JP3104016B2 - かごマットユニット及びかごマットの構築方法 - Google Patents

かごマットユニット及びかごマットの構築方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はかごマットユニット
及びかごマットの構築方法に関し、より詳しくは、かご
マットを構成する側壁部材、底部材、蓋部材等が容易に
連結されるとともに、石詰め等の作業性が改善されて構
築されるかごマットに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来のかごマットは、
菱形金網が骨線で枠組み固定されてなる、底部材、側壁
部材、蓋部材等々を箱状に組み立てて構築されていた。
図面に基づいて説明すれば、図29に示されるように、
各部材100は、それぞれ用いられる箇所に対応させて
菱形金網102を所定の長方形の大きさに形成する。そ
して、その長方形の菱形金網102の4方の端部に骨線
104を挿通させることにより、菱形金網102の寸法
が変化したり、あるいはその菱形金網102を構成する
螺旋状の線材106が解けたり位置が変わったりするの
を防止して、菱形金網102の形状が固定化される。
【0003】次に、図30に示されるように、隣接する
部材100間の連結は、隣り合う2本の骨線104を太
さ4〜5mmの鉄線からなるコイル108で抱き込み絡
ませたり、あるいはリング状部材で連結することで行わ
れる。例えば、図31(a)に示すように、1枚の底部
材110と2枚又は3枚の側壁部材112と、それらか
ら構成されるかごマットユニット114は、それぞれの
各部材110,112が工場で予め製造されるととも
に、これらの部材110,112がコイル108やリン
グ状部材116で連結されてかごマットユニット114
が製造される。その後、このかごマットユニット114
は折り畳まれた状態で、施工現場に運ばれる。そして、
図31(b)に示すように、施工現場では、底部材11
0に対して側壁部材112を立設させた後、側壁部材1
12と隣接する側壁部材112とをコイル108などを
用いて連結し、かごマットユニット114が組み立てら
れる。
【0004】施工現場では、図32に示されるように、
各種のかごマットユニット114をコイル108やリン
グ状部材116で連結するとともに、側壁部材112を
組み立てて連結し、幾つかの箱型ユニットが連結されて
成る大面積のかごマット118を構築する。組み立てら
れたかごマット118には、栗石等の詰石が投入された
後、菱形金網からなる蓋部材120が被せられる。蓋部
材120と側壁部材114あるいは仕切部材120と
が、またコイル108等によって連結・固定され、図3
3に示されるような広い面積のかごマット118が完成
される。
【0005】このかごマット118を構築するには、幾
多の困難を伴う作業が必要となる。すなわち、たとえば
2つのかごマットユニット114を連結するために、2
本の骨線104をコイル108で絡む連結作業は非常に
手間の掛かる作業であり、多大の労力と時間を必要とす
るものであった。図31(a)に示される状態までの組
み立ては工場内で行われるが、工場内の作業であっても
2人がかりの作業となってしまう。菱形金網102の剛
性が低くて動きやすく、位置合わせが難しいためであ
る。この連結作業は施工現場ではさらに難しくなり、特
に、石詰め後に行われる、蓋部材120と側壁部材11
2あるいは仕切部材120との連結作業は、熟練と腕力
が必要であった。
【0006】また、菱形金網は剛性に乏しく、栗石等の
詰石を投入する時に変形しやすいため、側壁部材112
や仕切部材120を補強する必要があった。たとえば、
側壁部材112をコンパネ等の板材で枠取ったり、側壁
部材112や仕切部材120の頂部を木材や単管を用い
て動かないように固定したりしなければならなかった。
このため、これら補強作業に要する材料費、労務費等々
を軽減するための工法開発が期待されていた。
【0007】また一般に、石詰めを機械施工すると、詰
石の間がルーズになって間隙が発生することがある。詰
石の間に間隙があると、流水の影響を受けたとき、いわ
ゆる詰石の片寄り現象が起こって、かごマット118が
変形してしまうことが多い。片寄りの度合いは、詰石の
収容部が広いほど大きくなることから、変形を小さくす
るために、適当な間隔で仕切部材120を設けて詰石が
移動しにくいようにしている。菱形金網102を用いる
場合には、その剛性が低く変形しやすいため、仕切部材
120の間隔を短くせざるをえない。このため、多数の
仕切部材120を使用しなければならず、材料コストや
作業コストの増大を招いていた。
【0008】そこで本発明者は、側壁部材、底部材、蓋
部材等々を容易に連結することができ、石詰め等の作業
性が改善されたかごマットの構築方法、及び、その構築
方法に用いられるかごマットユニットについて鋭意検討
した結果、本発明に至ったのである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため次の手段をとるものである。すなわち、本発
明に係るかごマットユニットの要旨とするところは、網
状部材により形成された少なくとも1の側壁部材と底部
材とが一体的に成形されるとともに、該側壁部材は底部
材に対してL字形に自立的に形成され、該側壁部材及び
該底部材の端部のうち、少なくとも該側壁部材の上端を
含む端部に、貫通軸を有する連結部が設けられ、且つ、
該側壁部材の上端に設けられた連結部の貫通軸は該底部
材の面にほぼ平行であるかごマットユニットであって、
1のかごマットユニットの連結部を他のかごマットユニ
ットの網状部材に突き抜けさせ、該連結部に連結棒を貫
通させて連結してかごマットを構成し得るようにしたこ
とにある。
【0010】また、かかるかごマットユニットにおい
て、前記連結部がループ状に形成されていることにあ
る。
【0011】更に、かかるかごマットユニットにおい
て、前記かごマットユニットがエキスパンドメタル又は
溶接金網から成り、前記連結部が該網状部材の一部を折
り曲げて形成されることにある。
【0012】次に、本発明に係るかごマットの構築方法
の要旨とするところは、上記複数のかごマットユニット
と、蓋部材とを少なくとも連結して構成されるかごマッ
トの構築方法において、それぞれの側壁部材及び底部材
の端部に設けられる複数の連結部を隣接させて配設され
る網状部材に突き抜けさせた後、該複数の連結部に連結
棒を貫通させることにより、隣接する同種部材間又は異
種部材間を連結することにある。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るかごマットユ
ニット及びかごマットの構築方法の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。
【0014】図1及び図2は本発明に係るかごマットユ
ニット18,30とそのかごマットユニット18,30
を用いてかごマット10を構築する方法を説明するもの
である。かごマットユニット18,30は網状に形成さ
れた網線34により構成された底部材20と側壁部材2
2とが一体的にL字形に成形されており、底部材20に
対して側壁部材22は自立し得るように構成されてい
る。また、かごマットユニット18,30を構成する底
部材20と側壁部材22のそれぞれの端部には、これら
の部材20,22が成す面にほぼ平行な貫通軸を有する
ループ状の連結部28が設けられていて、連結棒32が
複数の連結部28を貫通させ得るように構成されてい
る。このループ状の連結部28は底部材20と側壁部材
22を構成する網線34の先端をループ状に折り曲げて
形成されている。
【0015】このような構成に係るかごマットユニット
を複数用い、かごマット10を構築するには、たとえば
かごマットユニット18とかごマットユニット30とを
並べ、一方のかごマットユニット18の底部材20の端
部に列状に設けられたループ状の連結部28を、他方の
かごマットユニット30の網目に屈曲部近辺で貫入さ
せ、その連結部28の中に連結棒32を貫通させる。そ
の結果、かごマットユニット30の縦方向の網線34と
連結棒32とが交差しているため、かごマットユニット
18をかごマットユニット30から引き離すことはでき
ず、2個のかごマットユニット18,30はその底部材
20の間で安定に連結されることになる。このようにし
て、複数のかごマットユニット18,30を容易に連結
していくことができる。
【0016】ここで、図3に本発明に係わる連結方法の
数例を示す。同図(a)は一方の底部材20の連結部2
8を他方の底部材20における屈曲部近辺の網線34に
嵌入させて連結する方法であり、同図(b)は底部材2
0又は側壁部材22の連結部28同士を重ね合わせて、
連結棒32で連結する方法である。また、同図(c)は
底部材20又は側壁部材22の連結部28を他方の底部
材20又は側壁部材22の網線34に嵌入させて連結す
る方法であり、同図(d)は底部材20同士、又は側壁
部材22同士の端部を重ね合わせ、その重ね合わせ箇所
に他の側壁部材22又は仕切部材26の連結部28を嵌
入させて連結する方法である。更に、同図(e)及び同
図(f)は例えば底部材20と側壁部材22との連結例
であり、同図(g)は例えば底部材20と仕切部材26
との連結例である。また、同図(h)及び同図(i)は
蓋部材24と側壁部材22との連結例であり、同図
(j)は蓋部材24と仕切部材26との連結例を示す。
連結方法は、網目に貫入したループ状連結部28に連結
棒32を貫通する方法と、隣接する各部材のループ状連
結部28同士を連結棒32で連結する方法に大別され
る。
【0017】本発明に用いられるかごマットユニット1
8の材質は、前述の図31に示される従来品と大差な
く、使用条件に耐える強度と透水性、耐久性を備えてい
ればよく、特に限定されないが、金属製の網状体を用い
るのが好ましい。金属製の網状体は線径(線幅)約3〜
10mmの鋼線からなる溶接金網、あるいはエキスパン
ドメタル、パンチングメタル等々を用いることができ、
網目の大きさは特に限定されない。また、かごマットユ
ニット18の大きさも特に限定されないが、かごマット
としての機能と作業性とコストのバランスからすると、
底辺約1〜2m、高さ約0.2〜0.5m位の大きさが
好ましい。
【0018】本発明に係わる連結部28の形状は、連結
棒32が貫通できる大きさを備えていればよく、特に限
定されない。図4は、その幾つかの例を示しているが、
同図(a)〜同図(d)は閉じられたループ状連結部2
8、同図(e)〜同図(h)は開かれたループ状連結部
28の例である。連結部28は、かごマットユニット1
8を構成する各部材の一部を曲げ加工して形成すること
ができる。溶接金網などの線状部材から成る場合であれ
ば、線状部材の端部を折り曲げ、それぞれのループが共
通の貫通軸を有するように連結部28を形成するのが好
ましい。連結部28の大きさは、貫入する網目より小さ
く、たとえば約30〜50mmとするのが好ましい。
【0019】また、ループ状連結部28を別部材として
製作し、かごマットユニット18に取り付けることも可
能である。たとえば図5(a)に示されるように、線材
を折り曲げるとともに捩じってループ状の連結部29が
形成され、更にこの連結部29をかごマットユニット1
8に取り付けるための取付け部37が形成される。取付
け部37は連結部29から続く線材を、かごマットユニ
ット18を構成する線材が通るようにリング状(37
a)に形成するとともに、開放端をかごマットユニット
18の構成線材に引っ掛けて固定できるようにフック状
(37b)に形成して構成される。このような連結部2
9と取付け部37から成る連結部材をかごマットユニッ
ト18の構成線材(18a)に捻るよう回転させて、そ
のリング状(37a)部分を構成線材(18a)に取り
付けた後、フック状(37b)部分を他の構成線材(1
8b)に取り付け、かごマットユニット18の適宜箇所
に連結部材を配設するのである。この連結部29におい
ても、前述の連結部28と同様に機能させられる。
【0020】また、同図5(b)又は同図(c)に示さ
れるように、かごマットユニット18を構成する溶接金
網の線材の端部を外方向に凸を有するように成形して連
結部材36を構成することも可能である。この連結部材
36を他のかごマットユニット18等の網状体の網目に
挿入し、スプリングバック特性を利用して網状体に固定
させることにより、連結部28を形成するのである。な
お、この場合、連結部28の大きさは、貫入する網目よ
り大きく形成される。また、同図5(b)に示される連
結部材36にあっては、別部材で形成することも可能で
ある。すなわちこの場合、連結部材36を例えばバネ線
材などで形成し、例えば2枚のかごマットユニット18
を重ね合わせた箇所の網状体の網目に連結部材36を挿
入し、スプリングバック特性を利用して網状体に固定さ
せるのである。
【0021】連結部28は底部材20の少なくとも一
辺、及び、側壁部材22の少なくとも一辺に設けられ
る。また、連結部28は一辺について少なくとも2個設
けられなければならず、連結棒32が貫通できるよう
に、全てが共通の貫通軸を有するように列状に設けられ
る。すなわち、連結部28が設けられる辺とほぼ平行に
連結棒32を貫通させることになる。図2を用いて上述
したように、鋼線34と連結棒32とが交差することに
よって連結されるためには、連結棒32は少なくとも2
個の連結部28間に挟まれて固定されていなければなら
ない。連結部28の数が多いほど安定した連結状態が得
られるが、連結棒32を貫通させる作業量が増大する。
したがって、施工内容に応じて連結部28の数を適切に
調整するのが好ましい。図6には、溶接金網の場合に設
けられるループ状連結部28についての数例が示されて
いる。同図(a)は全ての鋼線端末を曲げて連結部28
を形成した例であり、同図(b)、同図(c)は、それ
ぞれ2本ピッチ、3本ピッチに連結部28を形成した例
である。
【0022】連結棒32は、2個以上の連結部28を貫
通し、かごマットを構成する各部材間を連結するもので
あるから、貫通させる作業性と、必要な連結強さとを勘
案した適切な材質と太さとが選定される。連結棒32の
線径は約5〜10mmの鋼線が好ましいが、これに限定
されるものではなく、更に断面形状についても限定され
るものではない。また、連結棒32の長さは、少なくと
も、連結部28が設けられる辺の長さとするのが好まし
い。1辺に設けられた全ての連結部28を1本の連結棒
32で貫通することによって、強い連結力を得ることが
できる。また、連結棒32を長くして、一辺以上にわた
る貫通を行えばさらに強く連結できるし、数本の連結棒
32を長さ方法に連結することによっても、同様の効果
を得ることができる。
【0023】図7は連結棒32の幾つかの例を示したも
のである。同図(a)は直線状の連結棒32であり、同
図(b)に示されるように、連結棒32の端末にフック
状の引っ掛け部38を設けたり、同図(c)に示される
ように、連結棒32の端末にリング状の係止部39を設
けても良い。これら引っ掛け部38や係止部39を金網
の鋼線等に引っ掛けたり係止させれば、運搬時や作業時
における脱落等のトラブル発生を防止することができ
る。また、この引っ掛け部38や係止部39を利用して
連結棒32同志を連結することもできる。同図(a)又
は同図(b)に示されるような、少なくとも一端が直線
状である連結棒32を、ループ状連結部28に貫通させ
た後、その先端部を曲げてフック状の引っ掛け部38を
形成させ、連結棒32の離脱や脱落を防ぐこともでき
る。
【0024】本発明に係わる連結方法は、かごマットユ
ニットの材質や形状によらず実施することができるが、
高剛性の金属網状体である溶接金網又はエキスパンドメ
タルを用いて、L字形に成形されたかごマットユニット
の場合に特に有効である。すなわち、従来の菱形金網に
おいては、金網を形成する鋼線が互いに接合されていな
いため比較的動きやすかったのに較べ、図8に示される
溶接金網41は交差する鋼線間が溶接によって固定さ
れ、あるいは図9に示されるエキスパンドメタル43で
は鋼線が交差する箇所では一体になっているため動くこ
とがない。したがって、これら溶接金網41やエキスパ
ンドメタル43から成るかごマットユニットの端部に設
けられた連結部28は常に整然と並んでいて、その位置
がずれることがないので、連結棒32を容易に貫通させ
ることができる。また、従来の菱形金網においては鋼線
の向きが一方向でルーズに編まれているため、鋼線を曲
げて連結部28を形成させようとしても、長方形部材の
2辺にしか形成させることができなかったが、溶接金網
やエキスパンドメタルでは、鋼線の交差点が固定されて
いるため、4辺のどの辺にも形成することができる。
【0025】また、一枚の溶接金網又はエキスパンドメ
タルを曲げることにより、側壁部材22と底部材20と
からなるL字形のかごマットユニット18を成形するこ
とができ、しかも剛性が高いため、底部材20に対して
側壁部材22が自立することができる。このため、側壁
部材22と蓋部材24との連結や側壁部材22同士の連
結作業の作業性が大幅に向上する効果が得られる。
【0026】更に、溶接金網又はエキスパンドメタルを
L字形に成形したかごマットユニット18を用いること
により、次の効果を得ることができる。すなわち、図3
2のようにして連結・組み立てられたかごマットに詰石
を投入するとき、個々のかごマットユニット18は高剛
性であるため、パネルや木枠等の補強が不要となり、材
料コストと労務コストを大幅に軽減できる。また、完成
後の流水等による詰石の片寄りに対しても、剛性が高い
ために変形しにくいので、仕切部材26の数を減らすこ
とができる。
【0027】次に、図10に、側壁部材22と底部材2
0とが一体的にL字形に成形されたかごマットユニット
18の例を示す。同図(a)は底部材20に一面の側壁
部材22が一体的に形成されたタイプ、同図(b)は底
部材20に二面の側壁部材22が一体的に形成されたタ
イプ、同図(c)は底部材20に三面の側壁部材22が
一体的に形成されたタイプである。便宜上、以後の説明
では、順にタイプA、タイプB、タイプCと呼ぶことに
する。工事内容に応じてこれらのかごマットユニット1
8を適切に組み合わせ、かごマット10を組み立てるの
であるが、運搬時における積載のし易さでは、タイプA
とタイプBが優れている。
【0028】L字形に形成されたかごマットユニット1
8の側壁部材22、底部材20のそれぞれには、少なく
ともその一辺に連結部28が設けられる。タイプAの場
合、図11(a)は、側壁部材22の上端と底部材20
の一端に連結部28を設けた例であり、同図(b)は、
かごマットユニット18の周囲全部に連結部28を設け
た例である。また、タイプBの場合、周囲全部に連結部
28を設けた例を図12に示す。いずれの形式のかごマ
ットユニットを用いるかは、連結方法などを考慮して決
定される。
【0029】連結部28は部材の一部を曲げ加工して形
成するのが好ましく、溶接金網の場合は、図4に例示さ
れている種々の形状に形成される。エキスパンドメタル
の場合には、図13に示されるような幾つかの形状に連
結部28を形成することができる。同図(a)〜(c)
は側面図、同図(d)〜(f)は同図(a)〜(c)の
それぞれに対応する平面図である。すなわち、同図
(a)(d)の例はエキスパンドメタルの菱形形状部分
の全体をほぼ直角に捩じって形成した連結部28の例で
あり、同図(b)(e)の例はエキスパンドメタルの菱
形形状部分のほぼ半分をほぼ直角に捩じって形成した連
結部28の例である。また、同図(c)(f)の例はエ
キスパンドメタルの菱形形状部分のほぼ半分を反転させ
て形成した連結部28の例である。その他、本発明に係
わる連結部28は、これらの形状に限定されるものでは
ないのは言うまでもない。
【0030】本発明の構築方法及びかごマットユニット
18によって、かごマット10を構築する実施態様は次
の通りである。
【0031】図14は、かごマットを構築するときの、
かごマットユニットの組み合わせ例を模式的に説明する
ものである。かごマットユニットのタイプB(40)を
連続的に並べ、一方の連結部28を他方のかごマットユ
ニット40の網目に嵌入させた後、その連結部28に連
結棒32を挿入して連結する。そして、端部には端部ユ
ニット42を同様にして連結し、全体として箱型のかご
マット10を形成するのである。本例のように構築され
るかごマット10においては、その全面にわたり、かご
マットユニット40の大きさに仕切られることになる
が、仕切りが不要の時、又は、仕切りの数を減らしたい
時には、適当数のタイプBをタイプAで置き換えればよ
い。また、タイプAと仕切部材との組み合わせによっ
て、仕切りを形成することも可能である。端部ユニット
42の代わりにタイプCのかごマットユニットを用いて
もよい。
【0032】このようにして形成された箱型のかごマッ
トに詰石が投入され、蓋部材が被せられ固定されて工事
は完了し、図15に示されるようなかごマット10が完
成する。天端部58と垂れ部62はほぼ水平に、法面部
60は法面の勾配に合わして施工される。詰石の投入は
機械によって行われるが、本発明のかごマットユニット
は、剛性の高い溶接金網又はエキスパンドメタルを用い
ることにより、投入に伴う衝撃に十分耐えることができ
るので、パネルや木枠などの補強なしに石詰めを行え
る。
【0033】本発明に係わるかごマットユニットの連結
は、図3を用いて上述したように、種々の組み合わせで
実施される。底部材20同士又は側壁部材22同士の連
結では、図3(a)〜(d)に示される連結方法が可能
であるが、タイプBのかごマットユニットが用いられる
ときは同図(a)の連結方法が主となり、タイプAのか
ごマットユニットが用いられるときは同図(a)〜
(c)の連結方法が主となる。
【0034】前述の図14に示す端部ユニット42は、
溶接金網又はエキスパンドメタルからなり、長さの短い
底部材21と側壁部材22とがL字形に一体的に成形さ
れている。この形式の端部ユニット42は図16に示さ
れる幾つかの連結方法によって、かごマットユニット1
8と連結される。すなわち、同図(a)に示す端部ユニ
ット42はその底部材21にかごマットユニット18の
底部材20の一部が重なるとともに、その底部材20に
設けられた連結部28が端部ユニット42の底部材21
を外側から内側へ貫入させられ、その連結部28に連結
棒32が挿入されて、かごマットユニット18と端部ユ
ニット42とは連結される。また、同図(b)に示す端
部ユニット42はその底部材21にかごマットユニット
18の底部材20の一部が重なるとともに、その底部材
20に設けられた連結部28が端部ユニット42の側壁
部材22を内側から外側へ貫入させられ、その連結部2
8に連結棒32が挿入されて、かごマットユニット18
と端部ユニット42とは連結される。また、同図(c)
に示す端部ユニット42はその底部材21に設けられた
連結部28と、かごマットユニット18の底部材20に
設けられた連結部28とを重ね合わせて、その連結部2
8に連結棒32が挿入されて、かごマットユニット18
と端部ユニット42とは連結される。
【0035】図17は、かごマットユニット18とI字
形の端部ユニット42とを連結した例を示す。かごマッ
トユニット18の底部材20に設けられたループ状連結
部28と、端部ユニット42の下端に設けられたループ
状連結部28とを重ね、連結棒32を貫通させて連結し
たものである。
【0036】また、かごマットユニット18や端部ユニ
ット42の側壁部材22と、蓋部材24とは、図3
(h)又は同図(i)に示されるように連結される。蓋
部材24の材質、形状は特に限定されないが、強度に優
れた菱形金網、溶接金網、エキスパンドメタルのような
金属の網状体が好ましく、幅が広くて施工性に優れた菱
形金網は、特に好ましい材料である。図18にかごマッ
トユニット18、端部ユニット42、蓋部材24を連結
した状態を模式的に示す。
【0037】仕切部材26を用いるときは、例えば図1
9に示されるように固定される。すなわち、仕切部材2
6の下端に設けられたフック状の引っ掛け部46を、底
部材20の網目に引っ掛けて仕切部材26と底部材20
と連結し、図3(j)に示されるようにして、上端と蓋
部材24とを連結する。本例の固定方法が可能な仕切部
材26の一例を図20に示す。あるいは、図21に例示
されるような仕切部材26を用いれば、図3(g)に示
されるようにして底部材20と連結することができる。
仕切部材26の側端部(図示されてない)と側壁部材と
も、図3に示される中の幾つかの方法で連結することが
できる。
【0038】蓋部材24を安定に固定するため、底部材
20と蓋部材24とを直接連結することもできる。図1
9と同様にして、仕切部材26を棒状固定部材48に置
き換えればよい。また、図22に示されるように、底部
材20同士の連結を併せて行うこともできる。棒状固定
部材48の一例を図23に示す。棒状固定部材48の上
端にはネジ49が切られていて、蓋部材24の網目に貫
入させた後、図24に示されるような座金50を当て、
ナットを嵌めることによって網目からの抜け出しを防
ぎ、蓋部材24を安定に固定することができる。
【0039】本発明に係るかごマットの構築方法及びか
ごマットユニットによれば、前述の図15に示されるよ
うな、平面的な連結によるかごマットを構築することも
できるし、あるいは図25に示されるような、上下に重
ねられて連結されたかごマット10を構築することもで
きる。前者は、主に傾斜の緩い法面の護岸工等に使用さ
れ、後者は、主に急勾配の法面からなる護岸工、土留め
工、流路工、堰堤等々に使用される。図26は、図25
における連結状態を拡大して説明するものであるが、L
字形の屈曲部に下方から連結部28を貫入させ、その連
結部28に連結棒32を貫通して連結する。法面の勾配
に合わせてL字形の曲げ角度αを調節することにより、
スムーズな表面のかごマットを構築できる。かごマット
ユニット18としては前述の図10(c)に示されるC
タイプを用いることもできるが、運搬が容易であること
からAタイプあるいはBタイプを用いると便利である。
図26において、かごマットユニット18と端部ユニッ
ト42とは、それぞれのループ状連結部59、61と連
結棒35によって連結されている。
【0040】また、階段状の形状が希望されるときは、
図27に示されるように構築することも可能である。上
述したように、タイプA又はタイプBのかごマットユニ
ット52と端部ユニット42とを組み合わせて用いるの
が好ましい。下段のかごマットユニット52に詰石を入
れ、蓋部材24を被せて前上端の連結部53と連結棒3
2とで固定する。次に上段のかごマットユニット54を
載せ、蓋部材24とかごマットユニット54の底部材2
0の網目を通り抜けて上方に突き出させた連結部55に
連結棒33を貫通させて、かごマットユニット52と5
4とを連結する。同じ工程を繰り返すことにより任意の
高さのかごマットを構築することができる。あるいは、
かごマットユニットを積み上げた後、蓋部材を被せて、
前上端の連結部53と連結棒32とで固定してもよい。
【0041】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲内で、かごマットを構成する各部材の形状や材質、連
結部の形状等々につき、当業者の知識に基づき種々なる
改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものであ
る。
【0042】本発明の実施例を、以下に詳しく説明す
る。
【0043】第1の実施例 図28に示される形状に、線径6mmの鋼線からなり網
目ピッチが100mmの溶接金網を切り出し、その周辺
には、溶接金網の端部に突き出た鋼線を折り曲げて内径
30mmのループ状連結部28、57を設けた。次に、
同図28において破線で示される折り曲げ線にそって2
方をL字状に曲げ、前述の図12に示されるのと同様の
かごマットユニット40を製作した。折り曲げて隣り合
う両辺は、両辺のループ状連結部57を交互に配して一
列に並べ、連結棒32を貫通させることによって連結し
た。製作されたかごマットユニット40の大きさは、底
部材20が1500mm×2000mm、側壁部材22
が500mm(高さ)×2000mmであった。
【0044】第2の実施例 第1の実施例において製作したかごマットユニット40
と、第1の実施例において用いたのと同一の溶接金網か
らなり、底部材20が2000mm×300mm、側壁
部材22が500mm(高さ)×2000mmの端部ユ
ニット42とを用いてかごマットを構築した。前述の図
14に示されるように、かごマットユニット40と端部
ユニット42を配して連結し、法面の勾配方向が7.5
m、横方向が200mの箱型かごマットを形成した。次
に、栗石からなる詰石を投入し、幅4mの菱形金網から
なる蓋部材24を被せ、かごマットユニット40の上端
に固定した。
【0045】本例の構築作業において、かごマットを構
成する各部材の連結は、各部材の端部に設けられたルー
プ状連結部に連結棒を貫通させることによって行われ、
非常にスムーズに進行された。また、詰石の投入時に
は、パネルや木枠の補強を行わなかったが、かごマット
が変形することはなかった。
【0046】
【発明の効果】本発明に係わるかごマットの構築方法に
よれば、かごマットユニット又はかごマットを構成する
各部材を、連結部に連結棒を貫通させるだけで簡単に連
結することができるので、工場内あるいは施工現場での
組み立て作業が容易になり、労務コストの軽減や工期短
縮の効果がある。
【0047】また、本発明に係わるかごマットユニット
によれば、剛性が高くてL字形に自立しているため、か
ごマットユニット又はかごマットを構成する各部材の連
結作業性が大幅に向上する。さらに、剛性が高くて変形
しにくいため、詰石の投入時においても、パネルや木枠
等の補強を必要とせず、材料コスト及び労務コストを軽
減する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるかごマットの構築方法を説明す
る斜視図である。
【図2】図1において、連結部を拡大して説明する模式
図である。
【図3】本発明に係わり、かごマットを構成する部材間
を連結する方法の例を説明する模式図であり、同図
(a)〜(d)は底部材同志の連結、同図(e)と
(f)は底部材と側壁部材との連結、同図(h)と
(i)は蓋部材と側壁部材との連結、同図(g)は底部
材と仕切部材との連結、同図(j)は蓋部材と仕切部材
との連結を示している。
【図4】同図(a)〜(h)は本発明に係わり、ループ
状連結部の形状の数例を説明する模式図である。
【図5】本発明に係わり、ループ状連結部を形成する連
結部材の数例を説明する模式図であり、同図(a)は正
面図、同図(b)及び同図(c)は要部正面図である。
【図6】同図(a)〜(c)は本発明に係わり、ループ
状連結部の幾つかの配置例を説明する模式図である。
【図7】同図(a)〜(c)は本発明に係わり、連結棒
の形状の数例を説明する模式図である。
【図8】本発明に係わり、溶接金網の形状を示す平面図
である。
【図9】本発明に係わり、エキスパンドメタルの形状を
示す平面図である。
【図10】本発明に係わり、かごマットユニットの形状
を説明する模式図であり、同図(a)は底部材と一面の
側壁部材とから構成される例、同図(b)は底部材と二
面の側壁部材とから構成される例、同図(c)は底部材
と三面の側壁部材とから構成される例を示している。
【図11】本発明に係わり、ループ状連結部が設けられ
る位置を説明する模式図であり、同図(a)は底部材の
一辺と側壁部材の一辺に設けられた例、同図(b)は底
部材の三辺と側壁部材の三辺に設けられた例を示してい
る。
【図12】本発明に係わり、ループ状連結部が設けられ
る位置を説明する模式図である。
【図13】本発明に係わり、エキスパンドメタルからな
るかごマットユニットにおいて、ループ状連結部の形状
を示す模式図であり、同図(a)〜(c)は側面図、同
図(d)〜(f)は平面図である。
【図14】本発明に係わり、かごマットの構築方法を説
明する模式図である。
【図15】本発明に係わり、構築されたかごマットの一
例を説明する模式図である。
【図16】同図(a)〜(c)は本発明に係わり、かご
マットユニットと端部ユニットとの連結方法を説明する
模式図である。
【図17】本発明に係わり、かごマットユニットと端部
ユニットとの別の連結方法を説明する模式図である。
【図18】本発明に係わり、かごマットユニットと蓋部
材との連結方法を説明する模式図である。
【図19】本発明に係わり、底部材と蓋部材24との連
結方法を説明する模式図である。
【図20】本発明に係わり、仕切部材の一例を示す模式
図である。
【図21】本発明に係わり、仕切部材の他の一例を示す
模式図である。
【図22】本発明に係わり、底部材と蓋部材24との他
の連結方法を説明する模式図である。
【図23】本発明に係わり、棒状固定部材の一例を示す
模式図である。
【図24】本発明に係わり、座金の一例を示す模式図で
ある。
【図25】本発明に係わり、急勾配の法面に段積されて
構築されるかごマットを説明する模式図である。
【図26】本発明に係わり、図23の連結部を拡大して
示す模式図である。
【図27】本発明に係わり、急勾配の法面に段積されて
構築されるかごマットの別な例を説明する模式図であ
る。
【図28】本発明に係わり、かごマットユニットを形成
する前の、溶接金網の形状を示す模式図である。
【図29】従来技術に係わり、かごマットを構成する部
材を説明する模式図である。
【図30】従来技術に係わり、かごマットを構成する部
材間の連結方法を説明する模式図である。
【図31】従来技術に係わり、かごマットユニットの一
例を説明する模式図であり、同図(a)は組み立て前、
同図(b)は組み立て後を示す。
【図32】従来技術に係わり、かごマットの構築方法を
説明する模式図である。
【図33】従来技術に係わり、構築されたかごマットの
一例を説明する模式図である。
【符号の説明】
10:かごマット 12:菱形金網 14:骨線 16:コイル 18,30,52,54:かごマットユニット 20:底部材 22:側壁部材 24:蓋部材 26:仕切部材 28,53,55,57,59,61:連結部 29:連結部 32,33,35:連結棒 34:網線 36:連結部材 38,46:引っ掛け部 40:タイプBのかごマットユニット 41:溶接金網 42:端部ユニット 43:エキスパンドメタル 44:連結具 48:棒状固定部材 49:ネジ 50:座金 58:天端部 60:法面部 62:垂れ部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網状部材により形成された少なくとも1
    の側壁部材と底部材とが一体的に成形されるとともに、
    該側壁部材は底部材に対してL字形に自立的に形成さ
    れ、該側壁部材及び該底部材の端部のうち、少なくとも
    該側壁部材の上端を含む端部に、貫通軸を有する連結部
    が設けられ、且つ、該側壁部材の上端に設けられた連結
    部の貫通軸は該底部材の面にほぼ平行であるかごマット
    ユニットであって、1のかごマットユニットの連結部を
    他のかごマットユニットの網状部材に突き抜けさせ、該
    連結部に連結棒を貫通させて連結してかごマットを構成
    し得るようにしたことを特徴とするかごマットユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記連結部がループ状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載するかごマットユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記かごマットユニットがエキスパンド
    メタル又は溶接金網から成り、前記連結部が該網状部材
    の一部を折り曲げて形成されることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載するかごマットユニット。
  4. 【請求項4】 前記請求項1乃至3に記載する複数のか
    ごマットユニットと、蓋部材とを少なくとも連結して構
    成されるかごマットの構築方法において、それぞれの側
    壁部材及び底部材の端部に設けられる複数の連結部を隣
    接させて配設される網状部材に突き抜けさせた後、該複
    数の連結部に連結棒を貫通させることにより、隣接す
    種部材間又は異種部材間を連結することを特徴とする
    かごマットの構築方法。
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