JP3467375B2 - 車両負荷制御方法及び装置 - Google Patents

車両負荷制御方法及び装置

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JP3467375B2
JP3467375B2 JP08820597A JP8820597A JP3467375B2 JP 3467375 B2 JP3467375 B2 JP 3467375B2 JP 08820597 A JP08820597 A JP 08820597A JP 8820597 A JP8820597 A JP 8820597A JP 3467375 B2 JP3467375 B2 JP 3467375B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
に搭載されたドアロックモータ、ライト消し忘れやスピ
ードアラーム等の警告ブザー、ルームランプ、ハザード
ランプ、ホーンなどの各負荷を制御する車両負荷制御方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車などの車両には、集中
ドアロック機能、警告ブザー機能、ルームランプ機能、
キーレスによるアンサバック機能などの各負荷制御機能
が設けられている。
【0003】負荷制御機能には複数のタイプに分れるも
のがあり、例えば集中ドアロック機能では、2ステップ
で全ドアがアンロックするタイプ即ち最初のアンロック
要求により運転手側のドアのみがアンロック動作し、一
定時間内の2回目のアンロック要求により、その他の全
席がアンロック動作するタイプと、1ステップで全ドア
がアンロックするタイプとに分れる。また、ルームラン
プ機能では、ノーマルタイプ即ちドア開時に常時点灯す
るタイプと、滅光式タイプ即ちドア開閉時やキーをキー
シリンダから抜く時にフェードインやフェードアウトし
ながら点灯、消灯するタイプとに分れる。また、キーレ
スによるアンサバック機能では、ルームランプやハザー
ドランプなどにより視覚的に行うタイプと、ルームラン
プやハザードランプおよびホーンなどにより視覚的、聴
覚的に行うタイプとに分れる。一方、警告ブザー機能は
主に単一タイプのみで、ライト消し忘れブザー、スピー
ドアラームブザー等がある。
【0004】図7〜図10は従来の車両負荷制御装置の
構成を示すブロック図である。これらの図に示すよう
に、車両負荷制御装置1は、キーレスユニット7および
各スイッチ8-1〜8-8と制御部6とを接続するインタフ
ェース2と、ドアロックモータ9を駆動する駆動部3
と、警告ブザー10、ルームランプ11-1、ハザードラ
ンプ11-2およびホーン12などを駆動する駆動部4
と、負荷制御内容が記憶されたEEPROM等の不揮発
性メモリ5とを備えている。
【0005】(イ)図7において、ドアロックされた状
態でキーアンロックスイッチ8-1をオンすると、アンロ
ックする方向にドアロックモータ9が回転する。そし
て、アンロック状態でキーロックスイッチ8-2をオンす
ると、ドアロックする方向にドアロックモータ9が回転
する。この場合、2ステップで全ドアがアンロックする
タイプであれば、最初のキーアンロックスイッチ8-1の
オンにより、運転席ドアのドアロックモータ9のみがア
ンロック動作する。その後、一定時間内で2回目のキー
アンロックスイッチ8-1のオンにより、その他の全席の
ドアロックモータ9がアンロック動作する。これに対し
て、1ステップで全ドアがアンロックするタイプであれ
ば、最初のキーアンロックスイッチ8-1のオンにより、
全席のドアロックモータ9がアンロック動作する。
【0006】上述した機能を変更する場合には、車両負
荷制御装置1に機能設定ユニット13を接続して不揮発
性メモリ5の設定値を変更することにより実現できる。
例えば、1ステップで全ドアがアンロックするタイプが
設定されていれば、2ステップで全ドアがアンロックす
るタイプに変更することができる。
【0007】(ロ)図8において、テールスイッチ8−
4がオン状態でキーシリンダスイッチ8−6をオフし、
さらに運転席ドアスイッチ8−5オフすると、警告ブザ
ー10が鳴動する。また、車速が所定以上になったとき
も鳴動する。
【0008】(ハ)図9において、運転席ドアスイッチ
8-5または全ドアスイッチ8-7のいずれか一方でもオン
すると、ルームランプ11-1が点灯する。この状態で運
転席ドアスイッチ8-5および全ドアスイッチ8-7をそれ
ぞれオフすると、ルームランプ11-1が消灯する。この
場合はノーマルタイプであるが、滅光式タイプは全ての
ドアの開閉時やキーシリンダからキーが抜かれた時にフ
ェードイン、フェードアウトしながら消灯または点灯す
る。
【0009】機能を変更する場合は、車両負荷制御装置
1に機能設定ユニット13を接続し、不揮発性メモリ5
の設定値を変更する。この場合、ノーマルタイプの機能
が設定されていれば、滅光式タイプの機能に変更するこ
とができる。
【0010】(ニ)図10において、キーレスにより運
転席ドアスイッチ8-5、全ドアスイッチ8-7、ホーンス
イッチ8-3、運転席ドアロックスイッチ8-8をそれぞれ
オンすると、それぞれに対応してルームランプ11-1、
ハザードランプ11-2、ホーン12が動作する。この場
合、アンサバック機能が視覚的に行うタイプであれば、
ルームランプ11-1やハザードランプ11-2などのラン
プ関係のもののみが動作する。これに対して、視覚的、
聴覚的に行うタイプであれば、ルームランプ11-1やハ
ザードランプ11-2などのランプ関係に加えて、ホーン
12などのブザー関係のものが動作する。
【0011】機能を変更する場合は、車両負荷制御装置
1に機能設定ユニット13を接続し、不揮発性メモリ5
の設定値を変更する。この場合、視覚的に行うタイプが
設定されていれば、視覚的及び聴覚的に行うタイプに変
更することができる。
【0012】なお、車両負荷制御装置の負荷制御内容を
任意に変更できるようにしたものとして、例えば特開昭
62−295108号公報に開示されたものもある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の車両負荷制御装置にあっては、次のような問題点が
あった。
【0014】すなわち、集中ドアロック機能、警告ブザ
ー機能、ルームランプ機能、キーレスによるアンサバッ
ク機能などの各負荷制御機能を全て或いは一部を有する
車両においては、ユーザーは予め設定されたタイプを使
用することになり、他のタイプを使用したい場合には機
能設定ユニット13を購入して設定値を変更する必要が
ある。この問題は特開昭62−295108号公報に示
されているものにあっても同様である。
【0015】本発明は上記事情に鑑み、装置本体と別体
の機能設定ユニットを用いることなく、異なるタイプの
機能を任意に設定することができる車両負荷制御方法及
び装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の車両負荷制御方法は、少なくともド
アロックモータ、警告ブザー、ルームランプ、ハザード
ランプ、ホーンのいずれかの車両負荷を作動させるため
に設けられた各スイッチの状態が、予め設定した条件に
一致した場合に機能選択状態へと移行し、この機能選択
状態において、少なくとも集中ドアロック機能、警告ブ
ザー機能、ルームランプ機能、キーレスによるアンサバ
ック機能のいずれかを含む負荷制御機能の有効/無効の
設定、又は同一の負荷制御機能において、予め設定して
あるタイプの異なる機能のうち任意の一つを選択して設
定することを特徴としている。
【0017】また、請求項2記載の車両負荷制御装置
は、少なくとも集中ドアロック機能、警告ブザー機能、
ルームランプ機能、キーレスによるアンサバック機能の
いずれかを含む負荷制御機能の有効/無効を決定する設
定値、又は同一の負荷制御機能でタイプの異なる機能の
設定値がそれぞれ記憶されたメモリと、車両負荷を駆動
する駆動部を前記メモリの内容に基づいて制御する制御
部と、少なくともドアロックモータ、警告ブザー、ルー
ムランプ、ハザードランプ、ホーンのいずれかの車両負
荷を作動させるために設けられた各スイッチの設定値を
読み込むスイッチ設定値読込手段と、このスイッチ設定
値読込手段により読み込まれた各スイッチの設定値が予
め決定された設定条件と一致する場合に機能選択条件に
移行し、この機能選択状態において再度、前記各スイッ
チの設定値が読み込まれ、設定値に変化があるスイッチ
があれば、そのスイッチに対応する負荷制御機能の前記
メモリに設定されている現時点での設定値を他の設定値
に変更する制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0018】上記の構成によれば、装置本体と別体の機
能設定ユニットを用いることなく、車両に備えられてい
る各スイッチの設定条件により、同一の負荷制御機能で
タイプの異なる機能のうちの一つを任意に設定すること
ができ、また負荷制御機能を有効にしたり、無効にした
りすることもできる。
【0019】例えば、集中ドアロック機能には、上述し
たように1ステップで全ドアをロックさせるタイプと2
ステップで全ドアをロックさせるタイプとがあるが、そ
れらのうちの一方を各スイッチの設定条件により任意に
設定することができる。
【0020】同一の負荷制御機能でタイプの異なる負荷
制御機能の設定や負荷制御機能の有効/無効の設定を、
各スイッチの設定条件により機能選択状態に移行させた
後に行うようにしてもよい。機能選択状態にした後に負
荷制御機能の設定を行うようにすることで、各スイッチ
の正規の使用時に負荷制御機能が設定されてしまうよう
な問題は起らない。
【0021】
【発明の実施の形態】
〈第1の実施の形態〉図1は本発明に係る車両負荷制御
方法の実施の形態を示すフローチャートである。
【0022】この車両負荷制御方法は、車両における集
中ドアロック機能、警告ブザー機能、ルームランプ機
能、キーレスによるアンサバック機能などの負荷制御機
能の有効/無効の設定又は同一の負荷制御機能でタイプ
の異なる機能のなかの任意の一つの設定を、ドアロック
モータ、警告ブザー、ルームランプ、ハザードランプ、
ホーンなどの負荷を作動させるための各スイッチの設定
条件により行うものである。
【0023】機能の設定、または変更設定をする場合に
は、マイクロコンピュータで構成される制御部(図示せ
ず)では、先ず機能選択モード移行条件が成立するか否
かが判定される(ステップS1)。この機能選択モード
移行条件は、どのスイッチをどのように操作すれば機能
選択モードに移行するかという条件を示すものであり、
例えば、イグニッションスイッチを2回、ONさせた場
合とか、あるいは第2の実施の形態以後で示すような種
々の移行条件が考えられる。これらの条件が予め記憶さ
れている。
【0024】この機能選択モード移行条件が成立する
と、タイマT1がスタートし(ステップS2)、タイマ
T1がスタートしてから5秒以内に所定のスイッチ操作
がされると(ステップS3)、機能選択、切替条件が成
立するか否かが判定される(ステップS4)。この機能
選択、切替条件としては、例えば、キーロックスイッチ
が0FFからONに変化した場合に切替条件が成立し、
フラグFが“0”の場合には、“1”をセットして機能
を切り替えた後、処理を終了する(ステップS5、S
6)。一方、フラグFが“1”であれば、“0”をセッ
トして機能を切り替えた後、タイマT1をリセットして
処理を終了する(ステップS5、S7、S8)。
【0025】このように、予め設定されている機能選択
モード移行条件が成立し、かつ機能選択、切替条件が成
立した場合には、機能を切り替えるようにした。このた
め、装置本体と別体の機能設定ユニットを用いることな
く、車両に備えられている各スイッチの設定条件によ
り、同一の負荷制御機能でタイプの異なる機能のうちの
一つを任意に設定することができ、また負荷制御機能を
有効にしたり、無効にしたりすることもできる。
【0026】〈第2の実施の形態〉 《車両負荷制御装置の構成》図2は本発明に係る車両負
荷制御装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図
である。なお、この図において前述した図7と共通する
部分には同一の符号を付けている。
【0027】この第2の実施の形態の車両負荷制御装置
20Aは、1ステップで全ドアをロックさせるタイプと
2ステップで全ドアをロックさせるタイプの設定値がそ
れぞれ記憶された不揮発性メモリ21Aと、キーアンロ
ックスイッチ8-1、キーロックスイッチ8-2、ホーンス
イッチ8-3の設定条件によって2つのタイプのいずれか
一方を設定する機能を有する制御部22Aとを備えたも
のである。
【0028】車両負荷制御装置20Aは、キーアンロッ
クスイッチ8-1とキーロックスイッチ8-2を共にオフし
た状態で、ホーンスイッチ8-3を所定時間内で連続して
2回オンすることにより機能選択可能状態に移行し、こ
の機能選択可能状態でキーアンロックスイッチ8-1とキ
ーロックスイッチ8-2を共にオンし、さらにホーンスイ
ッチ8-3を所定時間内で連続して2回オンすることで、
現在、例えば1ステップで全ドアをロックさせるタイプ
に設定されていれば、2ステップで全ドアをロックさせ
るタイプに変更できる。そして、同様の操作を繰り返す
ことで1ステップで全ドアをロックさせるタイプの機能
に戻すことができる。
【0029】上記制御部22Aは、スイッチ設定値読込
手段および制御手段に対応する。
【0030】《車両負荷制御装置の動作》次に、この車
両負荷制御装置20Aの機能設定動作の詳細について図
3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0031】動作説明に先立って、制御部22Aには、
フラグF、5秒タイマT1および10秒タイマT2が設
定されるものとする。この場合、フラグFが「0」では
2ステップで全ドアをロックさせるタイプが設定され、
「1」では1ステップで全ドアをロックさせるタイプが
設定されるものとする。
【0032】まず、フラグFを「0」に設定した後、キ
ーアンロックスイッチ8-1とキーロックスイッチ8-2の
設定状態をそれぞれ調べ、共にオフ状態であるか否かを
判定する。キーアンロックスイッチ8-1とキーロックス
イッチ8-2とが共にオフ状態であれば、5秒タイマT1
をスタートさせる(ステップS10〜ステップS1
6)。これに対して、キーアンロックスイッチ8-1とキ
ーロックスイッチ8-2とが共にオフ状態でなければ何も
せずステップS12に戻る。
【0033】5秒タイマT1をスタートさせた後、5秒
以内にホーンスイッチ8-3が2回連続してオン状態にな
ったか否かを判定し、5秒以内に2回連続してホーンス
イッチ8-3がオン状態になったと判断すると5秒タイマ
T1をリセットし、今度は10秒タイマT2をスタート
させる(ステップS18〜ステップS24)。
【0034】10秒タイマT2をスタートさせた後、キ
ーアンロックスイッチ8-1とキーロックスイッチ8-2の
設定状態をそれぞれ調べ、共にオン状態であるか否かを
判定する。キーアンロックスイッチ8-1とキーロックス
イッチ8-2とが共にオン状態であれば、10秒以内にホ
ーンスイッチ8-3が2回連続してオン状態になったか否
かを判定し、10秒以内にホーンスイッチ8-3が2回連
続してオン状態になったと判断すると10秒タイマT2
をリセットする(ステップS26〜ステップS34)。
一方、10秒以内にキーアンロックスイッチ8-1とキー
ロックスイッチ8-2とが共にオン状態にならず、またホ
ーンスイッチ8-3が2回連続してオン状態にならなけれ
ば何もせずステップS12に戻る。
【0035】10秒以内にキーアンロックスイッチ8-1
とキーロックスイッチ8-2とが共にオン状態になり、さ
らにホーンスイッチ8-3が2回連続してオン状態になっ
て10秒タイマT2をリセットした後、フラグFが
「0」であるか否かを判定し、「0」であれば「1」に
設定し、「0」でなければ「0」に設定する(ステップ
S36〜ステップS40)。この処理を終えた後、ステ
ップS12に戻る。
【0036】このように、キーアンロックスイッチ8-1
とキーロックスイッチ8-2とが共にオフ状態でホーンス
イッチ8-3が5秒以内に連続して2回オン状態となると
機能選択可能状態に移行し、この状態でキーアンロック
スイッチ8-1とキーロックスイッチ8-2が共にオン状態
で、ホーンスイッチ8-3が10秒以内に連続して2回オ
ン状態となると、現在設定されているタイプの機能から
他のタイプの機構に変更される。
【0037】このように、この第2の実施の形態の車両
負荷制御装置20Aは、1ステップで全ドアがアンロッ
クするタイプと、2ステップで全ドアがアンロックする
タイプの2つのタイプの集中ドアロック機能を、キーア
ンロックスイッチ8-1とキーロックスイッチ8-2とホー
ンスイッチ8-3の設定条件により、いずれか一方を任意
に設定することができる。
【0038】したがって、タイプの異なる二つの機能の
設定を車両負荷制御装置20Aとは別体の機能設定ユニ
ット13を必要とすることなく任意に行うことができ
る。
【0039】〈第3の実施の形態〉図4は本発明に係る
車両負荷制御装置の第3の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。なお、この図において前述した図8と共
通する部分には同一の符号を付けている。
【0040】この第3の実施の形態の車両負荷制御装置
20Bは、ライト消し忘れとスピードアラームに対する
警告ブザー10の有効/無効を決定する設定値が記憶さ
れた不揮発性メモリ21Bと、テールスイッチ8-4、運
転席ドアスイッチ8-5、キーシリンダスイッチ8-6の設
定条件によって警告ブザー10の有効/無効を設定する
機能を有する制御部22Bとを備えたものである。
【0041】車両負荷制御装置20Bは、テールスイッ
チ8-4と運転席ドアスイッチ8-5を共にオフした状態
で、キーシリンダスイッチ8-6を所定時間内に連続して
2回オンすることにより機能選択可能状態に移行し、こ
の状態でテールスイッチ8-4と運転席ドアスイッチ8-5
を共にオンして、キーシリンダスイッチ8-6を所定時間
内に連続して2回オンすることで、現在、例えば警告ブ
ザー10が有効になっていれば無効になる。そして、同
様の操作を繰り返すことで有効に戻すことができる。
【0042】この車両負荷制御装置20Bの機能設定動
作の詳細は、スイッチの種類が異なるのみで、上述した
車両負荷制御装置20Aにおける機能設定動作とほぼ同
様になるので省略する。
【0043】〈第4の実施の形態〉図5は本発明に係る
車両負荷制御装置の第4の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。なお、この図において前述した図9と共
通する部分には同一の符号を付けている。
【0044】この第4の実施の形態の車両負荷制御装置
20Cは、ルームランプがドア開時に常時点灯するノー
マルタイプとドア開閉時やキーをキーシリンダから抜く
時にフェードインやフェードアウトしながら点灯、消灯
する滅光式タイプの設定値がそれぞれ記憶された不揮発
性メモリ21Cと、運転席ドアスイッチ8-5、キーシリ
ンダスイッチ8-6、全ドアスイッチ8-7の設定条件によ
って2つのタイプのいずれか一方を設定する機能を有す
る制御部22Cとを備えたものである。
【0045】車両負荷制御装置20Cは、運転席ドアス
イッチ8-5とキーシリンダスイッチ8-6を共にオフした
状態で、全ドアスイッチ8-7を所定時間内に連続して2
回オンすることにより機能選択可能状態に移行し、この
状態で運転席ドアスイッチ8--6とキーシリンダスイッ
チ8-6を共にオンして、全ドアスイッチ8-7を所定時間
内に連続して2回オンすることで、現在、例えばノーマ
ルタイプに設定されていれば滅光式タイプに変更でき
る。そして、同様の操作を繰り返すことでノーマルタイ
プに戻すことができる。
【0046】この車両負荷制御装置20Cの機能設定動
作の詳細は、スイッチの種類が異なるのみで、上述した
車両負荷制御装置20Aにおける機能設定動作とほぼ同
様になるので省略する。
【0047】〈第5の実施の形態〉図6は本発明に係る
車両負荷制御装置の第5の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。なお、この図において前述した図10と
共通する部分には同一の符号を付けている。
【0048】この第5の実施の形態の車両負荷制御装置
20Dは、キーレスによるアンサーバックを、ルームラ
ンプ11-1やハザードランプ11-2などにより視覚的に
行うタイプとルームランプ11-1やハザードランプ11
-2およびホーン12などにより視覚的、聴覚的に行うタ
イプの設定値がそれぞれ記憶された不揮発性メモリ21
Dと、ホーンスイッチ8-3、運転席ドアスイッチ8-5、
全ドアスイッチ8-7、運転席ドアロックスイッチ8-8の
設定条件によって2つのタイプのいずれか一方を任意に
設定できる機能を有する制御部22Dとを備えたもので
ある。
【0049】車両負荷制御装置20Cは、運転席ドアス
イッチ8-5と全ドアスイッチ8-7と運転席ドアロックス
イッチ8-8を共にオフした状態で、ホーンスイッチ8-3
を所定時間内に連続して2回オンすることにより機能選
択可能状態に移行し、この状態で運転席ドアスイッチ8
-5と全ドアスイッチ8-7と運転席ドアロックスイッチ8
-8を共にオンして、ホーンスイッチ8-3を所定時間内に
連続して2回オンすることで、現在、例えばキーレスに
よるアンサーバックを視覚的に行うタイプに設定されて
いれば、視覚的、聴覚的に行うタイプに変更できる。そ
して、同様の操作を繰り返すことで視覚的に行うタイプ
に戻すことができる。
【0050】この車両負荷制御装置20Dの機能設定動
作の詳細は、スイッチの種類が異なるのみで、上述した
車両負荷制御装置20Aにおける機能設定動作とほぼ同
様になるので省略する。
【0051】なお、上記各実施の形態では、集中ドアロ
ック機能、警告ブザー機能、ルームランプ機能、キーレ
スによるアンサバック機能について説明したが、その他
にも負荷制御機能があれば同様に行うことができること
は言うまでもない。
【0052】また、上記各実施の形態では、機能選択可
能状態に移行したか否か、また設定が確実に行われたか
を把握するには実際に負荷を作動させなければならない
が、機能選択可能状態に移行したことと、設定が確実に
行われたことを表示又は音によって知らせるようにして
もよい。
【0053】また、上記第2の実施の形態、第4の実施
の形態、および第5の実施の形態では、同一の負荷制御
機能でタイプの異なる二種類の負荷制御機能のなかの任
意の一つを設定する場合であったが、タイプの異なる負
荷制御機能が二種類以上の場合も考えられるので、その
ような場合には設定に用いるスイッチを増やすことで対
応することができる。
【0054】また、上記第3の実施の形態では、ライト
消し忘れとスピードアラームの両方に対する警告ブザー
10の有効/無効を設定するようにしたが、ライト消し
忘れとスピードアラームの夫々に対して有効/無効を設
定できるようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
集注ドアロック機能、警告ブザー機能、ルームランプ機
能、キーレスによるアンサバック機能などの負荷制御機
能を有効とするか否かの設定または同一の負荷制御機能
でタイプの異なる負荷制御機能のなかの任意の一つの設
定を、ドアロックモータ、警告ブザー、ルームランプ、
ハザードランプ、ホーンなどの負荷を作動させるための
各スイッチの設定条件によって行えるので、装置本体と
は別体の機能設定ユニットが不要になり、ユーザーの負
担を大幅に減少させることができる。また、ユーザーの
好みに応じた機能設定ができるので、車両を販売する上
でのセールスアピールに貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両負荷制御方法の実施の形態
(第1の実施の形態)の機能設定動作を示すフローチャ
ートである。
【図2】本発明に係る車両負荷制御装置の実施の形態
(第2の実施の形態)の構成を示すブロック図である。
【図3】第2の実施の形態の車両負荷制御装置の機能設
定動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る車両負荷制御装置の実施の形態
(第3の実施の形態)の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る車両負荷制御装置の実施の形態
(第4の実施の形態)の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る車両負荷制御装置の実施の形態
(第5の実施の形態)の構成を示すブロック図である。
【図7】従来の車両負荷制御装置の構成を示すブロック
図である。
【図8】従来の車両負荷制御装置の構成を示すブロック
図である。
【図9】従来の車両負荷制御装置の構成を示すブロック
図である。
【図10】従来の車両負荷制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
8-1 キーアンロックスイッチ 8-2 キーロックスイッチ 8-3 ホーンスイッチ 8-4 テールスイッチ 8-5 運転席ドアスイッチ 8-6 キーシリンダスイッチ 8-7 全ドアスイッチ 8-8 運転席ドアロックスイッチ 9 ドアロックモータ 10 警告ブザー 11-1 ルームランプ 11-2 ハザードランプ 12 ホーン 20A、20B、20C、20D 車両負荷制御装置 21A、21B、21C、21D 不揮発性メモリ 22A、22B、22C、22D 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 16/02 660

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともドアロックモータ、警告ブザ
    ー、ルームランプ、ハザードランプ、ホーンのいずれか
    の車両負荷を作動させるために設けられた各スイッチの
    状態が、予め設定した条件に一致した場合に機能選択状
    態へと移行し、 この機能選択状態において、少なくとも集中ドアロック
    機能、警告ブザー機能、ルームランプ機能、キーレスに
    よるアンサバック機能のいずれかを含む負荷制御機能の
    有効/無効の設定、又は同一の負荷制御機能において、
    予め設定してあるタイプの異なる機能のうち任意の一つ
    を選択して設定する、 ことを特徴とする車両負荷制御方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも集中ドアロック機能、警告ブ
    ザー機能、ルームランプ機能、キーレスによるアンサバ
    ック機能のいずれかを含む負荷制御機能の有効/無効を
    決定する設定値、又は同一の負荷制御機能でタイプの異
    なる機能の設定値がそれぞれ記憶されたメモリと、 車両負荷を駆動する駆動部を前記メモリの内容に基づい
    て制御する制御部と、 少なくともドアロックモータ、警告ブザー、ルームラン
    プ、ハザードランプ、ホーンのいずれかの車両負荷を作
    動させるために設けられた各スイッチの設定値を読み込
    むスイッチ設定値読込手段と、 このスイッチ設定値読込手段により読み込まれた各スイ
    ッチの設定値が予め決定された設定条件と一致する場合
    に機能選択条件に移行し、この機能選択状態において再
    度、前記各スイッチの設定値が読み込まれ、設定値に変
    化があるスイッチがあれば、そのスイッチに対応する負
    荷制御機能の前記メモリに設定されている現時点での設
    定値を他の設定値に変更する制御手段と、 を備えたことを特徴とする車両負荷制御装置。
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