JP3463807B2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents
Dc−dcコンバータInfo
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Description
タに関し、詳しくは、直流電源回路に使用され、直流電
源の電源電圧を、異なった直流電圧に変換するDC−D
Cコンバータに関する。
−DCコンバータの一例を図7に示し、そのDC−DC
コンバータの各スイッチング素子Q1〜Q4をオンオフさ
せるゲート信号Gのタイミングチャートを図8に示す。
のスイッチング素子Q1,Q4とQ2,Q3(MOS−FE
T)をフルブリッジ構成で直流電源Eに接続した変換回
路部1と、その変換回路部1の出力側に接続されたトラ
ンスTrと、そのトランスTrの二次側出力に接続さ
れ、二対のダイオードD1,D4とD2,D3からなる整流
回路2と、その整流回路2の出力側に接続されたLC平
滑回路3とで構成されている。
イミングチャートで示すように変換回路部1のスイッチ
ング素子Q1,Q4とQ2,Q3を交互にオンオフさせて交
流波形出力を得る。この変換回路部1の交流波形出力を
トランスTrにより変成し、そのトランスTrの二次側
出力を整流回路2により整流すると共にLC平滑回路3
により平滑することにより、所望の直流電圧を生成す
る。
C−DCコンバータのトランス入力側から負荷側を見る
と、一般的に誘導性負荷(遅れ負荷)に見え、その場
合、スイッチング素子Q1〜Q4の電圧、つまり、ドレイ
ン−ソース間電圧Vds及びドレイン電流Idは図9に示
すような波形となる。図10(a)は図9に示すスイッ
チング素子Q1〜Q4のドレイン−ソース間電圧Vds及び
ドレイン電流Idの各波形を模式的に表したものであ
り、同図(b)はターンオン時のスイッチング損失P1
とターンオフ時のスイッチング損失P3、および導通損
失P2を示す。
T)における損失には、図10(b)に示すようにスイ
ッチング損失P1,P3と導通損失P2とがあり、そのス
イッチング損失には、スイッチング素子Q1〜Q4のター
ンオン時に生じるターンオンスイッチング損失P1と、
スイッチング素子Q1〜Q4のターンオフ時に生じるター
ンオフスイッチング損失P3とがある。スイッチング損
失は、スイッチング素子Q1〜Q4がオンからオフ及びオ
フからオンに変化する短時間の過渡状態において、ドレ
イン電流Idが流れながらドレイン−ソース間電圧Vds
が印加されることで発生する。一方、導通損失P2は、
スイッチング素子Q1〜Q4のオン時に生じ、オン抵抗と
ドレイン電流による抵抗損である。
性負荷(遅れ負荷)の場合、ターンオフスイッチング損
失P3の方がターンオンスイッチング損失P1よりも大き
いのが一般的であり、ターンオンスイッチング損失P1
は、回路定数の設定によっては発生しない場合もある。
とする場合、スイッチング周波数を高周波化すれば、ト
ランスTrの小型化が図れることから、スイッチング周
波数の高周波化は有効な手段である。しかしながら、ス
イッチング周波数が高くなると、そのスイッチング周波
数に比例するスイッチング損失も増加することになり、
スイッチング損失を低減するためには、スイッチング周
波数の高周波化は好適な手段とはならない。
−FETを使用した場合、そのMOS−FETは、バイ
ポーラトランジスタやIGBTに比べてターンオンやタ
ーンオフが速く高速スイッチングが可能であるが、高耐
圧のものであってもオン電圧があまり増加しないバイポ
ーラトランジスタやIGBTと比較して、MOS−FE
Tのオン抵抗は素子耐圧の2.5乗に比例して増大する
という特性を持っている。このMOS−FETの導通損
失は、オン抵抗とドレイン電流によって決まる抵抗損で
あることから、そのオン抵抗が素子耐圧の2.5乗に比
例して増大するという特性により高耐圧のMOS−FE
Tを使用することは、導通損失の指数関数的な増加を招
来し、DC−DCコンバータの効率を低下させる原因と
なっている。
されたもので、その目的とするところは、スイッチング
損失の低減化を図り、スイッチング素子にMOS−FE
Tを使用した場合、オン抵抗が低い低耐圧のMOS−F
ETの使用を可能とするDC−DCコンバータを提供す
ることにある。
の技術的手段として、請求項1の発明は、直流電源の電
源電圧を交流に変換する変換回路部の出力側にトランス
を介して整流回路部を設けたDC−DCコンバータにお
いて、二対のスイッチング素子をフルブリッジ構成で接
続した変換回路部を前記直流電源に対してn群設け、そ
れら各変換回路部とトランスとの間に直列コンデンサを
挿入接続すると共に、前記トランスに接続された整流回
路部を並列に接続し、各変換回路部で対をなすスイッチ
ング素子のうち、一方のスイッチング素子に対して他方
のスイッチング素子のスイッチング位相を1/3n周期
ずらすと共に、前記各変換回路部間で対応するスイッチ
ング素子のスイッチング位相を1/2n周期ずらすこと
を特徴とする。
おいて、各変換回路部で対をなすスイッチング素子のう
ち、一方のスイッチング素子に対して他方のスイッチン
グ素子のスイッチング位相を1/3n周期ずらすと共
に、前記各変換回路部間で対応するスイッチング素子の
スイッチング位相を1/2n周期ずらすことにより、転
流によりスイッチング素子にスイッチング電流が流れな
がらスイッチング電圧が印加される状態がなくなるので
スイッチング損失が発生することはない。また、変換回
路部とトランスとの間に直列コンデンサを挿入接続した
ことにより、変換回路部の出力電圧の平坦部にドループ
(傾き)をつけ、立ち上がり部分の高い電圧波形とする
ことで、転流タイミング時の前後で電圧差を大きくして
転流動作を確実に行う。なお、この請求項1の発明は、
スイッチング素子として、MOS−FET以外に、バイ
ポーラトランジスタやIGBTにも適用可能である。
をMOS−FETとし、n群の変換回路部を直流電源に
対して直列に接続したことを特徴とする。この発明で
は、変換回路部の各MOS−FETにかかる電圧を直流
電源の電源電圧の1/nに低減することができ、これに
よって、スイッチング素子に使用するMOS−FETの
耐圧も1/nに低減することができ、この耐圧の2.5
乗に比例して増大するオン抵抗による導通損失を抑制す
ることができる。
をなすスイッチング素子のうち、一方のスイッチング素
子をコンデンサに置き換えることにより各変換回路部を
ハーフブリッジ構成としたことを特徴とする。この請求
項3の発明では、各変換回路部間で対応するスイッチン
グ素子のスイッチング位相を1/2n周期ずらすことに
より、各変換回路部で対をなすスイッチング素子のうち
のいずれか一方のスイッチング素子を転流のトリガとし
ていることから、各変換回路部で対をなすスイッチング
素子のうちのいずれか一方のスイッチング素子のみでハ
ーフブリッジ構成が可能となる。
群の変換回路部を直流電源に対して並列に接続した構成
とすることも可能である。
タの実施形態を以下に詳述する。図1は本発明の実施形
態におけるDC−DCコンバータの回路図、図2はその
DC−DCコンバータの各スイッチング素子Q1〜Q8を
オンオフさせるゲート信号Gのタイミングチャート、図
3は整流回路部21,22の出力電圧V1,V2、トラン
スTr 1,Tr2の一次側電圧、各スイッチング素子Q1
〜Q8のドレイン−ソース間電圧Vdsおよびドレイン電
流Idの波形図である。
二対のスイッチング素子Q1,Q4とQ2,Q3および
Q5,Q8とQ6,Q7(例えば、MOS−FET、バイポ
ーラトランジスタやIGBT)をフルブリッジ構成で接
続したn群、例えば二群の変換回路部11,12と、そ
の変換回路部11,12の出力側に接続された二つのト
ランスTr1,Tr2と、そのトランスTr1,Tr2の二
次側出力に接続され、二対のダイオードD1,D4と
D2,D3およびD5,D8とD6,D7からなる二群の整流
回路21,22と、その整流回路21,22の出力側に
共通して接続されたLC平滑回路33とで構成されてい
る。このDC−DCコンバータにおいて、二群の変換回
路部11,12は直流電源Eに対して直列に接続されて
いる。また、各変換回路部11,12の出力側とトラン
スTr1,Tr2の一次側との間には直列コンデンサ
C1,C2が挿入接続されている。
イミングチャートで示すように変換回路部11,12の
スイッチング素子Q1,Q4とQ2,Q3およびQ5,Q8と
Q6,Q7を交互にオンオフさせて交流波形出力を得る。
この変換回路部11,12の交流波形出力をトランスT
r1,Tr2により変成し、そのトランスTr1,Tr2の
二次側出力を整流回路21,22により整流すると共に
LC平滑回路33により平滑することにより、所望の直
流電圧を生成する。
タイミングチャートで示すように一方の変換回路部11
で対をなすスイッチング素子Q1,Q4のうち、一方のス
イッチング素子Q1(スイッチング素子Q2はスイッチン
グ素子Q1の反転)に対して他方のスイッチング素子Q4
(スイッチング素子Q3はスイッチング素子Q4の反転)
のスイッチング位相を1/3n周期、例えば1/6周期
遅らせる。また、変換回路部11と12間で対応するス
イッチング素子Q1,Q5について、他方の変換回路部1
2のスイッチング素子Q5(スイッチング素子Q6はスイ
ッチング素子Q5の反転)のスイッチング位相をスイッ
チング素子Q1に対して1/2n周期、例えば1/4周
期遅らせる。さらに、他方の変換回路部12で対をなす
スイッチング素子Q5,Q8のうち、一方のスイッチング
素子Q5に対して他方のスイッチング素子Q8(スイッチ
ング素子Q7はスイッチング素子Q8の反転)のスイッチ
ング位相を1/6周期遅らせる。
素子Q1〜Q4,Q5〜Q8は、図3に示すようなドレイン
−ソース間電圧Vdsおよびドレイン電流Idでもってス
イッチング動作する(図4の表参照)。ここで、図4の
表は、各スイッチング素子Q 1〜Q4,Q5〜Q8の電流値
の変化・推移を示す。負荷に一定電力を供給、つまり定
電圧出力のもとで一定電流を供給するため、スイッチン
グ素子Q1〜Q4,Q5〜Q8からの出力電流の合計は、い
ずれのタイミングにおいても電流値1puとなる。すな
わち、いずれかのタイミングで一方の変換回路部11の
スイッチング素子Q1〜Q4からの出力電流が0→1pu
に変化していれば、他方の変換回路部12のスイッチン
グ素子Q5〜Q8からの出力電流は1→0puに変化して
いる。また、別のタイミングで一方の変換回路部11の
スイッチング素子Q1〜Q4からの出力電流が1puであ
れば、他方の変換回路部12のスイッチング素子Q5〜
Q8からの出力電流は0puである。
・T、0≦t2<1/4・T、0<t 3≦1/4・T、0
≦t4<1/4・T、0<t5≦1/4・T、0≦t6<
1/4・T、0<t7≦1/4・T、0≦t8<1/4・
Tの条件の範囲内で自由に変更可能である。この8つの
条件はor条件であるが、t1+t2+t3+t4+t5+
t6+t7+t8=Tを満たすことが必要である。電流が
増減する区間t1,t3,t5,t7は回路定数により波形
が異なるので、実際上、スイッチング損失が発生しない
範囲に限られる。
スイッチング動作により、トランスTr1,Tr2の一次
側電圧(図3の最上段から二番目)にトランスTr1,
Tr2の変成比をかけてその絶対値をとったもの、つま
り、一次側電圧の波形を零点で折り返したもの(図3の
最上段)が、トランスTr1,Tr2の二次側電圧を整流
回路部21,22により整流した結果に得られる出力電
圧V1,V2となる。この整流回路部21,22の出力電
圧V1,V2を転流により最も電圧値の高いところでトレ
ースすることにより負荷電圧Voutが生成される。この
転流は、図3の矢印で示すタイミングでもって、スイッ
チング素子Q1,Q4→スイッチング素子Q 5,Q8→スイ
ッチング素子Q2,Q3→スイッチング素子Q6,Q7→ス
イッチング素子Q1,Q4の順で繰り返し行われる。
ング素子Q1(Q2)に対してスイッチング素子Q
4(Q3)を1/6周期遅らせたタイミングでオンオフさ
せ、また、スイッチング素子Q5(Q6)を前記スイッチ
ング素子Q1(Q2)に対して1/4周期遅らせたタイミ
ングでオンオフさせ、さらに、スイッチング素子Q
8(Q7)をスイッチング素子Q5(Q6)に対して1/6
周期遅らせたタイミングでオンオフさせる。
電圧V1,V2は、転流によりスイッチング素子Q1〜Q8
にドレイン電流Idが流れながらドレイン−ソース間電
圧Vd sが印加される状態がなくなるのでスイッチング損
失が発生することはない。また、転流のタイミングを決
定するのは、転流のトリガとなっているスイッチング素
子Q3,Q4,Q7,Q8であるが、これらのスイッチング
素子Q3,Q4,Q7,Q8は、ゲート信号Gが付与されて
ターンオンしてもドレイン電流IdがトランスTr1,T
r2の漏れリアクタンスのために転流後瞬時にピーク電
流に達するのではなく、電流の立ち上がりが抑制される
ことから、ターンオンスイッチング損失が発生すること
はない。
r1,Tr2との間に直列コンデンサC1,C2を挿入接続
したことにより、変換回路部11,12の出力電圧の平
坦部にドループ(傾き)をつけ、立ち上がり部分の高い
電圧波形とすることで、転流タイミング時の前後で電圧
差を大きくして転流動作を確実に行う。さらに、スイッ
チング素子Q1〜Q4,Q5〜Q8の個体差によるオン抵抗
やスイッチング速度のばらつきによって含まれる直流成
分をカットしてトランスTr1,Tr2の直流偏励磁を防
止することも可能である。
1〜Q4,Q5〜Q8をMOS−FETとした実施形態にお
いては、二群の変換回路部11,12を直流電源Eに対
して直列に接続することにより、スイッチング時におい
ても、変換回路部11,12の各MOS−FETにかか
る電圧(サージ電圧を除く)を直流電源Eの電源電圧の
1/2に低減することができ、これによって、スイッチ
ング素子Q1〜Q4,Q 5〜Q8に使用するMOS−FET
の耐圧も、従来例のDC−DCコンバータ(図7参照)
と比較して1/2に低減することができ、この耐圧の
2.5乗に比例して増大するオン抵抗による導通損失を
抑制することができる。
〜Q8の耐圧が1/2に低減されれば、そのオン抵抗
は、(1/2)2.5%、約20%(80%減)にまで低
減されることになる。スイッチングパターンを1パルス
/1周期として、各スイッチング素子Q1〜Q4,Q5〜
Q8の導通損失を以下に求めて比較する。
スイッチング素子Q1〜Q4のオン抵抗をr1、ドレイン
電流をid1、スイッチング周期をtswとし、スイッチン
グ素子の導通率を50%とすれば、スイッチング素子1
pcの1周期(1パルス)あたりの導通損失P
loss1は、Ploss1=r1×id1 2×tsw/2となる。
バータにおいて、スイッチング素子Q1〜Q4,Q5〜Q8
のオン抵抗をr2、ドレイン電流をid2、スイッチング
周期を従来例と同様、tswとする。この実施形態におけ
るスイッチングパターン(図2参照)に示すように1周
期での電流の転流は、スイッチング素子Q1,Q4に1/
4周期、次の1/4周期はスイッチング素子Q5,Q8、
次の1/4周期はスイッチング素子Q2,Q3、次の1/
4周期はスイッチング素子Q6,Q7に流れることにな
る。また、一群の変換回路部の出力電圧は従来例の場合
の半分であるため、最終出力を従来の場合と同じにする
ためにはスイッチング素子1pc当たりのドレイン電流
id2は従来の場合のドレイン電流id1の二倍、スイッチ
ング素子Q 1〜Q4,Q5〜Q8の導通率は従来の場合の1
/2で25%となる。
周期(1パルス)当たりの導通損失Ploss2は、Ploss2
=r2×id2 2×tsw/4となる。ここで、id2=2×i
d1、r2がr1の20%程度であることからr2/r1=
0.2であることから、 Ploss2=(0.2×r1)×(2×id1)2×tsw/4 =0.4×r1×id1 2×tsw/2 =0.4×Ploss1 となる。これは、実施形態の場合の導通損失が、従来例
の場合の40%(−60%)に低減されることを示して
いる。これに基づいて、変換回路部11,12でフルブ
リッジ接続されたスイッチング素子全ての合計を考える
と、従来例の場合、スイッチング素子4pcに対して実
施形態の場合、スイッチング素子8pcで構成されてい
ることから、従来例での全てのスイッチング素子(4p
c)での導通損失合計を100%とすると、実施形態で
の全てのスイッチング素子(8pc)での導通損失合計
は80%(−20%)となり、20%分の損失が低減さ
れる。
ように二群の変換回路部11’,12’のそれぞれをハ
ーフブリッジ構成とすることが可能である。この二群の
変換回路部11’,12’において、転流のタイミング
を決定するため、転流のトリガとなっているのはスイッ
チング素子Q3,Q4,Q7,Q8であることから、それら
以外のスイッチング素子Q1,Q2,Q5,Q6をコンデン
サC11,C12,C21,C22に置き換えてハーフブリッジ
構成とすることが可能である。この実施形態におけるス
イッチング素子Q3,Q4,Q7,Q8をスイッチングさせ
るタイミング(位相)は、フルブリッジ構成の場合と同
様である。
うに二群の変換回路部11’’,12’’を直流電源E
に並列に接続した構成とすることも可能であり、その場
合、スイッチング損失の発生を抑止することができる。
この実施形態においてもスイッチング素子Q1〜Q4,Q
5〜Q8をスイッチングさせるタイミング(位相)は、フ
ルブリッジ構成の場合と同様である。
いて、各変換回路部で対をなすスイッチング素子のう
ち、一方のスイッチング素子に対して他方のスイッチン
グ素子のスイッチング位相を1/3n周期ずらすと共
に、前記各変換回路部間で対応するスイッチング素子の
スイッチング位相を1/2n周期ずらすことにより、転
流によりスイッチング素子にスイッチング電流が流れな
がらスイッチング電圧が印加される状態がなくなるので
スイッチング損失が発生することはない。
ETとした場合、n群の変換回路部を直流電源に対して
直列に接続したことにより、変換回路部の各MOS−F
ETにかかる電圧を直流電源の電源電圧の1/nに低減
することができ、これによって、スイッチング素子に使
用するMOS−FETの耐圧も1/nに低減することが
でき、この耐圧の2.5乗に比例して増大するオン抵抗
による導通損失を抑制することができる。
り、スイッチング素子にMOS−FETを使用した場
合、オン抵抗が低い低耐圧のMOS−FETの使用を可
能とする高効率のDC−DCコンバータを提供すること
ができる。
タの回路図である。
素子をオンオフさせるゲート信号のタイミングチャート
である。
側電圧、各スイッチング素子のドレイン−ソース間電圧
およびドレイン電流の波形図である。
ける各スイッチング素子のオンオフ状態を示す表であ
る。
ブリッジ構成したDC−DCコンバータを示す回路図で
ある。
直流電源に並列接続したDC−DCコンバータを示す回
路図である。
ある。
素子をオンオフさせるゲート信号のタイミングチャート
である。
間電圧およびドレイン電流の波形図である。
イン−ソース間電圧及びドレイン電流の各波形を示す模
式図、(b)はターンオン時とターンオフ時のスイッチ
ング損失および導通損失を示す模式図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 直流電源の電源電圧を交流に変換する変
換回路部の出力側にトランスを介して整流回路部を設け
たDC−DCコンバータにおいて、 二対のスイッチング素子をフルブリッジ構成で接続した
変換回路部を前記直流電源に対してn群設け、それら各
変換回路部とトランスとの間に直列コンデンサを挿入接
続すると共に、前記トランスに接続された整流回路部を
並列に接続し、各変換回路部で対をなすスイッチング素
子のうち、一方のスイッチング素子に対して他方のスイ
ッチング素子のスイッチング位相を1/3n周期ずらす
と共に、前記各変換回路部間で対応するスイッチング素
子のスイッチング位相を1/2n周期ずらすことを特徴
とするDC−DCコンバータ。 - 【請求項2】 前記スイッチング素子をMOS−FET
とし、n群の変換回路部を直流電源に対して直列に接続
したことを特徴とする請求項1に記載のDC−DCコン
バータ。 - 【請求項3】 前記各変換回路部で対をなすスイッチン
グ素子のうち、一方のスイッチング素子をコンデンサに
置き換えることにより各変換回路部をハーフブリッジ構
成としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のDC
−DCコンバータ。 - 【請求項4】 前記n群の変換回路部を直流電源に対し
て並列に接続したことを特徴とする請求項1又は3に記
載のDC−DCコンバータ。
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