JP3451476B2 - 複合機用除振装置 - Google Patents

複合機用除振装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークに対して一
次処理を行うための処理装置と、一次処理されたワーク
に対して二次処理を行うプロセスチャンバとを連結して
成る複合機用の除振装置に関し、特に、二次処理に際し
てワークに微小振動が生じない状態で処理を行う必要の
ある複合機用除振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の複合機の一例として、CVD装
置による一次処理装置と、レーザアニーリング装置によ
る二次処理装置とを、ワーク搬送用のロボットを収容し
ているトランスファチャンバを介して連結したものがあ
る。このような複合機では、はじめにCVD装置により
ワークの表面に被膜が形成される。被膜が形成されたワ
ークは、ロボットによりトランスファチャンバを通して
レーザアニーリング装置に移し替えられる。続いて、移
し替えられたワークに対してレーザビームを照射するこ
とによりレーザアニーリングが行われる。
【0003】ところで、レーザアニーリングには、長尺
ビームを使用する場合と、矩形ビームを使用する場合と
がある。長尺ビームを使用してレーザアニーリングを行
う場合には、ワーク面上でのビームの照射位置はそれほ
ど問題にされない。しかし、矩形ビームを使用してレー
ザアニーリングを行う場合には、ワーク面上での照射位
置が非常に重要となる。このため、矩形ビームを使用し
てレーザアニーリングを行う場合には、ワークにわずか
な振動でも生じないようにする必要がある。なお、長尺
ビームを使用する処理と、矩形ビームを使用する処理の
違いについては、後で詳しく説明する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これまでの
上記のような複合機では、レーザアニーリング装置を設
置している床の振動がそのままレーザアニーリング装置
に伝達されることにより、ワークを搭載しているステー
ジが振動してしまい、ワークにも微小振動が生じるとい
う問題点があった。また、CVD装置における振動がト
ランスファチャンバを介してレーザアニーリング装置に
伝達されることにより、ステージが振動してしまい、ワ
ークに微小振動が生じるという問題点もあった。その結
果、矩形ビームを使用してレーザアニーリングを行う場
合の歩留まりが悪いという問題点があった。
【0005】そこで、本発明の課題は、レーザアニーリ
ング装置のような二次処理装置に対して、CVD装置の
ような一次処理装置からの振動伝達を阻止すると共に、
設置床からの振動伝達をも阻止できる機能を持つ複合機
用除振装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワークに対し
て一次処理を行うための処理装置と、該処理装置で処理
された処理ワークを搬送機構を通して受け、受け取った
処理ワークにレーザビームを照射して二次処理を行うプ
ロセスチャンバとを、前記搬送機構を密封状態で収容し
ているトランスファチャンバを介して連結して成る複合
機用の除振装置であって、前記プロセスチャンバの下に
は少なくとも1つの除振台が設けられており、前記プロ
セスチャンバと前記トランスファチャンバとの間の連結
を、ベローズを介して行うようにし、前記除振台は、フ
ィードバック制御系により制御されるエア式ダンパを備
え、前記除振台において前記プロセスチャンバと共に変
位するあらかじめ定められた部位と前記除振台において
該除振台が設置される床側と同じ状態におかれる部位と
の間の相対距離があらかじめ定められた値より大きい間
は前記除振台の機能を働かせ、前記相対距離が前記あら
かじめ定められた値以下になると前記除振台の機能を停
止させるようにしたことを特徴とする。
【0007】前記フィードバック制御系は、前記エア式
ダンパに供給される圧縮空気の圧力を制御するための制
御バルブと、該制御バルブを制御するための制御装置
と、前記除振台において前記プロセスチャンバと共に変
位するあらかじめ定められた部位と、前記除振台におい
て該除振台が設置される床側と同じ状態におかれる部位
との間の相対距離を検出するための検出器とを含み、前
記制御装置は、前記検出器からの検出信号を受けて、前
記相対距離があらかじめ定められた値より大きい間は該
相対距離に応じて前記制御バルブを制御することにより
前記除振台の機能を働かせ、前記相対距離が前記あらか
じめ定められた値以下になると前記制御バルブの制御を
停止して前記除振台の機能を停止させる。
【0008】前記除振台はまた、前記エア式ダンパを収
容している収容部材と、前記エア式ダンパの可動部と連
結されて前記プロセスチャンバと共に変位する上部台座
とを含み、前記上部台座には、当該除振台の高さ方向の
位置を制限するために上下方向に設置位置の調整可能な
ストッパ部材が設けられ、前記収容部材には前記ストッ
パ部材との間の相対距離を検出するための位置検出器が
前記検出器として設けられている。
【0009】
【作用】本発明が適用される複合機を、CVD装置によ
る一次処理装置とレーザアニーリング装置による二次処
理装置とについて言えば、矩形ビームを使用してワーク
を精密に処理するレーザアニーリング装置では、レーザ
アニーリング装置の設置床からの振動、CVD装置から
の振動が大きく加工精度に影響する。
【0010】そこで、本発明では、アニーリング装置と
CVD装置との間をべローズで結合し、CVD装置から
の振動を吸収する構造にしている。また、設置床からの
振動は除振台によって取り除く方法をとっている。
【0011】しかし、ベローズは大きな変位に対して強
度が弱く、長い間使用していると疲労破壊を起こす。レ
ーザアニーリング装置では長尺ビームを使用して処理を
行っている時に、除振台の動きが大きくなって大きな変
位が生じ、べローズを破壊する可能性がある。
【0012】そこで、位置検出器を設けて変位量を検出
するようにし、矩形ビームを使用して処理を行う時には
設置床からの振動を除去するように除振台を生かし、長
尺ビームを使用した処理で大きな変位がある際には、除
振台の性能を殺すような機構を採用している。
【0013】これらの切替えによって高い精度を必要と
する矩形ビームを使用している時には除振台とベローズ
を用いて振動を除去することができる。一方、精度が低
くても構わない長尺ビームによる処理時で大きな振動が
発生するときは、除振台の性能を殺しておく。除振台を
殺していると、べローズとプロセスチャンバは一体とな
って変位するため、ベローズを破壊する心配はない。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を適用した複合機の概略構
成を図1に示す。ここでは、一次処理装置として、ガラ
ス基板(ワーク)に被膜形成処理を行うCVD装置10
が使用され、二次処理装置として、被膜形成処理された
ガラス基板にレーザアニーリングを行うレーザアニーリ
ング装置20が使用される場合について説明する。
【0015】レーザアニーリング装置20は、密封の可
能なプロセスチャンバ21を備えている。プロセスチャ
ンバ21内には、被膜形成処理されたガラス基板1を搭
載するためのプロセスステージ22が設置されている。
プロセスチャンバ21の天井壁には、後述するレーザ照
射系からのレーザビームを透過するための透過窓23が
設けられている。プロセスチャンバ21の上方には、架
台24によりレーザ照射系25が構成されている。
【0016】レーザ照射系25は、レーザ発振器26で
発生されたレーザビームを反射ミラー27を介して受
け、所定の断面形状に整形してガラス基板1に焦点を結
ぶように照射するためのものである。ここでは、矩形ビ
ーム用の構成のみを示しており、長尺ビーム用の構成に
ついては後述する。
【0017】矩形ビーム用の構成要素として、マスクを
搭載しているマスクステージ28、光学レンズ系29、
センサ30等を備えている。センサ30は、ガラス基板
1上でのビームの焦点位置を検出するためのものであ
り、焦点位置を精度良く合わせるために用いられる。
【0018】このようなレーザアニーリング装置20
が、後述する複数の除振台40を介して床50に設置さ
れている。
【0019】CVD装置10とプロセスチャンバ21と
の間は、搬送機構としての基板搬送ロボット60を収容
しているトランスファチャンバ70を介して連結されて
いる。特に、図2に示されるように、プロセスチャンバ
21とトランスファチャンバ70との間は、ベローズ7
1によって連結するようにしている。なお、プロセスチ
ャンバ21とトランスファチャンバ70との連結部は、
基板搬送ロボット60によってCVD装置10内のガラ
ス基板を把持してプロセスチャンバ21内に受け渡す部
分であり、プロセスチャンバ21内を真空またはある一
定圧力に保つために大気と遮断する必要があり、ベロー
ズ71がその機能を果たしている。また、トランスファ
チャンバ70には、CVD装置10内とプロセスチャン
バ21内とが連通状態になることを防止するためにゲー
トバルブ機構が必要となるが、このようなゲートバルブ
機構は周知であるので、図示説明は省略する。
【0020】次に、図3、図4を参照して、本発明によ
る除振装置の主要部である除振台40の構造について説
明する。除振台40は、プロセスチャンバ21が搭載さ
れる上部台座41と、エア式ダンパ42とが除振ゴム4
3を介して連結されている。エア式ダンパ42には、コ
ンプレッサ44からの圧縮空気が制御バルブ45を経由
して供給される。エア式ダンパ42内には、導入された
圧縮空気に応じて上下動するピストン部46と、振動時
のピストン部46の下側リミット位置を規定するための
第1のストッパ部材47とが配置されている。
【0021】上部台座41には、除振台40の動作のオ
ン、オフを規定すると共に、除振台40の上限リミット
位置、厳密に言えばエア式ダンパ42を収容している容
器の高さ方向の上限リミット位置を規定するための第2
のストッパ部材48が設けられている。一方、エア式ダ
ンパ42を収容している容器には、第2のストッパ部材
48との間の相対距離を検出するための位置検出器49
が設けられている。位置検出器49はまた、プロセスチ
ャンバ21あるいはエア式ダンパ42を収容している容
器の変位量があらかじめ定められた許容範囲を越える
と、図3に示すように、その一部が第2のストッパ部材
48に係合してリミットがかかる。
【0022】位置検出器49からの検出信号はフィード
バック信号として制御装置100に送出される。制御装
置100は、検出信号で示される第2のストッパ部材4
8と位置検出器49との間の相対距離に応じて制御バル
ブ45を制御して、プロセスチャンバ21の振動を除去
するように除振台40を動作させる。
【0023】制御装置100は特に、上記の相対距離が
所定値以下、例えば位置検出器49の一部が第2のスト
ッパ部材48に当接したことを検出すると、制御バルブ
45に対する制御動作を停止して除振機能を停止させ
る。位置検出器49の一部が第2のストッパ部材48に
当接したということは、上部台座41あるいはエア式ダ
ンパ42の上下動が許容範囲を越える値に達したことを
意味する。なお、第2のストッパ部材48は、ねじ等の
調整手段により上下方向の位置が可変となるように構成
されている。
【0024】以上の説明で理解できるように、各除振台
40は、第2のストッパ部材48と位置検出器49との
間の相対距離が変化すると、除振性能を決める圧縮空気
の圧力を制御して、振動を除去するフィードバック制御
機能を持つ。そして、上部台座41あるいはエア式ダン
パ42の上下動が許容範囲を越えると、フィードバック
制御機能が働かなくなるようにしている。第2のストッ
パ部材48の位置は手動で上下に動かすことができ、ど
の位置で除振機能を停止させるかを任意に設定できる。
【0025】すなわち、除振台40の機能は、ピストン
部材46が第1のストッパ部材47に当たる位置から、
位置検出器49の一部が第2のストッパ部材48に当た
る位置まで発揮される。この距離を200μmにとれ
ば、除振台40は±100μmの上下動の範囲内で機能
することになる。
【0026】ここで、矩形ビームを使用しての精度の高
いスキャン時の動作について説明する。矩形ビームを使
用して処理を行う際に、プロセスチャンバ21における
振動はCVD装置10あるいは床50から伝わるものが
主である。この振動は大きくても高々±数十μmの振幅
であり、スキャンに起因してベローズ71が大きく変位
することはない。そこで、矩形ビームを使用してスキャ
ンしている時に間違いなく除振機能が働くように、除振
台40の第2のストッパ部材48と位置検出器49との
相対距離を、例えば200μmというように予想される
変位より少し大きめに設定しておく。この場合、床50
からの振動はフィードバック制御機能によって複数の除
振台40が吸収し、CVD装置10からの振動はべロー
ズ71が吸収する。
【0027】次に、長尺ビームを使用しての精度の低い
スキャン時の除振性能について説明する。長尺ビームに
より処理を行う時には、プロセスチャンバ21内のプロ
セスステージ22が動くので、プロセスチャンバ21内
のプロセスステージ22の重心位置がずれ、全体に大き
く傾きやすい。傾きが小さい場合は矩形ビームによる処
理時と同じ除振機能が働くが、傾きが大きくなると第2
のストッパ部材48によるリミットがかかり、除振台4
0は機能しなくなる。除振台40が機能しないとプロセ
スチャンバ21とべローズ71とは一体に変位するの
で、プロセスチャンバ21とべローズ71の相対位置の
ずれはなくなり、変位量が大きくてもベローズ71が破
壊されることはない。なお、長尺ビームによるスキャン
精度は矩形ビームに比べ数十倍の振動を許容するためス
キャン精度に大きな影響は与えない。
【0028】図5、図6を参照して、参考のために、レ
ーザ照射系における矩形ビーム用の構成と長尺ビーム用
の構成について説明する。矩形ビーム用の構成と長尺ビ
ーム用の構成の違いは、単にビーム断面形状が異なるだ
けでなく、レーザ光の通過する光学レンズ系が異なり、
ガラス基板1に照射されるビームの光学特性も大きく異
なる。図5は、図1の複合機を側面方向から見た図であ
り、前述したように、矩形ビーム用の構成要素として、
マスクを搭載したマスクステージ28と、レンズ光学系
29とを備えている(センサは図示省略)。これらに隣
接して、長尺ビーム用の構成要素として、レンズ光学系
31を備えている。プロセスチャンバ21の天井壁に
は、透過窓23に隣接して長尺ビームを使用して処理を
行うための透過窓32が設けられている。
【0029】矩形ビームを使用して処理を行う場合に
は、プロセスステージ22を図6中、左側に移動させて
処理を行い、長尺ビームを使用して処理を行う場合に
は、プロセスステージ22を図6中、右側に移動させて
処理を行う。なお、図1のレーザ発振器26からのレー
ザ光は、図示しないミラーにより矩形ビーム用、長尺ビ
ーム用のどちらに入射させるかが切り替えられる。ま
た、矩形ビーム用に入射されるレーザビームの断面形
状、長尺ビーム用に入射されるレーザビームの断面形状
もあらかじめ整形処理により決まっている。
【0030】入射時の断面形状の一例をあげると、矩形
ビームの形状は縦10mm、横15mmの長方形状であ
り、長尺ビームの形状は縦0.5mm、横200mmの
長尺形状である。上記のような矩形ビームは、マスクを
通して、例えば幅数μm程度の多数のスリット状のパタ
ーンにされる。このパターンは更に、図6に示されるよ
うに、レンズ光学系29に含まれる縮小レンズ29−1
により縮小されてガラス基板1に照射される。一方、上
記のような長尺ビームは、縮小レンズ31−1により縮
小されてガラス基板1に照射される。
【0031】上記のように、矩形ビームを使用する場合
には、縮小レンズ29−1によってμm単位の微細なス
リット状パターンがガラス基板1に照射される。縮小レ
ンズ29−1の焦点深度は浅く、例えば±5μm程度で
ある。このため、微小な振動によってガラス基板1面に
当たるパターンの位置が±5μm以上ずれると、パター
ンがぼけてしまう。一方、長尺ビームを使用する場合に
は、縮小レンズ31−1には縮小レンズ29−1のよう
な精密さは不要であり、照射されるパターンは最小でも
0.1mm単位である。そして、縮小レンズ31−1の
焦点深度も縮小レンズ29−1のそれに比べて深く、例
えば±0.2mm程度である。したがって、多少の振動
があっても焦点は合うことになる。
【0032】以上、本発明の実施の形態を、第2の処理
装置として精密なレーザアニーリングを行うためのレー
ザアニーリング装置を例示して説明したが、第2の処理
装置は、同様なレーザビームを用いる、例えば半導体成
膜装置、半導体改質装置にも適用可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、第2の処理装置に組み
合わされる除振台に振動除去が必要な時のみ除振性能を
働かせる機能を持たせることによって、ベローズのよう
な簡単な構造で第1の処理装置と第2の処理装置との連
結を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による除振装置を備えた複合機を、第1
の処理装置としてCVD装置を、第2の処理装置として
レーザアニーリング装置を使用する場合についてその概
略構成を示した図である。
【図2】図1におけるトランスファチャンバとプロセス
チャンバとの間を連結するためのベローズを拡大して示
した図である。
【図3】図1におけるプロセスチャンバと除振台との関
係を示した図である。
【図4】図3における除振台の構造を拡大して示した図
である。
【図5】図1の複合機におけるレーザ照射系の構成例を
示した図である。
【図6】図5に示されたレーザ照射系により、矩形ビー
ムを使用して処理を行う場合の焦点深度と長尺ビームを
使用して処理を行う場合の焦点深度について説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 10 CVD装置 20 レーザアニーリング装置 21 プロセスチャンバ 22 プロセスステージ 23、32 透過窓 24 架台 25 レーザ照射系 26 レーザ発振器 27 反射ミラー 28 マスクステージ 29、31 レンズ光学系 40 除振台 42 エア式ダンパ 44 コンプレッサ 46 ピストン部 47 第1のストッパ部材 48 第2のストッパ部材 50 床 60 基板搬送ロボット 70 トランスファチャンバ 71 ベローズ 100 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/268 F16F 15/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに対して一次処理を行うための処
    理装置と、該処理装置で処理された処理ワークを搬送機
    構を通して受け、受け取った処理ワークにレーザビーム
    を照射して二次処理を行うプロセスチャンバとを、前記
    搬送機構を密封状態で収容しているトランスファチャン
    バを介して連結して成る複合機用の除振装置であって、 前記プロセスチャンバの下には少なくとも1つの除振台
    が設けられており、 前記プロセスチャンバと前記トランスファチャンバとの
    間の連結を、ベローズを介して行うようにし 前記除振台は、フィードバック制御系により制御される
    エア式ダンパを備え、 前記除振台において前記プロセスチャンバと共に変位す
    るあらかじめ定められた部位と前記除振台において該除
    振台が設置される床側と同じ状態におかれる部位との間
    の相対距離があらかじめ定められた値より大きい間は前
    記除振台の機能を働かせ、前記相対距離が前記あらかじ
    め定められた値以下になると前記除振台の機能を停止さ
    せるようにした ことを特徴とする複合機用除振装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複合機用除振装置におい
    て、前記 フィードバック制御系は、前記エア式ダンパに供給
    される圧縮空気の圧力を制御するための制御バルブと、
    該制御バルブを制御するための制御装置と、前記除振台
    において前記プロセスチャンバと共に変位するあらかじ
    め定められた部位と、前記除振台において該除振台が設
    置される床側と同じ状態におかれる部位との間の相対距
    離を検出するための検出器とを含み、 前記制御装置は、前記検出器からの検出信号を受けて、
    前記相対距離があらかじめ定められた値より大きい間は
    該相対距離に応じて前記制御バルブを制御することによ
    り前記除振台の機能を働かせ、前記相対距離が前記あら
    かじめ定められた値以下になると前記制御バルブの制御
    を停止して前記除振台の機能を停止させることを特徴と
    する複合機用除振装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の複合機用除振装置におい
    て、前記除振台は、前記エア式ダンパを収容している収
    容部材と、前記エア式ダンパの可動部と連結されて前記
    プロセスチャンバと共に変位する上部台座とを含み、前
    記上部台座には、当該除振台の高さ方向の位置を制限す
    るために上下方向に設置位置の調整可能なストッパ部材
    が設けられ、前記収容部材には前記ストッパ部材との間
    の相対距離を検出するための位置検出器が前記検出器と
    して設けられていることを特徴とする複合機用除振装
    置。
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