JP3466751B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3466751B2
JP3466751B2 JP02377095A JP2377095A JP3466751B2 JP 3466751 B2 JP3466751 B2 JP 3466751B2 JP 02377095 A JP02377095 A JP 02377095A JP 2377095 A JP2377095 A JP 2377095A JP 3466751 B2 JP3466751 B2 JP 3466751B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一体型表示入力装置を備
えた電子メモ装置等の情報処理装置に係わり、特に入力
画面のページ切り替え時の入力、表示画像データの処理
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の情報処理装置としては電子
メモ装置等があり、座標入力装置であるタブレットと表
示装置を重ね合わせた一体型表示装置を備えている。こ
の一体型入力表示装置は図4に示すような構成を有して
おり、透明タブレット1の下側に液晶ディスプレイ(L
CD)2が重ねられて一体となった表示入力装置を、ス
タイラスペン4を接続する制御装置3が制御する構成を
有している。即ち、スタイラスペン4で透明タブレット
1上に文字を入力すると、この文字の座標点列が透明タ
ブレット1で検出されて、制御装置3に入力される。制
御装置3は入力された座標点列に基づいて前記スタイラ
スペン4で入力された文字の筆跡を液晶ディスプレイ2
上に表示する。従って、利用者はスタイラスペン4を用
いてあたかも紙の上に鉛筆で文字や絵を書く感覚で文字
や図形を入力することができ、操作性に優れている。
尚、前記スタイラスペン4のペン先には図5に示すよう
に軸方向に移動可能なペン軸41と、このペン軸41の
端部により押されるとオンし、前記ペン軸41が離れる
とオフするスイッチ部42から成るペン先スイッチが設
けられており、ペン先を透明タブレット1上等に押し付
けて圧力を加えると、前記スイッチ42がオンし、押す
のを止めると圧力が加わらなくなってスイッチ42がオ
フになって、制御装置3に文字の入力開始と終了位置等
を知らせるようになっている。
【0003】上記した電子メモ装置は一体型入力表示装
置にペンで書いた文字や絵の筆跡をそのまま画像情報と
して保存しておいてメモとして活用する情報処理装置で
ある。図2はこの電子メモ用入力表示画面例を示した図
である。5は入力・表示画面全体を示しており、6は1
ページ分のメモ用の入力・表示領域である。7、8は機
能選択アイコンであり、7をペンで押すと装置が筆跡入
力(鉛筆)モードになり、8を押すと筆跡消去(消しゴ
ム)モードになる。9、10はページ切り替え用アイコ
ンであり、9を押すとメモ入力・表示領域6に次ページ
が表示されて、このページのメモ入力が可能になる。1
0を押すとメモ入力・表示領域6に前ページが表示され
て、このページへのメモ入力が可能になる。11はメモ
入力・表示領域6に現在表示されているページのページ
番号が表示されており、このページへのメモ入力が可能
であることを示している。
【0004】次に、前記電子メモ装置に文字や図形等の
メモ情報を入力する動作について説明する。図2に示し
た“鉛筆”アイコン7上にスタイラスペン13のペン先
がある時に、ペン先スイッチ4をオフからオンにする
と、“鉛筆”アイコン7が反転表示されて、装置は“鉛
筆”モードになる。このモードで、ペン先スイッチをオ
ンにして、ペン先をメモ入力・表示領域6内で移動させ
ると、その移動軌跡が筆跡としてメモ入力・表示領域6
内に図3(A)に示すように表示される。次に、“消し
ゴム”アイコン8上にペン先がある時にペン先スイッチ
をオフからオンにすると、“消しゴム”アイコン8が反
転表示されて、装置が“消しゴム”モードになる。この
“消しゴム”モードでは、ペン先がメモ入力・表示領域
6内にある時にはペン先位置に四角形の消しゴムカーソ
ルが図3(B)に示すように表示される。このモード
で、ペン先スイッチをオンにして、ペン先をメモ入力・
表示領域6内で移動させると、ペン先位置の移動につれ
て、移動した消しゴムカーソルの移動軌跡内の筆跡が消
去される。
【0005】上記のようにして1ページ分のメモ情報を
入力した後、図2に示した“次ページ”(或いは“前ペ
ージ”)アイコン9にペン先を持っていって、ペン先ス
イッチをオフからオンにすると、次のような処理が行わ
れる。(1)その時、図2の表示画面5に表示されてい
るページのメモ情報である画像データは図4に示した制
御装置3により圧縮されて、メモデータ記憶装置(図示
せず)に記憶される。(2)次(或いは前)ページの画
像データが既に圧縮されて前記メモデータ記憶装置に記
憶されていれば、制御装置3はそれを伸張して、上記表
示画面5に表示する。しかし、次(或いは前)ページの
画像データがメモデータ記憶装置に記憶されていなけれ
ば、制御装置3は表示画面5にブランクページを表示す
る。上記のような処理により表示画面5に表示されたペ
ージには新たなメモ情報をスタイラスペン4を用いて表
示することができる。尚、前記(1)、(2)の処理に
おける画像データの圧縮、伸張の具体的な方法としては
ファクシミリ装置等で一般的に用いられているM2R等
の方式を用いればよい。しかし、表示画面5に表示され
ているページ切り替えを行う際に、従来の装置では画像
データの圧縮・伸張を行わなければならず、これに時間
がかかる。このため、ぺージ切り替えを行った後、新た
なメモ情報を切り替わったページへ入力できるまでに時
間がかかり、素早くページを切り替えて次ページにメモ
情報を書き込む操作ができないという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
子メモなどの一体型表示入力装置を用いた情報処理装置
では、表示画面に表示されているページの切り替えを行
う際に、画像データの圧縮・伸張を行わなければなら
ず、これに時間がかかるため、ぺージ切り替えを行った
後、新たなメモ情報を切り替わったページへ入力できる
までに時間がかかり、素早くページを切り替えて次又は
前ページにメモ情報を書き込む操作ができないという欠
点があった。
【0007】そこで本発明は上記の欠点を除去し、ペー
ジを切り替えて表示された新たなページにメモ情報を速
やかに入力することができる情報処理装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、注目ページの画像データを保持する表示メモ
リと、前記画像データを表示する表示装置と、ページ単
位で管理された圧縮画像データを複数ページ分保持する
メモリと、前記注目ページの前のページの伸張画像デー
タを保持する第1のバッファ手段と、前記注目ページの
後のページの伸張画像データを保持する第2のバッファ
手段と、前記第1のバッファ手段または前記第2のバッ
ファ手段に保持されている伸張画像データを圧縮して前
記メモリへ保持させる圧縮手段と、前記注目ページに対
する前後のページへの切り替えを指示するページ切り替
え手段と、このページ切り替え手段による指示が、前ま
たは後ろのページであるかを判断する判断手段と、前記
判断手段により後ろのページへの切り替え指示であると
判断された場合に、前記第1のバッファ手段に保持され
ている伸張画像データを前記圧縮手段により圧縮して前
記メモリに保持させ、前記表示メモリに保持されている
画像データを前記第1のバッファ手段に保持させ、前記
第2のバッファ手段に保持されている伸張画像データを
前記表示メモリへ保持させる制御手段とを具備すること
を特徴とする。請求項2に記載の情報処理装置では、前
記圧縮画像データを伸張し前記第1のバッファ手段また
は第2のバッファ手段に保持させる伸張手段を具備し、
前記判断手段により後ろのページへの切り替え指示であ
ると判断された場合に、前記第2のバッファ手段に保持
されている伸張画像データのさらに後ろのページの画像
データを前記メモリから前記伸張手段により伸張して前
記第2のバッファ手段に保持することを特徴とする。
求項3に記載の情報処理装置では、前記制御手段は、前
記判断手段により前のページへの切り替え指示であると
判断された場合に、前記第2のバッファ手段に保持され
ている伸張画像データを前記圧縮手段により圧縮して前
記メモリに保持し、前記表示メモリに保持されている画
像データを前記第2のバッファ手段に保持した後、前記
第1のバッファ手段に保持されている伸張画像データを
前記表示メモリに保持させることを特徴とする。 請求項
4に記載の情報処理装置は、注目ページの画像データを
保持する表示メ モリと、前記画像データを表示する表示
装置と、前記表示装置へ情報を入力する入力手段と、前
記表示装置に一体的に設けられ、前記入力手段により前
記表示装置へ入力された座標位置を検出する座標検出装
置と、前記座標検出装置で検出された座標位置に応じて
入力情報を前記表示メモリへ記憶すると共に前記表示装
置に表示させる描画手段と、ページ単位で管理された圧
縮画像データを複数ページ分保持するメモリと、前記注
目ページの前のページの伸張画像データを保持する第1
のバッファ手段と、前記注目ページの後のページの伸張
画像データを保持する第2のバッファ手段と、前記第1
のバッファ手段または前記第2のバッファ手段に保持さ
れている伸張画像データを圧縮して前記メモリへ保持さ
せる圧縮手段と、前記注目ページに対する前後のページ
への切り替えを指示するページ切り替え手段と、このペ
ージ切り替え手段による指示が、前または後ろのページ
であるかを判断する判断手段と、前記判断手段により後
ろのページへの切り替え指示であると判断された場合
に、前記第1のバッファ手段に保持されている伸張画像
データを前記圧縮手段により圧縮して前記メモリに保持
させ、前記表示メモリに保持されている前記入力情報を
含んだ画像データを前記第1のバッファ手段に保持さ
せ、前記第2のバッファ手段に保持されている伸張画像
データを前記表示メモリへ保持させる制御手段とを具備
することを特徴とする。 請求項5に記載の情報処理装置
では、前記圧縮画像データを伸張し前記第1のバッファ
手段または第2のバッファ手段に保持させる伸張手段を
具備し、前記判断手段により後ろのページへの切り替え
指示であると判断された場合に、前記第2のバッファ手
段に保持されている伸張画像データのさらに後ろのペー
ジの画像データを前記メモリから前記伸張手段により伸
張して前記第2のバッファ手段に保持することを特徴と
する。 請求項6に記載の情報処理装置では、前記制御手
段は、前記判断手段により更に後のページへの切り替え
指示であると判断された場合に、前記第1のバッファ手
段に保持されている前記入力情報を含む伸張画像データ
を前記圧縮手段により圧縮して前記メモリに保持させ、
前記表示メモリに保持されている画像データを前記第1
のバッファ手段に保持した後、前記第2のバッファ手段
に保持されている伸張画像データを前記表示メモリに保
持させることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載の情報処理装置では、後ろのペ
ージへの切り替え指示であると判断された場合に、第1
のバッファ手段に保持されている伸張画像データが圧縮
手段により圧縮されてメモリに保持され、表示メモリに
保持されている画像データが第1のバッファ手段に保持
され、第2のバッファ手段に保持されている伸張画像デ
ータが前記表示メモリへ保持される。 請求項2に記載の
情報処理装置では、後ろのページへの切り替え指示であ
ると判断された場合に、第2のバッファ手段に保持され
ている伸張画像データのさらに後ろのページの画像デー
タがメモリから伸張手段により伸張されて第2のバッフ
ァ手段に保持される。 請求項3に記載の情報処理装置で
は、前のページへの切り替え指示であると判断された場
合に、第2のバッファ手段に保持されている伸張画像デ
ータが前記圧縮手段により圧縮されてメモリに保持さ
れ、表示メモリに保持されている画像データが第2のバ
ッファ手段に保持された後、第1のバッファ手段に保持
されている伸張画像データが表示メモリに保持される。
請求項4に記載の情報処理装置では、座標検出装置で検
出された座標位置に応じて入力情報が表示メモリへ記憶
されると共に表示装置に表示され、後ろのページへの切
り替え指示であると判断された場合に、第1のバッファ
手段に保持されている伸張画像データが圧縮手段により
圧縮されてメモリに保持され、表示メモリに保持されて
いる上記入力情報を含んだ画像データが第1のバッファ
手段に保持され、第2のバッファ手段に保持されている
伸張画像データが前記表示メモリへ保持される。 請求項
5に記載の情報処理装置では、後ろのページへの切り替
え指示であると判断された場合に、第2のバッファ手段
に保持されている伸張画像データのさらに後ろのページ
の画像データが前記メモリから前記伸張手段により伸張
されて第2のバッファ手段に保持される。 請求項6に記
載の情報処理装置では、更に後のページへの切り替え指
示であると判断された場合に、第1のバッファ手段に保
持されている上記入力情報を含む 伸張画像データが圧縮
手段により圧縮されてメモリに保持され、表示メモリに
保持されている画像データが第1のバッファ手段に保持
された後、第2のバッファ手段に保持されている伸張画
像データが表示メモリに保持される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の情報処理装置の一実施例を示し
たブロック図である。11はスタイラスペン13で指示
された座標情報を検出するタブレット、12は入力され
た文字や図形の筆跡を表示するLCDで、前記タブレッ
ト11と一体成型されている。13はペン先にスイッチ
を有するスタイラスペン、14はタブレット11とスタ
イラスペン13を制御してタブレット11上のスタイラ
スペン13の座標情報と前記ペン先スイッチの状態情報
を得る入力制御装置、15はLCD12に表示する表示
データをビットマップ状態で保持するVRAM、16は
入力制御装置14から入力される座標データ及びスイッ
チデータに基づいて、スタイラスペン13の筆跡をLC
D12に表示する描画制御装置、17はLCD12を制
御して文字や図形を表示する表示制御装置、18はLC
D12に表示され描画制御装置16によって更新される
メモデータのページ切り替えを制御するページ切替制御
装置、19は1ページ分のメモ画像データをM2R方式
によって圧縮又は伸張する圧縮・伸張装置、20、21
はLCD12に表示される1ページ分の画像データをそ
のままの形で一時的に保持する画像データバッファ、2
2は圧縮・伸張装置19によって圧縮されたメモ画像デ
ータを複数ページ分記憶することができる書き替え可能
なメモデータ記憶装置である。
【0011】次に本実施例の動作について説明する。電
源をオンにすると、描画制御装置16は表示制御装置1
7を介してLCD12に図2に示したような入力表示画
面5を表示する。この入力表示画面5の“鉛筆”アイコ
ン7上にスタイラスペン13のペン先がある時にペン先
スイッチをオフからオンにすると、描画制御装置16は
前記ペン先スイッチの状態変化からLCD12に表示さ
れている“鉛筆”アイコン7を表示制御装置17を介し
て反転表示し、装置を“鉛筆”モードにする。このモー
ドで、スタイラスペン13のペン先スイッチをオンにし
て、ペン先をタブレット11上のメモ入力・表示領域6
(図3参照)内で移動させると、入力制御装置14はタ
ブレット11からスタイラスペン13の移動位置に対応
する座標データを得て、これを描画制御装置16に入力
すると共に、スタイラスペン13のペン先スイッチのオ
ンオフ状態データを同描画制御装置16に入力する。描
画制御装置16は入力される前記スタイラスペン13の
座標データとペン先スイッチのオンオフ状態データに基
づいて前記スタイラスペン13がタブレット11上に描
いた軌跡を筆跡としてLCD12上の図2に示した入力
・表示領域6内に図3(A)に示すように表示する。こ
の表示動作を詳述すると、表示制御装置17は描画制御
装置16から表示データを与えられると、これをVRA
M15にビットマップ形式にて展開して、LCD12に
表示する。従って、VRAM15内には前記LCD12
に表示される1ページ分の画像データが保持されてい
る。
【0012】次に図2で示した“消しゴム”アイコン8
上にスタイラスペン13のペン先がある時にペン先スイ
ッチをオフからオンにすると、上記描画制御装置16の
制御によって“消しゴム”アイコン8が反転表示されて
装置が“消しゴム”モードになる。この“消しゴム”モ
ードでは、ペン先が図2に示したメモ入力・表示領域6
内にある時にはペン先位置に四角形の消しゴムカーソル
が図3(B)に示すように表示される。このモードで、
ペン先スイッチをオンにして、ペン先をメモ入力・表示
領域6内で移動させると、ペン先位置の移動につれて移
動した消しゴムカーソルの移動軌跡内の筆跡が消去され
る。
【0013】LCD12に現在表示されているページに
メモ情報がスタイラスペン13により上記のように書き
込まれてメモが作成された後、前記LCD12の図2に
示した表示画面5で“次ページ”のアイコン9がスタイ
ラスペン13により押された時、ページ切替制御装置1
8が起動されて以下に述べるような動作が行われる。即
ち、ページ切替制御装置18は“次ページ”のアイコン
9がスタイラスペン13により押された時、圧縮・伸張
装置19が画像データの圧縮・伸張処理をその時まだ行
っていれば、この圧縮・伸張処理が終了するのを待つ。
尚、この時、圧縮・伸張装置19はメモデータ記憶装置
22内の前ページ又は次ページの画像データの圧縮・伸
張処理を行っており、この圧縮・伸張処理が終了した時
には次ページの画像データは伸張された状態で画像デー
タバッファ20に保持され、前ページの画像データは伸
張された状態で画像データバッファ21に保持されてい
る。
【0014】ページ切替制御装置18は圧縮・伸張装置
19の画像データの圧縮・伸張処理が終了すると、LC
D12の入力・表示領域6内に現在表示されているVR
AM15内のデータを画像データバッファ21に転送す
る。ところで、前記“次ぺージ”アイコン9が押された
時、画像データバッファ20には次ページの画像データ
が保持されているため、ページ切替制御装置18は前記
動作の後に画像データバッファ20の内容をVRAM1
5に転送する。これにより、表示制御装置17はVRA
MI5から次ページの画像データを読み出してLCD1
2の入力・表示領域6に表示する。この時、図2に示し
た前記LCD12の表示画面5の11で表示されている
現在のページ番号が更新される。このような一連の動作
が行われると、新たなページの入力・表示領域6にスタ
イラスペン13によるメモ情報の入力が描画制御装置1
6の動作により可能になる。
【0015】上記したLCD12に上記動作によって切
り替え表示された現ページへのメモ情報の入力と平行し
て、以下に述べる処理が圧縮・伸張装置19によって行
われる。即ち、圧縮・伸張装置19は図1に示した画像
データバッファ21に保持された前ページの画像データ
の圧縮を行い、圧縮が終了したら、この圧縮データをメ
モデータ記憶装置22に保存する。この時、画像データ
バッファ21には前ページの画像データがそのまま保存
される。また、現在、メモ情報を入力しているページの
次ページの画像データの圧縮データが既にメモデータ記
憶装置22に保存されていたならば、圧縮・伸長装置1
9は該当の圧縮画像データを伸張して、画像データバッ
ファ20に保存する。もし、現在メモ情報を入力中のペ
ージの次ページの画像データの圧縮データがメモデータ
記憶装置22に記憶されていなければ、圧縮・伸張装置
19は画像データバッファ20をクリアする。
【0016】次に現在LCD12に表示されているペー
ジにメモ情報を入力してメモを作成した後、LCD12
の図4に示した入力表示画面5で、“前ページ”のアイ
コン10がスタイラスペン13で押されると、ページ切
替制御装置18によって以下の処理が行われる。“前ペ
ージ”のアイコン10がスタイラスペン13で押された
時、圧縮・伸張装置19が画像データの圧縮・伸張処理
をその時まだ行っていれば、その圧縮・伸張処理が終了
するのを待つ。尚、圧縮・伸張装置19の圧縮・伸張処
理が終了した時には、次ページの画像データは伸張され
た状態で画像データバッファ20に保持され、前ページ
の画像データは伸張された状態で画像データバッファ2
1に保存されている。
【0017】ページ切替制御装置18は圧縮・伸張装置
19の画像データの圧縮・伸張処理が終了すると、LC
D12の入力・表示領域6内に現在表示されているVR
AM15内のデータを画像データバッファ20に転送す
る。この時、画像データバッファ21には前ページの画
像データが保持されているため、ページ切替制御装置1
8は前記動作の後に画像データバッファ21の内容をV
RAM15に転送する。これにより、表示制御装置17
はVRAM15から前ページの画像データを読み出して
LCD12の入力・表示領域6に表示する。この時、
2に示した入力表示画面5に表示されている現在のペー
ジ番号が更新される。このような一連の動作が行われる
と、新たなページの入力・表示領域6にスタイラスペン
13によるメモ情報の入力が描画制御装置16の動作に
より可能になる。
【0018】上記したLCD12に現在表示されている
新しいページへのメモ情報の入力と平行して以下の処理
が圧縮・伸張装置19によって行われる。圧縮・伸張装
置19は画像データバッファ20に保持された次ページ
の画像データの圧縮を行い、圧縮が終了したらその圧縮
データをメモデータ記憶装置22に保存する。この時、
次ページの画像データをそのまま画像データバッファ2
0に保持する。また、現在、LCD12に表示中のペー
ジの前ページの画像データの圧縮データは圧縮・伸張装
置19によるこれまでの動作により、既に、メモデータ
記憶装置22に保存されているため、圧縮・伸張装置1
9はメモデータ記憶装置22に保存されている該当の圧
縮画像データを伸張して、画像データバッファ21に保
存する。
【0019】本実施例によれば、LCD12の図2に示
した入力表示画面5に表示されるページを切り替えて、
次ページ又は前ページを前記LCD12に表示する際に
必要な前記次ページ又は前ページの画像データ(メモ情
報)を画像データバッファ20と画像データバッファ2
1に伸張して保持しているため、前記ページの切替時に
速やかに必要な画像データをこの時点で伸張処理するこ
となくVRAM15に供給してLCD12に表示するこ
とができる。このため、ページ切り替えが速やかにで
き、直ちに新たなページにメモ情報を書き込むことがで
きるようになる。尚、並行して処理を行う上記描画制御
装置16と圧縮・伸張装置19は、別々のハードウェア
で構成して実現することもできるし、1つのCPU上で
動作する2つのプログラムとして構成して、時分割等に
よって、その2つのプログラムを並行して動作させるこ
とによって実現することもできる。又、上記発明は一体
型入力表示装置を持つ電子手帳、ペン入力型ワードプロ
セッサ及びペン入力型パーソナルコンピュータ等に適用
して同様の効果を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の情報処理装置
によれば、ページを切り替えて表示された新たなページ
にメモ情報(画像データ)を速やかに入力することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施例を示したブロ
ック図。
【図2】図1に示したLCD12の表示画面例を示した
図。
【図3】図3に示した表示画面に表示された筆跡例及び
消しゴムカーソル例を示した図。
【図4】一体型入力表示装置の表示入力部の構成例を示
した図。
【図5】スタイラスペンのペン先スイッチの構成例を示
した図。
【符号の説明】
11…タブレット 12…LCD 13…スタイラスペン 14…入力制御
装置 15…VRAM 16…描画制御
装置 17…表示制御装置 18…ページ切
替制御装置 19…圧縮・伸張装置 20、21…画
像データバッファ 22…メモデータ記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 - 9/40 G06F 3/00 G09G 5/00 - 5/40

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注目ページの画像データを保持する表示
    メモリと、 前記 画像データを表示する表示装置と、 ページ単位で管理された圧縮画像データを複数ページ分
    保持するメモリと、前記 注目ページの前のページの伸張画像データを保持す
    第1のバッファ手段と、前記注目ページの後のページの伸張画像データを保持す
    る第2のバッファ手段と、 前記第1のバッファ手段または前記第2のバッファ手段
    に保持されている伸張画像データを圧縮して前記メモリ
    へ保持させる圧縮手段と、 前記注目ページに対する前後のページへの切り替えを指
    示するページ切り替え手段と、 このページ切り替え手段による指示が、前または後ろの
    ページであるかを判断する判断手段と、前記判断手段により後ろのページへの切り替え指示であ
    ると判断された場合に、前記第1のバッファ手段に保持
    されている伸張画像データを前記圧縮手段により圧縮し
    て前記メモリに保持させ、前記表示メモリに保持されて
    いる画像データを前記第1のバッファ手段に保持させ、
    前記第2のバッファ手段に保持されている伸張画像デー
    タを前記表示メモリへ保持させる制御手段と を具備する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置はさらに、前記圧縮画
    像データを伸張し前記第1のバッファ手段または第2の
    バッファ手段に保持させる伸張手段を具備し、 前記判断手段により後ろのページへの切り替え指示であ
    ると判断された場合に、前記第2のバッファ手段に保持
    されている伸張画像データのさらに後ろのページの画像
    データを前記メモリから前記伸張手段により伸張して前
    記第2のバッファ手段に保持することを特徴とする請求
    項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記判断手段により前
    のページへの切り替え指示であると判断された場合に、
    前記第2のバッファ手段に保持されている伸 張画像デー
    タを前記圧縮手段により圧縮して前記メモリに保持し、
    前記表示メモリに保持されている画像データを前記第2
    のバッファ手段に保持した後、前記第1のバッファ手段
    に保持されている伸張画像データを前記表示メモリに保
    持させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 注目ページの画像データを保持する表示
    メモリと、 前記画像データを表示する表示装置と、 前記表示装置へ情報を入力する入力手段と、 前記表示装置に一体的に設けられ、前記入力手段により
    前記表示装置へ入力された座標位置を検出する座標検出
    装置と、 前記座標検出装置で検出された座標位置に応じて入力情
    報を前記表示メモリへ記憶すると共に前記表示装置に表
    示させる描画手段と、 ページ単位で管理された圧縮画像データを複数ページ分
    保持するメモリと、 前記注目ページの前のページの伸張画像データを保持す
    る第1のバッファ手段と、 前記注目ページの後のページの伸張画像データを保持す
    る第2のバッファ手段と、 前記第1のバッファ手段または前記第2のバッファ手段
    に保持されている伸張画像データを圧縮して前記メモリ
    へ保持させる圧縮手段と、 前記注目ページに対する前後のページへの切り替えを指
    示するページ切り替え手段と、 このページ切り替え手段による指示が、前または後ろの
    ページであるかを判断する判断手段と、 前記判断手段により後ろのページへの切り替え指示であ
    ると判断された場合に、前記第1のバッファ手段に保持
    されている伸張画像データを前記圧縮手段により圧縮し
    て前記メモリに保持させ、前記表示メモリに保持されて
    いる前記入力情報を含んだ画像データを前記第1のバッ
    ファ手段に保持させ、前記第2のバッファ手段に保持さ
    れている伸張画像データを前記表示メモリへ保持させる
    制御手段と を具備することを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記情報処理装置はさらに、前記圧縮画
    像データを伸張し前記第1のバッファ手段または第2の
    バッファ手段に保持させる伸張手段を具備し、 前記判断手段により後ろのページへの切り替え指示であ
    ると判断された場合に、前記第2のバッファ手段に保持
    されている伸張画像データのさらに後ろのページの画像
    データを前記メモリから前記伸張手段により伸張して前
    記第2のバッファ手段に保持することを特徴とする請求
    項4に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記判断手段により更
    に後のページへの切り替え指示であると判断された場合
    に、前記第1のバッファ手段に保持されている前記入力
    情報を含む伸張画像データを前記圧縮手段により圧縮し
    て前記メモリに保持させ、前記表示メモリに保持されて
    いる画像データを前記第1のバッファ手段に保持した
    後、前記第2のバッファ手段に保持されている伸張画像
    データを前記表示メモリに保持させることを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
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