JP6948847B2 - 樹脂素材又は樹脂シート及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、又はそれらの組み合わせからなる樹脂素材及び樹脂シート、ならびにその製造方法に関する。
クリアファイルや平判のクリアシート等の樹脂シートは一般にポリプロピレンのシートからなり、ポリプロピレンのシートは、ポリプロピレン樹脂を押出機内で溶融し、次いで押出機先端に取付けられたダイを通してシート状に押出し、押出されたシートをロール成形し、圧延、冷却することによりシート状としたものである。
このようなポリプロピレンのシートは軽量であり、適度の緩衝性を有する素材であるため、クリアファイルの他、箱、収納ケース、及び文房具などに広く用いられている。このように利用用途が拡大する中、ポリプロピレンのシートに個人の趣向に併せて模様や柄を印刷したいというニーズが増えてきている。
しかし、紙への印刷と比較してポリプロピレンのシートへの印刷を行うことは、ポリプロピレンシートへの印刷用インクの付着度が低く困難なため、スクリーン印刷により線等を印刷する程度であった。そこで最近ではポリプロピレンシートに各種の印刷を容易に行うための方法が各所で検討されている。
特許文献1には、発泡ポリプロピレンシート1の片面に印刷用インキの付着性を高めるアンカーコート層11を設け、アンカーコート層は、アクリルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール又はポリウレタンポリオールを主成分とするコーティング用樹脂インキにより形成され、アンカーコート層の上に印刷用インキ12が印刷されることが記載されている。アンカーコートとは、印刷する媒体がインクの付着性が悪い等、印刷適性の無い媒体に対してコーティング剤を塗布する事によって、媒体とインクの付着性を高めることを指し、コーティング剤そのものを指す場合もある。この方法は、ポリプロピレンシートに予めアンカーコート層などをコーティングしておくことで、スクリーン印刷した際の印刷用インキの付着を向上させるものである。
ところでクリアファイル等の樹脂シートにプリントを行う場合、従来、クリアファイルの表面にプリントを行うことは稀であった。これは上述のように、仮に市販のプリンタを用いて市販の樹脂シートにプリントを行おうとすると、色のリが悪い場合や色ムラが生じ、印刷されたクリアファイル外部面がザラザラとしたマットな印象となるためである。またクリアファイルの外部面上から印刷を行うと表面処理が剥離するためである。
そのためクリアファイルにプリントを行う場合、従来は、クリアファイルの内側からプリントを行っていた。この内側からのクリアファイルの印刷処理に際しては、樹脂シートのベースとなる色を透明にする場合と、白色にする場合とで処理方法が分けられる。
樹脂シートのベースとなる色が透明の場合、透明のクリアファイルに対して内側から所望の模様や柄に関するカラー印刷処理を施す。樹脂シートのベースとなる色が白色の場合、透明のクリアファイルに対して内側から所望の模様や柄に関するカラー印刷処理を施した後、その印刷処理の上からさらに白色印刷を施す。
しかしこれらの方法はいずれも内側から印刷する方法であるから、一般の需要者が市販のプリンタを用いて容易にプリントできる方法ではなく、専門の業者に依頼する必要があった。
そこで最近では、一般の需要者が市販のプリンタを用いて容易にプリントを行うために、樹脂シートに特許文献1のような予めインクが付着しやすくなる層コーティングした製品が提供されており、需要者は該樹脂シートを用いて市販のプリンタで所望の模様や柄をプリントすることができる。
しかしこの方法では、例えばクリアファイルであれば、上述のようにクリアファイルの外部面上から印刷を行うために、依然として、クリアファイル等の樹脂シートに印刷された表面処理が容易に剥離する問題を抱えていた。また物理的接触による剥離のみならず、耐溶剤性や耐水性も満足できるレベルではなかった。これは特にインクジェットプリントの場合に顕著であるが、レーザプリントでも生じ得る。
加えて、アンカーコート層は、非常に薄い接着剤あるいは接着助剤をフィルムに塗布することが多く、場合によって人体への有害性が懸念される可能性等もある。例えば一般に、食品等の包装パッケージでは食品等に直接接触する部分には、アンカーコート剤が食品に及ぼす影響を考えてアンカーコート剤を使用しない場合もある。したがって、アンカーコート剤が剥離しやすい、外部面上からアンカーコート層が塗布された樹脂シートには、未だ改善の余地が残されていた。
また従来のクリアファイル等の樹脂シートでは、たとえクリアファイルのサイズがノビ用紙サイズであったとしても、ノビ用紙サイズであることの有効活用がなされていなかった。すなわち一般の需要者が市販のプリンタを用いてプリントを施した場合、ノビ用紙サイズのクリアファイルに対して、規格用紙サイズ領域のプリントを施すことが想定され、したがって規格用紙サイズ領域の四周囲外周には余白が存在することが想定される。しかし従来、この余白は何ら有効活用されておらず、何らかのデメリットを解消するような機能を保持させていなかった。
さらには従来のクリアファイル等の樹脂シートでは、クリアファイルのシート材上に穴、開口部、切欠部、切抜模様等が存在することで、内部面が露出しているような場合には、クリアファイルの外部面上から印刷を行う場合、クリアファイルの内部面まで印刷が施されていた。
実用新案登録第3081833号公報
そこで本発明は、樹脂素材または樹脂シートに複写機や複合機で印刷・複写した場合に生じる色のりの悪さや色ムラを解消するとともに、従来の印刷物に生じていたマットで低光沢な見栄えを、高光沢なものとして、印刷時の見栄えや発色を向上させることを目的とする。また塗布材料又は印刷表面処理の剥離を低減して印刷品質を維持することを目的とする。また、一般の需要者が市販のプリンタを用いてクリアファイルや平判のクリアシート等の樹脂シートの外部面上に印刷を施した場合であっても、クリアファイルや平判のクリアシートに印刷された表面処理が容易に剥離する問題や、耐溶剤性及び耐水性に係る問題を緩和することにある。また印刷された箇所(企業の広告等)以外の部分では、アンカーコート層による悪影響(人体への影響等)を防止し、アンカーコート層を塗布することにより生じる欠点を予め排除することを目的とする。またクリアファイル等の樹脂シート内部面が露出しているような場合にクリアファイルの外部面上から印刷を行っても、内部面には印刷が施されないクリアファイル等の樹脂シートを提供することを目的とする。以上のように、誰もが行うことのできる方法により、一般の需要者が市販のレーザプリンタを用いて樹脂素材又は樹脂シートに簡易にレーザプリントを行うための樹脂素材又は樹脂シート及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の樹脂素材は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、又はそれらの組み合わせから選択される樹脂素材であって、物を収納するための樹脂素材において、外部に露出する側や面を外部面とし、物が収納される側や面を内部面とする場合において、前記樹脂素材の外部面には、アンカーコート層及び/又はグラビアコート層が塗布されており、前記アンカーコート層及び/又は前記グラビアコート層は、パッケージに使用されるフィルム素材を内側から裏刷り印刷する際に使用されるフィルム用裏刷り用グラビアインキであることを特徴とする樹脂素材。
ここで「外部面」とは、容器、クリアケース、クリアファイル等、物を収納するための樹脂素材であれば、外部に露出する側や面を指し、「内部面」は物が収納される側や面を指す。クリアシート等、一枚の平判の樹脂素材であれば、表面(外部に露出する面)が外部面となる。「フィルム用裏刷り用グラビアインキ」とは、スナック菓子等のパッケージに使用されるフィルム素材を内側(食品に接触する側)から裏刷り印刷する際に使用されるインキである。従来、フィルム用裏刷り用グラビアインキは、アンカーコート層及び/又はグラビアコート層を施すフィルムの内部面に、裏刷りとして使用していた。
本発明の樹脂素材によれば、フィルム用裏刷り用グラビアインキを樹脂素材の外部面に、アンカーコート層及び/又はグラビアコート層を塗布することで、アンカーコート層及び/又はグラビアコート層の上からレーザプリントやインクジェットプリント等の印刷を施した際に、外部面上から印刷した場合であっても塗布層(印刷による表面処理)が剥離しにくく印刷時の品質を長く維持できる。また外部面上に印刷した際の色のりが良く発色ムラが低減する。従来はザラザラとしたマットの印刷仕上がりとなっていたが、外部面に光沢が生じ、高光沢で滑らかな仕上がりとなる。
本発明の樹脂素材はポリエチレンテレフタラートであることを特徴とする。
従来、樹脂素材がポリエチレンテレフタラートである場合、物理的接触等により表面に傷が入りやすく、ポリエチレンテレフタラート表面に印刷を行うと、表面の摩耗や剥離が生じやすい問題があったが、本発明によればポリエチレンテレフタラートにフィルム用裏刷り用グラビアインキを塗布した後に印刷を行うことで、傷が入りにくくなり、印刷による表面処理の剥離のしづらさがさらに向上する。
本発明の樹脂シートは、請求項1又は2に記載の樹脂素材が、上側縁及び右側縁が開放されてシート材の間に書類を挟み込むことが可能な樹脂シートであり、かつ樹脂シートは、日本工業規格に定められた用紙のサイズ規格であるA列又はB列サイズのノビ用紙サイズであり、樹脂シートの外部面上にアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されており、樹脂シートの内部面上にアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されていないことを特徴とする。
また本発明の樹脂シートは、樹脂シート内部面にプリント効果低減用のコート層が塗布されており、樹脂シートの内部面が露出していることを特徴とする。
また本発明の樹脂シートの製造方法は、上側縁及び右側縁が開放されてシート材の間に書類を挟み込むことが可能な樹脂シートの製造方法において、前記樹脂シートは、ノビ用紙サイズの矩形シートが折り畳まれることで、ノビ用紙サイズの樹脂シートとなり、前記樹脂シートの外部面上には規格用紙サイズ領域内に、グラビア印刷及び/又はオフセット印刷によって、アンカーコート層又はグラビアコート層が塗布され、前記樹脂シート内部面にプリント効果低減用のコート層が塗布され、前記アンカーコート層及び/又は前記グラビアコート層の塗布が、スナック菓子等のパッケージに使用されるフィルム素材を内側(食品に接触する側)から裏刷り印刷する際に使用されるインキであって、従来アンカーコート層及び/又はグラビアコート層を施すフィルムの内部面に裏刷りとして使用していたフィルム用裏刷り用グラビアインキにより行われるか、又は、前記アンカーコート層及び/又は前記グラビアコート層は、グラビアインキであり、前記アンカーコート層又はグラビアコート層に複写機・複合機により、印刷・複写を行うことを特徴とする。
従来、市販のコピー機を用いて一般の需要者が簡易に印刷する場合、規格用紙サイズの印刷を行うことが想定される。ここでクリアファイル等の樹脂シートのサイズが規格用紙サイズの場合、印刷対象の四辺が印刷可能領域から外れてしまい印刷できない場合や、印刷対象全てが印刷できたとしても印刷可能領域に綺麗に収まらない場合があり、適した印刷調節設定に時間を要していた。
本発明によれば、樹脂シートは、日本工業規格に定められた用紙のサイズ規格であるA列又はB列サイズのノビ用紙サイズであるから、市販のコピー機を用いて規格用紙サイズの印刷を容易に行うことができる。
また、従来のクリアファイル等の樹脂シートにおいては、印刷表面処理が容易に剥離する問題を回避するために、樹脂シートの内部面上から印刷していた。そして樹脂シートの内部面上に印刷するために内部面上にアンカーコート層又はグラビアコート層を塗布していた。したがって、仮に外部面上から印刷した場合で、樹脂シートの内側が露呈しているようなケースでは不要な印刷が施されてしまう場合があった。
本発明によれば、樹脂シートの外部面上にアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されており、外部面上に印刷した際には色のりが良くなり発色ムラも低減する。さらに樹脂シートの内部面上にアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布する必要がないため、樹脂シートの内部面が露呈しているようなケースで外部面上から印刷した場合であっても不要な印刷が施されることがない。また樹脂シートの内部面上に静電防止層をコートしたり、印刷低減効果を有する層を塗布したりすることもでき、アンカーコートやグラビアコートと異なる用途の塗布を行うこともできる。
本発明の樹脂シートは、樹脂シートの外部面上には日本工業規格に定められた用紙のサイズ規格であるA列又はB列サイズの規格用紙サイズ領域内の所定箇所にアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されており、樹脂シートの外部面上のノビ領域にはアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されていないことを特徴とする。
また本発明の樹脂シートの製造方法は、規格用紙サイズ領域の外周のノビ領域には、静電防止剤層が塗布されることを特徴とする。
従来、市販のコピー機を用いて一般の需要者が簡易に印刷する場合、規格用紙サイズの印刷を行うことが想定される。一方で樹脂シートはノビ用紙サイズであり規格用紙サイズで印刷を行う場合には、ノビ領域に印刷が及ぶ可能性は低い。したがって樹脂シートのノビ領域を有効利用し、アンカーコート層又はグラビアコート層以外のコート層以外のコートを施すことが可能である。
本発明によれば、樹脂シートの外部面上には日本工業規格に定められた用紙のサイズ規格であるA列又はB列サイズの規格用紙サイズ領域内の所定箇所にアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されることで、外部面上に印刷した際に色のりが良くなり発色ムラが低減する。また樹脂シートの外部面上のノビ領域にはアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されていないため、アンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されている場合のデメリットがない。例えば樹脂シートの四辺は特に手指が接触する機会が多いが、アンカーコート層又はグラビアコート層に接触する可能性が低減する。またノビ領域に静電防止剤層のコートを施すことも可能であり、ノビ領域を有効利用することができる。
本発明の樹脂シートは、ノビ用紙サイズがA4ノビ用紙サイズであり、規格用紙サイズ領域がA4サイズであり、ノビ領域がA4サイズの四周囲外周であることを特徴とする。
本発明によれば、一般に汎用されている用紙サイズであるため市販のプリンタを用いて簡易に印刷を行うことが可能となる。
本発明の樹脂シートの製造方法は、アンカーコート層又はグラビアコート層の塗布が、フィルム用裏刷り用グラビアインキにより行われ、複写機や複合機による印刷・複写が、レーザプリント及び/またはUVインクジェットプリントにより行われることを特徴とする。
従来フィルム用裏刷り用グラビアインキに対して、前記複写機や複合機による印刷・複写が、レーザプリントとする組み合わせはなかった。
本発明によれば、フィルム用裏刷り用グラビアインキに対して、前記複写機や複合機による印刷・複写が、レーザプリントとすることにより、相乗効果が得られ、印刷品質の維持や向上効果が得られる。またUVインクジェットプリントにより、印刷後の発色が向上し、塗布した物質が密着しやすく、剥離しにくくなる。
本発明によれば、樹脂素材または樹脂シートに複写機や複合機で印刷・複写した場合に生じる色のりの悪さや色ムラを解消するとともに、従来の印刷物に生じていたマットで低光沢な見栄えを、高光沢なものとして、印刷時の見栄えや発色を向上させることを目的とする。また塗布材料又は印刷表面処理の剥離を低減して印刷品質を維持する。また、一般の需要者が市販のプリンタを用いてクリアファイルや平判のクリアシート等の樹脂シートの外部面上に印刷を施した場合であっても、クリアファイルや平判のクリアシートに印刷された表面処理が容易に剥離する問題や、耐溶剤性及び耐水性に係る問題を緩和する。また印刷された箇所(企業の広告等)以外の部分では、アンカーコート層による悪影響(人体への影響等)を防止し、アンカーコート層を塗布することにより生じる欠点を予め排除する。またクリアファイル等の樹脂シート内部面が露出しているような場合にクリアファイルの外部面上から印刷を行っても、内部面には印刷が施されないクリアファイル等の樹脂シートを提供する。以上のように、誰もが行うことのできる方法により、一般の需要者が市販のレーザプリンタを用いて樹脂素材又は樹脂シートに簡易にレーザプリントを行うための樹脂素材又は樹脂シート及びその製造方法を提供する。
本発明の第1、第2の実施の形態の樹脂シートを説明する図である。 上記第1、第2の実施の形態の樹脂シートの内部面を説明する図である。 上記第1、第2の実施の形態の矩形シートを説明する図である。 上記第1、第2の実施の形態の矩形シートを説明する図である。 本発明の第3の実施の形態の樹脂シートを説明する図である。 本発明の第3の実施の形態の樹脂シートの応用例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本実施の形態の樹脂シート1を説明する図である。本実施の形態では最終製品として加工された形態の例えばクリアファイル等の樹脂シート1を説明する。
樹脂シート1の素材は、例えばポリプロピレンなどの合成樹脂であり、印刷用インキの定着、トナーの定着が可能な印刷印字適性の他、レーザプリントに対する適性を備えた素材とする。本発明において「印刷」とは印刷用インキを用いた印刷の他、レーザプリンタを用いた印刷も含む。
樹脂シート1のサイズは日本工業規格に定められた用紙のサイズ規格であるA列又はB列サイズのノビ用紙サイズである。特に、本実施の形態において樹脂シート1のサイズはA4ノビ用紙サイズである。これにより市販のプリンタを用いて位置ずれを起こすことなく容易にA4サイズのレーザプリントが可能である。
樹脂シート1は、A3等のノビ用紙サイズ程度の矩形シート100がその略中央位置で折り畳まれるようにしてA4ノビ用紙サイズとされており、樹脂シート1の左側縁2が閉じた形態である。上側縁3及び右側縁4は開放され、下側縁5はヒートシール9がなされて閉じており、これによりシート材6の間に書類を挟み込むことが可能である。
樹脂シート1の右側縁4の一部には、樹脂シート1を開く際に指を入れて開けられるように湾曲した半円形状の切欠部7が形成されている。
樹脂シート1の右側縁4の下部には、樹脂シート1を開きやすくし、書類を入れやすくするとともに、樹脂シート1に書類を入れた際に、樹脂シート1の内部において、ヒートシール9がなされた下側縁5まで書類が入り込むための、三角形状の切欠部8が形成されている。
図2は樹脂シート1を開いた場合を説明する図である。シート材6は、第1のシート材6aと第2のシート材6bとからなる。第1のシート材6aと第2のシート材6bとは略同じ大きさを有するとともに下側縁5が重ね合わされてヒートシール9がなされている。
ノビ用紙サイズの印刷用紙に対して適性を備えた市販の印刷機及び/又はレーザプリンターを用いて、ノビ用紙サイズの樹脂シート1を印刷及び/又はレーザプリントすると、位置ずれを起こすことなく所望の位置に容易にA4サイズの印刷及び/又はレーザプリントが可能となる。
このような、ノビ用紙サイズの印刷用紙に対して適性を備えた市販の印刷機を用いて、ノビ用紙サイズの樹脂シート1に対して印刷及び/又はレーザプリントした際の印刷可能領域10を、本発明では規格用紙サイズ領域10と呼び、印刷不可領域11をノビ領域11と呼ぶ。本実施の形態では規格用紙サイズ領域10はA4サイズであり、ノビ領域11は規格用紙サイズ領域10の四周囲外周に位置する。
本実施の形態では、樹脂シート1の規格用紙サイズ領域10及びノビ領域11にはアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されている。
アンカーコート層又は前記グラビアコートは、フィルム用裏刷り用グラビアインキが使用される。フィルム用裏刷り用グラビアインキの組成は、特に限定はされないが、好適には、質量%濃度に基づき、トルエンを30%〜40%、イソプロピルアルコールを20%〜30%、酢酸エチルを10%〜20%、合成樹脂を5%〜15%、ニトロセルロースを1%〜10%、メチルアルコールを1%〜5%、ケトン系溶剤を1%〜5%、プロピレングリコールモノメチルエーテルを1%〜5%、グリコールエーテル系溶剤を1%〜5%、エタノールを1%未満含む。
一方、本実施の形態では、第1のシート材6aと第2のシート材6bとの間の、樹脂シート1の内部面12にはアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されていない。
樹脂シート1は、半円形状の切欠部7や三角形状の切欠部8を有しているため、樹脂シート1が閉じた際、樹脂シート1の内部面12の一部は外部に露出した状態である。このような、内部面12の一部であって外部に露出した部分を、本発明では露出部13と呼ぶ。
ここで半円形状の切欠部7や三角形状の切欠部8が、規格用紙サイズ領域10である印刷可能領域10にまで侵入して形成されている場合には、露出部13が印刷可能領域10となり、露出部13まで印刷・プリントがなされる事態が生じ得る。
しかし樹脂シート1の内部面12にはアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されていないため、塗布された規格用紙サイズ領域10及びノビ領域11と比較すると、印刷・プリント効果が低い。このように使用者が露出部13まで印刷を所望しない場合に好適な形態となる
(本実施の形態の樹脂シート1の製造方法)
図3及び図4は樹脂シート1を得るための中間製品である矩形シート100を説明する図であり、本実施の形態の樹脂シート1の製造方法を説明する。図3は矩形シート100の外部面14を説明し、図4は矩形シート100の内部面12を説明する図である。
本実施形態において矩形シート100は、日本工業規格に定められた用紙のサイズ規格であるA3サイズのノビ用紙サイズであり、ポリプロピレン製を採用する。
本実施の形態の製造方法において、矩形シート100の表裏の面は、いずれか一方が外部面14と呼ばれ、他方が内部面12と呼ばれる。すなわち矩形シート100において、折り畳まれて樹脂シート1となった時に、外側に位置する面が外部面14と呼ばれ(図3)、内側に位置する面が内部面12と呼ばれる(図4)。矩形シート100の表裏の面はどちらを外部面14又は内部面12としても良い。
矩形シート100の外部面14にはフィルム用裏刷り用グラビアインキ等のアンカーコート又はグラビアコートが施され、内部面12にはアンカーコートが施されない。
矩形シート100は、長辺15と、短辺16とを有し、長辺15を二つに分割した略半分の位置に、折り目17が短辺16と平行な縦方向に形成される(図3)。矩形シート100は、折り目17によって左側半分の第1のシート材6aおよび右側半分の第2のシート材6bに区切られ、半分に折り畳まれ、第1のシート材6aと第2のシート材6bとが重ね合わされる(図2、図3)。その後、矩形シート100の下側縁5が、ヒートシール9によって閉口されることにより、樹脂シート1は右側縁4及び上側縁3の2辺がL字状に開口された形態となる。
このようにして、外部面にアンカーコートが施された、A4サイズのノビ用紙サイズの樹脂シート1が製造される。
その後樹脂シート1のアンカーコート層又はグラビアコート層の上から、市販の複写機や複合機により印刷、複写、及び/又はレーザプリントを行う。多くの市販の印刷機、複写機、複合機、及び/又はレーザプリンタがA4サイズのノビ用紙サイズの印刷、複写、及び/又はレーザプリントに適応している。
(第2の実施の形態)
本実施の形態を図1〜4を用いて説明する。本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、矩形シート100はA3サイズのノビ用紙サイズであるが、第1の実施の形態とは異なり、中間製品である矩形シート100に、印刷、複写、及び/又はレーザプリントを行う(図3)。これはノビ用紙サイズの印刷用紙に対して印刷適性を備えた市販の印刷機及び/又はレーザプリンタを用いると、例えばプリント範囲等の調整をすることなく、A3サイズのプリントを製造者自身が容易に施すことができることを利用している。第1の実施の形態と重複する点については説明を省略する。
本実施の形態の樹脂シート1及びその製造方法の場合、第1の実施の形態の製造方法に従って、まず中間製品の段階の矩形シート100にアンカーコートを施す(図3)。
その後、矩形シート100の印刷可能領域10(規格用紙サイズ領域10)に、A3サイズの印刷、複写、及び/又はレーザプリントを施す(図2、3)。これには例えば、樹脂シート1を使用者がそのまま使用する場合を想定して、製造者が最終的な色や模様を印刷、複写、及び/又はレーザプリントしてもよい。また、使用者へと提供した後に使用者自身が(製造者から最終製品の提供を受けた者)が所望の印刷をさらに施す場合を想定して、製造者が背景色や背景模様等の、下地の色を印刷、複写、及び/又はレーザプリントしてもよい。
その後、第1の実施の形態の製造方法と同様にして、矩形シート100を折り畳んでヒートシール9を行い、A4サイズのノビ用紙サイズである樹脂シート1を最終製品として製造し、使用者に提供する(図2)。
使用者は、上述の説明同様、A4サイズのノビ用紙サイズである該樹脂シート1に対して、その印刷可能領域10(規格用紙サイズ領域10)に、所望の印刷を施す(図2)。
(第3の実施の形態)
図5は本発明の第3の実施の形態の樹脂シート1を説明する図である。本実施の形態では、規格用紙サイズ領域10(印刷可能領域10)内の所定箇所に、切抜模様18を有する。また実施例1、2と同様に、規格用紙サイズ領域10(印刷可能領域10)内の所定箇所にアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されているが、実施例1、2とは異なり、ノビ領域11にはアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されていない。実施例1、2と同様の点については説明を省略する。
樹脂シート1のノビ領域11には、実施例1、2とは異なり、機能性を付与可能な物質を塗布するか、何も塗布しない。
機能性を付与可能な物質は、特に限定されないが、ノビ領域11は使用者が最も触れやすい箇所であるから、例えば静電抑制効果をもたらす静電防止剤層、印刷抑制効果を付与し印刷の滲み等を防止する印刷防止剤層を塗布する。また、環境及び身体への影響ならびに取り扱いの容易さ等を考慮した物質層を塗布してもよく、例えばトルエンフリーのフィルム用裏刷り用グラビアインキを使用してもよい。
また樹脂シート1の内部面12は、実施例1、2では何も塗布しなかったが、本実施の形態では機能性を付与可能な物質を塗布する。樹脂シート1の内部面12に塗布される、内部面12に塗布されて機能性を付与可能な物質には、上述のような、ノビ領域11に塗布される機能性を付与可能な物質が含まれる。
また樹脂シート1の内部面12に機能性を付与可能な物質として、例えば、樹脂シート1の外部面14と内部面12とでレーザプリント時の発色の見栄えを変更するような物質を塗布する。これは、樹脂シート1の外部面14と内部面12とに、異なる組成のアンカーコート及び/又はグラビアコートを塗布することで可能である。またさらに、樹脂シート1の外部面14と内部面12とで異なる下地の色とすることでも可能である。
このことにより、最終製品である樹脂シート1に対して、使用者が所望の印刷を外部面14に施すと、外部面14に切抜模様を備えているため、市販の印刷機、複写機、レーザプリンタ等で外部面14をレーザプリントするだけで、内部面12をレーザプリントすることなく、内部面12と外部面14とでレーザプリント時の発色の見栄えを変更することが可能となる。
なお、レーザプリント時の発色の見栄えとは、例えばマットで落ち着いた見栄えや、滑らかで光沢のある見栄え、鮮明でコントラストのある見栄え、パステル調の淡い見栄えなど、多様な見栄えが考えられる。
なお、応用例として例えば図6に図示するように、樹脂シート1の切欠部7や切欠部8の大きさは、規格サイズ領域(印刷可能領域10)に進入しないにしてノビ領域11の範囲に限定することで、樹脂シート1の内部がレーザプリントされないようにしてもよい。
(第5の実施の形態)
本実施の形態では、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、又はそれらの組み合わせからなる樹脂素材が使用される。樹脂素材の外部面には、グラビア印刷及び/又はオフセット印刷によって、アンカーコート層及び/又はグラビアコート層が塗布される。アンカーコート層及び/又は前記グラビアコート層には、フィルム用裏刷り用グラビアインキが使用される。このようにしてアンカーコート層及び/又はグラビア層を有する樹脂素材に対し、アンカーコート層及び/又はグラビアコート層の上からレーザプリント及び/又はUVインクジェットプリントを施す。
樹脂素材には、前述のクリアファイル及び平判のクリアシート等の樹脂シートの他、容器、クリアパッケージ、ケースなどがある。樹脂素材の用途は特に限定はされないが、例えば食品、文房具、及び/または衣類等の、保持、収納、及び/または保護等に使用され得る。
アンカーコート層又は前記グラビアコートは、例えば、フィルム用裏刷り用グラビアインキが使用される。フィルム用裏刷り用グラビアインキの組成は、特に限定はされないが、質量%濃度に基づき、トルエンを30%〜40%、イソプロピルアルコールを20%〜30%、酢酸エチルを10%〜20%、合成樹脂を5%〜15%、ニトロセルロースを1%〜10%、メチルアルコールを1%〜5%、ケトン系溶剤を1%〜5%、プロピレングリコールモノメチルエーテルを1%〜5%、グリコールエーテル系溶剤を1%〜5%、エタノールを1%未満含有していることが好ましい。
上述の組成のフィルム用裏刷り用グラビアインキを使用することで、塗布した物質が密着しやすく印刷による表面処理の剥離のしづらさがさらに向上し、印刷後の光沢や発色等の見栄えが向上し、印刷仕上がりがさらに向上する。なおフィルム用裏刷り用グラビアインキは、印刷時の品質を維持し発色を良くするためにトルエン濃度は30〜40%とすることが好適であるが、人体への影響を限りなく少なくする目的でトルエン濃度を低くしても良く、トルエンフリーとしても良い。
UVインクジェットプリントをする場合のUVインクの組成は、特に限定はされないが、固形パラフィンを1%〜10%、顔料を1%〜60%、感光性樹脂を1%〜20%、感光性モノマーを30%〜70%、光開始材を5%〜15%含有した組成であることが好ましい。白のUVインクの組成は、特に限定はされないが、酸化チタン(IV価)を40%〜50%含有した組成であることが好ましい。黒のUVインクの組成は、特に限定はされないが、カーボンブラックを10%〜20%含有した組成であることが好ましい。藍または草色のUVインキの組成は、特に限定はされないが、銅及びその化合物を1%〜25%含有した組成であることが好ましい。このことにより、印刷後の発色が向上し、塗布した物質が密着しやすく、剥離しにくくなる。
以上、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることは言うまでもない。
1 樹脂シート、
2 左側縁、
3 上側縁、
4 右側縁、
5 下側縁、
6 シート材、
7 切欠部、
8 切欠部、
9 ヒートシール、
10 規格用紙サイズ領域(印刷可能領域)、
11 ノビ領域(印刷不可領域)、
12 内部面、
13 露出部、
14 外部面、
15 長辺、
16 短辺、
17 折り目、
18 切抜模様

Claims (9)

  1. ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、又はそれらの組み合わせから選択される樹脂素材であって、物を収納するための樹脂素材において、外部に露出する側や面を外部面とし、物が収納される側や面を内部面とする場合において、前記樹脂素材の外部面には、アンカーコート層及び/又はグラビアコート層が塗布されており、前記アンカーコート層及び/又は前記グラビアコート層は、パッケージに使用されるフィルム素材を内側から裏刷り印刷する際に使用されるフィルム用裏刷り用グラビアインキであることを特徴とする樹脂素材。
  2. 請求項1に記載の樹脂素材が、上側縁及び右側縁が開放されてシート材の間に書類を挟み込むことが可能な樹脂シートであり、前記樹脂シートは前記樹脂シート内部面にプリント効果低減用のコート層が塗布されており、前記樹脂シートの内部面が露出していることを特徴とする樹脂シート。
  3. ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、又はそれらの組み合わせから選択される樹脂素材が、上側縁及び右側縁が開放されてシート材の間に書類を挟み込むことが可能な樹脂シートであって、かつ前記樹脂シートは、日本工業規格に定められた用紙のサイズ規格であるA列又はB列サイズのノビ用紙サイズであり、前記樹脂シートの外部面には、アンカーコート層及び/又はグラビアコート層が塗布されており、前記アンカーコート層及び/又は前記グラビアコート層は、グラビアインキであり、前記樹脂シート内部面にプリント効果低減用のコート層が塗布されていることを特徴とする樹脂シート。
  4. 前記樹脂シートの内部面上にアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されていないことを特徴とする請求項2又は3記載の樹脂シート。
  5. 前記樹脂シートの外部面上には日本工業規格に定められた用紙のサイズ規格であるA列又はB列サイズの規格用紙サイズ領域内の所定箇所にアンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されており、前記樹脂シートの外部面上のノビ領域には前記アンカーコート層又はグラビアコート層が塗布されていないことを特徴とする請求項2から4のいずれか一項記載の樹脂シート。
  6. 前記樹脂シートは前記樹脂シート内部面にプリント効果低減用のコート層が塗布されており、前記樹脂シートの内部面が露出していることを特徴とする請求項3記載の樹脂シート。
  7. 上側縁及び右側縁が開放されてシート材の間に書類を挟み込むことが可能な樹脂シートの製造方法において、前記樹脂シートは、ノビ用紙サイズの矩形シートが折り畳まれることで、ノビ用紙サイズの樹脂シートとなり、前記樹脂シートの外部面上には規格用紙サイズ領域内に、グラビア印刷及び/又はオフセット印刷によって、アンカーコート層又はグラビアコート層が塗布され、前記樹脂シート内部面にプリント効果低減用のコート層が塗布され、前記アンカーコート層及び/又は前記グラビアコート層の塗布が、パッケージに使用されるフィルム素材を内側から裏刷り印刷する際に使用されるフィルム用裏刷り用グラビアインキにより行われ、前記アンカーコート層又はグラビアコート層に複写機・複合機により、印刷・複写を行うことを特徴とする樹脂シートの製造方法。
  8. 前記複写機や複合機による印刷・複写が、レーザプリント及び/またはUVインクジェットプリントにより行われることを特徴とする請求項7記載の樹脂シートの製造方法。
  9. 前記規格用紙サイズ領域の外周のノビ領域には、静電防止剤層が塗布されることを特徴とする請求項7又は8記載の樹脂シートの製造方法。
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