槽18と油水分離機21との間を循環しつ
つ、繰り返し再生される。また、洗浄液の再生に伴い油
水分離機21にて分離除去された油分は、油水分離機2
1内に蓄積された後、適宜廃棄される。
【0030】主洗浄の終了後一定時間が経過すると、弁
14が閉じるとともに弁15が開き、かつすすぎポンプ
38が作動して、ブースター36に貯留されたすすぎ液
が管路39を介してすすぎシャワー9から容器3内の部
品等に向け噴射される。その結果、部品等のすすぎが行
われる。
14が閉じるとともに弁15が開き、かつすすぎポンプ
38が作動して、ブースター36に貯留されたすすぎ液
が管路39を介してすすぎシャワー9から容器3内の部
品等に向け噴射される。その結果、部品等のすすぎが行
われる。
【0031】この場合、すすぎに際しすすぎシャワー9
から噴射されたすすぎ液は排出口1dを経て廃水槽30
に流入し、廃水槽30に一旦貯留される。更に、すすぎ
開始後一定時間が経過するとポンプ33、34が作動
し、すすぎ液が廃水槽30からフィルタ32、油水分離
機31、濾過器35を経て再生される。具体的には、す
すぎ液に含まれる汚れのうち、混入した異物をフィルタ
32を用いて除去し、油分を油水分離機31および濾過
器35を用いて分離除去することにより、すすぎ液が再
生される。再生されたすすぎ液は再度ブースター36に
還流され、すすぎポンプ38の作用により繰り返しすす
ぎに使用される。また、すすぎ液の再生に伴い油水分離
機31にて分離除去された油分は、油水分離機31内に
蓄積された後、適宜廃棄される。そして、洗浄室W内に
て上記主洗浄とすすぎとを順次行うことにより前記部品
等の洗浄が自動的に行われる。
から噴射されたすすぎ液は排出口1dを経て廃水槽30
に流入し、廃水槽30に一旦貯留される。更に、すすぎ
開始後一定時間が経過するとポンプ33、34が作動
し、すすぎ液が廃水槽30からフィルタ32、油水分離
機31、濾過器35を経て再生される。具体的には、す
すぎ液に含まれる汚れのうち、混入した異物をフィルタ
32を用いて除去し、油分を油水分離機31および濾過
器35を用いて分離除去することにより、すすぎ液が再
生される。再生されたすすぎ液は再度ブースター36に
還流され、すすぎポンプ38の作用により繰り返しすす
ぎに使用される。また、すすぎ液の再生に伴い油水分離
機31にて分離除去された油分は、油水分離機31内に
蓄積された後、適宜廃棄される。そして、洗浄室W内に
て上記主洗浄とすすぎとを順次行うことにより前記部品
等の洗浄が自動的に行われる。
【0032】更に、本実施例の洗浄装置においては、す
すぎの開始後一定時間が経過すると、ポンプ33,34
およびすすぎポンプ36の作動が停止するとともに、フ
ァン13およびファン13に装備されたヒーターが作動
し、温風が管路12を経て送気パイプ10の送気口11
より容器3内の部品等に向け上下から噴射される。
すぎの開始後一定時間が経過すると、ポンプ33,34
およびすすぎポンプ36の作動が停止するとともに、フ
ァン13およびファン13に装備されたヒーターが作動
し、温風が管路12を経て送気パイプ10の送気口11
より容器3内の部品等に向け上下から噴射される。
【0033】また、ファン13の作動とともにモーター
7も回転を開始し、ギヤボックス6を介してピニオン5
を自らの軸線を中心として回転させるが、ピニオン5は
容器3の外周に形成されたラック4に係合されているの
で、ピニオン5が回転すると容器3もまた自らの軸線を
中心として回転する。その結果、容器3に収容された部
品等は容器3ととともに回転しつつ送気口11から噴射
された温風に曝され、回転に伴い発生する遠心力および
温風の作用により乾燥される。
7も回転を開始し、ギヤボックス6を介してピニオン5
を自らの軸線を中心として回転させるが、ピニオン5は
容器3の外周に形成されたラック4に係合されているの
で、ピニオン5が回転すると容器3もまた自らの軸線を
中心として回転する。その結果、容器3に収容された部
品等は容器3ととともに回転しつつ送気口11から噴射
された温風に曝され、回転に伴い発生する遠心力および
温風の作用により乾燥される。
【0034】部品等の乾燥が終了した場合には、アーム
2の操作により蓋部1aを上方に移動させて洗浄室Wを
開けた後、容器3を支持部1bの上端から横方向(図1
中矢印X方向)にずらして天板43上に移す。ファン1
3の作動とモーター7の回転とは、乾燥の終了とともに
停止する。
2の操作により蓋部1aを上方に移動させて洗浄室Wを
開けた後、容器3を支持部1bの上端から横方向(図1
中矢印X方向)にずらして天板43上に移す。ファン1
3の作動とモーター7の回転とは、乾燥の終了とともに
停止する。
【0035】一方、すすぎ終了後乾燥を行わず引続き洗
浄を行う場合には、制御部41のプログラムを変更し、
主洗浄からすすぎに至る各行程を再度繰り返せばよい。
但し、この場合、洗浄液槽18およびブースター36に
は既にそれぞれ所定量の洗浄液およびすすぎ液が貯留さ
れているので、更なる洗浄液およびすすぎ液の補充は原
則的に行わない。
浄を行う場合には、制御部41のプログラムを変更し、
主洗浄からすすぎに至る各行程を再度繰り返せばよい。
但し、この場合、洗浄液槽18およびブースター36に
は既にそれぞれ所定量の洗浄液およびすすぎ液が貯留さ
れているので、更なる洗浄液およびすすぎ液の補充は原
則的に行わない。
【0036】このように、本実施例の洗浄装置において
は、主洗浄シャワー8から噴射された洗浄液とすすぎシ
ャワー9から噴射されたすすぎ液とは互いに混合される
ことなくそれぞれ洗浄液回収手段24とすすぎ液回収手
段40とに個別に回収される。従って、主洗浄とすすぎ
とで互いに異なる洗浄液が使用可能で、かつ洗浄液とす
すぎ液とをそれぞれの汚れの程度等に応じて個別に補充
または交換することも可能である。その結果、洗浄液お
よびすすぎ液として、それぞれの条件に応じて最も効果
的なものが使用可能となり、かつ洗浄液またはすすぎ液
を廃棄する場合の廃棄量を減少させるとともに、洗浄液
またはすすぎ液の使用効率を向上させることができる。
は、主洗浄シャワー8から噴射された洗浄液とすすぎシ
ャワー9から噴射されたすすぎ液とは互いに混合される
ことなくそれぞれ洗浄液回収手段24とすすぎ液回収手
段40とに個別に回収される。従って、主洗浄とすすぎ
とで互いに異なる洗浄液が使用可能で、かつ洗浄液とす
すぎ液とをそれぞれの汚れの程度等に応じて個別に補充
または交換することも可能である。その結果、洗浄液お
よびすすぎ液として、それぞれの条件に応じて最も効果
的なものが使用可能となり、かつ洗浄液またはすすぎ液
を廃棄する場合の廃棄量を減少させるとともに、洗浄液
またはすすぎ液の使用効率を向上させることができる。
【0037】また、洗浄液回収手段24およびすすぎ液
回収手段40における洗浄液またはすすぎ液の再生が、
いずれも油水分離機21,31等による洗浄液またはす
すぎ液からの汚れの分離と除去を主体としているため、
繰り返し使用に伴う洗浄液またはすすぎ液中の汚れの濃
度は殆ど増加しないか、増加しても僅かとなる。従っ
て、洗浄液またはすすぎ液の寿命を大幅に延長させるこ
とができる。
回収手段40における洗浄液またはすすぎ液の再生が、
いずれも油水分離機21,31等による洗浄液またはす
すぎ液からの汚れの分離と除去を主体としているため、
繰り返し使用に伴う洗浄液またはすすぎ液中の汚れの濃
度は殆ど増加しないか、増加しても僅かとなる。従っ
て、洗浄液またはすすぎ液の寿命を大幅に延長させるこ
とができる。
【0038】更に、洗浄液またはすすぎ液の再生に伴い
油水分離機21,31にて分離除去された油分は、油水
分離機21,31内に蓄積された後、適宜廃棄されるた
め、廃棄物の量を大幅に減少させることができる。
油水分離機21,31にて分離除去された油分は、油水
分離機21,31内に蓄積された後、適宜廃棄されるた
め、廃棄物の量を大幅に減少させることができる。
【0039】一方、部品等は送気口11から噴射された
温風により乾燥されるため、部品等の洗浄と乾燥とを同
一の洗浄室W内で一度に行うことができる。しかも、少
なくとも乾燥中、部品等が容器3とともに回転するた
め、部品等に付着した水滴が回転に伴い発生する遠心力
により飛散されるとともに、個々の部品等と送気口11
との相対位置が経時的に変化して部品等がさまざまな向
きから温風に曝され、その結果、部品等を短期間で均一
に乾燥させることが可能である。このことは、特に部品
等が複雑な形状をなしている場合、高い効果を発揮す
る。
温風により乾燥されるため、部品等の洗浄と乾燥とを同
一の洗浄室W内で一度に行うことができる。しかも、少
なくとも乾燥中、部品等が容器3とともに回転するた
め、部品等に付着した水滴が回転に伴い発生する遠心力
により飛散されるとともに、個々の部品等と送気口11
との相対位置が経時的に変化して部品等がさまざまな向
きから温風に曝され、その結果、部品等を短期間で均一
に乾燥させることが可能である。このことは、特に部品
等が複雑な形状をなしている場合、高い効果を発揮す
る。
【0040】また、容器3が回転するため、送気パイプ
10は必ずしも容器3の全体を覆うか、あるいは容器3
の直径に相当する長さを有するものである必要はない。
すなわち、例えば図3に示すように、送気パイプ10の
長さを容器3の半径に相当するような短いものとして
も、充分な乾燥効果を付与することができる。しかも、
本実施例の場合、送気パイプ10が洗浄室Wの後方から
前方側に突出しているため、送気パイプ10が短いこと
と相まって、蓋部1aを開けた場合送気パイプ10が邪
魔になりにくく、容器3の移動等における作業性が向上
するという効果がある。
10は必ずしも容器3の全体を覆うか、あるいは容器3
の直径に相当する長さを有するものである必要はない。
すなわち、例えば図3に示すように、送気パイプ10の
長さを容器3の半径に相当するような短いものとして
も、充分な乾燥効果を付与することができる。しかも、
本実施例の場合、送気パイプ10が洗浄室Wの後方から
前方側に突出しているため、送気パイプ10が短いこと
と相まって、蓋部1aを開けた場合送気パイプ10が邪
魔になりにくく、容器3の移動等における作業性が向上
するという効果がある。
【0041】更に、天板42,43の前後方向の幅およ
び上端面の高さがいずれも支持部1bの上端と同一とさ
れているため、天板42から支持部1bの上端、または
支持部1bの上端から天板43への容器3の移動がいず
れも容器3を前記矢印X方向にずらすだけで済み、その
結果、容器3の移動作業を容易に行うことができる。ま
た、モーター7の回転が、容器3に設けられたラック4
と支持部1bに設けられたピニオン5との係合により容
器3に伝達されるため、ラック4やピニオン5の存在に
より上記移動作業の作業性が低下することはない。
び上端面の高さがいずれも支持部1bの上端と同一とさ
れているため、天板42から支持部1bの上端、または
支持部1bの上端から天板43への容器3の移動がいず
れも容器3を前記矢印X方向にずらすだけで済み、その
結果、容器3の移動作業を容易に行うことができる。ま
た、モーター7の回転が、容器3に設けられたラック4
と支持部1bに設けられたピニオン5との係合により容
器3に伝達されるため、ラック4やピニオン5の存在に
より上記移動作業の作業性が低下することはない。
【0042】しかも、洗浄液回収手段24とすすぎ液回
収手段40とが、本体1にそれぞれ着脱自在に取り付け
られているため、洗浄装置の移動等に際しては、洗浄装
置を本体1と洗浄液回収手段24およびすすぎ液回収手
段40とに分割し、容易に移動させることができるとい
う効果もある。
収手段40とが、本体1にそれぞれ着脱自在に取り付け
られているため、洗浄装置の移動等に際しては、洗浄装
置を本体1と洗浄液回収手段24およびすすぎ液回収手
段40とに分割し、容易に移動させることができるとい
う効果もある。
【0043】なお、本実施例では、送気パイプ10が常
時洗浄室Wの後方から前方側に突出しているが、送気パ
イプ10をその基端部を軸として水平に揺動自在として
もよい。この場合には、蓋部1aを開けた際に送気パイ
プ10の向きを変えて送気パイプ10の先端を洗浄室W
の後方側に後退させ、かつ蓋部1aを閉める際に送気パ
イプ10の向きを元に戻すことにより、蓋部1aを開け
た際に送気パイプ10が邪魔にならないという効果があ
る。ここで、送気パイプ10の向きは手動で変えてもよ
く、蓋部1aの開閉と連動させて自動的に変えることも
可能である。
時洗浄室Wの後方から前方側に突出しているが、送気パ
イプ10をその基端部を軸として水平に揺動自在として
もよい。この場合には、蓋部1aを開けた際に送気パイ
プ10の向きを変えて送気パイプ10の先端を洗浄室W
の後方側に後退させ、かつ蓋部1aを閉める際に送気パ
イプ10の向きを元に戻すことにより、蓋部1aを開け
た際に送気パイプ10が邪魔にならないという効果があ
る。ここで、送気パイプ10の向きは手動で変えてもよ
く、蓋部1aの開閉と連動させて自動的に変えることも
可能である。
【0044】更に、通常は送気パイプ10の先端を洗浄
室Wの後方側に後退させておき、乾燥時のみ送気パイプ
10の向きを自動的に変えて送気パイプ10を前方側に
突出させることにより、上記効果に加え、送気パイプ1
0が洗浄の邪魔にならないという効果を奏することもで
きる。
室Wの後方側に後退させておき、乾燥時のみ送気パイプ
10の向きを自動的に変えて送気パイプ10を前方側に
突出させることにより、上記効果に加え、送気パイプ1
0が洗浄の邪魔にならないという効果を奏することもで
きる。
【0045】また、本実施例では、蓋部1aを閉めた状
態で送気パイプ10からの噴射による乾燥を行ったが、
必要に応じ、乾燥の開始時または乾燥の途中から、蓋部
1aを開状態としてもよい。この場合には、蓋部1aを
開けることにより洗浄室W内が換気され、部品等の乾燥
が更に早められるという効果がある。
態で送気パイプ10からの噴射による乾燥を行ったが、
必要に応じ、乾燥の開始時または乾燥の途中から、蓋部
1aを開状態としてもよい。この場合には、蓋部1aを
開けることにより洗浄室W内が換気され、部品等の乾燥
が更に早められるという効果がある。
【0046】更に、部品等に対する洗浄やすすぎを更に
効果的に行う目的で、乾燥のみならず、主洗浄やすすぎ
中にも容器3を回転させることももちろん可能である。
特に、本実施例における主洗浄シャワー8のように、主
洗浄手段またはすすぎ手段が回転する場合には、これら
主洗浄手段またはすすぎ手段と容器3とを互いに逆向き
に回転させることにより、主洗浄やすすぎの効果が更に
高められる。
効果的に行う目的で、乾燥のみならず、主洗浄やすすぎ
中にも容器3を回転させることももちろん可能である。
特に、本実施例における主洗浄シャワー8のように、主
洗浄手段またはすすぎ手段が回転する場合には、これら
主洗浄手段またはすすぎ手段と容器3とを互いに逆向き
に回転させることにより、主洗浄やすすぎの効果が更に
高められる。
【0047】また、本実施例では、ファン13にヒータ
ーを装備することにより、送気口11から部品等に向け
て温風を噴射していたが、部品等の性質に応じてヒータ
ーの出力を変え、送気口11から熱風または微温風を噴
射してもよい。更に、ファン13にヒーターを装備せ
ず、送気口11から冷風を噴射してもよい。
ーを装備することにより、送気口11から部品等に向け
て温風を噴射していたが、部品等の性質に応じてヒータ
ーの出力を変え、送気口11から熱風または微温風を噴
射してもよい。更に、ファン13にヒーターを装備せ
ず、送気口11から冷風を噴射してもよい。
【0048】また、本実施例では、容器3に設けられた
ラック4と、モーター7と連動し、かつ容器3と平行な
軸回りに回転するピニオン5との係合により容器3を回
転させていたが、モーター7の回転を容器3に伝達する
手段はこれに限らずともよく、例えば、ウオームホイー
ルとウオーム、ネジ歯車、かさ歯車等を用いてもよい。
更に、これらの場合、容器3の軸と回転伝達手段の軸と
を必ずしも平行とせず、必要に応じ直交または斜交させ
てもよい。一方、チェーン、ベルト、摩擦車等の手段を
用いてモーター7の回転を容器3に伝達することも可能
である。
ラック4と、モーター7と連動し、かつ容器3と平行な
軸回りに回転するピニオン5との係合により容器3を回
転させていたが、モーター7の回転を容器3に伝達する
手段はこれに限らずともよく、例えば、ウオームホイー
ルとウオーム、ネジ歯車、かさ歯車等を用いてもよい。
更に、これらの場合、容器3の軸と回転伝達手段の軸と
を必ずしも平行とせず、必要に応じ直交または斜交させ
てもよい。一方、チェーン、ベルト、摩擦車等の手段を
用いてモーター7の回転を容器3に伝達することも可能
である。
【0049】また、洗浄液回収手段24を、本実施例に
おけるすすぎ液回収手段40と同様の構成としてもよ
く、またその逆ももちろん可能である。更に、洗浄液回
収手段24またはすすぎ液回収手段40の少なくとも一
方が、主洗浄シャワー8またはすすぎシャワー9に洗浄
液またはすすぎ液を供給し、かつ主洗浄シャワー8また
はすすぎシャワー9から噴射された洗浄液またはすすぎ
液を回収し貯留する貯留部と、この貯留部との間で洗浄
液またはすすぎ液を循環させて洗浄液またはすすぎ液を
再生する再生部とを有する構成であってもよい。しか
も、ここに示した各種の洗浄液回収手段24とすすぎ液
回収手段40とは、主洗浄およびすすぎの条件に応じて
任意に組み合わせて使用することが可能である。
おけるすすぎ液回収手段40と同様の構成としてもよ
く、またその逆ももちろん可能である。更に、洗浄液回
収手段24またはすすぎ液回収手段40の少なくとも一
方が、主洗浄シャワー8またはすすぎシャワー9に洗浄
液またはすすぎ液を供給し、かつ主洗浄シャワー8また
はすすぎシャワー9から噴射された洗浄液またはすすぎ
液を回収し貯留する貯留部と、この貯留部との間で洗浄
液またはすすぎ液を循環させて洗浄液またはすすぎ液を
再生する再生部とを有する構成であってもよい。しか
も、ここに示した各種の洗浄液回収手段24とすすぎ液
回収手段40とは、主洗浄およびすすぎの条件に応じて
任意に組み合わせて使用することが可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の洗浄装置に
おいては、洗浄液およびすすぎ液として、それぞれの条
件に応じて最も効果的なものが使用できる。また、洗浄
に伴い発生する廃棄物の量的減少と、洗浄液およびすす
ぎ液における使用効率の向上とをともに実現することが
できる。更に、部品等の洗浄から乾燥までの手順が容易
となり、かつ洗浄した部品等の乾燥を、迅速かつ均一に
行うことができる。
おいては、洗浄液およびすすぎ液として、それぞれの条
件に応じて最も効果的なものが使用できる。また、洗浄
に伴い発生する廃棄物の量的減少と、洗浄液およびすす
ぎ液における使用効率の向上とをともに実現することが
できる。更に、部品等の洗浄から乾燥までの手順が容易
となり、かつ洗浄した部品等の乾燥を、迅速かつ均一に
行うことができる。
【図1】本発明の第一実施例に係る洗浄装置の構造の例
を示す図である。
を示す図である。
【図2】本発明の第一実施例に係る洗浄装置の構造の例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】本発明の第一実施例に使用される容器およびそ
の本体への設置状況を示す図である。
の本体への設置状況を示す図である。
1 本体 1a 蓋部 1b 支持部 1c,1d 排出口 2 アーム 3 容器 4 ラック 5 ピニオン(回転伝達手段) 6 ギヤボックス 7 モーター 8 主洗浄シャワー(主洗浄手段) 9 すすぎシャワー(すすぎ手段) 10 送気パイプ(送気手段) 11 送気口 12,16,23,39 管路 13 ファン 14,15 弁 17 主洗浄ポンプ 18 洗浄液槽(洗浄液貯留部) 19,32 フィルタ 20,33,34 ポンプ 21 油水分離機(洗浄液再生部) 21a 油水分離機の吸入口 21b 油水分離機の排出口 22 循環ポンプ 24 洗浄液回収手段 30 廃水槽(すすぎ液貯留部) 31 油水分離機(すすぎ液再生部) 35 濾過器 36 ブースター 37 給水管 38 すすぎポンプ 40 すすぎ液回収手段 41 制御部 42,43 天板 A 軸部 X 容器の進行方向 W 洗浄室
Claims (5)
- 【請求項1】 同一の洗浄室内に、この洗浄室に収容さ
れた部品等に向け洗浄液を噴射して前記部品等の主洗浄
を行う主洗浄手段と、主洗浄後の前記部品等に向けすす
ぎ液を噴射して前記部品等のすすぎを行うすすぎ手段
と、前記主洗浄手段から噴射された洗浄液を回収する洗
浄液回収手段と、前記すすぎ手段から噴射されたすすぎ
液を回収するすすぎ液回収手段と、すすぎ後の前記部品
等に送気を行い前記部品等を乾燥させる送気手段とを設
けたことを特徴とする部品等の洗浄装置。 - 【請求項2】 前記部品等が前記洗浄室内に載置された
容器に収容されるとともに、前記送気手段が、前記容器
の少なくとも上方または下方に設けられ、かつ前記容器
に向け空気を噴射する送気口を有することを特徴とする
請求項1記載の部品等の洗浄装置。 - 【請求項3】 少なくとも前記送気手段による送気中、
前記容器が回転することを特徴とする請求項1または2
記載の部品等の洗浄装置。 - 【請求項4】 前記容器が円盤状をなしていることを特
徴とする請求項3記載の部品等の洗浄装置。 - 【請求項5】 前記洗浄室内に、前記容器を前記洗浄室
内に載置した際に前記容器の外周部と接触し、前記容器
を回転させる回転伝達手段が設けられていることを特徴
とする請求項3または4記載の部品等の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8366393A JPH06299381A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 部品等の洗浄装置 |
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JP8366393A JPH06299381A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 部品等の洗浄装置 |
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JPH06299381A true JPH06299381A (ja) | 1994-10-25 |
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JP8366393A Withdrawn JPH06299381A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 部品等の洗浄装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1993
- 1993-04-09 JP JP8366393A patent/JPH06299381A/ja not_active Withdrawn
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