JP3460097B2 - 瓦の固定構造 - Google Patents
瓦の固定構造Info
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- JP3460097B2 JP3460097B2 JP18593594A JP18593594A JP3460097B2 JP 3460097 B2 JP3460097 B2 JP 3460097B2 JP 18593594 A JP18593594 A JP 18593594A JP 18593594 A JP18593594 A JP 18593594A JP 3460097 B2 JP3460097 B2 JP 3460097B2
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- JP
- Japan
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- roof tile
- roof
- clip
- fixing structure
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
るようにした瓦の固定構造に関するものである。
り、粘土を屋根まで運び上げなければならないため、瓦
の固定作業は重労働であるだけでなく、熟練を要すると
いう問題点があった。
その瓦桟aに釘cで瓦bを固定するという、粘土を使用
せずに瓦bを固定する瓦の固定構造が考えられた(図6
参照)。しかし、ハンマーを使用して瓦を固定するた
め、作業に時間が掛かるという問題や、瓦の固定作業中
に誤って瓦を割ってしまうことがあるという問題があっ
た。
瓦を取り付けるための工具を必要とせず、しかも簡単・
確実に瓦を固定できるようにした瓦の固定構造を提供す
ることを課題とする。
端に下方に突出する凸部3aを形成し、前記凸部3aに上下
面及び前後面からなるクリップ金具4を係止すると共
に、クリップ金具4の前後面に係止部4g,4h を形成し、
瓦桟2にクリップ金具4の係止部4g,4h と係合する係止
鉤2a,2a を形成し、前記クリップ金具4の係止部4g,4h
と瓦桟2の係止鉤2a,2a を係合させて瓦3と瓦桟2を固
定するようにした。
からなる押出成形品とすることが好ましい。
の凸部3aをクリップ金具4と共に瓦桟2の係止鉤2a,2a
の間に圧入する。すると、クリップ金具4の係止部4g,4
h と瓦桟2の係止鉤2a,2a が係合され、瓦3が瓦桟2に
固定される。
らなる押出成形品とすれば、簡単に製造することができ
る。
1〜図5の図面に従って説明する。
る分解斜視図である。1は、たる木Wに沿って取り付け
られたアルミ合金板からなる縦桟であり、所定の間隔で
フック1aが切り起こしして形成されている。
瓦桟であり、前後に係止鉤2aを対向するように形成して
いる。この瓦桟2は、アルミ合金からなり、押出成形に
て形成されたものである。
り、上端には下方に突出するV字形の凸部3aを形成して
いる。
成されたクリップ金具であり、図3に示すように、上下
面4a,4b 及び前後面4c,4d を有している。上面4aは、瓦
3の凸部3aの上側を押さえると共に、先端の鉤部4eが凸
部3aの上側に形成した凹所3bに係合するようになってい
る。下面4bには凸所4fが形成されており、瓦3の凸部3a
の下面に形成された凹所3cに係合するようになってい
る。さらに前後面4c,4dには係止部4g,4h が形成されて
いる。係止部4g,4h は、瓦桟2の係止鉤2aと係止可能な
形状であれば任意の形状にすることができるが、この実
施例では、前面4cに形成した係止部4gは突起であり、後
面4dに形成した係止部4hは、後面4dの先端部となってい
る。
る構成部品の説明であり、次に瓦を葺くときの手順につ
いて説明する。
定しておく。次に、瓦桟2の下面の縁2bをフック1aに引
っかけ、瓦桟2が所定の間隔で配置されるようにする。
そして、瓦桟2を釘5でたる木Wに固定する次に、クリ
ップ金具4を図4に示すように瓦3の凸部3aに係止し、
瓦3の凸部3aをクリップ金具4と共に瓦桟2の係止鉤2
a,2a の間に圧入する。すると、図5に示すようにクリ
ップ金具4の係止部4g,4h が係止鉤2a,2a に係止され、
瓦3が瓦桟2に固定される。
リップ金具4をアルミ合金で形成した例を示したが、勿
論、マグネシュウム合金等の他の軽金属合金に変更して
実施することもできる。
3aにクリップ金具4を係止し、瓦3の凸部3aをクリップ
金具4と共に瓦桟2の係止鉤2a,2a の間に圧入するだけ
で、瓦3が瓦桟2に固定されるので、瓦を取り付けるた
めの工具を必要とせず、しかも簡単・確実に瓦を固定で
きる。
らなる押出成形品とすれば、簡単に製造できるようにな
り、安価になる。
である。
る。
拡大断面図である。
れて固定された状態を示す拡大断面図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 瓦(3)の上端に下方に突出する凸部
(3a)を形成し、前記凸部(3a)に上下面及び前後面か
らなるクリップ金具(4)を係止すると共に、クリップ
金具(4)の前後面に係止部(4g,4h )を形成し、瓦桟
(2)にクリップ金具(4)の係止部(4g,4h )と係合
する係止鉤(2a,2a)を形成し、前記クリップ金具
(4)の係止部(4g,4h )と瓦桟(2)の係止鉤(2a,2
a )を係合させて瓦(3)と瓦桟(2)を固定したこと
を特徴とする瓦の固定構造。 - 【請求項2】 瓦桟(2)が軽金属合金からなる押出成
形品であることを特徴とする請求項1記載の瓦の固定構
造。 - 【請求項3】 クリップ金具(4)が軽金属合金からな
る押出成形品であることを特徴とする請求項1記載の瓦
の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18593594A JP3460097B2 (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 瓦の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18593594A JP3460097B2 (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 瓦の固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0849363A JPH0849363A (ja) | 1996-02-20 |
JP3460097B2 true JP3460097B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=16179462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18593594A Expired - Lifetime JP3460097B2 (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 瓦の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3460097B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-08 JP JP18593594A patent/JP3460097B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0849363A (ja) | 1996-02-20 |
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