JPH08253934A - 補強土構造物の壁面構造 - Google Patents
補強土構造物の壁面構造Info
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Abstract
できる補強土構造物の壁面構造を提供する。 【構成】 所定高さに構築された盛土層1の先端部に設
置される盛土補強材4を盛土層1の壁面に添え付けられ
た壁面部4aと、この壁面部4aの下端部より前記盛土層1
の中に突設された水平部4bとを備えて鉄筋グリットより
自立可能な略L字状に構成し、かつ、前記盛土層1の中
に可撓性を有するネット又はシートからなるジオテキス
タイル6を複数層に設置し、その先端部を前記盛土補強
材4に連結することなく、前記盛土補強材4の壁面部4a
に沿って折り曲げて盛土を包み込んで設置する。
Description
た盛土層の先端部に盛土補強材を設置してなる補強土構
造物の壁面構造に関する。
は、例えば擁壁等として構築される補強土構造物の壁面
構造の従来例の一例を示し、図において、符号1は転圧
しつつ所定高さに構築された盛土層、2はこの盛土層1
の先端部に複数段に設置され、盛土層1の先端を崩壊し
ないように保持する壁面パネル、そして、符号3は盛土
層1に複数層に埋設され、かつ、壁面パネル2に連結さ
れ、盛土層1の沈下、移動、流失等を防止するとともに
壁面パネル2を盛土層1の先端部に固定する盛土補強材
である。
したように構成され、壁面パネル2はおもに鉄筋コンク
リート製できわめて重いので、この壁面パネル2を一枚
一枚盛土補強材3で固定しながらの設置作業は困難を強
いられ、特に、壁面パネル2は相当大きな土圧を受ける
ことから、充分な強度を持たせるために厚く成形されて
いるので、重量がさらに増して運搬、設置等の取り扱い
が困難である等の課題があった。
等の剛性の高い材料で成形されている場合が多いので、
盛土層1の圧縮沈下に追従できず、壁面パネル2と盛土
補強材3との連結部に応力集中を生じて連結部が破壊す
るおそれがあり、特に、地震時にそのおそれがあった。
れている場合が多いので、嵩張って設置等の取り扱いに
困難を強いられ、また、盛土補強材3は壁面パネル2に
直接連結されているので、盛土層1の沈下、移動等によ
って盛土補強材3と壁面パネル2との連結部に大きな引
張力が生じて盛土補強材3が破断し、盛土層1の崩壊を
招くおそれがあった。
されたもので、施工が容易で、かつ、可撓性及びフレキ
シブル性に富み、外力に対して応力集中する部分がな
く、盛土の圧縮や地震によって壁面が崩壊せず、盛土層
を安定した状態に保持できて耐震性に優れた補強土構造
物の壁面構造を提供することを目的とする。
1項記載の補強土構造物の壁面構造は、盛土補強材を盛
土層の壁面に添え付けられた壁面部と、この壁面部の下
端部より前記盛土層の中に突設された水平部とを備えた
鉄筋グリットにより略L字状に構成し、かつ、前記盛土
層の中に可撓性を有するネット又はシートからなるジオ
テキスタイルを複数層に設置し、その先端部を前記盛土
補強材に直接連結することなく、前記盛土補強材の壁面
部に沿ってL字状に折り曲げて盛土を包み込むことによ
り構築されている。
構造物の壁面構造は、前項において、各盛土補強材の壁
面部の内側部に複数個の土のうを積み重ね、かつ、ジオ
テキスタイルの先端部を前記盛土補強材の壁面部に沿っ
て折り曲げて前記土のうを包み込むことにより構築され
ている。
構造物の壁面構造は、前1項及び2項において、各盛土
補強材の壁面部に複数個の壁面ブロックを取り付けるこ
とにより構築されている。
構造物の壁面構造は、前1項、2項及び3項において、
盛土補強材の壁面部と水平部との間に、盛土補強材を補
強する斜材を設置することにより構築されている。
構造物の壁面構造は、前1項、前2項、3項及び4項に
おいて、盛土層の先端部分に盛土層先端部分の移動、沈
下等を防止する複数枚の中間盛土補強材を盛土補強材の
壁面部に連結しつつ複数段に設置し、かつ、このこの中
間盛土補強材間の盛土層にジオテキスタイルをそれぞれ
設置することにより構築されている。
造物の壁面構造は、可撓性及びフレキシブル性に富み、
盛土層の圧縮、沈下及び地震等に対して応力集中を生じ
にくく、しかも壁面変位を生じにくいことが特徴であ
り、その理由は以下のとおりである。
それぞれ鉄筋グリットと可撓性を有するネット又はシー
トより形成されている。
接連結されないで、それぞれの機能を独立して果たせる
機能になっているので、盛土補強材とジオテキスタイル
との連結部に応力集中が生じない。
構成されているので、適度の剛性を有し、形状保持性に
より自立性を有するので、ジオテキスタイルを敷設して
盛土層を転圧するに際し、転圧で変形してしまうような
ことがなく、盛土の転圧を入念に行うことができる。ま
た、盛土補強材は鉄筋グリットで構成されているので、
紫外線等に対して耐候性を有し、また、野焼きしても焼
けて消滅してしまうこともなく、壁面としての機械的強
度を保持し得る。
ットあるいはL字形に構成された複数枚の盛土補強材を
上下に重ねて設置され、上下に重ねた場合も上下に相対
変位が可能なので、盛土補強材どうしの連結部に応力集
中が起こらない。
キスタイルは、その先端部を盛土補強材に直接連結する
ことなく、盛土補強材の壁面部に沿って折り曲げ、盛土
を包み込んでいるので、盛土の土圧が盛土補強材に直接
作用せず、したがって壁面が大きな土圧によって破壊さ
れるおそれがない。
よって押し付けられているので、壁面の安定を保つこと
ができる。
るL形断面の盛土補強材は、垂直方向の縦鉄筋と、水平
方向の横鉄筋とが溶接によって連結されており、盛土の
土圧に対して縦鉄筋が抵抗するため伸びが少なく、ま
た、水平部の横鉄筋が盛土先端部の土の移動に抵抗する
ため、壁面部の変位が生じにくい。
位を生じ易いという欠点を除去することができる(鉄筋
グリットの代わりにエキスパンドメタルを盛土補強材と
して使用すると、土圧の方向に対して斜材が斜めに配置
されているので、伸びが生じて壁面が変形し易く、か
つ、横方向鉄筋がないため、盛土先端部の土が全面に移
動し易い。)また、盛土先端部のジオテキスタイルが盛
土補強材の水平部の横鉄筋と重なって盛土の荷重に上か
ら押し付けられて一体化するため、直接ジオテキスタイ
ルを盛土補強材と連結することなく、同一の効果を得る
ことができ、しかも、応力集中を生じにくい構造とな
る。
は、転圧の不充分な盛土の先端部を補強する効果があ
り、また、中間盛土補強材は斜材を壁面部に固定して転
圧時の壁面の安定を助ける効果があるため、一枚の盛土
補強材に複数の補強材層を受け持たすことができて、強
固で変形しにくい壁面構造の構築が可能となり、また、
施工も容易となる。
のように高強度で変形しにくい部材を用い、これに変形
し易い可撓性のシート又はネットからなるジオテキスタ
イルをつなぐと、ジオテキスタイルが連結部で破断しや
すくなる。
で、多く敷設して敷設密度を高めざるを得ない。すなわ
ち、25cmピッチといった狭い盛土層厚で設置しなけけ
ればならない場合が多く、その場合、その外側に鉄筋グ
リットのような加工に手間がかかる盛土補強材を密に設
置することは、手間も費用も嵩む。
ることにより、一枚のL形盛土補強材に多数のジオテキ
スタイル層からなる盛土層を受け持たし、かつ、壁面に
ジオテキスタイルを連結しないため、連結部に応力が集
中せずに盛土の圧縮に順応しえ、壁面変位を生ずること
なく、また、地震の際に盛土補強材と盛土補強材層が独
立して挙動し、安定性を保ち得るので、経済的でかつ安
全で機能的に優れ、合理的な補強土構造物の構築が可能
になる。
項記載の補強土構造物の壁面構造の一実施例を示し、図
において、前記従来例と同一部分には同一符号を付して
その説明を省略する。
右方向に連結しつつ複数段に設置され、盛土層1の先端
部を崩壊しないように補強する盛土補強材、5は上下盛
土補強材4,4 を連結する連結棒、そして、符号6は盛土
層1の中に複数層に埋設され、盛土層1の沈下、移動、
流失等を防止するジオテキスタイルである。
いように覆う壁面部4aと、この壁面部4aの下端部より盛
土層1の中に水平に突設され、盛土層1の先端部の沈
下、移動、流失等を防止する水平部4bとを備えて自立可
能な略L字状に構成されている(図2参照)。
4bは複数本の縦鉄筋4cと横鉄筋4dとを格子状に配置し、
その交点部を溶接することにより一体形成された鉄筋グ
リットをL字状に折り曲げることにより構成されてい
る。さらに、壁面部4aの各縦鉄筋4cの上端部には連結棒
5を挿通するための連結リング4eがそれぞれ形成されて
いる(図2参照)。なお、前記壁面部の壁面に緑化マッ
トを設置して緑化することができる。
置する盛土補強材4の連結リング4eを上側に位置する盛
土補強材4の網目に貫通させ、かつ、連結リング4eに連
結棒5を挿通することにより回転自在に連結されている
(図2参照)。
によって開く心配がなく、かつ、下方に向かって相対変
位しうるので盛土の圧縮に順応しうる。
鉄筋4cの上端部に連結リング4eが設けられていない盛土
補強材の一例を示したものである。
ら奥深くまで連続して埋設され、盛土層1の移動、沈
下、流失等を防止する水平部6aと、この水平部6aの先端
部より盛土補強材4の壁面部4aに沿って立ち上げられた
立ち上がり部6bとを備えて形成されている。
位等に自由に追従できるように合成樹脂材等の可撓性素
材からなるネット状又はシートより形成されている。
立ち上がり部6bは、一枚のネット又はシートより形成さ
れている。また、立ち上がり部6bの先端部は水平部6aに
沿うように反対側に折り曲げられている。
部に鉄筋グリットよりL字状に構成された複数の盛土補
強材4が、連結棒5によって連結して複数段に設置さ
れ、さらに、盛土層1の先端部分の盛土1aがジオテキス
タイル6の水平部6aと立ち上がり部6bとによって包み込
まれて保持されているので、盛土層1の安定性が高めら
れる。また、前記ジオテキスタイルの立ち上り部6bには
種子を装着して緑化することができる。
掘土の他、軽量モルタル、発泡モルタル、発泡ウレタ
ン、発泡スチロール、フライアッシュモルタル、あるい
はソイルセメント等である。
第1項記載の補強土構造物の壁面構造の他の実施例を示
し、図において、実施例1同一部分には同一符号を付し
てその説明を省略する。
れ、盛土層1を補強するジオテキスタイルである。ジオ
テキスタイル7は盛土層1の先端部から奥深くまで連続
して埋設され、盛土層1を補強して移動、沈下、流失等
を防止する水平部7aと、この水平部7aの先端部より盛土
補強材4の壁面部4aに沿って垂設された盛土の先端部を
保持する垂設部7bとを備えて形成され、水平部7a及び立
ち上がり部7bは、一枚のネット又はシートより形成され
ている。
に沿うように反対側に折り曲げられている。
イル6と同様に合成樹脂材等の可撓性素材からなるネッ
ト状又はシートより形成されている。
ル7は実施例1のジオテキスタイル6と同様の働きをな
すことにより、盛土層1の安定性が高められる。
成し、一枚の盛土補強材4の壁面部4aに複数枚のジオテ
キスタイル7で補強した盛土層1を受け持たした例であ
る。
あたりのジオテキスタイル7を複数層にしてもよい。
ような布設の形状を組み合わせることによってこのよう
なシンプルな補強土構造物の構築が可能になる。
る請求項第2項記載の補強土構造物の壁面構造の一実施
例を示し、盛土の転圧に際して、壁面の安定性を保持す
るための補強的方法を示す例である。図において、実施
例1及び2と同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
ち上がり部6bの内側に土のう8を複数段に積み重ね、か
つ、立ち上がり部6bを盛土補強材4の壁面部4aに沿って
立ち上げることにより、ジオテキスタイル6の先端部分
で土のう8を包み込むようにし、また、図7において
は、垂設部7bを盛土補強材4の壁面部4aに沿って垂設す
ることにより、ジオテキスタイル7の先端部分で土のう
8を包み込むようにしたもので、いずれの実施例によっ
てでも盛土層1の安定性がより高められる効果がある。
なお、この土のう8には種子を装着した緑化用土のうを
使用することができる。
に係る請求項第3項及び第4項記載の補強土構造物の壁
面構造の一実施例を示し、盛土の転圧に際して、壁面の
安定性を保持するための補強的方法を示す例である。図
において、実施例1及び2と同一部分には同一符号を付
してその説明を省略する。
4aと水平部4bとの間に斜材材10を設置して盛土補強材4
の強度を高め、盛土の転圧時の安定性を保つようにして
盛土の転圧を入念に行えるようにしたものである。
の盛土層内に、鉄筋グリットからなる複数枚の中間盛土
補強材11を水平に複数段に設置するとともに、壁面部4a
と中間盛土補強材11との間に斜材10を介在せしめること
により、一枚の盛土補強材4に対して複数のジオテキス
タイル7を布設した盛土層を安定させて設けることを可
能にしている。
の設置形状においては、斜材10を設置するに際して、ジ
オテキスタイル7に一個所貫通すればたり、施工性がき
わめて容易である。これに対し、図8(b) の場合は斜材
をジオテキスタイル6の二個所に貫通することになり、
図8(a) の方が整合性において施工性がすぐれている。
明に係る請求項第4項及び第5項記載の補強土構造物の
壁面構造の一実施例を示し、各盛土補強材4の壁面部4a
に複数個の壁面ブロック9を取り付けて壁面全体の装飾
性を高めたものである。また、壁面の機械的強度を高め
て交通荷重や衝撃にも耐え得るようにしたものである。
に、壁面部4aに型枠を組み立て、この型枠の中にコンク
リートを打設して成形してもよいし、また、コンクリー
ト、自然石、或いは合成樹脂等からなるブロック本体9a
の内側部に壁面部4aの横鉄筋4dに引っ掛けられる複数個
のフック9bを突設することにより形成してもよい(図13
(a),(b) 参照)。
受け止められ、壁面ブロック9に土圧が作用するわけで
はないので、壁面ブロック9を可能な限り薄く形成する
ことにより軽量化及び材料の節約を図ることができる。
位しうるので、盛土層1が圧縮しても応力集中が生じに
くく、盛土の圧縮に容易に順応して壁面の破壊が防止さ
れる。
こともないので、壁面の装飾性も保持されるとともに、
壁面部がコンクリートブロックのような剛性材による大
きな機械的強度を持ちながら可撓性を有するという大き
な利点を発揮する。
長く形成された一枚の盛土補強材4を設置し、かつ、盛
土層1の先端部分に中間盛土補強材12を盛土補強材4の
壁面部4aに連結しつつ盛土層1内にジオテキスタイル7
を複数層に設置することにより構築された補強土構造物
を示す。
は、盛土層の先端部に連結しつつ複数段に設置された盛
土補強材が、盛土層の壁面に添え付けられた壁面部と、
この壁面部の下端部より前記盛土層の中に突設された水
平部とを備えて鉄筋グリットより自立可能なL字状に構
成され、かつ、盛土層の中に可撓性のネット又はシート
からなるジオテキスタイルが複数層に設置され、その先
端部が鉄筋グリットに直接連結することなく、前記盛土
補強材の壁面部に沿ってL字状に立ち上げ又は垂設さ
れ、ジオテキスタイルの先端部分によって盛土が包み込
まれているので、盛土層の先端部分が確実に保持され、
盛土層を安定的に保持できる効果があり、かつ、可撓性
を保持する。
接連結されているわけではないので、たとえジオテキス
タイルが盛土層とともに沈下したとしても、また、地震
があってもジオテキスタイルが破断してしまうようなこ
とはなく、したがって、盛土層全体の崩壊を招くような
事態を防止できる効果がある。
数個の土のうを積み重ね、かつ、ジオテキスタイルの先
端部を前記盛土補強材の壁面部に沿って立ち上げ又は垂
設して前記土のうを包み込んでいるので、壁面は変位し
にくく、しかも、盛土層をより安定的に保持できる効果
がある。
面ブロックが取り付けられているので、壁面の装飾性が
高められる効果がある。
土層の壁面に添え付けられた壁面部と、この壁面部の下
端部より前記盛土層の中に突設された水平部とを備えて
鉄筋グリットより自立可能な略L字状に構成されている
ので、設置に際して安定性にすぐれ、施工がし易くかつ
壁面先端部を補強でき、壁面に変位を生じにくい効果が
ある。
に盛土補強材を補強する斜材を設置されているので、盛
土の転圧に際して盛土補強材の変形を防止して盛土を入
念に転圧できる効果がある。
部分の移動、沈下等を防止する中間盛土補強材を盛土補
強材の壁面部に連結しつつ複数段に設置してなるので、
盛土層の先端部分をさらに補強できる効果がある。
物の壁面構造の一実施例を示す縦断面図である。
物の壁面構造の他の実施例を示す縦断面図である。
物の壁面構造の一実施例を示す縦断面図である。
物の壁面構造の他の実施例を示す縦断面図である。
物の壁面構造の一実施例を示す縦断面図である。
土構造物の壁面構造の他の実施例を示す縦断面図、(b)
は補強土構造物の壁面構造の一部縦断面図である。
物の壁面構造の他の実施例を示す縦断面図である。
造物の壁面構造の他の実施例を示す縦断面図である。
造物の壁面構造の他の実施例を示す縦断面図である。
造物の壁面構造の他の実施例を示す縦断面図である。
図、(b) は壁面パネルの斜視図である。
斜視図である。
土補強材、5…連結棒、6,7 …ジオテキスタイル、8…
土のう、9…壁面ブロック、10…斜材、11,12 …中間盛
土補強材。
Claims (5)
- 【請求項1】 所定高さに構築された盛土層の先端部に
盛土補強材を設置してなる補強土構造物の壁面構造にお
いて、前記盛土補強材を前記盛土層の壁面に添え付けら
れた壁面部と、この壁面部の下端部より前記盛土層の中
に突設された水平部とを備えて鉄筋グリットにより略L
字状に構成し、かつ、前記盛土層内に可撓性を有するネ
ット又はシートからなるジオテキスタイルを複数層に設
置し、その先端部を前記盛土補強材に連結することな
く、前記盛土補強材の壁面部に沿って折り曲げて盛土を
包み込んで設置してなることを特徴とする補強土構造物
の壁面構造。 - 【請求項2】 盛土補強材の壁面部の内側部に複数個の
土のうを積み重ね、かつ、ジオテキスタイルの先端部を
前記盛土補強材の壁面部に沿って折り曲げ、前記土のう
を包み込んで設置してなることを特徴とする請求項第1
項記載の補強土構造物の壁面構造。 - 【請求項3】 盛土補強材の壁面部に複数個の壁面ブロ
ックを取り付けてなることを特徴とする請求項第1項又
は第2項記載の補強土構造物の壁面構造。 - 【請求項4】 盛土補強材の壁面部と水平部との間に盛
土補強材を補強する斜材を設置してなることを特徴とす
る請求項第1項、第2項又は第3項記載の補強土構造物
の壁面構造。 - 【請求項5】 盛土層の先端部分に盛土層先端部分の移
動、沈下等を防止する中間盛土補強材を盛土補強材の壁
面部に連結しつつ複数段に設置し、かつ、前記中間盛土
補強材間の盛土層に盛土層全体にわたってジオテキスタ
イルをそれぞれ設置してなることを特徴とする請求項第
1、第2項、第3項又は第4項記載の補強土構造物の壁
面構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5905295A JP2963360B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 補強土構造物の壁面構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5905295A JP2963360B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 補強土構造物の壁面構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08253934A true JPH08253934A (ja) | 1996-10-01 |
JP2963360B2 JP2963360B2 (ja) | 1999-10-18 |
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ID=13102178
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5905295A Expired - Fee Related JP2963360B2 (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 補強土構造物の壁面構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2963360B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011132660A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Railway Technical Research Institute | 気密構造を有する盛土 |
JP2020012281A (ja) * | 2018-07-17 | 2020-01-23 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 補強盛土構造及び補強盛土の構築方法 |
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FR3004967B1 (fr) | 2013-04-30 | 2016-12-30 | Ifp Energies Now | Procede de preparation d'un catalyseur a base de molybdene utilisable en hydrotraitement ou en hydrocraquage |
KR101395305B1 (ko) * | 2014-01-28 | 2014-05-27 | 주식회사 에이치에스산업 | 녹화 옹벽 및 이의 시공방법 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP5905295A patent/JP2963360B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2963360B2 (ja) | 1999-10-18 |
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