JP3452708B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents
プログラマブルコントローラInfo
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- JP3452708B2 JP3452708B2 JP26092095A JP26092095A JP3452708B2 JP 3452708 B2 JP3452708 B2 JP 3452708B2 JP 26092095 A JP26092095 A JP 26092095A JP 26092095 A JP26092095 A JP 26092095A JP 3452708 B2 JP3452708 B2 JP 3452708B2
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- simulation
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラントおよ
び産業プラント等の監視や制御のためのプログラマブル
コントローラに係り、演算用データの代わりに模擬用デ
ータを用いて信号模擬実行をするに好適なプログラマブ
ルコントローラに関する。
び産業プラント等の監視や制御のためのプログラマブル
コントローラに係り、演算用データの代わりに模擬用デ
ータを用いて信号模擬実行をするに好適なプログラマブ
ルコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の一般的なプログラマブルコ
ントローラの構成図を示す。
ントローラの構成図を示す。
【0003】図において、プログラマブルコントローラ
1は、主制御部2と記憶部3と外部入出力部4と伝送部
5とからなり、記憶部3は、大別してプログラム格納部
6とデータ格納部7と模擬データ専用メモリ7Aとで構
成され、データ線8によって保守部9に接続されてい
る。
1は、主制御部2と記憶部3と外部入出力部4と伝送部
5とからなり、記憶部3は、大別してプログラム格納部
6とデータ格納部7と模擬データ専用メモリ7Aとで構
成され、データ線8によって保守部9に接続されてい
る。
【0004】ここで、主制御部2は、演算処理部として
マイクロプロセッサを備え、プログラム格納部6に格納
された制御プログラムに従ってデータ格納部7の演算用
データを用いて演算処理を実行してその演算結果データ
をデータ格納部7へ格納する。
マイクロプロセッサを備え、プログラム格納部6に格納
された制御プログラムに従ってデータ格納部7の演算用
データを用いて演算処理を実行してその演算結果データ
をデータ格納部7へ格納する。
【0005】外部入出力部4は、プラントのデータを取
込みデータ格納部7へ格納する一方、データ格納部7へ
格納されたデータをプラントへ出力するインターフェー
スである。
込みデータ格納部7へ格納する一方、データ格納部7へ
格納されたデータをプラントへ出力するインターフェー
スである。
【0006】プログラム格納部6は、後述する保守部9
により作成された複数のサブプログラムと信号模擬プロ
グラムを含む制御プログラムを格納する。データ格納部
7は、プラントデータと演算用データと模擬用データと
を格納する。模擬データ専用メモリ7Aは保守部9から
の模擬用データを一旦格納する。なお、8Aはデータ伝
送用の伝送線を示している。
により作成された複数のサブプログラムと信号模擬プロ
グラムを含む制御プログラムを格納する。データ格納部
7は、プラントデータと演算用データと模擬用データと
を格納する。模擬データ専用メモリ7Aは保守部9から
の模擬用データを一旦格納する。なお、8Aはデータ伝
送用の伝送線を示している。
【0007】上記するプログラマブルコントローラ1
は、主制御部2が複数のサブプログラムを順次処理実行
させる一方、信号模擬時には、信号模擬プログラムの処
理によって前記模擬データ専用メモリ7Aから模擬用デ
ータをデータ格納部7へ転送する。
は、主制御部2が複数のサブプログラムを順次処理実行
させる一方、信号模擬時には、信号模擬プログラムの処
理によって前記模擬データ専用メモリ7Aから模擬用デ
ータをデータ格納部7へ転送する。
【0008】次に、図4を参照して信号模擬する場合の
処理を説明すると、例えば、まず、主制御部2によって
プログラム格納部6から信号模擬プログラムが取出され
サブプログラムAについて信号模擬をするための模擬用
データがデータ格納部7へ設定される。
処理を説明すると、例えば、まず、主制御部2によって
プログラム格納部6から信号模擬プログラムが取出され
サブプログラムAについて信号模擬をするための模擬用
データがデータ格納部7へ設定される。
【0009】すなわち、図4に示すように予め保守部9
によって模擬データ専用メモリ7Aに模擬用データが設
定されており、主制御部2は、サブルーチンである信号
模擬プログラムをプログラム格納部6から取出し、模擬
データ専用メモリ7Aから信号模擬プログラムの処理に
従ってデータ格納部7へ模擬用データを格納する。例え
ば、簡単な例で説明するとa〜zまである演算用データ
の内でa,b,cのそれぞれに強制的に「1」を設定す
る(S1)。
によって模擬データ専用メモリ7Aに模擬用データが設
定されており、主制御部2は、サブルーチンである信号
模擬プログラムをプログラム格納部6から取出し、模擬
データ専用メモリ7Aから信号模擬プログラムの処理に
従ってデータ格納部7へ模擬用データを格納する。例え
ば、簡単な例で説明するとa〜zまである演算用データ
の内でa,b,cのそれぞれに強制的に「1」を設定す
る(S1)。
【0010】次に、主制御部2は、サブプログラムAの
処理を行い、データ格納部7に格納されるa,b,cを
含めたa〜zの演算用データを用いて演算を実行する
(S2)。この演算結果データは再びデータ格納部7へ
格納される。
処理を行い、データ格納部7に格納されるa,b,cを
含めたa〜zの演算用データを用いて演算を実行する
(S2)。この演算結果データは再びデータ格納部7へ
格納される。
【0011】続いて、主制御部2は、プログラム格納部
6から前回と同じ信号模擬プログラムを再び取出して模
擬データ専用メモリ7Aの模擬用データをデータ格納部
7へ上書きするように格納する(S3)。前回の例と同
じようにデータ格納部7のa,b,cが全て「1」に上
書きされる。この結果、データ格納部7のa,b,cが
全て「1」に設定される。
6から前回と同じ信号模擬プログラムを再び取出して模
擬データ専用メモリ7Aの模擬用データをデータ格納部
7へ上書きするように格納する(S3)。前回の例と同
じようにデータ格納部7のa,b,cが全て「1」に上
書きされる。この結果、データ格納部7のa,b,cが
全て「1」に設定される。
【0012】さらに、サブプログラムBの処理実行によ
りデータ格納部7のa,b,cを含めたa〜zのデータ
を用いて演算がされ演算結果データがデータ格納部7へ
格納される(S4)。サブプログラムBの処理が終了す
ると、再び信号模擬プログラムによって模擬データがデ
ータ格納部7へ上書きされる(S5)。これにより、仮
に模擬用データa,b,cのいずれかが演算結果データ
で上書きされ「0」となってもa,b,c全てが「1」
に上書き設定される。
りデータ格納部7のa,b,cを含めたa〜zのデータ
を用いて演算がされ演算結果データがデータ格納部7へ
格納される(S4)。サブプログラムBの処理が終了す
ると、再び信号模擬プログラムによって模擬データがデ
ータ格納部7へ上書きされる(S5)。これにより、仮
に模擬用データa,b,cのいずれかが演算結果データ
で上書きされ「0」となってもa,b,c全てが「1」
に上書き設定される。
【0013】主制御部2は、サブプログラムCの処理を
データ格納部7のデータを用いて行い演算結果データを
データ格納部7へ格納する(S6)。全ての処理が終了
すると保守部9との対話によってデータ格納部7から必
要なデータが保守部9へ出力されサブプログラムA,
B,Cにより得られた演算結果データから各種プログラ
ムの検証がされる(S7)。この結果、サブプログラム
A,B,Cのそれぞれで信号模擬、すなわち、外部から
強制的に模擬用データの設定する毎に全く同じ信号模擬
プログラムが処理実行され全く同じ模擬用データがデー
タ格納部7へ上書きされ格納される。
データ格納部7のデータを用いて行い演算結果データを
データ格納部7へ格納する(S6)。全ての処理が終了
すると保守部9との対話によってデータ格納部7から必
要なデータが保守部9へ出力されサブプログラムA,
B,Cにより得られた演算結果データから各種プログラ
ムの検証がされる(S7)。この結果、サブプログラム
A,B,Cのそれぞれで信号模擬、すなわち、外部から
強制的に模擬用データの設定する毎に全く同じ信号模擬
プログラムが処理実行され全く同じ模擬用データがデー
タ格納部7へ上書きされ格納される。
【0014】このように、サブプログラムの処理毎に前
段で模擬用データを信号模擬プログラムが上書き設定す
る理由は、前述したように前段のサブプログラムの演算
結果データにより前回設定された模擬用データが上書き
され模擬用データの値が本来の値と異なってしまうこと
があるからである。
段で模擬用データを信号模擬プログラムが上書き設定す
る理由は、前述したように前段のサブプログラムの演算
結果データにより前回設定された模擬用データが上書き
され模擬用データの値が本来の値と異なってしまうこと
があるからである。
【0015】例えば、前述した例では、当初a,b,c
について全てを「1」としてもサブプログラムによる処
理後cが「0」と上書きされることがあるからである。
について全てを「1」としてもサブプログラムによる処
理後cが「0」と上書きされることがあるからである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のプログ
ラマブルコントローラでは、上記した信号模擬プログラ
ムが正しく動作して模擬用データを用いて模擬演算がさ
れたかの検証が出来ないという問題がある。
ラマブルコントローラでは、上記した信号模擬プログラ
ムが正しく動作して模擬用データを用いて模擬演算がさ
れたかの検証が出来ないという問題がある。
【0017】例えば、信号模擬プログラムは、同一のも
のでもサブルーチンのプログラムの記述の中からある箇
所の信号模擬プログラムだけ欠落したりしていれば、そ
の箇所に対応する信号模擬プログラムの処理がされず、
模擬用データが本来のものと異なるという問題がある。
このような場合、従来のプログラマブルコントローラで
は、データ格納部7の模擬用データが次のサブプログラ
ムによって上書きされたり、次の段階の信号模擬プログ
ラムにより模擬用データが上書きされるため模擬データ
専用メモリ7Aのデータとデータ格納部7の模擬用デー
タとが一致するか否かが一連のプログラムの処理後に信
号模擬毎に確認できなかった。
のでもサブルーチンのプログラムの記述の中からある箇
所の信号模擬プログラムだけ欠落したりしていれば、そ
の箇所に対応する信号模擬プログラムの処理がされず、
模擬用データが本来のものと異なるという問題がある。
このような場合、従来のプログラマブルコントローラで
は、データ格納部7の模擬用データが次のサブプログラ
ムによって上書きされたり、次の段階の信号模擬プログ
ラムにより模擬用データが上書きされるため模擬データ
専用メモリ7Aのデータとデータ格納部7の模擬用デー
タとが一致するか否かが一連のプログラムの処理後に信
号模擬毎に確認できなかった。
【0018】そこで、本発明は、信号模擬毎に模擬デー
タが正確に設定され、信号模擬実行したかを確認するこ
とが可能なプログラマブルコントローラを提供すること
を目的とする。
タが正確に設定され、信号模擬実行したかを確認するこ
とが可能なプログラマブルコントローラを提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、主制
御部にて実行する信号模擬プログラムの処理毎に模擬デ
ータ専用メモリからデータ格納エリアへ模擬用データを
転送して格納し、信号模擬プログラムに続いて実行する
サブプログラムの処理毎にデータ格納エリアへ格納され
た模擬用データを含む演算用データを用いて演算を実行
し、得られる演算結果データを再びデータ格納エリアへ
格納する処理を繰り返すプログラマブルコントロ−ラに
おいて、信号模擬プログラムとサブプログラムの間に模
擬データ退避プログラムを実行することによって信号模
擬プログラム実行後の模擬用データを模擬データ退避メ
モリエリアへ格納し、全てのサブプログラムの実行後に
保守部へ転送して信号模擬プログラムの処理毎の模擬用
データの正常、異常を判断する手段を主制御部に設ける
ようにしたものである。この構成によって、信号模擬処
理毎に模擬用データが予め定められた模擬データ退避メ
モリエリアへ格納され、模擬用データが上書きされるこ
とがないから全ての模擬用データの検証ができ、正しく
信号模擬がされたか否かが判断できる。
御部にて実行する信号模擬プログラムの処理毎に模擬デ
ータ専用メモリからデータ格納エリアへ模擬用データを
転送して格納し、信号模擬プログラムに続いて実行する
サブプログラムの処理毎にデータ格納エリアへ格納され
た模擬用データを含む演算用データを用いて演算を実行
し、得られる演算結果データを再びデータ格納エリアへ
格納する処理を繰り返すプログラマブルコントロ−ラに
おいて、信号模擬プログラムとサブプログラムの間に模
擬データ退避プログラムを実行することによって信号模
擬プログラム実行後の模擬用データを模擬データ退避メ
モリエリアへ格納し、全てのサブプログラムの実行後に
保守部へ転送して信号模擬プログラムの処理毎の模擬用
データの正常、異常を判断する手段を主制御部に設ける
ようにしたものである。この構成によって、信号模擬処
理毎に模擬用データが予め定められた模擬データ退避メ
モリエリアへ格納され、模擬用データが上書きされるこ
とがないから全ての模擬用データの検証ができ、正しく
信号模擬がされたか否かが判断できる。
【0020】請求項2の発明は、請求項1記載のプログ
ラマブルコントローラにおいて、主制御部は、信号模擬
プロゴラムの処理毎に模擬データ専用メモリから模擬用
データを空メモリエリアへ格納し、模擬データ退避プロ
グラムにより空メモリエリアと別の空メモリエリアへ順
次格納し、全てのサブプログラムの実行後に保守部へ転
送して信号模擬プログラムの処理毎の模擬用データの正
常、異常を判断する手段を設けるようにしたものであ
る。この構成によって、空メモリエリアを利用して信号
模擬の検証ができるから、正しく信号模擬をしたことを
確認することができる。
ラマブルコントローラにおいて、主制御部は、信号模擬
プロゴラムの処理毎に模擬データ専用メモリから模擬用
データを空メモリエリアへ格納し、模擬データ退避プロ
グラムにより空メモリエリアと別の空メモリエリアへ順
次格納し、全てのサブプログラムの実行後に保守部へ転
送して信号模擬プログラムの処理毎の模擬用データの正
常、異常を判断する手段を設けるようにしたものであ
る。この構成によって、空メモリエリアを利用して信号
模擬の検証ができるから、正しく信号模擬をしたことを
確認することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施例を示すプログラ
マブルコントローラ1Aの構成図であって、図3に示す
プログラマブルコントローラ1と同一符号は、同一部分
または相当部分を示し、両者の異なる主な点は、図1の
プログラム格納部10に模擬データ退避プログラム11
を格納すると共に、データ格納部12に模擬データ退避
メモリエリア13を設けて、信号模擬毎に模擬用データ
を一時複写して格納して模擬用データが正確に信号模擬
に用いられたか否かの検証ができるようにしたことであ
る。
マブルコントローラ1Aの構成図であって、図3に示す
プログラマブルコントローラ1と同一符号は、同一部分
または相当部分を示し、両者の異なる主な点は、図1の
プログラム格納部10に模擬データ退避プログラム11
を格納すると共に、データ格納部12に模擬データ退避
メモリエリア13を設けて、信号模擬毎に模擬用データ
を一時複写して格納して模擬用データが正確に信号模擬
に用いられたか否かの検証ができるようにしたことであ
る。
【0023】以上の構成で、図2を参照して信号模擬す
る場合の処理を説明すると、まず、主制御部2によって
プログラム格納部10から信号模擬プログラムが取出さ
れ、図4と同様に模擬データ専用メモリ7Aから模擬用
データがデータ格納部12へ格納される(R1)。この
とき、模擬データ退避プログラム11の処理実行に従っ
て信号模擬に用いる模擬用データが模擬データ退避メモ
リエリア13へコピーされる(R2)。
る場合の処理を説明すると、まず、主制御部2によって
プログラム格納部10から信号模擬プログラムが取出さ
れ、図4と同様に模擬データ専用メモリ7Aから模擬用
データがデータ格納部12へ格納される(R1)。この
とき、模擬データ退避プログラム11の処理実行に従っ
て信号模擬に用いる模擬用データが模擬データ退避メモ
リエリア13へコピーされる(R2)。
【0024】すなわち、簡単な例で図2に従って説明す
ると、図2のデータ格納部12内の模擬用データ領域1
2a1とすると模擬用データが模擬データ退避メモリエ
リア13aへコピーされ格納される。この模擬データ退
避メモリエリア13aは、専用メモリエリアであり、他
のデータによって上書きされないようになっている。
ると、図2のデータ格納部12内の模擬用データ領域1
2a1とすると模擬用データが模擬データ退避メモリエ
リア13aへコピーされ格納される。この模擬データ退
避メモリエリア13aは、専用メモリエリアであり、他
のデータによって上書きされないようになっている。
【0025】次に、サブプログラムAについて、模擬用
データを含む演算用データを用いて処理の実行がされ、
演算結果データによってデータ格納部12が上書きされ
る(R3)。
データを含む演算用データを用いて処理の実行がされ、
演算結果データによってデータ格納部12が上書きされ
る(R3)。
【0026】次に、信号模擬プログラムの処理により、
模擬データ専用メモリ7Aから模擬用データを取込みこ
れがデータ格納部12の模擬用データ領域12a1へ上
書き、設定される(R4)。そして、模擬データ退避プ
ログラム11の処理実行により模擬用データ領域12a
1の模擬データが模擬データ退避メモリエリア13a2
にコピーされる(R5)。続いて、サブプログラムBの
処理がされ演算結果データがデータ格納部12へ格納さ
れる(R6)。
模擬データ専用メモリ7Aから模擬用データを取込みこ
れがデータ格納部12の模擬用データ領域12a1へ上
書き、設定される(R4)。そして、模擬データ退避プ
ログラム11の処理実行により模擬用データ領域12a
1の模擬データが模擬データ退避メモリエリア13a2
にコピーされる(R5)。続いて、サブプログラムBの
処理がされ演算結果データがデータ格納部12へ格納さ
れる(R6)。
【0027】以上と同様にして次の処理でも信号模擬プ
ログラムの処理と模擬データ退避プログラム11の処
理、さらに、サブプログラムCの処理がされる(R7〜
R9)。
ログラムの処理と模擬データ退避プログラム11の処
理、さらに、サブプログラムCの処理がされる(R7〜
R9)。
【0028】以上の処理が終了すると、保守部9からデ
ータ格納部12の模擬データ退避メモリエリア13へ格
納された模擬用データを伝送要求がされる。これに対し
て伝送部5では、データ格納部12の模擬データ退避メ
モリエリア13へ格納されたそれぞれの模擬用データが
保守部9へ伝送される(R10)。これによって、保守
部9では、当初設定した模擬用データと信号模擬後の模
擬用データとを対比し、模擬用データが正確に信号模擬
に用いられたか否かを判定する。
ータ格納部12の模擬データ退避メモリエリア13へ格
納された模擬用データを伝送要求がされる。これに対し
て伝送部5では、データ格納部12の模擬データ退避メ
モリエリア13へ格納されたそれぞれの模擬用データが
保守部9へ伝送される(R10)。これによって、保守
部9では、当初設定した模擬用データと信号模擬後の模
擬用データとを対比し、模擬用データが正確に信号模擬
に用いられたか否かを判定する。
【0029】なお、本発明では、データ格納部12の演
算用データを格納する使用中のエリアに模擬用データを
信号模擬プログラムの処理に設定したが、これに限るこ
となく、次のように実施してもよい。
算用データを格納する使用中のエリアに模擬用データを
信号模擬プログラムの処理に設定したが、これに限るこ
となく、次のように実施してもよい。
【0030】データ格納部7の格納エリアの内で空デー
タ領域を探して、その空データ領域に対して信号模擬プ
ログラムによって模擬用データを設定する。そして、模
擬データ退避プログラムによって模擬用データを別の空
データ領域に格納する。これを信号模擬処理毎に行って
それぞれの空データ領域に退避させたそれぞれの模擬用
データについて保守部9からモニタして模擬用データの
検証を行うことができる。従って、これらの操作によっ
て信号模擬が正しく行われたことを確認後にプログラマ
ブルコントローラ1Aを使用するようにしてもよい。
タ領域を探して、その空データ領域に対して信号模擬プ
ログラムによって模擬用データを設定する。そして、模
擬データ退避プログラムによって模擬用データを別の空
データ領域に格納する。これを信号模擬処理毎に行って
それぞれの空データ領域に退避させたそれぞれの模擬用
データについて保守部9からモニタして模擬用データの
検証を行うことができる。従って、これらの操作によっ
て信号模擬が正しく行われたことを確認後にプログラマ
ブルコントローラ1Aを使用するようにしてもよい。
【0031】また、模擬データ退避プログラム11は、
必ずしもプログラム格納部10に設けなくてもよく、模
擬データ退避メモリエリア13はデータ格納部12に設
ける必要はなく、何らかのエリアを設ければよい。
必ずしもプログラム格納部10に設けなくてもよく、模
擬データ退避メモリエリア13はデータ格納部12に設
ける必要はなく、何らかのエリアを設ければよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、信号模擬処理毎に模擬用データが予め定められた
模擬データ退避メモリエリアへ格納するようにしたため
に、模擬用データが上書きされることがなく全ての模擬
用データの検証ができ、正しく信号模擬がされたか否か
が判断できる。
れば、信号模擬処理毎に模擬用データが予め定められた
模擬データ退避メモリエリアへ格納するようにしたため
に、模擬用データが上書きされることがなく全ての模擬
用データの検証ができ、正しく信号模擬がされたか否か
が判断できる。
【0033】また、請求項2の発明によれば、空メモリ
エリアを利用して信号模擬の検証をして、正しく信号模
擬をしたことを確認することができる。
エリアを利用して信号模擬の検証をして、正しく信号模
擬をしたことを確認することができる。
【図1】本発明の第一実施例を示すプログラマブルコン
トローラの構成図である。
トローラの構成図である。
【図2】図1のプログラマブルコントローラの処理手順
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図3】従来例を示すプログラマブルコントローラの構
成図である。
成図である。
【図4】図3のプログラマブルコントローラの処理手順
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 プログラマブルコントローラ
2 主制御部
3 記憶部
4 外部入出力部
5 伝送部
6 プログラム格納部
7 データ格納部
7A 模擬データ専用メモリ
9 保守部
10 プログラム格納部
11 模擬データ退避プログラム
12 データ格納部
13 模擬データ退避メモリエリア
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G05B 19/02 - 19/05
G05B 23/02
Claims (2)
- 【請求項1】 主制御部にて実行する信号模擬プログラ
ムの処理毎に模擬データ専用メモリからデータ格納エリ
アへ模擬用データを転送して格納し、前記信号模擬プロ
グラムに続いて実行するサブプログラムの処理毎に前記
データ格納エリアへ格納された前記模擬用データを含む
演算用データを用いて演算を実行し、得られる演算結果
データを再び前記データ格納エリアへ格納する処理を繰
り返すプログラマブルコントロ−ラにおいて、 前記信号模擬プログラムとサブプログラムの間に模擬デ
ータ退避プログラムを実行することによって前記信号模
擬プログラム実行後の前記模擬用データを模擬データ退
避メモリエリアへ格納し、全てのサブプログラムの実行
後に保守部へ転送して前記信号模擬プログラムの処理毎
の模擬用データの正常、異常を判断する手段を前記主制
御部に設けたことを特徴とするプログラマブルコントロ
ーラ。 - 【請求項2】 前記主制御部は、前記信号模擬プロゴラ
ムの処理毎に前記模擬データ専用メモリから前記模擬用
データを空メモリエリアへ格納し、前記模擬データ退避
プログラムにより前記空メモリエリアと別の空メモリエ
リアへ順次格納し、全てのサブプログラムの実行後に保
守部へ転送して前記信号模擬プログラムの処理毎の模擬
用データの正常、異常を判断する手段を設けたことを特
徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26092095A JP3452708B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | プログラマブルコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26092095A JP3452708B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | プログラマブルコントローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0981209A JPH0981209A (ja) | 1997-03-28 |
JP3452708B2 true JP3452708B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=17354602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26092095A Expired - Fee Related JP3452708B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | プログラマブルコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3452708B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP26092095A patent/JP3452708B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0981209A (ja) | 1997-03-28 |
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