JP3498583B2 - 車両用盗難警報装置 - Google Patents

車両用盗難警報装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施錠された駐車中
の車両において、強制的に開閉部が開けられた場合に警
報を発する車両用盗難警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用盗難警報装置としては、例
えば特開平05−120578号公報に記載されている
ようなものがあり、運転者がキー操作あるいはキーレス
エントリーシステム等の操作を行い、車両の全開閉部を
施錠して車両を離れた後、キー操作あるいはキーレスエ
ントリーシステム等を使用せずに、強制的に開閉部が開
けられた場合には、車両に設置されたホーンを所定時間
鳴らし、警報音を発して車両の盗難あるいは車両内の物
品の盗難を防止するものである。また、強制的に開閉部
が開けられ、一旦警報音が鳴った場合には、その後で運
転者が正常な操作でドアを開錠した場合には、車両用盗
難警報装置が作動して警報音が鳴ったことを表示する機
能も有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両用盗難警報装置では、単に車両用盗難警報装置が作
動して、警報を発したことを表示するのみなので、警報
を発した事実は確認できるが、警報を発してからの経過
時間を特定することができない。従って、盗難あるい
は、車両破壊等の被害があっても、実行時間を特定でき
ないという問題があった。本発明は、このような従来の
問題点に鑑み、施錠されて駐車中の車両の開閉部が強制
的に開けられ、警報を発した場合には、警報を発してか
らの経過時間を表示することのできる車両用盗難警報装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は車両
外からの操作により全開閉部が施錠された駐車中の車両
の開閉部が、正常な操作以外の方法で開けられた場合
に、警報を発する車両用盗難警報装置において、警報待
機状態を表示するインジケータランプと、警報を発して
からの経過時間を記憶部に記憶する記憶手段と、記憶部
に記憶された経過時間を上記インジケータランプに表示
させる表示制御手段とを有するものとする。そして、
記表示制御手段は、車両外からの正常な操作により開閉
部が開錠された場合、またはイグニションスイッチがオ
ンにされた場合に、記憶部に記憶された経過時間をイン
ジケータランプに表示させる
【0005】 また、上記表示制御手段は、インジケー
タランプの所定時間毎の点滅回数を制御して、前記記憶
部に記憶された経過時間を表示させることができる。
るいは、表示制御手段は記憶部に記憶された経過時間
に比例して、所定時間毎のインジケータランプの点滅回
数を増加させるものでもよい。さらに、表示制御手段
、インジケータランプの点滅周期を制御して、記憶部
に記憶された経過時間を表示させることもできる。
【0006】
【作用】本発明による車両用盗難警報装置では、施錠さ
れて駐車中の車両の開閉部が強制的に開けられ、一旦警
報を発した場合には、警報を発してからの経過時間を記
憶し、インジケータランプその経過時間を表示してい
る。例えば、警報を発してからの経過時間に比例して、
インジケータランプの点滅回数を増加させることによ
り、経過時間を明瞭に表示することができる。
【0007】 さらに、警報を発した後、車両外から正
常な操作により、開閉部が開錠されるまで、またはイグ
ニションスイッチがオンにされるまでは、上記インジケ
ータランプを動作させないので、電力の消費量を低減す
ることができる。すなわち、例えば車両そのものが盗難
され、発見されるまでに長時間経過してしまった場合で
も、発見されるまでの間は、記憶部に経過時間が記憶さ
れるだけで、インジケータランプは消灯されたままなの
で、電力の消費量はわずかである。車両が発見され、車
両の所有者が保有するキー等により開錠された場合や、
イグニションスイッチがオンにされた場合に、初めて、
インジケータランプの点滅により、経過時間に応じた表
示が行われ、車両の所有者は警報を発してからの経過時
間を知ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例によ
り説明する。第1の実施例の構成を図1に示す。制御部
1には、キーレスエントリーシステムによりロックまた
はアンロックされるドアロックアクチュエータ2と、イ
グニションスイッチの状態を検知するイグニションスイ
ッチ検知部3と、開閉部の開閉状態を検知するドアスイ
ッチ検知部4と、表示装置としてのインジケータランプ
5と、ホーン6を動作させるホーンリレー7が接続され
ている。
【0009】制御部1は記憶部としてのメモリ8を内蔵
し、ドアロックアクチュエータ2、イグニションスイッ
チ検知部3およびドアスイッチ検知部4からの入力信号
の有無により、車両が利用されている場合等で車両用盗
難警報装置がセットされていない非警報待機状態、駐車
時等に強制的に開閉部が開けられた場合には警報を発す
るために開閉部の状態を監視する警報待機状態、10秒
間警報を発することを見合わせる警報準備状態、実際に
警報を発する警報状態、および警報を発した後に警報状
態からの経過時間を表示する経過時間表示状態を切換え
る。
【0010】ドアロックアクチュエータ2は、キーレス
エントリーシステムにより、ロックされた場合には、ア
クチュエータロック信号alを制御部1の入力端子11
へ出力し、アンロックされた場合には、アクチュエータ
アンロック信号uaを入力端子12へ出力する。イグニ
ションスイッチ検知部3はイグニションスイッチがオン
状態のときには、イグニションオン信号ioを制御部1
の入力端子13へ出力する。
【0011】ドアスイッチ検知部4は、車両に設置され
ている全開閉部が閉じられている場合には、全ドア閉信
号dcを入力端子14へ出力する。インジケータランプ
5は、制御部1の出力端子15からの制御により、所定
時間間隔で点滅する。ホーンリレー7は、警報状態にお
いて、出力端子16からの制御によりホーン6を鳴らし
て、警報音を発する。
【0012】まず、本実施例の動作の流れを図2、図3
および図4に示すフローチャートを用いて説明する。ス
テップ101では図示しないリセットスイッチにより、
制御部1のメモリ8をイニシャライズする。この時点で
は、非警報待機状態である。次いでステップ102から
ステップ104では、警報待機状態に移行する条件が満
たされているか否かの監視を行う。
【0013】ステップ102では、制御部1は、イグニ
ションスイッチ検知部3からイグニションオン信号io
が入力されているか否かを判定する。ステップ103で
は、ドアスイッチ検知部4から全ドア閉信号dcが入力
されているか否かを判定する。ステップ104では、ド
アロックアクチュエータ2からアクチュエータロック信
号alが入力されているか否かを判定する。
【0014】すなわち、イグニションスイッチがオフで
イグニションオン信号ioが入力されていず、全ての開
閉部が閉じられて全ドア閉信号dcが入力され、かつキ
ーレスエントリーシステムによりロックされアクチュエ
ータロック信号alが入力されている時に、ステップ1
05へ進み警報待機状態へ移行し、インジケータランプ
5を0.1秒間オンにし、2.4秒間オフの間隔で点滅
させる。どれか一つの条件でも欠けている場合には、非
警報待機状態を継続し、上記の監視を継続する。
【0015】警報待機状態では、まずステップ106で
全ドア閉信号dcが入力されているか否かを判定し、入
力されていればステップ107へ進む。全ドア閉信号d
cが入力されていない場合には、開閉部が正常な操作以
外の方法で開けられた可能性があるので、ステップ11
0へ進み、警報準備状態とする。
【0016】次いでステップ107および108は警報
待機状態から非警報待機状態へ移行するための条件を判
定するステップである。ステップ107では、制御部1
は、アクチュエータアンロック信号uaが入力されてい
るか否かを判定し、ステップ108では、イグニション
オン信号ioが入力されているか否かを判定する。すな
わち、運転者が車両を利用するために、キーレスエント
リーシステムによりドアロックアクチュエータ2をアン
ロックし、アクチュエータアンロック信号uaが入力さ
れた場合や、イグニションスイッチをオンした場合に
は、ステップ109へ進み、インジケータランプ5を消
灯し、非警報待機状態に移行してステップ102へ戻
る。どちらの条件も満たされていない場合には、警報待
機状態を継続して、上記条件の監視を継続する。
【0017】ステップ110からステップ112のステ
ップは警報準備状態であり、開閉部が開けられても10
秒間はホーンを鳴らさずに、正常な操作が行われるか否
かを監視している。ステップ111ではアクチュエータ
アンロック信号uaが入力されているか否かを判定し、
ステップ112ではイグニションオン信号ioが入力さ
れているか否か判定する。
【0018】10秒間の間に、どちらかの信号が入力さ
れれば、車両の利用者による正常な操作が行われたとし
て、ステップ113へ進み、インジケータランプ5を消
灯し非警報待機状態へ移行し、ステップ102へ戻る。
どちらの信号も入力されなければ、ステップ114へ進
み、警報状態へ移行して、ホーンリレー7を断続的にオ
ンにし、ホーン6を断続的に鳴らす。上記警報準備状態
を設けることにより、降車した運転者の操作により、警
報待機状態へ移行したときに、車内に残った同乗車がド
アを開けた瞬間に警報音が鳴り出すことを避けることが
できる。
【0019】ステップ114からステップ117のステ
ップは警報状態であり、ホーンを鳴らしながら、正常な
操作が行われるか否かを平行して、監視している。ステ
ップ115ではアクチュエータアンロック信号uaが入
力されているかを監視し、ステップ116ではイグニシ
ョンオン信号ioが入力されているかを監視する。どち
らかの信号が入力されれば、車両の利用者による意図的
な警報状態の解除操作が行われたものとして、直ちにス
テップ118へ進み、ホーンリレー7をオフにして、警
報音を停止する。どちらの信号も入力されなければ、ス
テップ117で30秒間経過したと判定されるまでホー
ン6を鳴らしてからステップ118へ進み、ホーンリレ
ー7をオフにして、経過時間表示状態へ移行する。
【0020】ステップ119では、メモリ8の領域Aへ
1を記憶する。次いで、ステップ120では、図示しな
いリセットスイッチがオンにされているかを監視し、リ
セットスイッチがオンにされていれば、ステップ101
へ戻る。オンにされていなければ、ステップ121へ進
み、インジケータランプ5を0.05秒間隔で、0.0
5秒間オンにする点滅を領域Aに記憶されている回数繰
り返し、その後2.4秒間オフにする点滅を繰り返す。
ステップ122では、警報を発してから領域Aに記憶さ
れている数値に対応するA時間が経過したか否かを判定
する。経過していれば、ステップ123へ進みA+1を
領域Aへ記憶させ、ステップ120へ戻る。経過してい
なければ、何もせずにステップ120へ戻る。リセット
スイッチがオンされるまで、経過時間の表示を継続す
る。なお、フローチャートのステップ119、120、
122およびステップ123は発明の記憶手段を構成
し、ステップ121は表示制御手段を構成する。
【0021】次に、インジケータランプ5の点滅状態に
ついて、図5に示すタイムチャートを用いて説明する。
時刻a1に警報待機状態に移行すると、インジケータラ
ンプ5は0.1秒オンし、2.4秒オフの点滅を始め
る。時刻a2に全ドア閉信号dcがオフになり、10秒
間の警報準備状態が過ぎると、時刻a3には、警報状態
になり、30秒間ホーンリレーが断続的にオンになり、
警報音がなる。インジケータランプ5はこの間も、警報
待機状態と同様の点滅を続けている。
【0022】時刻a4に警報音が停止し、経過時間表示
状態になると、時刻a4から最初の1時間は、メモリ8
の領域Aには1が記憶されているため、0.05秒間オ
ンして2.4秒間オフを繰り返す。1時間を経過した時
刻a5から2時間経過する時刻a6までの間は、領域A
の記憶値に1が加算され、2が記憶されているため、
0.05秒間オンして、0.05秒間オフになり、もう
一回0.05秒間オンになり、2.4秒間オフになる点
滅を繰り返す。時刻a6以降は、同様に0.05秒間隔
で3回点滅する。以後同様に、時刻a4からN−1時間
経過してからN時間経過するまでの間は、0.05秒間
隔で、N回点滅し、2.4秒間オフになる。リセットス
イッチがオンされるまで、上記表示は継続される。
【0023】このような動作により、一旦警報を発した
場合には、警報を発してからの経過時間を記憶し、イン
ジケータランプ5の点滅回数を経過時間に応じて増加す
ることにより、警報を発してからの経過時間を表示する
ことができる。
【0024】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
本実施例の構造は第1の実施例と近似しているため、図
1に記載している。本実施例は、警報を発した後、キー
レスエントリーシステムにより開錠されるか、またはイ
グニションスイッチがオンにされるまでは、インジケー
タランプ5をオフ状態に保つものであり、第1の実施例
における制御部1の代わりに、制御部21を有してい
る。
【0025】制御部21は、記憶部としてのメモリ8を
内蔵し、ドアロックアクチュエータ2、イグニションス
イッチ検知部3およびドアスイッチ検知部4からの入力
信号の有無により、車両用盗難警報装置がセットされて
いない非警報待機状態、強制的に開閉部が開けられた場
合に警報を発するために開閉部の状態を監視する警報待
機状態、10秒間警報を発することを見合わせる警報準
備状態、実際に警報を発生する警報状態、警報状態から
の経過時間を記憶する経過時間記憶状態および経過時間
を表示する経過時間表示状態を切換える。その他の構成
は第1の実施例と同様である。
【0026】本実施例の動作の流れを図6に示すフロー
チャートを用いて説明する。本実施例では、警報状態に
移行し、警報を発するまでは、図2および図3に示すフ
ローチャートのステップ101からステップ118まで
の動作と同様の動作が行われる。但し、ステップ105
では、警報待機状態へ移行するのみで、インジケータラ
ンプ5は点滅せず、消灯状態である。ステップ118で
警報状態が終了すると、ステップ201へ進み、経過時
間記憶状態へ移行する。インジケータランプ5は消灯状
態を継続している。
【0027】ステップ201では、メモリ8の領域Bへ
1を記憶する。次いで、ステップ202では、図示しな
いリセットスイッチがオンにされているかを監視し、リ
セットスイッチがオンにされていれば、ステップ101
へ戻る。オンにされていなければ、ステップ203へ進
む。ステップ203では、警報を発してから、領域Bに
記憶されている数値に対応するB時間が経過したか否か
を判定する。B時間経過していれば、ステップ204へ
進みB+1を領域Bへ記憶させ、ステップ202へ戻
る。経過していなければ、ステップ205へ進む。
【0028】ステップ205とステップ206では、正
常な操作が行われるか否かを監視している。ステップ2
05ではアクチュエータアンロック信号uaが入力され
ているかを監視し、ステップ206ではイグニションオ
ン信号ioが入力されているかを監視する。どちらかの
信号が入力されれば、車両の利用者により、正常な操作
が行われたものとして、ステップ207へ進み、経過時
間記憶状態から経過時間表示状態へ移行する。ステップ
207では、インジケータランプ5を0.05秒間オン
にする点滅を、2.5秒間に、領域Bに記憶されている
回数繰り返す。どちらの信号も入力されなければ、ステ
ップ202へ戻り、経過時間記憶状態を継続する。な
お、フローチャートのステップ201〜ステップ204
は発明の記憶手段を構成し、ステップ205〜ステップ
207は発明の表示制御手段を構成する。
【0029】次に、インジケータランプ5の点滅状態に
ついて、図7に示すタイムチャートを用いて、説明す
る。時刻b1に警報待機状態に移行し、時刻b2に全ド
ア閉信号dcがオフになり、10秒間の警報準備状態が
過ぎると、時刻b3に警報状態になり、30秒間ホーン
リレーが断続的にオンになり、警報音がなる。インジケ
ータランプ5は、消灯された状態が継続している。時刻
b4に警報音が停止し、経過時間記憶状態になると、時
刻b4からの経過時間が、第1の実施例と同様に、メモ
リ8の領域Bに記憶される。時刻b5に、キーレスエン
トリーシステムにより、アンロックされるか、またはイ
グニションスイッチがオンされると、経過時間表示状態
に移行し、インジケータランプ5を点滅する。
【0030】すなわち、経過時間表示状態に移行した時
刻b5が、時刻b4から1時間以内であれば、領域Bに
は1が記憶されているので、2.5秒間に一回0.05
秒間オンにする点滅を繰り返す。時刻b5が、時刻b4
から1時間以上経過してから2時間以内の間であれば、
領域Bには2が記憶されているので、2.5秒間に、等
間隔で2回0.05秒間オンにする点滅を繰り返す。以
後、時刻b5が、時刻b4からN−1時間以上経過して
からN間以内の間であれば2.5秒間に、等間隔でN回
0.05秒間オンにする点滅を繰り返す。
【0031】このような動作により、警報を発した後、
キーレスエントリーシステムによりアンロックされる
か、またはイグニションスイッチがオンにされるまで
は、インジケータランプ5に経過時間を表示しないよう
にするので、電力の消費量を低減することができる。す
なわち、例えば車両そのものが盗難され、発見されるま
でに長時間経過してしまった場合でも、発見されるまで
の間は、メモリ8に警報を発してからの経過時間が記憶
されるだけで、インジケータランプ5は消灯されたまま
なので、電力の消費量はわずかである。車両が発見さ
れ、車両の所有者がキーレスシステムによりドアを開錠
した場合や、イグニションスイッチがオンにされた場合
に、初めて、インジケータランプ5の点滅周期により、
経過時間が表示され、車両の所有者は、車両用盗難警報
装置が警報を発してからの経過時間を知ることができ
る。
【0032】なお、上記各実施例においては、車外から
施錠する方法として、キーレスエントリーシステムを用
いたが、これに限られるものではなく、車外から施錠で
きるものであればよく、キー操作により施錠するもので
もよい。また、表示装置としてはインジケータランプを
用いたが、警報を発してからの経過時間を表示できるも
のであれば良く、液晶ディスプレイ等も使用できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による車両
用盗難警報装置では、駐車中の車両の開閉部が強制的に
開けられ、一旦警報を発した場合には、警報を発してか
らの経過時間を記憶し、インジケータランプの点滅回数
あるいは点滅周期を変化させることにより、警報を発し
てからの経過時間を表示することができる。例えば、警
報を発してからの経過時間に比例して、インジケータラ
ンプの点滅回数を増加させることにより、経過時間を明
瞭に表示できる。
【0034】 そして、通常はインジケータランプを動
作させず、警報を発した後に、車両外から正常な操作に
より、開閉部が開錠される場合、またはイグニションス
イッチがオンにされた場合に、初めて、インジケータラ
ンプで経過時間を表示するので、電力の消費量を抑えつ
つ、警報を発してからの経過時間を表示することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】第1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図3】第1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図4】第1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図5】インジケータランプ5の点滅状態を説明する図
である。
【図6】第2の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図7】インジケータランプ5の点滅状態を説明する図
である
【符号の説明】
1、21 制御部 2 ドアロックアクチュエータ 3 イグニションスイッチ検知部 4 ドアスイッチ検知部 5 インジケータランプ 6 ホーン 7 ホーンリレー 8 メモリ 11、12、13、14 入力端子 15、16 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/00 - 25/10 E05B 45/06 G08B 13/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両外からの操作により全開閉部が施錠
    された駐車中の車両の開閉部が、正常な操作以外の方法
    で開けられた場合に、警報を発する車両用盗難警報装置
    において、 インジケータランプと、 前記警報を発してからの経過時間を記憶部に記憶する記
    憶手段と、 前記記憶部に記憶された経過時間を前記インジケータラ
    ンプに表示させる表示制御手段とを有し、 該表示制御手段は、車両外からの正常な操作により開閉
    部が開錠された場合、またはイグニションスイッチがオ
    ンにされた場合に前記記憶部に記憶された経過時間を表
    示させる ことを特徴とする車両用盗難警報装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記インジケータ
    ランプの所定時間毎の点滅回数を制御して、前記記憶部
    に記憶された経過時間を表示させることを特徴とする請
    求項1記載の車両用盗難警報装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、前記記憶部に記憶
    された経過時間に比例して、前記所定時間毎のインジケ
    ータランプの点滅回数を増加させることを特徴とする請
    求項2記載の車両用盗難警報装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記インジケータ
    ランプの点滅周期を制御して、前記記憶部に記憶された
    経過時間を表示させることを特徴とする請求項1記載の
    車両用盗難警報装置。
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