JPH0241748A - 連続鋳造ライン制御計算機用切断シミユレータ装置 - Google Patents

連続鋳造ライン制御計算機用切断シミユレータ装置

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JPH0241748A
JPH0241748A JP19273688A JP19273688A JPH0241748A JP H0241748 A JPH0241748 A JP H0241748A JP 19273688 A JP19273688 A JP 19273688A JP 19273688 A JP19273688 A JP 19273688A JP H0241748 A JPH0241748 A JP H0241748A
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JP
Japan
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cutting
length
simulation
casting
continuous casting
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JP19273688A
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English (en)
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Yasumasa Otomo
大友 康雅
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プロセス制御用計算機に係り、特に製鉄プロ
セスにおいて、鋳込設備、切断装置、搬出装置等の設備
を持つ連続鋳造ラインの鋳片のトラッキングや鋳込制御
、切断制御、搬送制御等を行なうプロセス制御用計算機
に関する。
〔従来の技術〕
製鉄プロセスの連続鋳造ラインにおける切断装置は、鋳
片の鋳込長とプロセス制御用計算機が出力する切断長の
プリセット値とを考慮しながら。
鋳片の切断を実施する。この時、切断装置は切断開始又
は切断終了等の信号を発生し、プロセス制御用計算機は
これらの信号とともに、切断された鋳片の長さ・幅・厚
さ等の実績データを収集して次の鋳片の切断長を計算す
る。従って、切断装置を模擬するシミュレータ装置には
、次の機能が要求される。
(1)鋳片の鋳込長と連続鋳造ライン制御用計算機(以
下、連鋳計算機と略す)が出力する切断長のプリセット
値とを考慮しながら、切断開始・終了等の切断シーケン
ス信号を発生する。
(2)切断シーケンス終了のタイミングで、連鋳計算機
の切断制御ロジックを確認するために行なわれる各シミ
ュレーションテストに応じて、切断実績データを発生さ
せる。
上記(1)の点について、従来装置は周期タイマ起動に
よって三角波でパターン化されたデータを毎回発生させ
ているのみであり、鋳片の鋳込長と切断長のプリセット
値を考慮した信号の発生タイミング、及び切断装置を模
擬した切断シーケンス信号の発生については考慮されて
いない。また、上記(2)の点についても、データの値
が三角波に基づくパターンとなるため、切断実績データ
の値を各シミュレーションテストに応じて任意の値で発
生させる点については考慮されていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、鋳片の鋳込長と連鋳計算機が出力する
切断長のプリセット値とを考慮しながら切断発生タイミ
ングを検出し、切断装置を模擬した切断シーケンス信号
を発生させる点については考慮されていない。また、各
切断シミュレーションテストに応じて切断実績データを
任意の値で発生する点についても考慮されておらず、連
鋳計算機システムの切断シミュレーションテストには適
用できない。
本発明の目的は、鋳片の鋳込長と連鋳計算機が出力する
制御長のプリセット値や予めオペレータによって定義さ
れている切断実績長を考慮しながら切断発生タイミング
を検出し、切断装置を模擬した切断シーケンス信号を発
生させ、切断実績データを各切断シミュレーションテス
トに応じて任意の値で発生させることにより、連鋳計算
機システムの切断制御ロジックの確認をダイナミックな
シミ某し−ションテストで行なうことを可能とすること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
切断シーケンス信号の発生タイミングは、鋳片の鋳造長
情報を連鋳計算機のアプリケーションファイルから収集
して切断カッター位置からの鋳片の長さを求め、連鋳計
算機の入出力データテーブルから収集した鋳片の切断長
のプリセット値や予めオペレータによって定義されてい
る切断実績長と上記の切断カッター位置からの鋳片の長
さとを比較して検出する。切断シーケンス信号の発生は
、切断装置が発生した信号を連鋳計算機が取込んだ時に
格納する入出力データテーブルのアドレスと割込NOを
切断シミュレータ装置内部に定義しておき、上記の切断
シーケンス信号の発生タイミングを起点として、複数の
シーケンス信号を任意の間隔で発生させることを可能と
することによって、達成される。また、各切断シミュレ
ーションテストケースに応じた切断実績データの発生は
、各テストケース毎に一連の切断実績データを切断シミ
ュレータ内部に定義することを可能とし、切断シミュレ
ーションテスト開始に当って、オペレータが任意の切断
実績データを選択することが可能となる様にすることに
よって、達成される。
〔作用〕
本発明は、下記の処理に大別される。
(1)シミュレーション開始処理 (2) *造長データ収集処理 (3)切断実績長更新処理 (4)切断シーケンス処理 (5)シミュレーション終了処理 一 シミュレーション開始処理は、切断シミュレータ装置内
部で使用する各ファイルの初期化、切断シミュレータ装
置自身を起動させるための周期タイマのセット、シミュ
レーションスティタスの更新を行なう。
鋳造長データ収集処理は、連鋳計算機システムのアプリ
ケーションファイルから鋳片の鋳造長情報を収集し、切
断カッター位置からの鋳片の長さを求める。
切断実績長更新処理は、鋳片の切断長として下記のいず
れを採用するのかを決定する。
(a)オペレータの設定値 (b)連鋳計算機システムのプリセット値(C)各切断
シミュレーションテス1−に対応して、切断シミュレー
ション装置内部に予め定義されている値 切断シーケンス処理は、鋳込長データ収集処理で求めた
切断カッター位置からの鋳片の長さと、切断実績長更新
処理で求めた切断実績長とを比較することによって切断
シーケンスの開始タイミングを検出する。また、切断装
置を模擬した複数の切断シーケンス信号を、予め定義さ
れている発生カウンタを減算することによって順次発生
させる。
さらに、切断シーケンスの最終信号発生時(切断終了タ
イミング)には、各切断シミュレーションテストに対応
して、切断シミュレータ装置内部に予め定義されている
切断実績データを発生する。
シミュレーション終了処理は、周期タイマのリセットを
行なうためのものである。
〔実施例〕
第1図は、連鋳計算機システム9における切断シミュレ
ータ装置20の位置付けを示したものである。連鋳計算
機システム9は、製鉄プロセスの連続鋳造ラインから発
生するアナログデータ、パルスデータ、ディジタル信号
2割迷信号を入出力装置13を介して計算機内部に取込
む。そして、これらのデータを基にラインの監視や鋳片
のトラッキングを行ない、ラインの各設備に対して鋳込
制御17.切断制御18.搬送制御19を行なうための
制御出力を行なう。ここで切断制御18は、上位計算機
から伝送され、連鋳計算機システム9のスケジュール処
理15でファイリングされるチャージ(溶鋼)命令や鋳
片切断命令に基づいて、鋳片の種別の違いや鋳片の継目
・幅等を考慮しながら、鋳片の切断長を決定し、切断装
置7に対して切断長を入出力装置13を介してプリセラ
1−する。切断シミュレータ装置20は、入出力サブシ
ステム14を介して、連鋳計算機システム9の各処理と
リンケージする。
第2図は、切断シミュレータ装置20の内部構成と、連
鋳計算機システム9とのリンケージにおけるデータの流
れを示したものである。切断シミュレータ装置20は、
鋳造長テーブル24.切断マスクテーブル27.切断パ
ターンテーブル26゜切断シーケンステーブル25の各
テーブルと、プログラム部23から構成される。切断シ
ミュレータ装置20が発生するデータは、入出力データ
テーブル21を介してリンケージが行なわれる。また、
連鋳計算機システム9が作成し、切断シミュレータ装置
20が必要とするデータのうち、鋳造長情報はアプリケ
ーションファイル22から、鋳片の切断長のプリセット
値は入出力データテーブル21から、切断シミユレータ
装置20内部に取込まれる。
第3図は、切断シミュレータ装置2oのプログラム部2
3の処理内容を示したものである。切断シミュレータ装
置20の起動は、オペレータがコンソール装置12から
、切断シミュレータプログラム23に起動をかけること
によって行なわれる。
オペレータは、切断シミュレータプログラム23に起動
をかけるに当って、第4図に示す切断マスクテーブルの
切断シミュレーションスティタスのシミュレーション開
始フラグをセットする。起動された切断シミュレータプ
ログラム23は、シミュレーション開始を判定して(第
3図ブロックA)シミュレーション開始処理28(第3
図ブロックB)を行なう。
第5図は、シミュレーション開始処理28の内容を示し
たものである。切断シミュレータプログラム23は、切
断シミユレータ装置20内部のテ−プルのワーク情報を
初期化する(第5図ブロックA)。そして、切断シミュ
レータプログラム23自身を起動するための周期タイマ
をセラ1−する(第5図ブロックB)。尚、この時のタ
イマ値は、第4図に示す切断マスクテーブル27の周期
タイマ値エリアに予め定義されているものとする。
次に切断シミュレータプログラム23は、第4図に示す
切断マスクテーブル27の切断シミュレーションスティ
タスのシミュレーション開始フラグをリセットし、シミ
ュレーション中フラグをセットする(第5図ブロックC
)。
オペレータの起動によってシミュレーション開始処理2
8が終了した後、切断シミュレータプログラム23は周
期タイマによって起動される。起動された切断シミュレ
ータプログラム23は、切断シミュレーションスティタ
スを判定して、シミュレート中なら、鋳造長データ収集
処理29.切断実績長更新処理30.切断シーケンス処
理31を実施する(第3図ブロックA、−C−D−E)
第6図は、鋳造長データ収集処理29の内容を示したも
のである。鋳造長データ収集処理29は、下記のデータ
のアプリケーションファイル22から収集し、第7図に
示す鋳造長テーブル24に格納する。
(1)鋳片先端位置 (2)鋳片後端位置 (3)総鋳造長 (4)未切断ボトム位置 第8図は、上記鋳造長データの連鋳プラントにおける意
味を示したものである。鋳片先端位置は、モールド3内
の鋳造長基準点から鋳片の最ボトム位置までの長さをい
う。鋳片後端位置は、鋳込み終了後の鋳造長基準点から
鋳片の最トップ位置までの長さをいう。総鋳造長は、鋳
込み中は鋳造長基準点から最ボトム位置までの長さであ
り、鋳込み終了後は最ボトム位置から最トップ位置まで
の長さをいう。未切断ボトム位置は、切断装置7のカッ
ター位置から未切断ボトム位置までの長さをいう。
第9図は、切断実績長更新処理30の内容を示したもの
である。切断実績長更新処理30は、まず更新要否の判
定を行なう(第9図ブロックA)。
第14図は、連鋳プラントで発生するイベントに対応し
た連鋳計算機システム9と切断シミュレータ装置20の
動きである。連鋳計算機システム9は鋳片の鋳込開始後
、ダミーバ21の切離しタイミングで最ボトムクロップ
長をプリセットし、以降は鋳片の切断開始のタイミング
で、次鋳片の切断長をプリセットする。切断シミュレー
タ装置20では、ダミーバ切離しと切断終了のタイミン
グで次回切断鋳片の切断実績長を更新するため、第4図
に示す切断マスクテーブルの切断シミュレーションステ
ィタスにダミーバ切離しフラグと切断終了フラグとを持
っている。ここで、ダミーバ切離しフラグは、最ボトム
クロップ長プリセット時にオペレータがセラ1−するも
のとし、切断終了フラグは、後に述べる切断シーケンス
処理31が切断終了のタイミングでセットするものとす
る。
切断実績長更新処理30は、ダミーバ切離しフラグまた
は切断終了フラグがセットされていれば、切断実績長を
更新要と判定し、該当のフラグをリセツI〜する(第9
図ブロックA−B)。切断実績長は下記のいずれかのデ
ータが採用される。
(1)オペレータ設定値 第4図に示す切断マスクテーブル27の切断実績データ
エリアにオペレータがデータ設定した場合は、設定デー
タを採用する。オペレータはデータ設定時、第4図に示
す切断マスクテーブル27の切断シミュレーションステ
ィタスの切断実績設定フラグをセットする。切断実績長
更新処理30は、切断実績設定フラグがセットされてい
れば、切断実績長が設定されているものと判定する(第
9図ブロックC)。
(2)プリセット値 切断実績長更新処理30は、第4図に示す切断マスクテ
ーブル27の切断シミュレーションスティタスのプリセ
ット指定フラグがセットされていれば、切断マスクテー
ブル27の切断長プリセットデータ論理Nαが示す入出
力データテーブル21のエリアから連鋳計算機システム
9がプリセットした切断長を取り込んで、切断マスクテ
ーブル27の切断実績長データエリアに格納する(第9
図ブロックD−H)。尚、プリセット指定フラグは、オ
ペレータによってセットされるものとする。
(3)切断パターンテーブル値 上記(1)、 (2)のいずれでも無い場合、切断実績
長更新処理3oは、切断マスクテーブル27の切断パタ
ーンNoが示す第10図の切断パターンテーブル26を
参照し、切断パターンテーブル26のケースNαが示す
該当のケースから切断実績長を取込んで、切断マスクテ
ーブル27の切断実績長データエリアに格納する。切断
パターンテーブル26は、連鋳計算機システム9の切断
シミュレーションテストの各テストケースに対応して、
切断実績長データとともに、関連する実績データ(t4
片の幅・長さ等)を予め定義しておくものとする。
尚、切断シミュレーションテストにおいて、どの切断パ
ターンNoの実績データを使用するかは、オペレータが
切断シミュレータプログラム23起動に当って、予め切
断マスクテーブル26の切断パターンNαエリアに設定
しておくものとする。また、切断シミュレータプログラ
ム23の切断実績長更新処理3oは、切断パターンテー
ブル26のケースNaを更新しながら、該当のケースN
αの切断実績データを取込む(第9図ブロックF −G
)。
第11図は、切断シーケンス処理31の内容を示したも
のである。切断シーケンス処理31は、第7図に示す鋳
造長テーブル24の未切断ボトム位置と第4図に示す切
断マスクテーブル27の切断実績長データとを比較し、
未切断ボトム位置が切断実績長データと等しいか超えて
いれば、切断シーケンス開始要と判定する(第11図ブ
ロックA)。そして、切断マスクテーブル27の切断シ
ミュレーションスティタスの切断中フラグがセットされ
ていなければ切断シーケンス開始タイミングと判定して
、切断シミュレーションスティタスのカット切断中フラ
グをセットする(第11図ブロックB −C)。第10
図に切断シーケンステーブル25の構成を示す。切断シ
ーケンス信号の発生タイミングは、上記で述べた切断開
始時と、切断中の場合には切断シーケンステーブル25
の発生間隔がゼロとなったタイミングとなる(第11図
ブロックM)。切断シーケンス信号発生タイミングとな
った場合、切断シーケンス処理31は、切断シーケンス
ケースNα(切断模擬信号Nα)を更新し、該当ケース
の発生間隔を次回発生間隔エリアにセットする(第11
図ブロックD−E)。そして、該当ケースの切断模擬信
号の論理No9割込Nα、ビット位置を参照して入出力
データテーブル21の該当エリアにデータをセットし、
切断模擬信号を発生させる(第11図ブロックF)。ま
た、切断模擬信号の連続発生が有るかどうかを判定し、
無ければ次回発生間隔を減算する(第11図ブロックG
−H)。今回発生した切断模擬信号が最終の場合、つま
り切断シーケンス終了のタイミングで、切断シーケンス
処理31は、切断実績データを発生させる(第11図ブ
ロックI・J)。第13図は、切断実績作成処理33の
内容を示したものである。切断実績作成処理33は、今
回発生する切断実績長がどこから収集されたものかを判
定する(第13図ブロックA)。そして、切断実績長が
切断パターンテーブル26から収集され、第4図に示す
切断マスクテーブル27の切断シミュレーションスティ
タスの補正要フラグを判定して、切断実績長が冷間値か
ら熱間値への補正が必要な場合には、下記の計算式によ
って補正計算を行なう(第13図ブロックB −C)。
切断実績長(熱間値) =切断実績長(冷間値)×切断補正係数÷切断補正係数
指数 また、切断実績長が連鋳計算機システム9のプリセット
値である場合には、切断実績長から切断代を減算する(
第13図ブロックI)。切断実績長作成処理33は、次
に切断マスタテーブル27の切断実績長データ種別を判
定して、データがBCDコードであるならば、さらに語
長に合わせて変換を行なう(第13図ブロックD−E−
F・J)。そして、切断マスクテーブル27の切断実績
長論理Nα2割込Nαが示す入出力データテーブル21
の該当エリアにデータをセットして、切断実線長を発生
させる(第11図ブロックG−K)。
また、今回発生した切断実績長に関連する他の実績デー
タを、第10図に示す切断パターンテーブル26のケー
スNαに該当するエリアを参照して発生させる(第13
図ブロックH)。切断パターンテーブル26には、切断
実績長発生時に付随して発生するデータが予め定義され
ているものとする。
切断実績作成処理33は、切断パターンテーブルのケー
スNnが示す該当エリアの切断関連データの論理Nαと
割込Nαを参照して、入出力データテーブル21の該当
エリアにセットする。最終の切断模擬信号発生時、切断
シーケンス処理31は、切断シーケンステーブル25の
ケースNaを初期化し、切断マスクテーブル27の切断
シミュレーションスティタスの切断中フラグのリセット
と切断終了フラグのセットを行なう。
第12図は、切断シーケンス処理31の内容をタイムチ
ャートで示したものである。ダミーバ切離し、又は未切
断ボトム位置と切断実績長とを比較して切断開始タイミ
ングを検出した時点で、切断模擬信号」−を発生させる
。第12図の例では、切断模擬信号1と同じタイミング
で切断模擬信号2が発生している。これは、切断シーケ
ンステーブル25の切断模擬信号1の次回発生間隔をゼ
ロに設定しておくことにより可能となる。以降は、次回
発生間隔を減算しながら順次模擬信号を発生させ、最終
切断模擬信号発生時に切断実績を発生させる。
第15図は、第3図に示すシミュレーション終了処理3
2の内容を示したものである。切断シミュレータ装置2
0の終了は、オペレータが第4図に示す切断マスクテー
ブル27の切断シミュレーションスティタスのシミュレ
ート終了フラグをセットすることによって行なわれる。
切断シミュレータ装置20は、このフラグを判定(第3
図ブロックA)して、切断シミュレーションスティタス
のシミュレート中フラグとシミュレート終了フラグをリ
セツ1−シ、周期タイマをリセットする(第1−5図ブ
ロックA−B)。
第14図は、連鋳プラントで発生するイベントに対応し
た連鋳計算機システム9と切断シミュレータ装置20の
動きを示したものである。連鋳M4算機システム9の切
断制御ロジックを確認するために行なう切断シミュレー
ションテストに、本切断シミュレータ装置20を適用す
るに当り、オペレータは切断シミュレータ装置内部のテ
ーブルに初期データを予め登録する必要が有る。オペレ
ータが登録する初期データを下記に示す。
(1)切断マスクテーブル27 (a)切断パターンケースNαMAX (b)切断実績長データ種別 (c)切断実績長論理Nα (d)切断実績長割込N0 (e)切断補正係数 (h)切断補正係数指数 (g)切断代 (h)切断長プリセットデータ論理N[1(i)切断シ
ーケンステーブルケースNa M A X(j)切断関
連データケースNo、 M A X(k)周期タイマ値 (2)切断パターンテーブル26 (a)切断関連データ1(i=1−n)論理Na(b)
切断関連データj割込N。
(c)切断関連データiデータ (3)切断シーケンステーブル25 (a)切断模擬信号1(i=1−n)論理N。
(b)切断模擬信号i割込Nα (c)切断模擬信号1ビット位置 (d)切断模擬信号i次回発生間隔 切断シミュレータ装置20の起動は、下記の手順で行な
われる。
(1)今回使用する切断パターンテーブル26のNαを
切断マスクテーブル27にセットする。
(2)切断マスクテーブル27の切断シミュレーション
スティタスのシミュレーション開始フラグをセットする
(3)切断シミュレータ装置20の切断プログラム23
を起動する。
切断シミュレーション試験開始後、ダミーノく切離しの
タイミングで、オペレータは切断マスタテ−プル27の
切断シミュレーションスティタスの該当フラグをセット
する。これによって、切断シミュレータ装置20は最ボ
トムクロップ長の切断実績長を収集する。切断実績長の
収集は、オペレータの指定によって、下記に分けられる
(1)オペレータの設定値を切断実績長とする。
(2)連鋳計算機システム9がプリセットした切断長を
切断実績長とする。
(3)切断パターンテーブル26に定義されているデー
タを切断実績長とする。
アプリケーションファイル22から収集した未切断ボト
ム位置が上記の切断実績長を起えた場合、切断シミュレ
ータ装置20は切断開始タイミングと判定して、切断模
擬信号1を発生する。そして、次回発生間隔を減算しな
がら、順次切断模擬信号を発生する。最終の切断模擬信
号発生後、先に収集した切断実績長と切断パターンテー
ブル26に定義されている切断関連データとを、切断実
績として発生する。また、切断実績発生後、次回切断鋳
片の切断実績長を収集して、切断開始タイミングを監視
する。こうして、最l・ツブクロップの切断までシミュ
レ−1−した後、オペレータが切断マスクテーブル27
の切断シミュレーションスティタスのシミュレーション
終了フラグをセットすれば、切断シミュレータ装置20
の動作が終了する。
以上の様に、本発明によれば連鋳計算機システム9の切
断制御ロジックを確認するためのシミュレーションテス
1〜において、鋳片の鋳込長、切断長のブリセラ1−値
や予め定義されている切断実績長を考慮しながら切断装
置7を模擬した切断シーケンス信号が発生できる。また
、シミュレーションテストに応じた切断実績データを発
生させることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、連鋳計算機システム9の切断制御ロジ
ックの確認がダイナミックなシミュレーションテス1へ
が容易に行なえるので、工場内試験及び現地調整試験期
間の短縮が図れるとともに、現地調整時及びオンライン
稼動後のバグ発生を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は連鋳計算機システム9における切断シミュレー
タ装置20の位置付けを示した図、第2図は切断シミュ
レータ装置20の内部構成と、連鋳計算機システム9と
のリンケージにおけるデータの流れを示した図、第3図
は切断シミュレータプログラム2oの処理フローを示し
た図、第4図は切断マスクテーブル27の構成を示した
図、第5図はシミュレーション開始処理28の処理フロ
ーを示した図、第6図は鋳造長データ収集処理29の処
理フローを示した図、第7図は鋳造長テーブル24の構
成を示した図、第8図は連鋳プラントにおける鋳造長デ
ータの意味を示した図、第9図は切断実績長更新処理3
0の処理フローを示した図、第10図は切断パターンテ
ーブル26と切断シーケンステーブル25の構成を示し
た図、第11図は、切断シーケンス処理31の処理フロ
ーを示した図、第12図は切断シーケンス処理31の内
容をタイムチャートで示した図、第13図は切断実績作
成処理33の処理フローを示した図、第14図は連鋳プ
ラントで発生するイベントに対応した連鋳計算機システ
ム9と切断シミュレータ装置20の動きを示した図、第
15図はシミュレーション終了処理32の処理フローを
示した図である。 1・・・し−ドル、2・・タンデイツシュ、3・・・モ
ールド、4・・・スプレー、5・・・ピンチロール、6
・・鋳片、7・・切断装置、8 ・搬送機、9・・・連
鋳計算機システム、10・・CRT、11・・・T/W
、12 コンソール装置、13・・・入出力装置、14
・・・入出力サブシステム、15 スケジュール処理、
16・・鋳込前処理、17・鋳込制御、18 切断制御
、19・搬送制御、20・・・切断シミュレータ装置、
21・・入出力データテーブル、22 アプリケーショ
ンファイル、23・・・切断シミュレータプログラム、
24・鋳造長テーブル、25・・・切断シーケンステー
ブル、26・・切断パターンテーブル、27 切断マス
クテーブル、28・シミュレーション開始処理、29 
・鋳造長データ収集処理、30・・切断実績長更新処理
、31・・切断シーケン入処理、32・シミュレーショ
ン終了処理、33・切断実績作成処理。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、製鉄プロセスにおいて、鋳込設備、切断装置、搬出
    装置等を持つ連続鋳造ラインの各設備から入力されるプ
    ロセス信号を基に、鋳片のトラッキングを行ない、鋳込
    制御、切断制御、搬出制御等を行なうために各設備に対
    して制御信号を出力する計算機システムに、切断装置を
    模擬して、鋳片切断時に計算機システムが収集するプロ
    セス信号の模擬入力を自動的に作成する様にしたことを
    特徴とする連続鋳造ライン制御計算機用切断シミュレー
    タ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005326031A (ja) * 2005-08-17 2005-11-24 Nabtesco Corp 回転駆動機構
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