JP3450809B2 - 角形蛇篭 - Google Patents

角形蛇篭

Info

Publication number
JP3450809B2
JP3450809B2 JP2000276685A JP2000276685A JP3450809B2 JP 3450809 B2 JP3450809 B2 JP 3450809B2 JP 2000276685 A JP2000276685 A JP 2000276685A JP 2000276685 A JP2000276685 A JP 2000276685A JP 3450809 B2 JP3450809 B2 JP 3450809B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
gabion
mesh
nets
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000276685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002088734A (ja
Inventor
井 諄 一 白
Original Assignee
瀬戸内金網商工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 瀬戸内金網商工株式会社 filed Critical 瀬戸内金網商工株式会社
Priority to JP2000276685A priority Critical patent/JP3450809B2/ja
Publication of JP2002088734A publication Critical patent/JP2002088734A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3450809B2 publication Critical patent/JP3450809B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Revetment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寸法及び形状が調
節自在の角形蛇篭に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、護岸工事や宅地造成工事等に使
用される角形蛇篭(ふとん篭)は、一般に、菱形金網や
亀甲金網、溶接金網等によって六面体状に形成され、内
部に土石を充填した状態で現場に設置される。この場
合、複数のふとん篭が順次連なった状態に設置される
が、地形や構造物などの設置条件によっては、これらの
蛇篭を湾曲した形に連設したり、寸法の異なる蛇篭を部
分的に設置しなければならないことも多い。
【0003】ところが、蛇篭を湾曲した形に連設する場
合、図10に示すように、直方体状をした公知の蛇篭1
を湾曲した形に並べて設置すると、隣接する蛇篭1,1
の間に隙間2ができ、この部分で設置強度が低下するこ
とになる。蛇篭を湾曲すべき形に適合できるような異形
形状に予め形成しておけば、それらを隙間なく設置する
ことも可能であるが、湾曲すべき形は一定ではなく、施
工現場の地形や施工条件等によって不規則に異なってい
るのが一般的であるため、蛇篭を予め特定の異形形状に
形成しておくことは難しい。また、寸法の異なる蛇篭を
部分的に設置する場合は、種々の寸法の蛇篭を多数用意
しなければならず、蛇篭の製造や管理が困難で効率が悪
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、湾曲した形に連設して設置したり狭い場所に寸法調
節して設置したりするのに適した、取り扱いが容易で施
工性に勝れた蛇篭を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によれば、底面網と、相対する一対の第1側面網
及び第2側面網と、相対する他の一対の第3側面網及び
第4側面網のうち少なくとも一方とを有し、これらの各
面網が、均一な扁平螺旋形状に折曲した列線を順次連係
してなる菱形金網により矩形の基本形状を有するように
形成されると共に、底面網と第1側面網及び第2側面網
のうち少なくとも底面網と第1側面網とがそれぞれ、横
幅方向の寸法を調節可能なるように構成され、かつ第1
及び第2側面網のうち少なくとも第1側面網が、個別に
形成されて端部を互いに重複させた状態で相互に連結可
能な左右2つの網部分からなっていて、これら両網部分
の重複度を変えることによって上記寸法を調節するよう
に構成され、また、上記底面網が、各列線の軸線を上記
第1側面網と第2側面網とを結ぶ方向に向けることによ
り、列線相互の連係を緩めて隣接する列線同士の重複度
を大きくすることによって寸法調節するように構成され
ていることを特徴とする角形蛇篭が提供される。
【0006】上記構成を有する角形蛇篭は、底面網と第
1側面網の寸法を調整するか、さらに第2側面網の寸法
を調整することにより、平面視台形状の蛇篭や全体の横
幅方向寸法が縮小された蛇篭等を簡単かつ迅速に形成す
ることができる。このため、複数の蛇篭を湾曲した形に
連設して隙間なく設置する場合や、狭い場所に正規の寸
法より小さい蛇篭を部分的に設置しなければならない場
合などに好適であり、その取り扱いが容易で施工性に勝
れる。
【0007】本発明の一つの具体的な実施形態によれ
ば、上記第1側面網の2つの網部分がそれぞれ、矩形の
枠線に菱形金網を張設することにより形成されると共
に、少なくとも一方の網部分が、この網部分の中間位置
に取り付けられた連結用の骨線を1本以上有していて、
この列線により両網部分が重複状態に連結可能となって
いる。上記連結用の骨線は、列線の螺旋空間内に挿通さ
れて両端を枠線に移動自在に連結されることにより、上
記列線の螺旋空間内で位置調節自在であることが望まし
い。
【0008】本発明の好ましい具体的な実施形態によれ
ば、上記底面網が、列線相互の連係を、上記第2側面網
が連結された第2辺側から第1側面網が連結された第1
辺側に向けて次第に大きく緩めると共に、この第1辺の
寸法に合わせて上記第1側面網の寸法を縮小することに
より、平面視台形状に形成することができる。また、上
記蛇篭が上面網を有していて、この上面網は、各列線の
軸線を上記第1側面網と第2側面網とを結ぶ方向に向け
ることにより、列線相互の連係を緩めて隣接する列線同
士の重複度を大きくすることによって寸法調節するよう
に構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係る角形
蛇篭の好ましい一つの実施形態を示すものである。この
蛇篭1Aは、底面網10と、相対する一対の第1側面網
11及び第2側面網12と、他の相対する一対の第3側
面網13及び第4側面網14と、上面網15とを有して
いて、これらの各面網を六面体状に連結することにより
形成されるもので、以下に説明するように、底面網10
と上面網15とにおける第1側面網11側の辺の寸法を
縮小すると共に、それに合わせてこの第1側面網11の
横幅方向の寸法を縮小することにより、平面視台形状に
形成されている。
【0010】上記各面網10〜15は、均一な扁平螺旋
形状に折曲した列線17を順次連係してなる菱形金網に
より個別に、かつ基本形状が長方形又は正方形のような
均一な矩形であるように形成され、各面網の外周には、
各列線17の端部に形成した環に針金からなる枠線18
を挿通することにより、該枠線18が矩形状に取り付け
られている。これらの各面網における列線17の向き
は、側面網11〜14においては各列線17の軸線が縦
(上下)方向を向き、底面網10と上面網15とにおい
ては、各列線17の軸線が第1側面網11と第2側面網
12とを結ぶ方向を向くように関係付けられている。
【0011】上記各面網のうち第1側面網11は、左右
2つの網部分11a,11bに分かれていて、これらの
網部分11a,11bを相互に連結することによりこの
第1側面網11が形成されている。上記各網部分11
a,11bは、矩形の枠線18に上記菱形金網を張設す
ることにより個別に形成されたもので、それぞれの横幅
方向の寸法aが第2側面網12の横幅方向の寸法bの約
1/2の大きさに形成されており、これら両網部分11
a,11bの端辺同士を互いに衝合させて連結したとき
には第2側面網12と実質的に同寸法の第1側面網11
が形成され、図1のように端部を重複させて連結したと
きには、第2側面網12より横幅方向の寸法が短い第1
側面網11が形成されるようになっている。即ちこの第
1側面網11は、2つの網部分11a,11bの端部の
重複度を大小に調節することによってその寸法を調節す
ることができるものである。
【0012】上記2つの網部分11a,11bのうち少
なくとも一方11aには、相互連結のための骨線21が
中間位置に適宜間隔で1本以上取り付けられ、この骨線
21と他方の網部分11bの先端の枠線18とを針金や
スパイラル状の連結金具で相互に連結することにより、
両網部分11a,11bを必要な長さに寸法調節した状
態で強固に連結できるようになっている。この場合、両
網部分11a,11bの上下の枠線18同士も適宜位置
で連結することが望ましい。上記骨線21は、列線17
の螺旋空間内に縦向きに挿通した状態で両端を上下の枠
線18,18に移動自在に連結することにより、上記列
線17の螺旋空間内で連結位置を調節できるように取り
付けられており、この骨線21の位置調節により、第1
側面網11の寸法の微調節ができるようになっている。
【0013】なお、上記2つの網部分11a,11bを
相互に連結するに当たり、図2に鎖線で示すように、少
なくとも一方の網部分11bにおける上下の枠線18,
18の先端を真っ直ぐに延長し、その延長部分18d,
18dを他方の網部分11aの上下の枠線18,18に
連結することもできる。この場合、上記延長部分18d
の長さは、他方の網部分11aの連結時に重複しない部
分の長さと同じであることが望ましく、これにより、第
1側面網11の上下辺にその全長にわたって少なくとも
1本の連続枠線18が通ることになるため、網部分相互
の連結強度が大きくなるだけでなく、第1側面網11と
底面網10及び上面網15との連結強度も大きくなる。
【0014】上記底面網10と上面網15もその横幅方
向の寸法を調節できるようになっている。その調節は、
列線相互の連係を緩めて隣接する列線17,17同士の
重複度を大きくすることにより行うもので、網全体にわ
たり連係を均等に緩めた場合には、網全体の寸法を均等
に縮小することができるが、この実施例では、図3に示
すように、底面網10及び上面網15における列線相互
の連係を、上記第2側面網12が連結される第2辺10
b及び15b側から第1側面網11が連結される第1辺
10a及び15a側に向けて次第に大きく緩めることに
より、この第1辺10a及び15aの寸法だけを縮小
し、それによってこれらの底面網10と上面網15とを
台形状に形成している。
【0015】上記面網の寸法を調節する方法の好ましい
例としては、図3に示すように、寸法を調節する辺10
a,15aに寸法調節用の枠線18aを長さ調節自在な
るように取り付けておき、この枠線18aに沿って各列
線17の端部を内側に向けて集束させることにより該辺
の寸法を縮小させたあと、その寸法に合わせて枠線18
aの長さを調節し、それから該枠線18aの両端を他の
辺の枠線18に連結、固定する方法がある。この場合、
上記寸法調節用の枠線18aは、その一端を辺端の列線
17や他の枠線18等に係止させることにより固定端1
8bとし、他端を非固定端18cとして辺外に延出させ
ておくことが望ましい。あるいは、このような固定端1
8bと非固定端18cとを持つ2本の枠線18a,18
aを互いに逆向きに取り付けておき、これらの枠線18
aの非固定端18cを両方向に引っ張ることにより各列
線17を両側から引締めるようにすることもできる。な
お、上記寸法調節用の枠線18aとそれ以外の通常の枠
線18とは、それらを区別して表示するとき以外は共通
の符号「18」で表わすものとする。
【0016】上記各面網11〜15は、それらを全て分
離した状態で現場に運び、現場で底面網10と上面網1
5及び第1側面網11を寸法調節すると共に、底面網1
0と各側面網11〜14とを連結することにより図1に
示すように蛇篭を組み立て、その内部に石礫や土砂等の
充填物を充填したあと上面網15を取り付けて設置する
か、あるいは図4に例示するように、上面網15を除い
たその他の面網10〜14を予め展開状態に連結してお
き、それらを現場に輸送して寸法調節しながら組み立て
るようにする。後者の場合は前者に比べて、現場での各
面網の連結の手間を省くことができる。
【0017】上記図4に示すものは、底面網10の4つ
の辺のうち、第2辺10bには第2側面網12を、第3
辺10cには第3側面網13を、第4辺10dには第4
側面網14をそれぞれ回動自在に連結し、さらに、第3
側面網13の一方の短辺13aには上記第1側面網11
を構成する2つの網部分11a,11bの内の一方の網
部分11aを、第4側面網14のそれと対応する短辺1
4aには他方の網部分11bをそれぞれ回動自在に連結
している。これらの各面網の連結は、接合する枠線18
同士をコイル状の連結線22で縫合することにより行わ
れているが、どのような連結線22を使用するかは任意
である。また、上記底面網10の寸法調節すべき第1辺
10aには、寸法調節用の枠線18aが長さ調節自在な
るように取り付けられている。なお、図4には示されて
いないが、上面網15においても同様に第1辺15aに
寸法調節用の枠線18aが取り付けられている。
【0018】このような面網連結体を必要に応じて適宜
な大きさに折り畳んだ状態で現場に輸送し、現場でそれ
を図4のように展開したあと、図2に示すように、各側
面網11〜14を起立させて隣接する側面網の側辺同士
を連結線22で相互に連結すると共に、底面網10の第
1辺10aを寸法調節により縮小させ、その寸法に合わ
せて2つの網部分11a,11bを部分的に重複する状
態に連結することにより第1側面網11を形成し、これ
らの網部分11a,11bを底面網10の第1辺10a
に連結線22で連結する。また、上面網15の第1辺1
5aも上記底面網10の第1辺15aに合わせて縮小さ
せる。これによって図1に示すような台形状の角形蛇篭
が形成される。
【0019】かくして形成された異形の蛇篭1Aは、図
5に示すように湾曲した形に並べて設置され、隣接する
ものが同士が必要に応じて連結される。これにより、複
数の蛇篭1Aを湾曲した形に隙間なく連設することがで
きる。しかも、施工現場で特定の辺の寸法を縮小させる
だけで、一端側と他端側とで寸法が異なる異形形状に簡
単に形成することができるため、その取り扱いも容易で
ある。
【0020】上記蛇篭は上下にも複数段段積することが
でき、この場合、最上段の蛇篭以外は上面網15を省略
することにより、上段の蛇篭と下段の蛇篭との間で底面
網10と上面網15とが二重に介在する無駄をなくすこ
とができる。
【0021】なお、上記例では蛇篭の第1側面網11側
の寸法が縮小されているが、それとは逆に、同様の構成
によって第2側面網12側の寸法を縮小できることは言
うまでもないことである。
【0022】また、列線17の連係を緩めることによっ
て寸法が調節された底面網10及び上面網15のうち少
なくとも一方に、緩んだ列線17が詰石等に押されて外
方に膨出したり位置ずれしたりするのを防止するため、
1本又は複数本の補強線を縦方向又は横方向あるいは対
角線方向の少なくとも一方向に取り付けることができ
る。これらの補強線は、金網の網目を縫うように取り付
けても、列線17の螺旋空間内に挿通させて取り付けて
も、列線17同士の係合部に挿通して取り付けても、金
網の表面や裏面に添設して取り付けても良く、その取り
付け方法は限定されない。
【0023】図6は本発明の角形蛇篭の第2実施例を示
すもので、この第2実施例の角形蛇篭1Bが上記第1実
施例の角形蛇篭1Aと相違する点は、第1実施例では、
蛇篭の第1側面網11側の寸法だけを縮小することによ
って該蛇篭を台形状に形成しているのに対し、この第2
実施例では、第1側面網11側と第2側面網12側の両
方の寸法を縮小することによって蛇篭の横幅方向の寸法
を全体として縮小したものである。そしてこの場合、底
面網10と第2側面網12及び上面網15(図示を省
略)は、それぞれ、列線17相互の連係を網全体にわた
りほぼ均等に緩めることによってその寸法が全体的に縮
小されている。
【0024】第2実施例の上記以外の構成は実質的に第
1実施例と同じであるから、主要な同一構成部分に第1
実施例と同じ符号を付してその説明は省略する。
【0025】図7は本発明の角形蛇篭の第3実施例を示
すもので、この第3実施例の角形蛇篭1Cが上記第2実
施例の角形蛇篭1Bと相違する点は、第2側面網12を
第1側面網11と同様に2つの網部分12a,12bに
より形成し、これらの網部分12a,12bを相互に重
複させて連結することによって寸法調節している点であ
る。
【0026】この第3実施例の上記以外の構成は実質的
に第2実施例と同じであるから、主要な同一構成部分に
第2実施例と同じ符号を付してその説明は省略する。
【0027】上記第1〜第3実施例の蛇篭は、第3側面
網13と第4側面網14の両方を有しているため、それ
を図5のように並べて設置した場合、隣接する蛇篭の接
合部には2枚の側面網13,14が介在することにな
る。そこでこのような無駄をなくすため、上記第3側面
網13と第4側面網14の何れか一方を省略することが
できる。
【0028】この場合、複数の面網を予め部分的に連結
した状態で現場に運んで組み立てるようにするときは、
例えば図8に示すように、底面網10に第2側面網12
と第3側面網13とを連結すると共に、第3側面網13
の短辺13aに第1側面網11を形成する2つの網部分
11a及び11bを重ねて連結した面網連結体を形成す
る。そして、図9に示すように、上記面網連結体の各側
面網12及び13を起立させると共に、2つの網部分1
1a及び11bを左右両方向に広げ、底面網10の寸法
調節を行ったあと、隣接する蛇篭同士を相互に連結す
る。このとき、一方の蛇篭に連結されている網部分11
aと他方の蛇篭に連結されている網部分11bとを互い
に重複状態に連結することにより、第1側面網11が形
成されることになる。
【0029】なお、上記蛇篭列の一端側に連結される蛇
篭には、第3側面網13に1つの網部分11aだけが取
り付けられたものが使用され、他端側に連結される蛇篭
の端部には、網部分11bを取り付けた第4側面網13
が取り付けられる。
【0030】
【0031】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明によれば、
湾曲した形に連設して設置したり狭い場所に寸法調節し
て設置したりするのに適した、取り扱いが容易で施工性
に勝れた蛇篭を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る角形蛇篭の第1実施例を示す斜視
図である。
【図2】図1の蛇篭の組み立て途中の状態を示す斜視図
である。
【図3】底面網と上面網の寸法調節方法の一例を示す平
面図である。
【図4】図1の蛇篭を展開した状態の平面図である。
【図5】本発明に係る角形蛇篭の設置状態の平面図であ
る。
【図6】本発明に係る角形蛇篭の第2実施例の斜視図で
ある。
【図7】本発明に係る角形蛇篭の第3実施例の斜視図で
ある。
【図8】本発明に係る角形蛇篭の第4実施例の展開図で
ある。
【図9】上記第4実施例の角形蛇篭の施工方法を示す斜
視図である。
【図10】従来の角形蛇篭の施工状態を示す平面部であ
る。
【符号の説明】
1A,1B,1C 蛇篭 10 底面網 11 第1側面網 12 第2側面網 13 第3側面網 14 第4側面網 15 上面網 17 列線 18 枠線 21 骨線

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面網と、相対する一対の第1側面網及び
    第2側面網と、相対する他の一対の第3側面網及び第4
    側面網のうち少なくとも一方とを有し、これらの各面網
    が、均一な扁平螺旋形状に折曲した列線を順次連係して
    なる菱形金網により矩形の基本形状を有するように形成
    されると共に、底面網と第1側面網及び第2側面網の
    うち少なくとも第1側面網とが、横幅方向の寸法を調節
    可能なるように構成されていて、上記第1及び第2側面
    網のうち少なくとも第1側面網、個別に形成されて端
    部を互いに重複させた状態で相互に連結可能な左右2つ
    の網部分からなっていて、これら両網部分の重複度を変
    えることによって上記寸法を調節するように構成され
    また、上記底面網は、各列線の軸線を上記第1側面網と
    第2側面網とを結ぶ方向に向けることにより、列線相互
    の連係を緩めて隣接する列線同士の重複度を大きくする
    ことによって寸法調節するように構成されていることを
    特徴とする角形蛇篭。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の角形蛇篭において、上記
    第1側面網の2つの網部分がそれぞれ、矩形の枠線に菱
    形金網を張設することにより形成されると共に、少なく
    とも一方の網部分が、該網部分の中間位置に取り付けら
    れた連結用の骨線を1本以上有していて、この列線によ
    り両網部分が重複状態に連結可能であることを特徴とす
    るもの。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の角形蛇篭において、上記
    連結用の骨線が、列線の螺旋空間内に挿通されて両端を
    枠線に移動自在に連結されることにより、上記列線の螺
    旋空間内で位置調節自在であることを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項1から3までの何れかに記載の角形
    蛇篭において、該蛇篭が、上記底面網における列線相互
    の連係を、上記第2側面網が連結された第2辺側から第
    1側面網が連結された第1辺側に向けて次第に大きく緩
    めると共に、この第1辺の寸法に合わせて上記第1側面
    網の寸法を縮小することにより、平面視台形状に形成
    れていることを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】請求項1から4までの何れかに記載の角形
    蛇篭において、該蛇篭が上面網を有していて、この上面
    網が、各列線の軸線を上記第1側面網と第2側面網とを
    結ぶ方向に向けることにより、列線相互の連係を緩めて
    隣接する列線同士の重複度を大きくすることによって寸
    法調節するように構成されていることを特徴とするも
    の。
JP2000276685A 2000-09-12 2000-09-12 角形蛇篭 Expired - Fee Related JP3450809B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000276685A JP3450809B2 (ja) 2000-09-12 2000-09-12 角形蛇篭

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000276685A JP3450809B2 (ja) 2000-09-12 2000-09-12 角形蛇篭

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002088734A JP2002088734A (ja) 2002-03-27
JP3450809B2 true JP3450809B2 (ja) 2003-09-29

Family

ID=18762110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000276685A Expired - Fee Related JP3450809B2 (ja) 2000-09-12 2000-09-12 角形蛇篭

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3450809B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6305789B2 (ja) * 2014-02-24 2018-04-04 太陽工業株式会社 蛇籠および蛇籠を用いた根固め工法
JP6328961B2 (ja) * 2014-03-05 2018-05-23 Jfe建材株式会社 篭体および篭構造体
KR101988417B1 (ko) * 2018-12-31 2019-06-12 게비온블럭(주) 돌망태 블록

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002088734A (ja) 2002-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100024343A1 (en) Gabion
JP3450809B2 (ja) 角形蛇篭
JP3354134B2 (ja) 角形蛇篭
JPH08105027A (ja) 簡易鋼製土留枠
KR101758111B1 (ko) 견인수단이 구비된 개비온과 그 시공방법
JPH02261122A (ja) 補強土擁壁
JP3789224B2 (ja) 山腹砂防ネット用リング及び該リングを用いた山腹砂防ネット工法
JPH10280332A (ja) 落石防止装置および落石防止工法
CA2126377A1 (en) Method for forming a cellular structure for containing loose material to stabilize and reinforce soils
JP2001207428A (ja) 角形石詰篭
EP1121493B1 (de) Am erdreich angebaute erdkonstruktion mit steiler front und verfahren zur erstellung dieser erdkonstruktion
KR200226307Y1 (ko) 호안블록
JP3436534B2 (ja) ロック機構付き折畳式金網パネル及び折畳式角形蛇篭
JP2003096744A (ja) 折畳式角形蛇篭及び蛇篭包装体並びに蛇篭の取り扱い方法
JP3091410B2 (ja) 石詰篭連結体及びその施工方法
JP4024089B2 (ja) 法枠用型枠及びそれを用いた格子状法枠
JP6485841B2 (ja) 盛土構造及びその構築方法
JPH073801A (ja) 簡易土留壁用函体
JP3454429B2 (ja) 折り畳み蛇籠
JPH0348268Y2 (ja)
JPH0714430Y2 (ja) 蛇 篭
JPH11124835A (ja) かご壁ユニット並びにかご壁及び該構築方法
JP2002339333A (ja) 石詰籠
JP2003261918A (ja) 傾斜型石詰籠
JP3043989B2 (ja) 網体単位部材の接合構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070711

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130711

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees