JP3462554B2 - 着色用芯の自動繰出し容器 - Google Patents
着色用芯の自動繰出し容器Info
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- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/20—Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
- A45D40/205—Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder
-
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- A45D2040/207—Holders for stick-shaped cosmetics whereby the stick can move axially relative to the holder the relative movement being made by an axial action, e.g. by pushing
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着色用芯の自動繰出し
容器に関する。詳しくは、口紅やアイシャドウ等の化粧
品で用いられる着色用芯を自動的に繰出す着色用芯の自
動繰出し容器に関する。
容器に関する。詳しくは、口紅やアイシャドウ等の化粧
品で用いられる着色用芯を自動的に繰出す着色用芯の自
動繰出し容器に関する。
【0002】
【従来の技術】口紅やアイシャドウ等の化粧品で用いら
れる化粧用着色用芯を繰出機構によってそのケース体か
ら繰り出すようにしたものがある。このような繰出機構
は、基本的にシャープペンの芯を繰出す繰出機構と同じ
構造である。図28は、ノック式シャープペンにおける
芯繰出機構の動作を上から順を追って説明する概念図で
ある。ノック式シャープペンの芯を化粧用の着色用芯と
考えれば、化粧用着色用芯の繰出機構を説明できる。
れる化粧用着色用芯を繰出機構によってそのケース体か
ら繰り出すようにしたものがある。このような繰出機構
は、基本的にシャープペンの芯を繰出す繰出機構と同じ
構造である。図28は、ノック式シャープペンにおける
芯繰出機構の動作を上から順を追って説明する概念図で
ある。ノック式シャープペンの芯を化粧用の着色用芯と
考えれば、化粧用着色用芯の繰出機構を説明できる。
【0003】(参照)芯aは、チャックbとコネクタ
cとによって先金d内で固定される。
cとによって先金d内で固定される。
【0004】(参照)使用者が図示しない操作子をノ
ックすると、チャックbの後端部に連結されかつ軸本体
eに対してスライド可能にされた図示しないスライド管
を介して、チャックbとコネクタcとが、芯aを伴って
先金dの先端側へ向けて押し出される。
ックすると、チャックbの後端部に連結されかつ軸本体
eに対してスライド可能にされた図示しないスライド管
を介して、チャックbとコネクタcとが、芯aを伴って
先金dの先端側へ向けて押し出される。
【0005】(および参照)コネクタcが先金dの
段部fに当接すると、チャックbは、それだけがなお押
し出されて徐々に開口されながら、先金dの先端部に取
り付けられたシンホルダーgに突き当たるまで押し出さ
れる。
段部fに当接すると、チャックbは、それだけがなお押
し出されて徐々に開口されながら、先金dの先端部に取
り付けられたシンホルダーgに突き当たるまで押し出さ
れる。
【0006】(参照)ノックするのをやめると、押し
出されたチャックbは、コネクタcと共に図示しないバ
ネの力を受けて初期位置(の状態)に向けて戻され
る。
出されたチャックbは、コネクタcと共に図示しないバ
ネの力を受けて初期位置(の状態)に向けて戻され
る。
【0007】(参照)チャックbおよびコネクタcが
初期位置に戻ると、芯aは、チャックbによって、その
先端が先金dから出たままの状態で完全に固定されて使
用可能な状態になる。
初期位置に戻ると、芯aは、チャックbによって、その
先端が先金dから出たままの状態で完全に固定されて使
用可能な状態になる。
【0008】以上のように従来の芯繰出機構にあって
は、芯を繰り出すためには使用者が操作子をノックする
必要がある。このため、自動的に芯を繰り出せるような
機構が望まれていた。
は、芯を繰り出すためには使用者が操作子をノックする
必要がある。このため、自動的に芯を繰り出せるような
機構が望まれていた。
【0009】この要望に応えたものとして、例えば図2
9に示す実公昭62−7208号公報記載の化粧用芯の
自動繰出機構hが採用された化粧容器kが挙げられる。
この公報記載の自動繰出機構hは、化粧用の着色用芯l
の先端を化粧軸mの先金m’から適宜の長さ繰り出すた
めに、当該着色用芯lを化粧軸m内で自由落下させ、そ
の時に受ける衝撃力を上記従来技術における使用者のノ
ックによる力として利用している。
9に示す実公昭62−7208号公報記載の化粧用芯の
自動繰出機構hが採用された化粧容器kが挙げられる。
この公報記載の自動繰出機構hは、化粧用の着色用芯l
の先端を化粧軸mの先金m’から適宜の長さ繰り出すた
めに、当該着色用芯lを化粧軸m内で自由落下させ、そ
の時に受ける衝撃力を上記従来技術における使用者のノ
ックによる力として利用している。
【0010】しかしながら、このように重力を利用した
構造であると、着色用芯lが落下したときの衝撃によっ
て、着色用芯lを支持する部分nや着色用芯lそれ自体
に悪影響を及ぼすことが考えられる。また、着色用芯l
は使うたびに減って行くので、その使用前と後とでは着
色用芯lに重量差が生じる。このため、当然衝撃力の大
きさにも差異が生じるようになり、常に一律に着色用芯
lを先金m’から繰り出せるかどうか疑問である。この
ため、安定した芯の供給が不確定であった。
構造であると、着色用芯lが落下したときの衝撃によっ
て、着色用芯lを支持する部分nや着色用芯lそれ自体
に悪影響を及ぼすことが考えられる。また、着色用芯l
は使うたびに減って行くので、その使用前と後とでは着
色用芯lに重量差が生じる。このため、当然衝撃力の大
きさにも差異が生じるようになり、常に一律に着色用芯
lを先金m’から繰り出せるかどうか疑問である。この
ため、安定した芯の供給が不確定であった。
【0011】また、重力を利用するものであるから、着
色用芯lを繰り出すときには着色用芯lの出る先金m’
をそれが一旦上を向くように化粧軸mを持ち、それから
今度は先金m’が下を向くように化粧軸mの向きを変え
る必要がある。したがって、化粧をする前には必ず化粧
容器kを少くとも一回反転しなければならず、そのた
め、使用勝手がよくないという問題があった。
色用芯lを繰り出すときには着色用芯lの出る先金m’
をそれが一旦上を向くように化粧軸mを持ち、それから
今度は先金m’が下を向くように化粧軸mの向きを変え
る必要がある。したがって、化粧をする前には必ず化粧
容器kを少くとも一回反転しなければならず、そのた
め、使用勝手がよくないという問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決するためのものであって、その課題は常に一律に着
色用芯を繰り出せるようにして安定した芯の供給がで
き、かつ使用勝手がよい着色用芯の自動繰出し容器を提
供することにある。
解決するためのものであって、その課題は常に一律に着
色用芯を繰り出せるようにして安定した芯の供給がで
き、かつ使用勝手がよい着色用芯の自動繰出し容器を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明着色用芯の自動繰
出し容器は、以上の課題を解決するものであって、次の
ようなものである。すなわち、請求項1記載の着色用芯
の自動繰出し容器によれば、この繰出し容器は、着色用
芯の先端部を摺動自在に保持する先金とこの先金の後端
に接続され前記着色用芯を前記先金の先端から繰り出す
ための繰出機構を収納保持する主管とからなる軸本体
と、この軸本体の前記先金側を覆うキャップとからなっ
ている。
出し容器は、以上の課題を解決するものであって、次の
ようなものである。すなわち、請求項1記載の着色用芯
の自動繰出し容器によれば、この繰出し容器は、着色用
芯の先端部を摺動自在に保持する先金とこの先金の後端
に接続され前記着色用芯を前記先金の先端から繰り出す
ための繰出機構を収納保持する主管とからなる軸本体
と、この軸本体の前記先金側を覆うキャップとからなっ
ている。
【0014】そして、前記主管は、前記繰出機構の主部
が配置されかつ前記着色用芯を収納する前軸と、この前
軸の後部に連接されるとともに、前記繰出機構の主部の
一構成部分で前記着色用芯の後端部を保持する保持棒を
前記先金方向に押し出すように付勢する従部としての押
出棒部が配置された後軸とからなる。
が配置されかつ前記着色用芯を収納する前軸と、この前
軸の後部に連接されるとともに、前記繰出機構の主部の
一構成部分で前記着色用芯の後端部を保持する保持棒を
前記先金方向に押し出すように付勢する従部としての押
出棒部が配置された後軸とからなる。
【0015】また、前記主部は、前記保持棒と、この保
持棒を挟持するチャックセットと、このチャックセット
のチャック部の開閉を制御する制御部とからなる。この
制御部は、前記キャップを前記軸本体の先金側に付ける
と当該キャップ付けの過程において前記チャック部を開
状態と閉状態におくように作動する。
持棒を挟持するチャックセットと、このチャックセット
のチャック部の開閉を制御する制御部とからなる。この
制御部は、前記キャップを前記軸本体の先金側に付ける
と当該キャップ付けの過程において前記チャック部を開
状態と閉状態におくように作動する。
【0016】請求項2記載の着色用芯の自動繰出し容器
によれば、キャップは、その内部にキャップ用弾性体と
この弾性体の弾発力を受けてキャップ内を摺動可能な摺
動子とを備えてなり、このキャップを前記軸本体の先金
部分に嵌めて行き当該摺動子の先端と前記先金とが接し
たときに当該摺動子が前記先金との間で所定空間を形成
し得るように前記摺動子は形成されているとともに、前
記キャップ用弾性体の弾力は、前記押出棒部の付勢力と
同じに設定されていることを特徴とする。
によれば、キャップは、その内部にキャップ用弾性体と
この弾性体の弾発力を受けてキャップ内を摺動可能な摺
動子とを備えてなり、このキャップを前記軸本体の先金
部分に嵌めて行き当該摺動子の先端と前記先金とが接し
たときに当該摺動子が前記先金との間で所定空間を形成
し得るように前記摺動子は形成されているとともに、前
記キャップ用弾性体の弾力は、前記押出棒部の付勢力と
同じに設定されていることを特徴とする。
【0017】請求項3記載の着色用芯の自動繰出し容器
によれば、キャップは、その内部にキャップ用弾性体と
この弾性体の弾発力を受けてキャップ内を摺動可能な摺
動子とを備えてなり、このキャップを前記軸本体の先金
部分に嵌めて行き当該摺動子の先端と前記先金とが接し
たときに当該摺動子が前記先金との間で所定空間を形成
し得るように前記摺動子は形成されているとともに、前
記キャップ用弾性体の弾力は、前記押出棒部の付勢力に
比してわずかに強めに設定されていることを特徴とす
る。
によれば、キャップは、その内部にキャップ用弾性体と
この弾性体の弾発力を受けてキャップ内を摺動可能な摺
動子とを備えてなり、このキャップを前記軸本体の先金
部分に嵌めて行き当該摺動子の先端と前記先金とが接し
たときに当該摺動子が前記先金との間で所定空間を形成
し得るように前記摺動子は形成されているとともに、前
記キャップ用弾性体の弾力は、前記押出棒部の付勢力に
比してわずかに強めに設定されていることを特徴とす
る。
【0018】請求項4記載の着色用芯の自動繰出し容器
によれば、後軸に配置された前記押出棒部は、前記保持
棒をその後端から先金方向に押し出すための押出棒と、
この押出棒に付勢力を与える後軸用弾発体とからなるこ
とを特徴とする。
によれば、後軸に配置された前記押出棒部は、前記保持
棒をその後端から先金方向に押し出すための押出棒と、
この押出棒に付勢力を与える後軸用弾発体とからなるこ
とを特徴とする。
【0019】請求項5記載の着色用芯の自動繰出し容器
によれば、前軸に配置された前記制御部は、前記チャッ
クセットのチャック部に接離可能とされ当接時には前記
チャック部を閉じて前記保持棒を制動し離間時には前記
チャック部を開いて前記保持棒の制動を解除する両端開
口の筒状コネクタ部と、この筒状コネクタ部を先金方向
に付勢する弾性体であって当該弾性体の伸・縮時にそれ
ぞれ合わせて前記筒状コネクタ部を前記チャック部に対
して当接および離間させる前軸用弾性体とからなり、前
記筒状コネクタ部と前記前軸との間には、前記軸本体の
長手方向への前記筒状コネクタ部の移動を制動する制動
手段を設けたことを特徴とする。
によれば、前軸に配置された前記制御部は、前記チャッ
クセットのチャック部に接離可能とされ当接時には前記
チャック部を閉じて前記保持棒を制動し離間時には前記
チャック部を開いて前記保持棒の制動を解除する両端開
口の筒状コネクタ部と、この筒状コネクタ部を先金方向
に付勢する弾性体であって当該弾性体の伸・縮時にそれ
ぞれ合わせて前記筒状コネクタ部を前記チャック部に対
して当接および離間させる前軸用弾性体とからなり、前
記筒状コネクタ部と前記前軸との間には、前記軸本体の
長手方向への前記筒状コネクタ部の移動を制動する制動
手段を設けたことを特徴とする。
【0020】請求項6記載の着色用芯の自動繰出し容器
によれば、前記制動手段は、前記筒状コネクタ部の外面
から当該筒状コネクタ部の半径方向に突設された係合突
起と、この係合突起と係合し前記前軸の周壁に形成され
て前記係合突起よりも軸本体の長手方向に大きめの係合
孔とからなり、前記筒状コネクタ部は、後軸側に位置す
る胴部と、この胴部の先金側端から先金側に向けて伸び
かつ対面する、前記胴部よりも薄肉な少なくとも一対の
脚部とからなり、この脚部に前記係合突起が形成されて
いるとともに、該係合突起にはその後軸側を向く勾配面
が形成され、該係合突起は、これが前記係合孔と係合し
ているときは、当該係合突起の先金側の面に前記キャッ
プの開口端側で前記軸本体の軸心方向に向けて設けられ
たキャップ用突起と当接するように前記係合孔から突出
されていることを特徴する。
によれば、前記制動手段は、前記筒状コネクタ部の外面
から当該筒状コネクタ部の半径方向に突設された係合突
起と、この係合突起と係合し前記前軸の周壁に形成され
て前記係合突起よりも軸本体の長手方向に大きめの係合
孔とからなり、前記筒状コネクタ部は、後軸側に位置す
る胴部と、この胴部の先金側端から先金側に向けて伸び
かつ対面する、前記胴部よりも薄肉な少なくとも一対の
脚部とからなり、この脚部に前記係合突起が形成されて
いるとともに、該係合突起にはその後軸側を向く勾配面
が形成され、該係合突起は、これが前記係合孔と係合し
ているときは、当該係合突起の先金側の面に前記キャッ
プの開口端側で前記軸本体の軸心方向に向けて設けられ
たキャップ用突起と当接するように前記係合孔から突出
されていることを特徴する。
【0021】請求項7記載の着色用芯の自動繰出し容器
によれば、 キャップ用突起は、キャップ内周面に突条
に連続して形成されていることを特徴とする。
によれば、 キャップ用突起は、キャップ内周面に突条
に連続して形成されていることを特徴とする。
【0022】
【作用】したがって、請求項1〜7記載の着色用芯の自
動繰出し容器によれば、着色用芯は、その先端部が先金
に摺動自在に保持され、その後端部は保持棒によって保
持されるので、該着色用芯は、先金と保持棒との間に橋
渡しされた状態で保持棒の動きに合わせて連動する。ま
た、保持棒は押出棒部によって先金方向に付勢されてい
るが、保持棒はチャックセットのチャック部によって挟
持されるものであるので、チャック部の開閉に合わせて
先金方向に進んだりあるいは停止したりする。このた
め、保持棒の動きに連動する着色用芯もチャック部の開
閉に合わせて先金方向に進んだりあるいは停止したりす
る。そして、チャック部の開閉は、制御部によって制御
され、この制御部は、キャップを軸本体の先金側に付け
ると当該キャップ付けの過程においてチャック部を開状
態と閉状態におくように作動するので、キャップを軸本
体の先金側に付けると、保持棒に保持されている着色用
芯は、押出棒部による付勢−保持棒の進行−着色用芯の
進行−押出棒部の付勢力に見合った分の先金からの摺動
突出という過程を経て、その後進行が停止し、着色用芯
が自動的に繰り出されるようになる。
動繰出し容器によれば、着色用芯は、その先端部が先金
に摺動自在に保持され、その後端部は保持棒によって保
持されるので、該着色用芯は、先金と保持棒との間に橋
渡しされた状態で保持棒の動きに合わせて連動する。ま
た、保持棒は押出棒部によって先金方向に付勢されてい
るが、保持棒はチャックセットのチャック部によって挟
持されるものであるので、チャック部の開閉に合わせて
先金方向に進んだりあるいは停止したりする。このた
め、保持棒の動きに連動する着色用芯もチャック部の開
閉に合わせて先金方向に進んだりあるいは停止したりす
る。そして、チャック部の開閉は、制御部によって制御
され、この制御部は、キャップを軸本体の先金側に付け
ると当該キャップ付けの過程においてチャック部を開状
態と閉状態におくように作動するので、キャップを軸本
体の先金側に付けると、保持棒に保持されている着色用
芯は、押出棒部による付勢−保持棒の進行−着色用芯の
進行−押出棒部の付勢力に見合った分の先金からの摺動
突出という過程を経て、その後進行が停止し、着色用芯
が自動的に繰り出されるようになる。
【0023】請求項2および請求項4〜7記載の着色用
芯の自動繰出し容器によれば、キャップを軸本体の先金
部分に嵌めて行き摺動子の先端と先金とが接したときに
摺動子が先金との間で所定空間を形成し得るように前記
摺動子は形成されているので、押出棒部の付勢力を受け
て着色用芯が先金の先端から突出すると、着色用芯の先
端は前記所定空間を経てから摺動子の反先端側にあた
り、その動きが抑止されるようになる。また、キャップ
用弾性体の弾力は、押出棒部の付勢力と同じに設定され
ているので、着色用芯の先端が摺動子の反先端側にあた
ったときの衝撃によって、摺動子は一旦後退するが、そ
の後キャップ用弾性体の弾力と押出棒部の付勢力とがつ
り合うところまで押し戻される。
芯の自動繰出し容器によれば、キャップを軸本体の先金
部分に嵌めて行き摺動子の先端と先金とが接したときに
摺動子が先金との間で所定空間を形成し得るように前記
摺動子は形成されているので、押出棒部の付勢力を受け
て着色用芯が先金の先端から突出すると、着色用芯の先
端は前記所定空間を経てから摺動子の反先端側にあた
り、その動きが抑止されるようになる。また、キャップ
用弾性体の弾力は、押出棒部の付勢力と同じに設定され
ているので、着色用芯の先端が摺動子の反先端側にあた
ったときの衝撃によって、摺動子は一旦後退するが、そ
の後キャップ用弾性体の弾力と押出棒部の付勢力とがつ
り合うところまで押し戻される。
【0024】請求項3〜7記載の着色用芯の自動繰出し
容器によれば、キャップを軸本体の先金部分に嵌めて行
き摺動子の先端と先金とが接したときに摺動子が先金と
の間で所定空間を形成し得るように前記摺動子は形成さ
れているので、押出棒部の付勢力を受けて着色用芯が先
金の先端から突出すると、着色用芯の先端は前記所定空
間を経てから摺動子の反先端側にあたり、その動きが抑
止されるようになる。また、キャップ用弾性体の弾力
は、押出棒部の付勢力に比して強めに設定されているの
で、着色用芯の先端が摺動子の反先端側にあたったとき
の衝撃によって、摺動子は一旦後退するが、その後キャ
ップ用弾性体の弾力と押出棒部の付勢力とがつり合うと
ころまで瞬時に押し戻される。
容器によれば、キャップを軸本体の先金部分に嵌めて行
き摺動子の先端と先金とが接したときに摺動子が先金と
の間で所定空間を形成し得るように前記摺動子は形成さ
れているので、押出棒部の付勢力を受けて着色用芯が先
金の先端から突出すると、着色用芯の先端は前記所定空
間を経てから摺動子の反先端側にあたり、その動きが抑
止されるようになる。また、キャップ用弾性体の弾力
は、押出棒部の付勢力に比して強めに設定されているの
で、着色用芯の先端が摺動子の反先端側にあたったとき
の衝撃によって、摺動子は一旦後退するが、その後キャ
ップ用弾性体の弾力と押出棒部の付勢力とがつり合うと
ころまで瞬時に押し戻される。
【0025】なお、当該請求項にあっては、キャップ用
弾性体の弾力が押出棒部の付勢力と同じに設定されてい
る場合よりも早く押し戻されるので、それだけ対応速度
を高められる。
弾性体の弾力が押出棒部の付勢力と同じに設定されてい
る場合よりも早く押し戻されるので、それだけ対応速度
を高められる。
【0026】請求項4〜7記載の着色用芯の自動繰出し
容器によれば、後軸に配置された前記押出棒部は、前記
保持棒をその後端から先金方向に押し出すための押出棒
と、この押出棒に付勢力を与える後軸用弾発体とからな
るので、保持棒延いては着色用芯は押出棒を通じて常時
先金側へ付勢される。
容器によれば、後軸に配置された前記押出棒部は、前記
保持棒をその後端から先金方向に押し出すための押出棒
と、この押出棒に付勢力を与える後軸用弾発体とからな
るので、保持棒延いては着色用芯は押出棒を通じて常時
先金側へ付勢される。
【0027】請求項5〜7記載の着色用芯の自動繰出し
容器によれば、制御部は、前記チャックセットのチャッ
ク部に接離可能とされ、当接時には前記チャック部を閉
じて前記保持棒を制動し当該離間時には前記チャック部
を開いて前記保持棒の制動を解除する両端開口の筒状コ
ネクタ部と、この筒状コネクタ部を先金方向に付勢する
弾性体であって当該弾性体の伸・縮時にそれぞれ合わせ
て前記筒状コネクタ部を前記チャック部に対して当接お
よび離間させる前軸用弾性体とからなるので、制御部の
筒状コネクタ部の動きを制御することによってチャック
セットのチャック部の開閉を操作できるようになる。
容器によれば、制御部は、前記チャックセットのチャッ
ク部に接離可能とされ、当接時には前記チャック部を閉
じて前記保持棒を制動し当該離間時には前記チャック部
を開いて前記保持棒の制動を解除する両端開口の筒状コ
ネクタ部と、この筒状コネクタ部を先金方向に付勢する
弾性体であって当該弾性体の伸・縮時にそれぞれ合わせ
て前記筒状コネクタ部を前記チャック部に対して当接お
よび離間させる前軸用弾性体とからなるので、制御部の
筒状コネクタ部の動きを制御することによってチャック
セットのチャック部の開閉を操作できるようになる。
【0028】また、筒状コネクタ部と前軸との間には、
軸本体長手方向への筒状コネクタ部の移動を制動する制
動手段を設けたので、筒状コネクタ部が必要以上に当該
方向へ移動しないようになる。また、当該制動手段によ
って限定される筒状コネクタ部の移動範囲内において前
記チャック部の開閉を限定するようにすれば、保持棒延
いては着色用芯の突出量が常に一律になる。
軸本体長手方向への筒状コネクタ部の移動を制動する制
動手段を設けたので、筒状コネクタ部が必要以上に当該
方向へ移動しないようになる。また、当該制動手段によ
って限定される筒状コネクタ部の移動範囲内において前
記チャック部の開閉を限定するようにすれば、保持棒延
いては着色用芯の突出量が常に一律になる。
【0029】請求項6および7記載の着色用芯の自動繰
出し容器によれば、制動手段は、前記筒状コネクタ部の
外面から当該筒状コネクタ部の半径方向に突設された係
合突起と、この係合突起と係合し前記前軸の周壁に形成
されて前記係合突起よりも軸本体長手方向に大きめの係
合孔とからなり、前記筒状コネクタ部は、後軸側に位置
する胴部と、この胴部の先金側端から先金側に向けて伸
びかつ対面する、前記胴部よりも薄肉の少なくとも一対
の脚部とからなり、またこの脚部に前記係合突起が形成
されているとともに該係合突起にはその後軸側を向く勾
配面が形成され、さらに該係合突起は、これが前記係合
孔と係合しているときは、当該係合突起の先金側の面に
前記キャップの開口端側に前記軸本体の軸心方向に向け
て設けられたキャップ用突起と当接するように前記係合
孔から突出されているので、前記キャップを前記軸本体
から取った状態にあっては、前軸用弾性体の弾力を受け
て先金方向に付勢されている筒状コネクタ部は、その係
合突起が係合孔の先金側縁に当接した状態になる。
出し容器によれば、制動手段は、前記筒状コネクタ部の
外面から当該筒状コネクタ部の半径方向に突設された係
合突起と、この係合突起と係合し前記前軸の周壁に形成
されて前記係合突起よりも軸本体長手方向に大きめの係
合孔とからなり、前記筒状コネクタ部は、後軸側に位置
する胴部と、この胴部の先金側端から先金側に向けて伸
びかつ対面する、前記胴部よりも薄肉の少なくとも一対
の脚部とからなり、またこの脚部に前記係合突起が形成
されているとともに該係合突起にはその後軸側を向く勾
配面が形成され、さらに該係合突起は、これが前記係合
孔と係合しているときは、当該係合突起の先金側の面に
前記キャップの開口端側に前記軸本体の軸心方向に向け
て設けられたキャップ用突起と当接するように前記係合
孔から突出されているので、前記キャップを前記軸本体
から取った状態にあっては、前軸用弾性体の弾力を受け
て先金方向に付勢されている筒状コネクタ部は、その係
合突起が係合孔の先金側縁に当接した状態になる。
【0030】次に、キャップを軸本体に付けるためには
め込むと当該キャップ付けの過程において、前記キャッ
プ用突起が前記係合突起の先金側面に当接するようにな
る。そして、さらにキャップをはめ込むと、筒状コネク
タ部は、キャップ用突起と前記係合突起とがその係合を
維持しながら、かつ前記係合突起が前記係合孔の長手方
向に向けて移動できる範囲内において、前記前軸用弾性
体の弾力に抗しながらキャップと共に移動する。
め込むと当該キャップ付けの過程において、前記キャッ
プ用突起が前記係合突起の先金側面に当接するようにな
る。そして、さらにキャップをはめ込むと、筒状コネク
タ部は、キャップ用突起と前記係合突起とがその係合を
維持しながら、かつ前記係合突起が前記係合孔の長手方
向に向けて移動できる範囲内において、前記前軸用弾性
体の弾力に抗しながらキャップと共に移動する。
【0031】筒状コネクタ部が移動することによって、
制御部は前記チャックセットのチャック部に対して当接
した状態から離間した状態となり、これに連動して前記
チャック部も閉から開の状態になる。したがって、当該
チャック部によってその動きが抑制されていた保持棒延
いては着色用芯は、押出棒部の付勢力を受けて先金7側
へ突出するようになる。
制御部は前記チャックセットのチャック部に対して当接
した状態から離間した状態となり、これに連動して前記
チャック部も閉から開の状態になる。したがって、当該
チャック部によってその動きが抑制されていた保持棒延
いては着色用芯は、押出棒部の付勢力を受けて先金7側
へ突出するようになる。
【0032】その後さらにキャップをはめ込んで筒状コ
ネクタ部を後軸側に移動すると、一対の脚部に形成され
た前記係合突起の勾配面が係合孔の後軸側縁に当接す
る、そして、さらにまたキャップをはめ込んで筒状コネ
クタ部が後軸側に進むようになると、前記一対のかつ胴
部よりも薄肉の脚部は、その胴部との境目を回動支点と
して軸心側に傾いて行き相互に他方の脚部に接近するよ
うになる。
ネクタ部を後軸側に移動すると、一対の脚部に形成され
た前記係合突起の勾配面が係合孔の後軸側縁に当接す
る、そして、さらにまたキャップをはめ込んで筒状コネ
クタ部が後軸側に進むようになると、前記一対のかつ胴
部よりも薄肉の脚部は、その胴部との境目を回動支点と
して軸心側に傾いて行き相互に他方の脚部に接近するよ
うになる。
【0033】したがって、筒状コネクタ部の後軸側への
移動と当該移動に合致した前記一対の脚部の相互接近に
対応するようにチャック部の位置を設定しておけば前記
閉から開の状態になったチャック部が前記一対の脚部に
よって再度閉状態にされるので、保持棒延いては着色用
芯の動きが止まるようになる。
移動と当該移動に合致した前記一対の脚部の相互接近に
対応するようにチャック部の位置を設定しておけば前記
閉から開の状態になったチャック部が前記一対の脚部に
よって再度閉状態にされるので、保持棒延いては着色用
芯の動きが止まるようになる。
【0034】請求項7記載の着色用芯の自動繰出し容器
によれば、キャップ用突起は、キャップ内周面に突条に
連続して形成されているので、キャップを軸本体に嵌め
るにあたり、軸心に正対するキャップの周回り位置がど
のようでも、キャップ用突起は前記係合突起に当接する
ようになる。
によれば、キャップ用突起は、キャップ内周面に突条に
連続して形成されているので、キャップを軸本体に嵌め
るにあたり、軸心に正対するキャップの周回り位置がど
のようでも、キャップ用突起は前記係合突起に当接する
ようになる。
【0035】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係る着色用
芯の自動繰出し容器1を図示した実施例に従って詳細に
説明する。図1は本発明に係る着色用芯の自動繰出し容
器1の全体斜視図、図2は図1においてキャップ6を外
した状態の全体斜視図、図3は図1の分解斜視図、図4
〜図12は部品図であって、図4はキャップ6の一部切
欠き断面図、図5は先金7の一部切欠き断面図、図6は
前軸8fの一部切欠き断面図、図7は連結部材8cの一
部切欠き断面図、図8は後軸8rの一部切欠き断面図、
図9は保持棒23の一部切欠き断面図、図10はチャッ
クセット25の一部切欠き断面図、図11は筒状コネク
タ部34の一部切欠き断面図、図12は図11の左側面
図、図13は押出棒48の一部切欠き断面図、図14〜
図27は動作説明図であって、図14は使用後の状態を
キャップを外した状態で示す図、図15は図14の要部
拡大断面図、図16はキャップ取り付けの初期状態を示
す図、図17は図16の要部拡大断面図、図18はキャ
ップを嵌めて行く過程においてキャップの摺動子と先金
とが接した状態でかつチャックが開かれる直前状態を示
す図、図19は図18の要部拡大断面図、図20はチャ
ックが開かれて着色用芯が突出した状態を示す図、図2
1は図20の要部拡大断面図、図22は開状態から閉状
態となった場合を示す図、図23は図22の要部拡大断
面図、図24はキャップが完全に閉まった状態を示す
図、図25は図24の要部拡大断面図、図26はキャッ
プを取り外されようとしている図、図27は図26の要
部拡大断面図である。
芯の自動繰出し容器1を図示した実施例に従って詳細に
説明する。図1は本発明に係る着色用芯の自動繰出し容
器1の全体斜視図、図2は図1においてキャップ6を外
した状態の全体斜視図、図3は図1の分解斜視図、図4
〜図12は部品図であって、図4はキャップ6の一部切
欠き断面図、図5は先金7の一部切欠き断面図、図6は
前軸8fの一部切欠き断面図、図7は連結部材8cの一
部切欠き断面図、図8は後軸8rの一部切欠き断面図、
図9は保持棒23の一部切欠き断面図、図10はチャッ
クセット25の一部切欠き断面図、図11は筒状コネク
タ部34の一部切欠き断面図、図12は図11の左側面
図、図13は押出棒48の一部切欠き断面図、図14〜
図27は動作説明図であって、図14は使用後の状態を
キャップを外した状態で示す図、図15は図14の要部
拡大断面図、図16はキャップ取り付けの初期状態を示
す図、図17は図16の要部拡大断面図、図18はキャ
ップを嵌めて行く過程においてキャップの摺動子と先金
とが接した状態でかつチャックが開かれる直前状態を示
す図、図19は図18の要部拡大断面図、図20はチャ
ックが開かれて着色用芯が突出した状態を示す図、図2
1は図20の要部拡大断面図、図22は開状態から閉状
態となった場合を示す図、図23は図22の要部拡大断
面図、図24はキャップが完全に閉まった状態を示す
図、図25は図24の要部拡大断面図、図26はキャッ
プを取り外されようとしている図、図27は図26の要
部拡大断面図である。
【0036】着色用芯の自動繰出し容器1は、軸本体2
と軸本体2の先端側を覆うキャップ6とからなる。軸本
体2は、先金7と、主管8とからなり、それらは同一軸
心2a上で連結されている。
と軸本体2の先端側を覆うキャップ6とからなる。軸本
体2は、先金7と、主管8とからなり、それらは同一軸
心2a上で連結されている。
【0037】先金7は、ほぼ截頭円錐形状部7aと筒状
部7bと両部分7aおよび7bの間に位置するフランジ
部7cとからなるものであって、主管8の後述する前軸
8fに収納される化粧用着色用芯10の先端部10fを
摺動自在に保持するものである(図5、図14〜図27
参照)。
部7bと両部分7aおよび7bの間に位置するフランジ
部7cとからなるものであって、主管8の後述する前軸
8fに収納される化粧用着色用芯10の先端部10fを
摺動自在に保持するものである(図5、図14〜図27
参照)。
【0038】主管8は、前軸8fと、前軸8fに連結部
材8cを介して連結する後軸8rとからなり、前軸8f
の先端開口部8faに先金7の筒状部7bが嵌入される
ようになっている。また、これら前軸8f、後軸8rお
よび連結部材8cには、化粧用着色用芯10を先金7の
先端7fから繰り出すための繰出機構12が収納保持さ
れている(図3、図14〜図27参照)。
材8cを介して連結する後軸8rとからなり、前軸8f
の先端開口部8faに先金7の筒状部7bが嵌入される
ようになっている。また、これら前軸8f、後軸8rお
よび連結部材8cには、化粧用着色用芯10を先金7の
先端7fから繰り出すための繰出機構12が収納保持さ
れている(図3、図14〜図27参照)。
【0039】前軸8fは、両端開口のパイプ状筒体であ
って、繰出機構12の主部12aが配置されるようにな
っている。また、前軸8fには、後述する制動手段46
の一構成要素となる係合孔47が周壁19に形成されて
いる。連結部材8cは、前軸8fと後軸8rとに螺着手
段20を介して前軸8fと後軸8rとを一体に連結する
ものであり、大径部21aと、小径部21bと、両部分
21a・21bの間に配置されたフランジ部21cとか
らなる。そして、それらの長手方向における中心、すな
わち軸本体2の軸心2a上に位置するように支持孔22
が形成されている。支持孔22も大径部21aと小径部
21bに合わせて大径孔22a1と 小径孔22a2とに
されている(図7、図14〜図27参照)。
って、繰出機構12の主部12aが配置されるようにな
っている。また、前軸8fには、後述する制動手段46
の一構成要素となる係合孔47が周壁19に形成されて
いる。連結部材8cは、前軸8fと後軸8rとに螺着手
段20を介して前軸8fと後軸8rとを一体に連結する
ものであり、大径部21aと、小径部21bと、両部分
21a・21bの間に配置されたフランジ部21cとか
らなる。そして、それらの長手方向における中心、すな
わち軸本体2の軸心2a上に位置するように支持孔22
が形成されている。支持孔22も大径部21aと小径部
21bに合わせて大径孔22a1と 小径孔22a2とに
されている(図7、図14〜図27参照)。
【0040】後軸8rは、一端開口のパイプ状筒体であ
って、繰出機構12の主部12aの一構成部分であり着
色用芯10の後端部10rを保持する保持棒23を先金
7の方向に押し出すように常時付勢する、主部12aに
対する従部としての押出棒部24が摺動自在に配置され
ている(図8、図14〜図27参照)。そして、繰出機
構12の主部12aは、前記保持棒23と、保持棒23
を包むようにして挟持するチャックセット25と、チャ
ックセット25の後述するチャック部32の開閉を制御
する制御部26とからなる。
って、繰出機構12の主部12aの一構成部分であり着
色用芯10の後端部10rを保持する保持棒23を先金
7の方向に押し出すように常時付勢する、主部12aに
対する従部としての押出棒部24が摺動自在に配置され
ている(図8、図14〜図27参照)。そして、繰出機
構12の主部12aは、前記保持棒23と、保持棒23
を包むようにして挟持するチャックセット25と、チャ
ックセット25の後述するチャック部32の開閉を制御
する制御部26とからなる。
【0041】保持棒23は、縦断面で脚の長いほぼT字
形状をした棒状体であって、そのヘッド部分は、化粧用
着色用芯10の後端部10rが嵌められてこれを保持す
るパイプ状の口金部23aとされている。脚部23bは
その後端部23b’を除いた部分の周囲がチャックセッ
ト25によって覆われており、当該後端部23b’およ
び、チャックセット25の後述する基部28によって覆
われた部分23cは、それぞれ前軸8fの前記支持孔2
2の小径孔22b2および大径孔22b1に嵌められてい
る。なお、大径孔22b1に対する部分23cは、該部
分23cを覆うチャックセット25の前記基部28とと
もに大径孔22b1に固く嵌められ、小径孔22b2に対
する後端部23b’はゆるく嵌められている(図9、図
14〜図27参照)。
形状をした棒状体であって、そのヘッド部分は、化粧用
着色用芯10の後端部10rが嵌められてこれを保持す
るパイプ状の口金部23aとされている。脚部23bは
その後端部23b’を除いた部分の周囲がチャックセッ
ト25によって覆われており、当該後端部23b’およ
び、チャックセット25の後述する基部28によって覆
われた部分23cは、それぞれ前軸8fの前記支持孔2
2の小径孔22b2および大径孔22b1に嵌められてい
る。なお、大径孔22b1に対する部分23cは、該部
分23cを覆うチャックセット25の前記基部28とと
もに大径孔22b1に固く嵌められ、小径孔22b2に対
する後端部23b’はゆるく嵌められている(図9、図
14〜図27参照)。
【0042】チャックセット25は、保持棒23よりも
幾分短めに形成された円筒体を加工して形成したもので
あって、保持棒23を挟持していないときには保持棒2
3がチャックセット25内で摺動できるようになってい
る。そして、このチャックセット25は、後軸8r側に
位置する基部28と、基部28から二股状以上に形成さ
れた(この実施例では二股状になるように腕30a・3
0aが形成されている。)腕部30と、腕部30の腕3
0a・30aの先端部にそれぞれチャック32a・32
aが形成されてなるチャック部32とからなる。
幾分短めに形成された円筒体を加工して形成したもので
あって、保持棒23を挟持していないときには保持棒2
3がチャックセット25内で摺動できるようになってい
る。そして、このチャックセット25は、後軸8r側に
位置する基部28と、基部28から二股状以上に形成さ
れた(この実施例では二股状になるように腕30a・3
0aが形成されている。)腕部30と、腕部30の腕3
0a・30aの先端部にそれぞれチャック32a・32
aが形成されてなるチャック部32とからなる。
【0043】そして、チャック32a・32aは、これ
が制御部26によって後述のように閉状態におかれてい
ない場合には、外方へ向けて開くように弾性力をもって
いる。そして、チャック部32の先端が保持棒23の口
金部23aの張り出し部分33に当接する位置にまで、
保持棒23はチャックセット25に挿入される(図9、
図10、図14〜図19参照)。
が制御部26によって後述のように閉状態におかれてい
ない場合には、外方へ向けて開くように弾性力をもって
いる。そして、チャック部32の先端が保持棒23の口
金部23aの張り出し部分33に当接する位置にまで、
保持棒23はチャックセット25に挿入される(図9、
図10、図14〜図19参照)。
【0044】制御部26は、キャップ6を軸本体2の先
金7の側に付けると、該キャップ付けの過程においてチ
ャック部32を開状態と閉状態におくように作動するも
のである。この制御部26は、筒状コネクタ部34と、
筒状コネクタ部34の後端面34aと連結部材8cの前
面8c’との間に配置される前軸用弾性体36とからな
る(図14〜図27参照)。
金7の側に付けると、該キャップ付けの過程においてチ
ャック部32を開状態と閉状態におくように作動するも
のである。この制御部26は、筒状コネクタ部34と、
筒状コネクタ部34の後端面34aと連結部材8cの前
面8c’との間に配置される前軸用弾性体36とからな
る(図14〜図27参照)。
【0045】筒状コネクタ部34は、チャックセット2
5のほぼ前半分を囲むように前軸8fの長手方向ほぼ中
央で内周面8f’に摺動可能に嵌入されてある。また、
該摺動に合わせてチャック部32の外面に対して筒状コ
ネクタ部34の内周壁34bが接離可能となっており、
該当接時には、チャック部32を閉じて軸方向において
保持棒23を制動し、該離間時には、チャック部32を
開いて保持棒23の制動を解除する両端開口の筒状体で
ある。そして、この筒状コネクタ部34は、後軸8rの
側に位置する筒状胴部38と、筒状胴部38の先金側端
38aから先金7の側に向けて伸びかつ筒状胴部38よ
りも薄肉の対面する、少なくとも一対の脚部39とから
なる(この実施例では一対の脚39a・39aを示して
ある。)(図11、図14〜図27参照)。
5のほぼ前半分を囲むように前軸8fの長手方向ほぼ中
央で内周面8f’に摺動可能に嵌入されてある。また、
該摺動に合わせてチャック部32の外面に対して筒状コ
ネクタ部34の内周壁34bが接離可能となっており、
該当接時には、チャック部32を閉じて軸方向において
保持棒23を制動し、該離間時には、チャック部32を
開いて保持棒23の制動を解除する両端開口の筒状体で
ある。そして、この筒状コネクタ部34は、後軸8rの
側に位置する筒状胴部38と、筒状胴部38の先金側端
38aから先金7の側に向けて伸びかつ筒状胴部38よ
りも薄肉の対面する、少なくとも一対の脚部39とから
なる(この実施例では一対の脚39a・39aを示して
ある。)(図11、図14〜図27参照)。
【0046】脚39a・39aには、後述する制動手段
46の構成要素となる係合突起42・42がそれぞれ形
成されている。前軸用弾性体36は、筒状コネクタ部3
4を先金7の方向に付勢するものであって、前軸用弾性
体36が伸びる時および縮む時(伸・縮時)にそれぞれ
筒状コネクタ部34をチャック部32に対して当接およ
び離間させるものである。
46の構成要素となる係合突起42・42がそれぞれ形
成されている。前軸用弾性体36は、筒状コネクタ部3
4を先金7の方向に付勢するものであって、前軸用弾性
体36が伸びる時および縮む時(伸・縮時)にそれぞれ
筒状コネクタ部34をチャック部32に対して当接およ
び離間させるものである。
【0047】そして、筒状コネクタ部34と前軸8fと
の間には、軸本体2の長手方向への筒状コネクタ部34
の移動を制動する制動手段46が設けられている。制動
手段46は、筒状コネクタ部34の外面34aから筒状
コネクタ部34の半径方向に突設された係合突起42
と、係合突起42と係合し前軸8fの前記周壁20に形
成されて係合突起42よりも軸本体2の長手方向に大き
めの係合孔47とからなる(図14〜図27参照)。
の間には、軸本体2の長手方向への筒状コネクタ部34
の移動を制動する制動手段46が設けられている。制動
手段46は、筒状コネクタ部34の外面34aから筒状
コネクタ部34の半径方向に突設された係合突起42
と、係合突起42と係合し前軸8fの前記周壁20に形
成されて係合突起42よりも軸本体2の長手方向に大き
めの係合孔47とからなる(図14〜図27参照)。
【0048】各係合突起42は、その後軸8rの側を向
く勾配面42aと先金側の垂直面42bとから縦断面で
直角三角形状をしており、また係合突起42は、これが
前記係合孔47と係合しているときは、その先金側の垂
直面42bにキャップ6の後述するキャップ用突起51
が当接する程に係合孔47から突出されている。
く勾配面42aと先金側の垂直面42bとから縦断面で
直角三角形状をしており、また係合突起42は、これが
前記係合孔47と係合しているときは、その先金側の垂
直面42bにキャップ6の後述するキャップ用突起51
が当接する程に係合孔47から突出されている。
【0049】係合孔47は、前記制動手段46の別の一
構成要素となる後述する係合突起42よりも軸本体2の
長手方向に大きめに形成された長孔のことで、この実施
例では一対の係合突起42・42に合わせて一対の係合
孔47・47が対向するようにして形成されてある(図
6、図14〜27参照)。
構成要素となる後述する係合突起42よりも軸本体2の
長手方向に大きめに形成された長孔のことで、この実施
例では一対の係合突起42・42に合わせて一対の係合
孔47・47が対向するようにして形成されてある(図
6、図14〜27参照)。
【0050】押出棒部24は、保持棒23をその後端か
ら先金方向に押し出すための押出棒48と、押出棒48
に付勢力を与える後軸用弾発体50とからなる(図13
〜図27参照)。押出棒48は、保持棒23と同じよう
に、縦断面で脚の長いほぼT字形状をした棒状体であ
り、後軸用弾発体50の弾発力を受けるヘッド部分48
aは、後軸8rの中空8r’に摺動自在に内接し、反ヘ
ッド部分48bは、後軸8rの中空8r’の開口8
r1’近傍に配置した中継支持材49を介して反ヘッド
部分48bの先端48b’が保持棒23の反口金部23
b’の端面23b1’に当接するように、連結部材8c
における支持孔22の小径孔22a2に摺動可能に嵌入
されている(図13〜図27参照)。
ら先金方向に押し出すための押出棒48と、押出棒48
に付勢力を与える後軸用弾発体50とからなる(図13
〜図27参照)。押出棒48は、保持棒23と同じよう
に、縦断面で脚の長いほぼT字形状をした棒状体であ
り、後軸用弾発体50の弾発力を受けるヘッド部分48
aは、後軸8rの中空8r’に摺動自在に内接し、反ヘ
ッド部分48bは、後軸8rの中空8r’の開口8
r1’近傍に配置した中継支持材49を介して反ヘッド
部分48bの先端48b’が保持棒23の反口金部23
b’の端面23b1’に当接するように、連結部材8c
における支持孔22の小径孔22a2に摺動可能に嵌入
されている(図13〜図27参照)。
【0051】後軸用弾発体50は、押出棒48のヘッド
部分48aに当接するようにヘッド部分48aと後軸8
rの底面8r”との間に配置され、押出棒48を前軸8
f側に常時付勢するものである。
部分48aに当接するようにヘッド部分48aと後軸8
rの底面8r”との間に配置され、押出棒48を前軸8
f側に常時付勢するものである。
【0052】キャップ6は、一端開口の筒体6aと、筒
体6aの中空に配置されたキャップ用弾性体52と、こ
の弾性体52の弾発力を受けてキャップ6内を摺動可能
な摺動子54と、キャップ用突起51が形成され筒体6
aと結合された結合体53とからなる。
体6aの中空に配置されたキャップ用弾性体52と、こ
の弾性体52の弾発力を受けてキャップ6内を摺動可能
な摺動子54と、キャップ用突起51が形成され筒体6
aと結合された結合体53とからなる。
【0053】キャップ用弾性体52は、その弾力が押出
棒部24の付勢力に比して同じかわずかに強めに設定さ
れている。摺動子54は、キャップ6を軸本体2の先金
部分2bに嵌めて行き、摺動子54の先端54aと先金
7とが接したときに摺動子54の底面54bと先金7の
先端との間で所定空間56を形成し得るような形状にさ
れている。キャップ用突起51は、結合体53のキャッ
プ内周面としての開口端側内周面53aに周方向に連続
して突条に形成されたものである。
棒部24の付勢力に比して同じかわずかに強めに設定さ
れている。摺動子54は、キャップ6を軸本体2の先金
部分2bに嵌めて行き、摺動子54の先端54aと先金
7とが接したときに摺動子54の底面54bと先金7の
先端との間で所定空間56を形成し得るような形状にさ
れている。キャップ用突起51は、結合体53のキャッ
プ内周面としての開口端側内周面53aに周方向に連続
して突条に形成されたものである。
【0054】しかして、このように構成された着色用芯
の自動繰出し容器1によれば、まず、化粧用着色用芯1
0は、その先端部10fが先金7に摺動自在に保持さ
れ、その後端部10rは保持棒23によって保持される
ので、化粧用着色用芯10は、先金7と保持棒23との
間に図14〜図27で示すように橋渡しされた状態にあ
るようになる。そして、保持棒23の動きに合わせて化
粧用着色用芯10は連動する。また、保持棒23は押出
棒部24の後軸用弾発体50によって先金方向に付勢さ
れているが、保持棒23はチャックセット25のチャッ
ク部32によって挟持されるものであるので、チャック
部32の開閉に合わせて先金方向に進んだりあるいは停
止したりする。このため、保持棒23と一体の化粧用着
色用芯10もチャック部32の開閉に合わせて先金方向
に進んだりあるいは停止したりするようになっている。
そして、チャック部32の開閉は、制御部26によって
制御され、制御部26は、キャップ6を軸本体2の先金
側に付けるとキャップ付けの過程においてチャック部3
2を開状態と閉状態におくように作動するので、図14
〜図27で示すようにキャップ6を軸本体の先金側に付
けると、保持棒23に保持されている化粧用着色用芯1
0は、押出棒部24による付勢−保持棒23の進行−化
粧用着色用芯10の進行−押出棒部24の付勢力に見合
った分の先金からの摺動突出という過程を経て、その後
進行が停止し、化粧用着色用芯10が自動的に繰り出さ
れるようになる。
の自動繰出し容器1によれば、まず、化粧用着色用芯1
0は、その先端部10fが先金7に摺動自在に保持さ
れ、その後端部10rは保持棒23によって保持される
ので、化粧用着色用芯10は、先金7と保持棒23との
間に図14〜図27で示すように橋渡しされた状態にあ
るようになる。そして、保持棒23の動きに合わせて化
粧用着色用芯10は連動する。また、保持棒23は押出
棒部24の後軸用弾発体50によって先金方向に付勢さ
れているが、保持棒23はチャックセット25のチャッ
ク部32によって挟持されるものであるので、チャック
部32の開閉に合わせて先金方向に進んだりあるいは停
止したりする。このため、保持棒23と一体の化粧用着
色用芯10もチャック部32の開閉に合わせて先金方向
に進んだりあるいは停止したりするようになっている。
そして、チャック部32の開閉は、制御部26によって
制御され、制御部26は、キャップ6を軸本体2の先金
側に付けるとキャップ付けの過程においてチャック部3
2を開状態と閉状態におくように作動するので、図14
〜図27で示すようにキャップ6を軸本体の先金側に付
けると、保持棒23に保持されている化粧用着色用芯1
0は、押出棒部24による付勢−保持棒23の進行−化
粧用着色用芯10の進行−押出棒部24の付勢力に見合
った分の先金からの摺動突出という過程を経て、その後
進行が停止し、化粧用着色用芯10が自動的に繰り出さ
れるようになる。
【0055】以下に化粧用着色用芯10の繰り出しの仕
方について図14〜図27に沿って順次詳細に説明す
る。図14には、2点鎖線で示すように使用に適した規
定の長さだけ突出した化粧用着色用芯10が、実線で示
す長さにまで使用によって減った状態のものを示してい
る。この状態において、係合突起42は、係合孔47か
ら突出され、かつ前軸用弾性体36の弾力を受けて先金
方向に付勢されているので、係合突起42の垂直面42
bは係合孔47の先金側縁47aに当接した状態になっ
ている。また、係合突起42の突出量は、既述のとお
り、先金側の垂直面42bにキャップ用突起51が当接
し得る程である。そして、チャック部32は、制御部2
6の筒状コネクタ部34の内周壁34bによって閉状態
におかれている。
方について図14〜図27に沿って順次詳細に説明す
る。図14には、2点鎖線で示すように使用に適した規
定の長さだけ突出した化粧用着色用芯10が、実線で示
す長さにまで使用によって減った状態のものを示してい
る。この状態において、係合突起42は、係合孔47か
ら突出され、かつ前軸用弾性体36の弾力を受けて先金
方向に付勢されているので、係合突起42の垂直面42
bは係合孔47の先金側縁47aに当接した状態になっ
ている。また、係合突起42の突出量は、既述のとお
り、先金側の垂直面42bにキャップ用突起51が当接
し得る程である。そして、チャック部32は、制御部2
6の筒状コネクタ部34の内周壁34bによって閉状態
におかれている。
【0056】このような状態にある軸本体2に、図16
に示すようにキャップ6を先金部分に徐々に嵌めて行く
と、キャップ6のキャップ用突起51が、図16で示す
ように係合突起42の垂直面42bに当接され、同時に
摺動子54の先端54aが先金7の截頭円錐形状部7a
に接するようになり、両者間に所定空間56が形成され
るようになる。この所定空間56における摺動子54の
底面54bと先金7の先端7fとの間における距離l
が、化粧用着色用芯10の使用に適した突出量とされて
いる。
に示すようにキャップ6を先金部分に徐々に嵌めて行く
と、キャップ6のキャップ用突起51が、図16で示す
ように係合突起42の垂直面42bに当接され、同時に
摺動子54の先端54aが先金7の截頭円錐形状部7a
に接するようになり、両者間に所定空間56が形成され
るようになる。この所定空間56における摺動子54の
底面54bと先金7の先端7fとの間における距離l
が、化粧用着色用芯10の使用に適した突出量とされて
いる。
【0057】さらにキャップ6をはめ込むと、図20に
示すように筒状コネクタ部34は、キャップ用突起51
と係合突起42とがその係合を維持しながら、かつ係合
突起42が係合孔47の長手方向に向けて移動できる範
囲内において、前軸用弾性体36の弾力に抗しながらキ
ャップ6と共に後軸8r側へ移動する。
示すように筒状コネクタ部34は、キャップ用突起51
と係合突起42とがその係合を維持しながら、かつ係合
突起42が係合孔47の長手方向に向けて移動できる範
囲内において、前軸用弾性体36の弾力に抗しながらキ
ャップ6と共に後軸8r側へ移動する。
【0058】筒状コネクタ部34が移動することによっ
て、制御部26はチャックセット25のチャック部32
に対して当接した状態から離間した状態となり、これに
連動してチャック部32も閉から開の状態になる。した
がって、チャック部32によってその動きが抑制されて
いた保持棒23延いては化粧用着色用芯10は、押出棒
部24の付勢力を受けて摺動子54の底面54bにあた
るまで先金側へ繰り出されるようになる。これによっ
て、化粧用着色用芯10の先端10aの突出量は距離l
に相当する長さ寸法になる。また、この状態において筒
状コネクタ部34の各脚部34に形成された係合突起4
2の勾配面44aが、係合孔47の後軸側縁47bに当
接する。
て、制御部26はチャックセット25のチャック部32
に対して当接した状態から離間した状態となり、これに
連動してチャック部32も閉から開の状態になる。した
がって、チャック部32によってその動きが抑制されて
いた保持棒23延いては化粧用着色用芯10は、押出棒
部24の付勢力を受けて摺動子54の底面54bにあた
るまで先金側へ繰り出されるようになる。これによっ
て、化粧用着色用芯10の先端10aの突出量は距離l
に相当する長さ寸法になる。また、この状態において筒
状コネクタ部34の各脚部34に形成された係合突起4
2の勾配面44aが、係合孔47の後軸側縁47bに当
接する。
【0059】なお、化粧用着色用芯10が底面54bに
あたったときの衝撃によって、摺動子54は一旦先方へ
後退するが、キャップ用弾性体52の弾力は、押出棒部
24の付勢力と同じかそれよりもわずかに強く設定され
ているので、瞬時にキャップ用弾性体52の弾力と押出
棒部24の付勢力とがつり合うところにまで押し戻され
る。
あたったときの衝撃によって、摺動子54は一旦先方へ
後退するが、キャップ用弾性体52の弾力は、押出棒部
24の付勢力と同じかそれよりもわずかに強く設定され
ているので、瞬時にキャップ用弾性体52の弾力と押出
棒部24の付勢力とがつり合うところにまで押し戻され
る。
【0060】さらにまたキャップ6をキャップ用弾性体
52の弾力と前軸用弾性体36の弾力に抗してはめ込ん
で行き、筒状コネクタ部34が後軸側に進むと、係合突
起42が形成された一対のかつ筒状胴部38よりも薄肉
の脚部39・39は、キャップ6の進行に合わせて係合
孔47の後軸側縁47bが係合突起42の勾配面44a
を昇って行くかのようになり、それに合わせて一対の脚
部39・39は、それ自信の弾力に抗しながら図11お
よび図22で示すように筒状胴部38との境目を回動支
点Pとして軸心2a側に傾斜して行く。換言すれば脚部
39・39は、相互に他方の脚部39に接近するように
弾性変形するようになる。その結果、キャップ用突起5
1と係合突起42との係合が解かれる直前においてチャ
ック部32は、筒状胴部38から脚部39・39によっ
て挟持されて閉の状態になる。したがって、筒状コネク
タ部34の後軸8r側への移動と当該移動に合致した一
対の脚部39・39の相互接近に対応するようにチャッ
ク部32の位置を設定しておけば、前記閉から開の状態
になったチャック部32が一対の脚部39・39によっ
て再度閉状態にされるので、保持棒23延いては化粧用
着色用芯10の動きが止まるようになる。
52の弾力と前軸用弾性体36の弾力に抗してはめ込ん
で行き、筒状コネクタ部34が後軸側に進むと、係合突
起42が形成された一対のかつ筒状胴部38よりも薄肉
の脚部39・39は、キャップ6の進行に合わせて係合
孔47の後軸側縁47bが係合突起42の勾配面44a
を昇って行くかのようになり、それに合わせて一対の脚
部39・39は、それ自信の弾力に抗しながら図11お
よび図22で示すように筒状胴部38との境目を回動支
点Pとして軸心2a側に傾斜して行く。換言すれば脚部
39・39は、相互に他方の脚部39に接近するように
弾性変形するようになる。その結果、キャップ用突起5
1と係合突起42との係合が解かれる直前においてチャ
ック部32は、筒状胴部38から脚部39・39によっ
て挟持されて閉の状態になる。したがって、筒状コネク
タ部34の後軸8r側への移動と当該移動に合致した一
対の脚部39・39の相互接近に対応するようにチャッ
ク部32の位置を設定しておけば、前記閉から開の状態
になったチャック部32が一対の脚部39・39によっ
て再度閉状態にされるので、保持棒23延いては化粧用
着色用芯10の動きが止まるようになる。
【0061】この状態からキャップ6を図24で示すよ
うにさらにキャップ用弾性体52の弾力と前軸用弾性体
36の弾力に抗してはめ込むと、キャップ用突起51と
係合突起42との係合が解かれ、これによって脚部39
・39は、それ自信の弾力によって傾斜状態から元の真
っすぐな状態に戻るようになる。なお、このときにおい
て、キャップ用弾性体52は、一番圧縮された状態にあ
る。このため、当該圧縮時のキャップ用弾性体52の弾
力によって、キャップ6は、これを軸本体2に係止する
図示しない係止手段が解除されれば、図26で示すよう
に、脚部39・39を前述とは逆方向から相互に他方の
脚部39に接近せしめるという過程を経て軸本体2から
前方に離間せしめられるようになる。
うにさらにキャップ用弾性体52の弾力と前軸用弾性体
36の弾力に抗してはめ込むと、キャップ用突起51と
係合突起42との係合が解かれ、これによって脚部39
・39は、それ自信の弾力によって傾斜状態から元の真
っすぐな状態に戻るようになる。なお、このときにおい
て、キャップ用弾性体52は、一番圧縮された状態にあ
る。このため、当該圧縮時のキャップ用弾性体52の弾
力によって、キャップ6は、これを軸本体2に係止する
図示しない係止手段が解除されれば、図26で示すよう
に、脚部39・39を前述とは逆方向から相互に他方の
脚部39に接近せしめるという過程を経て軸本体2から
前方に離間せしめられるようになる。
【0062】着色用芯の自動繰出し容器1は、以上のよ
うな構成および動作をするので、化粧用着色用芯1が最
適に突出するように押出棒部24、チャックセット25
および制御部26の付勢力の設定をあらかじめ調整して
おけば、化粧用着色用芯1の突出量を常に一律に設定す
ることができる。このため、安定した芯の供給ができ
る。
うな構成および動作をするので、化粧用着色用芯1が最
適に突出するように押出棒部24、チャックセット25
および制御部26の付勢力の設定をあらかじめ調整して
おけば、化粧用着色用芯1の突出量を常に一律に設定す
ることができる。このため、安定した芯の供給ができ
る。
【0063】また、キャップ用突起51は、キャップ内
周面6aに突条に連続して形成されているので、キャッ
プ6を軸本体2に嵌めるにあたり、軸心2aに正対する
キャップ6の周回り位置がどのようでも、キャップ用突
起51は係合突起42に当接するようになる。したがっ
て、キャップ6を付けるのに注意を要する必要がなくな
るため使い勝手がよくすることができる。
周面6aに突条に連続して形成されているので、キャッ
プ6を軸本体2に嵌めるにあたり、軸心2aに正対する
キャップ6の周回り位置がどのようでも、キャップ用突
起51は係合突起42に当接するようになる。したがっ
て、キャップ6を付けるのに注意を要する必要がなくな
るため使い勝手がよくすることができる。
【0064】
【発明の効果】請求項1〜7記載の本発明着色用芯の自
動繰出し容器によれば、着色用芯を挟持するチャック部
を開状態と閉状態におく制御部の設定具合および押出棒
部の付勢力の設定のしかたによって、着色用芯の突出量
を常に一律に設定することができる。このため、安定し
た芯の供給ができる。また、押出棒部の付勢力が着色用
芯を進行させる力となるので、先金を上に向けておいて
も芯の繰り出しが可能であるので、使用勝手を良好にで
きる。請求項2〜7記載の本発明着色用芯の自動繰出し
容器によれば、当該つり合い箇所において着色用芯が最
適に突出するようにキャップ用弾性体の弾力と押出棒部
の付勢力の大きさを設定しておけば、着色用芯の突出量
を常に一律に設定することができる。このため、安定し
た芯の供給ができる。請求項6および7記載の着色用芯
の自動繰出し容器によれば、着色用芯が最適に突出する
ように制御部およびチャックセットを設定しておけば、
着色用芯の突出量を常に一律に設定することができる。
このため、安定した芯の供給ができる。請求項7記載の
着色用芯の自動繰出し容器によれば、キャップを付ける
のに注意を要する必要がなくなるため使い勝手がよくす
ることができる。
動繰出し容器によれば、着色用芯を挟持するチャック部
を開状態と閉状態におく制御部の設定具合および押出棒
部の付勢力の設定のしかたによって、着色用芯の突出量
を常に一律に設定することができる。このため、安定し
た芯の供給ができる。また、押出棒部の付勢力が着色用
芯を進行させる力となるので、先金を上に向けておいて
も芯の繰り出しが可能であるので、使用勝手を良好にで
きる。請求項2〜7記載の本発明着色用芯の自動繰出し
容器によれば、当該つり合い箇所において着色用芯が最
適に突出するようにキャップ用弾性体の弾力と押出棒部
の付勢力の大きさを設定しておけば、着色用芯の突出量
を常に一律に設定することができる。このため、安定し
た芯の供給ができる。請求項6および7記載の着色用芯
の自動繰出し容器によれば、着色用芯が最適に突出する
ように制御部およびチャックセットを設定しておけば、
着色用芯の突出量を常に一律に設定することができる。
このため、安定した芯の供給ができる。請求項7記載の
着色用芯の自動繰出し容器によれば、キャップを付ける
のに注意を要する必要がなくなるため使い勝手がよくす
ることができる。
【図1】本発明に係る着色用芯の自動繰出し容器1の全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図2】図1においてキャップ6を外した状態の全体斜
視図である。
視図である。
【図3】図1の分解斜視図である。
【図4】キャップ6の一部切欠き断面図である。
【図5】先金7の一部切欠き断面図である。
【図6】前軸8fの一部切欠き断面図である。
【図7】連結部材8cの一部切欠き断面図である。
【図8】後軸8rの一部切欠き断面図である。
【図9】保持棒23の一部切欠き断面図である。
【図10】チャックセット25の一部切欠き断面図であ
る。
る。
【図11】筒状コネクタ部34の一部切欠き断面図であ
る。
る。
【図12】図11の左側面図である。
【図13】押出棒48の一部切欠き断面図である。
【図14】使用後の状態をキャップを外した状態で示す
図である。
図である。
【図15】図14の要部拡大断面図である。
【図16】キャップ取り付けの初期状態を示す図であ
る。
る。
【図17】図16の要部拡大断面図である。
【図18】キャップを嵌めて行く過程においてキャップ
の摺動子と先金とが接した状態でかつチャックが開かれ
る直前状態を示す図である。
の摺動子と先金とが接した状態でかつチャックが開かれ
る直前状態を示す図である。
【図19】図18の要部拡大断面図である。
【図20】チャックが開かれて着色用芯が突出した状態
を示す図である。
を示す図である。
【図21】図20の要部拡大断面図である。
【図22】開状態から閉状態となった場合を示す図であ
る。
る。
【図23】図22の要部拡大断面図である。
【図24】キャップが完全に閉まった状態を示す図であ
る。
る。
【図25】図24の要部拡大断面図である。
【図26】キャップを取り外されようとしている図であ
る。
る。
【図27】図26の要部拡大断面図である。
【図28】ノック式シャープペンにおける芯繰出機構の
動作を概念的に示す図である。
動作を概念的に示す図である。
【図29】従来の着色用芯の繰出し容器を説明するため
の図である。
の図である。
1 着色用芯の自動繰出し容器
2 軸本体
2a 軸心
6 キャップ
7 先金
8 主管
8f 前軸
8r 後軸
10 着色用芯
10f 先端部
10r 後端部
12 繰出機構を収納保持する
12a 主部
23 保持棒
24 押出棒部
25 チャックセット
26 制御部
32 チャック部
34 筒状コネクタ部
36 前軸用弾性体
38 胴部
39 一対の脚部
42 係合突起
42a 勾配面
46 制動手段
47 係合孔
48 押出棒
50 軸用弾発体
51 キャップ用突起
52 キャップ用弾性体
53a キャップ内周面
54 摺動子
54a 先端
56 所定空間
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A45D 40/20
B43K 21/00
B43K 21/16
Claims (7)
- 【請求項1】 着色用芯(10)の先端部(10f)を
摺動自在に保持する先金(7)とこの先金の後端に接続
され前記着色用芯を前記先金の先端から繰り出すための
繰出機構(12)を収納保持する主管(8)とからなる
軸本体(2)と、この軸本体の前記先金側を覆うキャッ
プ(6)とからなる着色用芯の自動繰出し容器(1)で
あって、前記主管は、前記繰出機構の主部(12a)が
配置されかつ前記着色用芯を収納する前軸(8f)と、
この前軸の後部に連接されるとともに、前記繰出機構の
主部の一構成部分で前記着色用芯の後端部(10r)を
保持する保持棒(23)を前記先金方向に押し出すよう
に付勢する従部としての押出棒部(24)が配置された
後軸(8r)とからなり、前記主部は、前記保持棒と、
この保持棒を挟持するチャックセット(25)と、この
チャックセット(25)のチャック部(32)の開閉を
制御する制御部(26)とからなり、この制御部は、前
記キャップを前記軸本体の先金側に付けると当該キャッ
プ付けの過程において前記チャック部を開状態と閉状態
におくように作動する着色用芯の自動繰出し容器。 - 【請求項2】 キャップは、その内部にキャップ用弾性
体(52)とこの弾性体の弾発力を受けてキャップ内を
摺動可能な摺動子(54)とを備えてなり、このキャッ
プを前記軸本体の先金部分に嵌めて行き当該摺動子の先
端(54a)と前記先金とが接したときに当該摺動子が
前記先金との間で所定空間(56)を形成し得るように
前記摺動子は形成されているとともに、前記キャップ用
弾性体の弾力は、前記押出棒部の付勢力と同じに設定さ
れていることを特徴とする請求項1記載の着色用芯の自
動繰出し容器。 - 【請求項3】 キャップは、その内部にキャップ用弾性
体とこの弾性体の弾発力を受けてキャップ内を摺動可能
な摺動子とを備えてなり、このキャップを前記軸本体の
先金部分に嵌めて行き当該摺動子の先端と前記先金とが
接したときに当該摺動子が前記先金との間で所定空間を
形成し得るように前記摺動子は形成されているととも
に、前記キャップ用弾性体の弾力は、前記押出棒部の付
勢力に比してわずかに強めに設定されていることを特徴
とする請求項1記載の着色用芯の自動繰出し容器。 - 【請求項4】 後軸に配置された前記押出棒部は、前記
保持棒をその後端から先金方向に押し出すための押出棒
(24)と、この押出棒に付勢力を与える後軸用弾発体
(50)とからなることを特徴とする請求項2または請
求項3記載の着色用芯の自動繰出し容器。 - 【請求項5】 前軸に配置された前記制御部は、前記チ
ャックセットのチャック部に接離可能とされ当接時には
前記チャック部を閉じて前記保持棒を制動し離間時には
前記チャック部を開いて前記保持棒の制動を解除する両
端開口の筒状コネクタ部(34)と、この筒状コネクタ
部を先金方向に付勢する弾性体であって当該弾性体の伸
・縮時にそれぞれ合わせて前記筒状コネクタ部を前記チ
ャック部に対して当接および離間させる前軸用弾性体
(36)とからなり、前記筒状コネクタ部と前記前軸と
の間には、前記軸本体の長手方向への前記筒状コネクタ
部の移動を制動する制動手段(46)を設けたことを特
徴とする請求項4記載の着色用芯の自動繰出し容器。 - 【請求項6】 前記制動手段は、前記筒状コネクタ部の
外面から当該筒状コネクタ部の半径方向に突設された係
合突起(42)と、この係合突起と係合し前記前軸の周
壁に形成されて前記係合突起よりも軸本体の長手方向に
大きめの係合孔(47)とからなり、前記筒状コネクタ
部は、後軸側に位置する胴部(38)と、この胴部の先
金側端から先金側に向けて伸びかつ対面する、前記胴部
よりも薄肉な少なくとも一対の脚部(39)とからな
り、この脚部に前記係合突起が形成されているととも
に、該係合突起にはその後軸側を向く勾配面(42a)
が形成され、該係合突起は、これが前記係合孔と係合し
ているときは、当該係合突起の先金側の面に前記キャッ
プの開口端側で前記軸本体の軸心(2a)方向に向けて
設けられたキャップ用突起(51)と当接するように前
記係合孔から突出されていることを特徴する請求項5記
載の着色用芯の自動繰出し容器。 - 【請求項7】 キャップ用突起は、キャップ内周面(5
3a)に突条に連続して形成されていることを特徴とす
る請求項6記載の着色用芯の自動繰出し容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02656394A JP3462554B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 着色用芯の自動繰出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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