JP3461085B2 - スロットルバルブの基準位置学習方法 - Google Patents
スロットルバルブの基準位置学習方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車用
のスロットルスピード方式の燃料噴射制御が適用される
内燃機関のスロットルバルブにおける基準位置を学習す
るスロットルバルブの基準位置学習方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、スロットル開度とエンジン回転数
とに基づいて燃料噴射量を決定するいわゆるα−Nシス
テムと呼ばれる燃料噴射方式を採用する内燃機関が知ら
れている。このような内燃機関を搭載した車両では、吸
入空気量を見積もるのに、スロットル開度の正確な判定
が必要である。スロットル開度を検出するためのスロッ
トルセンサの出力するセンサ値とスロットルボディを通
過する吸入空気量との関係には機械的及び電気的ばらつ
きが存在するので、エンジンにスロットルボディを組み
付けた状態で、スロットルバルブの実質的な制御開始位
置である基準位置を学習しておく必要がある。このため
に、例えば特開平1−244142号公報のもののよう
に、スロットルバルブの基準位置において、スロットル
センサの初期値を設定し、その基準位置から実際に開成
した開度までをスロットル開度とするようにしているも
のが知られている。また、このような基準位置の学習
は、通常は1度行えばその後は基準位置が変化すること
は稀なので、車両が完成して初めての始動時にのみ学習
を実行し、学習した値は不揮発性メモリに格納するもの
も知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように不揮発性メモリに基準位置のデータを保存するも
のでは、誤学習を防止するために車両完成後の最初の始
動時にのみ学習ができる構成であるので、それ以降にお
いては、基準位置の学習はできないものである。例え
ば、故障のために、スロットルボディの交換を余儀なく
された場合に、新しいスロットルボディを組み付ける
と、そのスロットルボディの基準位置は不揮発性メモリ
に記憶されているものとは当然のことながら相違してい
る。このような場合にあっても、基準位置の学習ができ
ないので、燃料噴射制御に使用される基準位置は元のま
まであり、基準位置がずれていることにより正確に吸入
空気量を推定することができないことになり、スロット
ル開度が小さい運転状態において不具合を生じることが
あった。 【0004】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。 【0005】 【発明を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係るスロットルバルブの基準位
置学習方法は、スロットルバルブを有するスロットルボ
ディが交換された場合等に、電子制御装置の所定の外部
入力端子に所定検査信号を印加した場合にのみ、スロッ
トルバルブの基準位置の学習を行う構成である。 【0006】このような構成のものであれば、スロット
ルバルブの基準位置は、例えば内燃機関の始動毎に学習
するものではなく、特定の作業を実行した場合にのみ学
習される。したがって、スロットルバルブ毎に基準位置
を学習できるため、故障等でスロットルボディを交換し
た場合でも、基準位置の相違により内燃機関の制御に不
具合を生じることが確実に防止される。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明は、電子制御装置により制
御される内燃機関のスロットルバルブに付設されたスロ
ットルセンサから出力される信号に基づいてスロットル
バルブの開度を検出し、検出したスロットルバルブの開
度に基づいて燃料噴射時間が決定される内燃機関におい
て、電子制御装置に設けられた所定の外部入力端子に所
定検査信号が印加された際に、検出されたスロットルバ
ルブの開度からスロットルバルブの基準位置を学習する
ものであって、前記所定検査信号が印加されている状態
で、空燃比が理論空燃比となるよう基準位置開度を増加
又は減少させ、基準位置開度の増加又は減少により空燃
比が理論空燃比となった場合に、その時点の基準位置開
度で基準位置を学習することを特徴とするスロットルバ
ルブの基準位置学習方法である。 【0008】 【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1に模式的に示した自動車用のエンジンの
ためのスロットルボディ1は、内部に回動可能に取り付
けられるスロットルバルブ2と、そのスロットルバルブ
2を支持する回転軸3と、回転軸3に固定されるスロッ
トルリンク4及びレバー5と、レバー5を押動するIS
Cアクチュエータ6と、回転軸3に連結されてスロット
ルバルブ2の開度すなわちスロットル開度に対応する電
気信号を出力するスロットルセンサ7とを備える。回転
軸3は、スロットルバルブ2が閉成する回転方向に付勢
してある。スロットルリンク4には、アクセルワイヤ4
aが連結してあり、図示しないアクセルペダルを押圧操
作することにより、アクセルワイヤ4aが引かれて、回
転軸3が付勢力に抗して回転し、スロットルバルブ2が
開成するものである。 【0009】ISCアクチュエータ6は、電動式のもの
で、モータ6aとギア装置6bとを備え、モータ6aが
回転することにより、ギア装置6bを介してロッド6c
が進退作動し、モータ6aが停止するとギア装置6bに
よりその位置でロッド6cは自己保持される構成であ
る。このロッド6cの先端には、レバー4により押圧さ
れた際にオンとなるアイドルスイッチ6dが一体的に取
り付けられている。通常、アクセルペダルが踏まれてい
ない状態では、スロットルバルブ2が閉成しており、レ
バー4がロッド6cの先端に当接する。つまり、ロッド
6cがモータ6aとギア装置6bとにより所定位置まで
突出しているので、スロットルバルブ2は実質的な制御
開始位置に停止している。なお、スロットルバルブ2自
体は、この基準位置よりさらに閉成する方向に移動する
ことができ、ISCアクチュエータ6とは別に、機械的
に閉成方向への移動を停止させるストッパ(図示しな
い)がスロットルボディ1の外壁に設けてある。 【0010】ISCアクチュエータ6を制御する電子制
御装置8は、中央演算処理装置8aを中心に構成され、
入力インターフェース8b、メモリ8c、出力インター
フェース8dを備えてなるマイクロコンピュータシステ
ムを主体として構成される。メモリ8cは、制御プログ
ラムや基本的なデータ等を記憶するROMと、一時的な
データを記憶するRAMとで構成され、RAMの一部は
バッテリバックアップしてあり、スロットルバルブ2の
基準位置としての基準位置開度TAMINが格納され
る。この電子制御装置8には、エンジンを制御するため
の各種センサからの出力信号が入力されるとともに、制
御信号が各素子に対して出力される。代表的なものを具
体的に挙げると、空燃比のフィードバック制御を行うた
めに、入力インターフェース8bには、スロットルセン
サ7、水温センサ9、カムポジションセンサ10、車速
センサ11及びO2センサ12からのそれぞれの出力信
号が入力される。また、出力インターフェース8dから
は、図示しない燃料噴射弁に対してその開成時間つまり
燃料噴射時間に対応する制御信号が、ISCアクチュエ
ータ6に対してアイドル回転数制御(以下、ISCと称
する)のための駆動制御信号DSがそれぞれ出力され
る。 【0011】さらに、この電子制御装置8は、スロット
ルバルブ2の基準位置の学習のために、外部入力端子A
UXを備えており、この外部入力端子AUXは入力イン
ターフェース8bに接続してある。この外部入力端子A
UXは、例えばガラス管型のヒューズにより電子制御装
置8のグランドと短絡することにより、接地電位の所定
検査信号を入力できるようにするものである。 【0012】電子制御装置8には、スロットルセンサ7
から出力されるスロットル開度信号とカムポジションセ
ンサ10から出力される回転数信号とを主な情報として
基本噴射時間TPを決定し、定常時ではO2センサ12
からの出力信号に基づいてその基本噴射時間TPをフィ
ードバック制御により補正して有効噴射時間TAUを決
定し、決定した有効噴射時間TAUに基づいて燃料を点
火時期に同期して噴射するプログラムが内蔵してある。
このプログラムにおけるISCは、アイドルスイッチ6
dがオンしている場合に実行されるもので、その時のエ
アコンディショナやオルタネータ等の負荷の状態、冷却
水温等の条件により設定されるアイドル運転時の目標回
転数となるように、ISCアクチュエータ6を作動させ
てスロットルバルブ2を開成又は閉成させるものであ
る。 【0013】電子制御装置8には、スロットルバルブ2
に付設されたスロットルセンサ7から出力される信号に
基づいてスロットルバルブ2の開度を検出し、検出した
スロットルバルブ2の開度に基づいて燃料噴射時間が決
定されるエンジンにおいて、電子制御装置8に設けられ
た所定の外部入力端子AUXに所定検査信号が印加され
た際に、検出されたスロットルバルブ2の開度からスロ
ットルバルブ2の基準位置を学習するものであって、前
記所定検査信号AUXが印加されている状態で、空燃比
が理論空燃比となるよう基準位置開度を増加又は減少さ
せ、基準位置開度の増加又は減少により空燃比が理論空
燃比となった場合に、その時点の基準位置開度で基準位
置を学習するプログラムが内蔵してある。 【0014】この基準位置学習プログラムの概要は、図
2に示すようなものである。まずステップS1では、外
部入力端子AUXに所定検査信号が入力されたつまり短
絡されたか否かを判定する。外部入力端子AUXが短絡
された場合にはステップS2に進み、開放されている場
合には他のルーチンに移行する。ステップS2では、こ
の時のスロットルバルブ2の基準位置を学習つまり基準
位置開度TAMINの更新を行う。学習方法自体は、各
種の方法を適用することができ、例えば、スロットルセ
ンサ7からの出力信号から基準位置におけるスロットル
開度つまり基準位置開度TAMINを検出し、その検出
した基準位置開度TAMINが前回検出した基準位置開
度TAMINに対して所定の条件を満たしていた場合
に、その検出した基準位置開度TAMINを基準位置と
して学習するもの等がある。 【0015】このような構成において、スロットルボデ
ィ1を取り替えた場合、スロットルセンサ7の取付状態
等によりスロットルバルブ2の基準位置がそれまで取り
付けられていたスロットルバルブ2のものと異なる場合
がある。したがって、スロットルバルブ1を取り替えた
後に、外部入力端子AUXを短絡して新しいスロットル
ボディ1における基準位置を学習するものである。取り
替え後、外部入力端子AUXを短絡すると、制御は、ス
テップS1→S2と進み、基準位置を学習し、その学習
した値をメモリ8cに格納する。この場合、取り替えた
古いスロットルバルブ1の基準位置はメモリ8cから消
去される。 【0016】このように、スロットルバルブ1を取り替
えた場合に、外部入力端子AUXを短絡してスロットル
バルブ1の基準位置の学習を行うため、この取り替え作
業の完了とともに外部入力端子AUXの短絡を解除する
ことにより、その後の基準位置の学習は行われない。つ
まり、学習により基準位置は変更ができるものの、学習
が外部入力端子AUXの短絡という作業をおなこわない
かぎり実行されないため、例えばエンジンの始動毎に学
習するような学習機会が多いことに起因するような、誤
学習を防止することができる。 【0017】ここで、基準位置の学習方法の一例につい
て説明しておく。図3において、まずステップS21で
は、所定条件が成立したか否かを判定する。所定条件と
しては、例えば、適合時と同様の気温及び大気圧である
こと、エンジンが安定して運転していること等である。
ステップS22では、O2センサ12からの出力信号に
基づいて補正した有効噴射時間TAUにより、空燃比が
理論空燃比であるか否かを判定する。具体的には、A/
Fフィードバック補正係数FAFが基本噴射時間TPを
補正しない、つまり増量も減量もしない値を採る場合
に、理論空燃比であると判定する。ステップ23では、
空燃比がリーンであるか否かを判定する。この判定は、
A/Fフィートバック補正係数FAFが増量補正のため
の値であればリーンと判定するものである。ステップS
24では、空燃比がリッチであるか否かを判定するもの
で、A/Fフィートバック補正係数FAFが減量補正の
ための値であればリッチと判定するものである。ステッ
プS25では、基準位置開度TAMINを減少させる。
ステップS26では、基準位置開度TAMINを増加さ
せる。ステップS27では、基準位置開度TAMIN
を、その時点で演算された値に決定する。 【0018】このような構成において、基本噴射時間T
Pを決定するためのスロットル開度TAは、その時点に
スロットルセンサ7が出力する信号に対応する現状スロ
ットル開度ADTから基準位置開度TAMINを減じた
値であるので、基準位置開度TAMINがすでにメモリ
8cに記憶されている基準位置開度TAMINとずれて
いると、実際に開成しているスロットルバルブ2の開成
角度つまり現状スロットル開度ADTは同じであっても
ずれることになる。このようなずれを生じた場合、スロ
ットル開度TAと吸入空気量との間にずれが生じるの
で、特にスロットルバルブ2の開度が小さいとそのずれ
が大きいので、空燃比がリーンあるいはリッチにずれる
ことになる。 【0019】このように空燃比がずれて定常状態でエン
ジンを運転している場合に、所定条件が成立し、空燃比
にずれが生じている場合には、したがって基準位置開度
TAMINの補正される。スロットルボディ1の交換後
の学習において、空燃比がリーン又はリッチのいずれか
にずれると、制御は、ステップS21→S22→S23
と進み、空燃比がリーンである、つまりA/Fフィード
バック補正係数FAFが増量補正のための値となると、
制御はステップS25に移行し、メモリ8cに記憶して
ある基準位置開度TAMINを減少させる演算を実行す
る。そして、空燃比が理論空燃比となるまで、ステップ
S22→S23→S25を繰り返し実行し、空燃比のず
れが消滅して理論空燃比になると、制御はステップS2
2→S27と進み、減算の結果得られた基準位置開度T
AMINを新たに基準位置開度TAMINとしてメモリ
8cに格納して、基準位置開度TAMINの学習更新を
行う。 【0020】これとは逆に、空燃比がリッチであると、
制御は、ステップS21→S22→S23→S24→S
26と進み、空燃比が理論空燃比となるまでステップS
22→S23→S24→S26を繰り返し実行する。そ
して、空燃比が理論空燃比になると、制御はステップS
22→S27と進み、加算の結果得られた基準位置開度
TAMINを新たに基準位置開度TAMINとしてメモ
リ8cに格納して、基準位置開度TAMINの学習更新
を行う。 【0021】このように、空燃比がずれている状態で、
設定された所定条件すなわち少なくとも適合時と同等の
大気条件であること、及びエンジンの運転状態が安定し
ていることを満たす運転状態において基準位置開度TA
MINを補正して学習するため、全閉時の吸入空気量の
バラツキも大部分を吸収することができる。また、所定
条件が成立した時点で基準位置開度TAMINの補正を
行ない、空燃比のずれがなくなった時点で基準位置開度
TAMINを決定するので、エンジンが運転中に常時基
準位置開度TAMINを適正な値にすることができる。 【0022】また、例えば、イグニッションを停止した
後に、ISCアクチュエータ6を作動させてスロットル
バルブ2を全閉位置に戻して、その位置を基準位置とし
て検出する動作を省略することができ、したがって、こ
のような動作のためのISCアクチュエータ6の駆動回
路を廃止することができる。なお、本発明は以上に説明
した実施例に限定されるものではない。外部入力端子A
UXには、接地電位の所定検査信号を入力する代わり
に、電子制御装置8の電源電圧を入力するものであって
もよい。あるいは、所定の抵抗値の所定検査信号を入力
するものであってもよい。このような構成にすることに
より、誤って外部入力端子AUXに他の信号を入力する
ことを防止することができる。 【0023】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。 【0024】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スロッ
トルバルブの基準位置は、例えば内燃機関の始動毎に学
習するものではなく、外部入力端子に所定検査信号を入
力するといった特定の作業を実行した場合にのみ学習さ
れるので、スロットルバルブ毎に基準位置を学習でき
る。したがって、故障等でスロットルボディを交換した
場合でも、基準位置の相違により内燃機関の制御に不具
合を生じることを確実に防止することができる。
のスロットルスピード方式の燃料噴射制御が適用される
内燃機関のスロットルバルブにおける基準位置を学習す
るスロットルバルブの基準位置学習方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、スロットル開度とエンジン回転数
とに基づいて燃料噴射量を決定するいわゆるα−Nシス
テムと呼ばれる燃料噴射方式を採用する内燃機関が知ら
れている。このような内燃機関を搭載した車両では、吸
入空気量を見積もるのに、スロットル開度の正確な判定
が必要である。スロットル開度を検出するためのスロッ
トルセンサの出力するセンサ値とスロットルボディを通
過する吸入空気量との関係には機械的及び電気的ばらつ
きが存在するので、エンジンにスロットルボディを組み
付けた状態で、スロットルバルブの実質的な制御開始位
置である基準位置を学習しておく必要がある。このため
に、例えば特開平1−244142号公報のもののよう
に、スロットルバルブの基準位置において、スロットル
センサの初期値を設定し、その基準位置から実際に開成
した開度までをスロットル開度とするようにしているも
のが知られている。また、このような基準位置の学習
は、通常は1度行えばその後は基準位置が変化すること
は稀なので、車両が完成して初めての始動時にのみ学習
を実行し、学習した値は不揮発性メモリに格納するもの
も知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように不揮発性メモリに基準位置のデータを保存するも
のでは、誤学習を防止するために車両完成後の最初の始
動時にのみ学習ができる構成であるので、それ以降にお
いては、基準位置の学習はできないものである。例え
ば、故障のために、スロットルボディの交換を余儀なく
された場合に、新しいスロットルボディを組み付ける
と、そのスロットルボディの基準位置は不揮発性メモリ
に記憶されているものとは当然のことながら相違してい
る。このような場合にあっても、基準位置の学習ができ
ないので、燃料噴射制御に使用される基準位置は元のま
まであり、基準位置がずれていることにより正確に吸入
空気量を推定することができないことになり、スロット
ル開度が小さい運転状態において不具合を生じることが
あった。 【0004】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。 【0005】 【発明を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係るスロットルバルブの基準位
置学習方法は、スロットルバルブを有するスロットルボ
ディが交換された場合等に、電子制御装置の所定の外部
入力端子に所定検査信号を印加した場合にのみ、スロッ
トルバルブの基準位置の学習を行う構成である。 【0006】このような構成のものであれば、スロット
ルバルブの基準位置は、例えば内燃機関の始動毎に学習
するものではなく、特定の作業を実行した場合にのみ学
習される。したがって、スロットルバルブ毎に基準位置
を学習できるため、故障等でスロットルボディを交換し
た場合でも、基準位置の相違により内燃機関の制御に不
具合を生じることが確実に防止される。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明は、電子制御装置により制
御される内燃機関のスロットルバルブに付設されたスロ
ットルセンサから出力される信号に基づいてスロットル
バルブの開度を検出し、検出したスロットルバルブの開
度に基づいて燃料噴射時間が決定される内燃機関におい
て、電子制御装置に設けられた所定の外部入力端子に所
定検査信号が印加された際に、検出されたスロットルバ
ルブの開度からスロットルバルブの基準位置を学習する
ものであって、前記所定検査信号が印加されている状態
で、空燃比が理論空燃比となるよう基準位置開度を増加
又は減少させ、基準位置開度の増加又は減少により空燃
比が理論空燃比となった場合に、その時点の基準位置開
度で基準位置を学習することを特徴とするスロットルバ
ルブの基準位置学習方法である。 【0008】 【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1に模式的に示した自動車用のエンジンの
ためのスロットルボディ1は、内部に回動可能に取り付
けられるスロットルバルブ2と、そのスロットルバルブ
2を支持する回転軸3と、回転軸3に固定されるスロッ
トルリンク4及びレバー5と、レバー5を押動するIS
Cアクチュエータ6と、回転軸3に連結されてスロット
ルバルブ2の開度すなわちスロットル開度に対応する電
気信号を出力するスロットルセンサ7とを備える。回転
軸3は、スロットルバルブ2が閉成する回転方向に付勢
してある。スロットルリンク4には、アクセルワイヤ4
aが連結してあり、図示しないアクセルペダルを押圧操
作することにより、アクセルワイヤ4aが引かれて、回
転軸3が付勢力に抗して回転し、スロットルバルブ2が
開成するものである。 【0009】ISCアクチュエータ6は、電動式のもの
で、モータ6aとギア装置6bとを備え、モータ6aが
回転することにより、ギア装置6bを介してロッド6c
が進退作動し、モータ6aが停止するとギア装置6bに
よりその位置でロッド6cは自己保持される構成であ
る。このロッド6cの先端には、レバー4により押圧さ
れた際にオンとなるアイドルスイッチ6dが一体的に取
り付けられている。通常、アクセルペダルが踏まれてい
ない状態では、スロットルバルブ2が閉成しており、レ
バー4がロッド6cの先端に当接する。つまり、ロッド
6cがモータ6aとギア装置6bとにより所定位置まで
突出しているので、スロットルバルブ2は実質的な制御
開始位置に停止している。なお、スロットルバルブ2自
体は、この基準位置よりさらに閉成する方向に移動する
ことができ、ISCアクチュエータ6とは別に、機械的
に閉成方向への移動を停止させるストッパ(図示しな
い)がスロットルボディ1の外壁に設けてある。 【0010】ISCアクチュエータ6を制御する電子制
御装置8は、中央演算処理装置8aを中心に構成され、
入力インターフェース8b、メモリ8c、出力インター
フェース8dを備えてなるマイクロコンピュータシステ
ムを主体として構成される。メモリ8cは、制御プログ
ラムや基本的なデータ等を記憶するROMと、一時的な
データを記憶するRAMとで構成され、RAMの一部は
バッテリバックアップしてあり、スロットルバルブ2の
基準位置としての基準位置開度TAMINが格納され
る。この電子制御装置8には、エンジンを制御するため
の各種センサからの出力信号が入力されるとともに、制
御信号が各素子に対して出力される。代表的なものを具
体的に挙げると、空燃比のフィードバック制御を行うた
めに、入力インターフェース8bには、スロットルセン
サ7、水温センサ9、カムポジションセンサ10、車速
センサ11及びO2センサ12からのそれぞれの出力信
号が入力される。また、出力インターフェース8dから
は、図示しない燃料噴射弁に対してその開成時間つまり
燃料噴射時間に対応する制御信号が、ISCアクチュエ
ータ6に対してアイドル回転数制御(以下、ISCと称
する)のための駆動制御信号DSがそれぞれ出力され
る。 【0011】さらに、この電子制御装置8は、スロット
ルバルブ2の基準位置の学習のために、外部入力端子A
UXを備えており、この外部入力端子AUXは入力イン
ターフェース8bに接続してある。この外部入力端子A
UXは、例えばガラス管型のヒューズにより電子制御装
置8のグランドと短絡することにより、接地電位の所定
検査信号を入力できるようにするものである。 【0012】電子制御装置8には、スロットルセンサ7
から出力されるスロットル開度信号とカムポジションセ
ンサ10から出力される回転数信号とを主な情報として
基本噴射時間TPを決定し、定常時ではO2センサ12
からの出力信号に基づいてその基本噴射時間TPをフィ
ードバック制御により補正して有効噴射時間TAUを決
定し、決定した有効噴射時間TAUに基づいて燃料を点
火時期に同期して噴射するプログラムが内蔵してある。
このプログラムにおけるISCは、アイドルスイッチ6
dがオンしている場合に実行されるもので、その時のエ
アコンディショナやオルタネータ等の負荷の状態、冷却
水温等の条件により設定されるアイドル運転時の目標回
転数となるように、ISCアクチュエータ6を作動させ
てスロットルバルブ2を開成又は閉成させるものであ
る。 【0013】電子制御装置8には、スロットルバルブ2
に付設されたスロットルセンサ7から出力される信号に
基づいてスロットルバルブ2の開度を検出し、検出した
スロットルバルブ2の開度に基づいて燃料噴射時間が決
定されるエンジンにおいて、電子制御装置8に設けられ
た所定の外部入力端子AUXに所定検査信号が印加され
た際に、検出されたスロットルバルブ2の開度からスロ
ットルバルブ2の基準位置を学習するものであって、前
記所定検査信号AUXが印加されている状態で、空燃比
が理論空燃比となるよう基準位置開度を増加又は減少さ
せ、基準位置開度の増加又は減少により空燃比が理論空
燃比となった場合に、その時点の基準位置開度で基準位
置を学習するプログラムが内蔵してある。 【0014】この基準位置学習プログラムの概要は、図
2に示すようなものである。まずステップS1では、外
部入力端子AUXに所定検査信号が入力されたつまり短
絡されたか否かを判定する。外部入力端子AUXが短絡
された場合にはステップS2に進み、開放されている場
合には他のルーチンに移行する。ステップS2では、こ
の時のスロットルバルブ2の基準位置を学習つまり基準
位置開度TAMINの更新を行う。学習方法自体は、各
種の方法を適用することができ、例えば、スロットルセ
ンサ7からの出力信号から基準位置におけるスロットル
開度つまり基準位置開度TAMINを検出し、その検出
した基準位置開度TAMINが前回検出した基準位置開
度TAMINに対して所定の条件を満たしていた場合
に、その検出した基準位置開度TAMINを基準位置と
して学習するもの等がある。 【0015】このような構成において、スロットルボデ
ィ1を取り替えた場合、スロットルセンサ7の取付状態
等によりスロットルバルブ2の基準位置がそれまで取り
付けられていたスロットルバルブ2のものと異なる場合
がある。したがって、スロットルバルブ1を取り替えた
後に、外部入力端子AUXを短絡して新しいスロットル
ボディ1における基準位置を学習するものである。取り
替え後、外部入力端子AUXを短絡すると、制御は、ス
テップS1→S2と進み、基準位置を学習し、その学習
した値をメモリ8cに格納する。この場合、取り替えた
古いスロットルバルブ1の基準位置はメモリ8cから消
去される。 【0016】このように、スロットルバルブ1を取り替
えた場合に、外部入力端子AUXを短絡してスロットル
バルブ1の基準位置の学習を行うため、この取り替え作
業の完了とともに外部入力端子AUXの短絡を解除する
ことにより、その後の基準位置の学習は行われない。つ
まり、学習により基準位置は変更ができるものの、学習
が外部入力端子AUXの短絡という作業をおなこわない
かぎり実行されないため、例えばエンジンの始動毎に学
習するような学習機会が多いことに起因するような、誤
学習を防止することができる。 【0017】ここで、基準位置の学習方法の一例につい
て説明しておく。図3において、まずステップS21で
は、所定条件が成立したか否かを判定する。所定条件と
しては、例えば、適合時と同様の気温及び大気圧である
こと、エンジンが安定して運転していること等である。
ステップS22では、O2センサ12からの出力信号に
基づいて補正した有効噴射時間TAUにより、空燃比が
理論空燃比であるか否かを判定する。具体的には、A/
Fフィードバック補正係数FAFが基本噴射時間TPを
補正しない、つまり増量も減量もしない値を採る場合
に、理論空燃比であると判定する。ステップ23では、
空燃比がリーンであるか否かを判定する。この判定は、
A/Fフィートバック補正係数FAFが増量補正のため
の値であればリーンと判定するものである。ステップS
24では、空燃比がリッチであるか否かを判定するもの
で、A/Fフィートバック補正係数FAFが減量補正の
ための値であればリッチと判定するものである。ステッ
プS25では、基準位置開度TAMINを減少させる。
ステップS26では、基準位置開度TAMINを増加さ
せる。ステップS27では、基準位置開度TAMIN
を、その時点で演算された値に決定する。 【0018】このような構成において、基本噴射時間T
Pを決定するためのスロットル開度TAは、その時点に
スロットルセンサ7が出力する信号に対応する現状スロ
ットル開度ADTから基準位置開度TAMINを減じた
値であるので、基準位置開度TAMINがすでにメモリ
8cに記憶されている基準位置開度TAMINとずれて
いると、実際に開成しているスロットルバルブ2の開成
角度つまり現状スロットル開度ADTは同じであっても
ずれることになる。このようなずれを生じた場合、スロ
ットル開度TAと吸入空気量との間にずれが生じるの
で、特にスロットルバルブ2の開度が小さいとそのずれ
が大きいので、空燃比がリーンあるいはリッチにずれる
ことになる。 【0019】このように空燃比がずれて定常状態でエン
ジンを運転している場合に、所定条件が成立し、空燃比
にずれが生じている場合には、したがって基準位置開度
TAMINの補正される。スロットルボディ1の交換後
の学習において、空燃比がリーン又はリッチのいずれか
にずれると、制御は、ステップS21→S22→S23
と進み、空燃比がリーンである、つまりA/Fフィード
バック補正係数FAFが増量補正のための値となると、
制御はステップS25に移行し、メモリ8cに記憶して
ある基準位置開度TAMINを減少させる演算を実行す
る。そして、空燃比が理論空燃比となるまで、ステップ
S22→S23→S25を繰り返し実行し、空燃比のず
れが消滅して理論空燃比になると、制御はステップS2
2→S27と進み、減算の結果得られた基準位置開度T
AMINを新たに基準位置開度TAMINとしてメモリ
8cに格納して、基準位置開度TAMINの学習更新を
行う。 【0020】これとは逆に、空燃比がリッチであると、
制御は、ステップS21→S22→S23→S24→S
26と進み、空燃比が理論空燃比となるまでステップS
22→S23→S24→S26を繰り返し実行する。そ
して、空燃比が理論空燃比になると、制御はステップS
22→S27と進み、加算の結果得られた基準位置開度
TAMINを新たに基準位置開度TAMINとしてメモ
リ8cに格納して、基準位置開度TAMINの学習更新
を行う。 【0021】このように、空燃比がずれている状態で、
設定された所定条件すなわち少なくとも適合時と同等の
大気条件であること、及びエンジンの運転状態が安定し
ていることを満たす運転状態において基準位置開度TA
MINを補正して学習するため、全閉時の吸入空気量の
バラツキも大部分を吸収することができる。また、所定
条件が成立した時点で基準位置開度TAMINの補正を
行ない、空燃比のずれがなくなった時点で基準位置開度
TAMINを決定するので、エンジンが運転中に常時基
準位置開度TAMINを適正な値にすることができる。 【0022】また、例えば、イグニッションを停止した
後に、ISCアクチュエータ6を作動させてスロットル
バルブ2を全閉位置に戻して、その位置を基準位置とし
て検出する動作を省略することができ、したがって、こ
のような動作のためのISCアクチュエータ6の駆動回
路を廃止することができる。なお、本発明は以上に説明
した実施例に限定されるものではない。外部入力端子A
UXには、接地電位の所定検査信号を入力する代わり
に、電子制御装置8の電源電圧を入力するものであって
もよい。あるいは、所定の抵抗値の所定検査信号を入力
するものであってもよい。このような構成にすることに
より、誤って外部入力端子AUXに他の信号を入力する
ことを防止することができる。 【0023】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。 【0024】 【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スロッ
トルバルブの基準位置は、例えば内燃機関の始動毎に学
習するものではなく、外部入力端子に所定検査信号を入
力するといった特定の作業を実行した場合にのみ学習さ
れるので、スロットルバルブ毎に基準位置を学習でき
る。したがって、故障等でスロットルボディを交換した
場合でも、基準位置の相違により内燃機関の制御に不具
合を生じることを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成説明図。
【図2】同実施例の制御手順を示すフローチャート。
【図3】同実施例に適用が可能な学習方法の一例におけ
る制御手順を示すフローチャート。 【符号の説明】 2…スロットルバルブ 7…スロットルセンサ 8…電子制御装置 8a…中央演算処理装置 8b…入力インターフェース 8c…メモリ 8d…出力インターフェース
る制御手順を示すフローチャート。 【符号の説明】 2…スロットルバルブ 7…スロットルセンサ 8…電子制御装置 8a…中央演算処理装置 8b…入力インターフェース 8c…メモリ 8d…出力インターフェース
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭64−36947(JP,A)
特開 平3−70839(JP,A)
特開 昭55−138101(JP,A)
特開 平8−177607(JP,A)
特開 平2−31360(JP,A)
特開 平5−332191(JP,A)
特開 平8−42385(JP,A)
特開 平5−321733(JP,A)
特開 平4−60152(JP,A)
特開 平2−161137(JP,A)
特開 平9−287515(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F02D 45/00 364
F02D 9/02 351
F02D 11/10
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】電子制御装置により制御される内燃機関の
スロットルバルブに付設されたスロットルセンサから出
力される信号に基づいてスロットルバルブの開度を検出
し、検出したスロットルバルブの開度に基づいて燃料噴
射時間が決定される内燃機関において、電子制御装置に
設けられた所定の外部入力端子に所定検査信号が印加さ
れた際に、検出されたスロットルバルブの開度からスロ
ットルバルブの基準位置を学習するものであって、 前記所定検査信号が印加されている状態で、空燃比が理
論空燃比となるよう基準位置開度を増加又は減少させ、 基準位置開度の増加又は減少により空燃比が理論空燃比
となった場合に、その時点の基準位置開度で基準位置を
学習 することを特徴とするスロットルバルブの基準位置
学習方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12881896A JP3461085B2 (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | スロットルバルブの基準位置学習方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12881896A JP3461085B2 (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | スロットルバルブの基準位置学習方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09317548A JPH09317548A (ja) | 1997-12-09 |
JP3461085B2 true JP3461085B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=14994183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12881896A Expired - Fee Related JP3461085B2 (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | スロットルバルブの基準位置学習方法 |
Country Status (1)
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JP2022142611A (ja) * | 2021-03-16 | 2022-09-30 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関の制御装置、スロットルバルブ開度の初期学習方法 |
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JPH0231360A (ja) * | 1988-07-20 | 1990-02-01 | Clarion Co Ltd | プログラムチェンジ機構 |
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JPH05321733A (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-07 | Nippondenso Co Ltd | スロットル制御装置 |
JP3084929B2 (ja) * | 1992-06-01 | 2000-09-04 | 株式会社デンソー | スロットル基準開度検出装置 |
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JPH09287515A (ja) * | 1996-04-19 | 1997-11-04 | Unisia Jecs Corp | スロットルセンサの基準出力学習装置 |
-
1996
- 1996-05-23 JP JP12881896A patent/JP3461085B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH09317548A (ja) | 1997-12-09 |
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---|---|---|---|
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