JP3449639B2 - 化粧シート - Google Patents
化粧シートInfo
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- JP3449639B2 JP3449639B2 JP05496494A JP5496494A JP3449639B2 JP 3449639 B2 JP3449639 B2 JP 3449639B2 JP 05496494 A JP05496494 A JP 05496494A JP 5496494 A JP5496494 A JP 5496494A JP 3449639 B2 JP3449639 B2 JP 3449639B2
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- Japan
- Prior art keywords
- decorative sheet
- joint
- layer
- joint pattern
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ドア等の表面に使用す
る化粧シートに関する。
る化粧シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】家屋等の特に室内用のドアを骨材と化粧
板で形成し表面を化粧シートで仕上げたものは従来から
多用されており、その化粧シート表面は、無地の場合も
あり、木目等の模様印刷の場合もある。また、特に木目
模様の化粧シートを用いたものでは、木彫ドアの感じと
か、天然木の板を平行に張り合わせた感じを出すために
表面に切削加工で溝を形成し、その溝に塗装を施して彫
り込み部や目地を表現するといったことも行われてい
る。
板で形成し表面を化粧シートで仕上げたものは従来から
多用されており、その化粧シート表面は、無地の場合も
あり、木目等の模様印刷の場合もある。また、特に木目
模様の化粧シートを用いたものでは、木彫ドアの感じと
か、天然木の板を平行に張り合わせた感じを出すために
表面に切削加工で溝を形成し、その溝に塗装を施して彫
り込み部や目地を表現するといったことも行われてい
る。
【０００３】また、家具，調度品，壁材等の表面材とし
て天然木の木目模様をよりリアルに表現できるようにし
たものとして、例えば特公平４−３５３３７号公報に記
載されているように、化粧材基板上に木目模様印刷層を
積層し、少なくとも木目導管溝部分に対応する帯域に半
透明の艶消し印刷層を設け、それ以外の部分に透明ない
しは半透明の光沢印刷層を設けたものが知られている。
て天然木の木目模様をよりリアルに表現できるようにし
たものとして、例えば特公平４−３５３３７号公報に記
載されているように、化粧材基板上に木目模様印刷層を
積層し、少なくとも木目導管溝部分に対応する帯域に半
透明の艶消し印刷層を設け、それ以外の部分に透明ない
しは半透明の光沢印刷層を設けたものが知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ドアの表面を従来のよ
うに単に無地あるいは木目印刷等の模様を印刷した化粧
シートで仕上げるだけでは高級感がでない。また、木彫
感や天然木の板を平行に張り合わせた感じを表現するた
めに上記のように化粧板の表面に溝を形成しその溝の部
分に塗装を施すといった方法を用いる場合は、木工機械
による切削加工と塗装が必要となって工程が複雑でコス
トの高いものとなり、また、リアルな感じが必ずしも十
分に出ない。
うに単に無地あるいは木目印刷等の模様を印刷した化粧
シートで仕上げるだけでは高級感がでない。また、木彫
感や天然木の板を平行に張り合わせた感じを表現するた
めに上記のように化粧板の表面に溝を形成しその溝の部
分に塗装を施すといった方法を用いる場合は、木工機械
による切削加工と塗装が必要となって工程が複雑でコス
トの高いものとなり、また、リアルな感じが必ずしも十
分に出ない。
【０００５】本発明はこのような問題点を解決するため
のものであって、実際に目地部分に溝を設けなくても印
刷だけで視覚的に凹部感のある目地を表現し実際に板を
張り合わせた感じをリアルに現出することのできる化粧
シートを提供することを目的とする。
のものであって、実際に目地部分に溝を設けなくても印
刷だけで視覚的に凹部感のある目地を表現し実際に板を
張り合わせた感じをリアルに現出することのできる化粧
シートを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る化粧シート
は、基材上に印刷で導管溝を含む木目模様を表現する木
目模様部と板を張り合わせたときの直線状一定巾の目地
模様を表現する目地模様部とからなる絵柄層を形成し、
該絵柄層の上の目地模様部に対応する部分に半透明の艶
消し印刷層を設けたことを特徴とする。
は、基材上に印刷で導管溝を含む木目模様を表現する木
目模様部と板を張り合わせたときの直線状一定巾の目地
模様を表現する目地模様部とからなる絵柄層を形成し、
該絵柄層の上の目地模様部に対応する部分に半透明の艶
消し印刷層を設けたことを特徴とする。
【０００７】ここで、絵柄層の上の目地模様部に対応す
る部分を除いた部分には透明ないしは半透明の光沢印刷
層を設けるのがよい。
る部分を除いた部分には透明ないしは半透明の光沢印刷
層を設けるのがよい。
【０００８】また、板を張り合わせた感じを一層リアル
に表現するには、目地模様部を巾方向に漸次色濃度が変
化するものとするのがよく、さらに、艶消し印刷層は目
地模様部の階調に合わせた階調を有するものとするのが
よい。また、当該化粧シートはドア用とする場合、目地
模様部により一対の視覚的凹部となる目地を表現し、各
目地模様部は色濃度の濃淡が、いずれもドア中央寄りが
淡くて側端寄りが濃くなる設定とされたものとするのが
よい。
に表現するには、目地模様部を巾方向に漸次色濃度が変
化するものとするのがよく、さらに、艶消し印刷層は目
地模様部の階調に合わせた階調を有するものとするのが
よい。また、当該化粧シートはドア用とする場合、目地
模様部により一対の視覚的凹部となる目地を表現し、各
目地模様部は色濃度の濃淡が、いずれもドア中央寄りが
淡くて側端寄りが濃くなる設定とされたものとするのが
よい。
【０００９】上記構成における基材としては、例えば秤
量２０〜７０ｇ／ｍ2の薄葉紙、あるいは厚さ５０〜３
００μの樹脂シートないしはフィルムを用いる。
量２０〜７０ｇ／ｍ2の薄葉紙、あるいは厚さ５０〜３
００μの樹脂シートないしはフィルムを用いる。
【００１０】また、木目模様は、ベタ印刷層の上に形成
するもので、通常の印刷用インキまたは二液硬化型等の
架橋型のインキ等を用いグラビア印刷等で形成する。目
地模様もまた、通常の印刷用インキまたは二液硬化型等
のインキを用いグラビア印刷等で形成する。
するもので、通常の印刷用インキまたは二液硬化型等の
架橋型のインキ等を用いグラビア印刷等で形成する。目
地模様もまた、通常の印刷用インキまたは二液硬化型等
のインキを用いグラビア印刷等で形成する。
【００１１】艶消し印刷層は、艶消し（マット）顔料と
して例えば粒径０.１〜１０μ程度の炭酸カルシウム，
硫酸バリウム，シリカ，アルミナ，ガラスバルーン，ポ
リエチレン等の微粉末の適量を含有する透明印刷インキ
（マットインキ）によってグラビア印刷等で形成する。
して例えば粒径０.１〜１０μ程度の炭酸カルシウム，
硫酸バリウム，シリカ，アルミナ，ガラスバルーン，ポ
リエチレン等の微粉末の適量を含有する透明印刷インキ
（マットインキ）によってグラビア印刷等で形成する。
【００１２】光沢印刷層は、ポリウレタン樹脂を使用し
た光沢（グロス）のでる２液硬化型インキを用いグラビ
ア印刷等で形成する。
た光沢（グロス）のでる２液硬化型インキを用いグラビ
ア印刷等で形成する。
【００１３】
【作用】基材上に形成された絵柄層は、木目模様ととも
に直線状一定巾の目地模様を表現する。そして、その目
地模様に対応する部分に半透明の艶消し印刷層が設けら
れたことによって、その目地模様の部分が溝状凹部に見
え、あたかも板を実際に張り合わせたときのつなぎ目
（目地）のように見える。また、その他の部分に透明な
いしは半透明の光沢印刷層が設けられたことにより、凹
凸感が一層鮮明になって目地模様のリアリティ性が高ま
る。
に直線状一定巾の目地模様を表現する。そして、その目
地模様に対応する部分に半透明の艶消し印刷層が設けら
れたことによって、その目地模様の部分が溝状凹部に見
え、あたかも板を実際に張り合わせたときのつなぎ目
（目地）のように見える。また、その他の部分に透明な
いしは半透明の光沢印刷層が設けられたことにより、凹
凸感が一層鮮明になって目地模様のリアリティ性が高ま
る。
【００１４】また、目地模様が巾方向に漸次色濃度が変
化するよう構成された場合には目地部分の視覚的凹部が
一層リアリティのあるものとなり、さらに艶消しインキ
層を目地模様部の階調に合わせた階調を有するものする
ことによって一層リアリティ性が高まる。
化するよう構成された場合には目地部分の視覚的凹部が
一層リアリティのあるものとなり、さらに艶消しインキ
層を目地模様部の階調に合わせた階調を有するものする
ことによって一層リアリティ性が高まる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１６】実施例１．図１は本発明の実施例１の化粧
シートをドアに使用した状態で示す平面図、図２は図１
のＡ部拡大図である。また、図３はこの実施例の化粧シ
ートの積層構成を示す模式断面図である。
シートをドアに使用した状態で示す平面図、図２は図１
のＡ部拡大図である。また、図３はこの実施例の化粧シ
ートの積層構成を示す模式断面図である。
【００１７】図３に符号１で示すこの実施例の化粧シー
トは、３０ｇ／ｍ2の建材印刷用薄紙（天間ＨＰＴ−３
０、天間製紙製）２にグラビアインキ（ＨＡＴ、昭和イ
ンク工業所製）によりグラビア印刷でベタ印刷層３が形
成され、その上にグラビアインキ（ＳＡＭ、昭和インク
工業所製）によりグラビア印刷で木目模様部４Ａと目地
模様部４Ｂとからなる絵柄層４が形成され、その上にグ
ラビア印刷でマットＯＰ層５が形成され、更に、最表面
の目地模様部４Ｂに対応する部分に見当を合わせるとと
もに木目模様部の導管溝部分にある程度対応させてマッ
トインキ（ＧＭ、昭和インク工業所製）によりグラビア
印刷で艶消し印刷層６が形成され、その他の部分にグロ
スインキ（Ｎｏ.３３クリア、昭和インク工業所製）に
よりグラビア印刷で光沢印刷層７が形成されたものであ
る。
トは、３０ｇ／ｍ2の建材印刷用薄紙（天間ＨＰＴ−３
０、天間製紙製）２にグラビアインキ（ＨＡＴ、昭和イ
ンク工業所製）によりグラビア印刷でベタ印刷層３が形
成され、その上にグラビアインキ（ＳＡＭ、昭和インク
工業所製）によりグラビア印刷で木目模様部４Ａと目地
模様部４Ｂとからなる絵柄層４が形成され、その上にグ
ラビア印刷でマットＯＰ層５が形成され、更に、最表面
の目地模様部４Ｂに対応する部分に見当を合わせるとと
もに木目模様部の導管溝部分にある程度対応させてマッ
トインキ（ＧＭ、昭和インク工業所製）によりグラビア
印刷で艶消し印刷層６が形成され、その他の部分にグロ
スインキ（Ｎｏ.３３クリア、昭和インク工業所製）に
よりグラビア印刷で光沢印刷層７が形成されたものであ
る。
【００１８】上記目地模様部４Ｂは、板を張り合わせた
ときの直線状一定巾の目地模様を表現するものであっ
て、ドアのデザインとサイズに合わせた数および配置と
され、それぞれが直線状一定巾で設けられる。そして、
目地模様部４Ｂは目地を表現する視覚的凹部１Ｂの陰影
効果が高まるよう巾方向に漸次色濃度が変化し、かつ、
図１のドアデザインの場合に濃淡は一対の視覚的凹部１
Ｂに対し左右逆で、いずれもドア中央寄りが淡くて側端
寄りが濃くなる設定とされている。なお、図２に符号１
Ａで示す部分は木目模様部４Ａにより表現された導管溝
模様である。
ときの直線状一定巾の目地模様を表現するものであっ
て、ドアのデザインとサイズに合わせた数および配置と
され、それぞれが直線状一定巾で設けられる。そして、
目地模様部４Ｂは目地を表現する視覚的凹部１Ｂの陰影
効果が高まるよう巾方向に漸次色濃度が変化し、かつ、
図１のドアデザインの場合に濃淡は一対の視覚的凹部１
Ｂに対し左右逆で、いずれもドア中央寄りが淡くて側端
寄りが濃くなる設定とされている。なお、図２に符号１
Ａで示す部分は木目模様部４Ａにより表現された導管溝
模様である。
【００１９】実施例２．上記実施例１と同様にドアに使
用する化粧シートであって、図４にその積層構成を示
す。
用する化粧シートであって、図４にその積層構成を示
す。
【００２０】この実施例の化粧シート１１は、やはり３
０ｇ／ｍ2の建材印刷用薄紙（天間ＨＰＴ−３０、天間
製紙製）２にグラビアインキ（ＨＡＴ、昭和インク工業
所製）によりグラビア印刷でベタ印刷層３が形成され、
その上にグラビアインキ（ＳＡＭ、昭和インク工業所
製）によりグラビア印刷で木目模様部（図示せず）と目
地模様部４Ｂとからなる絵柄層が形成され、その上から
全面にグロスインキ（Ｎｏ.３３クリア、昭和インク工
業所製）によりグラビア印刷で光沢印刷層７が形成さ
れ、さらに、少なくとも目地模様部４Ｂに対応する部分
に見当を合わせてマットインキ（ＧＭ、昭和インク工業
所製）によりグラビア印刷で艶消し印刷層６が形成され
たものである。図４の実施例の場合、目地模様部４Ｂ
は、やはりそれぞれが直線状一定巾であり、階調は設け
られていない。
０ｇ／ｍ2の建材印刷用薄紙（天間ＨＰＴ−３０、天間
製紙製）２にグラビアインキ（ＨＡＴ、昭和インク工業
所製）によりグラビア印刷でベタ印刷層３が形成され、
その上にグラビアインキ（ＳＡＭ、昭和インク工業所
製）によりグラビア印刷で木目模様部（図示せず）と目
地模様部４Ｂとからなる絵柄層が形成され、その上から
全面にグロスインキ（Ｎｏ.３３クリア、昭和インク工
業所製）によりグラビア印刷で光沢印刷層７が形成さ
れ、さらに、少なくとも目地模様部４Ｂに対応する部分
に見当を合わせてマットインキ（ＧＭ、昭和インク工業
所製）によりグラビア印刷で艶消し印刷層６が形成され
たものである。図４の実施例の場合、目地模様部４Ｂ
は、やはりそれぞれが直線状一定巾であり、階調は設け
られていない。
【００２１】図５は実施例２の他の態様を示すものであ
って、この場合の化粧シート１２は、目地模様部４Ｂに
実施例１と同様の階調を設けたものとなっている。
って、この場合の化粧シート１２は、目地模様部４Ｂに
実施例１と同様の階調を設けたものとなっている。
【００２２】また、図６は実施例２の更に他の態様を示
すものであって、この場合の化粧シート１３は目地模様
部４Ｂの階調に合わせた階調が艶消し印刷層６にも設け
られている。
すものであって、この場合の化粧シート１３は目地模様
部４Ｂの階調に合わせた階調が艶消し印刷層６にも設け
られている。
【００２３】実施例３．この実施例の化粧シートは、や
はりドアに使用するものであって、図７にその積層構成
を示す。
はりドアに使用するものであって、図７にその積層構成
を示す。
【００２４】この実施例の場合の化粧シート２１は、３
０ｇ／ｍ2の建材印刷用薄紙（天間ＨＰＴ−３０、天間
製紙製）２にグラビアインキ（ＨＡＴ、昭和インク工業
所製）によりグラビア印刷でベタ印刷層３が形成され、
その上にグラビアインキ（ＳＡＭ、昭和インク工業所
製）によりグラビア印刷で木目模様部（図示せず）と目
地模様部４Ｂとからなる絵柄層が形成され、その上から
全面にマットインキ（ＧＭ、昭和インク工業所製）によ
りグラビア印刷で艶消し印刷層６が形成され、さらに、
目地模様部４Ｂに対応する位置を除く部分にグロスイン
キ（Ｎｏ.３３クリア、昭和インク工業所製）によりグ
ラビア印刷で光沢印刷層７が形成されたものである。図
７の例では目地模様部４Ｂは階調を設けていない。
０ｇ／ｍ2の建材印刷用薄紙（天間ＨＰＴ−３０、天間
製紙製）２にグラビアインキ（ＨＡＴ、昭和インク工業
所製）によりグラビア印刷でベタ印刷層３が形成され、
その上にグラビアインキ（ＳＡＭ、昭和インク工業所
製）によりグラビア印刷で木目模様部（図示せず）と目
地模様部４Ｂとからなる絵柄層が形成され、その上から
全面にマットインキ（ＧＭ、昭和インク工業所製）によ
りグラビア印刷で艶消し印刷層６が形成され、さらに、
目地模様部４Ｂに対応する位置を除く部分にグロスイン
キ（Ｎｏ.３３クリア、昭和インク工業所製）によりグ
ラビア印刷で光沢印刷層７が形成されたものである。図
７の例では目地模様部４Ｂは階調を設けていない。
【００２５】図８は実施例３の他の態様を示すものであ
って、この場合の化粧シート２２は、目地模様部４Ｂに
階調を設けている。
って、この場合の化粧シート２２は、目地模様部４Ｂに
階調を設けている。
【００２６】実施例４．やはりドアに使用する化粧シー
トであって、図９にその積層構成を示す。
トであって、図９にその積層構成を示す。
【００２７】この実施例の化粧シート３１は、３０ｇ／
ｍ2の建材印刷用薄紙（天間ＨＰＴ−３０、天間製紙
製）２にグラビアインキ（ＨＡＴ、昭和インク工業所
製）によりグラビア印刷でベタ印刷層３が形成され、そ
の上にグラビアインキ（ＳＡＭ、昭和インク工業所製）
によりグラビア印刷で木目模様部（図示せず）と目地模
様部４Ｂとからなる絵柄層が形成され、さらに、目地模
様部４Ｂに対応する部分にマットインキ（ＧＭ、昭和イ
ンク工業所製）によりグラビア印刷で艶消し印刷層６が
形成され、それ以外の部分にグロスインキ（Ｎｏ.３３
クリア、昭和インク工業所製）によりグラビア印刷で光
沢印刷層７が形成されたものである。図９の実施例の場
合、目地模様部４Ｂに階調は設けていない。
ｍ2の建材印刷用薄紙（天間ＨＰＴ−３０、天間製紙
製）２にグラビアインキ（ＨＡＴ、昭和インク工業所
製）によりグラビア印刷でベタ印刷層３が形成され、そ
の上にグラビアインキ（ＳＡＭ、昭和インク工業所製）
によりグラビア印刷で木目模様部（図示せず）と目地模
様部４Ｂとからなる絵柄層が形成され、さらに、目地模
様部４Ｂに対応する部分にマットインキ（ＧＭ、昭和イ
ンク工業所製）によりグラビア印刷で艶消し印刷層６が
形成され、それ以外の部分にグロスインキ（Ｎｏ.３３
クリア、昭和インク工業所製）によりグラビア印刷で光
沢印刷層７が形成されたものである。図９の実施例の場
合、目地模様部４Ｂに階調は設けていない。
【００２８】図１０は実施例４の他の態様を示すもので
あって、この場合の化粧シート３２は目地模様部４Ｂに
階調が設られている。
あって、この場合の化粧シート３２は目地模様部４Ｂに
階調が設られている。
【００２９】なお、上記目地模様部の数や配列はドアの
デザインにより適宜変更する。また、上記実施例はドア
に使用する化粧シートの場合であるが、本発明は他の用
途に使用する化粧シートに適用することもできる。
デザインにより適宜変更する。また、上記実施例はドア
に使用する化粧シートの場合であるが、本発明は他の用
途に使用する化粧シートに適用することもできる。
【００３０】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、加工工程の複雑化や高コスト化を伴うことなく、化
粧シートの印刷だけで視覚的に凹部感のある目地を表現
し、板を張り合わせた感じをリアルに現出することがで
きる。
で、加工工程の複雑化や高コスト化を伴うことなく、化
粧シートの印刷だけで視覚的に凹部感のある目地を表現
し、板を張り合わせた感じをリアルに現出することがで
きる。
【図１】本発明の実施例１の化粧シートをドアに使用し
た状態で示す平面図
た状態で示す平面図
【図２】図１のＡ部拡大図
【図３】本発明の実施例１の化粧シートの積層構成を示
す模式断面図
す模式断面図
【図４】本発明の実施例２の化粧シートの積層構成を示
す模式断面図
す模式断面図
【図５】本発明の実施例２の他の態様を示す積層構成の
模式断面図
模式断面図
【図６】本発明の実施例２の更に他の態様を示す積層構
成の模式断面図
成の模式断面図
【図７】本発明の実施例３の化粧シートの積層構成を示
す模式断面図
す模式断面図
【図８】本発明の実施例３の他の態様を示す積層構成の
模式断面図
模式断面図
【図９】本発明の実施例４の化粧シートの積層構成を示
す模式断面図
す模式断面図
【図１０】本発明の実施例４の他の態様を示す積層構成
の模式断面図
の模式断面図
１，１１，１２，１３，２１，２２，３１，３２ 化粧
シート ２ 建材印刷用薄紙（基材） ３ ベタ印刷層 ４ 絵柄層 ４Ａ 木目模様部 ４Ｂ 目地模様部 ６ 艶消し印刷層 ７ 光沢印刷層
シート ２ 建材印刷用薄紙（基材） ３ ベタ印刷層 ４ 絵柄層 ４Ａ 木目模様部 ４Ｂ 目地模様部 ６ 艶消し印刷層 ７ 光沢印刷層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平２−108539（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−64952（ＪＰ，Ａ)
特開 昭56−58566（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B41M 3/06
B32B 33/00
Claims (5)
- 【請求項１】 基材上に印刷で導管溝を含む木目模様を
表現する木目模様部と板を張り合わせたときの直線状一
定巾の目地模様を表現する目地模様部とからなる絵柄層
を形成し、該絵柄層の上の前記目地模様部に対応する部
分に半透明の艶消し印刷層を設けたことを特徴とする化
粧シート。 - 【請求項２】 前記絵柄層の上の前記目地模様部に対応
する部分を除いた部分に透明ないしは半透明の光沢印刷
層を設けた請求項１記載の化粧シート。 - 【請求項３】 前記目地模様部は巾方向に漸次色濃度が
変化するものとした請求項１または２記載の化粧シー
ト。 - 【請求項４】 前記艶消し印刷層は前記目地模様部の階
調に合わせた階調を有するものである請求項３記載の化
粧シート。 - 【請求項５】 当該化粧シートはドア用で、前記目地模
様部により一対の視覚的凹部となる目地を表現し、各目
地模様部は色濃度の濃淡が、いずれもドア中央寄りが淡
くて側端寄りが濃くなる設定とされている請求項３記載
の化粧シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05496494A JP3449639B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 化粧シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05496494A JP3449639B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 化粧シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07237344A JPH07237344A (ja) | 1995-09-12 |
| JP3449639B2 true JP3449639B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=12985354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05496494A Expired - Lifetime JP3449639B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 化粧シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3449639B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4770000B2 (ja) * | 2000-06-12 | 2011-09-07 | 大日本印刷株式会社 | 見本帳 |
| JP3394524B2 (ja) | 2000-12-01 | 2003-04-07 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫の扉及び冷蔵庫の扉の製造方法 |
| JP4600904B2 (ja) * | 2001-06-20 | 2010-12-22 | 大日本印刷株式会社 | 化粧材 |
| JP2008230233A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-10-02 | The Inctec Inc | 包装材及び液体容器用材料 |
| JP5130172B2 (ja) * | 2007-12-25 | 2013-01-30 | パナソニック株式会社 | 木目調化粧材及びその製造方法 |
| JP6763150B2 (ja) * | 2016-02-04 | 2020-09-30 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シート、及び化粧板 |
| JP6565419B2 (ja) * | 2015-07-24 | 2019-08-28 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シート、及び化粧板 |
| JP6763149B2 (ja) * | 2016-02-04 | 2020-09-30 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シート、及び化粧板 |
| JP6565420B2 (ja) * | 2015-07-24 | 2019-08-28 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シート、及び化粧板 |
| ES2807003T3 (es) * | 2015-07-24 | 2021-02-19 | Toppan Printing Co Ltd | Lámina decorativa y panel decorativo |
| JP2018122574A (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | 凸版印刷株式会社 | グロスマット化粧用シート |
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-
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