JP3043989B2 - 網体単位部材の接合構造 - Google Patents

網体単位部材の接合構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川における堤
防、造成地の傾斜面等に設置される石籠等を構成するた
めに用いられる網体単位部材の接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、河川における堤防の傾斜面には、
図9に示すように、先ず金網製の石籠a11,a12,a13
…、a21,a22,a23…、a31,a32,a33…、a41
42,a43…、a51,a52,a53…を縦横に隣接して形
成し、形成された石籠a内に順次石詰めbを行い、石詰
めbの完了後に石籠aの上面を上蓋cで覆う。その後、
その上に図示されていない異形ブロックまたは異形籠を
載置し、或いは載置することのない護岸工事が行われて
いる。
【0003】その際、金網製の石籠aを施工面に形成す
るのにあたり、現場において石籠aを組立てる場合と、
予め工場において一部の組立てを行い、残りの部分の組
立を現場で組立てる場合とがある。前者においては現場
で単位石籠の作業時間がかかり、作業の際の天候等の条
件もあり、組立てに長期の時間を要している。また後者
においては、工場で作成した単位石籠を、現場で単位石
籠の端部における金網素線(列線)を一端、解いて再び
列線相互を編成し直したり、または解いた列線相互を結
合金具を用いて結合する等して組付けを行っているが、
工場から現場までの単位石籠の運搬が厄介であり、現場
での組立てに比べて材料を多く必要とする等の不都合が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、施工面の縦一
列や横一列に対応する部分(従来の複数の石籠に相当す
る部分)を、工場において予め組立を行い、施工現場に
おいて、この所定の長さを有する複数の石籠を組立るこ
とが容易であっても、現実には工場から施工現場への運
搬が不可能であった。
【0005】そこで本発明は網体単位部材を折り畳んだ
際に、嵩張ることのない好適な連結構造を提供すること
により、工場から施工現場での運搬を可能とし、複数の
網体単位部材を工場において組付け、現場での作業を少
なくし、また河川の曲率の緩急、造成地等の斜面の緩急
や起伏の高低等の現場状況に応じ、しかも隣接する網体
単位部材相互が網目の大きさや形状が異なったり、網目
の設置位置が対応せずにずれて配置されている場合でも
網体単位部材相互を短時間にて効率的な組立を可能と
し、また結合部材自体の抜け出しがなく網体単位部材相
互の結合部分が構造堅牢に結合され、構造簡単で安価に
製作される網体単位部材の接合構造を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、請求項1は1本の金属線条材を
折曲加工することにより形成され、直線状の連結支杆部
の端部に螺旋状の捻回取付環部を捲回した結合部材を用
いて隣接される網体相互を連結する網体単位部材の接合
構造において、前記連結支杆部の両端に捻回取付環部は
形成され、該捻回取付環部は各網体単位部材の枠体に
1.5回転以上の複数回づつ相反する方向に捲回される
ことにより隣接される網体単位部材は相互に結合される
という手段を採用した。
【0007】上記のように1本の金属線条材を用いて直
線状の連結支杆部の両端に捻回取付環部は形成されるの
で、河川の曲率や造成地の斜面が緩急異なったり、起伏
が高低異なる等の現場状況に応じて、また隣接する網体
単位部材相互の網目は大きさが大小異なったり、形状が
異なったり、さらには網目の設置位置が相互に対応せず
にずれている場合でも短時間に効率的に隣接する網体単
位部材相互は組立られる。また直線状の連結支杆部の両
端に螺旋状の捻回取付環部は捲回方向を相反して形成さ
れ、しかもその捻回取付環部の捲回数は1.5回転以上
の複数回捲回されるので、石詰めによる荷重や地震等の
外力等の何らかの力が働くことにより枠体に対して捻回
取付環部が時計方向または反時計方向に回転されても捻
回取付環部の回転が相殺されるため、枠体から捻回取付
環部が不用意に抜け出すのが確実に防止される。また結
合部材自体の抜出しは防止されるので、網体単位部材相
互の結合部分は構造堅牢に結合される。
【0008】また本発明は請求項1において、前記連結
支杆部の長さは前記捻回取付環部の直径の約5倍以上の
長さに形成されるという手段を採用した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面に従って本発明の実施の
形態の具体例を説明する。図7、図8には、図9で示し
た縦方向の一列に相当する部分を工場において連結して
作成する場合、その縦方向の部分の断面と、その一列を
上面から展開して示した図面であり、この場合4つの底
網体単位部材A1 ,A2 ,A3 ,A4 が接続されてワン
セットとして工場から現場に送るのに際して本発明は、
例えば底網体端位部材A1 ,A2 ,A3 ,A4 を折り畳
むのに好適な手段としての網体単位部材の接続部に関す
るものである。
【0010】4つの底網体単位部材A1 ,A2 ,A3
4 を代表的に指称する底網体単位部材Aは、各々幅1
〜2m、長さ2〜5mの大きさの枠体1に鉄線菱目網2
を張設してなる底網体31 ,32 ,33 ,34 と、該底
網体31 ,32 ,33 ,34には、底網体単位部材Aの
大きさに対応する縦方向の仕切りとしての側網体4と、
底網体単位部材Aの大きさに対応する横方向の仕切りと
しての端網体5と、斜面部分に位置する底網体単位部材
Aの大きさを横方向に仕切る仕切網体6とが夫々適宜設
けられた構成からなる。
【0011】前記側網体4、前記端網体5、前記仕切網
体6のそれぞれも、前記底網体31,32 ,33 ,34
と同様に枠体1′に鉄線菱目網2′を張設した構成から
なる。前記側網体4はその高さが0.2〜1m、長さが
2〜5mの大きさの枠体1′に鉄線菱目網2′を張設し
ている。また端網体5および仕切網6は、その高さが
0.2〜1m、長さが1〜2mの大きさの枠体1′に鉄
線菱目網2′を張設している。しかもこれらの側網体
4、端網体5、仕切網体6は、夫々底網体31 ,3 2
3 ,34 の枠体1または補強枠体7に所望個数の結合
部材8を用いて取付けられる。
【0012】前記結合部材8は、構造堅牢な材料として
の金属、例えばステンレスや鉄等の1本の金属線条材を
折曲加工することにより形成される。この結合部材8は
直線状の連結支杆部8aの両端に曲率部8b3 を介して
螺旋状に形成される捻回取付環部8b1 ,8b2 を4つ
の底網体単位部材A1 ,A2 ,A3 ,A4 の周囲に配し
た枠体1に複数回づつ捲回することにより結合すべき4
つの底網体単位部材A 1 ,A2 ,A3 ,A4 を相互に縦
方向に結合する。この際、枠体1に対して捻回取付環部
8b1 ,8b2 の捲回作業を行うのに、必要に応じて底
網体単位部材A 1 ,A2 ,A3 ,A4 の端部における金
網素線(列線)一端、解いて工具を用いて枠体1に捻回
取付環部8b1 ,8b2 を捻回し、再び金網素線を枠体
1に編成してもよい。また前記捻回取付環部8b1 ,8
2 は、その螺旋方向が時計方向または反時計方向の夫
々相反する方向の捻回取付環部8b1 ,8b2 を枠体1
に捲回して石籠を組上げた際に石詰めによる荷重や地震
等の外力等の何らかの力により枠体1に対して捻回取付
環部8b1 ,8b2 が時計方向または反時計方向に回転
することによって枠体1から不用意に抜け出すのを捲回
方向を相反する方向に特定することによって捻回取付環
部8b1 ,8b2 が回転するのを相殺により防止するた
めである。この実施例における捻回取付環部8b1 ,8
2 の螺旋の捲回数は、各々時計方向または反時計方向
に1.5回転ほどであるが、それ以上の捲回数であれ
ば、仮に捻回取付環部8b1 ,8b2 が時計方向または
反時計方向の何れかに回転することがあっても枠体1か
らの捻回取付環部8b1 ,8b2の抜け出しを充分に防
止できる。また直線状の前記連結支杆部8aは、4つの
底網体単位部材A1 ,A2 ,A3,A4 の枠体1に張設
される鉄線菱目網2に連結支杆部8aの外周面が衝突す
ることにより枠体1に捲回されている捻回取付環部8b
1 ,8b2 が枠体1に対して石詰めによる荷重や地震等
の何らかの力が加わった場合に、連結支杆部8aの軸長
方向Xに各々交叉する方向Yおよび方向Zに回転した
り、移動するのに対して捻回取付環部8b1 ,8b2
ら枠体1が抜け出て底網体単位部材A相互、すなわち底
網体単位部材A1 と底網体単位部材A2 との、また底網
体単位部材A2と底網体単位部材A3 との、さらには底
網体単位部材A3 と底網体単位部材A4との相互の結合
が解かれるのを防止する。また直線状の連結支杆部8a
と、この連結支杆部8aの両端に設けた捻回取付環部8
1 ,8b2 との間には曲率部8b3 を設けたことによ
りその部分を鈍角の連結部分となしたので、石詰めによ
り荷重や地震等の外力が加わった場合に、曲率部8b3
がばね性を発揮し、引張および圧縮に耐え得る。また結
合部材8の製作においても捻回取付環部8b1 ,8b2
と連結支杆部8aとの間に曲率部8b3 を設けたことに
より応力を軽減して機械的疲労を少なくすることができ
る。前記結合部材8の大きさは、その連結支杆部8aの
長さlが約200mm〜250mmである。またこの長
さlは連結支杆部8aの両端に直径Φが約5mm程度に
て形成された捻回取付環部8b1 ,8b2 の例えば約1
0倍以上に形成される。このように連結支杆部8aの長
さlを捻回取付環部8b1 ,8b2 の直径Φの約10倍
以上に形成したのは、結合部材8の両端に設けた捻回取
付環部8b1 ,8b2 が、鉄線菱目網2の複数個の網目
を連結支杆部8aを介して跨いて枠体1に巻付けること
により連結支杆部8aがその軸長方向Xに移動する場合
に、鉄線菱目網2の網目内に結合部材8の全体が潜り込
むのを防止するのと、底網体31,32 ,33 ,34
枠体1並びに側網体4、端網体5、仕切網体6の枠体
1′に所望個数の結合部材8を用いて底網体31
2 ,33 ,34 相互や底網体3 1 ,32 ,33 ,34
と側網体4、端網体5、仕切網体6等との接続作業の手
間を省いて容易にするためである。従って連結支杆部8
aの長さlは上記説明に限ることなく捻回取付環部8b
1 ,8b2 の直径Φの10倍以下、例えば5倍程度であ
ってもよい。
【0013】本発明の底網体単位部材の接合構造は、図
8の底網体単位部材A1 の底網体3 1 と底網体単位部材
2 の底網体32 との間、さらには底網体単位部材A2
の底網体32 と底網体単位部材A3 の底網体33 との
間、底網体単位部材A3 の底網体33 と底網体単位部材
4 の底網体34 との間に形成される。また底網体単位
部材A1 ,A2 ,A3 ,A4 を図に示すような縦方向に
限らずに複数個、横方向に接続する場合にも適用され
る。
【0014】図3には、3個の底網体単位部材A11,A
21,A31が、本発明の接合構造を用いて接続された実施
例を示している。図1においては、理解をし易くするた
めにその接続部を拡大して示している。これらの図にお
いて各底網体単位部材A11,A12,A13は、同一の大き
さの方形の枠体1の内側に略菱形に編み込まれた鉄線菱
目網2が設けられた底網体31,32 ,33 を有してい
る。
【0015】底網体単位部材A11の底網体31 の枠体1
には、側網体41 、端網体51 が夫々起倒可能に取付け
られる。これらの側網体41 、端網体51 の底網体31
に対する取付けは所望個数の前記結合部材8を用いて前
記操作により取付けられる。
【0016】また底網体単位部材A21,A31に設けた底
網体32 ,33 の枠体1および側網体42 ,43 と底網
体32 ,33 の中央に取付けられた補強枠体7には、仕
切網体6が前記結合部材8を用いて夫々起倒可能に取付
けられている。底網体31 ,32 に対するこれらの側網
体41 ,42 ,43 、端網体51 、仕切網体6の取付け
は、底網体31 ,32 ,33 同志の接続の前、または後
であってもよい。但し、接続部に取付けられる端網体5
2 ,53 は、底網体31 ,32 ,33 の接続の後、結合
部材8により取付けられる。
【0017】以上の構成からなる底網体単位部材Aが、
接続部を介して折り畳まれると、図4に示すように、接
続部の存在により、底網体31 と底網体32 との間、及
び底網体32 と底網体33 との間には、仕切網体6、端
網体52 、及び側網体42 と側網体43 の夫々が折り畳
まれ、夫々の折り畳まれた間に位置する各網体の厚みに
応じて底網体31 と底網体32 との間隔の開き度が調整
されることになる。
【0018】なおこの実施例において、側網体41 は底
網体31 の下側に折り畳まれ、端網体53 は底網体31
の端部側へ折り畳まれる。そして、底網体33 の仕切網
体6と端網体54 は、図面上、底網体33 の上側に折り
畳まれる。
【0019】従って複数枚の底網体単位部材の場合にお
いても、Z字状に底網体単位部材の底網体を順次折り畳
むことにより、同様に各側網体、端網体、仕切網体が二
つの底網体の間、または上下の底網体の外側に折り畳ま
れるように位置し、接続部は二つの底網体の間に位置す
る網体に応じて開き度合いが調整され、工場で制作した
複数枚の底網体単位部材の搬送が容易となり、現場での
組付け作業を最小限にし、施工日時を短縮することがで
きる。
【0020】また底網体の折り畳み方として、図5に示
すように、中央に位置する底網体単位部材A22の底網体
22の長さL2 が、その両側に接続される底網体単位部
材A 21の底網体321および底網体単位部材A23の底網体
23の長さL1 ,L3 よりも大きい場合、図6に示すよ
うに、底網体単位部材A22の底網体322の上に、先ず本
発明の第1の接続部B1 により底網体単位部材A21を折
り畳む。次いで、その上に本発明の第2の接続部B2
より底網体単位部材A23を折り畳むことができる。この
図5、図6においては、折り畳み状態の説明であるた
め、側網体、端網体、仕切網体については図示が省略さ
れている。
【0021】なお現場に運び込まれた本発明の複数の底
網体単位部材は、所定の位置に敷設された後、所望個数
の結合部材8を用いて縦方向に連結するほか、横方向に
連結することも可能である。この際、造成地における斜
面の緩急、起伏の高低、また河川の曲率の緩急等の現場
状況に応じ、しかも隣接する網体単位部材相互が網目の
大きさが大小異なったり、接続端における網目形状が切
断状況に応じて異なったり、さらには網目の設置位置が
対応せずにずれて配置される場合でも、結合部材8の直
線状の連結支杆部8aの両端に形成した螺旋状の捻回取
付環部8b 1 ,8b 2 を連結すべき隣接する底網体単位
部材相互の対応する網目内に挿入することにより迅速か
つ確実に底網体単位部材相互を結合することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、1本の金属線条材を折曲加工
することにより形成され、直線状の連結支杆部の端部に
螺旋状の捻回取付環部を捲回した結合部材を用いて隣接
される網体を相互に連結する網体単位部材の接合構造に
おいて、前記連結支杆部の両端に捻回取付環部は形成さ
れ、該捻回取付環部は各網体単位部材の枠体に1.5回
転以上の複数回づつ相反する方向に捲回されているの
で、複数個の網体単位部材を順次一定方向に連結した場
合において、仕切網体または端網体、側網体等のほかの
網体単位部材を係止した状態でZ字状に折り畳むことが
可能であり、工場において例えば仕切網体または端網
体、側網体等の網体単位部材を係止した状態の所定の列
方向に連続した網体を河川の曲率の緩急、造成地等の斜
面の緩急や起伏の高低等の現場状況に応じ、しかも隣接
する網体単位部材相互が網目の大きさや形状が異なった
り、網目の設置位置が対応せずにずれて配置されている
場合でも網体単位部材相互を結合部材を用いて短時間に
効率的に組立てて製作することができ、この網体を現場
に運搬して作業することにより、現場での作業を最小限
として、現場における作業時間を短くすることができ
る。また石詰めにより荷重や地震等の外力等の何らかの
力が働いても結合部材自体の抜け出しが防止され、網体
単位部材相互の結合部分を結合部材を用いて構造的に堅
牢に接合することができる。さらに、結合部材自体、構
造簡単で安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の網体単位部材の接合構造の一実施例に
おける接続状態を示す拡大説明図である。
【図2】同じく本発明の網体単位部材の拡大斜面図であ
る。
【図3】本発明の接合構造を用いて複数の例えば底網体
単位部材を接続した状態を示す概略斜面図である。
【図4】本発明の接続された複数の例えば底網体単位部
材を折り畳んだ状態を示す説明図である。
【図5】図4とは異なる折り畳み状態を説明するための
本発明の網体単位部材の接合構成を示す正面図である。
【図6】図5に示す本発明の例えば網体単位部材の接続
構成を折り畳んだ状態を示す説明図である。
【図7】図6に示す護岸工事における縦方向の複数の底
網体単位部材の関連を示す概略断面図である。
【図8】工場で組立てられるセットの一例を示す本発明
の4つの底網体単位部材を示す展開図である。
【図9】河川における堤防の傾斜面に設置される従来の
石籠を用いた護岸工事の概要を示す斜面図である。
【符号の説明】
A 底網体単位部材 B 接続部 1 枠体 2 鉄線菱目網 3 底網体 4 側網体 5 端網体 6 仕切網体 7 補強枠体 8 結合部材 8a 連結支杆部 8b 捻回取付環部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の金属線条材を折曲加工することに
    より形成され、直線状の連結支杆部の端部に螺旋状の捻
    回取付環部を捲回した結合部材を用いて隣接される網体
    相互を連結する網体単位部材の接合構造において、前記
    連結支杆部の両端に捻回取付環部は形成され、該捻回取
    付環部各網体単位部材の枠体に1.5回転以上の複数
    回づつ相反する方向に捲回されことにより隣接される網
    体単位部材は相互に結合されることを特徴とした網体単
    位部材の接合構造。
  2. 【請求項2】 前記連結支杆部の長さは前記捻回取付環
    部の直径の約5倍以上の長さに形成されることを特徴と
    する請求項1に記載の網体単位部材の接合構造。
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