JPH11134008A - プログラマブルコントローラ - Google Patents
プログラマブルコントローラInfo
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- JPH11134008A JPH11134008A JP29441097A JP29441097A JPH11134008A JP H11134008 A JPH11134008 A JP H11134008A JP 29441097 A JP29441097 A JP 29441097A JP 29441097 A JP29441097 A JP 29441097A JP H11134008 A JPH11134008 A JP H11134008A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- log data
- storage unit
- devices
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Control By Computers (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】更新タイミングの異なる複数のＩ／Ｏ機器によ
り制御される入出力機器において発生する不具合を極め
て容易に検証することができるプログラマブルコントロ
ーラを提供することを目的とする。 【解決手段】特定の入出力機器２２、２４および２８に
係るＩ／Ｏデータを取り込んで、そのログデータをＰＣ
１２の更新タイミングでログデータ記憶部５２に記憶
し、予め基準ログデータ記憶部５４に記憶されている基
準ログデータと比較することにより、不具合個所をＩ／
Ｏ機器１８、２０の更新時間に拘わらず容易に検証する
ことができる。
り制御される入出力機器において発生する不具合を極め
て容易に検証することができるプログラマブルコントロ
ーラを提供することを目的とする。 【解決手段】特定の入出力機器２２、２４および２８に
係るＩ／Ｏデータを取り込んで、そのログデータをＰＣ
１２の更新タイミングでログデータ記憶部５２に記憶
し、予め基準ログデータ記憶部５４に記憶されている基
準ログデータと比較することにより、不具合個所をＩ／
Ｏ機器１８、２０の更新時間に拘わらず容易に検証する
ことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータと、
該コンピュータにＩ／Ｏ機器を介して接続される入出力
機器とを備えるプログラマブルコントローラに関する。
該コンピュータにＩ／Ｏ機器を介して接続される入出力
機器とを備えるプログラマブルコントローラに関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、自動車の生産ラインにおいて、
生産設備の自動制御を行うため、プログラマブルコント
ローラが用いられている。このプログラマブルコントロ
ーラは、コンピュータと、該コンピュータにＩ／Ｏ機器
を介して接続される複数のロボットやワーク搬送機器等
からなる入出力機器とを備えており、前記コンピュータ
に設定されたシーケンスプログラムに基づいて前記入出
力機器を制御することにより、複雑な設備における自動
処理を実現するようにしたものである。
生産設備の自動制御を行うため、プログラマブルコント
ローラが用いられている。このプログラマブルコントロ
ーラは、コンピュータと、該コンピュータにＩ／Ｏ機器
を介して接続される複数のロボットやワーク搬送機器等
からなる入出力機器とを備えており、前記コンピュータ
に設定されたシーケンスプログラムに基づいて前記入出
力機器を制御することにより、複雑な設備における自動
処理を実現するようにしたものである。
【０００３】このようなプログラマブルコントローラに
おいて、例えば、入出力機器に動作不良が発生した場
合、その原因を見出すために、前記入出力機器の信号処
理を行っているＩ／Ｏ機器のＩ／Ｏデータ記憶部の内容
をチェックすることができれば、不良の解消に際して非
常に有効である。
おいて、例えば、入出力機器に動作不良が発生した場
合、その原因を見出すために、前記入出力機器の信号処
理を行っているＩ／Ｏ機器のＩ／Ｏデータ記憶部の内容
をチェックすることができれば、不良の解消に際して非
常に有効である。
【０００４】しかしながら、最近のプログラマブルコン
トローラにおいては、異なるメーカーのＩ／Ｏ機器が混
在して使用されるのが通常となっているため、各Ｉ／Ｏ
機器毎にＩ／Ｏデータ記憶部の更新タイミングが異なる
のが一般的である。例えば、図５に示すように、Ｉ／Ｏ
機器ｂの更新時間ｒｂ０〜ｒｂｋは、Ｉ／Ｏ機器ａの更
新時間ｒａ０〜ｒａｍよりも長く設定されており、ま
た、これらのＩ／Ｏ機器ａおよびｂに対して制御信号を
送信するプログラマブルコントローラは、更新時間ｒａ
０〜ｒａｍおよびｒｂ０〜ｒｂｋのいずれよりも短い更
新時間ｒ０〜ｒｎで更新を行っている。従って、プログ
ラマブルコントローラは、例えば、更新時間ｒ５におい
て、Ｉ／Ｏ機器ａの更新時間ｒａ１およびＩ／Ｏ機器ｂ
の更新時間ｒｂ１でのＩ／Ｏデータを取り込んでいる。
トローラにおいては、異なるメーカーのＩ／Ｏ機器が混
在して使用されるのが通常となっているため、各Ｉ／Ｏ
機器毎にＩ／Ｏデータ記憶部の更新タイミングが異なる
のが一般的である。例えば、図５に示すように、Ｉ／Ｏ
機器ｂの更新時間ｒｂ０〜ｒｂｋは、Ｉ／Ｏ機器ａの更
新時間ｒａ０〜ｒａｍよりも長く設定されており、ま
た、これらのＩ／Ｏ機器ａおよびｂに対して制御信号を
送信するプログラマブルコントローラは、更新時間ｒａ
０〜ｒａｍおよびｒｂ０〜ｒｂｋのいずれよりも短い更
新時間ｒ０〜ｒｎで更新を行っている。従って、プログ
ラマブルコントローラは、例えば、更新時間ｒ５におい
て、Ｉ／Ｏ機器ａの更新時間ｒａ１およびＩ／Ｏ機器ｂ
の更新時間ｒｂ１でのＩ／Ｏデータを取り込んでいる。
【０００５】このように、更新時間が異なるＩ／Ｏ機器
で構成されている場合、各Ｉ／Ｏ機器毎にＩ／Ｏデータ
の履歴を取り、その履歴データから不具合個所を見出す
ことが考えられるが、その作業は非常に煩雑であり、正
確な不具合の検証を行うことは極めて困難である。
で構成されている場合、各Ｉ／Ｏ機器毎にＩ／Ｏデータ
の履歴を取り、その履歴データから不具合個所を見出す
ことが考えられるが、その作業は非常に煩雑であり、正
確な不具合の検証を行うことは極めて困難である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の課題
を考慮してなされたものであり、更新タイミングの異な
る複数のＩ／Ｏ機器により制御される入出力機器におい
て発生する不具合を極めて容易に検証することができる
プログラマブルコントローラを提供することを目的とす
る。
を考慮してなされたものであり、更新タイミングの異な
る複数のＩ／Ｏ機器により制御される入出力機器におい
て発生する不具合を極めて容易に検証することができる
プログラマブルコントローラを提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、コンピュータと、該コンピュータにＩ
／Ｏ機器を介して接続される入出力機器とを備えるプロ
グラマブルコントローラにおいて、前記コンピュータに
は、前記入出力機器に対する入出力信号の状態を異なる
更新時間で更新して保持するＩ／Ｏデータ記憶部を備え
た複数のＩ／Ｏ機器が接続され、前記コンピュータは、
前記複数のＩ／Ｏ機器を介して前記入出力機器を制御す
る制御用プログラムを保持する制御用プログラム記憶部
と、前記入出力信号の状態を当該コンピュータに設定さ
れた更新時間で更新して保持するＩ／Ｏデータ記憶部
と、当該コンピュータの前記Ｉ／Ｏデータ記憶部に保持
された特定の入出力機器の特定Ｉ／Ｏデータを当該コン
ピュータの前記更新時間毎のログデータとして記憶する
ログデータ記憶部と、前記入出力機器が正常に動作した
ときの前記特定Ｉ／Ｏデータに係る基準ログデータを記
憶する基準ログデータ記憶部と、前記基準ログデータと
前記ログデータとを比較する比較手段とを備え、前記比
較手段による比較結果に基づき、前記特定の入出力機器
の動作検証を行うことを特徴とする。
めに、本発明は、コンピュータと、該コンピュータにＩ
／Ｏ機器を介して接続される入出力機器とを備えるプロ
グラマブルコントローラにおいて、前記コンピュータに
は、前記入出力機器に対する入出力信号の状態を異なる
更新時間で更新して保持するＩ／Ｏデータ記憶部を備え
た複数のＩ／Ｏ機器が接続され、前記コンピュータは、
前記複数のＩ／Ｏ機器を介して前記入出力機器を制御す
る制御用プログラムを保持する制御用プログラム記憶部
と、前記入出力信号の状態を当該コンピュータに設定さ
れた更新時間で更新して保持するＩ／Ｏデータ記憶部
と、当該コンピュータの前記Ｉ／Ｏデータ記憶部に保持
された特定の入出力機器の特定Ｉ／Ｏデータを当該コン
ピュータの前記更新時間毎のログデータとして記憶する
ログデータ記憶部と、前記入出力機器が正常に動作した
ときの前記特定Ｉ／Ｏデータに係る基準ログデータを記
憶する基準ログデータ記憶部と、前記基準ログデータと
前記ログデータとを比較する比較手段とを備え、前記比
較手段による比較結果に基づき、前記特定の入出力機器
の動作検証を行うことを特徴とする。
【０００８】この場合、コンピュータに設定した更新時
間のタイミングでＩ／Ｏ機器の特定の入出力データを取
り込み、そのログデータと、基準となる基準ログデータ
とを比較手段によって比較することにより、当該特定の
入出力機器の不具合を容易に検証することができる。
間のタイミングでＩ／Ｏ機器の特定の入出力データを取
り込み、そのログデータと、基準となる基準ログデータ
とを比較手段によって比較することにより、当該特定の
入出力機器の不具合を容易に検証することができる。
【０００９】なお、前記コンピュータの更新時間をいず
れの前記複数のＩ／Ｏ機器の更新時間よりも短く設定す
ることにより、より確実に不具合個所の検証を行うこと
ができる。
れの前記複数のＩ／Ｏ機器の更新時間よりも短く設定す
ることにより、より確実に不具合個所の検証を行うこと
ができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の一実施の形態が
適用されたプログラマブルコントローラ１０の構成を示
している。プログラマブルコントローラ１０は、例え
ば、自動車の生産ラインに配置され、基本的には、コン
ピュータであるパーソナルコンピュータ（以下、ＰＣと
いう。）１２と、このＰＣ１２に通信線（通信手段）１
４、１６を介して接続されるＩ／Ｏ機器１８、２０と、
Ｉ／Ｏ機器１８、２０に接続されるセンサ、リミットス
イッチ、モータ、電磁弁等の入出力機器２２、２４と、
ＰＣ１２に通信線（通信手段）２６を介して直接接続さ
れる入出力機器２８とを備える。なお、前記通信線１
４、１６および２６は、有線式に限らず、無線式とする
こともできる。また、Ｉ／Ｏ機器１８、２０にさらに他
のＩ／Ｏ機器を接続する構成とすることもできる。
適用されたプログラマブルコントローラ１０の構成を示
している。プログラマブルコントローラ１０は、例え
ば、自動車の生産ラインに配置され、基本的には、コン
ピュータであるパーソナルコンピュータ（以下、ＰＣと
いう。）１２と、このＰＣ１２に通信線（通信手段）１
４、１６を介して接続されるＩ／Ｏ機器１８、２０と、
Ｉ／Ｏ機器１８、２０に接続されるセンサ、リミットス
イッチ、モータ、電磁弁等の入出力機器２２、２４と、
ＰＣ１２に通信線（通信手段）２６を介して直接接続さ
れる入出力機器２８とを備える。なお、前記通信線１
４、１６および２６は、有線式に限らず、無線式とする
こともできる。また、Ｉ／Ｏ機器１８、２０にさらに他
のＩ／Ｏ機器を接続する構成とすることもできる。
【００１１】ＰＣ１２は、ＣＰＵ等の制御処理部３０を
有し、この制御処理部３０に対して、バス３２を介して
記憶手段であるメモリ３４、インタフェース基板（Ｉ／
Ｆ基板）３６およびインタフェース３８、４０が接続さ
れている。インタフェース３８、４０には、ヒューマン
・マシンインタフェース（ＨＭＩ）用のディスプレイと
してのＣＲＴ４２および入力手段としての図示していな
いマウスやキーボード４４等が接続される。また、イン
タフェース基板３６は、ＰＣ１２に対して着脱自在に構
成されており、通信線１４、１６および２６を介してＩ
／Ｏ機器１８、２０および入出力機器２８が接続され
る。
有し、この制御処理部３０に対して、バス３２を介して
記憶手段であるメモリ３４、インタフェース基板（Ｉ／
Ｆ基板）３６およびインタフェース３８、４０が接続さ
れている。インタフェース３８、４０には、ヒューマン
・マシンインタフェース（ＨＭＩ）用のディスプレイと
してのＣＲＴ４２および入力手段としての図示していな
いマウスやキーボード４４等が接続される。また、イン
タフェース基板３６は、ＰＣ１２に対して着脱自在に構
成されており、通信線１４、１６および２６を介してＩ
／Ｏ機器１８、２０および入出力機器２８が接続され
る。
【００１２】メモリ３４は、入出力機器２２、２４およ
び２８の制御処理を行う制御用プログラムを記憶する制
御用プログラム記憶部４６と、この制御用プログラムの
作成と実行を補助する等の役割を有するシステムプログ
ラムを記憶するシステムプログラム記憶部４８と、制御
用プログラムの処理によって生成される入出力機器２
２、２４および２８の動作状態を示すＩ／Ｏデータを記
憶するＩ／Ｏデータ記憶部５０と、入出力機器２２、２
４および２８の特定の構成要素のＩ／Ｏデータのログデ
ータを必要に応じて記憶するログデータ記憶部５２と、
入出力機器２２、２４および２８が正常に動作した場合
における基準となるログデータを記憶する基準ログデー
タ記憶部５４とを有する。
び２８の制御処理を行う制御用プログラムを記憶する制
御用プログラム記憶部４６と、この制御用プログラムの
作成と実行を補助する等の役割を有するシステムプログ
ラムを記憶するシステムプログラム記憶部４８と、制御
用プログラムの処理によって生成される入出力機器２
２、２４および２８の動作状態を示すＩ／Ｏデータを記
憶するＩ／Ｏデータ記憶部５０と、入出力機器２２、２
４および２８の特定の構成要素のＩ／Ｏデータのログデ
ータを必要に応じて記憶するログデータ記憶部５２と、
入出力機器２２、２４および２８が正常に動作した場合
における基準となるログデータを記憶する基準ログデー
タ記憶部５４とを有する。
【００１３】制御処理部３０は、システムプログラムお
よび制御用プログラムに従い入出力機器２２、２４およ
び２８を制御するための処理を実行する。また、制御処
理部３０は、Ｉ／Ｏ機器１８、２０と同じ、あるいは、
それよりも短く設定された更新時間毎にＩ／Ｏデータ記
憶部５０に記憶されたＩ／Ｏデータの更新処理を行う。
さらに、制御処理部３０は、後述する検証プログラムに
よる不具合個所の検証処理における比較手段としても機
能する。
よび制御用プログラムに従い入出力機器２２、２４およ
び２８を制御するための処理を実行する。また、制御処
理部３０は、Ｉ／Ｏ機器１８、２０と同じ、あるいは、
それよりも短く設定された更新時間毎にＩ／Ｏデータ記
憶部５０に記憶されたＩ／Ｏデータの更新処理を行う。
さらに、制御処理部３０は、後述する検証プログラムに
よる不具合個所の検証処理における比較手段としても機
能する。
【００１４】Ｉ／Ｏ機器１８、２０は、ＰＣ１２からの
制御信号に従って入出力機器２２、２４を制御するＩ／
Ｏ制御部５６、５８と、入出力機器２２、２４の動作状
態をＩ／Ｏデータとして記憶するＩ／Ｏデータ記憶部６
０、６２とを有する。この場合、前記Ｉ／Ｏ制御部５
６、５８は、各Ｉ／Ｏ機器１８、２０に設定された更新
時間毎にＩ／Ｏデータ記憶部６０、６２に記憶されたＩ
／Ｏデータの更新処理を行う。
制御信号に従って入出力機器２２、２４を制御するＩ／
Ｏ制御部５６、５８と、入出力機器２２、２４の動作状
態をＩ／Ｏデータとして記憶するＩ／Ｏデータ記憶部６
０、６２とを有する。この場合、前記Ｉ／Ｏ制御部５
６、５８は、各Ｉ／Ｏ機器１８、２０に設定された更新
時間毎にＩ／Ｏデータ記憶部６０、６２に記憶されたＩ
／Ｏデータの更新処理を行う。
【００１５】次に、上述のように構成されるプログラマ
ブルコントローラ１０における実施の形態の動作につい
て説明する。
ブルコントローラ１０における実施の形態の動作につい
て説明する。
【００１６】例えば、作業者により、動作様式として自
動運転モードが選択されたとき、ＰＣ１２の制御処理部
３０により、メモリ３４の制御用プログラム記憶部４６
から自動運転用プログラムが抽出され、そのプログラム
に従って入出力機器２２、２４および２８の自動運転が
開始される。
動運転モードが選択されたとき、ＰＣ１２の制御処理部
３０により、メモリ３４の制御用プログラム記憶部４６
から自動運転用プログラムが抽出され、そのプログラム
に従って入出力機器２２、２４および２８の自動運転が
開始される。
【００１７】ＰＣ１２の制御処理部３０は、前記自動運
転用プログラムに従い、インタフェース基板３６を介し
てＩ／Ｏ機器１８、２０のＩ／Ｏ制御部５６、５８に制
御信号を送信するとともに、入出力機器２８に直接制御
信号を送信する。
転用プログラムに従い、インタフェース基板３６を介し
てＩ／Ｏ機器１８、２０のＩ／Ｏ制御部５６、５８に制
御信号を送信するとともに、入出力機器２８に直接制御
信号を送信する。
【００１８】Ｉ／Ｏ制御部５６、５８は、前記制御信号
に従い入出力機器２２、２４を制御する。そのときの入
出力機器２２、２４の動作状態を示すＩ／Ｏデータは、
Ｉ／Ｏデータ記憶部６０、６２に記憶される。そして、
このＩ／Ｏデータは、当該Ｉ／Ｏ機器１８、２０の固有
の更新時間で更新される。同様に、入出力機器２８は、
ＰＣ１２からの制御信号によって直接制御され、その動
作状態を示すＩ／Ｏデータは、Ｉ／Ｏデータ記憶部５０
に記憶される。この場合、ＰＣ１２の制御処理部３０
は、当該ＰＣ１２で設定した更新時間でＩ／Ｏ機器１
８、２０および入出力機器２８からＩ／ＯデータをＩ／
Ｏデータ記憶部５０に取り込み、その更新を行う。そし
て、更新された前記Ｉ／Ｏデータ記憶部５０のＩ／Ｏデ
ータに従って入出力機器２２、２４および２８の制御を
行う。
に従い入出力機器２２、２４を制御する。そのときの入
出力機器２２、２４の動作状態を示すＩ／Ｏデータは、
Ｉ／Ｏデータ記憶部６０、６２に記憶される。そして、
このＩ／Ｏデータは、当該Ｉ／Ｏ機器１８、２０の固有
の更新時間で更新される。同様に、入出力機器２８は、
ＰＣ１２からの制御信号によって直接制御され、その動
作状態を示すＩ／Ｏデータは、Ｉ／Ｏデータ記憶部５０
に記憶される。この場合、ＰＣ１２の制御処理部３０
は、当該ＰＣ１２で設定した更新時間でＩ／Ｏ機器１
８、２０および入出力機器２８からＩ／ＯデータをＩ／
Ｏデータ記憶部５０に取り込み、その更新を行う。そし
て、更新された前記Ｉ／Ｏデータ記憶部５０のＩ／Ｏデ
ータに従って入出力機器２２、２４および２８の制御を
行う。
【００１９】ここで、入出力機器２２、２４および２８
の制御に不具合が生じた場合、その不具合個所の検証を
行う必要がある。その場合の検証方法について図２に示
すフローチャートに基づいて説明する。
の制御に不具合が生じた場合、その不具合個所の検証を
行う必要がある。その場合の検証方法について図２に示
すフローチャートに基づいて説明する。
【００２０】作業者による動作検証の指示がなされた場
合（ステップＳ１）、ＰＣ１２の制御処理部３０は、制
御用プログラム記憶部４６から検証用プログラムを選択
し、このプログラムに従って検証処理を実行する。作業
者が検証対象とする入出力機器２２、２４および２８の
特定のＩ／Ｏデータを指定し（ステップＳ２）、検証作
業の実行を指示すると、制御処理部３０は、特定の入出
力機器２２、２４および２８を動作させる処理を実行す
る。特定の入出力機器２２、２４および２８の動作状態
に係るＩ／Ｏデータは、メモリ３４のＩ／Ｏデータ記憶
部５０に記憶されるとともに、ログデータとしてログデ
ータ記憶部５２に記憶される（ステップＳ３）。
合（ステップＳ１）、ＰＣ１２の制御処理部３０は、制
御用プログラム記憶部４６から検証用プログラムを選択
し、このプログラムに従って検証処理を実行する。作業
者が検証対象とする入出力機器２２、２４および２８の
特定のＩ／Ｏデータを指定し（ステップＳ２）、検証作
業の実行を指示すると、制御処理部３０は、特定の入出
力機器２２、２４および２８を動作させる処理を実行す
る。特定の入出力機器２２、２４および２８の動作状態
に係るＩ／Ｏデータは、メモリ３４のＩ／Ｏデータ記憶
部５０に記憶されるとともに、ログデータとしてログデ
ータ記憶部５２に記憶される（ステップＳ３）。
【００２１】すなわち、ＰＣ１２は、図３に示すよう
に、ログデータの取込開始信号をトリガ信号として、更
新時間毎に出力されるＰＣ更新信号に基づき、Ｉ／Ｏデ
ータ記憶部５０における特定の入出力機器２２、２４お
よび２８のＩ／Ｏデータを更新するとともに、そのとき
のＩ／Ｏデータを前記ＰＣ更新信号毎にログデータ記憶
部５２に順次記憶させる。
に、ログデータの取込開始信号をトリガ信号として、更
新時間毎に出力されるＰＣ更新信号に基づき、Ｉ／Ｏデ
ータ記憶部５０における特定の入出力機器２２、２４お
よび２８のＩ／Ｏデータを更新するとともに、そのとき
のＩ／Ｏデータを前記ＰＣ更新信号毎にログデータ記憶
部５２に順次記憶させる。
【００２２】図４Ｂは、このようにしてログデータ記憶
部５２に記憶された異常状態のログデータを示す。この
場合、符号Ａは、特定の入出力機器ＡのＩ／Ｏデータを
示し、符号Ｂは、特定の入出力機器ＢのＩ／Ｏデータを
示す。これらのＩ／Ｏデータは、ＰＣ更新信号に設定し
た番号とともにログデータ記憶部５２に記憶される。
部５２に記憶された異常状態のログデータを示す。この
場合、符号Ａは、特定の入出力機器ＡのＩ／Ｏデータを
示し、符号Ｂは、特定の入出力機器ＢのＩ／Ｏデータを
示す。これらのＩ／Ｏデータは、ＰＣ更新信号に設定し
た番号とともにログデータ記憶部５２に記憶される。
【００２３】そこで、所定量のログデータが取り込まれ
た後、制御演算部３０は、基準ログデータ記憶部５４に
予め記憶されている正常に動作している場合の基準ログ
データと、前記ログデータ記憶部５２に記憶されている
ログデータとを比較する（ステップＳ４）。図４Ａは、
前記基準ログデータの例を示す。この場合、ＰＣ更新信
号に設定した１６番および１７番においてログデータの
不一致が検出される。
た後、制御演算部３０は、基準ログデータ記憶部５４に
予め記憶されている正常に動作している場合の基準ログ
データと、前記ログデータ記憶部５２に記憶されている
ログデータとを比較する（ステップＳ４）。図４Ａは、
前記基準ログデータの例を示す。この場合、ＰＣ更新信
号に設定した１６番および１７番においてログデータの
不一致が検出される。
【００２４】以上のようにしてログデータの比較を行う
ことにより、入出力機器２２、２４の更新時間に差異が
あるような場合であっても、それを意識することなく、
容易に不具合個所を検出することができる。なお、この
ような検証作業は、３つ以上の入出力機器間においても
同様にして行うことができることは勿論である。
ことにより、入出力機器２２、２４の更新時間に差異が
あるような場合であっても、それを意識することなく、
容易に不具合個所を検出することができる。なお、この
ような検証作業は、３つ以上の入出力機器間においても
同様にして行うことができることは勿論である。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
更新タイミングの異なる複数のＩ／Ｏ機器によって制御
される入出力機器の不具合を、特定のＩ／Ｏデータのロ
グデータをプログラマブルコントローラを構成するコン
ピュータの更新タイミングに従って求め、比較すること
により、極めて容易に検証することができる。
更新タイミングの異なる複数のＩ／Ｏ機器によって制御
される入出力機器の不具合を、特定のＩ／Ｏデータのロ
グデータをプログラマブルコントローラを構成するコン
ピュータの更新タイミングに従って求め、比較すること
により、極めて容易に検証することができる。
【図１】本発明の一実施の形態の構成を示す全体ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】本発明の一実施の形態である検証処理の説明に
供されるフローチャートである。
供されるフローチャートである。
【図３】本発明の一実施の形態であるログデータを取り
込む処理の説明に供されるタイムチャートである。
込む処理の説明に供されるタイムチャートである。
【図４】図４Ａは基準ログデータの説明図、図４Ｂは異
常状態にあるログデータの説明図である。
常状態にあるログデータの説明図である。
【図５】Ｉ／Ｏデータの更新時間の異なるコンピュータ
および入出力機器の関係説明図である。
および入出力機器の関係説明図である。
１０…プログラマブルコントローラ １２…ＰＣ １８、２０…Ｉ／Ｏ機器 ２２、２４、
２８…入出力機器 ３０…制御処理部 ４６…制御用
プログラム記憶部 ５０、６０、６２…Ｉ／Ｏデータ記憶部 ５２…ログデ
ータ記憶部 ５４…基準ログデータ記憶部 ５６、５８…
Ｉ／Ｏ制御部
２８…入出力機器 ３０…制御処理部 ４６…制御用
プログラム記憶部 ５０、６０、６２…Ｉ／Ｏデータ記憶部 ５２…ログデ
ータ記憶部 ５４…基準ログデータ記憶部 ５６、５８…
Ｉ／Ｏ制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ // Ｇ０５Ｂ 15/02 Ｇ０５Ｂ 15/02 Ａ
Claims (2)
- 【請求項１】コンピュータと、該コンピュータにＩ／Ｏ
機器を介して接続される入出力機器とを備えるプログラ
マブルコントローラにおいて、 前記コンピュータには、前記入出力機器に対する入出力
信号の状態を異なる更新時間で更新して保持するＩ／Ｏ
データ記憶部を備えた複数のＩ／Ｏ機器が接続され、 前記コンピュータは、前記複数のＩ／Ｏ機器を介して前
記入出力機器を制御する制御用プログラムを保持する制
御用プログラム記憶部と、前記入出力信号の状態を当該
コンピュータに設定された更新時間で更新して保持する
Ｉ／Ｏデータ記憶部と、当該コンピュータの前記Ｉ／Ｏ
データ記憶部に保持された特定の入出力機器の特定Ｉ／
Ｏデータを当該コンピュータの前記更新時間毎のログデ
ータとして記憶するログデータ記憶部と、前記入出力機
器が正常に動作したときの前記特定Ｉ／Ｏデータに係る
基準ログデータを記憶する基準ログデータ記憶部と、前
記基準ログデータと前記ログデータとを比較する比較手
段とを備え、 前記比較手段による比較結果に基づき、前記特定の入出
力機器の動作検証を行うことを特徴とするプログラマブ
ルコントローラ。 - 【請求項２】請求項１記載のプログラマブルコントロー
ラにおいて、 前記コンピュータに設定された更新時間は、いずれの前
記複数のＩ／Ｏ機器の更新時間と同じ、あるいは、それ
よりも短く設定されることを特徴とするプログラマブル
コントローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29441097A JPH11134008A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | プログラマブルコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29441097A JPH11134008A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | プログラマブルコントローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11134008A true JPH11134008A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17807397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29441097A Pending JPH11134008A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | プログラマブルコントローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11134008A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103226340A (zh) * | 2013-04-16 | 2013-07-31 | 深圳市汇川控制技术有限公司 | 可编程逻辑控制器及实现方法 |
-
1997
- 1997-10-27 JP JP29441097A patent/JPH11134008A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103226340A (zh) * | 2013-04-16 | 2013-07-31 | 深圳市汇川控制技术有限公司 | 可编程逻辑控制器及实现方法 |
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