JP2001082011A - ワイヤレスロック応答システム - Google Patents

ワイヤレスロック応答システム

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JP2001082011A
JP2001082011A JP26171099A JP26171099A JP2001082011A JP 2001082011 A JP2001082011 A JP 2001082011A JP 26171099 A JP26171099 A JP 26171099A JP 26171099 A JP26171099 A JP 26171099A JP 2001082011 A JP2001082011 A JP 2001082011A
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door
vehicle
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Masashi Kamiya
昌史 神谷
Kenichi Ogami
健一 大上
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤレスキーによる車両のドアのロックの
際に車両の状態を確認する。 【解決手段】 ワイヤレストランスミッタ22の操作に
よりドアをロックする信号が電子制御ユニット40に入
力されたときには、ドアをロックする際のアンサーバッ
クとしてハザード34の点灯やブザー36の吹鳴を行な
うと共に、シフトポジションセンサ28からの信号と駐
車ブレーキスイッチ32からの信号に基づいてアウター
ミラー照明38の点灯状態を制御する。即ちシフトレバ
ー26がPポジションにあり駐車ブレーキスイッチ32
がオンのときには、開かれたドアが閉められたときに所
定時間点灯するよう請御されたアウターミラー照明38
をドアロックと共に直ちに消灯する。この結果、シフト
ポジションや駐車ブレーキの状態を車両の外部から確認
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤレスロック
応答システムに関し、詳しくは、リモートコントロール
により車両のドアをロックおよびロックの解除を行なう
ワイヤレスロック手段と、このワイヤレスロック手段の
操作により車両のドアのロックまたはロックの解除が行
なわれたときに、この操作に対応して車両の外部から認
識可能に応答するロック応答手段とを備えるワイヤレス
ロック応答システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のワイヤレスロック応答シ
ステムとしては、ワイヤレスキーにより車両のドアをロ
ックまたはロックの解除を行なったときに、ハザードラ
ンプやブザーなどによりワイヤレスキーの操作に応答す
るものが提案されている(例えば、実公平4−4477
2号公報など)。このシステムでは、ワイヤレスキーの
操作に対応してハザードランプやブザーなどで応答する
ことにより、車両の外部からワイヤレスキーの操作を容
易に確認することができるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
たワイヤレスロック応答システムでは、ワイヤレスキー
による操作は確認できても、車両の状態を確認すること
はできない。車両のドアをロックするときには、通常、
シフトレバーはPポジションとすると共に駐車ブレーキ
を使用するが、寒冷地などでは駐車ブレーキの凍結防止
のために駐車ブレーキを使用しないことが望ましい。こ
の場合、意識的には駐車ブレーキを使用しないようにし
ても、無意識的に普段の駐車と同様に駐車ブレーキを使
用することがある。このような場合に、ワイヤレスキー
によるドアのロックの際に、その状態が車外から確認で
きれば便利である。また、車両の盗難防止のために盗難
防止装置を備える車両の場合、盗難防止装置を作動させ
ているか否かをワイヤレスキーによるドアのロックの際
に確認できれば便利である。
【0004】本発明のワイヤレスロック応答システム
は、ワイヤレスキーによる車両のドアのロックの際に車
両の状態、例えばシフトレバーのポジション状態や駐車
ブレーキの状態,盗難防止装置の状態などを簡易に確認
できることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明のワイヤレスロック応答システムは、上述の目的の
少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
【0006】本発明のワイヤレスロック応答システム
は、リモートコントロールにより車両のドアをロックお
よびロックの解除を行なうワイヤレスロック手段と、該
ワイヤレスロック手段の操作により該車両のドアのロッ
クまたはロックの解除が行なわれたときに該操作に対応
して該車両の外部から確認可能に応答するロック応答手
段とを備えるワイヤレスロック応答システムであって、
前記車両の所定の状態を検出する状態検手段と、前記ワ
イヤレスロック手段の操作により前記車両のドアのロッ
クまたはロックの解除が行なわれたとき、前記状態検出
手段により検出された前記所定の状態に基づいて該車両
の外部から確認可能に応答する状態応答手段とを備える
ことを要旨とする。
【0007】この本発明のワイヤレスロック応答システ
ムでは、状態応答手段が、ワイヤレスロック手段の操作
により車両のドアのロックまたはロックの解除が行なわ
れたとき、状態検出手段により検出された車両の所定の
状態に基づいて車両の外部から確認可能に応答する。こ
の結果、ドアをロックまたはロックの解除を行なうとき
に車両の所定の状態を確認することができる。
【0008】こうした本発明のワイヤレスロック応答シ
ステムにおいて、前記状態検出手段は、前記所定の状態
としてシフトレバーのポジション状態を検出する手段で
あるものとしたり、前記所定の状態として駐車ブレーキ
の状態を検出する手段であるものとしたりすることもで
きる。
【0009】また、本発明のワイヤレスロック応答シス
テムにおいて、前記車両の盗難を防止するために所定の
条件が成立したときに警報を出力する盗難防止装置を備
え、前記状態検出手段は、前記所定の状態として前記盗
難防止装置の状態を検出する手段であるものとすること
もできる。
【0010】さらに、本発明のワイヤレスロック応答シ
ステムにおいて、前記車両の盗難を防止するために所定
の条件が成立したときに警報を出力する盗難防止装置
と、前記ワイヤレスロック手段により前記車両のドアが
ロックされてから該ワイヤレスロック手段によりロック
の解除が行なわれるまでに前記盗難防止装置による警報
の出力を記憶する警報出力記憶手段とを備え、前記状態
検出手段は、前記所定の状態として前記警報出力記憶手
段の記憶状態を検出する手段であるものとすることもで
きる。
【0011】あるいは、本発明のワイヤレスロック応答
システムにおいて、前記状態応答手段は、前記車両の室
内灯であるものとしたり、前記車両のアウターミラーに
取り付けられたランプであるものとしたりすることもで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
ワイヤレスロック応答システム20の構成の概略を示す
構成図である。実施例のワイヤレスロック応答システム
20は、図示するように、ワイヤレストランスミッタ2
2からの信号を受信するワイヤレスレシーバ24と、シ
フトレバー26のポジションを検出するシフトポジショ
ンセンサ28と、駐車ブレーキレバー30の操作により
駐車ブレーキが使用されたのを検出する駐車ブレーキス
イッチ32と、車両が故障したときに点滅させるハザー
ド34と、ブザー36と、アウターミラー(サイドミラ
ー)に取り付けられてドア周辺を照らすアウターミラー
照明38と、これらを制御する電子制御ユニット40と
を備える。
【0013】ワイヤレスレシーバ24は、ワイヤレスト
ランスミッタ22が操作される毎に操作信号を電子制御
ユニット40に出力する。電子制御ユニット40は、こ
の信号を受けたときにドアがロックされた状態にあると
きには、この操作信号をアンロック信号と判定し、ドア
をアンロックする処理を行なう。また、ワイヤレスレシ
ーバ24からの操作信号を受けたときにドアがアンロッ
クされた状態にあるときには、操作信号をロック信号と
判定し、ドアをロックする処理を行なう。なお、これら
のドアのロックおよびアンロックの制御については、本
発明の中核をなさないから、これ以上の説明は省略す
る。
【0014】電子制御ユニット40は、CPU42を中
心として構成されたマイクロプロセッサとして構成され
ており、処理プログラムを記憶したROM44と、一時
的にデータを記憶するRAM46と、入出力ポート(図
示せず)とを備える。この電子制御ユニット40には、
ワイヤレスレシーバ24からの操作信号やシフトポジシ
ョンセンサ28からのシフトポジションSP,駐車ブレ
ーキスイッチ32からの駐車ブレーキスイッチBSの状
態などが入力ポートを介して入力されている。また、電
子制御ユニット40からは、ハザード34への点灯信号
やブザー36への出力信号,アウターミラー照明38へ
の点灯信号などが出力ポートを介して出力されている。
【0015】次に、こうして構成された実施例のワイヤ
レスロック応答システム20の動作、特に降車後にワイ
ヤレストランスミッタ22を用いてドアをロックする際
の動作について説明する。図2は車両のドアが開かれて
閉じられたときに電子制御ユニット40により実行され
るドア開時処理ルーチンの一例を示すフローチャートで
あり、図3はワイヤレストランスミッタ22を用いてド
アをロックしたときに電子制御ユニット40により実行
されるドアロック時処理ルーチンの一例を示すフローチ
ャートである。
【0016】運転者などが降車するためにドアを開いて
閉じると、まず、図2に例示するドア開時処理ルーチン
が実行される。このルーチンが実行されると、電子制御
ユニット40のCPU42は、アウターミラー照明38
を点灯する処理を実行し(ステップS100)、タイマ
Tに所定値T1をセットする(ステップS102)。こ
こで、所定値T1は、開かれたドアが閉じられてからア
ウターミラー照明38の点灯を継続する時間を設定する
ために用いられるものであり、例えば30秒や40秒な
ど如何なる時間に設定してもよい。次に、CPU42
は、タイマTがタイムアップするのを待って(ステップ
S104)、アウターミラー照明38を消灯する処理を
行なって(ステップS106)、本ルーチンを終了す
る。したがって、アウターミラー照明38は、開かれた
ドアが閉じられてからタイマTに設定された時間T1を
経過するまで点灯することになる。
【0017】こうした開かれたドアが閉じらたときの処
理が行なわれているときに、ワイヤレストランスミッタ
22が操作されてワイヤレスレシーバ24から操作信号
を受信すると、電子制御ユニット40は、操作信号をド
アのロック信号と判定し、図3に例示するドアロック時
処理ルーチンを実行する。本ルーチンが実行されると、
CPU42は、まず、ドアロック条件を入力する処理を
実行する(ステップS110)。ドアロック条件として
は、例えば各ドアが完全に閉じられてロックされたか否
かなどを用いることができる。条件が成立しないときに
は、何もせずに本ルーチンを終了し、条件が成立したと
きには、アンサーバックとして、ハザード34を一回点
灯すると共にブザー36を1回吹鳴する(ステップS1
14)。
【0018】次に、CPU42はシフトポジションセン
サ28により検出されるシフトポジションSPと駐車ブ
レーキスイッチ32により検出される駐車ブレーキスイ
ッチBSとを読み込む処理を実行し(ステップS11
6)、シフトポジションSPがPポジションであり駐車
ブレーキスイッチBSがオンであるかを判定する(ステ
ップS118)。シフトポジションSPがPポジション
で駐車ブレーキスイッチBSがオンのときには、アウタ
ーミラー照明38を消灯して(ステップS120)、本
ルーチンを終了し、シフトポジションSPがPポジショ
ン以外のときや駐車ブレーキスイッチBSがオフのとき
にはアウターミラー照明38を消灯せずに本ルーチンを
終了する。
【0019】いま、シフトレバー26をPポジションと
すると共に駐車ブレーキレバー30を操作して降車し、
直ちにワイヤレストランスミッタ22によりドアをロッ
クする場合を考える。降車後、開かれたドアを閉じると
図2に例示するドア開時処理ルーチンによりタイマTに
設定された時間T1を経過するまでアウターミラー照明
38は点灯するが、降車して直ぐにドアをロックする
と、図3のルーチンによりドアロック条件の成立による
アンサーバックの後、直ちにアウターミラー照明38は
消灯する。即ち、アウターミラー照明38はタイマTに
設定された時間T1より前に消灯するのである。次に、
スキー場などの寒冷地で停車し、駐車ブレーキの凍結防
止のために駐車ブレーキレバー30を操作しないで降車
し、直ちにワイヤレストランスミッタ22によりドアを
ロックした場合を考える。降車後、開かれたドアを閉じ
ると前述したようにアウターミラー照明38が点灯する
が、駐車ブレーキレバー30は操作されていないから、
アウターミラー照明38は直ちに消灯せず、タイマTに
設定された時間T1が経過してから消灯する。したがっ
て、運転者は、ワイヤレストランスミッタ22によるド
アロック時にアウターミラー照明38が直ちに消灯しな
いことにより、駐車ブレーキレバー30を操作しなかっ
たことを確認することができる。或いは、逆に駐車ブレ
ーキレバー30を誤って操作して降車しドアロックした
ときには、直ちに消灯しないはずのアウターミラー照明
38がドアロックと共に直ちに消灯することにより、駐
車ブレーキレバー30を操作してしまったことを確認す
ることができる。なお、詳述しないが、シフトレバー2
6のポジションについても同様に確認することができる
のは言うまでもない。
【0020】以上説明した実施例のワイヤレスロック応
答システム20によれば、シフトレバー26のポジショ
ンや駐車ブレーキの状態をワイヤレストランスミッタ2
2によるドアロック時に確認することができる。
【0021】実施例のワイヤレスロック応答システム2
0では、シフトレバー26のポジションと駐車ブレーキ
の状態をアウターミラー照明38により確認するものと
したが、室内灯により確認するものとしたり、他の確認
用の装置を用いるものとしてもよい。また、実施例のワ
イヤレスロック応答システム20では、シフトレバー2
6がPポジションにないときや駐車ブレーキスイッチB
Sがオフのときには、アウターミラー照明38を消灯し
ないものとしたが、確認できるようにすればよいから、
点滅させるなど他の手法を用いてもよい。
【0022】次に、本発明の第2の実施例であるワイヤ
レスロック応答システム20Bについて説明する。図4
は、第2実施例のワイヤレスロック応答システム20B
の構成の概略を示す構成図である。第2実施例のワイヤ
レスロック応答システム20Bは、シフトポジションセ
ンサ28からの信号や駐車ブレーキスイッチ32からの
信号を入力する代わりに盗難防止装置50からの信号を
入力する点を除いて第1実施例のワイヤレスロック応答
システム20と同一の構成をしている。このため、第2
実施例のワイヤレスロック応答システム20Bの構成の
うち第1実施例のワイヤレスロック応答システム20の
構成と同一のものについては同一の符号を付し、その説
明は省略する。
【0023】第2実施例のワイヤレスロック応答システ
ム20Bが備える盗難防止装置50は、駐車時に車両に
所定の衝撃を受けたり、ドアが開かれたりしたときに、
警報を出力する装置である。
【0024】第2実施例のワイヤレスロック応答システ
ム20Bでも、降車時に開かれたドアが閉められたとき
には、図2に例示するドア開時処理ルーチンが実行され
ている。図5は、ワイヤレストランスミッタ22により
ドアがロックされたときに第2実施例のワイヤレスロッ
ク応答システム20Bの電子制御ユニット40により実
行されるドアロック時処理ルーチンの一例を示すフロー
チャートである。このルーチンのステップS210ない
しS214の処理は、図3に例示するドアロック時処理
ルーチンのステップS110ないしS114の処理と同
一の処理である。したがって、この処理についての説明
は省略する。
【0025】ドアロックの際のアンサーバックが行なわ
れると、次に、盗難防止装置50のセット条件を読み込
む処理を実行する(ステップS216)。セット条件と
しては、トランクの開閉状態やボンネットの開閉状態な
どがセットするために必要な条件となっているか否かの
条件の他、盗難防止装置50がセットされたか否かの条
件や盗難防止装置50が動作したか否かの条件なども含
まれる。セット条件が成立していると判定すると、アウ
ターミラー照明38を消灯して(ステップS220)、
本ルーチンを終了する。したがって、降車して直ちにワ
イヤレストランスミッタ22によりドアロックすると、
図2に例示するドア開時処理ルーチンによりタイマTに
設定された時間T1が経過するまで消灯しないアウター
ミラー照明38がドアロックと同時に消灯する。これに
より、盗難防止装置50のセット条件の成立を確認する
ことができる。一方、盗難防止装置50のセット条件が
成立していないと判定されると、アウターミラー照明3
8を消灯せずに本ルーチンを終了する。このとき、アウ
ターミラー照明38は、図2に例示するドアロック時処
理ルーチンによりタイマTに設定された時間T1が経過
したときに消灯する。ドアロックと共にアウターミラー
照明38が消灯しないことにより、盗難防止装置50の
セット条件が成立していないことを確認することができ
る。
【0026】図6は、ワイヤレストランスミッタ22に
よりドアをアンロックする際に第2実施例のワイヤレス
ロック応答システム20Bの電子制御ユニット40によ
り実行されるドアアンロック時処理ルーチンの一例を示
すフローチャートである。このルーチンは、ドアがロッ
クされた状態のときにワイヤレストランスミッタ22が
操作され、ワイヤレスレシーバ24からの操作信号が電
子制御ユニット40によりアンロック信号と判定された
ときに実行されるものである。
【0027】このドアアンロック時処理ルーチンが実行
されると、電子制御ユニット40のCPU42は、ま
ず、盗難防止装置50のアンセット条件を読み込む処理
を実行する(ステップS230)。アンセット条件とし
ては、盗難防止装置50がセットされた状態にあるか否
かの判定や盗難防止装置50がアンセットできたか否か
の判定などが含まれる。アンセット条件が成立したとき
には、アウターミラー照明38を所定時間点灯する処理
を実行し(ステップS234)、アンセット条件が成立
しないときには、アウターミラー照明38の点灯処理を
行なわない。したがって、アウターミラー照明38が点
灯したか否かで盗難防止装置50のアンセット条件が成
立したか否かを確認することができる。
【0028】続いて、ドアのアンロック条件を読み込み
(ステップS236)、条件が成立しているか否かを判
定する(ステップS238)。ここで、ドアのアンロッ
ク条件としては、ドアが完全にアンロックされたか否か
の判定などが含まれる。ドアのアンロック条件が成立し
ているときにはアンサーバックとしてハザード34を2
回点灯すると共にブザー36を2回吹鳴する処理を実行
して(ステップS240)、本ルーチンを終了する。一
方、ドアのアンロック条件が成立していないときには、
アンサーバックを行なわずに本ルーチンを終了する。こ
れにより、ドアのアンロックが正常に行なわれたか否か
を確認することができる。
【0029】以上説明した第2実施例のワイヤレスロッ
ク応答システム20Bによれば、ワイヤレストランスミ
ッタ22によりドアをロックする際に盗難防止装置50
のセットの状態を確認することができる。また、第2実
施例のワイヤレスロック応答システム20Bによれば、
ワイヤレストランスミッタ22によりドアをアンロック
する際に盗難防止装置50のアンセットの状態を確認す
ることができる。
【0030】第2実施例のワイヤレスロック応答システ
ム20Bでは、盗難防止装置50のセットの状態やアン
セットの状態をアウターミラー照明38により確認する
ものとしたが、室内灯により確認するものとしたり、他
の確認用の装置を用いるものとしてもよい。また、第1
実施例のワイヤレスロック応答システム20と組み合わ
せるものとしてもよい。
【0031】次に本発明の第3の実施例であるワイヤレ
スロック応答システム20Cについて説明する。第3実
施例のワイヤレスロック応答システム20Cは、図4に
例示する第2実施例のワイヤレスロック応答システム2
0Bと同一のハード構成をしている。第3実施例のワイ
ヤレスロック応答システム20Cのハード構成の詳細な
説明については盗難防止装置50の動作を除いて省略す
る。
【0032】第3実施例のワイヤレスロック応答システ
ム20Cが備える盗難防止装置50は、セットされてか
らセットが解除されるまでに警報を出力すると、警報を
出力した旨の信号を電子制御ユニット40に出力するよ
う構成されており、電子制御ユニット40は、この警報
を出力した旨の信号をRAM46の所定アドレスに格納
するよう動作する。
【0033】こうした第3実施例のワイヤレスロック応
答システム20Cでは、ワイヤレストランスミッタ22
によりドアをアンロックする際には電子制御ユニット4
0により図7に例示するドアアンロック時処理ルーチン
が実行される。このルーチンが実行されると、電子制御
ユニット40のCPU42は、まず、盗難防止装置50
から警報が出力されたか否かの記録を読み込む処理を実
行する(ステップS300)。この処理は、警報を出力
した旨の信号を格納したRAM46の所定アドレスをア
クセスすることにより行なわれる。そして、警報が出力
されたか否かを判定する(ステップS302)。警報を
出力したと判定すると、アウターミラー照明38を点滅
する処理を実行し(ステップS304)、ドアのアンロ
ックに対するアンサーバックの処理であるステップS3
06〜S310の処理を実行する。一方、警報が出力さ
れていないと判定すると、アウターミラー照明38の点
滅処理を行なわずに、ドアのアンロックに対するアンサ
ーバックの処理を実行する。こうしたアウターミラー照
明38の点滅が行なわれるか否かにより、盗難防止装置
50をセットして作動させてからドアをアンロックする
までに盗難防止装置50から警報が出力されたか否かを
確認することができる。この結果、盗難防止装置50か
ら警報が出力され、車内に暴漢が潜んでいる特殊な場合
にも、対処することができる。なお、ステップS306
〜S310のドアのアンロックに対するアンサーバック
の処理は、図6に例示するドアアンロック時処理ルーチ
ンのステップS236〜S240の処理と同一である。
【0034】以上説明した第3実施例のワイヤレスロッ
ク応答システム20Cによれば、盗難防止装置50をセ
ットしてからドアをアンロックするまでに盗難防止装置
50から警報の出力があったか否かをワイヤレストラン
スミッタ22によるドアのアンロックの際に確認するこ
とができる。
【0035】第3実施例のワイヤレスロック応答システ
ム20Cでは、盗難防止装置50から警報が出力された
か否かをアウターミラー照明38の点滅により確認する
ものとしたが、アウターミラー照明38の点灯や室内灯
の点灯或いは点滅などにより確認するものとしたり、他
の確認用の装置を用いるものとしてもよい。また、第1
実施例のワイヤレスロック応答システム20や第2実施
例のワイヤレスロック応答システム20Bと組み合わせ
るものとしてもよい。
【0036】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるワイヤレスロック応
答システム20の構成の概略を示す構成図である。
【図2】 実施例の電子制御ユニット40により実行さ
れるドア開時処理ルーチンの一例を示すフローチャート
である。
【図3】 実施例の電子制御ユニット40により実行さ
れるドアロック時処理ルーチンの一例を示すフローチャ
ートである。
【図4】 第2実施例のワイヤレスロック応答システム
20Bの構成の概略を示す構成図である。
【図5】 第2実施例の電子制御ユニット40により実
行されるドアロック時処理ルーチンの一例を示すフロー
チャートである。
【図6】 第2実施例の電子制御ユニット40により実
行されるドアアンロック時処理ルーチンの一例を示すフ
ローチャートである。
【図7】 第3実施例の電子制御ユニット40により実
行されるドアアンロック時処理ルーチンの一例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
20,20B,20C ワイヤレスロック応答システ
ム、22 ワイヤレストランスミッタ、24 ワイヤレ
スレシーバ、26 シフトレバー、28 シフトポジシ
ョンセンサ、30 駐車ブレーキレバー、32 駐車ブ
レーキスイッチ、34 ハザード、36 ブザー、38
アウターミラー照明、40 電子制御ユニット、42
CPU、44 ROM、46 RAM、50 盗難防
止装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートコントロールにより車両のドア
    をロックおよびロックの解除を行なうワイヤレスロック
    手段と、該ワイヤレスロック手段の操作により該車両の
    ドアのロックまたはロックの解除が行なわれたときに該
    操作に対応して該車両の外部から確認可能に応答するロ
    ック応答手段とを備えるワイヤレスロック応答システム
    であって、 前記車両の所定の状態を検出する状態検手段と、 前記ワイヤレスロック手段の操作により前記車両のドア
    のロックまたはロックの解除が行なわれたとき、前記状
    態検出手段により検出された前記所定の状態に基づいて
    該車両の外部から確認可能に応答する状態応答手段とを
    備えるワイヤレスロック応答システム。
  2. 【請求項2】 前記状態検出手段は、前記所定の状態と
    してシフトレバーのポジション状態を検出する手段であ
    る請求項1記載のワイヤレスロック応答システム。
  3. 【請求項3】 前記状態検出手段は、前記所定の状態と
    して駐車ブレーキの状態を検出する手段である請求項1
    または2記載のワイヤレスロック応答システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか記載のワイヤ
    レスロック応答システムであって、 前記車両の盗難を防止するために所定の条件が成立した
    ときに警報を出力する盗難防止装置を備え、 前記状態検出手段は、前記所定の状態として前記盗難防
    止装置の状態を検出する手段であるワイヤレスロック応
    答システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3いずれか記載のワイヤ
    レスロック応答システムであって、 前記車両の盗難を防止するために所定の条件が成立した
    ときに警報を出力する盗難防止装置と、 前記ワイヤレスロック手段により前記車両のドアがロッ
    クされてから該ワイヤレスロック手段によりロックの解
    除が行なわれるまでに前記盗難防止装置による警報の出
    力を記憶する警報出力記憶手段とを備え、 前記状態検出手段は、前記所定の状態として前記警報出
    力記憶手段の記憶状態を検出する手段であるワイヤレス
    ロック応答システム。
  6. 【請求項6】 前記状態応答手段は、前記車両の室内灯
    である請求項1ないし5いずれか記載のワイヤレスロッ
    ク応答システム。
  7. 【請求項7】 前記状態応答手段は、前記車両のアウタ
    ーミラーに取り付けられたランプである請求項1ないし
    5いずれか記載のワイヤレスロック応答システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005346265A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Toyota Motor Corp 車両状態通知装置、車両状態通知システム、車両状態通知方法、車両状態通知用プログラム、及び車両状態通知用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2015224501A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 株式会社アルファ 車両のドアロック制御システム

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