JP3453139B2 - 通信を支援する方法およびシステム - Google Patents

通信を支援する方法およびシステム

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JP3453139B2 JP51398293A JP51398293A JP3453139B2 JP 3453139 B2 JP3453139 B2 JP 3453139B2 JP 51398293 A JP51398293 A JP 51398293A JP 51398293 A JP51398293 A JP 51398293A JP 3453139 B2 JP3453139 B2 JP 3453139B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は通信を支援する方法およびシステムに関す
る。
本発明は特に、通信がいくつかの異なる通信ネットワ
ークの仲介手段(intermediary)を経て行われうる環境
(通信システム)において、他の外部ユーザとの通信の
可能性を所望する第1ユーザに対する通信を支援する方
法および構成に関し、それぞれの通信ネットワーク内の
該第1ユーザは、該外部ユーザにより呼を行うために用
いられるアドレスを有する。
本発明は、本出願者の5件のスウエーデン国特許出願
に夫々対応する以下の5つの特許出願に関連する。
1) 特願平5−513977号(特開平07−503822号公報) 2) 特願平5−513978号(特開平07−503823号公報) 3) 特願平5−513979号(特開平07−503824号公報) 4) 特願平5−513980号(特開平07−503825号公報) 5) 特願平5−513982号(特開平07−503827号公報) これらの出願は、本発明の方法において用いられうる
機構の説明を含む出願として参照される。
背景技術 通信サービスとは、通常の電話サービス、テレックス
サービス、データパックサービス、デーテルサービス、
テレファックスサービス、ビデオテキストサービス、IS
DNサービス、移動体電話サービス、パーソナルページン
グサービス、テレポイントサービス、および2つまたは
それ以上のパーティ(以下、利用者と称す)間の一般的
通信を意味する。以上に列挙したサービスは、可能なサ
ービスの例に過ぎず、本発明の範囲を限定する意図のも
のではない。
通信ネツトワークとは、通常は、電話ネットワーク、
テレックスネットワーク、回路接続されたデータネット
ワーク、画像情報転送ネットワーク、私設通信ネツトワ
ーク、無線ネットワーク、衛星通信ネットワーク、およ
び、例えば、アナログ伝送、ディジタル伝送、同期、多
重または非同期多重伝送、ATM、などのような、通信サ
ービスの一般的キャリアを意味する。これらのネットワ
ークは単に例として列挙したものであり、本発明はそれ
に制限されない。
機能性とは、通信ネツトワークにおいて操作を行う能
力を意味する。機能性の例には、通信ネツトワークにお
いて行われうる活動およびサービスが含まれる。機能性
の例には、2利用者間に接続経路またはルートを確立す
るための問合せ、桁解析(以下、デジツト・アナリシス
と称す)課金、またはチケッティングが含まれる。必ず
しも必要ではないが、機能性は、その機能性を行うため
の専用装置の利用可能性を要求する。例えば、もし機能
性が、信号音を受信して信号音を解析することであれ
ば、信号音受信機を利用しうるようにする必要がある。
機能性のその他の例には、音声制御通話情報伝達、番号
翻訳サービス、会議電話が含まれる。機能性のその他の
例には、前述の5つのスウェーデン国特許出願に説明さ
れている機能性、すなわち、ミーティングの形式の通
信、パーソナルページング、機能性との協同を確立する
方法、ミーティング接続の確立、および仲介手段を経て
の通信が含まれる。機能性のさらにもう1つの例は、い
くつかの可能性の中から選択する能力である。機能性は
さらに、電子秘書とも呼ばれる、後述される仲介手段が
有するサービスおよび活動をも意味する。
接続とは、回路(以下、回線と称す)結合接続または
パッケージ結合接続を意味する。接続を確立するとは、
回線結合の場合には、2つのハードウェア端末デバイス
(または装置)の間に回線結合を確立することを意味
し、パッケージ結合の場合には、パッケージ結合接続
が、ノードを相互接続する物理リンク上の論理チャネル
間に、関係を作りだすことを意味する。接続を開始また
は終端するとは、回線結合の場合には、開始または終端
装置を回線結合接続に接続することを意味し、パッケー
ジ結合の場合には、それぞれ開始および終端ノードにお
いてアプリケーション間にセッションを作ることを意味
する。
ユーザとは、以下においては、人のユーザまたは通信
サービスを利用するコンピュータに基づくアプリケーシ
ョンを意味する。このアプリケーションは、ハードウェ
ア、ソフトウェア、およびそれらの組合せにより達成さ
れうる。「パーティ」という語(以下、利用者と称す)
は、ユーザという用語と同義である。
端末とは、通信ネツトワークに接続された装置で、該
ネットワークの通信サービスがユーザにより利用される
ようにする装置を意味する。
ポートという用語は、アクセスポートまたは中継ポー
ト(transitport)を意味する。アクセスポートは、専
用端末が通信ネットワークに接続される場所である。ア
クセスポートは、エンドユーザへ行く宛先アドレスに関
連せしめられる。標準電話ネットワークの場合には、ア
クセスポートは電話局内に配置されている。ISDNネット
ワークおよび移動体電話ネットワークの場合には、アク
セスポートは端末内に見出される。中継ポートは、ノー
ド間の接続内のポートである。中継ポートは、いかなる
特定の宛先アドレスにも関連しておらず、最終宛先との
任意の選択された接続を確立するために用いられうる。
最終宛先は、宛先アドレスにより与えられる。中継ポー
トは、呼び(以下、呼と称す)を他のノードへ転送する
ことができ、あるいは他のノードからの呼を受けること
ができる。
呼の最終宛先は、宛先識別名(宛先識別子とも言う)
により識別される端末である。この端末は、中継ポート
と同じノード内、またはある該呼がさらに接続されるべ
き他のノード内に存在しうる。
今日の通信方法の1つの欠点は、パーテイ(以下、利
用者と称す)Aから利用者Bへの呼が、常にAからBへ
の接続ルートの確立に関連していることである。呼と接
続ルートの確立とは連続プロセスである。これは、接続
の通信相(以下、通信段階と称す)、に影響を及ぼす双
方の利用者の能力が極度に制限されることを意味する。
なかんずく、これはAの側では呼がリアルタイムで行わ
れなくてはならないことを意味し、かつ呼が確立された
時利用者Bは2つの可能性、すなわちその呼を拒否する
か、または受入れるか、の間で選択しうるのみてあるこ
とを意味する。
今日の通信ネットワークにおいては、それぞれの利用
者はアドレス、または以下において宛先IDを略語とする
宛先識別名を有し、これらは関係している利用者が開始
ユーザであるか終端ユーザであるかに関係なく互いに同
じものである。宛先IDとは、例えば、電話番号、電子メ
ールアドレス、テレックス番号、テレファックス番号、
などを意味する。
もし1つの利用者が、いくつかの異なる通信ネツトワ
ークにおいて許可(オーソライズ)されたユーザであれ
ば、その利用者はそれぞれのネットワークにおける相異
なる宛先IDを有する。1つの利用者がいくつかの異なる
ネットワークにおいて許可されうるという事実は、その
利用者が外部ユーザにとって容易にアクセス可能である
ことを意味しなくてはならない。しかし、いくつかの異
なるネットワークにおいて許可されている利用者との接
続を確立するためには、外部ユーザにとって以下のこと
が必要である。
(1)利用者Bがいずれのネットワークにおいて許可さ
れているかを知り、 (2)Bの宛先IDを見つけるために、関係している選択
されたネットワークにおける電話帳を見、 (3)もしBが、Aが最初に呼を行ったネットワークに
おいて話し中てあれば、Aは呼がBに達するまでBを次
のネットワーク内、さらに次のネットワーク内と探すこ
とが必要であり、 (4)可能な時には、Bの宛先ID自体を転送(redirec
t)する。これは、以下の例によって説明される。Aは
Bを電子メールネットワークを経て呼出し、Bがこのネ
ットワーク内にログインされていないことを見出す。そ
こでAは、代わりに、彼の電子メールメッセージをBへ
テレファックスにより送ることを選択する。従って、A
は、宛先アドレスとしてBのファックス宛先IDを与え
て、彼の電子メールメッセージをBへ送る。
AからBへの呼が連続プロセスである事実に関連する
もう1つの欠点は、Bが移動可能で、彼の住所を変える
時、などに生じる。
関係するシステムが通常の電話システムである時、あ
るネットワークの場合には移動ユーザが電話サービスを
転送することができる。これは、ユーザの通常の宛先I
D、例えばユーザの主(メイン)事務所の電話番号を、
通常はもう1つのユーザ、例えば部(デパートメント)
事務所、に属するもう1つの宛先IDに転送することを含
む。外部ユーザが通常の宛先IDを用いて呼を行う時、部
事務所内の電話が鳴る。ユーザ自身は、この転送を行わ
ざるをえず、また自らそれをキャンセルしなくてはなら
ない。ユーザが多くの通信ネツトワークにおける許可さ
れたユーザであり、この転送が全ての該ネットワークに
おいて行われる時は、該ユーザは、それぞれのネットワ
ークにおけるそれぞれの転送およびそのキャンセルに関
する正確なブックワーク(bookwork)(出来事や処置の
整理した記録やノートといつた物)を維持しなくてはな
らない。
ネットワークの見地から見る時、そのような転送は問
題を構成する。そのわけは、ネットワークは、新しい宛
先識別名を知っている必要があるからである。換言すれ
ば、ネットワークは移動ユーザを詳しく調査しておく必
要がある。移動体電話ネットワークにおいては、ユーザ
は固定アドレスとして移動端末を有し、ネットワーク
は、該ネットワーク内において固定アドレスが地理的に
どこに位置しているかに関し連続的情報を得る。これ
は、移動端末が移動体電話ネットワークによってカバー
される区域内のどこに位置するかにかかわらず、外部発
呼者が常に移動端末を呼出しうるようにする。移動体電
話において移動ユーザのための通信を可能ならしめるの
に適用される技術的解決法は高度に複雑であり、使用さ
れるハードウェアおよびソフトウェアは高度に特殊化さ
れたものである。ハードウェアおよびソフトウェアは、
移動ユーザのための通信を可能ならしめる全体的問題の
解決を構成するように高度に統合される。以下の例は、
ハードウェア成分およびソフトウェア成分が行いえなく
てはならないプロシージャ(以下、手順と称す)を示
す。
(a)AからBへの呼の検出。
(b)Bの位置を突き止める。
(c)Aが接触を所望していることをBに警告(以下、
警報と称す)するために、Bに対し呼出し音を発する。
(d)Bが、Aの所望する通信を、受入れる/拒否する
/転送を要求する、か否かを決定する。
(e)ネットワークを経て関係のある接続を確立する。
今日の通信サービスのもう1つの欠点は、ユーザが、
それぞれのネットワークによって異なるアクセス方法を
有し、かつ相互に異なる性質の端末を有する、別の通信
ネツトワークの媒体を経て、サービスへのアクセスを得
ることである。例えば、テレファックスサービスはテレ
ファックス装置によってのみ得ることができ、移動体電
話サービスは移動体電話によってのみ得ることができ、
データ通信サービスはコンピュータおよびモデムを用い
てのみ得ることができ、電話サービスは電話装置によっ
てのみえることができる、などである。加入者を呼出す
ために1ネットワークにおいて使用されるいわゆる短い
番号は、同じ加入者を呼出すために他のネットワークに
おいて使用される短い番号とは異なる。
今日の通信サービスのさらにもう1つの欠点は、1つ
の通信ネツトワークにおける接続を使用中であるユーザ
は、実際的な理由から、ほとんど他のネットワークにお
ける接続の通信段階を使用しえないことである。
メッセージを受けて記憶するデバイスは、本技術分野
において公知である。1つのそのようなデバイスは、
「音声応答」という名称で知られており、利用者(cust
omer)(以下、顧客と称す)が1日24時間彼ら自身の電
話から、オーダーし、情報を得、記録し、などできるよ
うにする。この種のもう1つの公知のデバイスは、「音
声メール」と呼ばれる。このデバイスは、顧客自身がで
きない時にメッセージに応答してメッセージを受ける。
顧客は、音声メールを聞き、世界中のどのような電話か
らのメッセージにも返信することができる。もう1つの
公知のデバイスは、「音声オペレータ」と呼ばれる。こ
のデバイスは、常に最初の信号に応答してユーザの交換
を処理し、また外部ユーザが正しい個人に到達すること
を容易ならしめる。もう1つの公知のデバイスは、「オ
ーディオテックス(Audiotex)」と呼ばれ、ビデオテキ
ストに似た電話サービスである。
これらの公知のデバイスは全てメッセージ記憶サイト
として働く。この記憶サイトまたは場所は、それは見出
されるそれぞれのネットワーク内に固定されている。記
憶されているメッセージは、もし顧客がデバイスと同じ
ネットワーク内に見出されれば、該顧客によってのみ収
集されうる。顧客がいくつかの異なるネットワーク内に
いくつかのそのような記憶デバイスを有する時は、その
顧客は、それらの記憶デバイスを、それぞれの宛先アド
レスを述べつつ代わるがわる呼出すことにより、それぞ
れの該デバイスをチェックする必要がある。たとえメッ
セージを記憶しているデバイスが無かったとしても、そ
れぞれのデバイス内にメッセージが記憶されているか否
かを確かめるために、全ての場合に、顧客はやはり記憶
デバイスをチェックする必要がある。
これらの公知の記憶デバイスのもう1つの欠点は、外
部ユーザが顧客、すなわちその記憶デバイスの所有者、
に与えようとしているメッセージが、常に所定の、それ
が記憶される一定の場所へ導かれることである。ある公
知の記憶デバイスは、メッセージを記憶する毎に顧客に
対して警報信号を送る。外部ユーザと顧客との間の「通
信」は、それによって終端する。メッセージに関して何
かが起こるためには、顧客が次のステップを行い、すな
わちそのメッセージが記憶されている場所すなわち位置
と接触し、そこからメッセージを収集しなくてはならな
い。
通信は伝統的に、呼を行う時、発信利用者からのスタ
ーティングポイント間に、前述の宛先に向かう方向の接
続を確立することを含む。この接続を確立する伝統的手
順は、時には、例えば、ネットワークが、該ネットワー
ク内のアドレス指定された利用者の位置をチェックし続
けることが必要な、呼がアドレス指定された利用者が移
動性のものである時には、制限を生じる。もしアドレス
指定された利用者がいくつかの異なる通信ネツトワーク
を使用していて、かつ移動性のものであれば、発信利用
者が呼によって移動利用者との通信を確立する可能性は
現在は無い。そのわけは、発信利用者が、移動利用者の
用いている通信ネットワークを、その特定の時刻、すな
わち呼を行う時刻において知らないからである。
米国特許第4,172,969号は、固定電話応答装置に接続
された電話を含む通信システムに関する。該応答装置に
は固定無線送信機と固定無線受信機とが接続されてい
る。移動無線送信機および受信機ユニットは、電話の加
入者により担持されており、加入者が移動している時呼
を受けまた行うことを可能ならしめる。このシステム
は、以下のように動作する。利用者Aが、利用者Bに対
する呼を行う。この呼は、発呼者である利用者Aに、彼
の電話番号をダイヤルするように要求するBの応答装置
により終端せしめられる。この電話応答装置は、次に固
定無線送信機をトリガし、それはBの移動無線受信機に
警報する。前記応答装置に接続された適切な電話が、同
時にAの電話番号をディジタル形式に変換する。この電
話番号は前記固定送信機を変調し、前記警報と共にBの
移動無線受信機へ放送され、該受信機はそこでビープ音
を発生し、かつ発呼利用者の電話番号を表示する。利用
者Aは、利用者Aへ即座に電話をかけ返すか、または転
送されたAの番号を、後刻検索するためにメモリ内に記
憶させることができる。発呼利用者に、呼と呼出し番号
が受信された旨を知らせる「リアルタイム」の受領通知
を発呼利用者Aへ送るために、前記移動送信機は、前記
応答装置の固定受信機へ受領通知信号を送信し、該信号
は該応答装置をトリガして、前記固定電話を経て発呼者
に対し前もって記録されているメッセージをプレイバッ
クして、発呼者に、電話呼が発呼利用者の電話番号と共
に被呼利用者Bによって受信されたことと、返信の電話
呼が行われるであろうことと、を知らせる。
この従来から公知の通信システムは、その意図する目
的のため良好に動作するが、発呼利用者が電話を切って
被呼利用者Bからの返信呼を待たなくてはならないとい
う欠点を有する。従って、発呼利用者は、通信を行うた
めに極めて特殊な呼手順に従わなくてはならず、彼はま
ずBの番号をダイヤルし、次に彼自身の番号をダイヤル
し、次に電話を切って返信呼を待たなくてはならない。
これは不便である。
前記米国特許第4,172,969号とは対照的に、本発明に
おいては発呼利用者からの呼は仲介手段に止めておか
れ、仲介手段は被呼利用者に警報し、被呼利用者はその
呼を受入れるか、拒否するかを決定する。もし呼が受入
れられれば、被呼利用者は止めおかれた呼に接続され、
発呼利用者は彼の番号をダイヤルする必要はない。従っ
て、仲介手段は、呼のセットアップに仲介手段が係わっ
ていることに発呼利用者が気がつかないという意味で、
発呼者に対して透明である。もし呼が被呼利用者により
拒否されれば、その場合に限って発呼利用者は、仲介手
段に対して彼自身を明らかにしなくてはならない。被呼
利用者が後に発呼利用者と通信しようとした時は、被呼
利用者は、前記米国特許に教示されているように発呼利
用者に対してではなく、彼の仲介手段に対して呼を行
う。
発明の開示 本発明の目的は、Fと呼ばれる1利用者と、Uと呼ば
れる他利用者との間の連続的通信を2つの通信、すなわ
ちFとESと呼ばれる仲介手段との間の通信と、Uと仲介
手段ESとの間の通信と、に分解することにより、前述の
欠点を減少せしめる通信方法および構成を提供すること
である。
通常Aが発信利用者を示し、Bがアドレス指定された
利用者を示す、伝統的用語法とは異なり、仲介手段ESに
よってサービスされる利用者はUで示され、このUは顧
客を表す。該仲介手段を経てUと通信することを望む外
部利用者はFで示される。呼称UおよびFは、いずれの
利用者がUとFとの間に通信を確立する上でイニシアテ
ィブをとるかには無関係である。従って、Uが時には接
続を開始し、時には接続を終端せしめる。利用者Fに対
しても、同じことがいえる。
本発明のもう1つの目的は、顧客Uに対し、彼が入り
呼び(以下、着信呼と称す)によってどのような影響を
受けるべきであるかに関して、いくつかの選択を与える
通信方法および構造を提供することである。顧客Uは、
全てU自身の所望によって、さまざまな外部ユーザFと
さまざまな方法で接触できるべきである。
本発明のもう1つの目的は、顧客Uが1つの同じ端末
を経ての許可を受けているいくつかの異なる通信ネツト
ワークにおける通信サービスに対し、顧客Uがアクセス
を得ることを可能ならしめる通信方法およびシステムを
提供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、Uに関して固定さ
れている仲介手段ESを用いて入りトラヒックを処理する
ことにより、移動ユーザの一時的宛先アドレスの知識を
もつ機能から通信ネツトワークを解放する通信方法およ
びシステムを提供することである。これは、仲介手段が
固定されたまま、Uが、通信ネツトワーク内で場所を変
えて、またネットワークを変えて、移動することを可能
ならしめる。必要な時には、固定仲介手段は1つの位置
から他の位置へ移動可能であるべきである。仲介手段ES
は、顧客Uの宛先IDを用いてアドレス指定される。それ
ぞれの移動ユーザは、任意の選択された通信ネツトワー
クおよび任意の選択された端末を経て出呼び(以下、発
信呼と称す)を行うことにより、該移動ユーザのそれぞ
れの仲介手段と通信する。「任意の選択された」とは、
ここでは、移動ユーザが彼の仲介手段ESに対して発信呼
を行うことにより、外部ユーザとの通信を確立したい旨
の彼の所望を表明することを望む時に利用しうる端末ま
たは通信ネツトワークを意味する。
本発明のさらにもう1つの目的は、(i)仲介手段を
経て顧客Uと接触するために外部ユーザFにより用いら
れる、D−IDを略語とする第1宛先IDと、(ii)顧客U
が彼の仲介手段ESと接触するために使用する、U−IDを
略語とする今後顧客IDと呼ばれる第2識別名と、を用い
る通信方法およびシステムを提供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、顧客Uが、仲介手
段ESの個人的カタログすなわちディレクトリであって、
外部ユーザが用いるさまざまな通信ネツトワーク内に該
外部ユーザが有する個々の宛先IDに関係なく、前記ディ
レクトリ内において、Uが選択した外部ユーザFのおの
おのがそれぞれの単一の自由に選択された短い宛先IDを
割当てられる、前記ディレクトリを作ることを可能なら
しめる通信方法および構造を提供することである。前述
の自由に選択された短い宛先IDにより、顧客Uは、外部
ユーザがアクセスを有する諸ネットワークの中から選択
された任意の通信ネツトワーク内において該外部ユーザ
をアドレス指定しうる。
本発明のさらにもう1つの目的は、顧客Uおよび、該
顧客Uがそれを用いることにより通信を行う仲介手段ES
が、異なる通信ネツトワークを経ての、外部ユーザから
の、また外部ユーザへの、いくつかの接続およびいくつ
かの呼を同時に処理することを可能ならしめる、通信方
法およびシステムを提供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、外部ユーザが、通
信ネツトワーク内においてその瞬間に顧客Uが呼を受け
る該通信ネツトワークの位置を知る必要のない、また呼
を受ける顧客Uが通信ネツトワーク間をどのように移動
するかを知る必要のない、通信方法およびシステムを提
供することである。
本発明はまた、仲介手段がサービスノード内に実現さ
れることを可能ならしめ、同時に、該サービスノードが
複数の仲介手段であって対応する数の他の顧客Uにサー
ビスする該複数の仲介手段を備えうる、通信方法および
システムを提供することに関する。これは、サービスノ
ード内に仲介手段のプールを生じる。
仲介手段によって行われる機能性がネットワーク内に
地理的に分配(destribute)(以下、分散と称す)され
ることを可能ならしめ、それぞれのそのように分散され
た仲介手段がいくつかの通信ネツトワーク内に同様に分
散されることを可能ならしめる、通信方法を提供するこ
とも本発明の目的である。
本発明はまた、仲介手段が顧客へ送られるそれぞれの
仲介手段に対するリファレンス名F−REC−REFを作るこ
とを可能ならしめる通信方法およびシステムにも関す
る。
本発明はまた、仲介手段を経ての外部ユーザと顧客と
の間の通信プロセスが、いずれかの利用者が他の利用者
を呼出す最初のイニシアティブをとる時に開始され、外
部ユーザF、顧客U、およびその仲介手段ESを含む全て
の利用者が、通信プロセスが終端せしめられうると全員
合意するまで終端せしめられない、トランザクションと
して処理される、通信方法を提供することをも目的とす
る。
この通信プロセスは、接続のシーケンスおよび関係の
ある利用者間の1方向メッセージにより、接触間の変化
する長さの休止をもって進行しうべきである。利用者
は、引き続く接触間において他の通信ネツトワークおよ
び他の端末へ移動可能であるべきである。進行中の対話
形接触中において、利用者は、通信ネツトワークをスイ
ッチしうるべきであり、同時に、いくつかの異なる通信
ネツトワーク内において互いに通信しうべきである。も
しある形式の変換が要求されるならば、通信は適切な変
換性能性、いわゆるゲートウェイ、を経て行われること
が必要である。
本発明はまた、仲介手段がいくつかの異なる記憶サイ
トの中からメッセージ記憶サイトを選択しうる通信方法
を提供することをも目的とする。
1つの同じネットワークは、いくつかの記憶サイトを
含みえ、それぞれのネットワークは1つまたはそれ以上
のメッセージ記憶サイトを有しうる。仲介手段は、外部
ユーザがどこに位置しているかに関し、また顧客が地理
的にどこに位置しているかに関して、メッセージ記憶サ
イトを選択しうべきである。Uへメッセージを送ろうと
する外部ユーザは、Uの仲介手段ESか、または選択され
たネットワーク内のある他の記憶サイトかへ、そう出来
るべきであり、該仲介手段ESは、前記リファレンス名F
−REC−REFによって指示される、個々のメッセージに対
する記憶サイトの位置を知っているべきである。
本発明はまた、選択的に、顧客が彼の仲介手段に対し
て、個々の外部ユーザから、また個々の外部ユーザへ、
それぞれメッセージを受け、また送るよう、命令しうる
ことを意味する、2方向性である通信方法を提供するこ
とを目的とする。換言すれば、仲介手段は、「知能」、
すなわち仲介手段が自身を顧客の命令に適応させること
を可能にする機能性、を与えられうる。
本発明の特徴は、後記請求の範囲に記載されている。
図面の簡単な説明 以下本発明を、添付図面を参照しつつ詳細に説明す
る。添付図面において、 第1図は、本発明の通信方法を用いた通信に使用され
うる、異なる性質を有する異なる通信ネツトワークを含
む通信環境の全体図である。
第2図は、仲介手段を含むサービスモードが該仲介手
段のサービスを受ける顧客によって呼出される、本発明
の第1実施例の全体図である。
第3図は、1つのみの通信ネツトワークに対して適用
された時の、第1図に示されている実施例の拡大図であ
り、この図は、仲介手段の顧客により、また外部ユーザ
により、呼出される該仲介手段を含む個々のサービスノ
ードを示している。
第4図は、いくつかの仲介手段を作成するために、幾
人かの顧客によって共用される共通リソースを有する共
有サービスノードの拡大図である。
第5図は、第2図と同様の全体図であり、そこでは仲
介手段が外部ユーザによって呼出される。
第6図は、第2図と同様の全体図であり、そこでは仲
介手段がその顧客により、いくつかの通信ネツトワーク
において呼出される。
第7図は、外部ユーザが顧客との接触を求める時の、
本発明の通信方法を示すフローシート(flow sheet)
である。
第8図は、顧客が外部ユーザを呼出す時の、本発明の
通信方法を示すフローシートである。
第9図は、本発明の仲介手段の、1つは外部ユーザと
の通信用、もう1つは顧客との通信用の、2部分への分
割を示す。
第10図は、おのおのがそれぞれの仲介手段を備えた2
顧客を示す。
第11図は、仲介手段の第1部分がどのようにネットワ
ーク内において分散されるかを示す。
第12図は、仲介手段の第2部分がどのようにいくつか
のネットワーク間に分散されるかを示す。
第13図は、本発明の発展せしめられた実施例が適用さ
れる一般的環境の全体図である。
第14図は、仲介手段を示す概略ブロック図である。
第15図は、地理的に展開された仲介手段の第1部分の
概略ブロック図である。
第16図は、地理的に展開された仲介手段の第2部分の
概略ブロック図である。
発明を実施するための最良の態様 第1図は、本発明の通信方法が用いられている通信環
境の1例の全体図である。参照符号N1−N3は、異なる通
信ネツトワークを示す。おのおののネットワークは、そ
れぞれのネットワークに接続された端末間の通信を可能
ならしめる。おのおののネットワークは、制限された有
効範囲を有する。ネットワークN1は、伝統的に固定され
たネットワークであり、これは、概略的に示された端末
1、2が接続された固定ポート間の2方向通信を可能な
らしめる。端末1はこのネットワークの固定ポート3に
接続され、端末2はこのネットワークの固定ポート4に
接続されている。ポートの性質、例えばそれがアクセス
ポートであるか、端末ポートであるか、により、1つま
たはそれ以上の端末がポート4に関連せしめられうる。
端末1におけるユーザが、端末2におけるユーザとの接
触を望む時、該ユーザは、端末1において呼を開始し、
被呼利用者の宛先アドレスとして宛先識別名を用いる。
この識別名は宛先IDを略語とし、それがネットワークに
より、ポート4のハードウェアアドレスへ送信される。
この呼は、ネットワークN1を経てポート4へ送られ、そ
こには、いくつかの端末がこのポートに接続されている
時、例えばこのポートがPABX入力である時には、前述の
宛先IDのデジツト・アナリシスのための装置が見出され
る。その時、デジツト・アナリシスは、呼が送られるべ
き端末を明示する。
宛先識別名という用語は後に詳述されるが、ここでは
簡単に、この用語がサービス指向のものであることを述
べておくことができる。宛先IDは、ネットワーク内のサ
ービス(端末ではない)を指示する(宛先、またはアド
レスが、ネットワーク内のどこに見出されるかではな
い)。ポート3および4はまた、ユーザにネットワーク
へのアクセスを与えるので、アクセスポートとも呼ばれ
る。ネットワークN1は、固定ポート間の2方向トラヒッ
クを可能ならしめる。ネットワークN1の例には、通常の
電話ネットワークのほかに、テレックスネットワーク、
ISDNネットワークが含まれる。端末1、2は、標準電話
装置、テレックス装置、PABXユニットでありうる。
ネットワークN2は、少なくとも一方の端末が移動端末
5である、2つの端末間に2方向通信を可能ならしめる
移動ネットワークの例である。移動体電話装置は、移動
体電話の1例である。この移動端末は、概略的に示され
ている基地局ユニットを経て移動端末とコードレス通信
するポート6、7を経て到達されうる。移動端末との通
信が行われるためには、ネットワークは、移動端末の位
置を突き止め、またポート6、7のいずれが移動端末と
の通信に用いられるべきかを選択する必要がある。移動
端末5は、該移動端末との通信が所望される時に用いら
れる端末アドレス、すなわちT−IDを略語とするいわゆ
る端末識別名、を有する。
ネットワークN3は、中央8から、ネットワーク内にお
ける位置がネットワークN3に知られていない移動端末9
への、1方向通信のみを可能ならしめるネットワークの
例である。移動端末が中央8から大域送信によって呼出
されるパーソナルページングネットワークは、そのよう
なネットワークの1例である。個々の移動端末は、端末
IDを用いて呼出される。ページングネットワークにおい
ては、移動端末9は、該移動端末がネットワークによっ
てカバーされる区域内のどこに位置するかに関係なく、
中央から送信されるページングメッセージを受信しう
る。しかし、移動端末は、中央8へ返信することはでき
ない。
本発明が適用されるのは、第1図に示されている環境
と同様な環境である。ユーザが見出されるのも、そのよ
うな環境においてである。そのユーザは、それぞれの個
々のネットワーク内においては通信しうるが、ネットワ
ーク間通信は、ユーザ自身が異なるネットワーク内にお
ける独立したサービス間の協同を制御する時にのみ可能
であるので、それらのネットワークは不十分にしか相互
調整されない。
本発明によれば、今後顧客Uと呼ばれるユーザは、異
なる形式の端末を経て、上述のN1−N3と同様な異なるネ
ットワークに対するアクセスを得ることができ、このよ
うにして、それぞれのネットワークが提供するサービス
に対するアクセスを得ることができる。前述の目的は、
顧客に対して電子秘書(electronic secretary)とも
呼ばれる仲介手段ESを用意することにより達成される。
この仲介手段は知能を有し、通信ネツトワークN1−N3に
おける通信用のソフトウェアおよびハードウェアを備え
たコンピュータの形式で実現される。仲介手段ESは、顧
客Uにより、それぞれのネットワークN1−N3における異
なる端末を経て到達されうる。
第2図は、本発明の第1実施例の全体図である。この
場合N4は、パケット結合ネットワーク、例えば電子メー
ルネットワークを示す。仲介手段ESはサービスノード10
内に見出され、サービスノード10は、いくつかの端末1
1、12、13を含み、そのおのおのは、中継線(trunk lin
e)14、15、16を経てそれぞれのネットワークN1、N2、
またはN4に接続されている。端末11は、ポート17を経て
ネットワークN1に対しアクセスを有する。端末12は、ポ
ート18を経てネットワークN2に対しアクセスを有し、端
末13は、ポート19を経てネットワークN4に対しアクセス
を有する。
顧客Uは、端末5を経てネットワークN2に対し、また
端末9Bを経てネットワークN4に対し、アクセスを有す
る。
前記顧客との通信を望む外部ユーザは、該顧客に直接
接触することはできず、まず仲介手段に頼らなくてはな
らない。仲介手段は、全ての入りメッセージを扱い、外
部ユーザの呼を、顧客がその仲介手段にすでに与えてあ
る命令に従って処理する。
顧客が外部ユーザとの接触を望む時は、顧客は、彼の
仲介手段と通信して該仲介手段に所望の呼を行うことを
命令する。もし顧客が、彼の仲介手段をバイパスするこ
とを望むならば、顧客は外部ユーザに対し、該ユーザの
宛先IDを用いて直接呼を行う。
これから明らかなように、仲介手段は、一方では外部
ユーザからの、他方では顧客からの、呼を受信しうる。
仲介手段がこれら2種類の呼を区別することを可能なら
しめるために、顧客はそれぞれのネットワークN1−N3内
において、後に詳述されるように、2つの異なる宛先識
別名、すなわち顧客識別名U−IDと、宛先識別名D−ID
と、を有する。宛先識別名D−IDは、それぞれのネット
ワーク内の登録されたユーザに関する番号簿、例えば電
話帳、内に見出されるアドレスである。しかし、この
「公表」アドレスは直接顧客には導かず、常に顧客の仲
介手段ESへ導く。顧客識別名U−IDは、顧客自身以外の
全ての者に対して秘密にされ、UからESへ通信する時、
顧客によって使用される。「秘密」アドレスU−IDは公
表されない。
顧客は、彼の仲介手段に、外部ユーザからの着信呼を
受信するように、また終了せしめるように、また、これ
らのユーザに、例えば、どこから、または誰から、その
呼が行われ、またユーザが何を望んでいるか、を尋ねる
などの、所定のサービスを提供するように、命令する。
顧客はまた、彼の仲介手段に、該顧客のためにそれぞれ
の着信呼がどのように処理されるべきかに関して命令す
る。例えば、顧客は、全ての呼が仲介手段を経て該顧客
に送られることを所望しうる。他の時には、顧客は着信
呼が、まず前述のサービスに与えられ、その後仲介手段
に与えられて、それぞれの着信呼の後、該顧客に接触し
て該顧客が次のことを所望するか否かを尋ねることを所
望しうる。(a)今直ぐの、発呼利用者との、いわゆる
対話形通信による通信、または(b)後刻における該通
信。例えば、顧客は、対話形通信を拒否し、代わりに仲
介手段に対し、発呼外部ユーザからのメッセージを受け
ること、または逆に、該外部ユーザへメッセージを送る
ことを命令しうる。送られたメッセージによるそのよう
な通信は、中継通信(indirectcommunication)と呼ば
れる。顧客は、着信呼がどのように扱われるべきかを選
択する多くの可能性を有する。例えば、顧客は、所望さ
れた通信を完全に拒否すること、または特定の外部ユー
ザとのみの通信を選択することができ、後者の場合に
は、仲介手段はフィルタとして機能する。この手順は、
本出願者の特願平5−513979号に十分に説明されてい
る。
外部ユーザFとESとの間の対話において、仲介手段ES
は、例えば音声制御問合せ用のソフトウェアおよびハー
ドウェア装置、記録メッセージのプレイバック用の記録
装置を用いる。外部ユーザFからの呼を受信した時、仲
介手段ESは、例えば該外部ユーザがメッセージを残すこ
とを望んでいるか否かを尋ねる。あるいは、これに対す
る補足として、仲介手段は該外部ユーザに、顧客Uがど
こで、すなわちいずれのネットワークにおいて、いつ、
すなわちどの時刻に、接触されうるか、について知らせ
うる。仲介手段から提供されうるサービスのレベルは、
顧客Uと仲介手段ESとの間の「合意」により前もって決
定される。
以上から明らかなように、顧客は、少なくとも3つの
理由によって、彼の仲介手段に接触する。すなわち、 (i)仲介手段に命令を与えるため、 (ii)外部ユーザが残した記録メッセージを聞くため、
および、 (iii)特定の外部ユーザとの、仲介手段を経ての通信
を自身でオーダーするため、 である。
顧客が彼の仲介手段を呼出したい時は、まず端末2、
5、または9(第2図)のいずれかを選択し、その後ア
ドレスとして秘密アドレスU−IDを用いて仲介手段ESを
呼び出す。U−IDは、呼のために使用されるネットワー
ク内の有効ポートアドレスに翻訳され、それを指示す
る。次に、使用されているネットワークは、関係のある
端末2、5、または9から、仲介手段ESが関係のあるネ
ットワークに接続されるサービスノード10への接続を作
る。前記呼は、端末11、12、または13の1つに到達し、
該呼の中に示されているアドレスまたは宛先、すなわち
U−IDは、関係のある端末、この場合はESを指示する。
あるいは、U−IDは、別々のU個人を識別するための手
順を追加された共通グループIDの形式を有しうる。仲介
手段ESは前記呼を終了せしめ、ES内のソフトウェアは次
に、該呼をトランザクションとして処理する顧客プロセ
スを開始する。顧客プロセスは、呼が関係のある端末に
到着したポートを確立し、該呼と、該呼が到着したポー
トとの間の関係を作る。この関係は、顧客受信リファレ
ンス名と呼ばれ、U−REC−REFを略語とされ、簡単に言
えば、関係のある呼を命名することが出来る。命名U−
REC−REFは、異なる顧客プロセスが関係のある呼を照会
しようとする時は、それらの異なる顧客プロセスによっ
て用いられる。前記関係はデータ記録の形式を有し、顧
客および仲介手段の双方が、該データ記録が消去される
べきであると合意するまで、有効状態に留まる。このよ
うな顧客プロセスの例は、本出願者の特願平5−513977
号および特願平5−513980号である、我々の同一領域の
特許出願に説明されている。このような顧客プロセス
は、主として2利用者AおよびBの間に接続を確立する
時に用いられる。
第3図は、第1図の拡大図であるが、1つのネットワ
ーク、この場合はN1、のみを示している。仲介手段ES
は、個々のサービスノード20内に見出され、該サービス
ノードは、(第1図におけるように)1つの入り線では
なく、2つの入り線21および22を有し、そのおのおのに
は、それぞれの端末ユニット23および24が接続されてい
る。ネットワークN1が標準通信ネツトワークPSTNである
時は、端末ユニット23、24は合わせて、例えば、2つの
入り線を有する単一電話に対応しうる。もしネットワー
クN1がISDNネットワークであれば、2つの線21、22は2
つの論理線であり、これらは単一物理線の形式で実現さ
れる。仲介手段ESは、2端末ユニット23、24のおのおの
に対して動作する。入り線21はネットワークN1内の固定
ポート25に接続され、入り線22はもう1つの固定ポート
26に接続されている。仲介手段ESに到着し、端末アドレ
スとしてU−IDを用いている呼は、顧客からの呼として
処理されるが、宛先アドレスとして番号簿番号D−IDを
用いている呼は、外部ユーザからの呼として処理され
る。第3図においては、外部ユーザはFで示されてい
る。外部ユーザは、端末27を経てネットワークN1に対し
アクセスを有する。
上述のように、仲介手段ESは、端末との通信用のソフ
トウェアおよびハードウェアを備えたコンピュータであ
る。しかし、個々の顧客のトラヒック強度は、該コンピ
ュータに完全にロードするのにはしばしば不十分であ
る。換言すれば、該コンピュータはいくつかの顧客を処
理するための余剰能力を有する。第4図は、例えば、ES
1、ES2、...ESNで示されたいくつかの仲介手段に共通な
異なる端末間の通信用プログラムおよびハードウェアを
有するコンピュータの形式の、リソースを有する、共用
サービスノード28の例を示す。仲介手段ES1は顧客U1用
のものであり、ES2は他の顧客U2との通信の処理用のも
のであり、以下同様である。さらに、共用サービスノー
ド28は、外部ユーザFから、および顧客U1、U2、...UN
からの呼を受信するためのいくつかの入り線30−39を有
する、私設交換機、例えばPABX形交換機を含む。着信呼
は、線30−39の任意の1つに到着しうることは明らかで
ある。次に、交換機29においてデジツト・アナリシスが
行われ、それによって顧客U1、U2、...UNのいずれへ呼
が送られるかが確立される。次に、呼は、対応する顧客
の仲介手段ESへ結合せしめられ、それは該呼を終端せし
めて、また該呼と対応するポートとの間の前述の関係U
−REC−REFを作る。
第5図は、第2図と同様の全体図であり、そこでは仲
介手段は、端末27を経てネットワークN1に対しアクセス
を有する外部ユーザFによって呼出される。該外部ユー
ザは、いくつかのネットワーク、例えば移動体電話ネッ
トワーク、に対してアクセスを有することができる。呼
手順は、第2図に関して説明されたそれと同様である
が、この場合には、外部ユーザFが宛先アドレスとして
公衆電話番号(public directory number)D−IDを使
用する点が異なる。呼が顧客から受信された時の(行わ
れ方と同様に、リファレンス名F−REC−REFが割当てら
れるトランザクションを作る割当てプロセスが開始さ
れ、このリファレンス名は、Fから入る呼を、該呼が到
着するポートに関連せしめる。この関係は、諸端末がF
からの関係のある呼との関連を望む時、それら異なる端
末における異なる割当てプロセスにより用いられる。
第6図は、第2図と同様の全体図であり、そこでは仲
介手段ESは、ネットワークN1−N3の任意の1つ内に位置
しうる該ESの顧客Uへの呼を行う。仲介手段ESは、顧客
が内部に位置しているネットワークを知らない。顧客へ
の呼は、警報信号の1方向送信の形式で行われ、その唯
一の目的は、顧客Uに警報することである。通信プロセ
スのこの段階においては、仲介手段とUとの間に接続は
作られていない。ページングは、異なる方法により、異
なるルートに沿って、例えば、ネットワークN3内におけ
る大域送信、移動ネットワークN2内における有向コード
レス送信、により、またはネットワークN1内の固定端末
に対して、行われることができる。警報信号が、パーソ
ナルページングネットワークN3内で送られる時は、仲介
手段は、宛先アドレスとして顧客の端末識別名T−ID、
すなわち個々の端末9のアドレスを用いる。警報が移動
ネットワーク内で送信される時は、コードレス1方向警
報信号が端末5へ送られ、該端末は警報信号を受信した
時、例えば単に音響信号を発生し、このようにして顧客
の注意を、彼が彼の仲介手段に接触すべき事実に向け
る。固定ネットワークN1内における警報送信の場合、且
つこのネットワークN1が標準電話ネットワークPSTNであ
る時は、警報は規則正しい間隔で送信され、その場合ア
ドレス指定された電話は、それぞれの警報信号を受信す
ると短いバズ音を発生し、それによって顧客の注意を、
彼が彼の仲介手段に接触すべきことに向ける。仲介手段
ESは、この警報送信プロセスを、含まれる全てのネット
ワークN1−N3において、平行して、または順次行いう
る。仲介手段ESは、その顧客、または使用者を、知能的
プロセスによって、例えば、顧客が最後に位置したネッ
トワークにおいて(ただし、パーソナルページングネッ
トワークN3においてではない)ページングを開始するこ
とによって、ページングすることができる。もしページ
ングが昼間行われるべきであれば、仲介手段ESは、例え
ば、顧客の職場においてページングを開始することがで
き、晩に顧客をページングする時は、仲介手段は顧客を
彼の家庭においてページングし始めることができる。例
えば、もしページングが07.00−08.00および17.00−18.
00の時間の間に行われるべきであれば、ページングは、
移動ネットワーク内で開始されうる。そのわけは、これ
らの期間中においては、顧客が勤務に出る途中、または
家庭に帰る途中である可能性が強いからである。ページ
ングプロセスを行う時には、サービスではなく、個々の
端末の番号に関する端末識別名が用いられることに注意
すべきである。例えば、もしUが、顧客自身の端末では
ない端末に位置していれば、その顧客は、ESがUをペー
ジングしうるように、彼自身の仲介手段ESに関係してい
る端末IDを知らせる必要がある。
宛先識別名という用語は、仲介手段ESからサービスさ
れるユーザとの接触に入っているサービスに関するもの
である。宛先識別名はサービス指向のものであり、ネッ
トワーク内におけるサービスに関し、ネットワーク内に
おけるサービスの所在に関するものではない。宛先ID
は、顧客を仲介手段ESに接触させる結果を生じる。U−
IDは、顧客Uの仲介手段に接触せしめられるべき該顧客
によって用いられる。D−IDは、外部ユーザFが顧客U
に接触せしめられることを望む時に、該外部ユーザFに
より用いられる。
T−IDは、1方向警報に関し、該警報は1つの特定の
装置へ送られる。
U−REC−IDは、顧客が彼のESを、ネットワークのポ
ートにおいてUの呼に接触させる、該ポートに関し、ES
によりこの呼に対するリファレンス名として用いられ
る。
リファレンス名F−REC−IDは、U−REC−IDと同じ目
的のために用いられるが、外部ユーザに関する。
例えば、U−REC−REFは、顧客がネットワーク内にお
いて移動性のものである時、ESにより該ESの該顧客を外
部ユーザと接続するために用いられうる。従って、移動
ネットワークN2は、該ネットワーク内における顧客の所
在を確かめておく必要はない。U−REC−REFは、移動顧
客のための固定点として機能する。
前述の呼プロセスにおいて用いられるさまざまな識別
名およびリファレンス名を定義した後には、外部ユーザ
Fが顧客Uとの接触を求める時に適用される通信方法を
説明しうることになる。この通信方法は、第7図のフロ
ーシートを参照しつつ説明され、そのフローシートは、
アドレス識別名D−IDを用いての外部ユーザFから仲介
手段ESへの呼によって開始される。この段階はブロック
40に示されており、第5図に示された呼に対応してい
る。仲介手段ESは該呼を止めておき、前述のトランザク
ションを開始し、それによって、関係している呼と該呼
が到着したポートとの間に、関係F−REC−IDを作る。
そこで、FとESとの間の通信が開始され、ESは、Fが誰
であるか、Fは何を望むか、などを尋ねる。簡単にいえ
ば、ESは、顧客によって与えられた命令によって、その
サービスを外部ユーザFに提供する。通信プロセスのこ
の段階は、ESとFとの間の対話を表し、第7図のブロッ
ク41に示されている。次に、仲介手段ESは、その顧客の
T−IDを用いて、該顧客をページングし始める。ページ
ングは、第6図を参照しつつ説明されたようにして行わ
れる。このページングプロセスが完了した時、ESは、待
ち状態をとり、その顧客からの呼を待つ。顧客が警報信
号を受信した時、彼は彼自身がネットワークN1−N3のい
ずれか1つの中にいることを知り、次に、関係している
ネットワーク内における彼の顧客識別名U−IDを宛先ア
ドレスとして用いて、彼の仲介手段ESを呼び出す。本方
法のこの段階は、第2図に示されている呼プロセスに対
応し、第7図においてはブロック43により表されてい
る。ESがUから呼を受信した時は、Uからの呼とUが到
着したポートとの間の関係を明らかにするトランザクシ
ョンが作られる。この関係は、前述のU−REC−REFであ
る。仲介手段はここでは顧客として機能する。顧客はES
に警報が与えられた理由を尋ね、顧客はESに命令を与え
ることができ、またメッセージを残すことができる。U
とESとの間のこの対話は、ブロック44に示されており、
それは第2図を参照しつつ上述されたプロセスに対応す
る。通信プロセスの最後の段階として、次にESは、本出
願者の特願平I5−513979号である、我々の同一分野の特
許出願に説明されている方法を適用することにより、F
とUとの間のミーティングを開始する。
もし顧客が直ちにFと接触することを望めば、仲介手
段ESはU−REC−REFに明示されているポートを、F−RE
C−REFに明示されているポートと接続し、それによって
両利用者間の対話は直ちに行われる。通信プロセスにお
けるこの後者の段階は、第7図のブロック45に示されて
いる。ブロック41によるFとESとの間の対話中に、Fは
彼の用件を宣言し、彼が誰であるかなどを述べる。F
が、Uに到達不可能であることを告げられることも起こ
りうる。この場合、仲介手段ESは、メッセージを残すよ
うFに求めることを、Uから命令され、このメッセージ
は次にESによって記憶され、後にUへ送られる。この方
法は、F−REC−REFへのメッセージに関連するラベルま
たはマークを用いる。メッセージはまた、通常の技術に
よる時刻記録をも備えうる。メッセージを記憶した後、
仲介手段はFに、後刻の呼を求め、またUからFへのメ
ッセージがあるか否かを尋ねる。次に、ESとFとの間の
対話が終端せしめられる。Fが後にESを呼出した時、ES
は、顧客UがFのメッセージに対する返信を残してある
か否かを知るべく注意し、もし残してあれば、このメッ
セージをFへ送る。このようにして、FとUとの間に間
接通信が可能となり、F−REC−REFが関連するデータ記
録は、双方の利用者FおよびUがこの特定の場合におけ
る彼らの相互通信が終端したことに合意するまで、消去
されない。
第8図は、他の場合、すなわち顧客Uが外部ユーザF
との接触を望む場合を示す。このプロセスの第1段階、
ブロック46、においては、顧客は、顧客識別名U−IDを
示して彼の仲介手段ESを呼出す。このプロセス段階は、
第2図に関連する上述の説明に対応する。仲介手段ESは
その顧客Uからの呼を終端せしめ、該呼を該呼が到着し
たポートに関連せしめるトランザクションを作る割当て
プロセスを開始する。使用されるリファレンス名は前述
のU−REC−REFである。仲介手段ESはここでは、顧客が
現在その中に位置しているネットワークを知っている。
ブロック47に示されているように、仲介手段は顧客が所
望することを尋ね、UとESの間に対話が始まる。次に、
仲介手段ESは、ブロック48に示されているように、Fの
T−IDを用いてFを呼出す。ここでは、選択ブロック49
において2つの状況がおこりうる。すなわち、Fは、応
答するか、または応答しない。もしFが応答すれば、仲
介手段ESは、ミーティングアレンジャ(meeting arran
ger)に接続オーダーを送ることにより、ブロック50に
おいて、UとFとの間の接続を開始し、ミーティングア
レンジャは、その後所望の接続を確立する。この接続の
確立され方は、本出願者の特願平5−513979号である、
我々の同一分野の特許出願に詳述されている。もしFが
応答しなければ、仲介手段はその顧客にこの旨を知ら
せ、そこでブロック51において、顧客は彼の仲介手段に
命令することができ、例えば、さらに呼を行い、通信が
所望されているという趣旨のメッセージを残すようにES
に命令しうる。
UとESとの間のこの対話中に、顧客Uは彼の仲介手段
ESに対し、Uが、ネットワークN1、N2、およびN3の中か
ら選択された所定のネットワークを経て外部ユーザFか
らの通信を受信することを望んでいる旨を通告する。顧
客が通信を受信するために選択するネットワークは、必
ずしも外部ユーザFが呼を行うネットワークである必要
はない。この目的のために、仲介手段ESは自由に使用し
うる変換装置を有し、該装置は、外部ユーザの使用した
いネットワークを使用しつつ外部ユーザとの通信を続け
ることを可能ならしめ、顧客の使用したいネットワーク
を使用しつつ顧客との通信を続けることを可能ならしめ
る。そのような変換装置の例は、本出願者の特願平5−
513978号である、我我の同一分野の特許出願に、ゲート
ウェイと共に説明されている。
外部ユーザFと顧客Uとの間の通信は、一方が外部ユ
ーザFと仲介手段ESとの間の通信であり、他方が顧客U
と仲介手段ESとの通信である、2つの通信に分割される
ので、FからUまでの結合ルートの両端部は解放されて
いて、別別に処理されることができ、これは、顧客がそ
れぞれの着信呼が彼のためにどのように処理されるべき
かを動的に決定することを許容する、前述の可能性を作
りだし、顧客が利用しうるさまざまな選択肢は、着信呼
が受入れられるか、拒否されるか、でしかあり得なかっ
た伝統的場合に可能な選択肢よりもかなり多い。顧客U
は仲介手段に対し、着信呼に関する顧客の所望がどのよ
うに処理されるべきかを知らせ、その後、なされるべき
ことと共に進行を行うのは、仲介手段であって顧客では
ない。外部ユーザFと顧客Uとの間の接続の両端部は互
いに解放されているので、利用者FおよびUのいずれか
が他の利用者の位置、すなわち他の利用者がいずれのネ
ットワーク内に存在するか、を知る必要はない。
もし顧客Uが、例えば電話サービスの転送を所望すれ
ば、該所望は顧客Uによって仲介手段ESへ送られ、仲介
手段ESは、着信呼が、その瞬間に顧客Uが位置している
端末識別名T−IDへ送られることを保証する。同様にし
て、仲介手段ESは、該顧客が所望する全ての転送の連続
的リストを保持し、該顧客は、外部ユーザとの通信が行
われるべき通信ネツトワークまたは該通信ネツトワーク
の仲介手段に知らせることのみを必要とする。転送の適
用を中止すべき時、顧客は、この趣旨を仲介手段に知ら
せ、そこで仲介手段は、入りトラヒックを所望の端末
2、5、または9へ送るのに必要な手段をとる。
仲介手段ESは、それぞれのネットワークN1−N3内に固
定されている。これらのネットワークは、顧客Uが一時
的転送の手配をしたか否かを確かめておく必要はない。
そのわけは、全てのそのような転送は、仲介手段ESによ
り処理されるからである。外部ユーザFがどのように移
動するかに関係なく、外部ユーザは、仲介手段ESと通信
し、仲介手段は固定されている。これは、例えば、固定
アドレスまたは宛先が移動端末である移動体電話の場合
とは反対である。事実、顧客にとって、何か着信呼が記
録されているか、またそれらの呼がどこから発せられた
ものであるか、を聞くのに便利な時に、該顧客は彼の仲
介手段ESに接触しさえすればよいので、仲介手段ESでさ
え、顧客Uがその中に見出されるネットワークを知る必
要はない。仲介手段は、このようにしてUと接触する。
これに関連して、顧客は、仲介手段に対し、該顧客が確
立を望む接続の開始をオーダーすることができる。
仲介手段ESを導入することにより、外部ユーザFは、
顧客へ直接到達すること、または、(a)顧客がどこで
到達されうるか、または(b)顧客がいつ外部ユーザF
との接触においてイニシャティブをとる積もりなのか、
に関する情報を得ること、のいずれかが可能になる。仲
介手段ESは、外部ユーザに対し1日24時間中サービス
し、顧客は、それぞれの個々の呼がどのように処理され
るべきかを常に制御しうる。外部ユーザにとって、仲介
手段を経ての通信方法は、該外部ユーザが該ユーザのD
−IDに関する番号簿情報を持ってさえすれば、どのネッ
トワーク内のどの端末を経ても、顧客Uに到達しうるこ
とを意味する。外部ユーザは、顧客Uがその中に見出さ
れるネットワークを知る必要はない。これは、本発明に
対し多ネットワーク性を与える特徴である。多ネットワ
ーク性とは、Uがいくつかのネットワークのユーザであ
り、多くの択一的端末を経てアクセスを得うることを意
味する。それぞれの利用者は、どの端末内にも、またど
のネットワーク内にも現れうる。前述のように、それぞ
れの利用者は、1ネットワーク内においてのみでなく、
ネットワーク間においても自由に移動できる。
第9図は、仲介手段ESの、図にはES(F)とも示して
ある、外部ユーザFと通信する第1部分52と、図にはES
(U)とも示してある、顧客Uと通信する第2部分53
と、への機能上の分割を示す。顧客によってそのように
命令された時は、第1部分52は、それ自身で特定の外部
ユーザに対する呼を行い、外部ユーザFからの呼を受信
してメッセージを記憶し、メッセージをプレイバック
し、音声制御通話照会によって質問をし、応答を記憶
し、などすることができる。メッセージはまた、選択的
に記憶されうる。すなわち、特定のユーザからのメッセ
ージのみが記憶されうる。図はまた、外部ユーザFが、
顧客のD−IDを述べることによって、第1部分52との、
記号的に実線の矢印54で示された接続を確立するしかた
と、仲介手段の第2部分が、顧客の端末識別名T−IDで
呼出すことによって、その後顧客に警報する、記号的に
破線の矢印55Aで示された、しかたと、をも示してお
り、また、次に顧客がES(U)を呼出すことによって、
宛先アドレスU−IDとの、記号的に実線の矢印55Bで示
された接続を確立するしかたをも示している。
第10図は、ユーザU1およびU2のおのおのがそれぞれの
仲介手段ES1およびES2を有する、2ユーザU1およびU2の
例を示す全体図である。ES1はサービスノード10内に見
出され、ES2はもう1つのサービスノード56内に見出さ
れる。サービスノード56は、サービスノード10と同一の
ものでありうるが、図示の都合上これらのノードは別々
に示されている。第9図の図示と同様に、それぞれの仲
介手段ES1およびES2は2部分、すなわち、それぞれがそ
の顧客と通信する第1部分57および58と、外部ユーザと
通信する第2部分59および60と、を有する。それぞれの
顧客U1、U2は、彼の命令を彼のそれぞれの仲介手段ES1
およびES2に与え、その後該仲介手段の第2部分が記号
的に2方向矢印61によって示されている信号経路を経て
互いに通信する。U1とES1との間の対話、およびU2とES2
との間の対話は、第2図に関して説明された所と同様に
して、U1のアドレスすなわち宛先識別名がU1−IDで、U2
の宛先すなわちアドレス識別名がU2−IDで表された第10
図に示されているアドレスの使用によって行われる。U1
は端末識別名T1−IDを有し、U2は端末識別名T2−IDを有
する。U1の宛先識別名はD1−IDであり、U2の宛先識別名
はD2−IDである。
仲介手段ES1およびES2が互いの存在を知っているか否
かにより、異なった状況が起こりうる。U1がU2と通信す
ることを望んでいるものと仮定する。U1はその顧客IDを
用いてそのESを呼出し、ES1に対してU2との接触を求め
るように命令し、その時U2はアドレスとして考えられ、
ES1により参照(リファレンス)名D2−IDを用いて呼出
される。もしES1がES2の存在を知っていれば、または、
もしES1が宛先識別名D2−IDにより、U2が仲介手段のサ
ービスを受けること、すなわち仲介手段がU2にサービス
すること、を確立できれば、ES1はES2に対する接続を確
立する必要はなく、信号接続61を経てES2へ送信しう
る。
もしES1が、U2が仲介手段のサービスを受けることを
知らなければ、ES1は、U2の宛先識別名D2−IDを用いてU
2に対する接続を確立しうる。ES2の第2部分60は、その
接続を終了せしめ、またES1に仲介手段に対する接続が
終了せしめられた旨を知らせうる。例えば、これは、ハ
ンドシェイク・手順が導入されている通常のモデムによ
って行われるのと同様に行われうる。仲介手段ES1が、
仲介手段において接続が終了せしめられたことを知らせ
た時、ES1は、信号ルート61を経てのES2との通信へスイ
ッチしうる。あるいは、ES1は、確立された接続を経てE
S2へ送信し、モデムへスイッチし、2つのモデムが互い
に通話する時と同様に、そのオーダーまたは命令をES1
へ送信することができる。同時に、ES1は、送信プロセ
スにおいて作られたトランザクション内に、いつES1がD
2−IDを用いてU2を呼出し、仲介手段が応答したかを記
録する。この仲介手段は信号アドレスを有し、この信号
アドレスはES1によりトランザクション内に記録され
る。次にES1がU2を呼出す時は、ES1は、ES2に対する接
続を確立する必要はなく、代わりにES2の信号アドレス
を用いうる。
仲介手段は、多くの異なる方法で互いに通信しうる。
本発明は、多くの異なる方法で実施されうる基本原理を
提案する。本発明は、U1−U2の通信が、ES1とU1との間
の通信、ES2とU2との間の通信、およびES1とES2との間
の通信として処理されうるという考え方に基づいてい
る。ES1およびES2は、それらの当事者U1およびU2のそれ
ぞれの立場を、U1−U2の通信に関して、すなわち通信が
現在または後刻受入れられるであろうか否か、通信が完
全に拒否されるであろうか否か、または通信が仲介手段
を経て間接的に行われるべきか否か、に関してチェック
する。これら後の方の択一がいしにして行われるか、お
よびこれに必要な装置は、本出願者の特願平5−513979
号である、同一領域の特許出願に説明されている。
U1とU2との間に接続を確立する上述の方法の代わりと
して、ES1は、顧客U2との通信のための要求をその顧客
から受信した時、矢印62で表されたミーティングオーダ
ーを、前述の本出願者の特願平I5−513979号に説明され
ている種類のミーティングブローカーへ送りうる。その
ミーティングブローカーは、第10図には示されていな
い。そのミーティングブローカーは、そこで矢印63で表
されているように、U2を、U1とU2との間のミーティング
のための要求に接触させる。ES2が、その顧客との接続
のためのこの要求を受信した時、ES2は、第1図に破線
の矢印T2−IDで表された警報を前述のようにして、その
顧客U2へ送り、その後U2はES2に接触して、U1との通信
が所望されていることを知る。次に、ES2は、ミーティ
ングブローカーに、このことについてのU2の立場を知ら
せる。62→ES2→U2への警報、のこの手順は、前記ブロ
ーカー(図示されていない)が、両利用者U1およびU2の
立場が所望された接続に好都合であることを見出すまで
続けられ、見出した場合は、ブローカーは両利用者の一
方を他方に接続する。あるいは、前記ブローカーは、前
述の本出願者の参照文献番号が特願平I5−513979号であ
る特許出願に説明されているように、ミーティング要求
をミーティングアレンジャMAへ送ることもできる。顧客
U2は、このようにして、この場合にも、連続的に全ての
着信呼に関してある立場をとり、個々に通信が現在また
は後刻行われるべきか、または全く拒否されるべきか、
またはメッセージを用いて間接的に行われるべきか、を
決定しうる。メッセージの1例は次の通りである。「私
は只今ミーティング中であるが、もしU1が30分以内に私
を呼出したければ、私は接続の確立を受入れる準備をし
ておくつもりである。」このようにして、仲介手段の使
用は、2利用者が対話しうる可能性を増大させる。
それぞれの仲介手段は、さまざまなネットワーク内の
個々の外部ユーザの異なるアドレス識別名の全てに、そ
の外部ユーザの自由になる、全ネットワークに共通な短
いアドレスIDを割当てることにより、その当事者の通信
をさらに簡単化しうる。仲介手段は、これらの短いアド
レス識別名の全てをカタログに入れる。顧客が特定の外
部ユーザに接触することを望む時は、彼は単に、例えば
数字の組合せ、またはさらに簡単にその外部ユーザの名
前、の形式を有しうる短いアドレス識別名を述べれば、
仲介手段が該短いアドレス識別名を、その外部ユーザが
異なるネットワークにおける処理に用いるさまざまな宛
先識別名D−IDに翻訳する。
第11図に示されている本発明の第2実施例への導入の
ために、顧客が永久的住所を変えた時、例えば国内の他
の部分へ、または他の国へ移動した時、起こる状況を述
べることができる。その場合は、その顧客は、彼の仲介
手段をいっしょに持参して、新住所における外部ユーザ
が、Uと、彼の仲介手段を経て通信しうるようにするこ
とが適切である。前住所における外部ユーザは、前住所
に位置する受付手段(receptionist)REC(F)を経て
Uと通信しうる。受付手段の目的は、旧外部ユーザFを
受信し、それらにある程度のサービスを提供することで
ある。現在は新住所に位置する仲介手段ESに、どの
「旧」外部ユーザFが顧客と接触することを所望してい
るかを知らせるのも、受付手段の義務であり、仲介手段
ESはこの情報を代わりに該顧客へ送る。受付手段REC
(F)はまた、入りおよび出メッセージを記憶し、記録
されたメッセージをプレイバックしうる。本発明におい
ては、この受付手段の機能性は、第1部分ES(F)52に
よって実現され、第1部分ES(F)52は、仲介手段の、
ネットワークの地理的に分離された諸ノード内に分散さ
れた外部ユーザとの接触を処理する。この部分を、複数
のネットワーク内、およびそれぞれの個々のネットワー
ク内の異なるサイト、に分散することも可能である。ES
(U)で示され、地理的に分散されたノード内の顧客を
扱う、仲介手段の部分53を分散すること、およびこの部
分を異なるネットワーク内に分散すること、もまた可能
である。これは、顧客が受付手段REC(U)を経て彼の
仲介手段に接触することを可能ならしめる。
第11図には、外部ユーザFを扱う分散された機能を含
む第2実施例が示されている。サービス10から地理的に
分離されたサービスノード64内にはREC(F)で示され
た受付手段65が配置され、これは、信号接続66を経て仲
介手段ESと接続されている。サービスノード10から分離
されたもう1つのサービスノード67はREC(U)で示さ
れた受付手段68を含み、これは、信号接続69を経て仲介
手段ESに接続されている。受付手段65は、52で示された
第1仲介手段部分ES(F)の機能性に対応する機能性を
有する。受付手段68は、第2仲介手段部分53の部分、す
なわち顧客接続を終端する部分、に対応する機能性を有
する。受付手段65および68は、外部ユーザと、また仲介
手段と、それぞれ通信するための、関連するソフトウェ
アおよびハードウェアを有するコンピュータの形式で実
現される。受付手段68は、受付手段の機能が行われう
る、あるネットワーク内のできるだけUに近いどこか
に、配置される。受付手段65は、受付手段の機能が行わ
れうる、できるだけ外部ユーザに近い所に配置される。
例えば、ノード10は1国内に配置され、ノード64は他国
内に配置され、ノード67は第3国内に配置される。第1
および第2仲介手段部分52、53の機能は、ESが、ESから
地方化された受付手段65、68によって支援されるので、
短縮または縮小されうる。
受付手段は前述の機能を行い、好ましくは1個人顧客
Uに専用されず、多数の顧客U1、U2、U3、...等に対し
て一般的サービスを行いうるものとする。受付手段によ
って行われうるサービスの1例は、「あなたはどなたで
すか?」、「何をご希望ですか?」のような質問をする
ことである。受付手段は、該受付手段のそれぞれの顧客
からの命令を受け、外部ユーザからのメッセージを記憶
し、仲介手段が第9図において外部ユーザに対して行っ
たのと同様に、外部ユーザからのメッセージを提示す
る。しかし、仲介手段ESは、なお単一の顧客にサービス
し、外部ユーザに関して行われるべき動作を決定する。
しかし、メッセージを記憶し、質問に対する応答を受
け、などのサービスは、仲介手段ESにより、ESへ結果を
送り返す受付手段65により供給される。
顧客は、受付手段68と通信することを望む。そのわけ
は、彼はネットワーク内において移動可能であり、受付
手段は仲介手段ESよりもUに地理的に近いので、Uにと
っては受付手段68と接触する方が適切だからである。も
ちろん、受付手段68は、Uから到着する呼が、外部ユー
ザから到着するのか、Uから到着するのかを、知ること
はできない。その時Uは、自身の識別名を提示すること
ができ、受付手段68はUの仲介手段ESと信号接続69を経
て接触し、それによってUとESとの間に通信が確立され
うるようにする。あるいは、顧客Uは、受付手段68へメ
ッセージを送ることができ、該メッセージは次にその受
付手段により仲介手段ESへ送られる。
第1仲介手段部分ES(F)52が、いくつかのネットワ
ーク全体に、またいくつかのノードに、分散されうるの
と同様に、53で示された第2仲介手段部分ES(U)の部
分、すなわち顧客、なかんずくパーソナルページング、
との1方向通信に関連する部分は、いくつかの地理的に
分離されたノード内に、またいくつかの異なるネットワ
ーク内に、分離されうる。これは第12図に示されてい
る。この場合は、第2仲介手段部分53の分散された部分
は受付手段とは呼ばれず、警告手段(以下、警報エージ
ェントと称す)AAまたは発送手段(発送エージェント)
信と呼ばれる。そのわけは、該分散された部分は、顧客
をページングすること、すなわち、メッセージ、すなわ
ち警報メッセージ、をその顧客Uへ送るために仲介手段
ESによって利用される手段(エージェント)として役立
つこと、を唯一の目的としているからである。第12図の
実施例は、3つの異なるネットワークN1、N2、およびN3
内に配置された、複数の分散された警報エージェントAA
U70、71、72を含む。顧客に警報することを望む時は、E
Sの第2仲介手段部分は、それぞれのネットワークN1、N
2、およびN3内において、第6図に関して上述された所
と同様にして、警報信号を送ることを、警報エージェン
トに命令する。このオーダーは、破線の矢印73、74、75
によって表された異なる信号ルートを経て、警報エージ
ェントへ送られる。そこで、警報エージェントは、警報
信号を1方向送信により顧客Uへ送る。1つまたはそれ
以上のこれら警報信号がUに達する。図示の場合におい
ては、顧客に達するのは破線の信号ルート76によって示
されている警報信号である。顧客Uはそこで、最も近い
受付手段に接触する。その場合、通信手順は、第11図に
関して説明されたように進行する。
シーケンス警報ES→Uおよび該警報に応答しての呼U
→ESは、2つの相互に独立したネットワーク、例えばペ
ージングネットワークおよび電話ネットワークにおいて
行われうる。独立したネットワークが使用される時、ES
は、異なる端末を経てUをページングすることができ、
Uは、呼U→ESが行われるべき時に任意の選択された端
末を使用しうる。シーケンス警報ES→Uを行うことが必
要であり、かつ呼U→ESが1つの同じネットワーク、例
えば電話ネットワーク、において行われなくてはならな
い時は、警報ES→Uおよび呼U→ESが独立して行われる
ことは不可能である。モデルの観点からは、警報ES→
U、例えば電話装置におけるバズ音は、警報エージェン
トAAUからUへの警報として考えられる。もしUが電話
に応答すれば、この行為はAAUによって検出され、モデ
ルの観点からは、あたかも警報エージェントAAUが受付
手段RECに対して、その時(電話の受話器を持ち上げた
時)作られた接続を処理することを命令するかのように
考えられる。この受付手段RECからネットワーク内に向
かう(仲介手段ESへ向かう)全ての手順は、第12図に関
して説明された所と同様に機能する。
これまでに説明された全ての図において、信号ルート
は破線の矢印で示されている。しかし、信号ルートは、
2ノードの間の直接接続またはノード内部における接続
を意味する必要はなく、共通ネットワークに対して、ま
たは、第1ネットワーク内のノードであって、このノー
ドがゲートウェイを経て他のネットワーク内のノード
に、本出願者の特願平5−513978号に説明されている所
と同様に(第7図)、接続されている前記ノードの間に
確立された信号ルートに対して、接続されている2ノー
ド間の接続、をも意味しうる。
第13図は、本発明が適用される一般的環境を示す全体
図である。この図は、3つの通信ネツトワークN1、N2、
N3を示し、顧客Uはそのそれぞれの中に、受付手段65
(1)、65(2)、65(3)および警報エージェント70
(1)、70(2)、70(3)を有する。図示の例におい
ては、顧客仲介手段ESは、ネットワークN2内に固定的に
配置されているが、わかりやすくするために、「雲状」
のネットワークN2の少し上に示してある。わかりやすく
するために、受付手段65(1)および警報エージェント
70(2)もまた、第13図のやや上部の、仲介手段ESと同
じ高さに描かれている。第13図はまた、MAで示された機
能性を含み、これは、本出願者の特願平5−513978号に
説明されている種類のミーティングアレンジャを表す。
ネットワークN2内にはまた、ノード77が含まれ、ノード
77内には、ネットワークN2内に用いられている接続のタ
イプにより、回線結合スイッチまたはパケット結合スイ
ッチであるスイッチが見出される。最後に、この図には
さらに、いくつかのデータベース78(1)、78(2)、
および78(3)が含まれている。これらのデータベース
は、いずれのネットワーク内に、異なる顧客の仲介手段
が見出されるかに関する、またそれぞれの仲介手段に対
するアクセスポートに関する情報を含む。この情報、ま
たはデータは、テーブルにリストされている。受付手段
は、該データベースのそれらのテーブルに対するアクセ
スを有する。受付手段はそれぞれのネットワークに接続
され、所定のサービスを行い、なかんずく、外部ユーザ
Fからの着信呼を受信し、それぞれの着信呼が処理され
ることを保証する。外部ユーザFは呼を行い、顧客のD
−IDを宛先アドレスとして与える。この呼は、持続79上
のネットワークN1を経て送られ受付手段65(1)に到着
する。この受付手段は、そのデータベースを調べて呼出
された顧客の仲介手段を見出す。該受付手段は次に、顧
客の仲介手段に接触して、前記呼がどのように処理され
るべきかを見出す。この問合せは、破線の矢印80によっ
て記号的に示された信号ルートを経て行われる。仲介手
段は受付手段の質問に、顧客Uによって仲介手段に対し
以前に与えられた命令に基づいて応答し、その応答は信
号ネットワークを経て受付手段へ返送される。この応答
は、破線の矢印81によって記号的に示されている。受付
手段はそこで、入り接続79を経て外部ユーザと対話を行
い、前記呼が要求するサービスを送る。次のステップで
は、受付手段65(1)が、前述の信号ルート80を経て、
仲介手段ESへある形式の割当てまたは情報を送信する。
ここで、2つの異なる状況の組、すなわち、仲介手段が
その顧客からさらなる命令を要求する状況、または仲介
手段が着信呼を直ちに処理する状況、が生じうる。これ
ら2つの状況は、鎖線82によって概略的に表されてい
る。もし仲介手段がさらなる命令を得ることが必要なら
ば、何も処置を取る必要はなく、矢印82の右側への送信
は行われず、代わりに仲介手段は前記呼を処理し、仲介
手段と顧客Uとの間で「合意」したサービスを送る。仲
介手段がその顧客からさらなる命令を要求する時、また
は顧客と接触するように命令されている時は、仲介手段
は命令を、破線の矢印83によって示されているように、
警報エージェント70(2)へ送る。そこで、警報エージ
ェント70(2)は、破線の矢印84によって示されている
ように、警報を顧客へ送る。実施例においては、この警
報は、広い有効区域、例えば全国に広がる有効区域を有
するページングシステムへ送信されうる。警報信号の目
的は、単に顧客に、何かが起こった事実と、彼が彼の仲
介手段に接触すべきことと、を警報することである。こ
こで、顧客は、「秘密」アクセスポート、すなわちU−
IDを用いて、彼の仲介手段を呼出す。この呼は、実線の
矢印85によって記号的に示されている。この呼は、ネッ
トワークN2内の受付手段65(2)に到着し、該受付手段
は、着信呼内に与えられた宛先アドレスに関連する仲介
手段の所在を確かめるために、そのデータベース78
(2)をチェックする。受付手段65(2)は、呼出され
たアクセスポートが「秘密」であること、従って顧客の
仲介手段を呼出し、かつ該仲介手段と接触することを望
んだのは該顧客であること、を見出す。前記受付手段
は、破線の矢印86で表された警報を前記仲介手段へ送
る。仲介手段ESは、該受付手段に対し、その警報の目的
について、破線の矢印86で表された照会を行い、該受付
手段は、仲介手段ESに対し、顧客が彼の仲介手段に接触
することを望んでいることを知らせる。ここで、受付手
段を中間部分として、顧客Uと仲介手段ESとの間に通信
が行われうる。もし顧客Uが、外部ユーザFとの接続を
確立しようと決めれば、該顧客は対応する命令を、接続
85、86を経て仲介手段へ送る。仲介手段ESはこれに応答
して、破線の矢印88で示されているように、ミーティン
グオーダーをミーティングアレンジャMAへ送信する。ミ
ーティングアレンジャの動作のしかたは、本出願者の特
願平5−513979号および特願平5−513978号に詳細に説
明されている。前記ミーティングアレンジャは、ミーテ
ィング場所をノード77へ割当て、破線の矢印87で示され
ているように、このノードから2つのIA番号を収集す
る。これらのIA番号は、本出願者の特願平5−513980号
に詳細に説明されている。前記ミーティングアレンジャ
は、これらのIA番号の一方であるIA−no1を、破線の矢
印90で示されているように、受付手段65(1)へ送り、
他方の前記IA番号であるIA−nr2を、破線の矢印91で示
されているように、受付手段65(2)へ送る。そこで、
受付手段65(1)は、IA−no1を明示しつつノード77を
呼出し、F−REC−IDをリファレンス名とする着信呼79
を、該呼が出ていくポートに内部的に接続する。ノード
77との接続は、このようにして確立される。この接続
は、実線92で表されている。同様にして、受付手段65
(2)は、実線93で表されているノード77との接続を確
立し、また、接続85を有し、かつリファレンス名U−ID
を有するポートを、接続93が出ている、すなわち発して
いるポートと内部的に接続する。呼92および呼93を発す
る両ポートは、その時共にノード77に接続される。ここ
で、外部ユーザFと顧客Uとの間の接続が確立され、こ
の接続は、ノード77内に置かれたミーティングの形式を
とる。外部ユーザFと顧客Uとの間に間接的接触が確立
されるべき時には、外部ユーザは、仲介手段ESへメッセ
ージを送り、仲介手段ESはそこで該メッセージを記憶す
る。あるいは、外部ユーザFは、そのメッセージをネッ
トワークN1内のどこか他の場所に記憶し、仲介手段ESに
ネットワーク内の該記憶場所のアドレスを知らせ、かつ
またその特定のメッセージに対してL−REFと呼ばれる
リファレンス名を与える。警報84を受信した後、顧客U
は、矢印85、86、87に従ってメッセージが収集されるよ
うにオーダーし、仲介手段に対して記憶場所および顧客
リファレンス名L−REFを知らせ、次に顧客は、自身で
メッセージを収集するか、メッセージを収集してそれを
顧客に送るよう仲介手段に命令するか、を選択しうる。
第13図に関して上述された全ての場所から明らかなよ
うに、仲介手段ESはネットワーク内に固定されており、
仲介手段はネットワーク内の任意の場所に備えられう
る。仲介手段が知らなくてはならない全ては、メッセー
ジの記憶場所と、特定のメッセージのリファレンス名L
−REFと、である。顧客が前述のリファレンス名L−REF
をメッセージ記憶場所、すなわち記憶場所宛先アドレ
ス、と共に有する限り、顧客Uは、任意のネットワーク
内の任意の点の記憶場所からメッセージを取り出すこと
ができる。顧客Uが、メッセージの記憶されているネッ
トワークと同じネットワーク内に見出される時は、仲介
手段が前述の宛先アドレスを有する記憶場所を呼出す。
一方、顧客がメッセージを収集しようとする時、メッセ
ージが顧客Uの見出されるネットワークとは異なるネッ
トワーク内に記憶されている時は、顧客のネットワーク
と、メッセージが記憶されているネットワークとの間に
変換装置がなくてはならない。そのような変換装置を制
御する機構は、本出願者の特願平5−513978号に説明さ
れている。
第14図は、仲介手段ESを示す概略ブロック図である。
この仲介手段は、異なるプログラム95、96、97、98によ
って制御されるコンピュータ94を含む。これらのプログ
ラムは、該コンピュータと、また、呼を行う信号のタイ
プを示す手段99、対応する通信装置を選択するセレクタ
手段、通話情報装置100、電話応答デバイス101、電子ポ
スト102、および図示されていない他の通常の通信手
段、の形式の第1機能性F1と、協同する。これらの機能
性99−102は、外部ユーザとの通信を目的とするもので
ある。これに対応して、ユーザUと仲介手段との通信の
ための、モデム103、通話情報装置104、および移動体電
話との通信装置105、の形式の他の機能性F2も見出され
る。仲介手段が、ただ1つの信号ネットワーク、例えば
データ通信ネットワークを経て受付手段と通信する時
は、仲介手段は、そのような通信用の機能性、すなわち
装置106、例えばモデムを含む。仲介手段が警報エージ
ェント、例えば1つのネットワーク、すなわちデータ通
信ネットワーク、のみにおける警報エージェント、を使
用する時は、やはり、そのような通信のための機能性を
有する装置107、例えばモデム、が備えられる。本発明
の実施例においては、これらの機能性は、サービス平面
上に見出されるので、仲介手段ESが見出されるさまざま
なネットワーク内のノードの中に配置される必要はな
い。
プログラム95は、着信呼を受信し、これらの呼を記録
し、関係する呼に識別リファレンス名F−REC−REFを割
当てる第1機能性と協同する。本発明の1実施例におい
ては、着信呼は、ソフトウェアをしていくつかのフィー
ルドから構成される記録の形式の接続個別事項108を作
らしめ、その場合該記録は、前述の識別名によって、ま
たはF−REC−REFに関するポインタによって識別され
る。諸記録には、例えば、到着した呼の出所アドレスに
関する情報と、仲介手段が呼に応答する際のサービスレ
ベルと、警報が顧客に対して送られたか否かと、呼の処
理され方の効果に対し顧客から受けた命令と、接続確立
のための処置と、などが含まれる。このようにして、記
録はそれぞれの着信呼に対して作られ、この記録は、全
ての利用者、外部ユーザ、顧客、および仲介手段が、通
信が終端せしめられるべきことに合意するまで、消去さ
れない。いずれの利用者も、記録の存在期間を通じて、
個々の呼の識別名を照会しうる。プログラム部分96は、
機能性F2の1つの支援によって顧客Uに警報するための
ソフトウェアを含み、プログラム部分97は、外部ユーザ
と顧客Uとの間に接続を確立するためのソフトウェアを
含み、ソフトウェア98は、顧客と仲介手段との間で行わ
れる他のサービスを目的とする、もう1つのタイプのソ
フトウェアである。
第14図には示されていないが、第1および第2機能性
F1およびF2の間には、例えば1テレックスネットワーク
に到着した信号を、通話信号の形式の該テレックネット
ワークに到着したテキスト情報を顧客に明示する通話情
報装置104を動作させる信号に変換する機能を有する、
変換装置が配置されうることを理解すべきである。図示
されてはいないが、例えばネットワークN1、N2、および
N3の任意の1つから、例えばネットワークN1、N2、およ
びN3の任意の1つへの信号の変換用の、他の変換装置が
備えられうる。
このシステムは、仲介手段が1つの同じ物理リンクを
経て、同時にではないが、通話信号、テレックス信号、
データ通信信号、テレファックスファクシミリ信号、ま
たは、呼出信号、好ましくはそのハンドシェイク信号、
およびいったん信号タイプが確立された時の、通信のた
めに要求される対応するソフトウェアおよびハードウェ
アの起動、の信号解析のような、他の送信プロトコルに
よる他のタイプの信号、を受信することを可能ならしめ
る装置によって実現されるもう1つの機能性を含むこと
ができる。
第15図は、第11図に示された実施例に含まれている、
地理的に孤立した受付手段65を示す概略ブロック図であ
る。この受付手段は、原理的に仲介手段ESと同様に構成
され、着信呼を受信して記録するためのプログラム110
と、警報信号を仲介手段ESへ送信するためのプログラム
111と、仲介手段との接続を確立するためのプログラム1
12と、を有するコンピュータ109を含む。この受付手段
はまた、外部ユーザとの通信用の、第14図の機能性F1と
同様の機能性と、仲介手段との通信用の第3機能性F3、
例えばモデム113と、を含む。この第3機能性は、プロ
グラム111と協同する。それぞれの着信呼のために、コ
ンピュータ109は、受付手段内に、例えば、記録の形式
の接続個別事項114を作り、該記録は、該接続個別事項
を関係している着信呼と接続するリファレンス名F−RE
C−REFを含み、また該呼がどこから到着したかと、該呼
が到着したポートとを明示するフィールドを含み、さら
に、外部ユーザに提供されるサービスのレベルを明示す
るフィールドをも含む。
第16図は、地理的に孤立した警報エージェント、例え
ば70(2)、を示す概略ブロック図である。この警報エ
ージェントは、外部ユーザとの通信用の機能性が顧客U
との1方向通信用の機能性、従って、この場合には、異
なるネットワークにおけるページングの機能性、により
置換されている点を除外すれば、受付手段と同様に構成
されている。警報エージェント内のコンピュータは115
で示され、その目的のための装置117の使用により、選
択されたページングネットワークを経て顧客Uに警報す
るためのソフトウェア116、仲介手段ESからの入り割当
てを記録するためのソフトウェア118、および仲介手段E
Sからの入り割当てに応答して割当て個体を作るための
ソフトウェア119と協同する。
仲介手段ESのハードウェアおよびソフトウェアは、該
仲介手段が、多数の異なる顧客に対する個人電子秘書と
して機能することを可能ならしめる。この多秘書機能を
実現するために、本システムはさらに、それぞれの顧客
Uのアクセスポートを監視するためのハードウェアおよ
びソフトウェアを含む。
ノードは、多くのユーザのための受付手段および警報
エージェントを実現する機能性を含みうる。
前述の本発明の実施例は、本発明の概念の範囲内にお
いてさまざまに改変され、また変更されうる。第1図に
示された例は、図示されたネットワークの数にも、また
図示されたネットワークのタイプにも制限されない。も
っと多くのネットワークおよび他のタイプのネットワー
クおよびネットワークのタイプの組合せも考えられう
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−158257(JP,A) 特開 昭52−64813(JP,A) 特開 昭63−18733(JP,A) 特開 昭60−187141(JP,A) 特開 平4−96543(JP,A) 特開 平5−183640(JP,A) 米国特許4172969(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客である第1ユーザ(U)が他の外部ユ
    ーザ(F)と通信する際に、該顧客によって与えられる
    所定命令に従って外部ユーザ(F)に対しては受信する
    利用者として通信する仲介手段(ES)を介して該顧客へ
    の通信が行われ、 該仲介手段は前記命令に依存して(a)所定手順に従う
    か、又は、(b)個別の呼を如何に処理するかについて
    その立場を採ることが可能なように該顧客との通信を確
    立する、通信支援方法であって、 外部ユーザ(F)が幾つかの異なる通信ネットワーク
    (N1,N2,N3)において通信可能な通信システムにおい
    て、 前記通信ネットワークの各々において前記顧客(U)に
    第1アドレス(D−ID)及び第2アドレス(U−ID)を
    夫れ夫れ提供することと、 該第1アドレス及び第2アドレスは前記仲介手段に到る
    アドレスであることと、 外部ユーザ(F)が顧客への着信呼のために前記第1ア
    ドレスを使用することと、 前記顧客が外部ユーザ(F)への発信呼のために前記第
    2アドレス(U−ID)を使用することと、これにより前
    記仲介手段は被呼外部ユーザ(F)との接続を確立する
    ことと、 前記仲介手段(ES)は複数の第1通信ネットワークの内
    の1つ(N1又はN2又はN3)により呼び出した外部ユーザ
    (F)又は呼び出された外部ユーザ(F)と通信し、前
    記1つの第1通信ネットワークと同じか異なる第2通信
    ネットワーク(N1,N2,N3)により前記顧客と通信するこ
    ととを含む、前記方法。
  2. 【請求項2】外部ユーザ(F)により呼び出された時、
    前記仲介手段(ES)は該呼に関連する識別名(F−REC
    −REF)を記憶し、 呼が到着したことに対し前記第2通信ネットワークの1
    つを経て前記顧客(U)に警報することと、該顧客
    (U)は該警報に応答して前記仲介手段を呼び出して該
    警報が与えられた理由を尋ね、且つ該呼がどのように処
    理されるべきかに関する命令を与えることと、を特徴と
    する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記警報は、前記顧客により、何事かが起
    こったことを前記顧客に知らせる警報であり、 前記仲介手段は、 前記呼がどのように処理されるべきかに関する命令を要
    求し、 与えられた該命令に依存して前記ステップ(a)または
    ステップ(b)を行うことを特徴とする、請求項2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】前記仲介手段に対して、 前記第1電気通信ネットワークの1つを経て前記外部ユ
    ーザ(F)との通信を直ちに確立せよ、および、 前記外部ユーザとの通信を直ちに確立することなく該外
    部ユーザへの所定のメッセージを送れ、 という命令が直ちに送られるステップを有することを特
    徴とする、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】前記第1アドレス(D−ID)が前記外部ユ
    ーザに知られており、前記第2アドレス(U−ID)が前
    記顧客(U)にのみ知られている ことを特徴とする、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】前記顧客(U)は選択されたネットワーク
    を経て前記第2アドレス(U−ID)を用いて或る外部ユ
    ーザ(F)に対する発信呼を作ることと、 前記顧客は、前記外部ユーザとの所望の通信が行われる
    べき該ネットワークを前記仲介手段に知らせることと、 該仲介手段が、前記外部ユーザ(F)との接続の確立を
    開始することと を特徴とする、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】前記仲介手段は1つの同じ通信ネットワー
    ク内にいくつかのアクセスポート(30−39)を有する前
    記方法であって、 前記仲介手段(ES)は分割されて(ES(1)、ES
    (2)、...)、幾人かの顧客(U1、U2、U3、...)に同
    時にサービスする ことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】外部ユーザがそれ自身の仲介手段(ES2)
    を経て通信する前記方法であって、 前記外部ユーザの仲介手段(ES2)と、前記顧客の仲介
    手段(ES1)とが、そのそれぞれの顧客のために相互に
    通信する ことを特徴とする、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】通信の開始は、ミーティングブローカ(6
    2)に接触する前記仲介手段のいずれかによって行われ
    る ことを特徴とする、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】前記仲介手段が、外部ユーザと通信する
    ための第1部分(52)と、前記顧客と通信するための第
    2部分(53)とを有する前記方法であって、 該仲介手段(ES)の該第1部分(52)が分散されている
    ことと、 ここで受付手段(REC)と呼ばれる該分散された部分
    が、該仲介手段の残りの第1部分(ES(F))と信号ル
    ート(66、69)を経て通信することと を特徴とする、請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】前記受付手段(65、68)が、前記仲介手
    段(ES)が見出される位置から地理的に隔離された位置
    に配置されている ことを特徴とする、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】前記顧客(U)が彼の通常の住所以外の
    場所に一時的に居住する時、該顧客(U)が彼の仲介手
    段(ES)を一緒に持参する ことを特徴とする、請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】通常の住所に居住する外部ユーザが、該
    通常の住所の近くに位置する受付手段(65)によってサ
    ービスされることと、 前記受付手段が異なる通信ネットワーク内に配置されて
    いることと、 前記受付手段が、前記顧客の前記一時的住所にある前記
    仲介手段(ES)と接触していることと を特徴とする、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】全ての受付手段が共通の前記仲介手段の
    第2部分(8)と通信することと を特徴とする、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】前記仲介手段の第2部分(53)が分散さ
    れていることと、 ここで警報エージェント(AAU)と呼ばれる該分散され
    た仲介手段の第2部分が、信号ルート(73−75)を経て
    仲介手段の残りの前記第2部分(ES(U))と通信する
    ことと、 前記警報エージェントが前記顧客(U)に警報すること
    と を特徴とする、請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】第1位置に配置されて前記顧客(U)と
    の通信を望む外部ユーザ(F)からの呼及びメッセージ
    に関係したサービスのための機能性を提供された第1受
    付手段(REC(U))と、 第2位置に配置されて前記顧客(U)との通信を望む別
    の外部ユーザ(F)に対する呼及びメッセージに関係し
    た機能性を提供された第2受付手段(REC(F))とを
    有して、 前記顧客(U)との通信を望む他の外部ユーザ(F)に
    対する呼及びメッセージに関係したサービスを提供され
    る前記第2受付手段と、 前記第1及び第2受付手段との信号接続を持って受付手
    段の操作を検出して前記受付手段の1つで操作が行われ
    たことを前記顧客(U)に警報する前記仲介手段(ES)
    と、 前記命令に従って前記外部ユーザ(F)にサービスする
    ための装置を有する該仲介手段(ES)と、 該仲介手段(ES)に通じるために前記顧客に提供される
    第1アドレス(D−ID)及び第2アドレス(U−ID)
    と、 該顧客に対する着信呼のために外部ユーザによって使用
    される前記第1アドレスと、 外部ユーザ(F)に対する発信呼のために前記顧客によ
    って使用される前記第2アドレスにより前記仲介手段は
    該被呼外部ユーザとの接続を確立するための該第2アド
    レスとを有することを特徴とする通信支援システム。
  17. 【請求項17】前記仲介手段(ES)と前記顧客(U)と
    の間に位置する第3位置に配置された警報エージェント
    (AAU)であって、前記仲介手段(ES)から信号接続を
    経て割当てを受信した時、1つの前記受付手段内におい
    て活動が行われたことを前記顧客(U)に対して警報す
    るための、前記警報エージェント(AAU) を特徴とする、請求項16記載のシステム。
  18. 【請求項18】前記外部ユーザ(F)が複数の通信ネッ
    トワーク(N1、N2)を有して、前記通信ネットワークの
    各々が少なくとも1つの受付手段を含むことと、 前記仲介手段(ES)が複数の端末(11、12、13)を有
    し、その各々が、前記通信ネットワーク(N1、N2)のそ
    れぞれの1つに対するそれぞれのポート(17、18、19)
    に接続されていることと を特徴とする、請求項17記載のシステム。
  19. 【請求項19】1つ以上の受付手段(REC(U)、REC
    (F))と、警報エージェント(AAU)と、仲介手段(E
    S)との選択的組合せが共通の物理ノード内に共存する
    ことを特徴とする、請求項18記載のシステム。
  20. 【請求項20】前記仲介手段(ES)が、第1通信ネット
    ワーク(N1、N2、N3)を経ての外部ユーザとの通信用の
    第1ソフトウエア及び/又はハードウエア(F1)と、第
    2通信ネットワーク(N1、N2、N3)を経ての前記顧客
    (U)との通信用の第2ソフトウエア及び/又はハード
    ウエア(F2)とを含むこと を特徴とする、請求項19記載のシステム。
  21. 【請求項21】前記仲介手段(ES)が、 前記第1ソフトウエア及び/又はハードウエアと協同し
    て着信呼を受信して記録し、 前記第2ソフトウエア及び/又はハードウエア(F2)と
    協同して顧客警報を発生し、 前記第1および前記第2ソフトウエア及び/又はハード
    ウエア(F1およびF2)と協同して前記顧客(U)と外部
    ユーザ(F)との間の接続を開始する、 ためのソフトウエア(95−98)を有するコンピュータを
    含む ことを特徴とする、請求項20記載のシステム。
  22. 【請求項22】前記第1ソフトウエア及び/又はハード
    ウエア(F1)が、行われている呼の信号のタイプを識別
    する信号タイプ識別手段(99)と、前記外部ユーザのた
    めに対応する通信装置を選択するセレクタ手段とを含む ことを特徴とする、請求項21記載のシステム。
  23. 【請求項23】受付手段は、外部ユーザとの通信用の前
    記前記第1ソフトウエア及び/又はハードウエア(F1)
    と、前記仲介手段(ES)との通信用の第3ソフトウエア
    及び/又はハードウエア(F3)とを有する第1コンピュ
    ータ(109)を含む、 ことを特徴とする、請求項22記載のシステム。
  24. 【請求項24】警報エージェント(AA)が、前記顧客へ
    の警報用の装置(117)およびソフトウェア(118)を有
    する第2コンピュータ(115)を含む ことを特徴とする、請求項23記載のシステム。
  25. 【請求項25】複数の警報エージェント(AAU)が、い
    くつかの前記ネットワーク(N1、N2、N3)内に配置され
    ている ことを特徴とする、請求項24記載のシステム。
  26. 【請求項26】前記仲介手段(ES)が異なるネットワー
    ク内における外部ユーザ宛先アドレスのディレクトリを
    含むことと、 個々の外部ユーザが自由に用いうる異なるネットワーク
    内における異なる前記宛先アドレスの代わりに共通の短
    いアドレスが用いられ、前記顧客がこの共通の短いアド
    レスを指示することと、 を特徴とする、請求項17記載のシステム。
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