JP3450242B2 - 化合物半導体集積回路の製造方法 - Google Patents

化合物半導体集積回路の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化合物半導体集積
回路の製造方法に関し、特に、III−V族化合物半導体
ヘテロ接合バイポーラトランジスタと抵抗体、キャパシ
タを同一基板上に設置したモノリシックマイクロ波集積
回路の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、携帯電話や光通信システム等の普
及に伴ない、GHz帯の高周波領域で動作する高出力素
子の開発が、活発に行われている。III−V族化合物半
導体を用いたヘテロ接合バイポーラトランジスタ(以
下、HBTと省略する)は、優れた高周波特性と高い電
流駆動能力を有し、しかも単一正電源動作が可能なた
め、これらの要求に答える素子として有望視され、すで
に一部実用化されている。
【0003】HBTを携帯電話等に応用する場合には、
素子の高性能化とともにチップの小型化が必須であり、
トランジスタと抵抗体やキャパシタ等の受動素子とを同
一基板上に形成するモノリシックマイクロ波集積回路
(MMIC)の開発が重要になる。
【0004】このようなHBTを用いたMMICを製造
する場合、従来はHBTを作製した後、キャパシタや抵
抗体等の受動素子をHBTとは独立に作製していた。
【0005】もっとも典型的なHBTを用いたMMIC
構造を図6に示す。この半導体集積回路は、HBT素子
を作成後、抵抗体やMIM(Metal−Insula
tor−Metal)キャパシタを作製しているため、
抵抗体やMIMキャパシタは、HBT素子を埋め込んだ
層間絶縁膜のSiO上に設けられている。MIMキャ
パシタは、第一層配線と第二層配線の間にSiOやS
iN等のキャパシタ絶縁膜を挟んで、形成している。ま
た、抵抗体は、サブコレクタ層を所望の抵抗値の得られ
る大きさに加工するエピタキシャル抵抗を用いる場合
(特開平10−107042号公報)と、WSiNやN
iCr等の抵抗体メタルを蒸着もしくはスパッタリング
で形成する場合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来構造では、以下のような問題がある。すなわち、
まずHBT素子とMIMキャパシタを別々に作製する場
合は、それぞれを作製するためのマスクが必要になり、
マスク、工程数とも多くなる。特に、HBTを作製する
場合は、エミッタ、ベース、コレクタに最適な3種類の
メタルを用いるため、それだけでもプロセスが複雑にな
るので、さらなる工程増加は、避けることが望ましい。
WSiNやNiCr等の抵抗体を作製する場合も、同様
に抵抗体を作製するプロセスが加わるので、工程数が増
加する。エピタキシャル抵抗を用いる場合は、加工形状
で抵抗値が決定されるので、抵抗値の制御が困難な上、
周波数により抵抗値が変化するというエピタキシャル抵
抗独特の問題がある。
【0007】本発明は、上記問題点にかんがみてなされ
たものであり、HBT素子を用いたMMICを作製する
場合に、プロセスを簡略化できる化合物半導体集積回路
の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の化合物半導体集積回路の製造方法
は、III−V族化合物半導体を用いたヘテロ接合バイポ
ーラトランジスタと、下部電極と上部電極間にキャパシ
タ絶縁膜が介在するMIM(Metal−Insula
tor−Metal)キャパシタとを同一半導体基板上
に形成する化合物半導体集積回路の製造方法において、
前記MIMキャパシタを構成する前記下部電極と前記上
部電極とが、それぞれ前記ヘテロ接合バイポーラトラン
ジスタのコンタクト電極のエミッタ電極、ベース電極及
びコレクタ電極のいずれかの電極の形成と同一工程で形
成されるようにしてある。
【0009】このような発明によれば、HBTのコンタ
クト電極とMIM素子の構成電極を共通化することによ
り、HBTとMIM素子の工程の共通化が可能になり、
プロセスの簡略化を図ることができ、マスクやプロセス
工程数を削減できる。
【0010】請求項2記載の化合物半導体集積回路の製
造方法は、請求項1記載の化合物半導体集積回路の製造
方法において、前記MIMキャパシタの前記キャパシタ
絶縁膜が、前記ヘテロ接合バイポーラトランジスタを覆
うパッシベーション膜の成膜と同一工程で成膜されるよ
うにしてある。
【0011】このような発明によれば、HBTのパッシ
ベーション膜とMIM素子のキャパシタ絶縁膜を共通化
することにより、HBTとキャパシタの工程の共通化が
可能になり、プロセスの簡略化を図ることができ、マス
クやプロセス工程数を削減できる。
【0012】請求項3記載の化合物半導体集積回路の製
造方法は、請求項2記載の化合物半導体集積回路の製造
方法において、前記パッシベーション膜として、Si
N,SiOあるいはSiONを用いるようにしてあ
る。
【0013】このような発明によれば、パッシベーショ
ン膜を、絶縁膜として用いることもでき、しかも成膜プ
ロセスが容易である。
【0014】請求項4記載の化合物半導体集積回路の製
造方法は、III−V族化合物半導体を用いたヘテロ接合
バイポーラトランジスタと抵抗体とを同一半導体基板上
に形成する化合物半導体集積回路の製造方法において、
前記抵抗体が、前記ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
を構成するコンタクト電極層の成膜と同一工程で成膜さ
れ、かつ前記コンタクト電極層を高抵抗処理されて形成
されるようにしてある。
【0015】このような発明によれば、HBTのコンタ
クト電極と抵抗体の成膜化工程を共通化することによ
り、HBTと抵抗体の工程の共通化が可能になり、別の
メタルを抵抗体として作製する工程が削減され、プロセ
スの簡略化を図ることができ、マスクやプロセス工程数
を削減できる。
【0016】請求項5記載の化合物半導体集積回路の製
造方法は、請求項4記載の化合物半導体集積回路の製造
方法において、前記高抵抗処理が、コンタクト電極層を
窒化又は酸化するようにしてある。
【0017】このような発明によれば、コンタクト電極
を構成する導電材料を窒化物又は酸化物とすることによ
り高抵抗化し、抵抗体とすることができる。
【0018】請求項6記載の化合物半導体集積回路の製
造方法は、請求項5記載の化合物半導体集積回路の製造
方法において、前記コンタクト電極層の窒化又は酸化
を、窒素又は酸素を含む気体をプラズマ又は熱分解によ
って反応させることによって行うようにしてある。
【0019】このような発明によれば、コンタクト電極
を容易に窒化もしくは酸化することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の化合物半導体集積
回路の製造方法の実施形態について図面を参照しつつ説
明する。
【0021】図1に、本発明の化合物半導体集積回路に
用いるHBTの断面構造の一例を示す。このHBTは、
半絶縁性GaAs基板上に、コレクタ層、ベース層、エ
ミッタ層がこの順序で積層され、基板面と垂直方向にキ
ャリアが流れる構造である。図1に示すHBTは、半絶
縁性GaAs基板10上に、i−GaAsまたはi−A
lGaAsからなるバッファ層11(例えば厚さ500
nm)が形成されており、このバッファ層11上にSi
を1×1018cm−3以上ドーピングしたn−Ga
Asサブコレクタ層12(例えば厚さ500nm)、更
にサブコレクタ層12の上にSiを5×1016cm
−3ドーピングしたn−GaAsコレクタ層13(例え
ば厚さ500nm)が形成されている。
【0022】また、コレクタ層13上に、Cを3×10
19cm−3ドーピングしたp−GaAsベース層1
4(例えば厚さ80nm)が形成されている。さらに、
ベース層14上には、Siを3×1017cm−3ドー
ピングしたn−AlGaAsまたはn−InGaPエミ
ッタ層15(例えば厚さ100nm)が形成されてい
る。
【0023】エミッタ層15上には、エミッタ電極をと
るために、Siを高濃度(1×10 18cm−3以上)
にドーピングしたn+−GaAs層16(例えば厚さ1
00nm)とn−InGaAs層17(例えば厚さ1
00nm)からなるエミッタキャップ層が形成されてい
る。
【0024】これらの構造は、分子線エピタキシ法(M
BE)もしくは有機金属気相成長法(MOVPE)を用
いて成長する。また、コンタクト電極として、WSiエ
ミッタ電極20、Ti/Pt/Auベース電極21、N
i/AuGe/Auコレクタ電極22を用い、それぞれ
の電極を構成する材料の種類が異なるコンタクト電極を
用いている。ただし、エミッタ電極とベース電極及びコ
レクタ電極の全部あるいは二つの電極を共通の材料で構
成することもできる。
【0025】図2に、本発明にかかる化合物半導体集積
回路の一実施形態を示す。この化合物半導体集積回路
は、図1に示したHBT素子に加えてMIMキャパシタ
部が絶縁膜30を介して同一のGaAs基板10上に形
成され、かつ、HBT素子のベース電極21とMIMキ
ャパシタ部の下部電極31とが共通化され、HBT素子
のパッシベーション膜19とキャパシタ部のキャパシタ
絶縁膜32とが共通化され、更に、HBT素子のコレク
タ電極22とキャパシタ部の上部電極33とが共通化さ
れている。そのため、HBT素子とMIMキャパシタ部
は、同一の図示しない層間絶縁膜に被覆されている構造
を有する。
【0026】次に、図2に示した化合物半導体集積回路
の製造方法の第1実施形態について図3を参照して説明
する。半絶縁性GaAs基板10上に、有機金属気相成
長法(MOVPE)を用いて、図1に示したバッファ層
11(図示せず)、サブコレクタ層12、コレクタ層1
3、ベース層14、エミッタ層15、エミッタキャップ
層16、17の順序で成長する。次にWSiからなるエ
ミッタ電極20をスパッタリングで形成し、フォトレジ
スト(PR)でマスクして、ドライエッチングで電極形
状に加工する。
【0027】さらに、ウェットエッチングを用いて、エ
ミッタキャップ層16,17とn−AlGaAsエミッ
タ層15をエッチングしてベース層14を表出させる。
次に、PRで表出した部分をマスクし、不要ベース層を
ウェットエッチングして、サブコレクタ層12を露出さ
せる。ここで、素子間分離のB+イオン注入を行い、M
IMキャパシタを形成する部分に、SiO膜30を2
00nm成膜する(図3(a))。
【0028】次に、PRによりマスクして、ベース電極
部とキャパシタ部の窓開けを行う。Ti/Pt/Auか
らなるベース電極21を蒸着したのち、リフトオフ法に
よりベース電極21とキャパシタ下部電極31を形成す
る(図3(b))。
【0029】続いて、SiN膜19を用いてHBT素子
全体にパッシベーション膜を施す。膜厚は、150nm
とする。次に、PRとウェットエッチングによりHBT
部とキャパシタ部のみSiNを残し、キャパシタ絶縁膜
32を形成する(図3(c))。このとき、パッシベー
ション膜(キャパシタ絶縁膜)として、SiN膜の他
に、SiO膜またはSiON膜を用いても良い。
【0030】最後にPRマスクをかけて、コレクタ電極
部とキャパシタ部を窓開けし、Ni/AuGe/Auか
らなるコレクタ電極22と上部電極32をリフトオフ法
により形成して、図2に示した構造を得ることができ
る。
【0031】本製造方法において、HBTの成長方法、
成長条件、それぞれの層の組成、膜厚、ドーピング濃
度、さらにn型不純物、p型不純物の種類、電極に用い
る合金等も、その目的に適合するものならば、すべて任
意性がある。またプロセスにおいても、その順序やエッ
チング方法等の手段は、本発明の目的に適合するものな
らば、すべて使用可能である。
【0032】次に、図4を参照して図2に示した化合物
半導体集積回路の製造方法の第2実施形態について説明
する。この製造方法で製造する化合物半導体集積回路の
エミッタ電極20とベース電極21とは同時に形成され
るため、エミッタ電極20とベース電極21とが同一の
材料(Ti/Pt/Au)で構成される点で図2の構造
と異なる。
【0033】この実施の形態では、最初にSiOでダ
ミーエミッタを作製し、ダミーエミッタをマスクとして
エミッタメサを形成し、ベース層14の面出しをする。
その後、図3(a)と同様に、サブコレクタ層12の面
出し、素子間分離B+イオン注入、キャパシタ部SiO
成膜を行う(図4(a))。
【0034】次に、Ti/Pt/Auにより、エミッタ
とベースに同時に電極を形成する。このとき、キャパシ
タ下部電極31も形成する(図4(b))。エミッタキ
ャップにn−InGaAsを用いているので、電極と
してTi/Pt/Auを用いても、ノンアロイコンタク
トが可能である。その後のプロセスは、図3(c)以降
と同じである。
【0035】本プロセスでは電極が2種類のため、HB
T素子のエミッタ電極20とベース電極21及びMIM
キャパシタ部の下部電極30とが共通化され、さらにプ
ロセスの簡略化を図ることができる。その他、コレクタ
電極22をキャパシタ下部電極31として、エミッタ電
極20もしくはベース電極21を上部電極33とする構
造も、プロセスの順序を入れ替えることにより可能であ
る。
【0036】次に、図5を参照してHBT素子と抵抗体
を同一基板上に形成する化合物半導体集積回路の製造方
法の第3実施形態について説明する。
【0037】まず、半絶縁性GaAs基板10上に、有
機金属気相成長法(MOVPE)を用いて、バッファ層
11(図示せず)、サブコレクタ層12、コレクタ層1
3、ベース層14、エミッタ層15、エミッタキャップ
層16、17の順序で成長する。次に、抵抗体を形成す
る部分のエピタキシャル成長層をウェットエッチングで
除去し、基板10面を露出させ、その後、SiOを受
動素子を形成する箇所に選択的に例えば200nm成膜
する(図5(a))。
【0038】次に、WSiからなるエミッタ電極20を
スパッタリングで形成し、フォトレジスト(PR)でマ
スクして、ドライエッチングで加工してエミッタ電極2
0を形成する。このとき、抵抗体となる部分にもWSi
をスパッタリングし、加工を行って抵抗体前駆体41a
形成する。さらに抵抗体部をPRで覆い、ウェットエッ
チングを用いて、エミッタキャップ層16,17とn−
AlGaAsエミッタ層15をエッチングして、ベース
層14を表出させる。次に、PRでマスクし、不要ベー
ス層をウェットエッチングして、サブコレクタ層12を
露出させる(図5(b))。
【0039】ベース電極21,コレクタ電極22を蒸着
リフトオフ法により形成した後、PRによりマスクして
抵抗体部のみ窓開けし、高抵抗化処理としてプラズマ法
によりWSiで構成される抵抗体前駆体41aを窒化さ
せ(図5(c))、WSiをWSiNに化学変化させ、
抵抗体WSiN41を得る。(図5(d))。
【0040】以上のような工程により、HBT素子と抵
抗体WSiN41を同一基板上に形成することができる
(図5(d))。
【0041】なお、抵抗化処理にはプラズマ酸化を用い
ても良い。その場合、エミッタメタルとしてはNiまた
はCuを用いれば、NiOやCuOなど安定した酸化物
が得られる。プラズマ窒化に好適な材料としては、他に
Ti(TiN)がある。また、上記抵抗体前駆体41a
の窒化又は酸化は、窒素又は酸素を含む気体を熱分解に
よって反応させる方法で行うことも可能である。
【0042】本製造方法において、HBTの成長方法、
成長条件、それぞれの層の組成、膜厚、ドーピング濃
度、さらにn型不純物、p型不純物の種類、電極に用い
る合金等も、その目的に適合するものならば、すべて任
意性がある。またプロセスにおいても、その順序やエッ
チング方法、窒化、酸化方法等の手段は、本発明の目的
に適合するものならば、すべて使用可能である。
【0043】以上、本発明の好適な実施形態について説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されることな
く、本発明の技術思想の範囲内において、各例は適宜変
更され得ることは明らかである。また、第1実施形態と
第3実施形態とを組み合せてMIMキャパシタと抵抗体
を同時に形成することも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の化合物半
導体集積回路の製造方法によれば、HBTと抵抗体、M
IMキャパシタを含むモノリシックマイクロ波集積回路
の製造方法において、HBTのコンタクト電極と受動素
子の構成電極を共通化することにより、HBTと受動素
子の工程の共通化が可能になり、プロセスの簡略化を図
ることができ、マスクやプロセス工程数を削減できる。
従って、工程日数を短縮化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるヘテロ接合バイポーラトランジ
スタの構造断面を示す概略構成図である。
【図2】第1実施形態で製造される化合物半導体集積回
路の断面構造を示す概略構成図である。
【図3】本発明の化合物半導体集積回路の製造方法の第
1実施形態を示すプロセスフロー図である。
【図4】本発明の化合物半導体集積回路の製造方法の第
2実施形態を示すプロセスフロー図である。
【図5】本発明の化合物半導体集積回路の製造方法の第
3実施形態を示すプロセスフロー図である。
【図6】従来例の化合物半導体集積回路の構造断面を示
す概略構成図である。
【符号の説明】
10 半絶縁性GaAs基板 11 バッファ層 12 n−GaAsサブコレクタ層 13 n−GaAsコレクタ層 14 p−GaAsベース層 15 n−AlGaAsもしくはn−InGaPエミッ
タ層 16 n−GaAsエミッタキャップ層 17 n−InGaAsエミッタキャップ層 19 SiN膜 20 WSiエミッタ電極 21 Ti/Pt/Auベース電極 22 Ni/AuGe/Auコレクタ電極 30 SiO膜 31 キャパシタ下部電極 32 キャパシタ絶縁膜 33 キャパシタ上部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 29/205 29/737 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/06 H01L 27/04 H01L 29/73 H01L 21/82 H01L 21/331

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 III−V族化合物半導体を用いたヘテロ
    接合バイポーラトランジスタと、下部電極と上部電極間
    にキャパシタ絶縁膜が介在するMIM(Metal−I
    nsulator−Metal)キャパシタとを同一半
    導体基板上に形成する化合物半導体集積回路の製造方法
    において、 前記MIMキャパシタを構成する前記下部電極と前記上
    部電極とが、それぞれ前記ヘテロ接合バイポーラトラン
    ジスタのコンタクト電極のエミッタ電極、ベース電極及
    びコレクタ電極のいずれかの電極の形成と同一工程で形
    成されることを特徴とする化合物半導体集積回路の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の化合物半導体集積回路の
    製造方法において、 前記MIMキャパシタの前記キャパシタ絶縁膜が、前記
    ヘテロ接合バイポーラトランジスタを覆うパッシベーシ
    ョン膜の成膜と同一工程で成膜されることを特徴とする
    化合物半導体集積回路の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記パッシベーション膜として、Si
    N,SiOあるいはSiONを用いることを特徴とす
    る請求項2記載の化合物半導体集積回路の製造方法。
  4. 【請求項4】 III−V族化合物半導体を用いたヘテロ
    接合バイポーラトランジスタと抵抗体とを、同一半導体
    基板上に形成する化合物半導体集積回路の製造方法にお
    いて、 前記抵抗体が、前記ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
    を構成するコンタクト電極層の成膜と同一工程で成膜さ
    れ、かつ前記コンタクト電極層を高抵抗処理されて形成
    されることを特徴とする化合物半導体集積回路の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の化合物半導体集積回路の
    製造方法において、 前記高抵抗処理が、コンタクト電極層を窒化又は酸化す
    ることを特徴とする化合物半導体集積回路の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記コンタクト電極層の窒化又は酸化
    を、窒素又は酸素を含む気体をプラズマ又は熱分解によ
    って反応させることによって行うことを特徴とする請求
    項5記載の化合物半導体集積回路の製造方法。
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